JPH0290233A - 翻訳処理方式 - Google Patents

翻訳処理方式

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JPH0290233A
JPH0290233A JP24184788A JP24184788A JPH0290233A JP H0290233 A JPH0290233 A JP H0290233A JP 24184788 A JP24184788 A JP 24184788A JP 24184788 A JP24184788 A JP 24184788A JP H0290233 A JPH0290233 A JP H0290233A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は翻訳処理方式に関し、特に翻訳単位間で共通な
情報である共通データや共通手続き(以下、共通情報と
称する)の定義と参照とを別々の翻訳単位に記述可能な
高級プログラミング言語で記述された原始プログラムを
翻訳して目的プログラムを生成するコンパイラにおける
翻訳処理方式〔従来の技術〕 従来、この種の翻訳処理方式では、翻訳単位間の共通情
報の定義と参照とを別々の翻訳単位に記述可能な高級プ
ログラミング言語で記述された原始プログラムを翻訳す
る場合に、共通情報の参照を含む翻訳単位は、参照すべ
き共通情報の定義を含む翻訳単位の翻訳が成功して目的
プログラムが生成された結果として生成される当該共通
情報の定義情報を参照して翻訳している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の翻訳処理方式では、共通情報の参照を含
む翻訳単位は、参照すべき共通情報の定義情報を参照し
なければならないので、コンパイラの利用者は、共通情
報の定義を含む翻訳単位が当該共通情報の参照を含むU
訳単位よりも前に翻訳されるように意識して原始プログ
ラムを記述したり、共通情報の定義を含む翻訳単位を当
該共通情報の参照を含む翻訳単位よりも前に翻訳される
ように翻訳の指示を出さなければならないという欠点が
ある。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、コンパイラの利用者
が共通情報の定義を含む翻訳単位が当該共通情報の参照
を含む翻訳単位よりも前に翻訳されるように意識して原
始プログラムを記述したり、翻訳の指示を出したりしな
くても共通情報の定義と参照とが別々の翻訳単位に記述
された原始プログラムを観訳することができる翻訳処理
方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の翻訳処理方式は、翻訳単位間の共通情報の定義
と参照とを別々の翻訳単位に記述可能であり共通情報の
参照を含む翻訳単位が参照すべき共通情報の定義を含む
翻訳単位を翻訳して生成される共通情報の定義情報を参
照して翻訳される高級プログラミング言語で記述された
原始プログラムを入力して目的プログラムを生成するコ
ンパイラにおいて、前記原始プログラムの翻訳処理を翻
訳単位毎に行い翻訳処理中の翻訳単位が共通情報の参照
を含む場合には参照すべき共通情報の定義情報が共通情
報定義情報ファイルに存在するか否かと参照すべき共通
情報に関する情報とを翻訳処理中の翻訳単位の翻訳単位
名とともに共通情報格納領域に格納して参照すべき共通
情報の定義情報が前記共通情報定義情報ファイルに存在
すれば前記共通情報定義情報ファイルから参照すべき共
通情報の定義情報を入力して翻訳し翻訳処理中の翻訳単
位が共通情報の定義を含む場合には定義している共通情
報に関する情報を翻訳処理中の翻訳単位の翻訳単位名と
ともに共通情報格納領域に格納して当該翻訳単位の目的
プログラムが生成されたならばその結果生成される定義
している共通情報の定義情報を前記共通情報定義情報フ
ァイルに出力する翻訳処理手段と、この翻訳処理手段に
より1つの翻訳単位の翻訳処理が終了する毎に目的プロ
グラムが生成されたか否かと参照すべき共通情報の定義
情報が前記共通情報定義情報ファイルに存在しないため
に目的プログラムが生成されなかった翻訳単位であれば
再度翻訳処理をするのに必要な情報とを当該翻訳単位の
翻訳単位名とともに翻訳単位結果情報として翻訳単位結
果情報格納領域に格納する翻訳結果情報処理手段と、前
記原始プログラムの全ての翻訳単位についての前記翻訳
処理手段および前記翻訳結果情報処理手段による処理力
l養子した後に前記翻訳単位結果情報格納領域に格納さ
れた翻訳単位結果情報を基に参照すべき共通情報の定義
情報が前記共通情報定義情報ファイルに存在しなかった
ために目的プログラムが生成されなかった翻訳単位を抜
き出して当該翻訳単位の前記共通情報格納領域の参照す
べき共通情報に関する情報を基に前記共通情報定義情報
ファイルおよび前記共通情報格納領域を参照することに
より前記共通情報定義情報ファイルに参照すべき共通情
報の定義情報が存在しなかったために目的プログラムが
生成されなかった翻訳単位のうちから参照すべき共通情
報の定義情報が現在前記共通情報定義情報ファイルに存
在するために再翻訳可能な翻訳単位と参照すべき共通情
報の定義を含む翻訳単位との間の翻訳順序を入れ替える
ことで再翻訳可能な翻訳単位とを抽出して必要であれば
再翻訳処理の順序を入れ替えた後に再翻訳可能な翻訳単
位の前記翻訳単位結果情報格納領域の再翻訳処理をする
のに必要な情報を渡して前記翻訳処理手段に再翻訳可能
な翻訳単位の再度翻訳処理を指示する再度訳処理手段と
を有する。
〔作用〕
本発明の翻訳処理方式では、翻訳処理手段が原始プログ
ラムの翻訳処理を翻訳単位毎に行い翻訳処理中の翻訳単
位が共通情報の参照を含む場合には参照すべき共通情報
の定義情報が共通情報定義情報ファイルに存在するか否
かと参照すべき共通情報に関する情報とを翻訳処理中の
翻訳単位の翻訳単位名とともに共通情報格納領域に格納
して参照すべき共通情報の定義情報が共通情報定義情報
ファイルに存在すれば共通情報定義情報ファイルから参
照すべき共通情報の定義情報を入力して翻訳し翻訳処理
中の翻訳単位が共通情報の定義を含む場合には定義して
いる共通情報に関する情報を翻訳処理中の翻訳単位の翻
訳単位名とともに共通情報格納領域に格納して当該翻訳
単位の目的プログラムが生成されたならばその結果生成
される定義している共通情報の定義情報を共通情報定義
情報ファイルに出力し、翻訳結果情報処理手段が翻訳処
理手段により1つの翻訳単位の翻訳処理が終了する毎に
目的プログラムが生成されたか否かと参照すべき共通情
報の定義情報が共通情報定義情報ファイルに存在しない
ために目的プログラムが生成されなかった翻訳単位であ
れば再度翻訳処理をするのに必要な情報とを当該翻訳単
位の翻訳単位名とともに翻訳単位結果91報として翻訳
単位結果情報格納領域に格納し、再翻訳処理手段が原始
プログラムの全ての翻訳単位についての翻訳処理手段お
よび翻訳結果情報処理手段による処理が終了した後に翻
訳単位結果情報格納領域に格納された翻訳単位結果情報
を基に参照すべき共通情報の定義情報が共通情報定義情
報ファイルに存在しなかったために目的プログラムが生
成されなかった11翻訳単位を抜き出して当該翻訳単位
の共通情報格納領域の参照すべき共通情報に関する情報
を基に共通情報定義情報ファイルおよび共通情報格納領
域を参照することにより共通情報定義情報ファイルに参
照すべき共通情報の定義情報が存在しなかったために目
的プログラムが生成されなかった翻訳単位のうちから参
照すべき共通情報の定義情報が現在共通情報定義情報フ
ァイルに存在するために再翻訳可能な翻訳単位と参照す
べき共通情報の定義を含む翻訳単位との間の翻訳順序を
入れ替えることで再翻訳可能な翻訳単位とを抽出して必
要であれば再翻訳処理の順序を入れ替えた後に再翻訳可
能な翻訳単位の翻訳単位結果情報格納領域の再翻訳処理
をするのに必要な情報を渡して翻訳処理手段に再翻訳可
能な翻訳単位の再翻訳処理を指示する。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例の翻訳処理方式が適用され
たコンパイラ10の構成を示すブロック図である。この
コンパイラ10は、共通情報格納領域10aと、翻訳単
位結果情報格納領域10bと、翻訳処理手段11と、翻
訳結果情報処理手段12と、再翻訳処理手段13とを含
んで構成されており、原始プログラム2が格納されてい
る入力原始プログラムファイル1および共通情報定義情
報4が格納される共通情報定義情報ファイル3に対して
アクセス可能となっている。
次に、このように構成された本実施例の翻訳処理方式の
動作について説明する。
コンパイラ10が入力原始プログラムファイル1中の原
始プログラム2を入力すると、翻訳処理手段11は、入
力された原始プログラム2の翻訳処理を翻訳単位毎に行
う。
任意の翻訳単位の翻訳処理中に共通情報の参照が現れた
ならば、翻訳処理手段11は、共通情報定義情報ファイ
ル3を検索して参照すべき共通情報の定義情報が存在す
るか否かを調べて、参照すべき共通情報の定義情報が共
通情報定義情報ファイル3に存在するか否かと参照すべ
き共通情報に関する情報とを翻訳処理中の翻訳単位の翻
訳単位名とともに共通情報格納領域10aに格納し、参
照すべき共通情報の定義情報が共通情報定義情報ファイ
ル3に存在した場合には当該共通情報の定義情報を参照
して翻訳する。また、翻訳処理中の翻訳単位が共通情報
の定義を含むならば、翻訳処理手段11は、定義してい
る共通情報に関する情報を共通情報格納領域10aに格
納して翻訳する。
さらに、翻訳処理手段11は、共通情報の定義を含む翻
訳単位の翻訳に成功して目的プログラムが生成されたな
らば、その結果として生成される定義している共通情報
の定義情報と翻訳処理を行った翻訳単位の翻訳単位名と
を共通情報定義情報4として共通情報定義情報ファイル
3に出力する。
翻訳結果情報処理手段12は、翻訳処理手段11におい
て1翻訳単位の翻訳処理が終了する毎に、翻訳処理が終
了した翻訳単位の翻訳単位名、目的プログラムが生成さ
れたか否か、参照すべき共通情報の定義情報が共通情報
定義情報ファイル3に存在しなかったために目的プログ
ラムが生成されなかった翻訳単位(以下、参照情報不足
翻訳単位と称する)ならば翻訳単位が格納されているフ
ァイルのファイル名および当該ファイル内での位置情報
等からなる再翻訳処理をするのに必要な情報等を翻訳単
位結果情報として翻訳単位結果情報格納領域10bに格
納する。
翻訳処理手段11および翻訳結果情報処理手段12は、
原始プログラム2内の全ての翻訳単位について上記の処
理を繰り返して行う。
コンパイラ10に入力された原始プログラム2の全ての
翻訳単位について翻訳処理手段11および翻訳結果情報
処理手段12による処理が終了したならば、再翻訳処理
手段13は、翻訳単位結果情報格納領域10bの再翻訳
処理をするのに必要な情報を基に参照情報不足翻訳単位
を全て検出する0次に、再翻訳処理手段13は、検出さ
れた参照情報不足翻訳単位が参照すべき共通情報の定義
情報名を共通情報格納領域10aの参照情報不足翻訳単
位の参照すべき共通情報に関する情報から取り出して、
参照すべき共通情報の定義情報が現在共通情報定義情報
ファイル3に存在するか否かを調べる。その結果、参照
情報不足翻訳単位が参照すべき全ての共通情報の定義情
報が共通情報定義情報ファイル3に存在したならば、再
翻訳処理手段13は、この参照情報不足翻訳単位を再翻
訳可能とする。参照情報不足翻訳単位が参照すべき共通
情報の定義情報が共通情報定義情報ファイル3に存在し
なければ、再翻訳処理手段13は、当該共通情報の定義
情報名を基に共通情報格納領域10aからこの参照情報
不足翻訳単位が参照すべき共通情報を定義している翻訳
単位を検索し、当該共通情報を定義している翻訳単位が
見つかったならば当該翻訳単位の翻訳単位名を基に翻訳
単位結果情報格納領域10bを参照して当該翻訳単位が
参照情報不足翻訳単位であるかどうかを調べる。当該翻
訳単位が参照情報不足翻訳単位であれば、再翻訳処理手
段13は、この参照情報不足翻訳単位(共通情報定義情
報ファイル3には参照すべき共通情報の定義情報の全て
は存在していないが、参照すべき共通情報を定義してい
る参照情報不足翻訳単位が存在する翻訳単位)を順序制
限付きで再翻訳可能とする。
再翻訳処理手段13は、翻訳単位結果情報格納領域10
bから検出した全ての参照情報不足翻訳単位について上
記の処理を行って、再翻訳可能な翻訳単位および翻訳順
序制限付きで再翻訳可能な翻訳単位を全て選択する0次
に、再翻訳処理手段13は、選択した全ての再翻訳可能
な翻訳単位および順序制限付きで再翻訳可能な翻訳単位
の間の共通情報の定義と参照との依存関係を調べ、共通
情報の定義を含む翻訳単位を当該共通情報の参照を含む
翻訳単位よりも前に翻訳するように選択した翻訳単位の
翻訳順序を並び替えた後に、選択した翻訳単位の再翻訳
処理を翻訳処理手段11に指示する。
次に、共通情報定義情報ファイル3が第2図(C)に示
すようになっているときに、第2図(a)および(b)
に示す原始プログラム2aおよび2bを翻訳する場合に
ついて具体的に説明する。
第2図(a)に示す原始プログラム2aは、翻訳単位名
がAで共通情1IiB1および共通情報C1の参照を含
む翻訳単位21と、翻訳単位名がBで共通情fIIB1
の定義を含む翻訳単位22と、翻訳単位名がCで共通情
報C1の定義および共通情報E1の参照を含む翻訳単位
23と、翻訳単位名がDで共通情報H1の参照を含む翻
訳単位24との4個の翻訳単位からなる原始プログラム
2である。
第2図(b)に示す原始プログラム2bは、翻訳単位名
がEで共通情報Elの定義を含む翻訳単位25と、翻訳
単位名がFで共通情報Blの参照を含む翻訳単位26と
、翻訳単位名がGで共通情報■1の参照を含む翻訳単位
27との3個の翻訳単位からなる原始プログラム2であ
る。
第2図(C)に示す共通情報定義情報ファイル3には、
翻訳単位名がHで共通情報H1の定義情報h1および共
通情報H2の定義情報h2を含む共通情報定義情報4h
が格納されている。
なお、原始プログラム2aおよび原始プログラム2bの
各々の翻訳単位は、翻訳処理中に参照すべき共通情報の
定義情報が共通情報定義情報ファイル3に存在すれば当
該共通情報の定義情報を参照することにより翻訳されて
目的プログラムが生成されるものとし、また、目的プロ
グラムが生成された翻訳単位において定義されている共
通情報の定義情報は共通情報定義情報ファイル3に出力
されるものとする。
コンパイラ10の翻訳処理手段11は、まず、原始プロ
グラム2aを入力し、原始プログラム2a内の記述に従
って翻訳処理を翻訳単位21.22.23および24の
翻訳順序で闘訳単位毎に行う。
最初に翻訳処理が行われる翻訳単位21の翻訳処理中に
共通情報B1の参照が現れたならば、翻訳処理手段11
は、共通情報定義情報ファイル3を検索して共通情報B
1の定義情報b1が存在するか否かを調べる。ここでは
、共通情報B1の定義情報b1は共通情報定義情報ファ
イル3内に存在しないので、翻訳処理手段11は、参照
すべき共通情報Blの定義情報b1が共通情報定義情報
ファイル3に存在しないことと参照すべき共通情[B1
に関する情報とを翻訳単位名人とともに共通情報格納領
域10aに格納する。共通情報C1の参照が現れた場合
にも、翻訳処理手段11は、共通情報B1の参照が現れ
た場合と同様の処理を行う。翻訳単位21は、参照すべ
き共通情報B1の定義情報blおよび共通情報C1の定
義情報c1が存在しないために、目的プログラムは生成
されない。
翻訳単位21の翻訳処理が終了すると、翻訳結果情報処
理手段12は、翻訳単位名人、目的プログラムの生成が
できなかったこと、参照情報不足翻訳単位であるので翻
訳単位21を再翻訳処理するのに必要な情報等からなる
翻訳単位21の翻訳単位結果情報を翻訳単位結果情報格
納領域tabに格納する。
次に翻訳処理される翻訳単位22は共通情報B1の定義
を含むので、翻訳処理手段11は、翻訳単位22が定義
している共通情報Blに関する情報を翻訳単位名Bとと
もに共通情報格納領域10aに格納する。翻訳単位22
は、共通情報B1の定義を含むだけなので目的プログラ
ムが生成される。翻訳単位22の目的プログラムが生成
されると、翻訳処理手段11は、共通情報B1の定義情
報b1と翻訳単位名Bとからなる共通情報定義情報4b
を共通情報定義情報ファイル3に出力する。
翻訳単位22の翻訳が終了すると、翻訳結果情報処理手
段12は、翻訳単位名B、目的プログラムの生成ができ
たこと等からなる翻訳単位22の翻訳単位結果情報を翻
訳単位結果情報格納領域10bに格納する。
原始プログラム2aおよび2bの全ての翻訳単位に対し
て、翻訳処理手段11および翻訳結果情報処理手段12
は同様の処理を行う。
上記の処理の結果、翻訳単位22.24.25および2
6は目的プログラムが生成され、翻訳単位21.23お
よび27は翻訳処理手段11による翻訳処理時に参照す
べき共通情報の定義情報が共通情報定義情報ファイル3
に存在しないために目的プログラムは生成されない。
したがって、翻訳単位結果情報格納領域10bにおいて
、翻訳単位21.23および27の翻訳単位結果情報は
、翻訳単位2]、 23および27が参照情報不足翻訳
単位であることを示している。
また、共通情報定義情報ファイル3には、翻訳単位名H
と共通情報H1の定義情報h1および共通情報H2の定
義情報h2とからなる共通情報定義情報4hと、翻訳単
位名Bと共通情報B1の定義情報b1とからなる共通情
報定義情報4bと、翻訳単位名Eと共通情報E1の定義
情報e1とからなる共通情報定義情報4eとが格納され
ている。
なお、共通情報格納領域10aには、各翻訳単位21、
22.23.24.25.26および27毎に参照すべ
き共通情報が共通情報定義情報ファイル3に存在するか
否か、参照すべき共通情報に関する情報および定義して
いる共通情報に関する情報が格納されている。
原始プログラム2aおよび2bの全ての翻訳単位につい
ての翻訳処理手段11および翻訳結果情報処理手段12
による処理が終了すると、再翻訳処理手段13は、翻訳
単位結果情報格納領域10bの各翻訳単位の翻訳単位結
果情報を基に、参照情報不足翻訳単位(参照情報不足翻
訳単位の翻訳単位名)を検出する。ここでは、参照情報
不足翻訳単位21゜23および27の翻訳単位名A、C
およびGが検出される。
続いて、再翻訳処理手段13は、まず、参照情報不足翻
訳単位21の翻訳単位名Aを基に共通情報格納領域tO
aから参照情報不足翻訳単位21が参照すべき共通情報
B1およびCIに関する情報を取り出す0次に、再翻訳
処理手段13は、取り出した共通情報B1およびC1に
関する情報を基に共通情報B1の定義情報b1および共
通情報CIの定義情報C1が現在共通情報定義情報ファ
イル3に存在するか否かを調べる。共通情報定義情報フ
ァイル3に共通情報B1の定義情報b1は存在するが、
共通情報C1の定義情報C1は存在しないので、再翻訳
処理手段13は、次に、共通情報格納領域10aを検索
して共通情報CIを定義している翻訳単位が存在するか
どうかを調べる。定義している共通情報C1に関する情
報を持っている翻訳単位名Cの翻訳単位23が存在する
ので、再翻訳処理手段13は、続いて、翻訳単位結果情
報格納領域10bの翻訳単位23の翻訳単位結果情報を
参照して翻訳単位23が参照情報不足翻訳単位であるこ
とを認識し、翻訳単位21を翻訳順序制限付きで再翻訳
可能とする。
再翻訳処理手段13は、翻訳単位23および27につい
ても同様の処理を行う。
この結果、翻訳単位23は、参照すべき共通情報Elの
定義情報elが共通情報定義情報ファイル3に存在する
ので、再翻訳可能とされる。
また、翻訳単位27は、参照すべき共通情報■1の定義
情報11が共通情報定義情報ファイル3に存在せず、か
つ、共通情報Ifを定義している参照情報不足翻訳単位
もないので、再翻訳不可能とされる。
したがって、再翻訳処理手段13は、参照情報不足翻訳
単位21.23および27のうち、翻訳順序制限付きで
再翻訳可能な翻訳単位21および再翻訳可能な翻訳単位
23を選択して、翻訳単位21に含まれる共通情報B1
および共通情報C1の参照と、翻訳単位23に含まれる
共通情報C1の定義および共通情報Elの参照との依存
関係を調べて、共通情報CIの定義を含む翻訳単位23
を共通情91ICIの参照を含む翻訳単位21の前に翻
訳するように翻訳順序を入れ替えて、翻訳単位23.2
1の翻訳順序での翻訳単位23および21の再翻訳を翻
訳処理手段11に指示する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、共通情報の定義と参照と
を別々の翻訳単位に記述可能な高級プログラミング言語
で記述された原始プログラムの翻訳において、翻訳処理
中に参照すべき共通情報および定義している共通情報に
関する情報を翻訳単位毎に格納するとともに各翻訳単位
の翻訳処理終了毎に参照すべき共通情報の定義情報が生
成されていないために翻訳できなかった翻訳単位はその
旨を示す翻訳単位結果情報を格納しておきこれらの情報
を基に参照すべき共通情報の定義情報が生成されていな
いために翻訳できなかった翻訳単位の再訃訳を行うよう
にしたことにより、利用者は翻訳単位の翻訳処理順序を
意識して原始プログラムを記述したりコンパイラに対し
て翻訳順序を指示したりしなくてもよいという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の翻訳処理方式が適用された
コンパイラの構成を示すブロック図、第2図は本実施例
の翻訳処理方式の動作を説明するための図である。 図において、 1・・・入力原始プログラムファイル、2.2a、2b
・・・原始プログラム、3・・・共通情報定義情報ファ
イル、 4・・・共通情報定義情報、 10・・・コンパイラ、 10a・・共通情報格納領域、 10b・・翻訳単位結果情報格納領域、11・・・翻訳
処理手段、 12・ ・ ・ 13・ ・ ・ 21.22 翻訳結果情報処理手段、 再翻訳処理手段、 23、24.25.26 27 翻訳単位である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 翻訳単位間の共通情報の定義と参照とを別々の翻訳単位
    に記述可能であり共通情報の参照を含む翻訳単位が参照
    すべき共通情報の定義を含む翻訳単位を翻訳して生成さ
    れる共通情報の定義情報を参照して翻訳される高級プロ
    グラミング言語で記述された原始プログラムを入力して
    目的プログラムを生成するコンパイラにおいて、 前記原始プログラムの翻訳処理を翻訳単位毎に行い翻訳
    処理中の翻訳単位が共通情報の参照を含む場合には参照
    すべき共通情報の定義情報が共通情報定義情報ファイル
    に存在するか否かと参照すべき共通情報に関する情報と
    を翻訳処理中の翻訳単位の翻訳単位名とともに共通情報
    格納領域に格納して参照すべき共通情報の定義情報が前
    記共通情報定義情報ファイルに存在すれば前記共通情報
    定義情報ファイルから参照すべき共通情報の定義情報を
    入力して翻訳し翻訳処理中の翻訳単位が共通情報の定義
    を含む場合には定義している共通情報に関する情報を翻
    訳処理中の翻訳単位の翻訳単位名とともに共通情報格納
    領域に格納して当該翻訳単位の目的プログラムが生成さ
    れたならばその結果生成される定義している共通情報の
    定義情報を前記共通情報定義情報ファイルに出力する翻
    訳処理手段と、 この翻訳処理手段により1つの翻訳単位の翻訳処理が終
    了する毎に目的プログラムが生成されたか否かと参照す
    べき共通情報の定義情報が前記共通情報定義情報ファイ
    ルに存在しないために目的プログラムが生成されなかっ
    た翻訳単位であれば再度翻訳処理をするのに必要な情報
    とを当該翻訳単位の翻訳単位名とともに翻訳単位結果情
    報として翻訳単位結果情報格納領域に格納する翻訳結果
    情報処理手段と、 前記原始プログラムの全ての翻訳単位についての前記翻
    訳処理手段および前記翻訳結果情報処理手段による処理
    が終了した後に前記翻訳単位結果情報格納領域に格納さ
    れた翻訳単位結果情報を基に参照すべき共通情報の定義
    情報が前記共通情報定義情報ファイルに存在しなかった
    ために目的プログラムが生成されなかった翻訳単位を抜
    き出して当該翻訳単位の前記共通情報格納領域の参照す
    べき共通情報に関する情報を基に前記共通情報定義情報
    ファイルおよび前記共通情報格納領域を参照することに
    より前記共通情報定義情報ファイルに参照すべき共通情
    報の定義情報が存在しなかったために目的プログラムが
    生成されなかった翻訳単位のうちから参照すべき共通情
    報の定義情報が現在前記共通情報定義情報ファイルに存
    在するために再翻訳可能な翻訳単位と参照すべき共通情
    報の定義を含む翻訳単位との間の翻訳順序を入れ替える
    ことで再翻訳可能な翻訳単位とを抽出して必要であれば
    再翻訳処理の順序を入れ替えた後に再翻訳可能な翻訳単
    位の前記翻訳単位結果情報格納領域の再翻訳処理をする
    のに必要な情報を渡して前記翻訳処理手段に再翻訳可能
    な翻訳単位の再翻訳処理を指示する再翻訳処理手段と を有することを特徴とする翻訳処理方式。
JP24184788A 1988-09-27 1988-09-27 翻訳処理方式 Expired - Lifetime JPH06100971B2 (ja)

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