JPH0294580A - ホール素子 - Google Patents

ホール素子

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JPH0294580A
JPH0294580A JP1197036A JP19703689A JPH0294580A JP H0294580 A JPH0294580 A JP H0294580A JP 1197036 A JP1197036 A JP 1197036A JP 19703689 A JP19703689 A JP 19703689A JP H0294580 A JPH0294580 A JP H0294580A
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JP
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electrodes
hall element
cross
section
virtual
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Application number
JP1197036A
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English (en)
Inventor
Urs Falk
ウールス・ファルク
Radivoje Popovic
ラディホエ・ポポビック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens Building Technologies AG
Landis and Gyr AG
Original Assignee
Landis and Gyr AG
LGZ Landis and Gyr Zug AG
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Publication date
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Publication of JPH0294580A publication Critical patent/JPH0294580A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N52/00Hall-effect devices
    • H10N52/101Semiconductor Hall-effect devices

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  • Hall/Mr Elements (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はホール素子に係り、さらに詳細には多角形の断
面と、この多角形断面の側辺に配置された数が4の倍数
の電極断面を有するホール素子に関するものである。
[従来の技術] この種のホール素子は、 rIEEE会報(Proce
edings of the LEEE) J第74巻
第8号、1986年8月、第1107ページから第11
31ページ、バルテス(H,P、Ba1tes)及びロ
ボビック(R。
S、Ropovic)の「集積半導体磁場センサ(In
tegrated Sem1conductor Ma
gnet Field 5ensors) J第3図に
記載されている。このホール素子の場合には、ホール素
子が電気的に対称に作用するように電極がホール素子の
中心に対して点対称に配置されているので、ホール素子
のゼロ電圧(オフセット電圧)は理論的には常にゼロに
等しい。
ヨーロッパ特許公開公報第0148330A2号には集
積されたホール素子が記載されており、同一の大きさを
有する電極は集積ホール素子の表面に空間的に対称に直
線状に配置されている。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の課題は、電極がホール素子の中心点に対して空
間的に点対称に配置されていなくても、そのホール素子
の電気的に対称な機能が維持される冒頭で述べた種類の
ホール素子を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するために本発明によれば、多角形の
断面と、この多角形断面の側辺に配置された数が4の倍
数の電極断面を有するホール素子において、電極断面は
、半径を1とする円の仮想面中心点に対して点対称に重
複することなく円周上に配置された同数の仮想電極断面
群を円の仮想面力ζら前記多角形の断面に数学的に等角
写像することによって形成され、前記仮想電極断面群は
、4)の電極を1つの群とする単位電極群に分割されて
おり、その単位電極群において仮想電極断面は、それぞ
れ円周上に互いに等距離隔てて配置される構成が採用さ
れている。
[作用] 電極を点対称に配置することなく、集積回路に容易に組
み込むことのできるホール素子を実現することができる
。というのは、この場合には例えばすべての電極がホー
ル素子の集積回路の表面に相当する側に配置されるから
である。
本発明の好ましい実施例は従属請求項に記載されている
[実施例コ 本丸明の実施例を図面に示し、以下で詳細に説明する。
なお、すべての図面において同一の参照符号は同一部材
を表すものである。
本発明のホール素子には多数の電極が設けられており、
その電極の数は4の倍数であって、それぞれ4)の電極
を1つの群とする電極群(以下単位電極群という)を形
成する。各単位電極群においては、それぞれ第1と第2
の電流電極と第1と第2のセンサ電極とが設けられてい
る。単位電極群が多数存在する場合には、通常はすべて
の単位電極群の同名の電極がホール素子の外部で電気的
に並列に接続される。
好ましくは4)の電極1〜4(この場合単位電極群(1
,2,3,4)は一つとなる)あるいは8個の電極1〜
8(この場合2つの単位電極群(L  2.3.4)、
 (5,6,7,8)が形成される)が設けられる。第
1図〜第49図及び第52図には4)の電極が設けられ
ており、第50図と第51図には8つの電極が設けられ
ているものとする。
第1図〜第47図、第52図及び第53図にはそれぞれ
本発明になるホール素子の断面が平面で示されており、
この断面にはそれぞれ4)の電極1〜4ないしは8つの
電極1〜8の断面が設けられでいる。本発明のホール素
子は平坦な多角形の断面9を有し、この多角形の断面9
は図の平面に配置されている。この平面のホール素子断
面9の側辺には電極1〜4ないし電極1〜8の断面が配
置されている。平面で示す各断面にはu1座標軸と、こ
のul座標軸に対して垂直のu2座標軸が設けられてお
り、そのゼロ点はそれぞれホール素子の断面9の中心点
と一致する。従ってホール素子断面9の周面の各点と電
極1〜4ないし1〜8の断面の各点は図の平面において
は座標値で表される複素数値u=u 1+j−u2を有
する。なお、Jは虚数単位を表すものである。図を簡単
にするためにulとu2の座標軸は第1図と第52図に
だけ示されている。
多角形の断面9は好ましい実施例においては四角形状で
あって、さらに好ましくは矩形状あるいは台形状である
。第1図から第47図及び第52図ではそれぞれ4角形
の断面9が設けられているものとする。この場合に第1
図から第47図は電極が4)だけの場合に、電極1〜4
が断面に配置される種々の例を示すものであるが、これ
のみに限定されるものではない。
すべての実施例において、すべての電極1〜4ないしは
電極1〜8の電極断面は、重複することなく配置された
第1の仮想電極断面群を第1の仮想面から多角形断面へ
数学的に等角写像することによって得られる電極断面で
ある。この場合、仮想電極1a−4aないしは1a〜8
aは第1の仮想面である円10の周面上で円10の中心
に対して点対称に配置される。円100半径は1である
電極1〜4ないし1〜8から構成される単位電極群は第
1の仮想電極1ax4aないし1a〜8aから構成され
る単位電極群(la、2a、3a、4a)ないしく5a
、6a、?a、8a)にそれぞれ対応する。すなわち、
第1の仮想電極群は1つの単位電極群(la、2a、3
a、4a)からなるかあるいは2つの単位電極群(la
、2a、3a、4a)と(5a、6a、7a、8a)か
ら構成される。各単位電極群(la、2a、3a、4a
)ないしく5a、6a、7a、8a)においてメlの仮
想電極1a〜4aないし5a〜8aの断面はそれぞれ円
10の周面上で互いに等距離隔てて配置される。
第48図には4)の電極1〜4のみが設けられている場
合が示されており、同図には関連する第1の仮想面とそ
れに属する円10及びそれに属する第1の仮想電極1a
−4aが示されている。第51図には8つの電極1〜8
が設けられている例が示されており、同図には関連する
第1の仮想面とそれに属する円10及びそれに属する仮
想電極1a〜8aが示されている。第51図では単位電
極群(5a、6a、7a、8a)は単位電極群(la、
2a、3a、4a)に対して一定の角度δずらされて配
置されている。簡単にするために第48図と第51図で
は、各単位電極群のいずれの内部においても電極1a−
4aないし5a〜8aの断面は等しい大きざを有してい
る。
第1の仮想面にはそれぞれw1座標軸とそれに対して垂
直なw2座標軸が設けられており、そのゼロ点はそれぞ
れ円10の中心と一致する。円10はW1座標軸と1+
j・0と一1+j・0の2点で交わる。円10の各点は
座標軸W1とW2上の座標値で表される複素数値w=w
1+j−w2を有する。第1の仮想電極1ax4aない
し1a〜8aの断面はそれぞれ円のセグメントとなる。
ホール素子の断面が4角形の場合には、第48図に示す
第1の仮想電極1a−4aは、第1図〜第47図のいず
れかに示す4)の電極1〜4に相当する。すなわち電極
1〜4は第1図〜第47図のいずれかに示す多角形断面
において、第48図の第1の仮想面に示す第1の仮想電
極1a−4aの数学的等角写像となる。
同様にホール素子の断面9が4角形の場合に、第51図
に示す第1の仮想電極1a〜8aは第52図に示す8つ
の電極1〜8に相当する。すなわち電極1〜8は第52
図の多角形断面において第51図の第1の仮想面に示す
第1の仮想電極1a〜8aの数学的等角写像に相当する
第1図〜第47図及び第52図において電極1〜8の断
面は、それぞれ該当する電極が4角形の断面9の周面の
1つの側にあるか、1つの稜を越えて2つの側にあるか
あるいは2つの稜を越えて3つの側に配置されているか
によって、それぞれ直線状、L字状あるいはU字状にな
る。
以下においては4角形の断面9が1つ存在するものとし
て説明を行う。
第48図に示す第1の仮想電極1a−4aを多角形断面
に直接等角写像として形成する代わりに、次のように1
つあるいは2つの中間段階を経て等角写像することによ
り簡単かつ分かりやすくすることができる。すなわち、 まず第1の方法では、第49図に示すように、第2の仮
想面に第1の仮想面に示す第1の仮想電極1a−4aを
数学的に等角写像し、同じ数の第2の仮想電極群1b−
4bを形成する。第2の仮想面には、実数の21座標軸
とそれに垂直なz2座標軸が存在すると仮定すると、第
2の仮想電極lb〜4bの座標は複素数値z=21+J
・z2を有する。第1の仮想面の円lOは第2の仮想面
の実数の21座標軸に相当するので、第2の仮想電極1
b〜4bの断面は第2の仮想面においては直線状になり
、かつzl軸上に位置し、特にゼロ点に対して対称にな
る(第49図を参照)。このように対称であることによ
って、電極1〜4の断面はホール素子の4角形の断面9
上の座標軸u2に対して軸対称に配置される。多角形断
面内における電極1〜4の断面は第2の仮想面に示す第
2の仮想電極1b−4bの断面の数学的等角写像となる
2つの等角写像に間しては次式が当てはまる。
すなわち、 y=−jα(w+j)/ (w−j)     (I)
kの値は次式で求められる。
断面9の2辺の長さの値である。パラメータWは第1の
仮想面における第1の仮想電極1a−4aの断面の終了
点の座標値からなる複素数値w 1 +j−W2で表さ
れ、これに対してパラメータ2は第2の仮想面における
第2の仮想電極1b〜4bの断面の終了点の座標値から
なる複素数値Z1+j−22で表される。一方パラメー
タUは4角形断面の電極1〜4の断面の終了点の座標値
からなる複素数値u1+j−u2で表される。Xは変数
を表す。1式と11式からYを除去することによっなお
、αは任意の実数パラメータであって、Yの値は1式を
用いて11式で計算することができる。
次に示す第2の方法では、多角形断面内に電極1〜4の
断面をu2座標軸に対して対称に配置させる必要がなく
なる。
この方法では、さらに第3の仮想面が存在し、第3の仮
想面においては第50図に示すように実数のv1座標軸
とそれに対して垂直なり2座標軸が存在する。この場合
、v2座標軸は第2の仮想面の平行なz2座標軸に対し
て任意の実数パラメータβだけずらされており、v1座
標軸とzl座標軸は一致する。第3の仮想面に配置され
た第3の仮想電極1cm4cの断面は、第2の仮想面に
配置された第2の仮想電極1 b’〜4bの断面を数学
的に等角写像したものである。第3の仮想電極10〜4
Cの断面は第3の仮想面においてすべて実数のv1座標
軸上に位置するが、ゼロ点にたいしては非対称である(
第50図を参@)。このように非対称であることによっ
て、多角形断面における電極l〜4の断面もu2座標軸
に対して対称ではなくなる。多角形断面における電極l
〜4の断面は、第3の仮想面に示す第3の仮想電極IC
〜4Cの断面の数学的等角写像である。
前記■からII+の式に間してざらに次の式があてはま
る。
v=z+β             (v)この式を
第1v式に代入すると、次の式が得られる・     
             っ久(vv+」)/(Vv
−J)式1vは式v1に含まれる。というのはパラメー
タβをゼロにしたものに相当するからである。
3つの仮想面とそれに付属する仮想電極1a〜4a、1
b−4bないしlc〜4cの断面は常に数学的に考えら
れた平面であって、ホール素子内に空間的に存在するも
のではなく、単に計算に用いるだけのものである。
4角形の断面9の2辺の長さaとbの値、任意の実数パ
ラメータαとβの値及び式111を用いて計算したkの
値が与えられているものとして、前記2つの場合におい
て式v1から、電極1〜4の断面の2つの終了点、ない
し4)以上の電極が存在する場合にはすべての電極1〜
8の断面の2つの終了点をそれぞれ座標値u1、u2と
するの複素数値u1+J−u2が得られる。なお、第1
の方法の場合にはパラメータβの値はゼロに設定される
以上のようにして計算されたすべての電極1〜8の断面
の終了点は、通常は4角形の断面9の周面の長さにわた
って不均一に分配される。このことは、通学制々の電極
1〜4ないし1〜8の断面の長さも隣接し合う2つの電
極間の距離も非常にまちまちであることを意味している
。言い方を変えると、電極1〜4ないし電極1〜8の断
面は通常4角形の断面9の中心点に対して全然点対称に
配置されなくなる。電極配置がこのように完全に非対称
であることによって、本来ならばホール素子の電気的特
性は非対称になり、したがってホール素子のゼロ電圧は
ゼロでなくなってしまう。ただ電極1−4ないし1〜8
の断面の終了点が円lOの中心に対して点対称に配置さ
れた第1の仮想電極1a−4aないし1a〜8aの断面
の終了点の数学的等角写像であるという事実によって、
数学的に等角写像する間、空間的に非対称の構造が生C
るにも拘らずホール素子には電気的に対称な特性が維持
される。従って電極断面1〜4が多角形断面に点対称で
なく配置されていたとしても、ホール素子は対称な電気
的特性を有し、従ってそのゼロ電圧は少なくとも理論的
にはゼロに等しい。
以上説明した種々の方法においては、すべての電極1〜
4ないし1〜8の断面は断面90片側に配置されている
(第1図、第16図、第17図、第19図、第52図を
参照)。従ってこれらの方法は、例えば集積回路に組み
込まれている集積されたホール素子を形成するのに特に
適している。
この場°合、すべての電極1〜ルないし1〜8の断面が
配置されている断面9の側は集積されたホール素子及び
集積回路の表面に相当する。この種の集積されたホール
素子の断面が第53図に示されてい゛る。この場合には
集積されたホール素子は必要に応じて設けられた基板1
1と、基板ll上に形成された厚さaを有する半導体N
12と、必要に応じて設けられた埋め込みN13と直角
のリング状の槽(井戸)14とから形成されており、前
記埋め込み層13は基板11と半導体N12の境界面に
かつ同境界面に対して平行に配置されており、また前記
リング状の槽14の半導体層上面の部分には接続接点1
5が設けられている。半導体層12の表面はさらに酸化
物層17で覆われており、この酸化物層を横切って接続
接点15と4)の電極1〜4が設けられている。4)の
電極1〜4にはそれぞれ接点用拡散部18.19.20
.21と接続ワイヤ22.23.24.25が設けられ
ている。接点用拡散部18〜21は半導体層120表面
から拡散して侵入しており、かつ不純物原子により濃く
ドーピングされている。接点用拡散部はさらに半導体1
2と同じ導電型、例えばN型を有し、埋め込み層13と
槽14は反対の導電型、例えばP型を有する。半導体層
12の表面に接しリング状の槽14の内部領域において
浅い層26がさらに半導体層12へ拡散して侵入してお
り、この浅い層26は埋め込み層13及び槽14と同じ
導電型、例えばP型を有し、それぞれ接点用拡散部18
〜21によって横断されている。
必要な場合だけ設けられる基板11と埋め込み層13を
設けない場合には、槽14は第53図に示すように半導
体層12の底には接触しない。この場合には半導体層の
aの値は著しく大きくなる。
第53図の例においては、槽14は埋め込み層13と点
AとBで接触し、かつ半導体層12と特に点CとDで接
触している。面積ABCDは本来の集積ホール素子の断
面9を示す。前記面積ABCDは上と下をほぼ平行な2
つの辺ABとCDで区切られ、横を湾曲した2つの辺A
CとDBで区切られている。2つの平行な辺ABとCD
の間の距離・は、半導体層12の厚さの値aとほぼ等し
い。
というのは、埋め込み層13の厚さは比較的薄いからで
ある。湾曲した辺ACとDBの間の距離は値すに相当し
、4角形の断面9の場合とは異なり一定″でない。集積
ホール素子の場合にはaの値は非常に小さいので、断面
9の面積ABCDはほぼ台形状あるいはさらに4角形と
見なすことができる。4角形と見なす場合には、bの平
均値をbの値と考えなければならない。
従ってこのホール素子は集積ホール素子として形成する
ことができ、その場合に断面9は少なくともほぼ台形あ
るいは4角形と見なすことができる。4角形の場合には
電極1〜4の断面の終了点を計算するのにI−V1式を
使用することができる。
このようにして計算して得られた座標ul、u2は、集
積ホール素子の断面形状が理想的な4角形ではないこと
を考慮して、場合によっては次に少し修正しなければな
らない。
集積ホール素子の電極1〜4ないし1〜8はすべてほぼ
直線上に位置するが、ヨーロッパ特許公開公報0148
33OA2に示す公知の構成とは異なり、すべてが同一
の大きさではない。
ホール素子のゼロ電圧UOは理論的にはゼロに等しいが
、実際には製造の非対称性やあるいはノイズによってゼ
ロ電圧UOの残留値は常にゼロと異なる種々の小さな値
を取る。このゼロ電圧の残留値は公知の種々の方法によ
って除去することができるが、好ましくは米国特許公報
第4037150号に記載の方法で除去される。
芋の場合には、ホール素子の電極l、2.3.4ないし
電極の組合せ(1,5)、 (2,6)、(3,7)、
 (4,8)が切り替え装置と接続される。切り替え装
置には4)の電極1〜4ないし4)の電極の組合せ(1
,5)〜(4,8)を接続する4)の端子と、2極の電
圧出力端子U1、U2と、電流源に接続するための2極
の電流入力端子■1、I2と制御入力端子が設けられて
いる。
この場合に制御入力端子は切り替え装置に設けられてい
るスイッチを切り替えるのに使用される。
この切り替え装置によってホール素子の電極1〜4ない
し電極の組合せ(l、5)〜(4,8)はホール素子の
電圧出力端子Ul、U2と接続され、かつ電流源と接続
される。この場合に次の表に示す8つの切り替え位置E
−Mが可能である。
なお、11と12は電流入力端子11、I2の2つの極
を示し、UlとU2はそれぞれ切り替え装置の電圧出力
端子U1、U2の2つの極を示しでいる。
電極I   IIU2I2UIU2IIUII2電極2
   UIIIU2I212U211U1°電極3  
  l2UIIIU2UII2U211電圧の差Ul 
(k)−U2 (k)は切り替え装置に設けられている
スイッチの切り替え位置kに関係し、次のようになる。
k=L2.3あるいは4の場合 Ul (k)−U2 (k) = (−1) kUO+ Uhall    (Vll
)k=5.6.7あるいは8の場合 Ul (k)−U2 (k) = (−1) kUO−Uhall    (Vlll
)なお、Ul(k)とU2 (k)は切り替え装置の電
圧出力端子U1、U2の両極の電圧を示し、Hhall
はホール素子の出力電圧を示す。
切り替え装置の2つの任意の切り替え位置(ゼロ電圧U
OとUhallが式VllとVlllで反対の符号を持
つ)における電圧の差Ul (k)−U2 (k)を測
定することによって、2つの式からゼロ電圧を除去し、
ホール素子の出力電圧Uhallの値を決定することが
できる。この際に、切り替え位置のあらゆる組合せのう
ちから切り替え位置の組合せを任意に選択することがで
きる。ホール素子の出力電圧Uhallを求めるために
、2つの式VllとVlllを用いて得られた測定値を
加算あるいは減算する。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように本発明によれば、電極が
ホール素子の中心点に対して空間的に点対称に配置され
ていなくても、そのホール素子の電気的に対称な機能が
維持される。そして電極を非点対称に配置することによ
って、例えはすべての電極がホール素子の集積回路の表
面に相当する側に配置されるので、集積回路に容易に組
み込むことのできるホール素子を実現することができる
【図面の簡単な説明】
第1図〜第47図はそれぞれ本発明のホール素子の種々
の実施例の断面図、第48図は仮想電極の断面配置の実
施例のW座標面を示す説明図、第49図は第48図に示
す仮想電極の断面配置の実施例の2座標面における数学
的等角写像を示す説明図、第50図は第49図に示す仮
想電極の断面配置のV座標面における数学的等角写像を
示す説明図、第51図は仮想電極の断面配置の他の実施
例のW座標面を示す説明図、第52図は本発明のホール
素子の他の実施例を示す断面図、第53図は本発明の集
積ホール素子の断面図である。 1〜8・・・電極 1a〜8a・・・仮想電極9・・・
断面 〒 −一一一■コ璽−一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)多角形の断面(9)と、この多角形断面(9)の側
    辺に配置された数が4の倍数の電極断面(1〜4、1〜
    8)を有するホール素子において、電極断面(1〜4、
    1〜8)は、半径を1とする円の仮想面中心点に対して
    点対称に重複することなく円周上に配置された同数の仮
    想電極断面(1a〜4a、1a〜8a)群を円の仮想面
    から前記多角形の断面に数学的に等角写像することによ
    って形成され、 前記仮想電極断面群は、4つの電極を1つの群とする単
    位電極群に分割されており、その単位電極群において仮
    想電極断面(1a〜4a、1a〜8a)は、それぞれ円
    周上に互いに等距離隔てて配置されることを特徴とする
    ホール素子。 2)前記多角形の断面形状が4角形であることを特徴と
    する請求項第1項に記載のホール素子。 3)前記多角形の断面形状が台形であることを特徴とす
    る請求項第1項に記載のホール素子。 4)断面形状がほぼ4角形であり、α、βを任意の実数
    パラメータ、jを虚数単位、a、bを断面の2辺の長さ
    、xを変数、kを ▲数式、化学式、表等があります▼ により与えられる値、wを仮想電極断面(1a〜4a、
    1a〜8a)のそれぞれの終了点の座標値(w1、w2
    )からなる複素数(w1+j・w2)とし、電極断面(
    1〜4、1〜8)のそれぞれの終了点の座標(u1、u
    2)が、 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表現される複素数(u1+j・u2)により与えられ
    ることを特徴とする請求項第2項に記載のホール素子。 5)前記βの値が0であることを特徴とする請求項第4
    項に記載のホール素子。 6)集積化されたホール素子の断面形状を1次近似とし
    て4角形とすることを特徴とする請求項第4項または第
    5項に記載のホール素子。 7)前記集積化されたホール素子の断面形状を近似した
    ことによる座標値を補正することを特徴とする請求項第
    6項に記載のホール素子。 8)前記単位電極群が一つだけ設けられており、仮想電
    極(1a〜4a)が単位電極群の4つの電極(1〜4)
    に対応することを特徴とする請求項第1項から第7項ま
    でのいずれか1項に記載のホール素子。 9)8個の電極(1〜8)が設けられ、これらの電極が
    2つの単位電極群を形成し、各単位電極にそれぞれ仮想
    電極(1a〜4a、5a〜8a)が対応されることを特
    徴とする請求項第1項から第7項までのいずれか1項に
    記載のホール素子。 10)ホール素子は、電源に接続される入力端子(l1
    、I2)と出力端子(U1、U2)を有す名スイッチか
    らなる切り替え装置に接続され、その出力端子に現れる
    電圧がスイッチの2つの切り替え位置において測定され
    オフセット電圧が除去されることを特徴とする請求項第
    1項から第9項までのいずれか1項に記載のホール素子
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