JPH028982Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH028982Y2 JPH028982Y2 JP6596884U JP6596884U JPH028982Y2 JP H028982 Y2 JPH028982 Y2 JP H028982Y2 JP 6596884 U JP6596884 U JP 6596884U JP 6596884 U JP6596884 U JP 6596884U JP H028982 Y2 JPH028982 Y2 JP H028982Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- hanging part
- hanging
- tiles
- eaves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 239000004927 clay Substances 0.000 description 2
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は軒瓦における垂れ部を簡易且つ確実に
重合可能ならしめる様にした軒瓦に関するもので
ある。
重合可能ならしめる様にした軒瓦に関するもので
ある。
従来一般に製造使用されている軒瓦は先端部に
垂れ部を一体垂下形成せしめて成り、該垂れ部の
重なりは第４図、第５図に図示する様に万十軒瓦
の場合は段違いの嵌合部を設けて嵌合せしめる様
に成し、又一文字軒瓦の場合は第６図、第７図に
図示する様に突き合わせ状にせしめているが、流
れ方向の寸法と横方向の寸法を夫々隙間なく重合
出来る様に成型せしめるのは非常に困難であると
共に、施工に際しても垂れ部を隙間なく重合せし
めるのは困難であり、軒先に葺く瓦であるため少
しの隙間でも非常に見苦しいものとなり、他の瓦
に比し製造上、施工上において非常に技術を要す
る等の欠点を有していた。
垂れ部を一体垂下形成せしめて成り、該垂れ部の
重なりは第４図、第５図に図示する様に万十軒瓦
の場合は段違いの嵌合部を設けて嵌合せしめる様
に成し、又一文字軒瓦の場合は第６図、第７図に
図示する様に突き合わせ状にせしめているが、流
れ方向の寸法と横方向の寸法を夫々隙間なく重合
出来る様に成型せしめるのは非常に困難であると
共に、施工に際しても垂れ部を隙間なく重合せし
めるのは困難であり、軒先に葺く瓦であるため少
しの隙間でも非常に見苦しいものとなり、他の瓦
に比し製造上、施工上において非常に技術を要す
る等の欠点を有していた。
本考案はかかる欠点に鑑み、軒瓦本体の先端部
に一体垂下形成せしめた垂れ部を、該垂れ部の厚
さより若干大なる分内方若しくは外方に傾斜状に
形成せしめて成る軒瓦を提供して上記欠点を解消
せんとしたものにして、以下本考案の一実施例を
図面に基づいて説明すると、 １は軒瓦本体であり、該軒瓦本体１は断面波形
の平面部２の先端部に全幅分に渉つて下方へ所定
長さ垂下せしめた垂れ部３を一体形成せしめて成
り、該垂れ部３は垂れ部３の厚さより若干大なる
分内方若しくは外方に傾斜状に形成せしめる様に
成し、該垂れ部３の突出側である一方を他の軒瓦
本体１ａの垂れ部３ａに対する嵌入部４、他方を
他の軒瓦本体１ａの垂れ部３ａへの挿入部５と成
している。
に一体垂下形成せしめた垂れ部を、該垂れ部の厚
さより若干大なる分内方若しくは外方に傾斜状に
形成せしめて成る軒瓦を提供して上記欠点を解消
せんとしたものにして、以下本考案の一実施例を
図面に基づいて説明すると、 １は軒瓦本体であり、該軒瓦本体１は断面波形
の平面部２の先端部に全幅分に渉つて下方へ所定
長さ垂下せしめた垂れ部３を一体形成せしめて成
り、該垂れ部３は垂れ部３の厚さより若干大なる
分内方若しくは外方に傾斜状に形成せしめる様に
成し、該垂れ部３の突出側である一方を他の軒瓦
本体１ａの垂れ部３ａに対する嵌入部４、他方を
他の軒瓦本体１ａの垂れ部３ａへの挿入部５と成
している。
次に本考案に係る軒瓦の使用状態について説明
すると、第２図、第３図に図示する様に軒瓦本体
１の垂れ部３における嵌入部４を他の軒瓦本体１
ａの垂れ部３ａの挿入部５ａに嵌合せしめる様に
して順次葺き上げせしめるのである。
すると、第２図、第３図に図示する様に軒瓦本体
１の垂れ部３における嵌入部４を他の軒瓦本体１
ａの垂れ部３ａの挿入部５ａに嵌合せしめる様に
して順次葺き上げせしめるのである。
要するに本考案は、軒瓦本体１の先端部に一体
垂下形成せしめた垂れ部３を、該垂れ部３の厚さ
より若干大なる分内方若しくは外方に傾斜状に形
成せしめたので、施工に際し軒瓦本体１は横方向
および流れ方向にスライド可能能であると共に、
軒瓦本体１の垂れ部３は他の軒瓦本体１ａの垂れ
部３ａに対し常に擦り合わせの重合状態となるた
め重合個所に隙間が生じることなく施工を容易な
らしめることが出来、これに伴い成型時において
も従来の軒瓦の様に重合部に段違い部がないた
め、粘土瓦であれば粘土の動きに無理がなく、又
セメント瓦であればその充填を容易ならしめるこ
とが出来、よつて従来の軒瓦に比しコスト安に製
造せしめることが出来る等その実用的効果甚だ大
なるものである。
垂下形成せしめた垂れ部３を、該垂れ部３の厚さ
より若干大なる分内方若しくは外方に傾斜状に形
成せしめたので、施工に際し軒瓦本体１は横方向
および流れ方向にスライド可能能であると共に、
軒瓦本体１の垂れ部３は他の軒瓦本体１ａの垂れ
部３ａに対し常に擦り合わせの重合状態となるた
め重合個所に隙間が生じることなく施工を容易な
らしめることが出来、これに伴い成型時において
も従来の軒瓦の様に重合部に段違い部がないた
め、粘土瓦であれば粘土の動きに無理がなく、又
セメント瓦であればその充填を容易ならしめるこ
とが出来、よつて従来の軒瓦に比しコスト安に製
造せしめることが出来る等その実用的効果甚だ大
なるものである。
図は本考案の一実施例を示すものにして、第１
図は本考案に係る軒瓦の斜視図、第２図は施工状
態の正面図、第３図は同上底面図、第４図乃至第
７図は従来例を示す図である。 １……軒瓦本体、３……垂れ部。
図は本考案に係る軒瓦の斜視図、第２図は施工状
態の正面図、第３図は同上底面図、第４図乃至第
７図は従来例を示す図である。 １……軒瓦本体、３……垂れ部。
Claims (1)
- 軒瓦本体の先端部に一体垂下形成せしめた垂れ
部を、該垂れ部の厚さより若干大なる分内方若し
くは外方に傾斜状に形成せしめたことを特徴とす
る軒瓦。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6596884U JPS60177221U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 軒瓦 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6596884U JPS60177221U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 軒瓦 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60177221U JPS60177221U (ja) | 1985-11-25 |
| JPH028982Y2 true JPH028982Y2 (ja) | 1990-03-05 |
Family
ID=30598432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6596884U Granted JPS60177221U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 軒瓦 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60177221U (ja) |
-
1984
- 1984-05-02 JP JP6596884U patent/JPS60177221U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60177221U (ja) | 1985-11-25 |
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