JPH0350368A - Lpgエンジンの空燃比制御装置 - Google Patents

Lpgエンジンの空燃比制御装置

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JPH0350368A
JPH0350368A JP18692789A JP18692789A JPH0350368A JP H0350368 A JPH0350368 A JP H0350368A JP 18692789 A JP18692789 A JP 18692789A JP 18692789 A JP18692789 A JP 18692789A JP H0350368 A JPH0350368 A JP H0350368A
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JP
Japan
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fuel
air
value
fuel ratio
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Application number
JP18692789A
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English (en)
Inventor
Akio Okamoto
章生 岡本
Yoshiaki Shibata
芳昭 柴田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光凱皇旦負 [産業上の利用分野] この発明は、液化石油ガス(LPG)を燃料として用い
るLPGエンジンに係り、詳しくはそのアイドル運転時
における空燃比制御を行う空燃比制御装置に関するもの
である。
[従来の技術] 従来、LPGエンジンの吸気通路に形成されたベンチュ
リには、メイン燃料通路を介してメイン燃料が供給され
るようになっており、そのベンチュリにてメイン燃料と
吸入空気とが混合されてエンジン本体へ供給される。こ
のメイン燃料通路にはステップモータ等を駆動源とする
開度可変の制御弁が設けられ、同制御弁を開閉制御する
ことによってメイン燃料の供給量が制御される。又、ベ
ンチフ、りより下流側の吸気通路には、インジェクタが
設けられており、同インジェクタから吸気通路へ、アイ
ドル用のスロー燃料の一部が補助的に噴射供給される。
このインジェクタはその噴射時間を制御することによっ
て燃料噴射量が制御される。
そして、オフアイドル運転時にLPGエンジンの空燃比
を理論空燃比に近付けるには、前記制御弁の開度及び前
記インジェクタの噴射時間を、排気通路中に設けた酸素
センサにて検出される排気中の酸素濃度に基いてフィー
1′ハ・7り制御するようにしている。そして、そのフ
ィードバック制御の際に、必要に応じて、前記制御弁の
開度の平均値と予め定めた基準値との差に応した学習値
を算出して制御弁の開度を学習制御するようにしている
(例えば特願昭63−23510号の願書及び明細書に
開示した「LPGエンジンの空燃比制御装置」)。
ところで、上記のI−P Cエンジンの空燃比1tl制
御装置では、アイドル運転時には前記制御弁がアイドル
開度位置に固定されてアイドル用のスロー燃料がベンチ
ュリに供給され、インジェクタがらの燃料噴射量をフィ
ードハック制御することによって空燃比制御を実行する
ようになっている。又、この空燃比制御装置では、アイ
1−ル運転放置等によって前記酸素センサが不活性にな
った場合等には、インジェクタからの噴射量、即ち噴射
時間をフィードバック制御するためのフィー1−ハック
補正係数を、予め定めた定数であるr 1. OJにセ
ットして空燃比のオープンループ制御を実行するように
なっている。
[発明が解決しようとする課題] 従って、前記従来のLPGエンジンの空燃比制御装置に
おいて、アイドル運転時におけるインジェクタの噴射時
間についても学習制御を実行した場合には、その学習値
がフィードバンク補正係数の増減に左右されることにな
る。
ここで、通常の燃料噴射制御における学習値には上限・
下限が設定されており、空燃比のフィードバック補正係
数にも同じく上限・下限が設定されており、前記学習値
の上限・下限と前記フィードハック補正係数の上限・下
限とはそれぞれ独立して設定されている。
一方、アイドル用のスロー燃料を送るためのスロー燃料
通路等に燃料中のタール分が付着したりして、スロー燃
料供給量が減少した場合には、インジェクタの噴射量を
増加させて補正するために、インジェクタの噴射時間を
増加させることになる。
即ち、インジェクタからの噴射量を補正増加させるべく
、インジェクタの噴射時間のためのフィードバック補正
係数の値が大きくなり、同噴射Rl’i−1に関する学
習値も大きくなる。そして、この学習値の上限で補正し
きれない程にスロー燃料の供給量が少なくなっている状
態では、フィードバンク補正係数は定数であるr 1.
 OJよりも大きくて上限値に近い非常に大きな値とな
っている。
従って、スロー燃料供給量が減少してフィードハック補
正係数が比較的大きな値になった状態において、アイド
ル運転放置等によって前記酸素センサが不活性になった
場合には、L P Cエンジンの空燃比制御はフィード
ハック制御からオープンループ制御へ切り替わるために
、フィードバンク補正係数が前記非常に大きな値から、
定数であるr 1. OJへ直ちに切り替えられる。こ
のため、フィードバンク補正係数が急に小さくなってイ
ンジェクタからの燃料噴射量が急減し、空燃比が急にリ
ーンとなってラフアイドルやエンスト等の不具合を起こ
すという虞があった。
この発明は前述した事情にN めでなされたものであっ
て、その1]的は、アイドル運転時等において酸素セン
サ等の空燃比検出手段が不活性とな−2た場合に問題と
なるインジェクタからの燃料噴射量の急減を防止して、
ラフアイドルやエンスト等の不具合の発生を未然に防止
することが可能なI。
PCエンジンの空燃圧制ill装置を提供することにあ
る。
溌夙塵俳戒 [課題を解決するための手段〕 」二記の目的を達成するためにこの発明においては、第
1図に示すように、液化石油ガスを燃料とするエンジン
M1の吸気通路M2に形成されたベンチュリM3を介し
て、メイン燃料と吸入空気とを混合し、エンジンM1に
燃料混合気を供給するメイン燃料混合手段M4と、その
メイン燃料混合手段M4より下流側の吸気通路M2に設
けられ、その吸気通路M2に補助燃料を噴射する補助燃
料噴射手段M5と、エンジンM1の排気通路M6に設り
られ、排気中の酸素濃度からエンジンの空燃比を検出す
る空燃比検出手段M7と、補助燃料噴射手段M5からの
噴射量を補正するために、空燃比検出手段M7にて検出
される空燃比に対応する補正係数を算出する補正係数算
出手段M8と、その補正係数算出手段M8にて算出され
る補正係数に応じて、補助燃料噴射手段M5からの噴射
量の新たな学習値を算出する学習値算出手段M9と、エ
ンジンM1が理論空燃比となるように、補助燃料噴射手
段M5からの補助燃料噴射量を、少なくとも補正係数算
出手段M8及び学習値算出手段M9にて算出される補正
係数及び学習値に基いてフィードバック制御するアイド
ル運転制御手段MIOとを備えたL P C,エンジン
の空燃比制御装置において、アイドル運転制御手段MI
Oにてフィードハック制御のために使用する補正係数算
出手段M8にて算出される補正係数の上限規制値を、学
習値算出手段M9にて算出される学習値との積が一定値
となるように規制する補正係数規制手段Mllを設けた
ことを要旨としている。
ここで、補助燃料噴射手段M5とはアイドル用のスロー
燃料の一部を補助燃料として吸気通路M2へ噴射するイ
ンジェクタであってもよい。
[作用コ 従って、この発明のLPGエンジンの空燃比制御装置に
よれば、第1図に示すように、アイドル運転制御手段M
IOは、エンジンM1への混合気が理論空燃比となるよ
うに、補助燃料噴射手段M5からの補助燃料噴射量を少
なくとも補正係数算出手段M8及び学習値算出手段M9
にて算出される補正係数及び学習値に基いてフィードバ
ック制御する。
このとき、補正係数規制手段Mllは、アイドル運転制
御手段MIOにてフィードバック制御のために使用する
補正係数算出手段M8にて算出される補正係数の上限規
制値を、学習値算出手段M9にて算出される学習値との
積が一定値となるように規制する。
このため、フィードハック制御のために使用する補正係
数の上限規制値は学習値が増大するにつれて徐々に小さ
くなるので、空燃比制御をオープンループ制御へ切り替
えるために補正係数が所定の定数へ切り替えられても、
補正係数の変化分が小さくなり空燃比が急変することは
ない。
[実施例] 以下、この発明・を具体化した一実施例を図面に基いて
詳細に説明する。
第2図はこの発明の一実施例であるLPGエンジンの空
燃比制御装置としての液化石油ガスを用いたエンジンシ
ステムの概略構成図である。
LPGエンジン1は吸気通路としての吸気マニホルド2
を介してエアクリーナ3に連通され、同エアクリーナ3
から外気を取り込む。又、その外気の取り込みと同時に
、LPGエンジン1は吸気マニホルド2に形成されたベ
ンチュリ4に連通ずるメイン燃料通路5を介してLPG
レギュレータ6から液化石油ガス(L P G)を取り
込み、そのL P Gと外気との混合気を爆発・燃焼さ
せて駆動力を得た後、その排気ガスを排気通路としての
排気マニポルF 7から外部へ(ノド出するようになっ
ている。メイン燃料通路5の開度ば、その途中に設けら
れたステップモータ8を駆動源とする燃料絞り弁9によ
って調節され、それらメイン燃料通路0 5及び燃料絞り弁9等によってメイン燃料混合手段が構
成されている。
燃料絞り弁9よりも上流側において、メイン燃料通路5
の基端側はLPGレギュレータ6の二次減圧室6bに連
通され、同じくメイン燃料通路5の基端側近傍にはL 
P Gレギュレータ6の一次減圧室6aに連通してアイ
ドル用のスロー燃料を供給するスロー燃料通路10が設
けられている。このスロー燃料通路10の途中において
メイン燃料通路5との合流部近傍には、アイドルアジャ
ストスクリュウ6cが設けられている。又、外気とLP
Gとの混合気の取り込み量は、吸気マニホルド2内に設
けられたスロットル11の開度によって決定される。更
に、スロットル11の下流側において吸気マニホルド2
内には、開弁制御される補助燃料噴射手段としてのイン
ジェクタ12が取付けられている。このインジェクタ1
2はスロー燃料通路10に連通ずる補助燃料通路13と
接続され、同補助燃料通路13を介してLPGレギュレ
ータ6の一次減圧室6aから送られてきたアイド1 ル用のスロー燃料の一部を補助燃料として吸気マニホル
ド2内へ噴射する。
LPGレギュレータ6にはスロー燃料通路10の開閉を
行うためにソレノイド川4を駆動源とするスローロック
弁15が設けられ、このスローロック弁15が開閉制御
されることにより、減速時のフューエルカット等を行う
ディストリビュータ16は、イグナイタ17から出ノj
される高電圧をLPGエンジン1のクランク角に同期し
て各気筒の点火プラグ18に分配するだめのものであり
、点火プラグX8の点火タイミングはイグナイタ17か
らの高電圧出力タイミングによって決定される。又、デ
ィストリビュータ16には、同ディストリビュータ16
のロータの回転からLPGエンジン1の回転数NBを検
出する回転数センサ38が取イ」けられている。
一方、LPGエンジン1にて爆発・燃焼した後に排気マ
ニホルド7から排出される排気ガスは、三元触媒19を
通過する間に浄化され、排気ガスの一部は、周知のいわ
ゆる排気ガス再循環装置2 20によって排気系へ再循環される。
そして、前記燃料絞り弁9のステンプモータ8、スロー
ロック弁15のソレノイド14、インジェクタ12及び
イグナイタ17はそれぞれ補正係数算出手段、学習値算
出手段、アイドル運転制御手段及び補正係数規制手段と
しての電子制御装置(以下単にr E CU jという
)31に電気的に接続され、同ECU31によってその
駆動タイミングが制御される。
又、このECU31には、エアクリーナ3を介して吸い
込まれる外気の温度を検出する吸気温センサ32、スロ
ットル11の開度を検出するスロットルセンサ33、吸
気マニホルド2内の圧力を検出する圧力センサ34、L
PGエンジン1の冷却水温T HWを検出する水温セン
サ35、排気マニホルド7から排出される排気ガス中の
酸素濃度を検出する空燃比検出手段としての酸素センサ
36、排気ガスの温度を検出する排気温センサ37、デ
ィストリビュータ16に取付けられた前記回転数セン・
す38等がそれぞれ接続されている。
3 そして、ECU31はごれら各センサ32〜38から出
力される出力信号に基いて、前記ステンブモータ8、ソ
レノイド】4、インジェクタ12及びイグナイタ17等
を好適に制御する。
次に、前記ECU31の構成について第3図のブロック
図に従って説明する。I?、CU31は中央処理装置(
CPU)4 L所定の制御プログラム等を予め記憶した
読み出し専用メモリ (ROM)42、CPU41の演
算結果等を一時記憶するランダムアクセスメモリ (R
AM)43、予め記憶されたデータを保存するハックア
ップRAM44等と、これら各部と外部入力回路45、
外部出力回路46等とをバス47によって接続した論理
演算回路として構成されている。
外部入力回路45には、前述した吸気温センサ32、水
温センサ35、圧カセンザ34、スロットルセンサ33
、酸素センサ36、排気温センサ37及び回転数センリ
゛38等が接続されている。
そして、CPU41は外部人ノコ回路45を介して各セ
ン・す°32〜38等から出力される信号を人力4 値として読み込む。又、CPU4.1はこれら人力値に
基いて、外部出力回路46に接続された前記ス・テンプ
モータ8、インジェクタ12、ソレノイド14及びイグ
ナイタ17等を好適に制御する。
次に、前述したECU31によって実行されるLPGエ
ンジン1の空燃比制御処理について第4図〜第12図に
示すフローチャートに従って説明する。
第4図は「メインルーチン」のフローチャートを示し、
ECU31によって実行される各処理の内、メイン燃料
通路5の開度制御とインジェクタ12の開弁制御とに関
連する処理のみを示しており、周期的に実行される処理
である。
先ず、ステップ100において、燃料絞り弁9の駆動源
であるステップモータ8の目標ステップ数STを算出す
る「ST算出ルーチン」を実行する。
次に、ステップ200において、フィードハック制御の
ためのフィードバック補正係数FAFを算出するrFA
F算出ルーチン」を実行する。
5 続いて、ステップ300において、理論空燃比への制御
精度を更に向上させるための「学習ルーチン」を実行す
る。
そして、続くステップ400において、インジェクタ1
2の噴射時間TAUを算出する「TへU算出ルーチン」
を実行し、その後にこの「メインルーチン」の処理を一
旦終了する。
次に、前記「メインルーチン」の各ステップの処理を以
下に詳しく説明する。
前記ステップ100の「ST算出ルーチン」は、ステッ
プ100にてザブルーチンコールされて実行される処理
であり、第5図のフローチャー1・に示される。
この処理が開始されると、ステ・ノブ110において、
回転数センサ38が検出するLPGエンジン1の回転数
NBと、圧力センサ34が検出する吸気マニホルド2内
の吸気管圧力PMとに基いてROM42内に予め記(+
)された3次元マツプを用いてメイン燃料通路5の開度
操作を行う燃料絞り弁9のステップモータ8の基本ステ
ップ数Sを算6 出する。この3次元マツプの基本ステップ数Sは、メイ
ン燃料がリーン側になるように予め設定されている。
続くステップ120において、基本ステップ数Sを補正
するための学習値としての学習補正値KGをロードし、
続くステップ130においては補正係数としての吸気温
補正係数FTHAを算出し、ステップ140においては
同じく補正係数としての水温補正係数FTHWを算出す
る。
尚、吸気温補正係数FTHAは、吸気温センサ32で検
出した吸気−/MLT HAに基いて予めROM42に
記憶した2次元マツプから、水温補正係数FTHWは水
温センサ35で検出した冷却水温THWに基いて予めR
OM42に記憶した2次元マツプからそれぞれ求めてい
る。
そして、ステ・ツブ150において燃料絞り弁9のステ
ップモータ8のためのフィードバック補正係数FAFS
Tをロードする。
前記学習補正値KGは後述する「学習ルーチン」で求め
られるものであり、ステップモータ8の7 だめのフィードバック補正係数FAFSTは同じく後述
する「FへF算出ルーヂン」で求められるものである。
又、学習補正値K G、フィードバック補正係数FAF
STはRAM4.3の中に一時的に格納され、同RAM
43からロードされる。
そして、ステップ160において、前記算出した基本ス
テップ数Sに、前記学習補正値KG、吸気温補正係数F
THA、水温補正係数FTHW及びステップモータ8の
ためのフィードバンク補正係数FAFSTを掛は算し、
基本ステップ数Sを補正してステップモータ8のための
目標ステップ数STとする。そして、ステップ160の
処理実行後、この「ST算出ルーチン」を−旦終了する
次に、rFAF算出ルーチン」について説明する。この
rFAF算出ルーチン」は、ステップ200でサブルー
チンコールされて実行される処理であり、第6図(a)
(b)のフローチャートに示される。
先ス、ステップ20Hこおいて、フィードハック(F/
B)制御の条件が成立しているか否かを8 判断する。この実施例では、水温センサ35及び回転数
センサ38の検出信号に基いて冷却水温TMWが充分に
高く、かつLPGエンジン1の回転数NBが必要以上の
高回転でないフィードパンク制御が可能な条件が成立し
た場合には、処理はステップ202へ移行し、酸素セン
サ36の出力信号に基いて空燃比(A/F)がリッチで
あるか否かを判断する。ここで、空燃比がリッチである
と判断された場合には、次のステップ203〜ステツプ
208の処理が実行される。
ステップ203においては、前回このrFAF算出ルー
チン」が実行された時に、空燃比がり−ンであったか否
かをフラグYOXによって判断する。フラグYOXO値
が「0」の場合には、空燃比がリーンからリッチに切り
替わったものとして次のステップ204へ移行する。即
ち、ステップ202、ステップ203の判断によってス
テップ204へ処理が移行した場合には、空燃比がり−
ンからリッチに切り替わったものと判断されたことにな
る。
9 そして、ステップ204において、フィードバック制御
中の平均フィードバック補正係数FAFAVを算出すべ
く、現在のフィードハック補正係数FAFと、前回のリ
ッチからリーンへ移行した時の旧フィードバック補正係
数FAF Oとの相加平均を求め、これを新たな平均フ
ィードバック補正係数FAFAVとする。
次に、ステップ205においてフィードハ・ツク補正係
数FAFを旧フィードバック補正係数FAFOとし、ス
テップ206においてフィードハック補正係数FAFか
らスキップ量aを減算した値を新たなフィードハック補
正係数FAFとする。
続いて、ステップ207において今の状態がリッチであ
るから、学習タイミングフラグYKGを「1」にし、更
にステップ208においてフラグYOXを「1」にする
尚、学習タイミングフラグYKGについては後述するが
、学習補正値KGを学習すべきタイミングであるか否か
を判断するときに使用されるものであり、フラグYOX
の値が11」であることば0 空燃比がリッチであることを表している。
一方、ステップ203において、フラグYOXの値が「
1」と判断された場合には、処理はステップ209〜ス
テツプ211の処理を実行する。
ここで、ステップ202.ステップ203の判断によっ
てステップ209へ移行した場合には、空燃比がリッチ
の状態を維持していることを表している。
ステップ209において、タイマカウンタCNT1が定
数C以上であるか否かを判断する。このタイマカウンタ
CNT1は、このrFAF算出ルーチン」よりも周期の
短い、後述する「コンベア割込みルーチン」で増加され
るものである。タイマカウンタCNT 1が定数Cを超
える場合には、ステップ210においてフィー「バック
補正係数FAFから定数すを減算した後、ステップ21
1へ移行してタイマカウンタCNTlの(iをro」に
クリアする。
一方、ステップ209においてタイマカウンタCNTl
が定数C以下の場合には、ステップ211 0及びステップ211の処理を飛ばす。つまり、ステッ
プ209〜ステツプ211では、所定時間毎にフィード
ハック補正係数FAFの値を定数すだけ減算することに
なる。
前記ステップ208又はステップ211の処理を実行し
た後、もしくはステップ209で否定判断された場合に
は、ステップ212へ移行する。
ステップ212においては、スロットルセンサ・33の
検出信号に基き、L r’ Gエンジン1の運転状態が
アイドル運転であるか否かを判断する。スロットルセン
サ33はアイドル運転に対応してスロットル11が閉位
置に配置されたときにオンの信号を出力し、オフアイド
ル運転に対応してスロットル11が開位置に配置された
ときにオフの信号を出力する。そして、ステップ212
においてアイドル運転である場合には、ステップ213
へ移行し、予めROM42に記憶した第13図に示すマ
ツプに基いて、学習補正値KGの値からフィードバック
補正係数FAFの上限規制値F八FCDを求める。
2 この実施例では、第13図のマツプからも明らかなよう
に、学習補正値KGの値がr 1. OJよりも小さい
領域では上限規制値FAFGDが一定値(この場合r2
.5J)となり、学習補正値KGの値がI 1. OJ
以上の領域では、学習補正値KGと上限規制値FAFG
Dとの積が一定値(この場合r2.5j)の関数となる
ように上限規制値FAFGDO値が設定されている。
続いて、ステップ214において、前記ステップ206
又はステップ210にて求めたフィードハック補正係数
FAFとステップ213にて求めた上限規制値F八FG
Dとを比較する。そして、フィードハック補正係数FA
Fのほうが大きい場合には、ステップ215へ移行し、
今回求めた上限規制値FAFGDの値をフィードハック
補正係数FAFとした後、ステップ216へ移行する。
尚、ステップ212又はステップ214にて否定判断さ
れた場合にもステップ216へ移行する。
ステップ216においては、インジェクタフィトパック
判定フラグYFBT NJの値がrlJ3 であるか否かを判断する。このフラグYFBINJは、
インジェクタ12のフィードハック制御を実行するべき
か否かを示すもので、第7図に示ずrYFBINJ算出
ルーチン」において決定されるものである。
ここで、第7図に示ずrYFBINJ算出ルーチン」の
フローチャートを先に説明する。このルーチンにおいて
処理が開始されると、ステップ251では、スロットル
11の広間変時の吸気管圧力を示す値としての所定圧力
PMVLから所定の定数jを減算して、高負荷判定圧ノ
JPMGを算出する。
続りステソプ252において、スロノ1〜ルセンサ33
の検出するスロットル開度VLが所定値(この実施例で
は50°)よりも大きいか否かを判断し、スロットル開
度V I−が所定値よりも大きい場合にはステップ25
3へ移行する。ステップ253においては、圧力センサ
34から検出される吸気管圧力PMを次回の所定圧力P
MVLとする。
4 続くステップ254においては、圧カセンザ34の検出
する吸気管圧力PMが前記のように算出した高負荷判定
圧力PMGより小さいか否かを判断する。そして、PM
<PMGの場合には、高負荷状態でないものとしてステ
ップ255へ移行し、インジェクタフィードバック判定
フラグYFBINJを「1」にして処理を一旦終了する
一方、ステップ254においてPM<PMGではない場
合、即ちPM≧PMGの場合には、高負荷状態であると
してステップ256へ移行し、前記フラグYFB IN
Jを「0」にして処理を一旦終了する。
再び第6図(a)のrFAF算出ルーチン」に戻り、ス
テップ216において前記フラ、グYFBINJが「1
」の場合には、インジェクタ12のフィードバック制御
を実行するために、ステップ217へ移行する。即ち、
ステップ217においては、前記燃料絞り弁9のステッ
プモータ8のためのフィードバック補正係数FAFST
の値をr 1. OJにセットする。又、続くステップ
2185 においては、先のステップ215までに算出したフィー
ドバック補正係数FΔFをインジェクタ12のためのフ
ィードバック補正係数FAFINJとした後、処理を一
旦終了する。
一方、ステップ216においてフラグY I” B I
NJが「1」でない場合には、燃料絞り弁9のステップ
モータ8のためのフィードバック制御を実行するために
ステップ219へ移行する。
ステップ219においては、先のステップ215までに
算出したフィードバック補正係数FAFを前記ステップ
モータ8のためのフィードバック補正係数FAFSTと
する。又、続くステ・7プ220においては、インジェ
クタ12のためのフィードバック補正係数FAF IN
Jの値をr 1. OJにセントした後、処理を一旦終
了する。
尚、前述したステップ203〜ステツプ211の処理は
、空燃比がリンチの場合の処理であって、フィードハッ
ク補正係数FAFを減少させるための処理である。この
処理に対して、第6図(b)のステップ221〜ステツ
プ229の処理は、空6 燃比がリーンの場合の処理であって、フィードハック補
正係数FAFを増加させるための処理である。
即ち、ステップ202で空燃比がリーンであると判断さ
れた場合には、ステップ221へ移行する。ステップ2
21では、前記フラグYOXがrlJであるか否かを判
断する。フラグYOXが「1jの場合には、空燃比がリ
ッチからリーンに切り替わったものとしてステップ22
2へ移行し、前記ステップ204の処理と同様にフィー
ドバック制御中の平均フィードバック補正係数FAFA
■を算出する。続いて、ステップ223へ移行し、フィ
ードバック補正係数FAFO値を旧フィードバック補正
係数FへFOとする。更に、ステップ224において、
フィートバック補正係数FAFにスキップ量aを加算し
て新たなフィードバック補正係数FAFとする。続くス
テップ225においては、学習タイミングフラグYKG
を11」にし、更にステップ226においてはフラグY
OXを「0」にする。
7 一方、ステップ221において、フラグY OXの値が
「0」と判断された場合には、ステップ227〜ステツ
プ229の処理を実行する。ここで、ステップ227へ
移行したときには、空燃比がリーンの状態を維持してい
ることを示している。ステップ227〜ステツプ229
の処理は、前記ステップ209〜ステツプ211と反対
の処理であって、所定時間毎にフィードバンク補正係数
FAFの値を定数すだけ増加させる処理である。
尚、ステップ226又はステップ229の実行後、もし
くはステップ227にて否定判断された後に、処理は第
6図(a>のステップ212へ移行し、ステップ212
〜ステツプ220の処理を実行する。
尚、ステップ201において、フィードハック制御条件
が成立しないと判断した場合には、ステップ230へ移
行し、フィードバンク補正係数FAF及び旧フィードハ
ック補正係数FAFOの値を各々「1」にセットし、続
いてステップ212へ移行して、そのフィードバック補
正係数FAF8 を用いて前記ステップモータ8のためのフィードハック
補正係数FAFSTもしくはインジェクタ12のための
フィードハック補正係数FAFINJを決定する。
次に、前記「メインルーチン」のステップ300にて実
行される「学習ルーチン」について第8図のフローチャ
ートに従って説明する。この「学習ルーチン」は、ステ
ップ300にてサブルーチンコールされて実行される処
理である。
先ず、ステップ310において、学習タイミングフラグ
YKGが11」であるか否かを判断する。
このフラグYKGが「1」でない場合には、ステップ3
20へ移行して学習タイミングフラグYKGを「0」に
した後、処理を一旦終了する。即ち、学習タイミングフ
ラグYKGが「1」の時のみ、つまりは空燃比がリッチ
からリーンに、或いはリーンからリッヂに切り替わった
時のみに以下の処理を実行する。
学習タイミングフラグYKGが11」の場合には、ステ
ップ330へ移行し、インジェクタフイ9 −ドハソク判定フラグYFB INJの値が「1」であ
るか否か、即ち圧力セン′す34の検出する吸気管圧力
PMが高負荷判定圧力PMGより大きいか否かを判断す
る。YFBIN、Jの値が「1」、即ち高負荷状態でな
いと判断された場合には、ステップ340,350,3
60の各処理を実行する。
ステップ340においては、「FAF算出ルーチン」に
て求められた平均フィードバック補正係数FAFAVO
値の大きさの判断を行う。
(A)そして、ステップ340にて、平均フィードハッ
ク補正係数FAFAV−1と判断された場合には、空燃
比が理論空燃比になっているものとして処理を実行せず
、ステップ320へ移行してフラグYKGを「0」にす
る。
(B)又、ステップ340にて、平均フィードバック補
正係数FAFAV>1と判断された場合には、ステップ
350へ移行し、その時の吸気管圧力PMに対応する学
習補正値KGを定数量だけ大きくし、更にステップ32
0へ移行してフラグ0 YKGを「0」にする。
(C)更に、ステップ340にて、平均フィードハック
補正係数FAFAV< 1と判断された場合には、ステ
ップ360へ移行し、学習補正値KGを定数iだけ小さ
くし、更にステップ320へ移行してフラグYKGを「
0」にする。
前記の(A)〜(C)の各処理をリーン、リンチの切換
えの度に実行することにより、学習補正値KGが定数i
だけ増減され、やがてその時の吸気管圧力PMに最適な
値となる。この学習補正値KGを用いて、rST算出ル
ーチン−1のステップ160における高負荷時でない通
常運転時、即ちオフアイドル運転時の目標ステップ数S
Tを算出すると共に、rTAU算出ルーチン」のステッ
プ460におけるアイドル運転時の目標噴射時間TA 
Uを算出する。
一方、ステップ330において、フラグYFBINJが
11」でない場合、即ち高負荷状態と判断した場合には
、ステップ320へ移行し、ステップ340〜ステンプ
360の学習処理を実行せ1 ずに学習タイミングフラグYKGを10」にして処理を
一旦終了する。
次に、前記「メインルーチン」のステップ400にて実
行されるrTAU算出ルーチン」について説明する。こ
のrTAU算出ルーチン」は、ステップ400にて→ノ
・ブルーチン1−ルされて実行される処理であり、第9
図のフローチャートにボされる。
先ず、ステップ410において、回転数センサ38で検
出したLPGエンジン1の回転数NEと、圧カセンザ3
4で検出した吸気マニホルド2内の吸気管圧力PMとに
基いて、ROM42に予め記憶した3次元マツプから基
本噴射時間TAtJBSEを求める。
続くステップ420においては、前記r’FAF算出ル
ーチン」で算出したインジェクタ12のためのフィード
ハック補正係数FAFINJをロードし、続くステップ
430においてインジェクタ12のための補正係数とし
ての吸気温補正係数FTHATを算出し、更にステップ
440において2 同じくインジェクタ12のための補正係数としての水温
補正係数FTHWIを算出する。尚、吸気温補正係数F
THA Iは、吸気温センサ32で検出した吸気温TH
Aに基いて予めROM42に記憶した2次元マツプから
、水温補正係数FTHW■は水温センサ35で検出した
冷却水温THWに基いて予めROM42に記憶した2次
元マツプからそれぞれ求めている。
又、続くステップ450においては、同じくインジェク
タ12のための補正係数としての学習補正値KGをロー
ドする。
そして、続くステップ460では、前記算出した基本噴
射時間TAUBSEに、同じく前記算出した吸気温補正
係数FTHAI、水温補正係数FTHWI、インジェク
タ12のためのフィードバック補正係数F A I・’
 I N 、1及び学習補正値K Gを掛けて、基本噴
射時間TAUBSEを補正し、インジェクタ12の目標
噴射時間TAUとする。そして、ステップ450の処理
実行後、このルーチンの処理を一旦終了する。
3 以上のようにして求められた、ステップモータ8の目標
ステップ数ST及びインジェクタ12の目標噴射時間T
AUを用いて、ステップモータ8及びインジェクタ12
がどのように駆動されるかを、第10図〜第12図のフ
ローチャートを用いて説明する。
第10図では、いわゆる[キャプチャー割込めルーチン
]と呼ばれるもので、先ずステップ500において回転
数センサ38の検出信号に基いてエンジン回転数NEを
算出し、続いてステップ510へ移行してその算出され
たエンジン回転数N已に基いてインジェクタ12の噴射
タイミングであるか否かを判断する。
そして、ステップ510においてインジエクク噴射タイ
ミングであると判断された場合には、ステップ520へ
移行し、インジェクタ12に通電を開始してインジェク
タ12を開弁させ、更にステップ530へ移行し、前述
した目標噴射時間TAUに基いてその通電の終了時間を
セットする。
第11図は、いわゆる[コンベア割込みルーチ4 ン−1と呼ばれるもので、比較的短い所定時間毎に実行
される。処理が開始されると、先ずステップ600にお
いては、前記「キャプチャー割込みルーチン」のステッ
プ530でセン1−シた通電終了時間のタイミングが否
かを判断し、そのタイミングである場合には、ステップ
610へ移行し、インジェクタ12の通電を停止してイ
ンジェクタ12を閉弁させる。その後、ステップ620
へ移行し、後述する処理で定められるステップモータ8
の制御タイミングであるが否かを判断し、その制御タイ
ミングである場合にはステップ630へ移行し、「ステ
ップモータ制御ルーチン」を実行する。
この「ステップモータ制御ルーチン」は、第12図のフ
ローチャートに示されるものであり、ステップ630で
サブルーチンコールされて実行される。
第12図に示すように、先ずステップ631において、
ステップモータ8のステップ数を表す現在ステップ数5
HOWをロードし、続いてステラ5 プロ32にて目標ステップ数STをロードし、更にステ
ップ633にて現在ステップ数5NOWと目標ステップ
数STとの比較を行う。現在ステップ数5NOWば、C
PU41が外部出力回路46を介してステップモータ8
に回転指令を出力したときに、ハックアップRAM44
に書き込まれた値である。ステップ633〜ステ、プロ
37では、ステップモータ8のステップ数を示ず現在ス
テップ数5HOWを目標ステップ数STに一致さセる処
理を行う。
(a)そして、ステップ633において、5T=SNO
Wと判断された場合には、ステップモータ8を駆動する
必要はなく、その状態で処理を終了する。
(b)又、ステップ633において、ST>5NOWと
判断された場合には、ステップモータ8のステップ数を
表す現在ステップ数5NOWは11標ステツプ数STよ
り小さいため、ステップ634へ移行し、ステップモー
タ8のステップ数を増加させるべく正回転指令を外部出
力回路46を介6 してスう一ツブモータ8・\出力してステップモータ8
を1ステツプだけ正回転させる。続いてステップ635
へ移行し、ステップモータ8のステップ数を表す現在ス
テップ数5NOWを増加させた後に処理を終了する。
(C)更に、ステップ633において、ST<5NOW
と判断された場合には、ステップモータ8のステップ数
を表す現在ステップ数5NOWが目標ステップ数STよ
り大きいため、ステップ636へ移行し、ステップモー
タ8のステップ数を減少させるべく逆回転命令を出力し
てステップモータ8を1ステツプだけ逆回転させる。続
いて、ステップ637へ移行し、現在ステップ数5NO
Wを減少させた後に処理を終了する。
前記の(a)〜(C)の処理を繰り返して実行すること
により、ステップモータ8のステップ数を目標ステップ
数STに一致させる。
ステップモータ制御ルーチンの実行後、処理は第11図
のステップ640へ移行し、次回の制御タイミングを設
定する。この制御タイミングは、7 ステップ620の判断に用いられるもので、例えば一定
の時間を加えた時刻である。その後、ステップ650へ
移行し、前述したタイマカウンタCNTlを値「1」だ
け増加さセで、処理を一旦終了する。尚、ステップ62
0で否定判断された場合には、ステップ630〜ステツ
プ650の処理を飛ばして処理を一旦終了する。
以上詳述したようにこの実施例では、LPGエンジン1
が高負荷状態でないアイドル運転状態等のときには、先
ずステップモータ8を制御して燃料絞り弁9を閉位置に
固定し、メイン燃料通路5からのメイン燃料供給量を減
らして空燃比がり−ン側になるように固定する。これと
同時に、学習制御によって得られた学習補正値KG等の
補正係数、及び酸素センサ36の検出信号に基いて得ら
れたフィードバック補正係数F A F ’I N J
に基き、インジェクタ12の噴射時間TAUを算出し、
その噴射時間TAUに基いて補助燃料噴射量を制御する
ことにより、リーン側となった空燃比を理論空燃比にな
るようにフィードハック制御している。
8 しかも、この実施例では、学習補正値KGが更新された
ときに、第13図に示すように、その更新された学習補
正値KGがr ]、 OJよりも大きな値の領域にある
場合には、同学習補正値KGとインジェクタI2のため
のフィードバック補正係数F A F I N Jの上
限規制値FΔFCDとの積が−・定植(この場合r2.
5j)どなるように設定している。このため、インジェ
クタ12のためのフィードハック補正係数FAFINJ
の上限規制値F八FCDは、学習補正値KGがr 1.
 OJよりも大きくなるにつれて反比例的に小さくなる
従って、スロー燃料通路10等にタール分が付着したり
してインジェクタ12への補助燃料供給量が少なくなり
、フィードバック補正係数FAFINJが定数である凹
、0」よりも大きな値になった状態においても、フィー
ドハック補正係数FAFINJは上限規制値FAFGD
を超えることはない。又、アイドル運転放置等によって
酸素センサ36が不活性になって、空燃比制御をオープ
ンループ制御へ切り替えるべくフィードハック補9 正係数FAFINJが定数r 1. OJへ切り替えら
れても、フィードハック補正係数FAFINJの変化分
は小さく抑えられて急に大きく変化することはない。
この結果、第9図のステップ460にて求められるイン
ジェクタ12の噴射時間TAUの値は、急激に小さく変
化することはなく、補助燃料噴射量を急減させることな
く徐々に減少させることができ、空燃比がリッチ側から
リーン側へ急変してLPC,エンジン1にラフアイドル
やエンスト等の不具合が発生することを未然に防止する
ことができる。
更に、LPGエンジン1が高負荷状態であるオフアイド
ル運転状態等のときには、インジェクタ12の噴射時間
TAUをオープンループ制御すると共に、学習制御によ
って得られた学習補正値KG等の補正係数、及び酸素セ
ンサ36の検出信号に基いて得られたフィードハック補
正係数F八F S Tに基き、ステップモータ8を制御
して燃料絞り弁9の開度を調節し、メイン燃料通路5が
ら0 のメイン燃料供給量を調節して空燃比を理論空燃比にな
るようにフィードハック制御するようにしている。
これによって、吸気マニホルド2内の脈動に起因して、
ベンチュリ4から供給される燃料混合気の空燃比がオー
バリッチになり、LPGエンジンlの空燃比がリッチ側
に移行するところを理論空燃比に保つことができる。こ
のため、エンジン出力が安定し、ドライバビリティの向
−ヒを図ることができると共に、エミッションや燃費の
悪化を防止することができる。
尚、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、
発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜
に変更して次のように実施することもできる。
(1)前記実施例では、第13図に示すように学習補正
値KGがr ]、 OJ以上の領域において、その学習
補正値KGと上限規制値FAFGDとの積が一定値にな
るようにしたが、学習補正値KGと上限規制値FAFG
Dとの積が一定値の関数とな4す る学習補正値KGの領域を適宜に変更してもよい。
(2)前記実施例では、スロットルセン4ノ33の検出
信号に基いてL P C,エンジン1のアイドル運転状
態を判断するようにしたが、吸気管圧力を検出する圧力
センサ34の検出信号に基いてアイ「ル運転状態を判断
するようにしてもよい。
flユ臥来 以上詳述したようにこの発明のLPGエンジンの空燃比
制御装置によれば、アイドル運転時等において酸素セン
サ等の空燃比検出手段が不活性となった場合に問題とな
るインジェクタ等の補助燃料噴射手段からの燃料噴射量
の急減を防止することができ、ラフアイドルやエンスト
等の不具合の発生を未然に防止することができるという
優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の基本的構成を説明する基本構成図、
第2図〜第13図はこの発明を具体化した一実施例を示
す図面であって、第2図はLPGエンジンシステムの概
略構成図、第3図はその電2 子制御装置の構成を示すブロック図、第4図〜第12図
はそれぞれ電子制御装置によって実行される処理を説明
するフローチャート、第13図は学習補正値と上限規制
値との関係を説明するマツプである。 図中、Mlはエンジン、M2は吸気通路、M3はベンチ
ュリ、M4はメイン燃料混合手段、M5は補助燃料噴射
手段、M6は排気通路、Mlは空燃比検出手段、M8ば
補正係数算出手段、M9は学習値算出手段、MIOはア
イドル運転制御手段、MXlは補正係数規制手段、1は
り、 P Cエンジン、2は吸気通路としての吸気マユ
ボルト、4はベンチュリ、5はメイン燃料通路、9は燃
料絞り弁(5,9等によってメイン燃料混合手段が構成
されている)、7は排気通路としての排気マニホルド、
12は補助燃料噴射手段としてのインジェクタ、31は
補正係数算出手段、学習値算出手段、゛アイドル運転制
御手段及び補正係数規制手段としてのCCU、36は空
燃比検出手段としての酸素セン勺、FΔF、FへFIN
Jはフィードハ、り3 補正係数、FAFGDは上限規制値、KGは学習値とし
ての学習補正値、T A tJは噴射時間である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 液化石油ガスを燃料とするエンジンの吸気通路に形
    成されたベンチュリを介して、メイン燃料と吸入空気と
    を混合し、前記エンジンに燃料混合気を供給するメイン
    燃料混合手段と、 前記メイン燃料混合手段より下流側の吸気通路に設けら
    れ、前記吸気通路に補助燃料を噴射する補助燃料噴射手
    段と、 前記エンジンの排気通路に設けられ、排気中の酸素濃度
    から前記エンジンの空燃比を検出する空燃比検出手段と
    、 前記補助燃料噴射手段からの噴射量を補正するために、
    前記空燃比検出手段にて検出される空燃比に対応する補
    正係数を算出する補正係数算出手段と、 前記補正係数算出手段にて算出される補正係数に応じて
    、前記補助燃料噴射手段からの噴射量の新たな学習値を
    算出する学習値算出手段と、前記エンジンが理論空燃比
    となるように、前記補助燃料噴射手段からの補助燃料噴
    射量を、少なくとも前記補正係数算出手段及び前記学習
    値算出手段にて算出される補正係数及び学習値に基いて
    フィードバック制御するアイドル運転制御手段とを備え
    たLPGエンジンの空燃比制御装置において、 前記アイドル運転制御手段にてフィードバック制御のた
    めに使用する前記補正係数算出手段にて算出される補正
    係数の上限規制値を、前記学習値算出手段にて算出され
    る学習値との積が一定値となるように規制する補正係数
    規制手段を設けたことを特徴とするLPGエンジンの空
    燃比制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6251529B1 (en) 1996-03-07 2001-06-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Nb-Sn compound superconducting wire precursor, method for producing the same and method for producing Nb-Sn compound superconducting wire
JP2006149458A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Sokei:Kk 口腔内挿入具

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JP4692940B2 (ja) * 2004-11-25 2011-06-01 株式会社素敬 口腔内挿入具

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