JP2870389B2 - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JP2870389B2
JP2870389B2 JP5295323A JP29532393A JP2870389B2 JP 2870389 B2 JP2870389 B2 JP 2870389B2 JP 5295323 A JP5295323 A JP 5295323A JP 29532393 A JP29532393 A JP 29532393A JP 2870389 B2 JP2870389 B2 JP 2870389B2
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25B2700/21Temperatures
    • F25B2700/2115Temperatures of a compressor or the drive means therefor
    • F25B2700/21155Temperatures of a compressor or the drive means therefor of the oil

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スーパーショーケー
ス、冷蔵庫、恒温槽等に使用される冷凍装置に係り、特
に圧縮機における液バック現象、あるいは過熱運転を回
避して圧縮機を保護できるようにした冷凍装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の冷凍装置には、例えば特
開昭62−196556号公報に記載されたものがあ
る。これは図8に示すように、圧縮機1、凝縮器2、減
圧装置3、および蒸発器5を順次接続してなる冷媒回路
を備えるとともに、蒸発器5の出口側に設けた感温筒4
によって蒸発器5出口側の冷媒温度を検出し、この検出
した値に応じて減圧装置3の絞り量を変化させることに
より、蒸発器5出口側における冷媒過熱度を一定になる
よう制御して、圧縮機1における液バック現象、あるい
は過熱運転を回避しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記構成
によると、冷媒過熱度制御を蒸発器5出口側の感温筒4
が検出した冷媒温度に応じて減圧装置3の絞り量を変化
させることによって行っているため、冷凍サイクルの急
激な圧力変動や温度変動に追従可能な速度で冷媒過熱度
を上昇、あるいは減少させることができず、液冷媒が圧
縮機1に吸入される液バック現象、あるいは過熱運転が
充分に回避できないことによって、圧縮機1が損傷する
という問題点があった。
【0004】この発明は前記問題点を解決し、液バック
現象、あるいは過熱運転が発生して圧縮機シェル内の温
度が低下、あるいは上昇すると、圧縮機内の油量を適正
に調節することにより圧縮機シェル内の温度低下あるい
は上昇を防止して、圧縮機を保護することのできる冷凍
装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る冷凍装置
は、圧縮機、凝縮器、減圧装置および蒸発器を順次接続
してなる冷媒回路と、前記圧縮機シェル内の温度を検出
するシェル内温度検出部と、前記シェル内温度検出部に
よって検出された温度に基づき、前記シェル内の油量増
減の要否を判定する油量増減判定手段と、前記油量増減
判定手段の出力に基づき、前記シェル内への油の供給、
あるいは前記シェル内からの油の排出を行う油給排手段
とを設けたものである。
【0006】また、油給排手段として、前記圧縮機シェ
ル内に供給する油を貯溜する密閉容器と、前記密閉容器
と前記圧縮機シェル間とを連通する管路途中に第1の電
磁弁を設けるとともに、前記シェル内温度検出部によっ
て検出された温度が第1の所定温度以下となる時間が所
定時間を継続したとき、前記第1の電磁弁に開信号を出
力する第1の油量増減判定手段と、前記シェル内温度検
出部によって検出された温度が前記第1の所定温度より
低い第2の所定温度以下となったとき前記第1の電磁弁
に開信号を出力する第2の油量増減判定手段とを設け
る。
【0007】また、油給排装置として、排出された圧縮
機シェル内の油を収容するための密閉容器と、この密閉
容器と圧縮機シェル内とを連通する管路途中に第2の電
磁弁とを設けるとともに、シェル内温度検出部によって
検出された温度が第3の所定温度以上となる時間が所定
時間を継続したとき、前記第2の電磁弁に開信号を出力
する第3の油量増減判定手段と、前記シェル内温度検出
部によって検出された温度が前記第3の所定温度より高
い第4の所定温度以上となったとき前記第2の電磁弁に
開信号を出力する第4の油量増減判定手段とを設けたも
のである。
【0008】
【作用】前記のように構成された冷凍装置によれば、圧
縮機シェル内の温度に応じて圧縮機シェル内の油量を制
御するようになっているので、圧縮機シェル内の温度が
所定温度未満となったりすると、圧縮機が液バック状態
にあると判定され、圧縮機シェル内の油量を増加させる
ことによって、運転負荷により昇温しているモータコイ
ルあるいはモータ構成部材との接触を多くし、熱交換に
より圧縮機シェル内の温度を上昇させ、圧縮機吸入側の
冷媒を気化することができる。また、圧縮機シェル内の
温度が所定温度を越えると、圧縮機が過熱状態にあると
判定され、圧縮機シェル内の油量を減少しモータコイル
あるいはモータ構成部材との熱交換量を低減させて圧縮
機シェル内の温度を減少させることによって、圧縮機の
過熱運転を防止することができる。
【0009】また、圧縮機シェル内の温度が第1の所定
温度以下となる時間が所定時間を継続したり、圧縮機シ
ェル内の温度が第2の所定温度以下となったりすると、
圧縮機が液バック状態にあると判定され、第1の電磁弁
が開かれて、密閉容器から圧縮機シェル内に油が供給さ
れるので、圧縮機シェル内の油量が増加し、昇温してい
るモータコイル、あるいはモータ構成部材との熱交換量
が増加して圧縮機シェル内の温度が上昇するため、圧縮
機吸入側の冷媒を気化することができる。
【0010】また、第3の所定温度以上となる時間が所
定時間を継続したり、圧縮機シェル内の温度が第4の所
定温度以上となったりすると、圧縮機が過熱状態にある
と判定され、第2の電磁弁が開かれて、圧縮機シェル内
から密閉容器に油が排出されるので、圧縮機シェル内の
油量が減少し、運転負荷により昇温しているモータコイ
ル、あるいはモータ構成部材との熱交換量が低減して圧
縮機シェル内の温度が低下するため、圧縮機の過熱運転
を防止することができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき説明
する。 実施例1.図1は実施例1に係る冷凍装置の構成図であ
り、同図において、冷凍装置は圧縮機1、凝縮器2、減
圧装置3、および蒸発器5を順次接続してなる冷媒回路
を備えるとともに、従来例と同様、蒸発器5出口側には
感温筒4が配されており、この感温筒4は減圧装置3に
連結されて減圧装置3の絞り量を調節している。
【0012】圧縮機1のシェルにはシェル内温度検出部
6が設けられている。7はシェル内温度検出部6によっ
て検出された温度に応じて前記圧縮機1シェル内の油量
の増減の要否を判定する油量増減判定手段、8は上記油
量増減判定手段7の出力に基づき、圧縮機シェルへの油
の供給、あるいは圧縮機シェルからの油の排出を行う油
給排手段であり、この実施例では、油が充填された密閉
容器8aと、この密閉容器8aと圧縮機シェル内とを連
通する管路途中に設けられた可逆式オイルポンプ(例え
ばギヤーポンプ)8bおよび電磁弁8cとから構成され
ている。なお、可逆式オイルポンプ8bは、密閉容器8
a側から圧縮機シェル側への油の供給、および圧縮機シ
ェル側から密閉容器8a側への油の排出を行うことが可
能なオイルポンプであるが、図2に示すように、一方向
性のオイルポンプ8b1を、密閉容器8aと圧縮機シェ
ル内とを連通する管路途中に設けるとともに該ポンプ8
1 の両側に電磁弁8c1 および8c2 を設け、更に電
磁弁8c3 を介して前記オイルポンプ8b1 および前記
電磁弁8c2 を側路する第1のバイパス回路8d、およ
び電磁弁8c4 を介して前記オイルポンプ8b1 と電磁
弁8c1 を側路する第2のバイパス回路8eとを接続す
ることにより油給排手段8を構成し、電磁弁8c1 と8
2 とを開路、同時に電磁弁8c3 と8c4 とを閉路し
てオイルポンプ8b1 を駆動することにより、例えば圧
縮機シェル側への油の供給が可能となり、電磁弁の開閉
を逆にすることによって前記圧縮機シェルから油の排出
を行うことができる。
【0013】次いで、本実施例の動作を図3の制御フロ
ーチャートに基づき説明する。先ず、ステップ21で
は、シェル内温度検出部6によって検出されたシェル内
の(冷媒および潤滑油の)温度と油量増減判定手段7に
予め設定されている所定温度と比較され、シェル内温度
が第1の所定温度未満となった場合、ステップ22に進
む。ステップ22においては、油量増減判定手段7の出
力に基づき、油給排手段8のオイルポンプ8bを運転す
るとともに、電磁弁8cを開路して密閉容器8a内の油
を圧縮機1のシェル内に供給して油量を増加させる。以
上のように圧縮機シェル内温度が低下したとき、圧縮機
シェル内の油量を増加させることによって前記シェル内
に組み込まれているモータコイル、あるいはモータ構成
部材と、前記油との接触を多くし、運転負荷によって温
度が上昇しているモータコイルおよびモータ構成部材と
の熱交換により前記油の温度は上昇し、圧縮機シェル、
その他シェル内の圧縮機構成部材の温度も熱伝導により
上昇するに到る。その結果、シェル内の液冷媒は勿論、
液冷媒がシェル内に吸入されても気化し液圧縮を抑止す
る。
【0014】また、ステップ21において、シェル内温
度が所定温度以上の場合は、ステップ23に進む。ステ
ップ23において、シェル内温度が前記所定温度を越え
ている場合、ステップ24に進む。ステップ24におい
ては、油量増減判定手段7の出力に基づき、油給排手段
8のオイルポンプ8bを運転するとともに、電磁弁8c
を開路して圧縮機シェル内の油を密閉容器8a内に排出
することにより、圧縮機1のシェル内の油量を減少させ
る。この場合は、ステップ22とは逆の現象を利用して
圧縮機1の過熱運転を防止し、信頼性を高く維持するも
のである。即ち、圧縮機シェル内の油量を減少させ、運
転負荷によって温度上昇しているモータコイルおよびモ
ータ構成部材との熱交換量を低減し、油の温度を下げる
とともに圧縮機シェル、その他シェル内の圧縮機構成部
材の温度を下げることによって圧縮機1から吐出される
冷媒ガスの温度上昇を抑え、過熱運転を防止する。
【0015】実施例2.図4は実施例2に係る冷凍装置
の構成図であり、実施例1と異なる部分のみ説明するこ
とにする。9は、この発明の油給排手段8の油供給装置
を示すものであり、圧縮機シェル内に供給するための油
を貯溜した密閉容器9aと、この密閉容器9aと圧縮機
シェル内とを連通する管路途中に設けられた第1の電磁
弁9b、および前記密閉容器9aと前記圧縮機1の吐出
配管1aとを連通する加圧用管路9cとを備えたもので
ある。この管路9cには密閉容器9aの内圧を所定の圧
力(圧縮機シェル内の圧力を超える圧力)に保持するた
めの圧力調整弁9dを設けている。10は第1の油量増
減判定手段、11は第2の油量増減判定手段であり、と
もにシェル内温度検出部6の出力信号を入力とし、第1
の電磁弁9bの開信号を出力する。12は第1の油量増
減判定手段10に第1の所定温度に係る信号を出力する
第1のシェル内温度設定部、13は第2の油量増減判定
手段11に第1の所定温度より低い第2の所定温度に係
る信号を出力する第2のシェル内温度設定部である。
【0016】次いで、本実施例の動作を図5の制御フロ
ーチャートに基づき説明する。先ず、ステップ41で
は、シェル内温度検出部6によって検出されたシェル内
の(冷媒および潤滑油の)温度と第1のシェル内温度設
定部12に予め設定されている第1の所定温度とが第1
の油量増減判定手段10において比較され、シェル内温
度が第1の所定温度未満であればステップ42に進む。
ステップ42においては、シェル内温度が第1の所定温
度未満となっている時間が予め設定されている所定時間
を継続している場合、ステップ44に進んで第1の電磁
弁9bに開信号を出力する。この時、圧力調節弁9dを
介して、密閉容器9aにはシェル内圧力より高い所定の
圧力が加えられており、前記容器9a内の油は第1の電
磁弁9bを経由して圧縮機シェル内に供給される。
【0017】また、ステップ42において、シェル内温
度が第1の所定温度未満となっている時間が所定時間を
継続していない場合にはステップ43に進む。ステップ
43では、シェル内温度検出部6によって検出されたシ
ェル内温度と第2のシェル内温度設定部13に予め設定
されている第1の所定温度より低い第2の所定温度とが
第2の油量増減判定手段11において比較され、シェル
内温度が第2の所定温度未満であればステップ44に進
んで第1の電磁弁9bに開信号を出力する。この場合
も、前記同様、油供給装置9が作動して圧縮機シェル内
に油が供給される。なお、本実施例ではシェル内温度の
低下時間によって第1の油量増減判定手段10の判断を
実施しているがシェル内温度の温度勾配によって判定し
てもよい。
【0018】実施例3.図6は実施例3に係る冷凍装置
の構成図であり、実施例1と異なる部分のみ説明するこ
とにする。14は、この発明の油給排手段8の油排出装
置を示すものであり、圧縮機シェル内から排出した油を
収容する密閉容器14aと、この密閉容器14aと圧縮
機シェル内とを連通する管路途中に設けられた第2の電
磁弁14bと、真空ポンプ14cと前記密閉容器14a
とを連通する減圧用管路14dとを備えたものである。
この管路14dには密閉容器14a内の圧力を所定の圧
力(圧縮機シェル内圧力未満)に保持するための圧力調
整弁14dを設けている。16は第3の油量増減判定手
段、17は第4の油量増減判定手段であり、ともにシェ
ル内温度検出部6の出力信号を入力とし、第2の電磁弁
14bの開信号を出力する。18は第3の油量増減判定
手段16に第3の所定温度に係る信号を出力する第3の
シェル内温度設定部、19は第4の油量増減判定手段1
7に第3の所定温度より低い第4の所定温度に係る信号
を出力する第4のシェル内温度設定部である。
【0019】次いで、本実施例の動作を図7の制御フロ
ーチャートに基づき説明する。先ず、ステップ61で
は、シェル内温度検出部6によって検出されたシェル内
の(冷媒および潤滑油の)温度と第3のシェル内温度設
定部18に予め設定されている第3の所定温度とが第3
の油量増減判定手段16において比較され、シェル内温
度が第3の所定温度を越えていればステップ62に進
む。ステップ62においては、シェル内温度が第3の所
定温度を越えている時間が予め設定されている所定時間
を経過している場合、ステップ64に進んで第2の電磁
弁14bに開信号を出力する。この時、密閉容器14a
内の圧力は圧縮機シェル内圧力より低い所定の圧力に保
持されており、第2の電磁弁14bを開路することによ
り、圧縮機シェル内の油は前記密閉容器14a内に排出
される。
【0020】また、ステップ62において、シェル内温
度が第3の所定温度を越えている時間が所定時間を経過
していない場合にはステップ63に進む。ステップ63
では、シェル内温度検出部6によって検出されたシェル
内温度と第4のシェル内温度設定部19に予め設定され
ている第4の所定温度(第3の所定温度より高温)とが
第4の油量増減判定手段17において比較され、シェル
内温度が第4の所定温度を越えていればステップ64に
進んで第2の電磁弁14bに開信号を出力する。この場
合も、前記同様、油排出装置14が作動して圧縮機シェ
ル内から油が排出され密閉容器14a内に収容される。
なお、本実施例ではシェル内温度の上昇時間によって第
4の油量増減判定手段17の判断を実施しているがシェ
ル内温度の温度勾配によって判定してもよい。
【0021】
【発明の効果】この発明に係る冷凍装置によれば、圧縮
機シェル内の温度に応じて圧縮機シェル内の油量を制御
するようになっているので、圧縮機シェル内の温度が所
定温度未満となったりすると、圧縮機が液バック状態に
あると判定され、圧縮機シェル内の油量を増加し、圧縮
機シェル内の温度を上昇させることによって、圧縮機吸
入側の冷媒が気化され、液バック状態が回避されて圧縮
機を保護することができる。また、圧縮機シェル内の温
度が所定温度を越えると、圧縮機が過熱状態にあると判
定され、圧縮機シェル内の油量を減少し、圧縮機シェル
内の温度を低下させることによって、圧縮機の過熱運転
が防止されて圧縮機を保護することができる。
【0022】また、この発明に係る冷凍装置によれば、
圧縮機シェル内の温度が第1の所定温度以下となる時間
が所定時間継続したり、圧縮機シェル内の温度が第1の
所定温度より低い第2の所定温度以下となったりする
と、圧縮機が液バック状態にあると判定され、第1の電
磁弁が開かれて、密閉容器から圧縮機シェル内に油が供
給されるので、圧縮機シェル内の油量が増加し、圧縮機
シェル内の温度を上昇させることによって、圧縮機吸入
側の冷媒が気化され、液バック状態が回避されて圧縮機
を保護することができる。
【0023】また、この発明に係る冷凍装置によれば、
圧縮機シェルの温度が第3の所定温度以上となる時間が
所定時間を経過したり、圧縮機シェル内の温度が第3の
所定温度より高い第4の所定温度以上となったりする
と、圧縮機が過熱状態にあると判定され、第2の電磁弁
が開かれて、圧縮機シェル内から密閉容器内に油が排出
されるので、圧縮機シェル内の油量が減少し、圧縮機シ
ェル内の温度を低下させることによって、圧縮機の過熱
運転を防止し、圧縮機を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1に係る冷凍装置の構成図で
ある。
【図2】実施例1による冷凍装置の油給排手段の他の実
施例を示す図である。
【図3】図1に示す冷凍装置の制御フローチャートであ
る。
【図4】この発明の実施例2に係る冷凍装置の構成図で
ある。
【図5】図4に示す冷凍装置の制御フローチャートであ
る。
【図6】この発明の実施例3に係る冷凍装置の構成図で
ある。
【図7】図6に示す冷凍装置の制御フローチャートであ
る。
【図8】従来例に係る冷凍装置の構成図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 3 減圧装置 5 蒸発器 6 シェル内温度検出部 7 油量増減判定手段 8 油給排手段 9 油給排手段の油供給手段 9a 密閉容器 9b 第1の電磁弁 10 第1の油量増減判定手段 11 第2の油量増減判定手段 14 油給排手段の油排出装置 14a 密閉容器 14b 第2の電磁弁 16 第3の油量増減判定手段 17 第4の油量増減判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25B 1/00 387 F04B 39/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、減圧装置および蒸発器
    を順次接続してなる冷媒回路と、前記圧縮機シェル内の
    温度を検出するシェル内温度検出部と、前記シェル内温
    度検出部によって検出された温度に基づき、前記シェル
    内の油量増減の要否を判定する油量増減判定手段と、前
    記油量増減判定手段の出力に基づき、前記シェル内への
    油の供給、あるいはシェル内からの油の排出を行う油給
    排手段とを備えたことを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 油給排手段として、圧縮機シェル内に供
    給する油を貯溜する密閉容器と、この密閉容器と圧縮機
    シェル内とを連通する管路途中に設けられた第1の電磁
    弁とを備えると共に、油量増減判定手段として、シェル
    内温度検出部によって検出された温度が第1の所定温度
    以下となる時間が所定時間継続したとき、電磁弁に開信
    号を出力する第1の油量増減判定手段と、シェル内温度
    検出部によって検出された温度が第1の所定温度より低
    い第2の所定温度以下となったとき第1の電磁弁に開信
    号を出力する第2の油量増減判定手段とを備えたことを
    特徴とする請求項第1項記載の冷凍装置。
  3. 【請求項3】 油給排手段として、排出された圧縮機シ
    ェル内の油を収容する密閉容器と、この密閉容器と圧縮
    機シェル内とを連通する管路途中に設けられた第2の電
    磁弁とを備えると共に油量増減判定手段として、シェル
    内温度検出部によって検出された温度が第3の所定温度
    以上となる時間が所定時間継続したとき、第2の電磁弁
    に開信号を出力する第3の油量増減判定手段と、シェル
    内温度検出部によって検出された温度が第3の所定温度
    より高い第4の所定温度以上となったとき第2の電磁弁
    に開信号を出力する第4の油量増減判定手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項第1項記載の冷凍装置。
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