JPH0291282A - 捺染用糊剤 - Google Patents

捺染用糊剤

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Publication number
JPH0291282A
JPH0291282A JP63243711A JP24371188A JPH0291282A JP H0291282 A JPH0291282 A JP H0291282A JP 63243711 A JP63243711 A JP 63243711A JP 24371188 A JP24371188 A JP 24371188A JP H0291282 A JPH0291282 A JP H0291282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
starch
size
properties
carboxymethylated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63243711A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetoshi Kako
加古 成敏
Mototsugu Tokunaga
徳永 元次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は捺染用糊剤に関するものである。
【従来の技術】
捺染用糊剤としては無定形固体であって、水にコロイド
状に溶解し、かつ比較的低濃度で高粘度を有する天然ま
たは合成の水溶性高分子化合物が用いられ、元糊とも称
す−るものである。 捺染用糊剤は、適用条件としてデザインを布地に固定維
持し1色像を忠実に布地に再現するための形体保持性能
を要求される捺染媒体である。 一般に糊剤は染料ならびに准、アルカリ、還元防止剤な
どとともに混合して色糊を形成し、これを捺染加工に使
用する。 糊剤を捺染媒体として用いる際には、水溶性、加熱安定
性、経日粘度安定性1機械撹拌安定性、#酸・耐アルカ
リ性、lT)を還元性、抗菌性などの基本的な必要条件
が数多く存在する。 糊剤は、さらに布地に印捺後1表現される絵柄の再現性
、表面発色性、均染性、尖鋭性、糊落性のどの諸性能に
影響及ぼす因子として重要な役割りを果たしている。 従来の捺染用糊剤としては、主として澱粉またはその銹
導体、アルギン酸ソーダ、カルボキシメチルセルロース
(CMC)に代表されるm ai zFA導体、ガラク
トマンナンのような天然ガム類などがあり、これらを捺
染加工の目的に応じて使用している。 一方、澱粉、粕は澱粉と繊維素を主成分とする複雑な混
合物°であって1例えばサツマイモ澱粉粕の場合、澱粉
54.4%、粗IIi維18.6%、残余灰分、粗蛋白
等である。[二田二部監修「デンプン化学便覧」朝倉書
店刊(昭和52年)361頁、バレイショ澱粉粕につい
ては二田二部編rデンプンハンドブック1朝倉書店刊(
昭和36)477頁参照〕 このように、澱粉粕は′l5131な混合物であるため
、これを工業的にカルボキシメチルエーテル化塩として
捺染用糊剤に使用できることは、これまで知られていな
い。 このため、現在では安価な飼料としての用途を有するだ
けである。
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは、従来の糊剤に関する前記の現況および澱
粉粕の使用が経済的に有利であって、その主成分が澱粉
と繊維素である点に着眼して、ri粉粕をカルボキシメ
チル化することによって、一般の機械捺染における捺染
用糊剤として有効に利用できること見い出したものであ
る。
【問題点を解決するための手段】
本発明は1反応染料の捺染用糊剤として、純分換算の平
均置換度が1.3以上であるカルボキシメチル化澱粉粕
のアルカリ金属塩を必須成分として含有することを特徴
とする捺染用糊剤を提供するものである。 本発明における澱粉粕としては1例えばサツマイモ、バ
レイシ曹、クズ等起源の安価な繊!I質含有澱粉粕が好
ましいが、トウモロコシ、コメ、コムギ、オオムギ等の
穀物由来の澱粉粕も利用できる。 澱粉粕のカルボキシメチル化は通常カルボキシメチルセ
ルロースやカルボキシメチルスターチの製造と同様に、
アルカリ(#に苛性ソーダ)を作用させ、これにモノク
ロル酢酸やモノクロル酢酸ソーダを添加してエーテル結
合させる。 この場合、多糖類がセルロースならば、理論的にはエー
テル化度は3.0.すなわち、無水グルコース1単位当
りの3個の水酸基を全部エーテル化できるが、このエー
テル化を炭素数6個出り3信の水酸基がある平均分子[
162として計算した置換度を純分換算の平均置換度(
百1)と称する。 本発明ではカルボキシメチル化澱粉粕のアルカリ金属塩
の平均置換度は純分換算で1.3以上が必要であり、′
a置換度1.3未満の場合には、色糊のゲル化および糊
落性の面で使用不可能となり。 本願発明の目的を達成することはできない。 一般に1反応染料は、その分子中に存在するクロル化ト
リアジン、ビニルスルホン酸などの反応基によってセル
ロース繊維の水酸基と化学結合して染着するから、水酸
基を有する捺染用糊剤とも当然結合する可能性がある。 このような結合は、糊剤中における反応染ネ1と反応し
やすい1級水酸基の存在の有無に依存するので、その1
級°水触基を極度に置換するために平均置換度を1.3
以上にすると反応染料との結合が小さくなって捺染用糊
剤として使用できる。 カルボキシメチル化澱粉粕のアルカリ金属塩を捺染用糊
剤として用いる際に、澱粉、磁維素以外の物質や水不溶
解物はスクリーンメツシュの日詰りの原因となるため、
極力除去しなければならない従って、澱粉粕のカルボキ
シメチル化後に、遠心分絵機によって水不溶解物を除去
するか、または最終粉砕時に、通常のスクリーンメツシ
ュよりも、細かく粉砕する必要がある。 反応染ネ4を用いて各種のram素材に対する色糊を調
整する際に、併用する各種の酩としてクエン酩、酒石酸
、リンゴ酸、酢酸などのように色糊のpH2g1!!!
を目的として使用する有1a酸、塩素酸ソーダ、m−二
トロベンゼンスルホン酸ソーダなどの還元防止剤、硫酸
アンモニウム、酒石酸7ンモニムなどの塩や尿素などの
他に、染料溶解剤、消泡剤、浸透剤、緩染剤、均染剤、
濃染剤、吸湿剤、保湿剤な・どの各種の捺染加工に応じ
た助剤を併用しても何等支障はない。 また1本発明捺染用糊剤は、捺染媒体として単独使用し
ても、充分な基本性能と捺染効果を発揮するが、従来か
ら使用されている、各種の糊剤。 例えば、澱粉、加工澱粉、天然ガム、アルギン酸ソーダ
または各種こ換度のカルボキシメチル造ルロースなどと
の相溶性もrF!!題とならないので、これらと併用使
用して捺染媒体とすることも可能である。 次に本発明を実施例により具体的に説明する。 [51部は重量基準を示す] 実施例1 1軸の5!Lブレンダーに乾燥サツマイモ澱粉粕および
乾燥トウモロコシ澱粉粕(多糖類含量81%)500g
および50%メタノール1000gに水成化ナトリウム
の所定量(第1表に示す)を溶かした溶液を加え、30
℃で60分間撹拌混合した。 次いで、これにモノクロル酢酸の所定量(第1表に示す
)を等量の90%メタノールに溶かした溶液を60分間
要して滴下し、さらに40℃で10分間混合後、65℃
までA、温させ、同温度で2時間エーテル化反応させた
。 エーテル化終了後1反応液を冷却し、酢酸で中和した。 この中和液に70%メタノール2500gを加え、30
分間攪拌後、遠心分離して、固液分離に付し、固体部を
乾燥粉砕した。 この結果、第1表に示した分析値を有するカルボキシメ
チル化サツマイモ澱粉粕およびトウモロコシ澱粉粕を得
た。 実施例2 実施例1で得たサンプルから適宜選択して次の元糊を調
製した。 元糊No。 I  CM化サすマイモ澱粉粕■ 2  CM化サすマイモ澱粉粕■ 元糊10% 元糊11% 3  CM化サすマイモ澱粉粕O元糊17%4  CM
化トウモロコシ澱粉粕■ 元糊22%5  CM化トウ
モロコシ澱粉拍■ 元糊15%6  CM化トウモロコ
シ澱粉粕@ 元糊18%(BH型粘度計RNo、5.2
Orpm、25℃)印捺工程: フラットスクリーン印捺時予備乾th1→高温スチマ(
100mesh)         (105℃×各元
糊について下記色糊条件にて反応性染ネ4で綿布をスク
リーン捺染した。 供試布:綿ブロード 色糊処方 CIBACRON  PRONT TURQUOISE  G       6%[CIB
A−GY社製、反応性染料] 尿素               8%MSパウダー
(明成化学社製)     1%重炭酸ソーダ    
          3%元$IvI        
        60%水             
           適量−(HTS)−I水洗瞬温
洗→ソーピング−水洗→8m1n、) 一乾燥 反応性染料に対する印捺適性の結果を第2表に示した。 計        100 色糊粘度:10,000±500cps
【発明の効果】
本発明捺染用糊剤を捺染媒体として適用する場合、基本
的な必要条件である水溶性、加熱安定性、経口粘度安定
性1機械撹拌安定性、耐酸、耐アルカリ性、耐薬品性、
抗菌性、St還元性、相溶性などに関して、従来から使
用されている各種の糊剤組成物の有する欠陥を解消する
と共に、適度の流動性に依存する一定の表面発色性と、
卓越した均染性、尖鋭性とを布上に表現すると同時に、
糊落性なども改善される。このような性質を有するため
1本発明の糊剤は捺染媒体として単独使用が可能であり
、さらに澱粉粕の有効利用を図ることができる 特許出願人 第一工業製薬株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 反応染料の捺染用糊剤として、純分換算の平均置換度が
    1.3以上であるカルボキシメチル化澱粉粕のアルカリ
    金属塩を必須成分として含有することを特徴とする捺染
    用糊剤。
JP63243711A 1988-09-27 1988-09-27 捺染用糊剤 Pending JPH0291282A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992022587A1 (de) * 1991-06-14 1992-12-23 Chemische Fabrik Grünau Gmbh Alkylether und/oder alkylester von zellwandpolysacchariden
JP2002146686A (ja) * 2000-11-06 2002-05-22 Shin Etsu Chem Co Ltd 捺染用糊剤及び染料

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1992022587A1 (de) * 1991-06-14 1992-12-23 Chemische Fabrik Grünau Gmbh Alkylether und/oder alkylester von zellwandpolysacchariden
JP2002146686A (ja) * 2000-11-06 2002-05-22 Shin Etsu Chem Co Ltd 捺染用糊剤及び染料
JP4596102B2 (ja) * 2000-11-06 2010-12-08 信越化学工業株式会社 染料

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