JPH029462A - 空気清浄器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気集塵方式の空気清浄器に関するものである
。

従来の技術 従来、この種清浄器は第４図のように吸気口１よりの吸
引空気に電荷を与える放電装置を備えており、またこの
放電装置２はプラス側放電針３とアースをとるマイナス
板４とを有していた。

この場合、放電針３とマイナス板４の間に高圧がかかり
、その間で放電がなされ、そこを通る吸引空気中の塵埃
に電荷を与える。

荷電された塵埃は、その一部がマイナス板４に電荷の引
き合う力により吸着されるが、他は放電装置２を通りそ
の後方に設けた帯電フィルター５に吸着される。そして
塵埃がろ過され、清浄空気が排気されることになる。６
はファン、７は排気口である。

発明が解決しようとする課題 上記構成において、放電針３の先端には次第にたばこの
やに等が蓄積する。しかるに、マイナス板４への放電が
低下し、集塵性能も低下してしまう。そのため、洗浄な
どのメンテナンスが必要であるが、放電装置２を着脱自
在にしなければならず、高圧に対する安全性を考慮必要
があるとともて、とがった針を洗浄するのは、作業性も
悪く、変形の危検もあった。放′１針の代わりに放電線
を使用する場合もＰＩ様で、やにの付着により、放電性
能が低下するとともに、洗浄時、放電線が切れる等の問
題があった。

本発明はこの問題を解消するもので、放電装置を着脱し
なくても、放電針の汚れを落とす機能を持たせ、メンテ
ナンスの容易な空気清浄器を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の第１の手段は、放電
装置を放電線とアース体とを放電距離をおいて吸気口と
平行に配列して構成し、さらにこの放電線に清掃部材を
当接させらがら摺動する摺動子を配設し、この摺動子の
操作用レバーを吸気口開口部より外部へ突出させたもの
である。また第２の手段は、上記摺動子の一辺にアース
体に当接するブラシ毛を植設したものである。

作　　用 上記本発明によれば、摺動子を操作することでその清掃
部材が放電線を拭きながら摺動し、その放電線の汚れを
落とす。また摺動子自体が放電線自体を支えるので、そ
のたるみ防止にもなる。

またブラシ毛によってアース体の清掃も同時に行われる
。

実施例 以下添付図面に沿って本発明の実施例について説明する
。

第１図〜第３図において１１は空気清浄器本体で、モー
ター１２で駆動されるファン１３と、高圧を発生する高
圧発生回路１４を内蔵している。

吸気口１５の内側には放電装置１６を配設しており、そ
の後方には帯電フィルター１７を設置している。

放電装置１６は、放電線１８とアース板１９とを放電距
離をおいて吸気口１５と平行に配設して構成されており
、上記放電線１日は一端を本体１１の側壁に固定し、他
端を高圧発生回路１４の出力端子２ｏに接続している。

２１は摺動子で、切溝にうめ込んだ不織布等の清掃部材
２２内に放電線１日をはさんでおり、吸気口１５より突
出させたレバー２３を介して放電線１８に沿って摺動で
きるようになっている。

２４は摺動子２１に植毛したブラシ毛で、摺動時、アー
ス板１９端面をブラッシングする。

２６は排気口である。

上記構成において、本体運転時は、放電装置１６に高圧
が印加され、放電線１８からアース板１９に放電が生じ
る。

ファン１３で吸引された空気中の塵埃は、この放電領域
を通過する際に電荷が与えられる。

電荷を帯びた塵埃は、帯電フィルター１７を通過する際
電荷の引き合う力により吸着され、清浄器χのみがファ
ン１３を通り、排気口２５より排出される。

その際、たばこのやに等は、放電線１８にも付着してい
き、放電を妨げる原因となる。

放電線１８に汚れが蓄積し、放電性能が低下して集塵能
力が落ちた場合は、レバー２３を介して摺動子２１を吸
気口１６の端から端まで摺動させ、その清掃部材２２で
放電線１８の表面の汚れを拭きとる。

その時、同時にブラシ毛２４でアース板１９の端面をも
ブラッシングし、付着した汚れも拭きとる。

この動作により、放電線１８及びアース板１９は初期に
近い状態となってすぐれた放電性能を発揮し、高集塵性
能を維持することができる。

摺動子２１は放電線１日中央部に位置しておけば、長い
放電線１８を支える役目を果たし、そのたるみ防止にも
なる。

またレバー２３を吸気口１５から突出させているため、
他に余分な開口部を設けずとも、放電線１８のほぼ全域
を摺動子２１で清掃することができる。これは普通吸気
口１６の広さに合わせて放電線１８の長さを設定するの
で、吸気口幅を摺動させることは、そのまま放電線全域
を掃除することにつながる。

よって、吸気口１６の有効的な使い方とも言えるであろ
う。

発明の効果 このよ５に本発明によれば、摺動子を動かすという簡単
な動作で、常に放電性能を良好に保つことができ、すぐ
れた集塵性能を保つことができる。

さらに摺動子は、放電線を支持することになり、清掃時
の放電線切れがないばかりか、放電線のたるみ防止にも
なる。

また摺動子操作レバーを吸気口より突出させているため
操作が容易であるとともに、余分な開口が要らず、全体
構成を小さくまとめることができる。

さらに摺動子にブラシ毛を設ければ、アース体の清掃も
できるなど、メンテナンスが容易で、小型かつ高性能を
保ち続けるすぐれた空気清浄器を提供することができる
６、

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す斜視図、第２図は同水平
断面図、第３図は同垂直断面図、第４図は従来例の断面
図である。 １４・・・・・・高圧発生回路、１５・・・・・・吸気
口、１ｅ・・・・・・放電装置、１８・・・・・・放電
線、１９・・・・・・アース体、２１・・・・・・摺動
子、２２・・・・・・清掃部材、２３・・・・・・レバ
ー、２４・・・・・・ブラシ毛。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）空気通路内に設けた放電装置と、この放電装置に
   高圧を印加する高圧発生回路とを具備し、上記放電装置
   は、放電線とアース体とを放電距離をおいて吸気口と平
   行に配列して構成し、さらにこの放電線には清掃部材を
   当接しながら摺動する摺動子を配設し、その摺動子を操
   作するレバーは、吸気口より外部へ突出させてなる空気
   清浄器。
2. （２）摺動子の一辺にアース体に当接するブラシ毛を植
   毛した請求項１記載の空気清浄器。