JP2015190386A - エンジン用吸排気系配管及びその製造方法 - Google Patents

エンジン用吸排気系配管及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015190386A
JP2015190386A JP2014068381A JP2014068381A JP2015190386A JP 2015190386 A JP2015190386 A JP 2015190386A JP 2014068381 A JP2014068381 A JP 2014068381A JP 2014068381 A JP2014068381 A JP 2014068381A JP 2015190386 A JP2015190386 A JP 2015190386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
flange
intake
insertion port
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014068381A
Other languages
English (en)
Inventor
正幸 前島
Masayuki Maejima
正幸 前島
長英 稲垣
Choei Inagaki
長英 稲垣
内川 義幸
Yoshiyuki Uchikawa
義幸 内川
伊藤 元哉
Motoya Ito
元哉 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Takaoka Co Ltd
Original Assignee
Aisin Takaoka Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Takaoka Co Ltd filed Critical Aisin Takaoka Co Ltd
Priority to JP2014068381A priority Critical patent/JP2015190386A/ja
Publication of JP2015190386A publication Critical patent/JP2015190386A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Abstract

【課題】溶接を行うことなくフランジとパイプとを接合させたエンジン用吸排気系配管、及び、その製造方法を提供する。【解決手段】本発明のエンジン用吸排気系配管1は、パイプ2の一端部2bをフランジ3の挿入口3bに貫通挿入してフランジ3の端面3aから突出させた後、パイプ2の一端部2bをパイプ2の径方向外側に向けて折り曲げることでフランジ3の端面3aと接触する環状の係止部4を備えている。さらに、本発明のエンジン用吸排気系配管1は、フランジ3の挿入口3b内に配置されたパイプ2をパイプ2の内側から外側に向けて拡径方向に押圧することで、パイプ2の外周面をフランジ3の挿入口内周面に圧接又は圧着させたカシメ部5を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、EGR配管などのエンジン用吸排気系配管、及び、その製造方法に関する。本発明は、特に、溶接を用いることなくパイプとフランジとを接合させたエンジン用吸排気系配管、及び、その製造方法に関する。
従来、エンジン用の吸排気系配管の一例として、例えば、排気ガスの一部を排気系から取り出した後、吸気系へ再循環させる排気ガス再循環(以下、「EGR」と記載する)装置に使用されるEGR配管が広く知られている。EGR配管は、排気ガスの一部を排気系から吸気系へ戻し自動車の環境性能を上げるための配管部品である。
このようなEGR配管としては、例えば特許文献1に開示されているEGR配管が知られている。特許文献1のEGR配管は、吸気系側フランジ部100a、吸気系側鍔部100b、吸気系側第1管部110、及び吸気系側第2管部120を有しており、吸気系側鍔部100bと吸気系側フランジ部100aとは、溶接によって形成されるビード部20bを介して接続されている。また、排気系側フランジ部200も、排気系側第1管部210に、溶接によって形成されるビード部20cを介して接続されている(特許文献1の段落[0037]及び段落[0041]、並びに図3及び図5など)。
特開2011−231729号公報
しかし、パイプとフランジとを溶接によって接合したエンジン用吸排気系配管には、例えば以下のような問題がある。
パイプにフランジを溶接する際に、溶接熱によってパイプの溶接部周辺が酸化し、パイプ表面が酸化物(酸化スケール)で被覆される。そして、パイプ表面に形成された酸化スケール量が閾値を超えると、パイプの耐食性が低下し、パイプが腐食される(凝縮水に起因した赤錆の発生)という問題がある。特に、パイプ内側において、パイプ内側溶接部で発生した赤錆がパイプ内側流路部に転移し、パイプ内側流路部も腐食されてしまうという問題がある。
一方で、パイプ内側での酸化スケールの発生を防止するため、溶接時に、パイプ内側にアルゴンガスなどのシールドガスを流しながら溶接を行う方法では、作業性が悪くなると共に、コストがかかるという問題がある。
このように、パイプとフランジとを溶接によって接合するという従来の方法では、溶接熱による製品品質の低下や、溶接工程における作業性悪化及び高コスト化といった、種々の問題があった。
本発明の目的は、溶接を行うことなくパイプとフランジとを接合させたエンジン用吸排気系配管、及び、その製造方法を提供することを目的とする。
本発明のエンジン用吸排気系配管は、
少なくとも一つの端部を有するパイプと、
前記パイプを挿入するための挿入口、及び、他配管との接続用の端面を有するフランジと、
を備えてなるエンジン用吸排気系配管であって、
前記パイプのフランジ側の端部は、
前記パイプの一端部を前記フランジの挿入口に貫通挿入して前記フランジの端面から突出させた後、当該パイプの一端部をパイプの径方向外側に向けて折り曲げることで前記フランジの端面と接触させてなる環状の係止部と、
前記フランジの挿入口内に配置された前記パイプを前記パイプの内側から外側に向けて拡径方向に押圧することで、前記パイプの外周面を前記フランジの挿入口内周面に圧接又は圧着させたカシメ部と、を備えている。
本発明のエンジン用吸排気系配管の製造方法は、以下の工程(1)〜工程(5)を含んでいる。即ち、当該製造方法は、
(1)円筒形のパイプ、及び、前記パイプを挿入するための挿入口を有するフランジ、を準備する工程、
(2)前記フランジの挿入口に前記パイプを貫通挿入し、前記パイプの一端部を所定長さ前記フランジから突出させた状態で前記パイプを位置決めする工程、
(3)前記フランジから突出させた前記パイプの一端部を、前記パイプの端部に向かうにつれて径が次第に広がるフレア状に変形加工する工程、
(4)フレア状に加工した前記パイプの一端部を、前記フランジの端面に接近する方向に押圧することによって、前記フランジと接触する環状の平押し部を形成する工程、並びに、
(5)前記パイプを、前記パイプの内側から外側に向けて拡径方向に押圧することで、前記パイプの外周面を前記フランジの挿入口内周面に接触させて、前記パイプを前記フランジに圧接又は圧着させるカシメ工程、
を含んでいる。
上記特徴によれば、パイプとフランジとを溶接を用いることなく接合したエンジン用吸排気系配管及びその製造方法を提供することができる。本発明のエンジン用吸排気系配管では、パイプとフランジとの接合に溶接を用いていないため、溶接熱によってパイプが酸化されず、パイプに酸化スケールが形成されることもない。そのため、酸化スケールの発生に起因して起こるパイプの腐食も発生することがない。また、溶接を用いないことによって、フランジも酸化することがなくなるため、従来のようにフランジに耐食性の高いステンレスを用いる必要がなくなり、ステンレスの代わりに加工しやすい一般熱間圧延鋼板(SPH)を使用することができる。その結果、フランジの形状の自由度が広がる。さらに、溶接熱によるフランジのひずみも発生することがなくなるため、フランジの板厚を薄くすることができる。
また、本発明では、パイプの一端部を折り曲げることによって環状の係止部又は平押し部が形成される。この係止部又は平押し部は、フランジの他配管との接続用端面を覆うようにしてそのフランジ端面と接触している。このような構造により、フランジ端面にキズ等があったとしても、折り曲げ形成された係止部又は平押し部によってそのキズ等を覆い隠すことができるため、フランジ端面のキズ等を取り除く加工等を施す必要がなくなる。その結果、製造工程を短縮化することができると共に、製造コストを低下させることができる。
本発明の製造方法において、工程(4)と工程(5)とは同時に行われることが好ましい。
上記特徴によれば、工程(4)と工程(5)とを同時に行うことで、製造工程を短縮化することができると共に、製造コストを低下させることができる。
本発明によれば、溶接を行うことなくパイプとフランジとを接合させたエンジン用吸排気系配管及びその製造方法を提供することができる。本発明の溶接レスのエンジン用吸排気系配管は、溶接熱による熱影響部が存在しないため、熱影響部の劣化による配管の損傷といった問題も発生せず、信頼性の高いエンジン用吸排気系配管を提供することができる。また、製造過程において、シールドガスを使用する必要もないため、製造コストも抑えることができる。
本発明のエンジン用吸排気系配管の斜視図である。 (a)は本発明のエンジン用吸排気系配管の平面図、(b)は本発明のエンジン用吸排気系配管の正面図、(c)は(a)におけるA−A矢視断面図である。 (a)〜(f)は、本発明のエンジン用吸排気系配管の一連の製造工程を表す図である。 (a)は実施例におけるエンジン用吸排気系配管のフランジ端面を表し、(b)は比較例におけるエンジン用吸排気系配管のフランジ端面を表す。
本発明のエンジン用吸排気系配管を、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書において、「カシメ」とは、フランジの挿入口内にパイプの一部を配置した状態で、パイプの一部をその内側から外側に向けて拡径的に押し広げることで、パイプの外周面をフランジの挿入口の内周面に圧接又は圧着することにより、パイプとフランジとの間の強い摩擦力に基づいて、パイプとフランジとを相互に固定する加工手法をいう。
図1及び図2(a)〜(c)に示すように、本発明のエンジン用吸排気系配管1は、円筒形のパイプ2と、フランジ3とから構成されている。パイプ2は、鋼等の塑性変形可能な金属によって構成されている。図1及び図3(a)に示すように、フランジ3は、他配管との接続用の端面3a、パイプ2を挿入するための挿入口3b、及び、他配管との接続用のボルト穴3cを有している。
図2(c)に示すように、パイプ2は、フランジ3の挿入口3b内に配置されている。そして、パイプ2のフランジ3側の端部2aは、フランジ3の端面3aと接触する円環状の係止部4と、フランジ3の挿入口3b内に配置されたパイプ2とフランジ3との圧接又は圧着により形成されるカシメ部5とを備えている。
係止部4は、パイプ2をフランジ3の挿入口3bに貫通挿入して、フランジ3の端面3aからパイプ2の一端部2bを突出させた後、その一端部2bをパイプ2の径方向外側に向けて折り曲げることで形成されている。係止部4は、フランジ3がパイプ2の端部2aから抜けてしまうことを防止するための抜け止めの機能を有している。
また、カシメ部5は、フランジ3の挿入口3b内に配置されたパイプ2を、パイプ2の内側から外側に向けて拡径方向に押圧することで、パイプ2の外周面とフランジ3の挿入口3bの内周面とを圧接又は圧着することで形成されている。カシメ部5は、フランジ3が、パイプ2の端部2aから抜けてしまうことを防止するための抜け止めの機能、及び、パイプ2とフランジ3との位置ずれを防止する機能を有している。
なお、係止部4及びカシメ部5の形成方法は、後述するエンジン用吸排気系配管の製造方法において詳しく説明する。
[エンジン用吸排気系配管の製造方法について]
図3(a)〜(f)を参照しながら、本発明のエンジン用吸排気系配管1の製造方法について説明する。
円筒形のパイプ2、及び、フランジ3を準備する。上記の通り、フランジ3は、他配管との接続用の端面3a、パイプ2を挿入するための挿入口3b、及び、他配管との接続用のボルト穴3cを有している(図3(a)参照)。
フランジ3の挿入口3bにパイプ2を貫通挿入し、パイプ2の一端部2bを所定長さフランジ3の端面3aから突出させる。そして、その状態でパイプ2を固定具6によって固定し、パイプ2の位置決めを行う(図3(b)参照)。
金型7を準備する。金型7は、略平坦でかつ略円形の下端部7aと、下端部7aから上方へ向けて次第に拡径する逆円錐台形状の傾斜面を有する傾斜部7bと、を有している。金型7の下端部7aの直径d1は、パイプ2の内径dよりも小さく構成されている。一方、傾斜部7bの傾斜面は上方へ向けて次第に拡径していくため、傾斜部7bの水平方向断面の直径d2はパイプ2の内径dよりも大きくなるよう構成されている。傾斜部7bの傾斜角度αは、好ましくは45°程度である(図3(b)参照)
金型7は、金型7を上昇及び下降させるための駆動装置(図示しない)に取り付けられる。このとき、金型7は、パイプ2の中心軸と金型7の中心軸とがほぼ一致するように駆動装置に取り付けられる。
金型7を下降させ、金型7をパイプ2内に圧入する。金型7がパイプ2内に圧入されるにつれて、パイプ2の一端部2bは金型7の傾斜部7bの形状に合わせて押し広げられる。そして、パイプ2の一端部2bは、パイプ2の端部2aに向かうにつれて径が次第に広がるフレア状(漏斗状)に変形加工される。パイプ2の一端部2bをフレア状に変形加工した後、金型7を上昇させ、金型7をパイプ2から離脱させる(図3(c)及び(d)参照)。
金型7とは別の金型8を準備する。金型8も、金型7と同様に、パイプ2の中心軸と金型8の中心軸とがほぼ一致するように駆動装置に取り付けられる。金型8は、略平坦でかつ略円形の下端部8aと、下端部8aから上方に向けて次第に拡径する逆円錐台形状の傾斜部8bと、傾斜部8bから鉛直上方に向けて延びる略円柱状の円柱部8cと、円柱部8cから略水平方向に広がる略平坦な円環状の平坦部8dと、を有している。下端部8aの直径d3は、パイプ2の内径dよりも小さく構成されており、一方、円柱部8cの直径d4は、パイプ2の内径dよりも若干大きく構成されている(図3(d)参照)。
金型8を下降させ、金型8の下半部をパイプ2内に圧入する。フレア状に加工されたパイプ2の一端部2bは、金型8の平坦部8dによってフランジ3の端面3aに接近する方向へ押圧されて折り曲げられる。金型8は、フレア状に加工されたパイプ2の一端部2bが、フランジ3の端面3aに面接触するまで圧入される。こうして、フレア状に加工されたパイプ2の一端部2bは、フランジ3の端面3aと接触する円環状の平押し部9に加工される。この平押し部9は、上記で説明した係止部4に相当する部分である。
また、上記の通り、金型8の円柱部8cの直径d3はパイプ2の内径dよりも若干大きく構成されている。そのため、パイプ2がフランジ3の挿入口3b内に配置された状態で、金型8の円柱部8cをパイプ2内に圧入すると、パイプ2が内側から径方向外側に向けて拡径的に押圧されることによって、パイプ2の外周面はフランジ3の挿入口3a内周面と接触し、パイプ2はフランジ3に圧接又は圧着されてカシメられる。こうして、パイプ2の外周面とフランジ3の挿入口3a内周面との間に、カシメ部5が形成される(図3(e)及び(f))。平押し加工及びカシメ加工の完了後に、金型8を上昇させ、金型8をパイプ2から離脱させる(図3(e)及び(f))。
本実施形態では、パイプ2とフランジ3とが相互にカシメ部5によって強固に固定されているため、フランジ3の端面3aに他配管を接続する際にも、フランジ3がパイプ2に対して回転してしまうといった、パイプ2とフランジ3との位置ずれが起こることがない。さらに、パイプ2の端部2aは、係止部4(平押し部9)及びカシメ部5を備えているため、フランジ3がパイプ2から抜けてしまうことがない。
本発明の製造工程にしたがって作製されたエンジン用吸排気系配管1における係止部4(平押し部9)の平面度と、従来のように溶接によってパイプをフランジに接合したエンジン用吸排気系配管のフランジ端面の平面度と、を比較する実験を行った。平面度の測定には、三次元測定機(株式会社東京精密製SVA800A)を用いた。
[実施例]
実施例として、図4(a)に示す、本発明の製造工程にしたがって作製されたエンジン用排気系配管1における円環状の係止部4(平押し部9)の平面度を測定した。平面度は、パイプ2中心Oを原点とした場合に、係止部4のφ37mm円周上、φ43mm円周上及びφ49mm円周上において、周方向に等間隔に各8点(合計24点)(測定点は、図4(a)において黒丸で表示)測定した。なお、図4(a)において示される3つの2点鎖線のうち、最も内側(最もパイプ2中心O寄り)の2点鎖線がφ37mmの位置を表し、真ん中の2点鎖線がφ43mmの位置を表し、最も外側の2点鎖線がφ49mmの位置を表している。得られた24点の測定データのうち、最大値と最小値との差を実施例における平面度と定義した。
[比較例]
比較例として、図4(b)に示す、溶接によってパイプをフランジに接合したエンジン用排気系配管のフランジ端面の平面度を測定した。パイプ中心O’を原点とし、φ43mm円周上(図4(b)において二点鎖線で表示)において、周方向に等間隔に8点(測定点は、図4(b)において黒丸で表示)測定した。そして、得られた8点の測定データのうち、最大値と最小値との差を比較例における平面度と定義した。
[実験結果]
実験の結果、実施例の平面度は0.168であった。一方、比較例の平面度は0.160であった。このように、実施例の平面度と比較例の平面度とは、ほぼ同じ値であり、実施例の係止部4は比較例のフランジ端面と同等の平面精度を有しているといえる。
[その他の実施形態]
上記実施形態のエンジン用吸排気系配管1では、フランジ3の端面3aから係止部4(平押し部9)が突出した形となっているが、フランジ3の端面3aと係止部4(平押し部9)の上面とが面一となるように構成してもよい。この場合、フランジ3に係止部4(平押し部9)を収納する凹部を形成してもよい。
本発明は上記実施形態に限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 エンジン用吸排気系配管
2 パイプ
2a 端部
2b 一端部
3 フランジ
3a 端面
3b 挿入口
4 係止部
5 カシメ部
9 平押し部

Claims (3)

  1. 少なくとも一つの端部を有するパイプと、
    前記パイプを挿入するための挿入口、及び、他配管との接続用の端面を有するフランジと、
    を備えてなるエンジン用吸排気系配管であって、
    前記パイプのフランジ側の端部は、
    前記パイプの一端部を前記フランジの挿入口に貫通挿入して前記フランジの端面から突出させた後、当該パイプの一端部をパイプの径方向外側に向けて折り曲げることで前記フランジの端面と接触させてなる環状の係止部と、
    前記フランジの挿入口内に配置された前記パイプを前記パイプの内側から外側に向けて拡径方向に押圧することで、前記パイプの外周面を前記フランジの挿入口内周面に圧接又は圧着させたカシメ部と、
    を備えていることを特徴とする、エンジン用吸排気系配管。
  2. エンジン用吸排気系配管を製造するための方法であって、以下の工程(1)〜工程(5)、即ち、
    (1)円筒形のパイプ、及び、前記パイプを挿入するための挿入口を有するフランジ、を準備する工程、
    (2)前記フランジの挿入口に前記パイプを貫通挿入し、前記パイプの一端部を所定長さ前記フランジから突出させた状態で前記パイプを位置決めする工程、
    (3)前記フランジから突出させた前記パイプの一端部を、前記パイプの端部に向かうにつれて径が次第に広がるフレア状に変形加工する工程、
    (4)フレア状に加工した前記パイプの一端部を、前記フランジの端面に接近する方向に押圧することによって、前記フランジと接触する環状の平押し部を形成する工程、並びに、
    (5)前記パイプを、前記パイプの内側から外側に向けて拡径方向に押圧することで、前記パイプの外周面を前記フランジの挿入口内周面に接触させて、前記パイプを前記フランジに圧接又は圧着させるカシメ工程、
    を含んでなることを特徴とするエンジン用吸排気系配管の製造方法。
  3. 前記工程(4)と前記工程(5)とは、同時に行われる、請求項2に記載の製造方法。
JP2014068381A 2014-03-28 2014-03-28 エンジン用吸排気系配管及びその製造方法 Pending JP2015190386A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014068381A JP2015190386A (ja) 2014-03-28 2014-03-28 エンジン用吸排気系配管及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014068381A JP2015190386A (ja) 2014-03-28 2014-03-28 エンジン用吸排気系配管及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015190386A true JP2015190386A (ja) 2015-11-02

Family

ID=54425096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014068381A Pending JP2015190386A (ja) 2014-03-28 2014-03-28 エンジン用吸排気系配管及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015190386A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60182587U (ja) * 1984-05-15 1985-12-04 三恵技研工業株式会社 フランジ付パイプ
JPS62279224A (ja) * 1986-05-29 1987-12-04 Kazuhito Fukazawa マニホ−ルドおよびその製造方法
JPH0634157U (ja) * 1992-10-01 1994-05-06 ダイハツ工業株式会社 エンジンの排気ガス還流装置
JPH09229262A (ja) * 1996-02-21 1997-09-05 Calsonic Corp フランジ付配管継手およびその製造方法
JP2001349482A (ja) * 2000-06-06 2001-12-21 Toyota Motor Corp フランジ付き管体
JP2005061492A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Ootsuka:Kk 継ぎ手部材構造及び継ぎ手部材の成形構造

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60182587U (ja) * 1984-05-15 1985-12-04 三恵技研工業株式会社 フランジ付パイプ
JPS62279224A (ja) * 1986-05-29 1987-12-04 Kazuhito Fukazawa マニホ−ルドおよびその製造方法
JPH0634157U (ja) * 1992-10-01 1994-05-06 ダイハツ工業株式会社 エンジンの排気ガス還流装置
JPH09229262A (ja) * 1996-02-21 1997-09-05 Calsonic Corp フランジ付配管継手およびその製造方法
JP2001349482A (ja) * 2000-06-06 2001-12-21 Toyota Motor Corp フランジ付き管体
JP2005061492A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Ootsuka:Kk 継ぎ手部材構造及び継ぎ手部材の成形構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6051468B2 (ja) 冷却ラインセットフィッティングおよび冷却ラインを互いに接合するために冷却ラインセットフィッティングを使用する方法
JP2009052539A (ja) 排気管接続構造及び排気管接続方法
CN112752919B (zh) 管道连接用装配装置
JP4076372B2 (ja) フランジ配管接続構造
JP2010014190A (ja) フローティングブレーキディスク
JP2015190386A (ja) エンジン用吸排気系配管及びその製造方法
JP4852599B2 (ja) 圧力流体用フランジ連結
DK2268958T3 (en) PRESS CONNECTION
US20110203677A1 (en) Tube-socket assembly and method of manufacturing the same
CN107314172A (zh) 一种剖分式形状记忆合金管接头及其制造方法
JP2015210146A (ja) ガスセンサ
US11951521B2 (en) Method of manufacturing connection member
US10386129B2 (en) Header plate for a heat exchanger
US6598286B1 (en) Metal tube coupling arrangement and method of manufacture
JP3556620B2 (ja) 油圧ホース接続用金具の締結構造
JP5212097B2 (ja) フランジ継手
JP5462716B2 (ja) 非鉄金属構造物加工孔の栓封止構造及び栓封止方法、非鉄金属構造物加工孔の栓封止方法における工程管理装置
CN105020516A (zh) 金属快插接头
KR101476795B1 (ko) 고압호스용 접속금구의 제조방법
JP2017215030A (ja) 金属配管端末構造
JP2020090991A (ja) 管継手用加締めナット
WO2009128141A1 (ja) 組付け部品及びその組付け方法
JP2009262717A (ja) 車両用ホイールの製造方法
JPH0533888A (ja) フランジ付パイプの結合方法並びにその結合構造
JP5212098B2 (ja) フランジ継手

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170905

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180306

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180531