JPH029552Y2 - - Google Patents

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JPH029552Y2
JPH029552Y2 JP17181584U JP17181584U JPH029552Y2 JP H029552 Y2 JPH029552 Y2 JP H029552Y2 JP 17181584 U JP17181584 U JP 17181584U JP 17181584 U JP17181584 U JP 17181584U JP H029552 Y2 JPH029552 Y2 JP H029552Y2
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JP
Japan
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conveyor belts
hoop
workpiece
lead
shaped workpiece
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JP17181584U
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JPS6186937U (ja
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば、第10図に示すように、連
続状リードフレーム2から一定ピツチで並列延設
したリード端子3群の先端に電子部品4が並列状
に差し込み連結されたフープ状ワーク1を各種の
処理工程間で搬送するために用いる搬送装置に関
する。
(従来の技術) 上記のようなフープ状ワークを用いて電子部品
を連続製造するラインにおいては、各処理工程に
よつてワークの向きが異なる場合が多く、一般に
は、各処理間でワークの向きを変更する作業者や
特別な装置を必要としており、ワークの向き変更
に手数を要するとともに、変更処理中にワークを
変形、損傷するといつたトラブルをもたらすおそ
れがあり、改良が望まれていた。
そこで、一連の搬送ライン中でワークの向き
を、損傷や変形をもたらすことなく簡単に行なう
ことができる搬送装置としてて本出願人は第11
図に示す構造のものを提案した(実願昭59−
112179号)。
つまり、フープ状のワーク1を、対向配備した
一対の搬送ベルト5,5間に挟持するとともに、
この搬送ベルト5,5をひねり掛けすることで入
口側と出口側とでワーク1の向きを変更しようと
したものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記構成によると、ワーク1の向き変更は所期
の目的どうり円滑良好に行なえるのであるが、厚
さの大きい電子部品4部分と薄いリードフレーム
2部分及びリード端子3部分を全体的に挟持する
ものあつたために、挾持の安定性に問題があり、
搬送中にワーク1が挟持面に沿つてずれ動くこと
があつた。特に、電子部品4の厚さが大きほどそ
の傾向が大であつた。又、挟持面にスポンジ等の
弾性材を付設してワーク全体を無理なく挟持する
ことも行なわれているが、弾性材の厚さにも限度
があり、又、弾性材自体の耐久性にも問題があ
り、必ずしもあらゆるワークに対して適切な搬送
が行なえるものではなかつた。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
のであつて、上記挟持搬送ベルトに改良を加える
ことで、上述従来欠点を解消しようとするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような目的を達成するために、
両搬送ベルトの間にフープ状ワークのリードフレ
ーム部分及びリード端子部分を挟持するととも
に、リード端子間に係入する突起を搬送ベルトの
挟持面に形成した構成とした。
(作用) 上記構成では、リード端子先端の電子部品自体
は搬送ベルト外にあるため、この電子部品の厚さ
に関係なく確実な挟持が行なわれる。又、リード
端子間に突起が係入してワークのズレ動きを阻止
する。
(実施例) 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。第1図ないし第5図は、本考案の
実施例に係る搬送装置を示すものである。
第9図で示したフープ状ワーク1は対向姿勢に
巻回張設されたゴム製の一対の搬送ベルト5,5
の間に挟持されて搬送される。両搬送ベルト5,
5は搬送下手の駆動プーリ6,6と上手の遊転プ
ーリ7,7間に夫々巻回張設されるとともに、駆
動プーリ6,6と遊転プーリ7,7の軸心が適当
角度(実施例では90゜)異なつており、これら前
後プーリ6,6,7,7にわたつてひねり状巻回
された両搬送ベルト5,5のひねり挟持面に沿つ
てフープ状ワーク1も徐々にひねり変形されなが
ら搬送され、入口側の向きと異なつた向きで搬出
されてゆくようになつている。
そして、前記ワーク1は、そのリードフレーム
2部分とリード端子3部分だけが搬送ベルト5,
5間に挟持され、電子部品4は外部に露出されて
いる。又、各搬送ベルト5,5の挟持面(外周面
よの幅方向一部分に、リード端子3のピツチの2
倍のピツチで細長状の突起8が設けられ、各搬送
ベルト5,5の突起8がリード端子3間に係入さ
れている。従つて、ワーク1のリードフレーム2
部分が搬送ベルト5,5で確実に挟持され、か
つ、各リード端子3,3間に係入した突起8によ
つてワーク1の不測なズレ動きが阻止されるので
ある。
前記両搬送ベルト5,5は内周面に一定ピツチ
で凹凸が形成されたタイミングベルトが用いられ
るとともに、両駆動プーリ6,6を同期駆動する
ことで両搬送ベルト5,5の相対速度差が生じな
いようにしている。
(別実施例) 第6図に示すように、平行な2本のリードフレ
ーム2,2′から内向きに延出したリード端子3,
3′群に電子部品4を取付けてあるフープ状ワー
ク1を、同期駆動される2組の搬送ベルト5,
5,5′,5′に、前例と同様に挟持して搬送する
こともできる。
(効果) 以上のように、本考案によれば、両搬送ベルト
5,5間にリードフレーム2部分とリード端子3
部分のみを挟持して、電子部品4自体はベルト外
に露出させるので、電子部品4の厚さに拘わらず
確実にワーク1を挟持搬送して向き変更できるよ
うになつた。しかも、ベルト挟持面に設けた突起
8をリード端子3間に係入するので、ワーク1が
搬送中に大きくズレ動いたり、脱落したりするそ
れがなくなつた。
困みに、第7図ないし第9図は上記構成の搬送
装置が考案される途中に考えられた構成であつ
て、搬送ベルト5,5がリード端子3部分のみを
挟持する幅に構成されるとともに、その挟持面に
上記と同様の突起8…が設けられている。これに
よるとワーク1をズレ動かすことなく確実に搬送
して向きの変更が可能であるが、細いリード端子
3に無理がかかるおそれがあり、搬送できるワー
クの種類に制約があつて実用上に多少の難点があ
る。
これに対し、本考案では丈夫なリードフレーム
2部分を挟持した上でリード端子3部分を突起8
で係止するために、確実な搬送と向き変更とが無
理なく行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るフープ状ワークの搬送
装置を示す斜視図、第2図は要部の一部切欠き拡
大側面図、第3図は第2図におけるA−A線断面
図、第4図は第2図におけるB−B線断面図、第
5図は搬送ベルトの一部を示す斜視図である。第
6図は本考案の別実施例を示す斜視図である。第
7図は比較構造例の斜視図、第8図はこれに用い
る搬送ベルトの一部を示す斜視図、第9図は要部
の拡大図である。第10図はフープ状ワークの斜
視図、第11図は従来構造例の斜視図である。 図中、符号1はフープ状ワーク、2はリードフ
レーム、3はリード端子、4は電子部品、5は搬
送ベルト、6,7はプーリ、8は突起である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連続状のリードフレーム2から一定ピツチで並
    列延設したリード端子3群の先端に電子部品4を
    並列状に取り付けたフープ状ワーク1を、対向配
    備した一対の搬送ベルト5,5間に挟持して搬送
    するとともに、前記両搬送ベルト5,5を前後の
    プーリ6、6,7,7間にひねり状に巻回してあ
    る搬送装置であつて、前記フープ状ワーク1のリ
    ードフレーム2部分及びリード端子3部分を両搬
    送ベルト5,5間に挟持するとともに、前記搬送
    ベルト5,5の挟持面に前記リード端子3間に係
    入する突起8を形成してあることを特徴とするフ
    ープ状ワークの搬送装置。
JP17181584U 1984-11-12 1984-11-12 Expired JPH029552Y2 (ja)

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JP17181584U JPH029552Y2 (ja) 1984-11-12 1984-11-12

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JP17181584U JPH029552Y2 (ja) 1984-11-12 1984-11-12

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JPS6186937U JPS6186937U (ja) 1986-06-07
JPH029552Y2 true JPH029552Y2 (ja) 1990-03-09

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JP17181584U Expired JPH029552Y2 (ja) 1984-11-12 1984-11-12

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JP2724358B2 (ja) * 1989-06-27 1998-03-09 株式会社ブリヂストン 複写機用搬送ベルト

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Publication number Publication date
JPS6186937U (ja) 1986-06-07

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