JPH0294785A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号記録再生装置

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JPH0294785A
JPH0294785A JP63244034A JP24403488A JPH0294785A JP H0294785 A JPH0294785 A JP H0294785A JP 63244034 A JP63244034 A JP 63244034A JP 24403488 A JP24403488 A JP 24403488A JP H0294785 A JPH0294785 A JP H0294785A
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宏明 高橋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、映像信号および音声信号を回転ヘッドを用い
て記録再生する装置に係り、特に記録時に時間軸処理を
伴う信号をダビングするのに好適な映像信号記録再生装
置に関する。
〔従来の技術〕
所謂高品位テレビ(HDTVあるいは)1イビジヨンテ
レビ)の信号のような広帯域の映像信号を小径シリンダ
に搭載した回転ヘッドを用いて記録する場合、従来は主
に二つの方法が用いられている。
その一つは、シリンダの回転数を通常の2〜4倍シー上
げてテープ・ヘッド間の相対速度を増加させ、記録可能
な帯域を拡げる方法である。この方法はセグメント記録
方式と呼ばれ、シリンダの回転数の増加に伴って映像信
号の1フイールドが2〜4のセグメントに分割され、各
セグメントが異なるトラックに分割記録される。このセ
グメント記録方式においては、1フイールドが複数のト
ラックに分散記録されるために、再生時には画面の中間
部でヘッド切り換えに伴う不連続を生じるという欠点が
ある。実際には、この欠点を補正して上記不連続を生じ
ないような処理を施す必要があり、その具体例として、
たとえば、テレビジ曹ン学会技術報告、VR−70−4
,1985年8月、「家庭用MUSE−VTRにおける
アナログ・セグメント記録の検討」に記載のものがある
第2の方法は、チャンネル分割記録方式である。
この方式は、入力された映像信号を複数のチャンネルの
信号に分割することにより、1チヤンネル当たりの所要
帯域を低減する方法であって、チャンネル分割に際して
は、入力映像信号をディジタル信号に変換するAD変換
器、チャンネルaに相当する複数個のメモリ群、メモリ
から読み出された信号を再度アナログ信号に変換するチ
ャンネル数置;相当する複数個のDA変換器等によって
、その記録系信号処理が行われる。原理的には、たとえ
はチャンネル数を2とすれば、映像信号を2倍に時間軸
伸長することが可能となり、その結果、チャンネル当た
りの所要帯域は1/2となる。これについては、例えば
、ナショナル・テクニカル・レボ−) Vol、42 
、N14 、1986年8月、「帯域圧縮方式ハイビジ
ョン用VTRJに帯域圧縮されたハイビジロン信号を2
チヤンネルに分割して記録する方式が記載されている。
この方式では、前記セグメント記録方式に比べた場合、
1フイールド内ではヘッドの切り換えがないため、ヘッ
ド切り換えに伴う処理は不要となるが、1フイールドを
2チヤンネルに分割して記録する結果、チャンネル間の
ばらつきが問題となり、良好な画面を再生するには上記
チャンネル間の特性差を小さく抑える必要が生じるとい
う問題がある。
さて、上記のように、HDTV等の広帯域信号を小径の
シリンダを用いて記録する場合、いわゆる前処理(プリ
プロセス)が必要であり、実際にテープ上に記録される
信号は、一般に、入力されたHDTV等の信号とは異な
った形態となっている。
ここで、上記のようなシステムにおいて、記録済みのテ
ープを他のテープにダビングする場合には、通常、2台
のVTRを用い、1台を再生用に、他の1台を記録用に
用いて、再生用VTRの映像信号出力端子を記録側VT
Rの映像信号入力端子に接続しダビングを行う。このよ
うな方式では、ダビングという所期の目的は達成できる
ものの、記録側では入力された映像信号がプリプロセス
を経由してテープ上1:記録され、再生側でも上記グI
J 7’ロセスとは逆のプロセス(ポストプロセス)が
施される結果、これらブリプロセスおよびポストプロセ
ス書=伴う画質劣化を生じるという問題がある。このよ
うな画質劣化は、記録時シー所謂TCI(時間軸圧縮多
重)処理や時間軸変換処理を行うVTRにすべて共通の
課題である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の技術においては、映像信号が、ダビングには
必要としない時間軸上の処理を再生側。
記録側の双方で受けることになり、ダビング後の映像信
号の品位(画質)が必要以上に損なわれ、ダビング可能
回数がこれに応じて減少してしまうという問題があった
本発明は、テープからテープへの映像信号の複写(ダビ
ング)に際しては、再生側・記録側とも最小限の処理を
行うに止めることによって、ダビング後の映像信号の劣
化(画像品質の劣化)を低減させた映像信号記録再生装
置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、VTRの記録信号処理回路を構成する各回
路のうちの何れかの入力部に対して、VTRの外部から
直接信号を入力することのできるダビング専用の入力端
子と、VTRの再生信号処理回路を構成する各回路の内
の何れかの出力部から出力される再生信号をVTRの外
部に直接出力することのできるダビング専用の出力端子
とを設けることによって達成される。
〔作用〕
記録済みのテープを他のテープにダビングする場合には
、再生側のVTRのダビング専用出力端子と記録側VT
Rのダビング専用入力端子とを直接ケーブルで接続する
ことによりて、再生側VTRから記録側VTRに必要最
小限の処理を施された映像信号が供給される。
その結果、ダビング時の映像信号の劣化を最小限に止め
ることができ、さらに、ダビング回数も従来の方式に比
較して、より多くのダビングを重ねても良好な画質を確
保できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、1125/60高精細度テレビジョン方式に
よる高品位テレビ信号(以下、HDTV信号と記す)を
直接、即ち、いわゆるMUSE方式などの帯域圧縮方式
を用いずに、磁気テープ上に記録または再生することが
可能なV’[’R1二、本発明を適用した一実施例であ
る。
HD’l’V信号は通常、R詩) 、 a (n) 、
 B (T) (7)三原色信号及び57no (同期
信号)の4本の人出力により信号のやりとりがなされる
第1図において、1.2,5.4はR,G、B及び5y
nc各信号の入力端子であり、端子1,2及び3から入
力された三原色信号R,G、Bは、マトリック回路5で
処理されて、輝度信号Y及び2つの色差信号CI、C2
に変換される。
一方、端子4から入力された57nc信号は、制御信号
生成回路31で処理され、後に述べるメモリやモータサ
ーボ回路に必要となる各項の制御信号が生成される。
さて、マトリクス回路5から出力されたY 、CI及び
C2の各信号はそれぞれ低域フィルタ(LPF)10.
11及び121;よってその帯域が制限され、次段のA
D変換器20 、21及び22に入力され、所定のクロ
ック周波数を有するクロックによって標本化(サンプリ
ング)される。上記のように標本化された映像信号のう
ち、Yは2つのメモリ40 、41に直接入力される。
一方、色差信号CI、C2は、後に述べるように線11
114次で記録されるため、C1及びC2は画面の垂直
方向の等制約な周波数帯域を制限する垂直フィルタ30
に入力され、上記垂直フィルタ30の出力信号がメモリ
40 、41に供給される。メモリ40.41はそれぞ
れチャンネルA用、チャンネルB用のメモリであり、こ
れらのメモリに入力された信号は、メモリの書き込み及
び読み出しクロックの周波数を変化させることによって
、所定の時間軸圧縮あるいは伸長の処理が施される。
ここで、第2図は上記の時間軸圧伸及びA、B2つのチ
ャンネルへの分割処理の基本動作を示す波形図であり、
第2図(a) 、 (b) 、 (c)はそれぞれマト
リクス回路の出力信号として得られる輝度信号Y。
色差信号CI 、C2を示している。これらの信号にお
いて、1水平走査期間はτ、であり、期間τ、のうち水
平ブランキング期間を除く有効期間はτ。である。
一方、第2図(d)及び(e)は、時間軸圧伸及びチャ
ンネル分割処理後に得られる、実際にテープ上に記録さ
れる信号の形態を示す図であり、(d)がチャンネルA
側の、(e)がチャンネルB側の信号である。
(d)及び(e)に示された信号では、色差信号CI 
、C2は例えばα5倍に時間軸圧縮され、輝度信号Yは
1.5倍に時間軸伸長がされる。これらの時間軸圧伸処
理の施こされた信号は、(d)及び(e)のように同期
情報Sが付加され、時間軸多重される。
この結果、(d)及び(e)の信号では、入力映像信号
(a) + (b)及び(Q)と比較して、色差信号の
帯域は110.5倍、即ち、2倍となり、一方、輝度信
号の帯域は1 / 1.5、即ち、α67倍となる。こ
こで、色差信号の帯域が、第1図のLPFll、12に
よって7MHzに、輝度信号の帯域が、LPFloによ
って20MHzにそれぞれ制限されているとすれば、上
記時間軸圧伸処理の結果、輝度信号は114MHz 、
色差信号は14MHzの帯域を有する信号に変換される
上記のような一連の信号処理、即ち、時間軸の圧縮及び
伸長、2チャンネル分割処理は、メモリ40 、41の
入出力制御によって実現することが可能である。メモリ
40.41から読み出された信号は、DA変換器50.
52及びLPF51,53によってアナログ信号に変換
され、信号切換手段62.63に入力される。
信号切換手段62.63のもう一方の入力端子は、VT
Rの外部からのダビング信号入力端子60.61に接続
されており、信号切換手段を制御することによって、上
記のLPF51,55からの信号と、VTR外部の入力
端子60 、61からの信号とを選択することができる
この信号切換手段62.65により選択された信号は、
次にFM変調回路70 、71において、FM変調(周
波数変調)が施こされた後、記録アンプ80.81を経
由し、回転シリンダ100に取りつけられた4つのヘッ
ド101,102,103,104により磁気テープ1
05上に記録される。上記4つのヘッドのうち、180
°で対向する2つのヘッド、即ちヘッド101,102
はチャンネルA用のヘッドであり、記録アンプ80から
の出力信号を記録し、一方、ヘッド103,104はチ
ャンネルB用のヘッドであり、記録アンプ81からの出
力信号を記録する。
第5図は上記のようにして得られる磁気テープ105の
磁性面上の記録パターンを示す図である。
第3図に示すようにトラックA及びBが同時にテープ上
に記録される。
このとき、シリンダ100の回転制御、及び磁気チーブ
105の走行制御は、モータサーボ制御回路92によっ
て行なわれる。このモータサーボ制御回路は、記録時に
は、同期信号入力端子4から入力された同期信号をもと
にして、制御信号生成回路31で生成される基準信号を
基準にして制御される。
切換手段91は、モータサーボ制御回路92の入力信号
を切換選択するスイッチであり、上記したように記録時
には制御信号生成回路31からの信号を選択し、また、
再生時には制御信号生成回路133からの信号を選択し
、さらに、他のVTRからのダビング時には、サーボ基
準信号入力端子90に入力された信号を選択するように
動作する。
このサーボ基準信号入力端子90に入力される信号は、
例えば、周波数が50Hzの方形波信号であり、この信
号はダビング時には記録側のVTRと再生側のVTRの
双方のサーボ系の基準信号として動作し、これら2つの
VTRを同期的に作動させることが可能となる。
次に、再び第1図を用いて再生過程の動作を説明する。
磁気テープ105から、ヘッド101及び102によっ
て再生された信号はプリアンプ110にヘッド103及
び104によって再生された信号はプリアンプ111に
それぞれ入力されて増幅される。
さらに、プリアンプ110,111からの出力信号はF
M復調回路120 、121に入力され、FM復調され
たのちLPF122,123+:、入力される。LPF
’122.123の出力は、AD変換器140,141
 、及び同期分離回路132に入力され、さら(−チャ
ンネルAダビング出力端子160、チャンネルBダビン
グ出力端子131を介して、VTRの外部に出力される
これらのダビング用出力端子130及び161より出力
される信号は、他のVTRを用いて、テープからテープ
へのダビングを行なう場合の専用出力端子である。この
ダビング用出力端子130及び131を、ダビング時に
記録側で用いるl/TRのダビング入力端子60及び6
1と接続することにより、即ち、より正確には、チャン
ネルA側の出力端子130と、チャンネルA側の入力端
子60を、また、チャンネルB側の出力端子131とチ
ャンネルB側の入力端子61とを接続することによって
、各チャンネルの信号が独立して、記録側のFM変調回
路70及び71に入力されることになる。
このように、ダビング専用の入出力端子をVTRの記録
側、再生側の各々に設けることによって、再生・記録さ
れる信号の通過径路を最小とすることが可能となり、ダ
ビングに際しては不要な信号処理な経ずに記録されるの
で、ダビング時の画質劣化を最小に止めることが可能で
ある。
さて、以上のように、AD!換回路140.i41に入
力された再生信号は、チャンネルA用メモリ150、チ
ャンネルB用メモIJ151Eそれぞれ入力され、記録
時の輝度信号Y、色差信号01.C2に対する時間軸圧
縮・伸長とは逆の操作が、メモリの書き込み及び読み出
しの過程で行なわれる。これら一連のメモリ制御は、制
御信号生成回路133で生成される制御信号によって行
なわれる。
上記メモリ150,151から出力された輝度信号Yは
DA変換器170及び低域フィルタ(LPF)180と
により、もとのアナログ輝度信号Yl:変換される。一
方、色差信号は、メモリ15o、151がら出力されて
のち、−旦、データ補間回路160において、線順次方
式によって欠落したラインの信号が補間される。データ
補間された色差信号(1、C2は、DA変換器171,
172及びLPF181,182を経て、もとのアナロ
グ色差信号c1及びC2に変換される。上記、再生信号
Y、C1,C2は次に遂マトリクス回路192に入力さ
れ、出力信号として赤(R)、緑(G) 、 T(B)
ノ三原色信号が端子201,202゜203に得られる
一方、制御信号生成回路135から出力される基準信号
をもとにして、同期信号生成回路191で再生時の同期
信号が生成されて、同期信号出力端子204に出力され
る。
次に第4図を用いて、本発明によるVTRを2台用いて
、実際にテープをダビングする場合のVTRの動作につ
き説明する。第4図は再生側のVTR1で再生された映
像信号を、記録側のVTR2にダビングする場合の2台
のVTRの接続方法を示す図である。
第4図において、通常の記録再生では、例えばVTR1
の場合には映像信号入力端子群300から記録しようと
する映像信号が入力され、同VTRの映像信号出力端子
群301から再生された映像信号が出力される。従来の
VTRでは、上記したVTR1側の映像信号出力端子群
301からの出力信号を、VTRZ側の映像信号入力端
子端400に入力することによって、ダビングが行われ
る。
しかし、本発明によるVTRでは、第4図:二示すよう
に、再生側のVTR1のダビング信号出力端子305か
ら得られるダビング出力信号を、記録側のVTR2のダ
ビング信号入力端子402に入力することでダビングが
行われる。このように、専用のダビング信号入出力端子
を用いることによって、記録・再生に伴なう複雑な信号
処理回路を経ずに、直接VTRからVTRへのダビング
作業を行なうことができる。したがって、ダビング時の
画質劣化を最小限に抑えることができ、ダビング後にも
、従来に比較して良好な画質を得ることが可能である。
第5図は、本発明を適用した他の実施例を示すブロック
図である。同図は、第1図に示したブロック図と同様の
構成を有するVTRのブロック図であって、第1図と共
通の部品C二は同一の符号が付されている。
第5図において、記録側のダビング入力端子60゜61
はそれぞれDA変換器50.52に信号切換手段64.
65を介して接続されている。一方、再生側においては
、チャンネルA用メモリ150、チャンネルB用メモリ
151の出力信号が、−旦切換回路152を経由して、
ダビング出力端子130,131、及び輝度信号用DA
変換器1701色差信号用のデータ補間回路160に入
力される。
上記の構成にすることによ1バダビング出力端子130
及び131から出力されるA、B両チャンネルの信号は
、メモリからの出力、即ちディジタル信号であるから、
他のVTRのダビング入力端子との信号のやりとりはデ
ィジタル信号で行なうことになる。したがって、ダビン
グ時の2台のVTR間の信号のやりとりにおいては、周
波数特性、波形歪み等による信号の劣化は原理的に生じ
ることがなく、ダビング時の画質劣化を最小に止めるこ
とができる。
また、上記のよう書=メモv 150,151を通過後
にダビング出力を得る構成であるので、上記メモリを単
純な遅延回路として用いることによって、ヘッドから再
生された映像信号の遅延量を、メモリの最大容量の範囲
で制御することが可能である。
このことは、例えば、映像はアナログ記録し、音声はデ
ィジタル記録している形式のVTRで、ダビングを行な
う場合に、いわゆるAV(オーディオ、ビデオ)遅延を
補償するのに非常に役立つ。
第6図は、第3図に示したテープパターンにおいて、テ
ープ上のオーバラップ領域にディジタル音声を記録した
場合のテープパターンを示す図であって、ディジタル音
声はヘッド走査方向の出側のディジタル音声記録領域に
記録されている。
第7図は、上記のような形態で記録されているディジタ
ル音声信号を復調して5元の音声信号を得るための、デ
ィジタル音声再生信号処理系のブロック図を示す。
第7図において、磁気ヘッド101、及び102:二よ
って再生された信号は、プリアンプ110にヘッド出力
信号入力端子を介して送られる。ヘッド出力信号はプリ
アンプ110で増幅されたのち、波形等化回路500に
おいて、記録・再生過程で受けた振幅・位相歪みが補正
され、基準電圧源501を有スルコンパレータ502に
入力される。コンパレータ502では、入力された信号
と基準電圧源との大小を比較することによって、入力信
号を2値のディジタル信号に変換する。
このようにして生成されたディジタル信号は、データス
トローブ回路503に入力されて、そのストローブクロ
ックが生成され、さらに、メモリ505をバッファメモ
リとする誤まり検出・訂正回路504に入力される。こ
の娯まり検出・訂正回路では、再生されたディジタル信
号に対して、記録・再生過程で生じた符号誤まりを検出
・訂正あるいは補正処理を施こす。
メモリ505は、上記誤まり検出・訂正過程において、
−時的にディジタルデータを記憶しておくためのバッフ
ァメモリであって1通常映像信号の1フイールドあるい
は1フレ一ム期間で伝送される音声信号に相当するメモ
リ容量を有している。
この誤まり検出・訂正回路で処理されたディジタル信号
は、DA変換器506によってもとのアナログ音声信号
に変換されて、音声出力端子507に出力される。
第8図は、上記音声信号処理を時系列的に示す図であっ
て、(a)は映像信号のフィールドタイミングであり、
高レベルは偶数フィールドを、低レベルは奇数フィール
ドを示している。(b)は音声信号の再生処理タイミン
グを示しており、斜線で示された部分は、第6図のオー
バラップ領域に記録されているディジタル信号の再生時
間を示している。
これらのディジタル信号のうち、数字0で示された時間
に再生された信号は、図(:示すように、上記した誤ま
り訂正等の処理;二よるデータ遅延を受けて、1フレー
ムの遅延の後に再生音声信号として出力される。
一方、第8図(C)は、映像信号の再生処理タイミング
であって、例えば0と示されたフィールドの信号は、音
声信号との同時性を確保するために、1フレーム遅延さ
れて出力される。
上記のように、第5図の再生側のメモ1月50.151
を単純な遅延線として用いることによって、ディジタル
処理に伴なう音声の遅延によって生ずるAV遅延を補償
し、かつダビング端子を用いたダビングが可能となる。
また、上記のように、メモ!J t50、151を介し
てダビングする場合には、これらのメモリを時間軸誤差
補正用のバッファメモリとして用いることも可能であっ
て、メモ17150,151から切換回路152を経由
して出力されるダビング用出力信号を、時間軸誤差の補
正された信号として出力することも可能である。
この際、AD変換用のサンプリングクロック、及びメモ
リへの書き込みアドレス生成用のクロックには再生信号
中に含まれる時間軸誤差に同期したクロックを用い、一
方、メモリからの読み出しクロックは水晶発振器による
正確なりロックを用いる必要がある。
上記、第1図及び第5図のブロック図で示された実施例
は、いずれもHDTV信号を記録再生するVTRにおけ
る例であるが、入力信号として、HDTV信号を帯域圧
縮して伝送する、いわゆるMUSE方式に準拠したよう
な信号であってもよい。
図には示さなかったが、いわゆるMUSFi信号を入力
して、時間軸変換処理を施した後に記録するVTRIニ
ーおいては、ダビング端子は第1図の実施例と同様にF
M変調器の前(記録入力側)、及びFM復調器の後(再
生出力側)に設けられ、2台のVTRを上記のダビング
端子間を接続することで、ダビング可能となる。
本発明は、NTSC:、PAL、SECAM等の既存(
7)TV信号を記録するV’I’Hにも適用可能である
さらに、上記実施例は、入力信号を2つのチャンネルA
及びBに分割して記録する場合のみを示したが、本発明
は2チャンネル分割方式に限らず、チャネル分割を伴な
わない方式のVTRにおいても、さらに2チャンネル以
上の多チヤンネル分割方式においても適用可能である。
また、同様に、再生専用のVTR,または、記録済の円
盤により映像情報を再生するVDP (ビデオディスク
プレーヤ)、さら(:記録媒体間のダビングあるいは編
集を専用に行なうダビングマシンや編集機:二おいても
本発明を適用することが可能であり、ダビング時の記録
・再生過程で必要となる最小限の構成により、これらの
機器を構成することζ二よって、ダビング時の画質向上
のみならず、ダビングマシンや編集機のコストを低減す
ることも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、記録済テープか
ら他のテープへのダビングに際して、ダビング専用の入
出力端子を用いることに上って、ダビング過程で必要と
なる最小限の信号処理回路のみを経由してダビングを行
うことが可能となる。
これにより、ダビング時の画質劣化を最小限に止めるこ
とができ、ダビング後の映像信号の画質を向上させるこ
とができ、上記従来技術の問題点を除いて、優れた機能
の映像信号記録再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図の信号処理過程を示す波形図、第3図は第1図の
実施例におけるテープパターン図、第4図はダビング時
のVTR間の結線図、第5図は本発明の他の実施例を示
すブロック図、第6図はディジタル音声を記録した場合
のテープパターン図、第7図はディジタル音声信号処理
回路のブロック図、第8図は音声及び映像信号処理タイ
ミング図である。 20.21.22・・・AD変換器 40.41・・・メモリ 50.52・・・DA変換器 61.62・・・ダビング信号入力端子70.71・・
・FM変調回路 120 、121・・・FM復調回路 130 、151・・・ダビング信号出力端子140.
141・・・AD変換回路 150.151・・・メモリ 170.171,172・・・DA変換器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、映像信号入力端子から入力された映像信号(1、2
    、3)をディジタル信号に変換する第1のAD変換器(
    20、21、22)と、 この第1のAD変換器から出力されたディジタル信号を
    所定の時間だけ一時的に蓄え、所定の順序で出力する第
    1のメモリ(40、41)と、この第1のメモリから出
    力されたディジタル信号をアナログ信号に変換する第1
    のDA変換器(50、52)と、 この第1のDA変換器の出力信号を周波数変調する周波
    数変調器(70、71)とを備え、上記周波数変調器の
    出力信号を回転ヘッド (101、102、103、104)により磁気テープ
    (105)上に記録し、 再生時には上記回転ヘッドにより磁気テープから読み出
    された信号を周波数復調する周波数復調器(120、1
    21)と、 この周波数復調器により復調された信号からその復調信
    号に含まれる時間軸変動に同期したクロックを生成する
    クロック生成手段(133)と、このクロック生成手段
    で生成したクロックを標本化クロックとして上記復調信
    号をディジタル信号に変換する第2のAD変換器(14
    0、141)と、 この第2のAD変換器から出力されたディジタル信号を
    所定の時間だけ一時的に蓄え、所定の順序で出力する第
    2のメモリ(150、151)と、この第2のメモリか
    ら出力されたディジタル信号をアナログ信号に変換する
    第2のDA変換器(170、171、172)とを備え
    、 もとの映像信号を再生するように構成された映像信号記
    録再生装置において、 記録側にはダビング信号専用の入力端子(60、61)
    と、 このダビング信号入力端子からの信号と前記映像信号入
    力端子からの信号とを選択する信号切り換え手段(62
    、63)とを備え、 再生側にはダビング信号専用の出力端子(130、13
    1)を備え、 テープダビング時には上記ダビング信号入力端子を経由
    して信号の入出力を行う構成としたことを特徴とする映
    像信号記録再生装置。 2、映像信号入力端子から入力された映像信号をディジ
    タル信号に変換する第1のAD変換器(20、21、2
    2)と、 この第1のAD変換器から出力されたディジタル信号を
    所定の時間だけ一時的に蓄えるN個(Nは2以上の整数
    )の第1メモリ(40、41)と、 このN個の第1メモリのそれぞれに対応しこれらのメモ
    リから出力されるディジタル信号をアナログ信号に変換
    するN個の第1DA変換器(50、52)と、 上記N個の第1DA変換器の出力信号のそれぞれを周波
    数変調するN個の周波数変調器(70、71)とを備え
    、 上記N個の周波数変調器からの出力信号を少なくともN
    個の回転ヘッド(101、102、103、104)に
    よって同時に磁気テープ(105)上に記録し、再生時
    には上記少なくともN個の回転ヘッドにより磁気テープ
    から読み出された信号を周波数復調するN個の周波数復
    調器(120、121)と、これら周波数復調器により
    復調されたN個の復調信号のそれぞれからその復調信号
    に含まれる時間軸変動に同期したクロックを生成するN
    個のクロック生成手段(133)と、 このクロック生成手段で生成したクロックを標本化クロ
    ックとして上記復調信号をディジタル信号に変換するN
    個の第2AD変換器(140、141)と、 上記N個の第2AD変換器から出力されたディジタル信
    号を所定の時間だけ一時的に蓄え、所定の順序で出力す
    るN個の第2メモリ(150、151)と、 このN個の第2メモリから出力されたディジタル信号を
    もとの入力アナログ信号に変換するDA変換器(170
    、171、172)とを備えた映像信号記録再生装置に
    おいて、 記録側にはN個のダビング信号専用の入力端子(60、
    61)と、 このN個のダビング信号入力端子からの信号と前記映像
    信号入力端子からの信号とを選択する信号切り換え手段
    (62、63)とを備え、再生側にはダビング信号専用
    のN個の出力端子(130、131)を備え、 テープダビング時には上記ダビング信号入力端子を経由
    して信号の入出力を行う構成としたことを特徴とする映
    像信号記録再生装置。 3、請求項1または2において、記録側のダビング専用
    入力端子(60、61)が前記周波数変調器(70、7
    1)の入力端子に、再生側のダビング信号専用出力端子
    (130、131)が前記周波数復調器(120、12
    1)の出力端子にそれぞれ接続されていることを特徴と
    する映像信号記録再生装置。 4、請求項1または2において、記録側のダビング信号
    入力端子(60、61)が記録側のDA変換器(50、
    52)の入力端子に、再生側のダビング専用出力端子(
    130、131)が再生側メモリ(150、151)の
    出力端子にそれぞれ接続されていることを特徴とする映
    像信号記録再生装置。 5、請求項1または2において、音声信号が誤り検出訂
    正符号を伴うディジタル音声信号として磁気テープのオ
    ーバラップ領域に記録されており、 上記音声信号の再生時には再生されたディジタル音声信
    号を上記誤り検出訂正符号を用いて誤り訂正するディジ
    タル音声信号処理回路に入力し、 所定の処理を施した後、アナログ信号に変換して出力す
    るようになされ、 記録側のダビング信号専用入力端子(60、61)が記
    録側のDA変換器(50、52)もしくは周波数変調器
    (70、71)のいずれか一方の入力端子、また再生側
    のダビング信号専用出力端子(130、131)が再生
    側メモリ(150、151)の出力端子もしくはAD変
    換器(140、141)の入力端子のいずれか一方に接
    続されており、 上記記録側または再生側のメモリ(40、41、150
    、151)が単純な遅延線として動作し、かつ上記メモ
    リを通過することによる映像信号の遅延量が上記ディジ
    タル音声信号処理回路による音声信号の遅延量と一致す
    るように構成したことを特徴とする映像信号記録再生装
    置。 6、請求項5において、前記遅延線として動作するメモ
    リ(40、41、150、151)の書き込みは復調信
    号に含まれる時間軸変動に同期したクロックにより行い
    、メモリからの読み出しは水晶発信器の発振により得た
    基準クロックを用いる構成としたことを特徴とする映像
    信号記録再生装置。 7、請求項1、2、3、4、5または6において、前記
    記録側で用いるメモリの書き込みクロックと読み出しク
    ロックの周波数を異ならせることにより、入力映像信号
    の時間軸を伸長または圧縮して記録し、再生側で用いる
    メモリの書き込みクロックと読み出しクロックの周波数
    を異ならせることによって、記録側とは逆の時間軸処理
    を行ってもとの映像信号と同形態の再生映像信号をうる
    構成としたことを特徴とする映像信号記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01241003A (ja) * 1988-03-22 1989-09-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 信号複写方法および信号複写装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01241003A (ja) * 1988-03-22 1989-09-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 信号複写方法および信号複写装置

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