JPH0292275A - 細胞対の形成方法およびその装置 - Google Patents

細胞対の形成方法およびその装置

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JPH0292275A
JPH0292275A JP63244155A JP24415588A JPH0292275A JP H0292275 A JPH0292275 A JP H0292275A JP 63244155 A JP63244155 A JP 63244155A JP 24415588 A JP24415588 A JP 24415588A JP H0292275 A JPH0292275 A JP H0292275A
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JP
Japan
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cells
plate
different types
carrier plate
pairs
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Pending
Application number
JP63244155A
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English (en)
Inventor
Shinji Tanaka
伸司 田中
Kazuo Sato
一雄 佐藤
Yoshio Kawamura
河村 喜雄
Hiroyuki Kohida
啓之 小比田
Yoshihisa Hosoe
細江 義久
Masatoshi Ono
桜野 正敏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、バイオテクノロジーに係り、特に1対1で細
胞融合を行うための、異種細胞の対を形成する方法およ
び、マイクロインジェクションなどの細胞操作を行うた
めに好適な細胞対の形成方法およびその装置に関する。
〔従来の技術〕
細胞の個別操作方法については、精密工学会講演論文集
(昭62.春)のP845〜846に記載されているよ
うに、フローセルによって流体にのせて一個ずつチャン
バ内に供給する方法が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、細胞の対を形成するためにフローセ
ルにより一個ずつチャンバに挿入していた。このため、
短時間に大量の異種の細胞対を形成することが困難で、
細胞の活性を保つことが困難であった。また該異種の細
胞を活性状態を保ちながら異種の細胞を細胞融合するこ
とが困難であった。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、異種の細胞対形成において、隣接する流路
に異種の細胞を供給し、該異種の細胞対を孔を有する共
通のプレートで吸着し、同一の容器上に該プレートを相
対的に移動して該細胞対を放出して該容器内に異種の細
胞対を得る細胞対の形成方法により、達成される。
また、隣接する流路に異種の細胞を供給する手段と該異
種の細胞対を孔を有する共通のプレートで吸着する手段
と同一の容器上に該プレートを相対的に移動して、該異
種細胞対を放出する手段と該異種細胞を同一容器内に収
納する手段から成る細胞対の形成装置により、達成され
る。さらに他の目的は、上記同一容器内で異種細胞に電
圧を印加する手段による細胞融合装置により、達成され
る。
〔作用〕
隣接した二つの流路を有するプレートに、異種の細胞を
流入し、細胞を吸着する孔を有するプレートを該流路を
有するプレートに対向させ、所望の細胞を該孔を有する
プレートに吸着する。
この吸着した異種の細胞を別の同一容器内に放出するこ
とによって異種の細胞の対を得ることができる。
また上記同一容器内で異種の細胞対に対し、電圧を印加
することによって異種の細胞から成る細胞に融合するこ
とができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図によって説明する。第1
図は、本発明の細胞融合装置の構成図である。すなわち
、該装置は細胞を吸着するキャリアプレート1と、細胞
をキャリアプレート1に効率良く吸着するために細胞を
流入する流路を持つ流路プレート2と、該キャリアプレ
ート1に吸着した細胞を挿入して融合処理するためのチ
ャンバを有するマイクロチャンバプレート3.および細
胞の活性を保ったまま操作するための緩衝液を入れる容
器4で構成される。
細胞は液中において負圧により吸引し、該キャリアプレ
ート1に固定する。負圧の発生は第1図の水頭コントロ
ール容器5の高さを調整することによって可能となる。
細胞を吸着した後、Zステージ6によってキャリアプレ
ート1を上方に移動して、該流路プレート2から分離す
る。更に、流路プレート2をX方向ステージ等によって
横方向に移動させた後、該キャリアプレート1を下方向
に移a Lでマイクロチャンバプレート3と接触させる
。水頭コントロール容器5の操作によって正圧とし、細
胞を開放して、細胞を目的のマイクロチャンバに挿入す
ることが可能になる。
次に、各々の構成パーツの動作について詳細に説明する
。第2図(a)において、キャリアプレート1と流路プ
レート2は、ソルビトール等の緩衝液中で接触した状態
で設置される。流路7と7′は接近した状態で流路プレ
ー1−2上に紙面に垂直な方向を長手方向として形成さ
れている。また、該流路7と7′に対応して細胞8,8
′を吸着する、四角錐台状の貫通孔9,9′が紙面に垂
直な方向に一定の間隔で形成されている。流路7には、
第1の種類の細胞8の集団を流し、孔9でその中の一個
の細胞のみを吸着し、流路7′には。
第2の種類の細胞9′の集団を流して、孔9′に一個の
細胞のみを吸着する。次いで、吸着されずに流路7,7
′中に残留した細胞を緩衝液を用いて洗い出し、吸着し
た細胞だけを残す。その後、流路プレート2を下方に移
動し、第2図(b)に示すようにチャンバプレート3を
キャリアプレート1に接近させる。チャンバプレート3
には、吸着孔9と9′の間隔よりも大きな開孔を有し、
四角錐台状の、底面に吸引孔11を有するチャンバが形
成されている。チャンバは、吸着孔の位置に対応して図
の左右方向および紙面に垂直な方向に形成されている。
吸着孔9,9′に吸着された細胞は、正圧によって吸引
を解除され、チャンバ側の吸引孔11によって吸引され
てチャンバ底面に固定される(第2図(C))。次いで
、チャンバプレート3に予め形成した電極12.12’
 に直流電圧を印加することによって、異種細胞同士を
融合することができる。
次に、該キャリアプレート1に細胞を吸着するための実
際的手段について第3図を用いて説明する。第3図の(
、)は、キャリアプレート1の概観を示しており、細胞
を吸着するための孔を形成するための凹部10がアレイ
状に配列されている。
また、その両側には、キャリアプレート1の下側に接触
する流路プレート2に接続する溝13゜13’ 、14
.14’ が形成されている。第3図(、)のA部の拡
大図を(b)に示す。すなわち、キャリアプレート1の
上には吸着孔9,9′を有する凹部10と、第1の種類
の細胞を挿入する凹部13と、第2の種類の細胞を挿入
する凹部13′が形成されている。細胞挿入溝13.1
3’ には。
キャリアプレート1の下部には設置される流路プレート
2の流路7,7′に連絡する孔15が形成されている。
この結果、互いに異なった細胞を、それぞれ凹部13,
13’ から挿入することによって、第2図で示した流
路プレートに形成されている独立の流路7,7′を通っ
て吸着孔9,9′にそれぞれ異種細胞を吸着することが
できる。残留する細胞は、凹部13,13’ と同じ形
状で対称の位置に設けられた凹部14,14’ から排
出される。
次に、キャリアプレートの吸着孔部の製法を第4図を用
いて詳述する。初めに、(100)を面方位とするSi
ウェハ1′の両面に熱酸化膜17を形成する(第4図(
a))。次に、下部にホトレジスト18を形成する(第
4図(b))。さらに露光装置により露光を行い現像に
よって、矩形のパターン19.19’ を形成する(第
4図(C))。
次いで、レジストをマスクとして下面の熱酸化膜を、フ
ッ化アンモンとフッ酸の混合液によってエツチングし、
熱酸化膜の開ロバターン20.20’を得る(第4図(
d))。その後レジストを除去して(第4図(、))、
熱酸化膜をマスクとして、Siウェハ1′をKOH等の
アルカリ水溶液で異方性エツチングを行う(第4図(f
))。さらに、残りの酸化膜を除去し、再度酸化膜を全
面に形成する(第4図(g))。次に、みぞ20,21
’ を形成した面の反対側から第4図(b)〜(e)と
同様の工程をへて、矩形パターン22を形成する。さら
に、KOH等のアルカリ水溶液によって適当な時間エツ
チングを行うことによって、既に形成した溝を貫通する
穴を形成することができる。その後、残留酸化膜を除去
することによって、実質的に、基板1′を貫通する穴を
形成できる。
上記手法と同様の手法で、第2図に示した、流路7,7
′を有するプレート、および、チャンバプレート3を形
成することができる。なお、チャンバプレート3への電
極12の形成は適当なマスクを用いた蒸着等の手段によ
って達成可能である。
〔発明の効果〕
流路を用いて細胞を移動せしめるので、目的の吸着孔へ
の細胞の吸着操作を効率的に行える。また、2種類の細
胞を別個の流路に流すことによって、隣接する2つの吸
着孔に異なった種類の細胞対を大量にしかも高速で形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づく細胞融合装置の構成を示す図、
第2図は、Si基板を用いて細胞を吸着する吸着孔を形
成したキャリアプレートと、細胞を流すVみぞをもつ流
路プレート、および、吸着した1対の細胞を挿入するマ
イクロチャンバを有するプレートの断面図、第3図は、
キャリアプレートの上面図であり、下部に設けた流路プ
レートのV溝との位置関係、および細胞の流入方法を示
す図、第4図は、キャリアプレートの製造方法の1例を
示す図。 1・・・キャリアプレート、2・・・流路プレート、3
・・・マイクロチャンバプレート、7・・・流路、9・
・・吸着孔、12・・・電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、隣接する流路に異種の細胞を供給し、該異種の細胞
    対を孔を有する共通のプレートで吸着し、同一の容器上
    に該プレートを相対的に移動して該細胞対を放出して該
    容器内に異種の細胞対を得ることを特徴とする細胞対の
    形成方法。 2、隣接する流路に異種の細胞を供給する手段と該異種
    の細胞対を孔を有する共通のプレートで吸着する手段と
    同一の容器上に該プレートを相対的に移動して、該異種
    細胞対を放出する手段と該異種細胞を同一容器内に収納
    する手段から成ることを特徴とする細胞対の形成装置。 3、請求項2において、該同一容器内で異種細胞間に電
    圧を印加する手段により該異種細胞を融合することを特
    徴とする細胞融合装置。
JP63244155A 1988-09-30 1988-09-30 細胞対の形成方法およびその装置 Pending JPH0292275A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001020341A1 (de) * 1999-09-11 2001-03-22 INSTITUT FüR MIKROTECHNIK MAINZ GMBH Vorrichtung und verfahren zur planarisierung von titerplatten in screening- und/oder synthesesystemen
EP1734111A1 (en) * 2005-06-13 2006-12-20 Tosoh Corporation Cell fusion device, and method for cell fusion using the same

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EP2270130A3 (en) * 2005-06-13 2011-01-26 Tosoh Corporation Cell fusion device, and method for cell fusion using the same
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