JPH10332245A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫

Info

Publication number
JPH10332245A
JPH10332245A JP15612897A JP15612897A JPH10332245A JP H10332245 A JPH10332245 A JP H10332245A JP 15612897 A JP15612897 A JP 15612897A JP 15612897 A JP15612897 A JP 15612897A JP H10332245 A JPH10332245 A JP H10332245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
signal
cooling
temperature
cooler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15612897A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Chiba
昭彦 千葉
Mitsuhiro Maeda
光裕 前田
Tomoaki Shoda
友昭 正田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP15612897A priority Critical patent/JPH10332245A/ja
Publication of JPH10332245A publication Critical patent/JPH10332245A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 アキュームレータの容量を小さくし、か
つ、庫内温度の管理精度を向上することができる冷却貯
蔵庫を提供する。 【解決手段】 凝縮器(7)と減圧装置(12)との間
には、電磁弁(11)が設けられている。制御手段(2
2)は、庫内温度センサー(21)の検出温度が上側設
定温度よりも高くなると、冷却運転信号を出力し、一
方、庫内温度センサーの検出温度が下側設定温度よりも
低くなると、冷却停止信号を出力している。圧縮機用O
N−OFF装置(33,34)は、この制御手段からの
出力信号を受けて、冷却運転信号の場合には圧縮機
(9)に電気を供給し、一方、冷却停止信号の場合には
圧縮機への電気の供給を遮断している。また、電磁弁用
ON−OFF装置(26,32)は、制御手段からの出
力信号を受けて、冷却運転信号の場合には電磁弁を開
け、一方、冷却停止信号の場合に電磁弁を閉じている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機、凝縮器お
よび冷却器などからなる冷凍サイクルを備え、庫内を冷
却器で冷却している冷却貯蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷蔵庫などの冷却貯蔵庫の庫内
は、冷凍サイクルの冷却器で冷却されている。この従来
の冷凍サイクルを図5を用いて説明する。図5は従来の
冷凍サイクルの回路図である。冷却運転時には、冷媒は
圧縮機01で圧縮されて、凝縮器02に吐出され、この
凝縮器02で冷却されて、膨張弁03などの減圧装置を
通って、冷却器04で膨張して低温となり、冷却貯蔵庫
の庫内を冷却している。そして、冷却器04からアキュ
ームレータ06を通って、再び圧縮機01に吸い込まれ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冷却器04
の冷媒は、アキュームレータ06を介して圧縮機01が
吸い込んでおり、冷却器04の圧力は低くなっている。
しかしながら、冷却停止時には、圧縮機01の吸込が停
止し、凝縮器02から冷却器04に冷媒が流れ込み、冷
却器04内の圧力は上昇する。そして、冷却器04内の
冷媒が、冷却貯蔵庫の庫内の空気で冷却され液化する。
この冷媒の液化により、冷却器04内の圧力が低下する
ので、凝縮器02などの冷媒が冷却器04に流入し続
け、冷却器04内に多量の液状の冷媒が溜まる。
【0004】そして、冷却運転が開始し、圧縮機01が
稼働した際に、冷却器04内の液状の冷媒がアキューム
レータ06に流入し、アキュームレータ06から溢れ出
て圧縮機01に流入することがある。この様に、圧縮機
01に液状の冷媒が流入すると、圧縮機01内のベアリ
ングなどを潤滑している潤滑オイルが、液状の冷媒で洗
われ、ベアリングなどが磨耗し、この磨耗屑などで圧縮
機01が損傷することがある。また、圧縮機01が液圧
縮や湿り圧縮を起こし、圧縮機01が損傷することがあ
る。したがって、液状の冷媒が圧縮機01に流入しない
ように、アキュームレータ06の容量を大きくする必要
が生じる。その結果、アキュームレータ06が大型化
し、設置スペースが増大する。
【0005】また、別の従来例として、凝縮器02と冷
却器04との間に電磁弁を設けるとともに、圧縮機01
の吸込側に圧力センサーを設けているものがある。この
従来例の場合には、冷却停止時には、電磁弁を閉じて、
凝縮器02から冷却器04に冷媒が流入することを阻止
している。すると、圧縮機01の吸込側の圧力が低下
し、この圧力が設定圧力よりも低くなったことを圧力セ
ンサーが検知し、圧縮機01を停止している。一方、冷
却開始時には、電磁弁を開け、凝縮器02から冷却器0
4へ冷媒を流入させている。すると、圧縮機01の吸込
側の圧力が上昇し、この圧力が設定圧力よりも高くなっ
たことを圧力センサーが検知し、圧縮機01を稼働させ
ている。この様に構成すると、確かに冷却器04内で液
化する冷媒の量が減少し、アキュームレータ06の容量
を小さくすることができる。しかしながら、冷却停止時
から、圧縮機01が停止するまで時間がかかり、電磁弁
よりも下流の冷媒が流れて庫内温度が設定温度よりも低
下することがある。また、冷却開始時は、電磁弁が開い
てから、圧縮機01が稼働するまでに、長時間たとえば
庫内温度が−25℃付近では20〜30秒かかり、迅速
に庫内を冷却することができず、庫内温度が上昇するこ
とがある。特に、庫内の設定温度が低温になればなるほ
ど、圧縮機01が稼働するまでの時間が長くなり、庫内
温度がさらに上昇する。その結果、庫内の商品の温度管
理の精度が低下する。また、圧力センサーは高価であ
り、製造コストが増大する。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、アキュームレータの容量を小さくし、か
つ、庫内温度の管理精度を向上することができる冷却貯
蔵庫を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却貯蔵庫
(1)は、断熱箱体(3)と、この断熱箱体の庫内を冷
却する冷却器(6)と、この冷却器の下流側に設けられ
ているアキュームレータ(14)と、このアキュームレ
ータの冷媒を吸い込んで圧縮する圧縮機(9)と、この
圧縮機の吐出側に設けられている凝縮器(7)と、この
凝縮器の下流側で、かつ、冷却器の上流側に設けられて
いる減圧装置(12)と、凝縮器と減圧装置との間、ま
たは、減圧装置と冷却器との間に設けられている電磁弁
(11)と、庫内温度を検出する庫内温度センサー(2
1)と、上側設定温度および下側設定温度が設定され、
庫内温度センサーの検出温度が上側設定温度よりも高く
なると、冷却運転信号を出力し、一方、庫内温度センサ
ーの検出温度が下側設定温度よりも低くなると、冷却停
止信号を出力する制御手段(22)と、この制御手段か
らの出力信号を受けて、冷却運転信号の場合には圧縮機
に電気を供給し、一方、冷却停止信号の場合には圧縮機
への電気の供給を遮断する圧縮機用ON−OFF装置
(33,34)と、制御手段からの出力信号を受けて、
冷却運転信号の場合には電磁弁を開け、一方、冷却停止
信号の場合に電磁弁を閉じる電磁弁用ON−OFF装置
(26,32)とを備えている。
【0008】また、制御手段からの冷却運転信号を遅延
して出力し、かつ、冷却停止信号は略直ちに出力する遅
延回路(27)が、制御手段と圧縮機用ON−OFF装
置との間に配置されている場合がある。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明における冷却貯蔵庫
の実施の一形態を図1ないし図4を用いて説明する。図
1は本発明の実施の一形態における冷却貯蔵庫の正面図
である。図2は冷凍サイクルの冷媒回路図である。図3
は制御回路図で、(a)が電磁弁および圧縮機の制御回
路図、(b)が遅延回路の回路図である。図4はタイム
チャート図である。
【0010】冷却貯蔵庫としてのプレハブ冷凍冷蔵庫1
は、断熱パネル2を複数組み立てて、断熱箱体3が構成
されている。この断熱箱体3の庫内には、冷却器6が設
けられ、庫内を冷却している。また、断熱箱体3の天板
上には、凝縮器7、凝縮器用送風機8およびロータリー
式圧縮機9が載置されている。
【0011】この凝縮器7および圧縮機9は、図2に図
示するように、冷却器6とともに冷凍サイクルを構成し
ている。すなわち、圧縮機9の吐出側に凝縮器7、電磁
弁11、減圧装置としての膨張弁12、冷却器6、アキ
ュームレータ14および逆止弁15が順次冷媒配管17
a,17b,17c,17d,17e,17fで接続さ
れ、この逆止弁15が圧縮機9の吸込側に冷媒配管17
gで接続されている。電磁弁11は、冷凍サイクルの冷
媒流路を開閉している。
【0012】また、冷凍冷蔵庫1の庫内には、庫内温度
センサー21が設けられており、この庫内温度センサー
21が庫内温度を検出している。そして、マイコンなど
で構成されている制御装置22の入力側には、庫内温度
センサー21および庫内温度設定装置23が接続されて
いる。一方、制御手段としての制御装置22の出力側に
は、電磁弁用リレー26および遅延回路27が接続され
ている。そして、電磁弁11は電磁弁用スイッチ32と
直列に接続され、また、圧縮機9は圧縮機用スイッチ3
3と直列に接続されている。この互いに直列に接続され
ている電磁弁11および電磁弁用スイッチ32と、互い
に直列に接続されている圧縮機9および圧縮機用スイッ
チ33とが、電源31に並列に接続されている。そし
て、前述の電磁弁用リレー26は電磁弁用スイッチ32
に接続され、電磁弁用ON−OFF装置を構成してい
る。また、遅延回路27は圧縮機用リレー34を介して
圧縮機用スイッチ33に接続されている。この圧縮機用
リレー34および圧縮機用スイッチ33が、圧縮機用O
N−OFF装置を構成している。
【0013】また、遅延回路27は、図3(b)に図示
するように、入力側が2個に分岐して、一方がアンド回
路37に直接入力され、他方がコンデンサーなどの遅延
素子36を介してアンド回路37に入力されている。こ
の遅延素子36は、入力信号をt秒間遅延した後に出力
しており、遅延時間tは、短時間たとえば数秒に設定さ
れている。遅延回路27には、電圧の異なる電気信号
「0」または「1」が入力される。そして、遅延回路2
7に「1」の信号が入力されると、遅延素子36の出力
が遅延時間であるt秒後、「0」から「1」に変化する
ので、遅延回路27は、最初のt秒間「0」を出力し、
その後「1」を出力する。一方、遅延回路27に「0」
の信号が入力されると、直ちにアンド回路37から
「0」の信号が出力される。したがって、遅延回路27
は、入力信号が「1」の場合には、最初のt秒間は
「0」を、そして、t秒間遅延して「1」を出力してい
る。また、入力信号が「0」の場合には、直ちに「0」
を出力している。この様に、遅延回路27は「1」の信
号すなわち特定の信号のみを、t秒間遅延させて出力し
ている。
【0014】冷凍冷蔵庫1はこの様に構成されており、
前もって、庫内温度設定装置23を操作して、制御装置
22のメモリに上側設定温度および、この上側設定温度
よりも低い下側設定温度を記憶させる。また、庫内温度
センサー21は、庫内温度を検出し、制御装置22に出
力している。制御装置22は、この庫内温度と、上側設
定温度および下側設定温度とを比較している。そして、
庫内温度が上側設定温度よりも高くなったと判断する
と、冷却運転信号たとえば「1」信号を電磁弁用リレー
26および遅延回路27に略同時に出力し、一方、庫内
温度が下側設定温度よりも低くなったと判断すると、冷
却停止信号たとえば「0」信号を電磁弁用リレー26お
よび遅延回路27に略同時に出力している。
【0015】そして、冷却運転信号が電磁弁用リレー2
6に入力されると、電磁弁用スイッチ32をONして電
磁弁11に通電し、電磁弁11を開ける。また、遅延素
子36に、冷却運転信号が入力されると、遅延時間t秒
後に、圧縮機用リレー34に冷却運転信号を出力し、圧
縮機用スイッチ33をONして圧縮機9に通電し、圧縮
機9を稼働させる。
【0016】一方、冷却停止信号が、電磁弁用リレー2
6に入力されると、電磁弁用スイッチ32をOFFして
電磁弁11への通電を遮断し、電磁弁11を閉じる。ま
た、遅延素子36に冷却停止信号が入力されると、この
冷却停止信号は直ぐに遅延素子36を通って圧縮機用リ
レー34に入力され、圧縮機用スイッチ33をOFFし
て圧縮機9への通電を遮断し、圧縮機9を停止させる。
【0017】したがって、図4に図示するように、庫内
温度が段々と上昇して、上側設定温度に達すると、制御
装置22が冷却運転信号を出力し、電磁弁11が開き、
冷却運転信号の冷媒流路が通じる。そして、遅延時間t
秒が経過すると、圧縮機9が稼働し、冷凍サイクルに冷
媒が流れ、冷却器6の温度が低下して、冷凍冷蔵庫1の
庫内を冷却する。すると、段々と庫内温度が低下して、
下側設定温度に達すると、制御装置22が冷却停止信号
を出力し、電磁弁11を閉じるとともに、略同時に、圧
縮機9の稼働を停止する。すると、冷却器6による庫内
の冷却が停止し、庫内温度が段々と上昇する。この様に
して、庫内温度は上昇・降下を繰り返している。
【0018】そして、冷却停止時においては、電磁弁1
1が閉じているとともに、逆止弁15が設けられている
ので、凝縮器7の冷媒が、冷却器6に流入することはな
い。したがって、冷却器6に液状の冷媒が多量に溜まる
ことはない。その結果、アキュームレータ14の容量を
小さくすることができる。また、圧縮機9の稼働時に
は、前もって、電磁弁11が開いてから、圧縮機9が起
動しているので、圧縮機9の起動負荷を小さくすること
ができる。また、圧縮機9による冷媒圧力が、電磁弁1
1に加わらないので、電磁弁11が開いた瞬間の冷媒流
れの振動も軽減できる。
【0019】前述のように実施の形態では、制御装置2
2の冷却停止信号が、電磁弁用リレー26と略同時に、
圧縮機用リレー34に伝達されているので、従来の圧力
センサーを用いたもののように、圧縮機9の停止が大き
く遅れることがない。したがって、庫内温度が下側設定
温度よりも大きく低下することを防止することができ
る。
【0020】また、制御装置22の冷却運転信号は、遅
延回路27を介して、圧縮機用リレー34に伝達され、
この遅延回路27の遅延時間は数秒に短く設定されてい
るので、従来の圧力センサーを用いたもののように、圧
縮機9の稼働がたとえば20〜30秒と大きく遅れるこ
とがない。したがって、庫内温度が上側設定温度よりも
大きく上昇することを防止することができる。さらに、
高価な圧力センサーを用いていないので、製造コストを
低下させることができる。
【0021】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態において、庫内温度センサー21およ
び庫内温度設定装置23が設けられているが、サーモス
タットで構成することも可能である。
【0022】(2)実施の形態においては、遅延回路2
7は制御装置22とは別体に構成されているが、制御装
置22に内蔵することも可能である。遅延回路27の具
体的構成は適宜変更可能である。 (3)遅延回路27を設けずに、制御装置22に、圧縮
機用リレー34を直接接続することも可能である。この
様に構成すると、冷却運転信号は、電磁弁用ON−OF
F装置である電磁弁用リレー26および、圧力センサー
用ON−OFF装置である圧縮機用リレー34に、略同
時に入力され、電磁弁11が開くと、略同時に、圧縮機
9が稼働する。
【0023】(4)実施の形態においては、減圧装置は
膨張弁12であるが、他の形式の減圧装置でも可能であ
る。たとえば、キャピラリーチューブ等でも可能であ
る。 (5)実施の形態においては、圧縮機9はロータリー式
であるが、圧縮機9の形式は適宜変更可能である。たと
えば、スクロール式や、レシプロ式などにする事も可能
である。そして、レシプロ式にした場合には、逆止弁1
5は不要となる。
【0024】(6)実施の形態においては、電磁弁11
は凝縮器7と減圧装置である膨張弁12との間に配置さ
れているが、膨張弁12と冷却器6との間に配置するこ
とも可能である。但し、凝縮器と減圧装置との間に配置
した方が、冷媒配管の径が小さいので、小さな電磁弁を
用いることができ、コンパクトとなる。 (7)実施の形態においては、冷却停止信号は、電磁弁
用リレー26および圧縮機用リレー34に略同時に入力
されているが、圧縮機用リレー34への入力を数秒遅ら
せるように制御することも可能である。
【0025】(8)実施の形態においては、電磁弁用O
N−OFF装置および圧縮機用ON−OFF装置はリレ
ースイッチで構成されているが、電磁弁を開閉したり、
圧縮機を稼働または停止したりすることができるなら
ば、その構造は適宜変更可能である。 (9)実施の形態においては、断熱箱体3は複数の断熱
パネル2で構成されているが、断熱パネル2ではなく一
体構造の断熱箱体でも可能である。
【0026】(10)実施の形態においては、制御装置
22はマイコンなどで構成されているが、他の制御回路
で構成することも可能である。 (11)圧縮機の回転は、定速でも、可変でも可能であ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明の冷却貯蔵庫によれば、凝縮器と
冷却器との間に電磁弁が設けられているとともに、制御
手段の冷却停止信号が圧縮機用ON−OFF装置および
電磁弁用ON−OFF装置に出力されている。したがっ
て、冷却停止時に、凝縮器の冷媒が冷却器に流入するこ
とを阻止できるので、冷却器に液状の冷媒が多量に溜ま
ることを防止できる。その結果、アキュームレータの容
量を小さくでき、コンパクトとなる。また、庫内温度が
下側設定温度に達すると、電磁弁が閉じるとともに、略
同時に圧縮機が停止する。その結果、庫内温度が下側設
定温度よりも大きく低下することを防止することができ
る。
【0028】また、制御手段からの冷却運転信号を遅延
して出力し、かつ、冷却停止信号は略直ちに出力する遅
延回路が、制御手段と圧縮機用ON−OFF装置との間
に配置されている場合には、電磁弁が開いてから、遅延
回路の遅延時間が経過後、圧縮機が起動しているので、
圧縮機の起動負荷を小さくすることができる。また、圧
縮機による冷媒圧力が、電磁弁に加わらないので、電磁
弁が開いた瞬間の冷媒流れの振動も軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の一形態における冷却貯蔵
庫の正面図である。
【図2】図2は冷凍サイクルの冷媒回路図である。
【図3】図3は制御回路図で、(a)が電磁弁および圧
縮機の制御回路図、(b)が遅延回路の回路図である。
【図4】図4はタイムチャート図である。
【図5】図5は従来の冷凍サイクルの回路図である。
【符号の説明】
1 冷凍冷蔵庫(冷却貯蔵庫) 3 断熱箱体 6 冷却器 7 凝縮器 9 圧縮機 11 電磁弁 12 膨張弁(減圧装置) 14 アキュームレータ 21 庫内温度センサー 22 制御装置(制御手段) 26 電磁弁用リレー(電磁弁用ON−OFF装置) 27 遅延回路 32 電磁弁用スイッチ(電磁弁用ON−OFF装置) 33 圧縮機用スイッチ(圧縮機用ON−OFF装置) 34 圧縮機用リレー(圧縮機用ON−OFF装置)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体と、 この断熱箱体の庫内を冷却する冷却器と、 この冷却器の下流側に設けられているアキュームレータ
    と、 このアキュームレータの冷媒を吸い込んで圧縮する圧縮
    機と、 この圧縮機の吐出側に設けられている凝縮器と、 この凝縮器の下流側で、かつ、冷却器の上流側に設けら
    れている減圧装置と、 凝縮器と減圧装置との間、または、減圧装置と冷却器と
    の間に設けられている電磁弁と、 庫内温度を検出する庫内温度センサーと、 上側設定温度および下側設定温度が設定され、庫内温度
    センサーの検出温度が上側設定温度よりも高くなると、
    冷却運転信号を出力し、一方、庫内温度センサーの検出
    温度が下側設定温度よりも低くなると、冷却停止信号を
    出力する制御手段と、 この制御手段からの出力信号を受けて、冷却運転信号の
    場合には圧縮機に電気を供給し、一方、冷却停止信号の
    場合には圧縮機への電気の供給を遮断する圧縮機用ON
    −OFF装置と、 制御手段からの出力信号を受けて、冷却運転信号の場合
    には電磁弁を開け、一方、冷却停止信号の場合に電磁弁
    を閉じる電磁弁用ON−OFF装置とを備えている冷却
    貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 断熱箱体と、 この断熱箱体の庫内を冷却する冷却器と、 この冷却器の下流側に設けられているアキュームレータ
    と、 このアキュームレータの冷媒を吸い込んで、圧縮する圧
    縮機と、 この圧縮機の吐出側に設けられている凝縮器と、 この凝縮器の下流側で、かつ、冷却器の上流側に設けら
    れている減圧装置と、 凝縮器と減圧装置との間、または、減圧装置と冷却器と
    の間に設けられている電磁弁と、 庫内温度を検出する庫内温度センサーと、 上側設定温度および下側設定温度が設定され、庫内温度
    センサーの検出温度が上側設定温度よりも高くなると、
    冷却運転信号を出力し、一方、庫内温度センサーの検出
    温度が下側設定温度よりも低くなると、冷却停止信号を
    出力する制御手段と、 この制御手段からの冷却運転信号を遅延して出力し、か
    つ、冷却停止信号は略直ちに出力する遅延回路と、 この遅延回路の出力信号を受けて、冷却運転信号の場合
    には圧縮機に電気を供給し、一方、冷却停止信号の場合
    には圧縮機への電気の供給を遮断する圧縮機用ON−O
    FF装置と、 制御手段の出力信号を受けて、冷却運転信号の場合には
    電磁弁を開け、一方、冷却停止信号の場合に電磁弁を閉
    じる電磁弁用ON−OFF装置とを備えている冷却貯蔵
    庫。
JP15612897A 1997-05-30 1997-05-30 冷却貯蔵庫 Pending JPH10332245A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15612897A JPH10332245A (ja) 1997-05-30 1997-05-30 冷却貯蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15612897A JPH10332245A (ja) 1997-05-30 1997-05-30 冷却貯蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10332245A true JPH10332245A (ja) 1998-12-15

Family

ID=15620944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15612897A Pending JPH10332245A (ja) 1997-05-30 1997-05-30 冷却貯蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10332245A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1457744A2 (de) * 2003-03-11 2004-09-15 Linde Kältetechnik GmbH & Co.KG Kältemittel(gemisch)kreislauf und Verfahren zum Betreiben eines Kältemittel(gemisch)kreislaufes
WO2007062920A1 (de) * 2005-11-30 2007-06-07 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Verfahren zum betreiben eines kühlschranks sowie kühlschrank mit einem zeitverzögerten einschalten des verdichters
WO2008025650A1 (de) * 2006-08-29 2008-03-06 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Kältemaschine und betriebsverfahren dafür

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1457744A2 (de) * 2003-03-11 2004-09-15 Linde Kältetechnik GmbH & Co.KG Kältemittel(gemisch)kreislauf und Verfahren zum Betreiben eines Kältemittel(gemisch)kreislaufes
EP1457744A3 (de) * 2003-03-11 2004-10-27 Linde Kältetechnik GmbH & Co.KG Kältemittel(gemisch)kreislauf und Verfahren zum Betreiben eines Kältemittel(gemisch)kreislaufes
WO2007062920A1 (de) * 2005-11-30 2007-06-07 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Verfahren zum betreiben eines kühlschranks sowie kühlschrank mit einem zeitverzögerten einschalten des verdichters
EP2211128A1 (de) * 2005-11-30 2010-07-28 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Verfahren zum Betreiben eines Kühlschranks sowie Kühlschrank mit einem zeitverzögerten Einschalten des Verdichters
WO2008025650A1 (de) * 2006-08-29 2008-03-06 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Kältemaschine und betriebsverfahren dafür
US8601831B2 (en) 2006-08-29 2013-12-10 Bsh Bosch Und Siemens Hausgeraete Gmbh Refrigeration machine and operating method for it

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4286438A (en) Condition responsive liquid line valve for refrigeration appliance
US4180986A (en) Refrigeration system on/off cycle
KR930002429B1 (ko) 냉동싸이클 장치
US4966010A (en) Apparatus for controlling a dual evaporator, dual fan refrigerator with independent temperature controls
US7475557B2 (en) Refrigerator
CN109579332B (zh) 制冷系统
JPH10332245A (ja) 冷却貯蔵庫
JPS59191855A (ja) 冷凍装置
JPH09318165A (ja) 電気冷蔵庫
CN203413897U (zh) 冰箱
JP4845560B2 (ja) 冷却システム
JPH0650614A (ja) 冷凍装置
EP1022171A1 (en) A vehicle comprising several refrigerated load compartments
JP2004317034A (ja) 冷凍装置
JP2000274840A (ja) 冷凍機
JPH0526524A (ja) 二段圧縮式冷凍装置
KR100251567B1 (ko) 2단계감압장치가구비된냉동사이클및그제어방법
JP6902729B2 (ja) カスケード式冷凍装置
JP3326835B2 (ja) 冷凍サイクル
JPH08200858A (ja) 二段圧縮冷凍装置
JPH1038396A (ja) 冷凍装置の運転制御方法
JPH10197125A (ja) 冷凍冷蔵庫
JPS6144125Y2 (ja)
KR940022035A (ko) 냉장고의 냉동장치
JPH05322331A (ja) 空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20050818

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050825

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060118

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02