JPH029191Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH029191Y2 JPH029191Y2 JP1984070582U JP7058284U JPH029191Y2 JP H029191 Y2 JPH029191 Y2 JP H029191Y2 JP 1984070582 U JP1984070582 U JP 1984070582U JP 7058284 U JP7058284 U JP 7058284U JP H029191 Y2 JPH029191 Y2 JP H029191Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- flange
- fitting hole
- hole surface
- flanges
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、薄肉のパイプに別体の継手フランジ
を取付けたフランジ付パイプに関する。
を取付けたフランジ付パイプに関する。
従来薄肉の金属パイプの外側に継手用のフラン
ジを嵌合させ、パイプを内側から押し上げてその
一部の張り出し部を、フランジの嵌合穴面に設け
た凹部に係合させたフランジ付きパイプは知られ
ている(例えば特許第13397号、実開昭58−18182
号(実公昭60−37506号)公報参照)。
ジを嵌合させ、パイプを内側から押し上げてその
一部の張り出し部を、フランジの嵌合穴面に設け
た凹部に係合させたフランジ付きパイプは知られ
ている(例えば特許第13397号、実開昭58−18182
号(実公昭60−37506号)公報参照)。
これ等の従来品は、接続すべきパイプのフラン
ジ相互をパツキンを介し密着させて接続するもの
であるから、フランジをパイプの開口端部に取付
けた構成である。
ジ相互をパツキンを介し密着させて接続するもの
であるから、フランジをパイプの開口端部に取付
けた構成である。
そのためパイプの端面がパイプ内の流体に接触
し、且つその端面とフランジの嵌合穴面とが直通
し、パイプと嵌合穴面との隙間からパイプ内の流
体がパイプ外に漏出することを防止する手段を、
パイプとフランジの係合固着に当たりその両者間
に必要としている。
し、且つその端面とフランジの嵌合穴面とが直通
し、パイプと嵌合穴面との隙間からパイプ内の流
体がパイプ外に漏出することを防止する手段を、
パイプとフランジの係合固着に当たりその両者間
に必要としている。
本考案は、上記の防漏手段を必要としないフラ
ンジ付パイプを提供することを目的とする。
ンジ付パイプを提供することを目的とする。
本考案は、上記の目的を達成するために、パイ
プに嵌合したフランジの一面を、パイプの端部に
設けた外向きのつばに当て、フランジの嵌合穴面
に設けた凹部に、パイプの一部の張り出し部を係
合させたフランジ付パイプである。
プに嵌合したフランジの一面を、パイプの端部に
設けた外向きのつばに当て、フランジの嵌合穴面
に設けた凹部に、パイプの一部の張り出し部を係
合させたフランジ付パイプである。
上記の構成であるからフランジの溶接取付けに不
向きな極めて薄肉のパイプにもフランジを容易に
取付けることができる。またパイプの端面がフラ
ンジの嵌合穴面と直通しないので、パイプとフラ
ンジの係合固着に当たり、両者間に防漏手段を必
要としない。
向きな極めて薄肉のパイプにもフランジを容易に
取付けることができる。またパイプの端面がフラ
ンジの嵌合穴面と直通しないので、パイプとフラ
ンジの係合固着に当たり、両者間に防漏手段を必
要としない。
第1図はパイプ1の端を外向きに曲げてつば2
を形成し、パイプ1の外部に嵌合したフランジ3
の一面をつば2に押し当てて、フランジ3の嵌合
穴面4に設けた凹部5に、パイプ1の一部の張り
出し部6を係合させた実施例である。
を形成し、パイプ1の外部に嵌合したフランジ3
の一面をつば2に押し当てて、フランジ3の嵌合
穴面4に設けた凹部5に、パイプ1の一部の張り
出し部6を係合させた実施例である。
この例はフランジ3のつば2に当たる面と反対
側において、その嵌合穴面4の口元に係合用の凹
部5と張り出し部6を設けたもので、この係合部
5,6を第5図示のように円周上数カ所に設ける
とフランジ3の抜け止めと回り止めの構造が得ら
れる。
側において、その嵌合穴面4の口元に係合用の凹
部5と張り出し部6を設けたもので、この係合部
5,6を第5図示のように円周上数カ所に設ける
とフランジ3の抜け止めと回り止めの構造が得ら
れる。
単に抜け止めだけでよい場合は凹部5・張り出
し部6を全周に環状に形成するものである。この
実施例によると、継手フランジの一方を固定、他
方を回動フリーとした組合せが容易に得られる。
し部6を全周に環状に形成するものである。この
実施例によると、継手フランジの一方を固定、他
方を回動フリーとした組合せが容易に得られる。
第2図はフランジ31を断面コ字形に形成し、
その嵌合筒部32の嵌合穴面の略中央部に凹部5
を設け、これに張り出し部6を係合させた実施
例。
その嵌合筒部32の嵌合穴面の略中央部に凹部5
を設け、これに張り出し部6を係合させた実施
例。
第3図はパイプ1の端面11から略フランジ厚
さ位離れたパイプ端部位置にフランジ受けつば2
1を設け、第1図と同形のフランジ3を係合させ
た例、第4図はフランジ31を第2図例と同形の
ものとし、また、つば21を第3図例の折返しと
しないで凸弧状に形成した例である。
さ位離れたパイプ端部位置にフランジ受けつば2
1を設け、第1図と同形のフランジ3を係合させ
た例、第4図はフランジ31を第2図例と同形の
ものとし、また、つば21を第3図例の折返しと
しないで凸弧状に形成した例である。
第5図は本考案を適用したエンジン用排気管7
を例示するもので、レイアウト上図のように複雑
に曲げる関係から、なるべく薄いパイプを用いる
傾向にある。従つてフランジを溶接等で取付ける
のに熟練を要するが、本考案の適用により均質の
製品が高能率に得られる。
を例示するもので、レイアウト上図のように複雑
に曲げる関係から、なるべく薄いパイプを用いる
傾向にある。従つてフランジを溶接等で取付ける
のに熟練を要するが、本考案の適用により均質の
製品が高能率に得られる。
なお、第1,2図の製品の場合は、接続すべき
パイプのつばを突き合わせ密着させ、フランジ相
互をボルト・ナツトにより締結するもので、パイ
プ端面(つばの端面)はパイプ内の流体に直接接
触しないので、パイプ内の流体が漏出することは
ない。
パイプのつばを突き合わせ密着させ、フランジ相
互をボルト・ナツトにより締結するもので、パイ
プ端面(つばの端面)はパイプ内の流体に直接接
触しないので、パイプ内の流体が漏出することは
ない。
第3,4図例の場合は、接続すべきパイプの端
部同士を内外密に嵌合させ、外側パイプの端面を
相手側パイプのつばに突き合わせ密着させ、フラ
ンジ相互を一体結合するもので、継手部における
外側パイプの端面は、パイプ内の流体に直接接触
しないので漏出することはない。
部同士を内外密に嵌合させ、外側パイプの端面を
相手側パイプのつばに突き合わせ密着させ、フラ
ンジ相互を一体結合するもので、継手部における
外側パイプの端面は、パイプ内の流体に直接接触
しないので漏出することはない。
なお、パイプの用途により必要時には接続すべ
きパイプの前記突き合わせ密着時にシール部材を
挟むことができる。
きパイプの前記突き合わせ密着時にシール部材を
挟むことができる。
第6図はパイプの一部を張り出させるエキスパ
ンダの例を示すもので、固定の押え型a・当て板
b・ウレタンc、柄付移動盤dを同図Aのように
セツトし、同図Bのように柄付移動盤dを引き出
すことによつて、ウレタンcを圧縮して凹部5に
対面するパイプ1の一部6を、凹部5の中に張り
出させる。
ンダの例を示すもので、固定の押え型a・当て板
b・ウレタンc、柄付移動盤dを同図Aのように
セツトし、同図Bのように柄付移動盤dを引き出
すことによつて、ウレタンcを圧縮して凹部5に
対面するパイプ1の一部6を、凹部5の中に張り
出させる。
上記のように、パイプの端部に外向きのつばを
設け、パイプの外側に嵌合したフランジの一面を
該つばに押し当て、パイプの一部を張り出させて
フランジの嵌合穴面の凹部に係合させた構成であ
るから、パイプにフランジを係合固着するに当た
り、従来例のように、その係合位置に流体の漏れ
防止加工を施す必要がないからフランジの取付け
構成が簡素化される。またフランジを回転フリー
にパイプに取付けることもできる。さらに溶接に
熟練を要する極めて薄肉のパイプに対しても、容
易に均一品質にフランジ取付けができ、異材質の
フランジとの組合せ係合も可能である等の効果が
ある。
設け、パイプの外側に嵌合したフランジの一面を
該つばに押し当て、パイプの一部を張り出させて
フランジの嵌合穴面の凹部に係合させた構成であ
るから、パイプにフランジを係合固着するに当た
り、従来例のように、その係合位置に流体の漏れ
防止加工を施す必要がないからフランジの取付け
構成が簡素化される。またフランジを回転フリー
にパイプに取付けることもできる。さらに溶接に
熟練を要する極めて薄肉のパイプに対しても、容
易に均一品質にフランジ取付けができ、異材質の
フランジとの組合せ係合も可能である等の効果が
ある。
第1図乃至第4図は本考案の異なる実施形の縦
断面図、第5図は本考案を用いた排気管の斜視
図、第6図A,Bは本考案を構成させる加工装置
の例である。 1はパイプ、2,21はつば、3,31はフラ
ンジ、32は嵌合筒部、4は嵌合穴面、5は凹
部、6は張り出し部。
断面図、第5図は本考案を用いた排気管の斜視
図、第6図A,Bは本考案を構成させる加工装置
の例である。 1はパイプ、2,21はつば、3,31はフラ
ンジ、32は嵌合筒部、4は嵌合穴面、5は凹
部、6は張り出し部。
Claims (1)
- パイプに嵌合したフランジの一面を、パイプの
端部に設けた外向きのつばに当て、フランジの嵌
合穴面に設けた凹部に、パイプの一部の張り出し
部を係合させたフランジ付パイプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7058284U JPS60182587U (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | フランジ付パイプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7058284U JPS60182587U (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | フランジ付パイプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60182587U JPS60182587U (ja) | 1985-12-04 |
JPH029191Y2 true JPH029191Y2 (ja) | 1990-03-06 |
Family
ID=30607290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7058284U Granted JPS60182587U (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | フランジ付パイプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60182587U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002089766A (ja) * | 2000-09-19 | 2002-03-27 | Techno Furekkusu:Kk | 金属製可撓管の継手部構造 |
JP2015190386A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | アイシン高丘株式会社 | エンジン用吸排気系配管及びその製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6037506U (ja) * | 1983-08-23 | 1985-03-15 | トヨタ自動車株式会社 | 建築物 |
-
1984
- 1984-05-15 JP JP7058284U patent/JPS60182587U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6037506U (ja) * | 1983-08-23 | 1985-03-15 | トヨタ自動車株式会社 | 建築物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60182587U (ja) | 1985-12-04 |
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