JPH0228837A - コンパイル範囲指定方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタル計算機用のコンパイラに関し、特に
、コンパイル範囲指定方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のコンパイラは、高級プログラミング言語
で記述されたソースプログラムの文字を走査してそれら
の文字を字句として解析する字句解析手段と、この字句
解析手段により解析された字句を構文構造にまとめる構
文解析手段と、この構文解析手段により作り出された構
造を用いて目的とするコード全生成するコード生成手段
と９字句解析手段および構文解析手段とにより収集され
たソースプログラム内に現われる名標の名前やその属性
に関する名標情報を保持する名標情報保持手段とによっ
て構成され。

無条件にソースプログラムの全体をコンパイルしオブジ
ェクトプログラムを出力するようになっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のコンパイラは、ソースプログラムの任意
の一部分のみをコンパイルすることはできず、無条件に
ソースプログラム全体をコンパイルしてしまうため、プ
ログラム開発に際して、他の目的・用途のために作成さ
れた既存のソースプログラムの一部をそのまま流用する
場合には、エディタで既存のソースプログラムを修正し
、必要な部分だけを残して新規のソースプログラムとし
て作成する必要がある。これは、全く同一のロジックを
含むソースプログラムが複数個存在することを許すこと
にな９．資源効率上問題を持つという欠点がある。

〔課題を解決するだめの手段〕

本発明によるコンパイル範囲指定方式は、高級プログラ
ミング言語で記述されたソースプログラムをコンパイル
してオブジェクトプログラムを生成するコンパイラにお
いて。

ソースプログラム内で文法的にまとまった範囲を表現す
る名標が指定された場合、指定されたコンパイル範囲全
認識し、何も指定されなかった場合、既定のコンパイル
範囲としてソースプログラム全体をとるコンパイル範囲
認識手段と。

コンパイル範囲認識手段により認識されたコンパイル範
囲に従って２字句解析手段および構文解析手段を制御す
るコンパイル範囲制御手段とを有している。

〔実施例〕

次に１本発明について図面を参照して詳細に説明する。

第１図を参照すると２本発明の一実施例は。

ソースプログラム１と、コンパイラ２と、オブジェクト
プログラム１０とから構成される。さらに、コンパイラ
２は、コンパイル範囲認識手段３と、コンパイル範囲制
御手段４と９字句解析手段５と、構文解析手段６と、コ
ード生成手段７と７名標情報８と１名標情報保持手段９
とを有する。

コンパイル範囲認識手段６は、コンパイラ２の使用者が
ソースプログラム１内で文法的にまとまった範囲を表現
する名標を指定した場合に。

その指定された文法的にまとまった範囲および関連する
データブロックの範囲をコンパイル範囲として認識する
。コンパイラ２の使用者が。

特に何も指定しない場合は、既定のコンパイル範囲とし
てソースプログラム１の全体がとられる。

コンパイル範囲制御手段４は、コンパイル範囲認識手段
３によって認識されたコンパイル範囲に従って９字句解
析手段５および構文解析手段６を制御する。

字句解析手段５は、ソースプログラム１の文字を走査し
てそれらの文字を字句として解析する。構文解析手段６
は９字句解析手段５によって得られた字句を構文構造に
まとめる。名標情報保持手段９は１字句解析手段５と構
文解析手段乙によって収集されたソースプログラム１中
に出現する名標の名前や属性に関する名標情報８を保持
する。コード生成手段７は、構文解析手段乙によって作
り出された構文構造を用いて。

名標情報保持手段９により保持されている名標情報８を
参考にしながら目的とするコードをオブジェクトプログ
ラム１０内に生成する。

次に本実施例の全体的な動作を具体的に説明する。

ソースプログラム１の内容の一例を第２図に示す。この
場合、ソースプログラム１には、外部データブロックＤ
Ｉ、およびそれぞれＡＢＣ。

ＰＱＲ，ＸＹＺという手続き名で表現されている文法的
にまとまった手続きＰｌ、Ｐ２．Ｐ３が記述されている
とする。

コンパイラ２の使用者が特に何も指定しないでソースプ
ログラム１をコンパイルしようとする場合、コンパイル
範囲認識手段６は、コンパイル範囲を既定の範囲、すな
わちソースプログラム１の全体として認識し、コンパイ
ル範囲制御手段４は、ソースプログラム１の全体を処理
するよう１字句解析手段５．および構文解析手段６を制
御する。以後は、従来のコンパイラと同様に１字句解析
手段５．構文解析手段６．コード生成手段７が動作し、
第２図に示されたソースプログラム１の外部データブロ
ック、手続きＡＢＣ，手続きＰＱ、Ｒ，手続きＸＹＺの
すべてがコンパイルされてオブジェクトプログラム１０
が出力される。

一方、コンパイラ２の使用者が１例えば第２図の手続き
名ＰＱＲ’ｉｉ指定してコンパイルしようとする場合、
コンパイル範囲認識手段３は。

コンパイル範囲を第２図の外部データブロックＤ１と手
続き名ＰＱＲによって表現される手続きＰ２’ｊｚ合わ
せた範囲として認識する。コンパイル範囲制御手段４は
９字句解析手段５および構文解析手段６が第２図の外部
データブロックＤ１と手続き名ＰＱＲによって表現され
る手続きＰ２を合わせた範囲においてのみ動作するよう
制８を行なう。具体的には１字句解析手段５によって読
み込まれたソースプログラム１内の字句がコンパイル範
囲である外部データブロックＤ１もしくは手続きＰ２の
内部にあるかどうかを構文解析手段６によって識別し、
コンパイル範囲内にあるときは通常のコンパイル処理。

すなわち名標情報８を収集して名標情報保持手段９によ
り保持したり、コード生成手段７により目的とするコー
ドを生成したシするようにする。もし、コンパイル範囲
の内部にないときは。

コンパイル範囲制御手段４は１通常のコンパイル処理を
行わないようにする。

以上の処理により、コンパイラ２の使用者は手続き名Ｐ
ＱＲ’ｉｚ指定することによって、第２図の外部データ
ブロックＤ１と手続きＰ２を合わせた範囲だけをコンパ
イルしたオブジェクトプログラム１０を得ることができ
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、コンパイラ使用者がソー
スプログラム内で文法的にまとまった範囲を表現する名
標を指定することにより。

ソースプログラムの内の指定された文法的にまとまった
範囲と関連するデータブロックのみをコンパイルしてオ
ブジェクトプログラムを得ることが可能になるので、既
存のソースプログラムの一部をそのまま応用するのにわ
ざわざエディタを用いて新規にソースプログラムを作成
する必要がなくなシ、資源効率も向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用されるコンパイラの構成を表わす
ブロック図、第２図はソースプログラムの一例を示した
図である。 １・・・ソースプログラム、２・・・コンパイラ。 ６・・・コンパイル範囲認識手段、４・・・コンパイル
範囲制御手段、５・・・字句解析手段、６・・・構文解
析手段、７・・・コード生成手段、８・・・名標情報。 ９・・・名標情報保持手段、１０・・・オブジェクトプ
ログラム。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、高級プログラミング言語で記述されたソースプログ
   ラムの文字を走査してそれらの文字を字句として解析す
   る字句解析手段と、該字句解析手段により解析された字
   句を構文構造にまとめる構文解析手段と、該構文解析手
   段により作り出された構造を用いて目的とするコードを
   生成するコード生成手段と、前記字句解析手段および前
   記構文解析手段とにより収集されたソースプログラム内
   に現われる名標の名前やその属性に関する名標情報を保
   持する名標情報保持手段とを有し、ソースプログラムを
   コンパイルしてオブジェクトプログラムを生成するコン
   パイラにおいて、 ソースプログラム内で文法的にまとまった範囲を表現す
   る名標が指定された場合、指定されたコンパイル範囲を
   認識し、何も指定されなかった場合、既定のコンパイル
   範囲としてソースプログラム全体をとるコンパイル範囲
   認識手段と、該コンパイル範囲認識手段により認識され
   たコンパイル範囲に従って、前記字句解析手段および前
   記構文解析手段を制御するコンパイル範囲制御手段とを
   有し、 ソースプログラム内の文法的にまとまった範囲を表現す
   る名標が指定されると、ソースプログラムのうち、その
   文法的にまとまった範囲と関連するデータブロックのみ
   をコンパイルしてオブジェクトプログラムを出力し、何
   も指定されない時は、ソースプログラムの全体をコンパ
   イルしオブジェクトプログラムを出力することを特徴と
   するコンパイル範囲指定方式。