JPH0289960A - 冷凍サイクル - Google Patents

冷凍サイクル

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JPH0289960A
JPH0289960A JP23911988A JP23911988A JPH0289960A JP H0289960 A JPH0289960 A JP H0289960A JP 23911988 A JP23911988 A JP 23911988A JP 23911988 A JP23911988 A JP 23911988A JP H0289960 A JPH0289960 A JP H0289960A
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refrigerant
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Junichi Toyama
外山 淳一
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えば自動車等に搭載され、圧縮機、凝縮
器、膨張弁及び蒸発器を備えた冷凍サイクルに関するも
のである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]従来、
この種の冷凍サイクルとして、例えば自動車に搭載され
るものでは、自動車の屋外放置に伴い激しい環境の変化
に曝されることにある。特に、昼夜の寒暖差の激しい地
方においては、冷凍サイクルに及ぼす影響が小さくない
即ち、夜間の気温低下により、冷凍サイクル全体が冷や
されて内部に充填された冷媒が液化する。
この液冷媒状態で朝を迎えて気温が上昇すると、熱容量
の小さい凝縮器、膨張弁、蒸発器等では比較的容易に温
度上昇するが、熱容量の大きい圧縮器では温度上昇が遅
くなる。このため、圧縮機とその他の部材との間にかな
りの温度差が生じ、この温度差によって圧縮機内部に液
冷媒が満たされることになる。
従って、この液冷媒状態で圧縮機が急起動されたり高速
回転されたりすると、圧縮機内部の潤滑油が液冷媒に伴
って急激に洗い流され、その冷媒が冷凍サイクルを一巡
して圧縮機に戻るまでの所定時間(通常15〜25秒間
)だけ、圧縮機が無潤滑状態で運転されることになる。
この結果、場合によっては圧縮機が起動されてから8〜
20秒間程度で、圧縮機内部の斜板間に焼付が生じたり
、斜板に無理な負荷がかかったりするという不具合の起
きる虞があった。
この発明は前述した事情に鑑みてなされたものであって
、その目的は、起動時における圧Mjaの無潤滑状態や
高負荷状態を早期に回避し得る冷凍サイクルを提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するためにこの発明においては、圧縮
機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器を備えた冷凍サイクルに
おいて、その冷凍サイクルの流路において膨張弁の上流
側からの冷媒を同膨張弁の下流側へ直接導くための側路
と、その側路の途中に設けられた側路開閉手段と、圧縮
機の起動を検知する起動検知手段と、その起動検知手段
により圧縮機の起動が検知されたときに側路を所定時間
だけ開放するために側路開閉手段を制御する制御手段と
を備えている。
[作用] 従って、起動検知手段が圧縮機の起動を検知すると、制
御n手段が側路開閉手段を所定時間だけ開作動させる。
これによって、圧縮機の起動時から所定時間だけ側路が
開放され、圧縮機から吐出された冷媒が膨張弁の通過を
回避し、側路を介して膨張弁の下流側へ直接導かれる。
[実施例] 以下、この発明を自動車用空調装置に具体化した一実施
例を図面に基いて詳細に説明する。
第1図に示すように、この実施例の冷凍サイクルは、図
示しないエンジンに対して電磁クラッチ1aの作動に基
いて駆動連結される圧wi機lと、その圧縮機1から吐
出された高圧ガス状の冷媒を外部空気と熱交換すること
により液状に凝縮するための凝縮器2と、その凝縮器2
により凝縮された液状冷媒と未凝縮のガス冷媒とを分離
するための気液分離器3と、冷媒の流路面積を増減する
ことにより冷媒流量を制御しながら圧縮する膨張弁4と
、車室内気と熱交換することにより低圧液状の冷媒を蒸
発させるための蒸発器5とを備えている。
尚、この実施例の冷凍サイクルにおいて、圧縮機lはオ
イルチャンバを持たない形式のものであり、圧縮機lか
ら吐出される冷媒には圧縮機lを潤滑するための潤滑油
が混在している。
そして、この実施例では、冷凍サイクルの流路6におい
て気液分離器3の上流側からの冷媒を同気液分離器3及
び膨張弁4を通過させずに膨張弁4の下流側へ直接導く
ための側路7が設けられている。又、この側路7の途中
には側路開閉手段としての電磁弁8が設けられている。
更に、この実施例では、圧縮機1の吐出室近傍にて冷媒
の状態を検知するために吐出冷媒の温度を間接的に検知
する温度センサ9が設けられている。
次に、電気的構成について説明すると、この実施例では
圧縮機lの起動検知手段と電磁弁8の制御手段とを構成
する制御ユニット11が設けられている。この制御ユニ
ット11は所定の制御プロダラムを記憶し、計時機能を
備でいる。制御ユニソ)11には温度センサ9からの温
度検知信号が入力される。又、制御ユニン)11には冷
凍サイクルを起動・停止させるために、即ち圧縮機Iを
起動・停止させるためにオン・オフ操作されるエアコン
スイッチ12からの操作信号が入力される。
そして、制御ユニット11はエアコンスイッチ12から
の操作信号入力により圧縮機1の起動を検知し、側路7
を所定時間(この実施例では40秒間)だけ開放するた
めに制御信号を電磁弁8に出力する。
次に、上記のように構成された冷凍サイクルの作用を第
2図のフローチャートに従って説明する。
尚、このフローチャートは制御ユニットlIの制御動作
を示している。
今、エンジン起動状態において、まずステップ101に
てエアコンスイッチ12がオンされているか否かを判別
する。
そして、冷凍サイクルを起動させるために、即ち圧縮機
1を起動させるためにエアコンスイッチ12がオンされ
ると、ステップ102へ移行する。
ステップ102では、圧縮機1の冷媒温度を検知するた
めに温度センサ9を作動させる。
次に、ステップ103へ移行し、温度センサ9による検
知温度が予め定められた設定温度(この実施例では15
℃)以下であるかを判別する。
そして、圧縮機lの起動時に冷媒温度が設定温度、即ち
15℃よりも高く、圧縮機1内の潤滑油が液冷媒に伴っ
て流される虞のない場合には、ステップ104へ移行し
て計時の停止を維持させると共に、ステップ105へ移
行して側路7を閉じるために44磁弁8を閉作動させる
従って、圧1H11からの吐出冷媒は、流路6を流通し
ながらa検器2、気液分離器3、膨張弁4及び蒸発器5
を通過して圧縮機1に戻り、再び圧縮機1から吐出され
る。即ち、通常の冷房を行うための冷媒循環が行われる
一方、圧縮機1の起動時に冷媒温度が設定温度、即ち1
5℃以下となり、圧11ja1内の潤滑油が液冷媒に伴
って流される無潤滑状態の虞のある場合には、ステップ
106へ移行して計時を開始すると共に、ステップ10
7へ移行して計時時間が所定時間(この実施例では40
秒間)だけ経過したか否かを判別する。
そして、所定時間経過しない間はステップ108へ移行
して側路7を開くためにt磁弁8を開作動させる。
従って、圧縮機1からの吐出冷媒は凝縮器2を通過した
後、流れ抵抗の大きい気液分離器3及び膨張弁4を通過
することなく、流れ抵抗の小さい側路7を通過して蒸発
器5に流れて圧縮機lに戻る。即ち、圧縮機1からの吐
出冷媒は、圧縮機1に戻るまでの戻り時間に大きく影響
する膨張弁4を回避して圧縮機1に戻ることになる。こ
のため、この実施例では冷媒の戻り時間が5〜10秒間
程度に短縮され、膨張弁4を通過する通常の冷媒循環に
要する15〜25秒間程度の戻り時間に比べて半分以下
の時間に短縮することができる。又、冷媒は絞り部とし
て作用する膨張弁4を通過することなく流れ抵抗の小さ
い側路7を通過するので、圧IWalにかかる戻り冷媒
の圧力を低減することができる。
この結果、圧縮機1内の潤滑油が液冷媒に伴って流され
ても、その潤滑油を比較的短時間で圧縮機1に戻すこと
ができ、しかも低圧力で圧縮Ja1に戻すことができる
。よって、圧11機1にかかる負荷を軽減して圧縮機l
の斜板等の焼付を未然に防止することができる。
つまり、この実施例の冷凍サイクルによれば、圧縮機l
の起動時における冷媒温度の低下、即ち冷媒の液化に応
じて、起動初期における冷媒の戻り時間を短縮すること
ができ、冷媒圧力を低減することができる。よって、液
冷媒状態で圧縮機1が急起動されたり高速回転されたり
するときの、圧縮機1内部の無潤滑状態を早期に回避す
ることができ、圧縮機1内部の斜板間の焼付、斜板にか
かる高負荷を未然に防止して圧縮機lを保護することが
できる。
尚、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、
発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜
に変更して次のように実施することもできる。
(1)前記実施例では、第1図に示すように気液分離器
3及び膨張弁4を回避する側路7を設けたが、気液分離
器3を回避せず膨張弁4のみを回避する側路7を設けて
もよい。
(2)前記実施例では、気液分離器3を備えた冷凍サイ
クルに具体化したが、気液分離器3を省略した冷凍サイ
クルに具体化してもよい。
(3)前記実施例では、起動時における圧縮機1の冷媒
温度を温度センサ9で検知し、その検知温度が所定温度
以下であるときに1itvji弁8を所定時間だけ開作
動させるように構成したが、温度センサ9の代わりに圧
力センサを設けて圧41機1に溜まった液冷媒の液圧縮
状態を検知するように構成し、圧力センサによる検知圧
力が例えば80kg/ c m 2以上であるときに電
磁弁8を開作動させるようにしてもよい。
(4)前記実施例では、起動時における圧縮iiの冷媒
温度を温度センサ9で検知し、その検知温度が所定温度
(15℃)以下であるときに電磁弁8を所定時間(40
秒間)だけ開作動させるように構成したが、起動時にお
いて電磁弁8を一律に所定時間だけ開作動させるように
構成してもよい。
(5)前記実施例では、起動検知手段として圧縮8I1
1を起動せさるエアコンスイッチ12を設け、そのオン
操作に基いて圧縮機lの起動を検知するように構成した
が、圧縮機1の電磁クラッチ1aの励磁を直接検知する
ように構成してもよい。
(6)前記実施例では、電磁弁8を開作動させる所定時
間を40秒間に設定したが、40秒間よりも適宜に増減
してもよい。
(7)前記実施例では、起動時における圧縮機Iの冷媒
温度を温度センサ9で検知し、その検知温度が15℃以
下であるときに電磁弁8を40秒間だけ開作動させるよ
うに構成したが、検知温度が15℃よりも低い温度にな
るに従って電磁弁8を開作動させる時間を40秒間から
段階的に増大させるように構成してもよい。
(8)前記実施例では、自動車に搭載される冷凍サイク
ルに具体化したが、列車に搭載される冷凍サイクルや家
庭用クーラの冷凍サイクルに具体化してもよい。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、起動時における
圧縮機の無潤滑状態や高負荷状態を早期に回避すること
ができて圧縮機を保護することができるという優れた効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した冷凍サイクルを示す概略
構成図、第2図はその制御ユニットの制御動作を説明す
るフローチャートである。 図中、lは圧縮機、2は凝縮器、4は膨張弁、5は蒸発
器、6は流路、7は側路、8は側路開閉手段としての電
磁弁、11は起動検知手段及び制御手段としての制御ユ
ニットである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器を備えた冷凍サイ
    クルにおいて、 前記冷凍サイクルの流路において前記膨張弁の上流側か
    らの冷媒を同膨張弁の下流側へ直接導くための側路と、 前記側路の途中に設けられた側路開閉手段と、前記圧縮
    機の起動を検知する起動検知手段と、前記起動検知手段
    により前記圧縮機の起動が検知されたときに前記側路を
    所定時間だけ開放するために前記側路開閉手段を制御す
    る制御手段とを備えたことを特徴とする冷凍サイクル。
JP63239119A 1988-09-24 1988-09-24 冷凍サイクル Expired - Lifetime JP2611377B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5408841A (en) * 1990-12-06 1995-04-25 Nippondenso Co., Ltd. Automotive air conditioner

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5361758U (ja) * 1976-10-27 1978-05-25
JPS553210U (ja) * 1978-06-21 1980-01-10
JPS61195265U (ja) * 1985-05-17 1986-12-05

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