JPH0295747A - 内燃エンジンの空燃比フィードバック制御方法 - Google Patents

内燃エンジンの空燃比フィードバック制御方法

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Publication number
JPH0295747A
JPH0295747A JP24699688A JP24699688A JPH0295747A JP H0295747 A JPH0295747 A JP H0295747A JP 24699688 A JP24699688 A JP 24699688A JP 24699688 A JP24699688 A JP 24699688A JP H0295747 A JPH0295747 A JP H0295747A
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JP
Japan
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fuel
engine
air
pressure
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP24699688A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Kaku
賀来 嘉昭
Takashi Masuda
増田 俊
Yoshitaka Hibino
日比野 義貴
Tomohiko Kawanabe
川鍋 智彦
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は内燃エンジンの空燃比フィードバック制御方法
に関し、特に該制御に適用されるフィードバック補正係
数の平均値を算出する学習制御において、学習値として
の該平均値を適切に算出するようにした制御方法に関す
る。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)従来、
内燃エンジンの空燃比フィードバック制御方法として、
エンジンの空燃比フィードバック制御運転領域における
運転時に、当該エンジンの排気系に配置される排気ガス
濃度検出器の出ツノに応じて変化する係数(以下[フィ
ードバック補正係数Jという)の平均値を、前記空燃比
フィードバック制御運転領域の複数の運転領域毎に算出
し、該算出された平均値を用いて前記エンジンに供給す
る混合気の空燃比を適正に制御するようにしたものが知
られている。
また、・このような制御方法において、前記平均値の算
出を、吸気温が所定範囲内の温度であるときに行うよう
にしたものも公知である(例えば特開昭60−6023
1号公報)。
更に、一般に燃料供給系では、プレッシャ・しギュレー
タ(以下[調圧弁Jという)によって燃料噴射弁に供給
する燃圧を一定に保つようにし、かつ、高温時にあって
は、噴射fr内のパーコレーションを防止するべく燃圧
を通常状態よりも上げるように制御する技術も公知であ
る。
ところが、上述のように、通常状態とは違って燃圧を上
げているような高温時は、エンジンに供給される混合気
の空燃比も安定しないため、単に前記従来方法のように
、吸気温だけで平均値の算出の可否を決定する手法にあ
っては、燃料供給系等のシステムのバラツキ、経年変化
を補正するための学習値としての当該平均値が適正なも
のとならず、変動を招くおそれがある。
即ち、上述のような高温時は、例えばパーコレーション
(燃圧上昇によってその発生を抑制しているも皆無とす
ることは極めて困難である)による空燃比のリーン化、
及び高吸気温による空燃比のリッチ化が同時に発生する
ケースがあり、かかる場合は燃料噴射弁による開弁時間
と供給空燃比が比例しないことになる6その結果、前記
フィードバック補正係数の平均値を前記複数の各運転領
域において適正な1mに算出できず、したがって空燃比
の適正な制御が行えないという問題がある。
本発明は、上述のような点に鑑みてなされたもので、燃
圧を高めているようなエンジン高温時における学習制御
に改善を加え、フィードバック補正係数の平均値の変動
を防止し、もってエンジンへの供給空燃比を適正に制御
できるようにした内燃エンジンの空燃比フィードバック
制御方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため、燃料噴射弁に供給す
る燃圧を一定に制御する圧力制御弁を有し、所定のエン
ジン高温時0;j記燃圧を高めると共に、内燃エンジン
の空燃比フィードバック制御運転領域における運転時に
、当該エンジンの排気系に配置される排気ガス濃度検出
器の出力に応じて変化する係数の平均値を少なくとも用
いて前記エンジンに供給する混合気の空燃比をフィード
バック制御する内燃エンジンの空燃比フィードバック制
御方法において、前記燃圧を高めている前記エンジン高
温運転状態時に前記係数の平均値の算出を停止するよう
にしたものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の制御方法を適用した燃料供給制御装置
の全体構成図であり、符号1は例えば4気筒の内燃エン
ジンを示し、エンジン1には吸気管2が接続され、吸気
管2の上流側にはエアクリーナ10が、途中にはスロッ
トル弁3がそれぞれ設けられている。スロットル弁3に
はスロットル弁開度センサ(以下r e 丁ITセンサ
」という)4が連結されてスロットル弁3の弁開度を電
気的信号に変換し電子コントロールユニット(以下「E
CU」という)5に送るようにされている。
吸気v2のエンジンlとスロットル弁3間には燃料噴射
弁6が設けられている。この燃料噴射弁6は吸気W2の
図示しない吸気弁の少し上流側に気筒毎に設けられてお
り、各噴射弁は管路20、燃料フィルタ21及び燃料ポ
ンプ22を介して燃料タンク23に接続されていると共
にECU3に電気的に接続されて、ECU3からの信号
によって燃料噴射の開弁時間が、即ち液体燃料の供給量
が制御される。
符号24は調圧弁であり、該調圧弁24のケーシング内
部はダイヤフラム24bにより負王室24cと燃料室2
4dとに画成され、負圧室24cは負圧通路25を介し
て吸気管2内のスロットル弁3下流側に接続されている
とともに、燃料室24dは管路26を介して01ノ記管
路20に、戻し管路27を介して燃料タンク23にそれ
ぞれ接続されている。
前記負圧通路25の途中には、調圧弁24を制御する電
磁弁(プレッシャ・レギュレータコントロールソレノイ
ドバルブ)30が設けられている。
該電磁弁30は、常閉型の電磁弁であって、ソレノイド
(REG  5QL)30aと、該ソレノイド30aに
よって駆動される弁体30bとで構成されている。ソレ
ノフイド30aは、ECU3に電気的に接続されている
と共に、イグニッションスイッチ31に接続されている
ソレノイド30aの付勢は、イグニッションスイッチ3
1が投入されている状態において、ECU3との接続ラ
イン上にECU3から制御信号としてローレベル信号が
出されることによって行われる。
上記電磁弁30は、ソレノイド30aの付勢時に前記調
圧弁24の負圧室24cをエアクリーナ32を介して大
気と連通させ、消勢状態においてはスロットル弁3下流
側の負圧を該負圧室24cに導入する。通常は、ソレノ
イド30aを消勢させた状態において使用し、燃料噴射
弁6に供給する燃圧を一定に制御する。
前記調圧弁24のダイヤフラム24bには弁体24aが
固着されている。該弁体24aは、前記電磁弁30のソ
レノイド30aの消勢状態において、前記負圧室24c
内に介装されたスプリング24eの付勢力及び吸気管2
内の絶対圧の和と前記燃料室24d内の燃料圧とのバラ
ンスによって、前記戻し通路27の開口端に形成された
弁座24fを開閉する。即ち、調圧ブf’24は、燃料
圧に応じて弁体24aが開閉して燃料タンク23への還
流燃料量を調節することにより、燃料噴射弁6に供給さ
れる燃料圧と吸気v2内の絶対圧との差を所定の一定値
に保持するようになっている。
このように、燃料噴射弁6にかかる燃料ポンプ22より
の燃料圧力を一定に保つようにおり、具体的には、吸気
管内の圧力に対して燃圧を常に所定圧だけ高く保ってい
る(前記差が所定圧以上になれば、ダイヤフラム24b
が引かれ、余分な燃料は燃料タンク23へ戻される)。
前記ソレノイド30aを付勢すなわちオンすれば、負圧
室24c内は大気圧となり、これにより燃圧を高められ
る。
噴射弁内部には、かように加圧された燃t1が導入され
・ており、燃料噴射弁6による燃料噴射は、後述のよう
にECU3で燃料噴射時間が決定されてそれに見合った
駆動信号が供給されることによって行われ、その場合の
噴射隈は噴射弁が開いている時間、即ち燃圧一定の条件
下では開弁時間で決定される。
燃料タング23内の上部空間は気化燃料通路28を介し
て、吸気管2のスロットル弁3近傍と接続され、該気化
燃料通路28の途中には2ウエイバルブ29が配置され
ている。2ウエイバルブ2つは燃料タンク23内の温度
の上昇等により、燃料タンク23内の上部空間の圧力、
即ち気化燃料圧が設定圧に達したときにその正圧バルブ
29aが開弁し、気化燃料が吸気管2側へ供給される一
方、燃料タンク23が冷却されて該燃料タンク23内の
上部空間の負圧が設定圧を超えると、その負圧バルブ2
9bが開弁し、吸気管2側から気化燃料が燃t′Fタン
ク23へ戻されるようになっている。
また気化燃料は、エンジンlの運転に伴って吸気管2内
に発生する負圧により、該吸気管2を介してエンジン1
に供給される。
一方、吸気管2の負圧通路25より下流側には管7を介
して吸気管内絶対圧センサ(以下rPB^センサ」とい
う)8が設けられており、このPB^センサ8によって
電気的信号に変換された絶対圧信号は前記ECU3に送
られる。
吸気管2のPB^センサ8より下流側には吸気温センサ
(以下rT^センサ」という)9が設けられ、エンジン
lに吸入される吸気温を検出し、その検出値信号をEC
IJ5に供給する。
エンジン1本体にはエンジン冷却水温センサ(以下r 
T wセンサJという)15が設けられ、このTwセン
サ15はサーミスタ等から成り、冷却水が充満したエン
ジン気筒周壁内に挿着されて、その検出水温信号をEC
U3に供給する。
エンジン回転数センサ(以下rNeセンサ」という)1
6がエンジン1の図示しないカム軸周囲又はクランク軸
周囲に取付けられており、TDC信号、即ちエンジンl
のクランク軸の180°回転毎に所定のクランク角度位
置でlパルスを出力し、このパルス(以下fTDc信号
パルスJという)をEC;U5に供給する。
エンジンlの排気管17には三元触媒18が配置され、
排気ガス中のIIC,Go、NOx成分の浄化作用を行
う。排気管17の三元触媒18よす上流側には排気ガス
濃度検出器としての02センサ19が挿着され、排気ガ
ス中の酸素濃度を検出しその検出値信号をECU3に供
給する。
ECU3は各種センサ及びイグニッションスイッチ31
かもの入力信号波形を整形し、電圧レベルを所定レベル
に修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する
等の機能を有する入力回路5a、中央演算処理回路(以
下rCPUJという)5b、CPtJ5bで実行される
各種演算プログラム及び演算結果等を記憶する記憶手段
5c、前記燃料噴射弁6に駆動信号を供給する出力回路
5d等から構成される。
CPtJ5bは上述の各種エンジンパラメータ信号に基
づいて、フィードバックtlI+118運転領域やオー
プンループ制御運転領域等の種々のエンジン運転状態を
判別するとともに、エンジン運転状態に応じ、次式(1
)に基づき、前記T D C信号パルスに同期する燃料
噴射ブr6の燃才゛1噴射時間TOUTを演算する。
Tour=TiXKo2XKt+に2・(1)ここにT
iは基本燃料噴射時間を示し、例えば吸気管内絶対圧P
B^及びエンジン回転数Neに応じて、前述の記憶手段
5cに記憶された図示しないTiマツプから算出される
。KO2は後述するKO2算出サブルーチン(第2図)
より算出されるフィードバック補正係数である。又、K
1及びに2は夫々各種エンジンパラメータ信号に応じて
演算される補正係数及び補正変数であり、エンジン運転
状態に応じた燃費特性、エンジン加速特性等の緒特性の
最適化が図られるような所要値に設定される。
CP U 5 bは上述のように17で求めた燃料噴射
時間Tourに基づいて燃料噴射弁6を開弁させる駆動
信号を出力回路5dを介して燃料噴射弁6に供給する。
また、CPU5bは後述の制御プログラム(第4図)に
従って前記電磁弁30のソレノイド30aの制御を行う
第2図はフィードバック補正係数KO2の算出サブルー
チンのフローチャートを示す。本プログラムはTDC信
号パルスの発生毎に、これと同期して実行される。
まず、吸気管内絶対圧PB^、エンジン回転数Ne、エ
ンジン冷却水温T w及びスロットル弁開度Oroを読
み込む(ステップ20I)。次に、m1回の制御がフィ
ードバック制御であったか否かを判別しくステップ20
2)、この答が否定(No)のとぎには前回が補正係数
Ko2の保持モードであったが否かを判別する(ステッ
プ203)。この答が肯定(Yes)のときには、ステ
ップ204に進み、周知の積分制御により補正係数Ko
?を算出して本プログラムを終了する。
前記ステップ203の答が否定(No)のときには、今
回がアイドル運転領域(以下「アイドル域」という)に
あるか否かを判別する(ステップ205)。
このアイドル域にあるか否かの判別は、例えばエンジン
回転数Ne及び吸気管内絶対圧PRAがそれぞれの所定
値より小さいか否かを判別することにより行われる。こ
の答が肯定(Yes)のときには、補正係数KO2の初
期値を、アイドル域において後述のようにして算出され
たアイドル域用のKO2の平均値1(1!EFQに設定
しくステップ206)、次いで前記ステップ204に進
み、精分(柄部を実行して本プログラムを終了する。
前記ステップ205の答が否定(No)、即ち今回がア
イドル域にないときには、補正係数KO2の初期(直を
、アイドル域以外のフィードバック制御運転領域(以下
「オフアイドル域」という)において、後述のように算
出されたオフアイドル域用のKO2の平均値K RE 
F Iと圃1.0より大なるリッチ化所定値CR(例え
ば■、1)とのfI!lK+!εFIX(lに設定しく
ステップ207) 、次いで前記ステップ204を実行
して本プログラムを終了する。
前記ステップ202の答が肯定(Yes)−即ち前回の
制御がフィードバック制御であったときには、前回がア
イドル域であったが否かを判別する(ステ、ツブ208
)、この答が肯定(Yes)のときには、今回がアイド
ル域にあるが否かを判別する(ステップ209)。この
答が否定(No)、即ち今回ループがアイドル域からオ
フアイドル域へ移行した直後の最初のループであるとき
には、前記ステップ207に進み、補正係数KO2の初
期値設定を行い、次いで前記ステップ204を実行して
本プログラムを終了する。
前記ステップ209の答が肯定(Yes)のときには、
スロットル弁3が前回ループにおいて全閉状態であった
か否かを判別する(ステップ210)。
この答が肯定(Yes)のときには、スロットル弁3が
今回ループにおいて全開状態にあるか否かを判別する(
ステップ211)。この答が否定(No)、即ち前回ル
ープ及び今回ループともにアイドル域にあり、且つ今回
ループがスロットル弁3が全開状態から開弁状態に移行
した直後の最初のループであるときには、例えばダウン
カウンタから成るしF[lTI+タイマのカウント値を
所定時間tp+n++(例えば4秒)にセットして、こ
れをスタートさせ(ステップ212)、次いで補正係数
KO2の初期値を、後述のようにして算出されたKO2
の平均値KI!EF2に設定しくステップ213) 、
前記ステップ204を実行して本プログラムを終了する
前記ステップ208の答が否定(No)、即ち+13回
がオフアイドル域にあったとき、又は前記ステップ21
0の答が否定(No)若しくは前記ステップ211の答
が肯定(Yes)、即ち今回ループがスロットル弁3が
全閉状態から開弁状態に移行した直後の最初のループで
ないときには、前記ステップ212でスタートさせたt
FBTI+タイマのカウント値jpan+が値Oに等し
いか否かを判別する(ステップ214)。この答が肯定
(Yes)、即ちスロットル弁r3が全開状態から開弁
状態に移行した後、所定時間t、FBT!Iが経過した
ときには、フラグF TllCl+が値lに等しいか否
かを判別する(ステップ215)。
このフラグF TllCl+はエンジンlがフィードバ
ック制御運転領域にあり、且つスロットル弁開度θ珪が
所定値0TIICI【(例えば2度)より小さい状態か
ら大きい状態へ移行した直後にのみ値lにセットされ、
也の場合には値Oにクリアされるものである。
前記ステップ215の答が肯定(Yes)、即ちFTl
ICII= 1が成立するときには、前記ステップ20
7に進み、補正係数KO2の初期(直を設定した後、前
記ステップ204を実行して本プログラムを終了する。
一方、前記ステップ215の答が否定(No)、即ちF
TIτCU=Oが成立するときには、02センサ19の
出力レベルが反転したか否かを判別する(ステップ21
6)。この答が否定(No)のときには前記ステップ2
04を実行する一方、IV定(Yes)のときには周知
の比例制御により補正係数Ko2を算出して(ステップ
217)、本プログラムを終了する。
以上のようにして、第2図のサブルーチンによって算出
された補正係数Ko2の値を使用してKO2の平均値に
■Fを算出し、メモリに記憶する。この平均値にンEF
は今回ループが該当するフィードバック制御運転領域に
応じて、後述するKREF算出サルブルーチン(第3図
)に基づき、次式(2)〜(4)に従って各領域毎にK
g+:po、 KREFI又はKREF2が算出される
Ku:po==Ko2r °(C1!EFO/Δ)+K
l!EFO’・ (A −CREFO) / A ・・
・(2)KI!F、F1=に02P゛(CンEFI/A
)+KREFI’・ (A−CREFI) /A  ・
・・(3)Kp、pp2=Ko2゛(CREF2/A)
  +Kghp2’・ (A−CI!tp2) /Δ 
・・・(4)なお、平均値KgEFo及びKgtptは
比例項動作直後において、平均値KI!εF2はTDC
信号パルスの発生毎に、算出される。
ここに、値KO2Fは比例項動作直後(P項発生後)の
KO2値、第(4)式の値KO2は毎回のKO2の値で
あり、また、Aは定数、C1!EFO,CgEpt。
ORεF2は各領域毎に実験的に設定される変数でl〜
へのうち適当な値に設定されるもの、Kti:po’K
REFI’、 Kgap2’は今回ループが該当する運
転領域において前回までに得られたKO2の平均値であ
る。
変数CgI:po、 C1!EFI、 C1!εF2の
値によってそれぞれ上記平均値の前回値に対するKO2
値の割合が変化するので、かかる変数の値を、対象とさ
れる空燃比フィードバック制御装置、エンジン等の仕様
に応じて前記1〜への範囲で適当な値に設定することに
より、各領域毎に最適なKl!l:F (KREFO。
Kl!EFIまたはKREF2)を得ることができる。
第3図はこの平均値Kg旺を算出するサブルーチンのフ
ローチャートであり、本サブルーチンはTDC信号パル
スの発生毎に実行される。
まず、ステップ301では、カウンタCRECのカウン
ト値CRεGが値Oに等しいか否かを判別する。
該カウンタCREOは、後述のサブルーチンでその作動
が制御されているソレノイド30aの制御用カウンタで
あって、その値がOである場合には、前記調圧弁24が
通常状態にあることを意味する。
即ち、該ステップ301では、カウンタCl!ECの値
を監現することによって、調圧弁24が、既述の如く、
還流燃料量の調節により燃料圧と吸気管2内の絶対圧と
の差を所定の一定値に保持するような通常状態(ソレノ
イド30aがオフの状@)にあるかどうかを判断してい
る。
第4図は、調圧弁(プレッシャ・レギュレータ)制御の
ための前記ソレノイド(REG  5QL)30aのオ
ン、オフ制御用のサブルーチンを示すプログラムフロー
チャートであり、前記カウンタCRεGは本プログラム
においてその作動が制御される。なお、本サブルーチン
もTDC信号パルスの発生毎に実行される。
第4図において、まず、ステップ401ではフェイルセ
ーフ(F/C)実行中か否かを判別する。
該判別は、既に他のセンサの故障検出がなされているか
どうかを判断するためのものであり、その答が肯定(Y
eS)、即ち他のセンサの故障検出時には、ステップ4
02に進み、ソレノイド30aをオフ状態に維持して、
即ち調圧弁24を通常状態として本プログラムを終了す
る。
前記ステップ401の答が否定(NO)のときは、フラ
グFLAGREGが値Oに設定されているか否かを判別
する(ステップ403)。該フラグFLAGRECは、
イグニッションスイッチ31のオンに伴う初期化処理に
おいて、値Oにイニシャライズされるフラグであり、従
って今回ループが最初のループであれば前記ステップ4
03の答が肯定(Yes)であり、ステップ404以下
へ進む。
ステップ404では、フラグFLAGgεGを値lにセ
ットし、続くステップ405で、エンジン冷却水iiT
wが所定値TWREG (例えば100℃)より高いか
否かを判別し、その答が否定(NO)、即ちTw≦TW
REGが成立し、従ってエンジン水温が高温状態にない
ときには、次いで吸気温T^が所定値TAI!EC(例
えば90℃)より高いか否かを判別する(ステップ40
6)。
これら判別ステップ405.406は、始動時において
、エンジンlが高温状態にあるかどうかをみるため設け
られている。
しかして、ステップ406の答が否定(No)、即ちT
w≦TWI!Ell;が成立し、かつT^≦1゛八RE
Gが成立するときには、ステップ407でカウンタCK
EGのカウント値が値Oに等しいか否かを判別する。
該カウンタCKEGについても、前記初期化処理におい
てその値がOにイニシャライズされるものである。今回
ループは、イグニッションスイッチ31投入後の最初の
ループであるから、今は、カウンタCREGの値は0で
あり、従ってステップ407では肯定(Yes)の答が
得られるので、前記ステップ402を実行し本プログラ
ムを終了する。
次回ループ以降においては、フラグ「LΔGREGが値
1にセットされているので、前記ステップ401からス
テップ403に進んだとき、その答は否定(No)とな
り、かつまた、前記カウンタCREGのカウント値はイ
ニシャライズ時の値Oに維持されていることから、以後
はステップ407からステップ402へ進むこととなり
、本プログラム実行毎、ステップ402を実行し本プロ
グラムを終了する。
即ち、前記の温度についての各判別ステップ405及び
406は、イグニッションスイッチ31のオンに伴って
、換言すれば、エンジン始動時に1度だけ実行されるこ
ととなり、そのときにエンジン高温状態でなければ、既
述のように、最初から調圧弁24は通常状態で作動する
(ステップ402)。
しかして、始動時、前記ステップ404からステップ4
05へ進んだ場合においてその答が肯定(Yes)、即
ちTw)Tw!!pcが成立し従って高水温状態にある
とき、またはエンジン冷却水温Twが所定値TWREG
以下であるも吸気温T^が所定値TAgtaを超えてい
るときには、即ちステップ406の答が肯定(Yes)
のときには、いずれの場合もステップ408に進み、こ
こで前記カウンタCREGのカウント値C!!ECを所
定値GREao (例えば1500)にセットし、前記
電磁弁30のソレノイド30aをオンしくステップ40
9) 、本プログラムを終了する。
即ち、この場合には、電磁弁30から調圧弁24の負圧
室24cに至る負圧通路25を大気開放とし、既述した
ように燃圧を高める。
かくして、前記ステップ408によるカウント値CI!
ECの設定が始動時に1度実行されたならば、次回ルー
プ以後において、前記ステップ403からステップ40
7へ進んだとき、ステップ407では否定(No)の答
が得られるので、該判別結果が得られている限り、ステ
ップ410へ進む。
ステップ410では、該ステップ410実行毎、カウン
タCRECのカウント値を値1減算し、前記ステップ4
07を実行して本プログラムを終了する。
上記減算処理は、前記ステップ408でセットされた所
定値Cgbcoに相当するTDC信号パルス発生期間中
に亘って実行され、その間ソレノイド30aはオン状態
に保持されることになり、しかして、ステップ407で
の判別の結果、カウント値CRεGが値0に等しくなっ
た時点で、即ち始動時からCu:ao個のTDC信号パ
ルス発生後の時点で、上記ソレノイド30aのオンは解
除され、それ以後は、ステップ402が実行され、調圧
弁24は通常状態で作動する。
かように、始動時のエンジン水温、吸気温が所定値を超
えているときには、ソレノイド30aを始動後所定の期
間オンさせ、調圧弁24の負圧室24内を大気圧とし、
これにより燃圧を高め、燃料噴射弁6内のパーコレーシ
ョンを防ぎ、暖機後の再始動の場合でも、調圧弁24の
負圧室24cに入る。負圧を制御することによって始動
性の向上を図るようにしている。
第3図に戻り、前記ステップ30!では、上述のカウン
タC1!ECの値をみて、始動時の調圧弁24の状態を
判断している。
ステップ301の判別の結果、その答が肯定(Yes)
のときは、燃料噴射弁6の燃圧を高めている状態にはな
いと判断し、このときは、MiJ記第2図のサブルーチ
ンでその作動が制御されている前記tFBTI+タイマ
のカウント(直jFB丁11が(直Oより大きいか否か
、即ちt FBTI+タイマ作動中か否かを判別しくス
テップ302)、その答が肯定(Yes)のときには、
前記(4)式に従ってKl!EFZ値を算出しくステッ
プ303)、本プログラムを終了する。
以上のように平均11I!Kgsp2は、t、FIIT
I!タイマのカウント値t FBTI+が値0に等しく
ないとき、即ちエンジンlがアイドル域にあり、且つス
ロットル弁3が全閉状態から開弁状態へ移行した後、所
定時間t FBTI+が経過するまでの間に算出される
前記ステップ302の答が否定(No)、即ちj FB
TI+−〇が成立したときには、エンジン1がアイドル
域にあるか否かを判別する(ステップ304)。このス
テップ304の答が肯定(Yes)のときには、前記(
2)式に従ってKREFO値を算出しくステップ305
) 、本プログラムを終了する。
即ち、平均値KI!EFOは、エンジン1がアイドル域
にあって比例制御が実行されているときに算出される。
前記ステップ304の答が否定(NO)のときには、エ
ンジン回転数Neが所定回転数NKI!EFより高いか
否かを判別しくステップ306) 、その答が肯定(Y
es)のときには、そのまま本プログラムを終了する一
方、答が否定(No)のときには、前記(3)式に従っ
てKtjEFI値を算出する。
即ち、平均値Kl!EFIは、エンジンlがオフアイド
ル域にあって比例制御が実行されているときでかつエン
ジン回転数Neが所定回転数NK又EF以下のときに算
出される。
以上のようにして、各ステップ303.305.307
でのKREF算出処理は、前記カウンタCl!ECのカ
ウント値が値0に等しいとき、換言すれば調圧弁24の
通常の作動状態のときに実行される。
これに対し、前記ステップ301の答が否定(No)の
場合には、かかるKRεFの学習制御は停止される。即
ち、カウンタCREQのカウント値が値Oに等しくない
ということは、前記のように第4図のプログラムにおい
て、始動時カウント値が所定値CI!εCOに一旦セッ
トされ、ステップIOで減算処理が実行されていて、ソ
レノイド30aのオンによって燃圧が高められているこ
とを意味している。
燃圧が高められているようなエンジン高温運転時には、
エンジン1に供給される混合気の空燃比が安定せず、従
って、このような運転時においてKl!EF値の算出を
行うと、本来燃料供給系等システムのバラツキ、経年変
化を補正するための学習値としての平均値KREpの変
動を招き、その結果、適正な空燃比制御が行えなくなる
ので、前記ステップ301での答が否定(No)のとき
には、そのまま本プログラムを終了し、KO2の平均値
の算出を停止することとしている。
このようにして、高温時の噴射弁内のパーコレーション
に起因する空燃比のリーン化、高吸気温に起因する空燃
比のリッチ化によるKO2値のときの、即ちパーコレー
ションによるリーン化及び高吸気温によるリッチ化が同
時に発生し、燃料噴射弁6による開弁時間と供給空燃比
が比例しないようなおそれのある条件下での算出KO2
値に関しては、その学習制御を停止することにより、不
適正なKljEF値が算出され、以後の空燃比制御にこ
れが適用されてしまうのを確実に回避することができる
しかして、前記第4図のステップ旧0での減算処理が進
行し、カウンタCRεGのカウント値が値0になったな
らば、前記第3図のステップ301での学習制御の停止
は、その時点で解除され、以後は安定した状態において
、平均値KREFとして各運転領域で適正な値のものが
算出されていく。
(発明の効果) 本発明によれば、燃料噴射弁に供給する燃圧を一定に制
御する圧力制御弁を有し、所定のエンジン高温時前記燃
圧を高めると共に、内燃エンジンの空燃比フィードバッ
ク制御運転領域における運転時に、当該エンジンの排気
系に配置される排気ガス濃度検出器の出力に応じて変化
する係数の平均値を少なくとも用いて前記エンジンに供
給する4゜ 混合気の空燃比をフィードバックft/J御する内燃エ
ンジンの空燃比フィードバック制御方法において、前記
燃圧を高めている前記エンジン高温運転状態時に前記係
数の平均値の算出を停止するようにしたものであるから
、パーコレーションによる空燃比のリーン化、高吸気温
による空燃比のリッチ化による前記係数の学習制御を停
止することができ、従って、システムのバラツキ、経年
変化を補正する学習値としての前記平均値の変動を防止
することができ、もって空燃比制御を適正に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第18!Iは本発明の制御方法を実施するための燃料供
給制御装置の全体構成図、第2図はフィードバック補正
係数KO2の算出サブルーチンを示すフローチャート、
第3図はKO2の平均値KlεFの算出サブルーチンを
示すフローチャート、第4図は電磁弁のソレノイドの1
■御のためのサブルーチンを示すフローチャートである
。 1・・・内燃エンジン、5・・・電子コントa−ルユニ
ット(ECU)、6・・・燃料噴射弁、9・・・吸気温
(T^)センサ、15・・エンジン冷却水温(Tw)セ
ンサ、17・・・排気管、19・・・02センサ、24
・・・プレッシャ・レギュレータ(調圧Jt)、  3
1・・・711磁弁(プレッシャ・レギュレータコント
ロールソレノイドバルブ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、燃料噴射弁に供給する燃圧を一定に制御する圧力制
    御弁を有し、所定のエンジン高温時前記燃圧を高めると
    共に、内燃エンジンの空燃比フィードバック制御運転領
    域における運転時に、当該エンジンの排気系に配置され
    る排気ガス濃度検出器の出力に応じて変化する係数の平
    均値を少なくとも用いて前記エンジンに供給する混合気
    の空燃比をフィードバック制御する内燃エンジンの空燃
    比フィードバック制御方法において、前記燃圧を高めて
    いる前記エンジン高温運転状態時に前記係数の平均値の
    算出を停止することを特徴とする内燃エンジンの空燃比
    フィードバック制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5218941A (en) * 1991-09-06 1993-06-15 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Fuel injection control method for an internal combustion engine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5218941A (en) * 1991-09-06 1993-06-15 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Fuel injection control method for an internal combustion engine

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