JPH0650614A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH0650614A
JPH0650614A JP22491392A JP22491392A JPH0650614A JP H0650614 A JPH0650614 A JP H0650614A JP 22491392 A JP22491392 A JP 22491392A JP 22491392 A JP22491392 A JP 22491392A JP H0650614 A JPH0650614 A JP H0650614A
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valve
compressor
opening
suction
bypass circuit
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Toshio Yamashita
敏雄 山下
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サクションモジュレーティングバルブ7の開
度を絞ったとき圧縮機3が過熱されるのを防止する。 【構成】 凝縮器4で凝縮液化した高圧液冷媒をサクシ
ョンモジュレーティングバルブ7の下流にバイパスさせ
るバイパス回路8を設け、このバイパス回路8にサクシ
ョンモジュレーティングバルブ7の開度と反比例して開
度調整される電動式開度調整弁9を介装した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンテナ等に好適な冷凍
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷凍装置の冷媒回路が図5に示さ
れている。圧縮機3、凝縮器4、膨張手段5、蒸発器6
により冷凍サイクルが構成され、圧縮機3の吸入管3aに
は能力制御用のサクションモジュレーティングバルブ7
が設けられている。
【0003】圧縮機3から吐出されたガス冷媒は凝縮器
4に入り、ここで外気に放熱することにより凝縮液化す
る。この液冷媒は膨張手段5で絞られることにより断熱
膨張した後、蒸発器6に入り、ここでコンテナ内空気を
冷却することにより蒸発気化する。このガス冷媒はサク
ションモジュレーティングバルブ7を経て圧縮機3に戻
る。サクションモジュレーティングバルブ7はコンテナ
内空気温度を検出するセンサからの指令を受けてP制御
される。
【0004】冷凍装置のプルダウン運転時、図6に示す
ように、コンテナ内空気温度が降下してその設定温度T
S より例えば3℃高い所定温度に到達するまで、サクシ
ョンモジュレーティングバルブ7の開度は100%となって
いるが、所定温度で閉じ始め、コンテナ内空気温度が設
定温度に到達すると、サクションモジュレーティングバ
ルブ7の開度は5〜10%の範囲内で任意に定められた開
度(例えば10%)となり、エバポレ−タ6を流過する冷
媒ガスの量を絞ることにより冷凍ユニットの冷凍能力を
低減する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷凍装置に
おいては、サクションモジュレーティングバルブ7を閉
じることによって圧縮機3が過熱されるという不具合が
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために発明されたものであって、第1の発明の要
旨とするところは、圧縮機、凝縮器、膨張手段及び蒸発
器により冷凍サイクルを構成し、上記圧縮機の吸入管に
能力制御用のサクションモジュレーティングバルブを設
けてなる冷凍装置において、上記凝縮器で凝縮液化した
高圧液冷媒を上記サクションモジュレーティングバルブ
の下流にバイパスさせるバイパス回路を設けるとともに
このバイパス回路に上記サクションモジュレーティング
バルブの開度と反比例して開度調整される開度調整弁を
介装したことを特徴とする冷凍装置にある。
【0007】第2の発明の要旨とするところは、圧縮
機、凝縮器、膨張手段及び蒸発器により冷凍サイクルを
構成し、上記圧縮機の吸入管に能力制御用のサクション
モジュレーティングバルブを設けてなる冷凍装置におい
て、上記凝縮器で凝縮液化した高圧液冷媒を上記サクシ
ョンモジュレーティングバルブの下流にバイパスさせる
バイパス回路と上記高圧液冷媒を上記圧縮機のガス圧縮
室中に噴射するインジェクション回路を設けるとともに
上記バイパス回路に外気温度又は上記圧縮機駆動用モー
タの温度が所定値以上で開く第1の弁を介装し、かつ、
上記インジェクション回路に上記温度が所定値以下で開
く第2の弁を介装したことを特徴とする冷凍装置にあ
る。
【0008】
【作用】第1の発明においては、サクションモジュレー
ティングバルブの開度が小さくなるのに応じて開度調整
弁の開度が大きくなり、高圧液冷媒がバイパス回路及び
開度調整弁を経てサクションモジュレーティングバルブ
の下流に導入される。
【0009】第2の発明においては、外気温度又は圧縮
機駆動用モータの温度が所定値以上になると、第1の弁
が開となり高圧液冷媒がバイパス回路及び第1の弁を経
てサクションモジュレーティングバルブの下流に導入さ
れる。また、外気温度又は圧縮機駆動用モータの温度が
所定値以下のときは第2の弁が開となり高圧液冷媒がイ
ンジェクション回路及び第2の弁を経て圧縮機のガス圧
縮室中に噴射される。
【0010】
【実施例】本発明の第1の実施例が図1及び図2に示さ
れている。図1に示すように、凝縮器4と膨張手段5と
の間にバイパス回路8の一端が接続され、このバイパス
回路8の他端はサクションモジュレーティングバルブ7
の下流の吸入管3aに接続されている。そして、このバイ
パス回路8の途中に電動式の開度調整弁9が介装されて
いる。
【0011】この開度調整弁9は、図2に示すように、
サクションモジュレーティングバルブ7の開度と反比例
して開度調整され、サクションモジュレーティングバル
ブ7の開度が100%のときは開度が0%であり、サクショ
ンモジュレーティングバルブ7の開度が小さくなるのに
従って開度が増大し、サクションモジュレーティングバ
ルブ7の開度が0%になると開度が100%となる。他の構
成は図5に示す従来のものと同様であり、対応する部材
には同じ符号が付されている。
【0012】しかして、サクションモジュレーティング
バルブ7の開度が小さくなるのに応じて開度調整弁9の
開度が大きくなり、バイパス回路8及び開度調整弁9を
経てサクションモジュレーティングバルブ7の下流に導
入される高圧の液冷媒の量が増大する。かくして、圧縮
機3のケーシング内に内蔵されている圧縮機駆動用のモ
ータを冷却すると同時に圧縮機から吐出される冷媒ガス
の温度を降下させることによって圧縮機3の過熱を防止
する。
【0013】本発明の第2の実施例が図3及び図4に示
されている。この第2の実施例においては、バイパス回
路8の他に高圧液冷媒を圧縮機3のガス圧縮室中に噴射
するインジェクション回路10が設けられている。そし
て、バイパス回路8の途中には電動式開度調整弁からな
る第1の弁11が介装され、インジェクション回路10の途
中には電動式開度調整弁からなる第2弁12が介装されて
いる。そして、圧縮機3の吐出管3bには吐出ガスの温度
を検出するセンサ13が設けられ、凝縮器4への外気吸入
路には外気の温度を検出するセンサ14が設けられてい
る。
【0014】図4に制御ブロック図が示されている。コ
ンテナ内空気温度センサ20の検出値はコントローラ23の
開度決定手段24に入力され、ここでこの検出値に応じて
サクションモジュレーティングバルブ7の開度が決定さ
れる。この決定値はサクションモジュレーティングバル
ブ7に入力されてその開度は決定された開度となる。
【0015】外気温度センサ14の検出値はコントローラ
23の弁選択手段25に入力され、ここで検出値が設定手段
26に設定された所定値以上のときは第1の弁11が選択さ
れ、その選択結果は開度決定手段27に出力されるが、所
定値以下のときは第2の弁12が選択され、この選択結果
は開度決定手段28に出力される。
【0016】開度決定手段27では吐出温度センサ13の検
出値に応じて第2の弁11の開度を決定し、この出力は第
2の弁11に入力されてその開度は決定された開度とな
る。かくして、高圧の液冷媒がバイパス回路8及び第1
の弁11を経て圧縮機3のハウジング内に入り、圧縮機駆
動用のモータを冷却するとともに圧縮機3から吐出され
るガス冷媒の温度を一定に維持する。
【0017】開度決定手段28では吐出温度センサ13の検
出値に応じて第2の弁12の開度を決定し、この出力は第
2の弁12に入力されてその開度は決定された開度とな
る。かくして、高圧の液冷媒がインジェクション回路10
及び第2の弁12を経て圧縮機3のガス圧縮室中に噴射さ
れ、圧縮機3から吐出されるガス冷媒の温度を一定に維
持する。
【0018】かくして、サクションモジュレーティング
バルブ7の開度が小さくなった場合にも圧縮機3から吐
出されるガス冷媒の温度が一定に維持されるので、圧縮
機3の過熱を防止できる。
【0019】上記外気温度センサ14に代えて、圧縮機3
のハウジング内に内蔵されている圧縮機駆動用モータの
温度を検出するセンサを用いることができる。更に、開
度調整弁11、12に代えてサクションモジュレーティング
バルブ7が絞られた時に開となる電磁開閉弁とキャピラ
リチューブを用いることもできる。
【0020】
【発明の効果】第1の発明においては、サクションモジ
ュレーティングバルブの開度が小さくなるのに応じて開
度調整弁の開度が大きくなり、その開度に対応する量の
高圧液冷媒がバイパス回路及び開度調整弁を経てサクシ
ョンモジュレーティングバルブの下流に導入されるので
圧縮機の過熱を防止できる。
【0020】第2の発明においては、外気温度又は圧縮
機駆動用モータの温度が所定値以上になると、第1の弁
が開となり高圧液冷媒がバイパス回路及び第1の弁を経
て圧縮機に導入され、外気温度又は圧縮機駆動用モータ
の温度が所定値以下のときは第2の弁が開となり高圧液
冷媒がインジェクション回路及び第2の弁を経て圧縮機
のガス圧縮室中に噴射されるので、圧縮機の過熱を防止
できると同時に冷凍装置の冷凍能力を最適に制御するこ
とができ、かつ、冷凍装置の消費動力を節減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す冷媒回路図であ
る。
【図2】第1の実施例のサクションモジュレーティング
バルブ及び開度調整弁の開度と冷凍能力との関係を示す
線図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す冷媒回路図であ
る。
【図4】第2の実施例の制御ブロック図である。
【図5】従来の冷凍装置の冷媒回路図である。
【図6】サクションモジュレーティングバルブの開度と
コンテナ内空気温度との関係を示す線図である。
【符号の説明】
3 圧縮機 4 凝縮器 5 膨張手段 6 蒸発器 7 サクションモジュレーティングバルブ 8 バイパス回路 9 開度調整弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、膨張手段及び蒸発器に
    より冷凍サイクルを構成し、上記圧縮機の吸入管に能力
    制御用のサクションモジュレーティングバルブを設けて
    なる冷凍装置において、上記凝縮器で凝縮液化した高圧
    液冷媒を上記サクションモジュレーティングバルブの下
    流にバイパスさせるバイパス回路を設けるとともにこの
    バイパス回路に上記サクションモジュレーティングバル
    ブの開度と反比例して開度調整される開度調整弁を介装
    したことを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機、凝縮器、膨張手段及び蒸発器に
    より冷凍サイクルを構成し、上記圧縮機の吸入管に能力
    制御用のサクションモジュレーティングバルブを設けて
    なる冷凍装置において、上記凝縮器で凝縮液化した高圧
    液冷媒を上記サクションモジュレーティングバルブの下
    流にバイパスさせるバイパス回路と上記高圧液冷媒を上
    記圧縮機のガス圧縮室中に噴射するインジェクション回
    路を設けるとともに上記バイパス回路に外気温度又は上
    記圧縮機駆動用モータの温度が所定値以上で開く第1の
    弁を介装し、かつ、上記インジェクション回路に上記温
    度が所定値以下で開く第2の弁を介装したことを特徴と
    する冷凍装置。
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