JPH0290973A - 窓貼り用プリントラミネート法 - Google Patents

窓貼り用プリントラミネート法

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JPH0290973A
JPH0290973A JP24355388A JP24355388A JPH0290973A JP H0290973 A JPH0290973 A JP H0290973A JP 24355388 A JP24355388 A JP 24355388A JP 24355388 A JP24355388 A JP 24355388A JP H0290973 A JPH0290973 A JP H0290973A
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JP
Japan
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meth
adhesive
acrylate
film
roll
Prior art date
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Pending
Application number
JP24355388A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kubota
勉 久保田
Masuo Miyaji
宮地 益男
Reiichi Kotani
小谷 励一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童栗上■且朋分団 本発明は、窓孔を有する印刷紙に合成樹脂フィルムを貼
り合わせる窓貼り用プリントラミネート法に関し、詳し
くは、プリントラミネート時において、接着剤の乾燥時
の溶剤揮散量が少ないと共に、低いニップ圧にて強い初
期接着力を発現させて、合成樹脂フィルムを窓孔を有す
る印刷紙に貼り合わせることができ、従って、この貼り
合わせの直後に既に高い接着性と耐熱性とを有し、貼り
合わせの直後に罫線工程や調節工程に入ることができ、
しかも、非常にすぐれた光沢と外観を有する窓貼りラミ
ネート品を得ることができるプリントラミネート法に関
する。
従来■狭± 従来、窓孔を有する印刷紙に合成樹脂フィルムを貼り合
わせる窓貼り用プリントラミネート法においては、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体やポリウレタン系樹脂の溶剤
型接着剤を印刷紙に塗布し、乾燥させた後、これに合成
樹脂フィルムをニップ・ローラーにて圧着する所謂ドラ
イラミネート法が主流を占めている。
しかし、従来のかかる窓貼り用ドライラミネート法によ
れば、接着剤を印刷紙に均一に塗布するためには、低固
形分濃度の接着剤を用いざるを得す、従って、接着剤の
乾燥時に大量の溶剤を揮散させる必要がある。更に、こ
の方法によれば、フイルムと印刷紙との貼り合わせ後、
これらが強固に接着されるまでに長時間を要するために
、貼り合わせ直後に、得られた窓貼りラミネート品に溝
を刻設する罫線押しを行なう罫線工程や折り曲げを行な
う調節工程に入るとき、フィルムが印刷紙から剥離する
等の問題を生じる。
更に、窓貼り用プリントラミネート法においては、一般
に、印刷紙にフィルムを張り合わせる際のニップ・ロー
ルのニップ圧を高くするときは、窓孔を被覆するフィル
ムにしわが生じて、外観を著しく損なうので、ロールの
ニップ圧を極力低くすることが必要である。このために
は、乾燥後に低いニップ圧でもよくフローする、即ち、
流れのよい接着剤を用いることが要求されるが、かかる
接着剤は、本来、高い初期接着力を発現し得ない。
他方、窓貼り用プリントラミネート法においては、印刷
紙とフィルムとの貼り合わせ後に、オンラインにてフィ
ルムを切断するので、この点からも、用いる接着剤には
、高い初期接着力が要求される。
更に、ラミネートの直後に棒積みや裁断等を行なう場合
があり、この際にも、強い初期接着力が要求される。
他方、接着剤が乾燥後に直ちに強い初期接着力を有する
ためには、乾燥後の接着剤が硬いことが必要である。明
らかなように、かかる硬い接着剤は、前述した低いニッ
プ圧では、流れが悪く、得られるラミネート製品の外観
を著しく損なう。
以上のように、従来、特に、窓貼り用プリントラミネー
ト法において、低いニップ圧にて印刷紙にフィルムを貼
り合わせ、しかも、高い初期接着力を発現する接着剤は
知られておらず、かくして、貼り合わせの直後に既に高
い接着性と耐熱性とを有し、貼り合わせの直後に罫線工
程や調節工程に入ることができ、しかも、非常にすぐれ
た光沢と外観を有する窓貼りラミネートを得ることは、
極めて困難である。
口が解° しようとする課 本発明は、窓貼り用プリントラミネートにおける上記し
た問題を解決するためになされたものであって、フィル
ムと窓孔を有する印刷紙との貼り合わせ直後にラミネー
トが既にすぐれた接着性と耐熱性とを有し、従って、貼
り合わせ直後から直ちに罫線工程や製本工程を行なうこ
とができると共に、非常にすぐれた光沢と外観を有する
窓貼りラミネート品を得ることができるプリントラミネ
ート法を提供することを目的とする。
課題を”決するための 本発明による窓貼り用プリントラミネート法は、(a)
ポリウレタンポリ (メタ)アクリレート及びfblシ
ランカップリング剤、チタネートカップリング剤又はア
ルミニウムカップリング剤を含有する光硬化性接着剤を
窓孔を有する印刷紙に塗布し、これにフィルムをニップ
・ロールにて貼り合わせた後、紫外線又は電子線を照射
することを特徴とする。
先ず、本発明による窓貼り用プリントラミネート法にお
いて用いる光硬化性接着剤について説明する。
本発明において用いる光硬化性接着剤は、+a)ポリウ
レタンポリ (メタ)アクリレート及び(blシランカ
ップリング剤、チタネートカップリング剤又はアルミニ
ウムカップリング剤を含有する。
上記ポリウレタンポリ (メタ)アクリレートは、例え
ば、ジイソシアネート化合物、その二量体、二量体、又
はこれらに活性水素を有する化合物を付加させてなる付
加物、所謂プレポリマー等と、水酸基及びビニル基、好
ましくは(メタ)アクリロイル基を有するビニル単量体
との反応生成物を用いることができる。
ここに、上記ジイソシアネートとしては、トリレンジイ
ソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、3
.3′−ジメチルジフェニルメタン4.4゛−ジイソシ
アネート、ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、フ
ェニレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネー
ト、1,6−へキサメチレンジイソシアネート、1.4
−テトラメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソ
シアネート、水添されたトリレンジイソシアネート、水
添されたジフェニルメタンジイソシアネート、水添され
たキシリレンジイソシアネート等の芳香族、脂肪族、脂
環族、芳香脂環族ジイソシアネートを挙げることができ
る。
かかるジイソシアネートや、その二量体、三量体等に付
加させて、前記付加物を形成するための活性水素化合物
としては、例えば、エチレングリコール、プロピレング
リコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、トリエチレングリコール、テトラメチレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、ブタンジオール、■、
6−ヘキサンジオール、ポリオキシエチレングリコール
、ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレングリコール、ポリテトラメチレ
ンエーテルグリコール、ポリオキシエチレントリオール
、ポリオキシプロピレントリオル、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレントリオール、トリメチロールプロ
パン、グリセリン、ペンタエリスリトール、ヒマシ油、
ビスフェノールA−エチレンオキサイド付加物、ビスフ
ェノールA−プロピレンオキサイド付加物等を挙げるこ
とかできる。
更に、上記以外にも、活性水素化合物として、ポリエス
テルポリオールも用いることができる。
かかるポリエステルポリオールは、例えば(無水)マレ
イン酸、(無水)コハク酸、アジピン酸、フマル酸、(
無水)フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、(無水
)メチルテトラヒドロフタル酸、(無水)テトラヒドロ
フタル酸、セバシン酸、ドデカンニ酸、アゼライン酸、
グルタル酸、(無水)トリメリド酸、(無水)へキサヒ
ドロフタル酸、ダイマー酸(例示として、ヘンケル日本
−製バーサダイム216.228.288等の酸価19
1〜198のダイマー酸を挙げることができる。)等の
多塩基酸と、例えばエチレングリコール、プロピレング
リコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール
、デカンジオール、ネオペンチルグリコール等の脂肪族
グリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリ
コール等の脂肪族ポリエーテルグリコール、グリセリン
、トリメチロールプロパン、1.4−シクロヘキサンジ
メタツル、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコー
ルエステル、■、4−シクロヘキサンジオール、水添ビ
スフェノールA等の多価アルコールとを通常の方法にて
エステル化反応させることによって得ることができる。
前記した水酸基とビニル基、好ましくは(メタ)アクリ
ロイル基とを有するビニル単量体としては、例えば、N
−メチロール(メタ)アクリルアミド、ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)
アクリレート、ペンタエリスリトールモノ (メタ)ア
クリレート、アリルアルコール、ポリエチレングリコー
ルと(メタ)アクリル酸とのモノエステル、エチレング
リコール又はポリエチレングリコールのモノビニルエー
テル、プロピレングリコール又はポリプロピレングリコ
ールのモノビニルエーテル、ダイセル化学工業■からプ
ラクセルFA−1として入手し得るC11□−CtlC
OOCIIzCIl□0CO(CHz) 5011等を
挙げることができる。
本発明において用いるポリウレタンポリ (メタ)アク
リレートは、上記したようなポリイソシアネート化合物
のイソシアネート基1当量に対して、通常、前記水酸基
とビニル基、好ましくは(メタ)アクリロイル基とを有
するビニル単量体の1水酸基当量を反応させることによ
って得ることができる。
更に、上記以外にも、ポリウレタンポリ (メタ)アク
リレートとして、一般式 %式%) (式中、R1は水素又はメチル基、R2は主としてポリ
ウレタン成分、n、及びn2はそれぞれ独立に1.2又
は3を示す。) で表わされる化合物を挙げることができる。
本発明において用いる接着剤は、接着促進剤として、シ
ランカップリング剤、チタネートカップリング剤又はア
ルミニウムカップリング剤を含有する。
シランカップリング剤としては、例えば、γ−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン、T−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、N−β (アミノエチル)−r−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、N−β(アミノエチル)
−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−フ
ェニル−T−アミノプロピルトリメトキシシラン等のア
ミノシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)
エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン、T−グリシドキシプロピルトリエ
トキシシラン等のエポキシシラン、ビニルトリス(β−
メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリエトキシシラン
、ビニルトリメトキシシラン、T−メタクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン等のビニルシラン、ヘキサメチ
ルジシラザン、γメルカプトプロピルトリメトキシシラ
ン等を挙げることができる。
チタネートカップリング剤としては、例えば、テトライ
ソプロポキシチタン、テトラ−n−ブトキシチタン、ブ
チルチタネートダイマー、テトラステアリルチタネート
、トリエタノールアミンチタネート、チタンアセチルア
セトネート、チタンエチルアセトアセトネート、チタン
ラクテート、テトラオクチレングリコールチタネート、
テトラキス(2−エチルヘキソキシ)チタン、テトラス
テアロキシチタン、イソプロピルトリスイソステアロイ
ルチタネート、イソプロピルトリドデシルベンゼンスル
ホニルチタネート、イソプロピルトリス(ジオクチルパ
イロホスフェート)チタネート、テトライソプロピルビ
ス(ジオクチルホスファイト)チタネート、テトラオク
チルビス(ジトリデシルホスファイト)チタネート、テ
トラ(22−ジアリルオキシメチル−1−ブチル)ビス
(ジトリデシルホスファイト)チタネート、ビス(ジオ
クチルパイロホスフェート)エチレンナタネート等を挙
げることができる。
また、アルミニウムカップリング剤としては、例えば、
アセトアルコキシアルミニウムジイソプロピレート等を
挙げることができる。
上記したなかでは、特に、アミノシランがすぐれた効果
を有し、本発明において好ましく用いられる。
本発明によれば、かかる接着促進剤を用いることによっ
て、特に、印刷紙とフィルムとの間の接着が促進され、
これらを相互に急激に剥離したときのパルス破壊が防止
されると共に、熱時の耐剥離性、即ち、耐熱クリープも
改善され、その結果、得られる窓貼りラミネート品の罫
線゛や折曲げ加工等のような後加工にて、浮きやはがれ
が有効に防止される。
カップリング剤は、本発明においては、ポリウレタンポ
リ (メタ)アクリレート100重量部に対して、通常
、0.05〜10重量部、好ましくは0゜1〜5重量部
の範囲で用いられる。使用量が少ないときは、上述した
効果を有効に得ることができず、他方、多すぎるときは
、接着剤の安定性を損ない、また、得られるラミネート
品において種々の外観不良の原因となるうえに、製品価
格を不必要に高める。
更に、本発明において用いる接着剤は、必要に応じて、
それ自体、光重合性を有する種々の化合物を含有してい
てもよい。このような光重合性化合物としては、例えば
、光重合性ビニル基を有するビニル単量体、ポリ (メ
タ)アクリレートエステル、エポキシポリ (メタ)ア
クリレート、ポリエステルポリ (メタ)アクリレート
、ポリブタジェンポリ (メタ)アクリレート、光重合
性ビニルオリゴマーやビニル重合体等を挙げることがで
きる。
上記光重合性ビニル基を有するビニル単量体の具体例と
しては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレー
ト、イソブチル(メタ)アクリレート、1−エチルプロ
ピル(メタ)アクリレート、1−メチルペンチル(メタ
)アクリレート、2−メチルペンチル(メタ)アクリレ
ート、3−メチルペンチル(メタ)アクリレート、■エ
チルブチル(メタ)アクリレート、2−エチルブチル(
メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アク
リレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、3,5
.5− トリメチルヘキシル(メタ)アクリレート、デ
シル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレ
ート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、
ブトキシエチル(メタ)アクリレート、エチルカルピト
ール(メタ)アクリレート、メチルトリグリコール(メ
タ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレ
ート、フェノキシプロビル(メタ)アクリレート、グリ
セロールモノ (メタ)アクリレート、アクリル酸、メ
タクリル酸、無水マレイン酸、フマル酸、マレイン酸モ
ノエステル、イクコン酸、Nメチロール(メタ)アクリ
ルアミド、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ペンタエリス
リトールモノ (メタ)アクリレート、アリルアルコー
ル、ポリエチレングリコールモノ (メタ)アクリレー
ト、フェノール又はアルキルフェノール等のアルキレン
オキシド付加物と(メタ)アクリル酸との反応によって
得られるのモノエステルを挙げることができる。
また、エチレングリコール又はポリエチレングリコール
のモノビニルエーテル、プロピレングリコール又はポリ
プロピレングリコールのモノビニルエーテル、前記プラ
クセルFA−1、アミノエチル(メタ)アクリレート、
N−メチルアミノエチル(メタ)アクリレート、NN−
ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N−エチ
ルアミノエチル(メタ)アクリレート、N、N−ジエチ
ルアミノエチル(メタ)アクリレート、アリルアミン、
ジアリルアミン、グリシジル(メタ)アクリレート、グ
リシジルアリルエーテル、スチレン、酢酸ビニル、アク
リロニトリル、メタクリロニトリル、ビニルエーテル、
フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フエニルジエ
チレングリコール(メタ)アクリレート、フェニルテト
ラグリコール(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−
3−フェノキシプロビル(メタ)アクリレート、N−ビ
ニルピロリドン、式 で表わされるアクリル酸エステルP−550A(共栄社
油脂工業■製)等を挙げることができる。
前記ポリ (メタ)アクリレートエステルの具体例とし
ては、例えば、ジ、トリ及びテトラエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(
メタ)アクリレート、ジペンタメチレングリコールジ(
メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、テトラエチレングリコールジクロロ
アクリレート、グリセロールトリ (メタ)アクリレー
ト、ジグリセロールジ(メタ)アクリレート、ジグリセ
ロールテトラ(メタ)アクリレート、テトラメチレンジ
(メタ)アクリレート、エチレンジ(メタ)アクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、
トリメチロールプロパントリ (メタ)アクリレート、
ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、ペンタ
エリスリトールトリ (メタ)アクリレート、1.6−
ヘキサンシオールジ(メタ)アクリレート、式 で表わされるNKエステルBPE−200(新中村化学
工業■製)等を挙げることができる。
エポキシポリ (メタ)アクリレートとしては、例えば
、エポキシ基を含有する化合物に例えばアクリル酸、メ
タクリル酸等を反応させて得られるアクリレートを挙げ
ることができる。具体例として、例えば、 で示されるメタクリル酸付加物であるエポキシエステル
40EM(共栄社油脂工業■製)、式CllCH3 CI□=C1l−COOC)12C)ICl3−Oで示
されるアクリル酸付加物であるエポキシエステル70P
A(共栄社油脂工業■製)、式で示されるメタクリル酸
付加物であるエポキシエステル3002M(共栄社油脂
工業■製)、弐C)108 CI+□ CHz =CH−C00CHzCHCHz−OH で示されるアクリル酸付加物であるエポキシエステル8
0MFA(共栄社油脂工業■製)、式で示されるアクリ
ル酸付加物であるエポキシエステル3002A(共栄社
油脂工業■製)等を挙げることができる。
また、ポリエステルポリ (メタ)アクリレートとしで
は、例えば、ポリエステルポリオールに例えばアクリル
酸等を反応させて得られるアクリレートを挙げることが
でき、具体例として、例えば、弐 Hff H3 で示されるHX−220(日本化薬■製)、式(式中、
m及びnは1〜3の数を示し、m+n=4である。) で示されるHX−620(日本化薬■製)、式で示され
るビスコート3700 (大阪有機化学工業■製)等を
挙げることができる。
また、ポリブタジェンポリ (メタ)アクリレートとし
ては、例えば、ポリブタジェンジオールに例えばアクリ
ル酸やメタクリル酸等を反応させて得られる(メタ)ア
クリレートを挙げることができる。具体例として、日本
ゼオン■製りインビーム101 (ビニル当量355.
25℃における粘度21000センチポイズ)等を挙げ
ることができる。
本発明において用いられる接着剤は、光照射によって速
やかに重合するが、これを−層促進させるために、光重
合促進剤を含有させることができる。ここにおいて、光
とは、主として紫外線をいい、その波長範囲は約180
〜460nmである。
かかる紫外線の発生源としては、例えば、低圧水銀灯、
中圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、キセノン水銀
灯、紫外線蛍光灯、炭素アーク灯、無電極マイクロウェ
ーブ方式紫外線ランプ等を挙げることができる。本発明
においては、更に、α線、β線、γ線、X線、電子線等
の放射線も用いることができる。
光として紫外線を用いる場合には、上記促進剤として光
重合開始剤が用いられる。好適に用い得る光重合開始剤
としては、例えば、ベンゾイン、ベンゾインメチルエー
テル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソブチ
ルエーテル、ベンゾインオクチルエーテル等のベンゾイ
ン化合物、ベンジル、ジアセチル、ジェトキシアセトフ
ェノン、2.2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェ
ノン、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、
4゛−イソプロピル−2−ヒドロキシ−2−メチルプロ
ピオフェノン、メチルアントラキノン、アセトフェノン
、ベンゾフェノン、ベンゾイルギ酸メチル、ベンジルジ
メチルケタール、1−ヒドロキシシクロへキシルフェニ
ルケトン、2−メチル1− (4−(メチルチオ)フェ
ニル)−2−モルホリノ)−プロペン−1等のカルボニ
ル化合物、ジフェニルジスルフィド、ジチオカルバメー
ト等のイオウ化合物、α−クロルメチルナフタレン等の
ナフタレン系化合物、アントラセン等の縮合芳香族炭化
水素、塩化鉄等の金属塩を挙げることができる。
光重合開始剤の使用量は、ポリウレタンポリ(メタ)ア
クリレート(及び前記光重合性を有する化合物)100
重量部に対して、約0.01〜20重量部、好ましくは
約0.1〜10重量部程度である。
光が電子線やγ線のように、電離性放射線である場合に
は、光重合開始剤を用いなくとも、接着剤組成物は速や
かに重合が進行するので、特に、光重合開始剤を用いる
必要はない。
本発明において用いる接着剤は、上記主成分のほかに、
自体公知の充填剤、軟化剤、酸化防止剤、老化防止剤、
安定剤、粘着付与樹脂、レベリング剤、消泡剤、有機溶
剤、可塑剤等を含有することができる。
例えば、粘着付与樹脂としては、ロジン酸、重合ロジン
酸、ロジン酸エステル、変性ロジン、変性ロジンエステ
ル、水添ロジン酸、水添重合ロジン酸、水添ロジン酸エ
ステル、水添重合ロジン酸エステル等のロジン類や、テ
ルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂、芳香族炭化水素
樹脂、脂肪族飽和炭化水素樹脂、石油樹脂等が用いられ
る。
本発明において用いる光硬化性接着剤は、ポリウレタン
ポリ (メタ)アクリレート及びカップリング剤、その
他必要に応じて用いられる成分からなり、場合によって
は、これらを有機溶剤、又は有機溶剤と水との混合物に
溶解してなり、その固形分濃度を従来の通常の方法と同
等としても、また、100〜40重量%もの高固形分濃
度としても、印刷紙に容易に均一に塗布することができ
る。
上記有機溶剤としては、特に限定されるものではないが
、例えば、メタノール、イソプロピルアルコール等の低
級脂肪族アルコール、酢酸エチル等の低級脂肪酸の低級
アルキルエステル、アセトン、メチルエチルケトン等の
ジアルキルケトン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素等が好ましく用いられる。特に、溶剤゛
の一部として水を用いる場合は、有機溶剤としては、例
えば、上記アルコール類やケトン類が好ましく用いられ
る。特に、本発明においては、イソプロピルアルコール
、又はイソプロピルアルコールと水との混合物が溶剤と
して好ましく用いられる。
本発明の方法において用いる接着剤は、印刷紙とフィル
ムとを貼り合わせる際の状態は、(前述したように、接
着剤が溶剤を含有する場合は、その溶剤を乾燥除去した
後、)ガラス転移点が約20°C以下、特に、5℃以下
であることが好ましい。
このように、低いガラス転移点を有せしめることによっ
て、低いニップ圧にても、接着剤がよくフローし、いわ
ばつぶれやすいので、窓部でのフィルムのしわの発生な
しに、フィルムを窓あき印刷紙に貼り合わせることがで
き、かくして、外観に非常にすぐれる窓貼りラミネート
品を得ることができる。
本発明による窓貼り用プリントラミネート法によれば、
先ず、上述したような光硬化性接着剤を窓孔を有する印
刷紙に塗布し、必要に応じて、接着剤に含まれる溶剤を
蒸発除去した後、通常は、冷ロールにて、必要ならば、
熱ロールにて、低いニップ圧にて、フィルムを印刷紙に
貼り合わせ、この後、フィルム側から紫外線又は電子線
を、通常、約0.1〜60秒照射することによって、光
硬化性接着剤を硬化させる。かくして、本発明の方法に
よれば、特に、印刷紙の窓にしわを発生させることなく
、フィルムと印刷紙との貼り合わせ直後に、既に高い接
着力とすぐれた耐熱性とを有するのみならず、外観にす
ぐれる窓貼りラミネート品を得ることができる。
第1図に本発明の方法を実施するための装置構成を示す
。窓孔を有する印刷紙1は、バックアップ・ロール2、
コーティング・ロール3及びドクター・ロール4からな
る接着剤塗布装置5に長尺シートとして連続的に供給さ
れ、接着剤6がその表面に塗布される。次いで、印刷紙
は、乾燥炉7内をコンヘア8にて所定速度にて搬送され
、接着剤に含まれる溶剤が連敗除去される。
乾燥炉を出た印刷紙は、フィルム・ロール9から供給さ
れるフィルム10にニップ・ロール11及び12にて貼
り合わせされる。ニップ・ロールは、通常、金属製の主
ロール11とゴム製の補助ロール12とからなる。フィ
ルムが貼り合わせられた印刷紙は、次いで、紫外線照射
装置13に導かれ、フィルム側から紫外線を所定時間照
射されて、接着剤が硬化される。この後、引き続いてカ
ッター14にて所定長さに切断されて、所定のラミネー
ト品15として集積される。
従来、窓孔付きの印刷紙側に接着剤を塗布して、印刷紙
にフィルムを貼り合わせる際のニップ・ロール間のニッ
プ圧(ラミネート品の単位受圧面積(、、J)当たりの
ラミネート品に加わる加重(kg))は、5〜80kg
/clA程度である。しかし、この範囲内であっても、
ニップ圧が高い場合は、十分な接着力は得られるが、フ
ィルムにしわが生じ、製品の外観を撰なうことになるの
で、ニップ圧は低い方が好ましいが、その場合には十分
な接着力が得られず、ラミネート製品の仕上がり外観が
悪く、製品として満足できるものは得られなかった。
ところが、本発明の方法においては、ニップ圧が低い場
合でも十分な接着力を得ることができ、ラミネート製品
の仕上がり外観のすぐれたものを提供することができる
ものであり、そのニップ圧は2〜60kg/cIl!、
好ましくは4〜40 kg / crA、更に好ましく
は4〜30kg/ctlの範囲である。本発明の方法に
よれば、このように低いニップ圧にて初期接着力が高く
、しかも、外観と光沢にすぐれる窓貼りラミネート品を
得ることができるのである。
このように、本発明の方法によれば、通常、印刷紙は、
走行されつつ、これに接着剤が塗布され、フィルムと貼
り合わせられ、光照射されるので、上記照射時間と印刷
紙の走行時間等を選ぶことによって、光照射量を任意に
設定することができる。
本発明において、窓孔を有する印刷紙としては、文字や
模様を印刷してなる窓孔を有する模造紙、上質紙、クラ
フト紙、純白ロール紙、パーチメント紙、耐水紙、グラ
シン紙、段ボール紙等を含むが、これらに限定されるも
のではない。
印刷紙の搬送速度は、通常、1〜100m/分である。
また、フィルムも、特に限定されるものではないが、フ
ィルムとは、好ましくは厚さが約0.2 mm以下であ
り、紫外線や電子線を透過させ得るフィルムをいう。特
に、光として紫外線を用いる場合は、用いるフィルムは
透明であることが必要である。このようなフィルムの具
体例としては、例えば、無色又は必要に応じて文字や模
様等を印刷してなるポリ塩化ビニル樹脂やポリ塩化ビニ
リデン、セルロース系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリアミド、ポリエ
ステル、ポリウレタン、ポリビニルアルコール、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリプロピレン等の種
々の合成樹脂からなるフィルムを挙げることができる。
本発明の方法において、印刷紙への接着剤の塗布量は、
通常、膜厚が約0.1〜1000μmであリ、好ましく
は、塗布膜厚が約2〜50μm程度となる量である。ま
た、接着剤を印刷紙に塗布する手段は何ら限定されるも
のではなく、例えば、ナチュラル・コーター、ナイフベ
ルトコーターフローティングナイフ、ナイフオーバーロ
ール、ナイフオンブランケット、スプレー、デイツプ、
キスロール、スクイーズロール、リバースロール、エア
ブレード、カーテンフローコーター等によることができ
る。
本発明の方法においては、上記のように、窓を有する印
刷紙に接着剤を塗布し、必要に応じて、溶剤を乾燥除去
した後、これに低いニップ圧にてフィルムを貼り合わせ
、この後、紫外線又は電子線を照射して、接着剤を硬化
させることによって、窓貼りプリントラミネート品を得
ることができる。
又夙少跋果 本発明によるプリントラミネート法によれば、ポリウレ
タンポリ (メタ)アクリレートと共に、シランカップ
リング剤、チタネートカップリング剤又はアルミニウム
カップリング剤を含有する光硬化性接着剤を用いる。か
かる接着剤は、ニップ時に柔らかく、よくフローし、つ
ぶれやすいために、低いニップ圧にてフィルムを印刷紙
に張り合わせることができ、かくして、窓部にしわの発
生のない外観の非常にすぐれた窓貼りラミネート品を得
ることができる。
しかも、本発明の方法によれば、上記ニップ後、接着剤
は、紫外線又は電子線の照射によって速やかに硬化して
、はぼ最終的な接着力に達するので、オンラインでのフ
ィルムの切断に際しても、十分に耐える高い初期接着力
を有する。また、貼り合わせ直後に既に高い接着性と耐
熱性とを有し、貼り合わせの直後に罫線工程や調節工程
に入ることができるので、生産性にもすぐれる。
更に、前述したように、本発明にて用いる接着剤は、ニ
ップ時に柔らかく、よくフローし、つぶれやすいために
、印刷紙に塗布する際の接着剤の固形分を高くすること
ができ、従って、乾燥時に放出させる有機溶剤量を著し
く低減することができるので、環境汚染のおそれが少な
い。また、有機溶剤を用いる場合でも、環境汚染の少な
いイソプロピルアルコールを用いることができる。
また、本発明の方法において用いる接着剤は、−液型で
あるので、塗布作業が簡単であるうえに、ニップ時にフ
ローがよいので、ニップ・ロールとして、加熱を要しな
い冷ロールを用いることができ、かかる冷ロールを用い
れば、製品の熱による変形やブロッキングも起こらない
実施例 以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例により何ら限定されるものではない。尚、以
下において部は重量部を示す。
実施例 (ポリウレタンジ(トリ)アクリレートの合成)平均分
子量1000のポリオキシプロピレングリコール274
5部、ジプロピレングリコール1106部及びイソホロ
ンジイソシアネート2666部を酢酸エチル1687部
中で反応させ、次に、これにヒドロキシエチルアクリレ
ート232部を加え、残余のイソシアネートと反応させ
て、ポリウレタンジアクリレートとした後、これにイソ
プロピルアルコール2813部を加えた。これをA液と
する。
平均分子11000のポリオキシプロピレングリコール
20000部、トリメチロールプロパン134部及び水
添されたキシリレンジイソシアネ−)4850部を酢酸
エチル6449部中で反応させ、次に、これにヒドロキ
シエチルアクリレート812部を加え、残余のイソシア
ネートと反応させて、ポリウレタントリアクリレートと
した後、これにイソプロピルアルコール108011[
1えた。これをB液とする。
平均分子量2200のポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピレングリコール(オキシエチレン量が約75%>3
542部、トリエチレングリコール1408部及びイソ
ホロンジイソシアネート2666部をメチルエチルケト
ン1963部中で反応させ、次に、これにヒドロキシエ
チルアクリレート236部を加え、残余のイソシアネー
トと反応させて、ポリウレタンジアクリレートとした後
、これにイソプロピルアルコール3280部を加えた。
これをC液とする。
上で得たポリウレタンポリアクリレート、カップリング
剤、光重合開始剤、溶剤等を第1表に示す配合比にて混
合して、接着剤を調製し、第1表に示す条件にて窓孔を
有する厚さ0.5 vsの印刷紙を第1図に示すように
、ナチュラル・コーターにて接着剤を塗布し、続いて、
乾燥炉にて溶剤を揮散させた後、この窓孔を有する印刷
紙にフィルムを冷ロール又は熱ロールにて貼り合わせ、
更に、この後、フィルム側から紫外線を照射した。紫外
線は、照射部長さ1mの高圧水銀灯を用いて、フィルム
面上、10cmの高さから照射し、照射時間は0.3〜
1.5秒間とした。
このようにして得られたそれぞれの窓貼りラミネート品
について、ラミネート直後のその外観、ラミネート直後
の1806剥離接着力、耐熱クリープ、罫線押し、耐折
り曲げ性及び耐パルス性を調べた。結果を第1表に示す
【図面の簡単な説明】
第1図は、窓貼り用プリントラミネート法の工程を示す
図である。 1・・・窓孔を有する印刷紙、5・・・接着剤塗布装置
、7・・・乾燥炉、10・・・フィルム、11.12・
・・ニップ・ロール、13・・・紫外線照射装置、15
・・・窓貼りラミネート品。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)ポリウレタンポリ(メタ)アクリレート及
    び (b)シランカップリング剤、チタネートカップリング
    剤又はアルミニウムカップリング剤を含有する光硬化性
    接着剤を窓孔を有する印刷紙に塗布し、これにフィルム
    をニップ・ロールにて貼り合わせた後、紫外線又は電子
    線を照射することを特徴とする窓貼り用プリントラミネ
    ート法。
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