JPH0289646A

JPH0289646A - 印刷シリンダー及び印版交換装置

Info

Publication number: JPH0289646A
Application number: JP24165988A
Authority: JP
Inventors: Kazumi Hasegawa; 長谷川　一美
Original assignee: Isowa Industry Co Ltd
Current assignee: Isowa Industry Co Ltd
Priority date: 1988-09-27
Filing date: 1988-09-27
Publication date: 1990-03-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕 ↓１上（７）　％ｌＩ几立… 本発明は段ボール用製函装置等の印刷部における印刷シ
リンダーに印版シートを簡易に取付は及び取外しする様
にし、且つ印刷シリンダーへの印版シートの交換を自動
化する様にした印刷シリンダー及び印版交換装置に関す
るものである。

返」寡提克街従来、段ボール用製函装置等の印刷部には印刷シリンダ
ーが設置されており、該印刷シリンダーは印版を表面に
貼着した印版シートの両端を掛止せしめる掛止溝と咳掛
止溝と隣接するラピットダイ部を設けせしめており、印
版シートの裏面の両端部に設けせしめた上板を印刷シリ
ンダーの掛止溝とラピットダイ部に掛止することにより
、印版シートを印刷シリンダーに巻き付けていた。

この掛止溝は印刷シリンダーの長手方向に渉って露天堤
状に刻設せしめ、その開口部を略半分塞ぐ様に帯板状の
掛止片を固着して狭小と成しており、又ラピ−／　）ダ
イ部は掛止溝の隣接する位置に掛止溝と平行にラピット
ダイ溝を刻設せしめ、該ラピットダイ溝内に断面路円弧
状の筒体を嵌着固定せしめ、核部体内に取付軸を枢着し
、ラチェット歯車等によりその回動を規制せしめて構成
されている。

そして印版シートの巻き付けにあっては、印版シートの
一方の上板を印刷シリンダーの取付溝の狭小なる間口部
に対して斜めに挿入し、上板を掛止溝の縁に掛止せしめ
、印版シートを印刷シリンダーの外周に巻き付け、ラピ
ットダイ部の取付軸の切欠部に他一方の上板を桂ト止す
ると共に、手動或いは電動にて印版シートを巻き込み、
印版シートを印刷シリンダーの外周面に密着する様に緊
張して巻き付け、又印版シートの取外しにあっては前記
と逆の手１＋ｉｆｉにより成していた。

然るに、かかる印版シートの取付は及び取外しは殆どが
手作業で行われており、取付溝への上板の挿入及び抜取
り、並びにラピットダイ部における他一方の上板の巻き
込みにおいて、印版シートが良好に張着する様に印刷シ
リンダーに巻き付ける作業は甚だ面倒であり、且つ作業
者の熱線を要し、そのため多くの労力と時間を必要とす
る欠点を有している。

又、この作業による浪費を解消するため、印刷シリンダ
ーへの印版シートの交換を自動的に行う装置も見受けら
れるが、その装置の構造が複雑であると共に、その構造
に伴い印刷シリンダー、印版シートの構造を大幅に改良
した新規なものを段ボール用製函装置等の印刷部に導入
しなければならず、そのために多大なる費用を必要とす
る欠点を有していた。

又、かかる装置はその構造が複雑であるにも拘らず、印
版の大きさにより変化する印版シートの長さに対応する
ことが出来ず、一定の長さの印版シートしか、印刷シリ
ンダーへの交換が出来なかった。

２日が％９ンしようとする課し本発明は既存の印刷シリンダー、印版シートを使用して
、印刷シリンダーへの印版シートの取付は及び取り外し
を簡易成らしめると共に、印ｇｌ＋シリンダーへの印版
シートの長さに対応した印版シートの交換を自動化して
、それに要する手間、時間を最小限にした印刷シリンダ
ー及び印版交換装置を提供せんとするものである。

〔発明の構成〕

課題を”ンするための手本発明はかかる点に鑑み、印刷シリンダーに取付溝を刻
設せしめ、咳取付溝に隣接する位置に平行してラピット
ダイ溝を刻設せしめ、一方筒体の外壁を一部切欠せしめ
て保持部と成し、該保持部の一端縁より連続して帯状の
開閉爪を一体的に延出形成せしめて掛止体と成し、該掛
止体の保持部をラピットダイ溝内に回動自在に配設せし
め、該保持部内に取付軸を回動自在に配設せしめてラピ
ットダイ部と成さしめ、又所定の循環駈！１）される軌
道路に少な（とも一対の印版保持主体及び印版保持従体
を設けしめ、該印版保持主体及び印版保持主体にて印版
シートの両端に形成された上板を着脱自在に支持せしめ
ると共に、該上板を印刷シリンダーの取付溝及びラピッ
トダイ部の取付軸に挿入せしめる挿入機構を設けしめた
印版保持装置を印別シリングーの対向位置に配設せしめ
たもの、又印版保持主体及び印版保持提体との間隔を設
定自在成さしめる手段を設けた印版交換装置を堤供して
上記欠点を解消せんとしたものである。

立−■ 本発明は印版シートの両止坂を軌道路に設ける印版保持
主体及び印版保持提体にて保持せしめ、軌道路を循環駆
動せしめて印版シートの一方の上板を印刷シリンダーの
取付溝の対向位置まで移送せしめ、そして、印刷シリン
ダーの取付溝を寒いでいる掛止体の開閉爪を揺動して取
付溝を開口し、印版保持主体にて保持されている印版シ
ートの上板を挿入機構により押圧して印刷シリンダーの
取付溝に挿入せしめ、次に掛止体の開閉爪を揺動せしめ
て取付溝を閉口せしめ、そして印刷シリンダーを回動せ
しめることにより、印刷１シリンダーに印版シートを巻
き付けせしめるのである。

次に、印刷シリンダーのラピットダイ部の取付軸が表れ
た時、印刷シリンダー〇回動を停止すると共に、印版保
持提体の移動を停止せしめることにより、ラピットダイ
部の取付軸と印版シートの他方の上板を対向する様に位
置せしめ、かかる状態にて印版保持提体の挿入機構にて
印版シートの他方の上板の裏面側を押圧して取付軸に挿
入せしめ、そして、取付軸を所定方向に回動成さしめる
ことにより、印版シートを印刷シリンダーの外周に張着
せしめるのである。

又、印版シートの長さに対応して印版保持主体と印版保
持提体との間隔を調整する場合は、軌道路に設けしめた
印版保持主体に対し、印版保持提体を印版シートの長さ
に対応する様に移送せしめて調整出来るのである。

又、印刷シリンダーからの印版シートの取り外しは、ラ
ピットダイ部の取付軸を回動して印版シートを緩め、印
版保持提体を印版シートの他方の上板の対向する位置ま
で移動せしめ、かかる状嘘にて印版保持提体により印刷
シートの他方の上板を保持せしめ、ラピットダイ部の取
付むより上板を離脱せしめ、そして、軌道路を循環駆動
せしめて印版保持主体を印刷シリンダーの取付溝の対向
位置まで移送せしめ、印刷シＪングーの取付溝を寒いで
いる掛止体の開閉爪を揺動して取付溝を開口し、印版保
持主体にて印版シートの一方の上板を保持せしめて取付
溝より上板を離脱せしめるのである。

尖範炭以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、１は印版交換装置の本体であり、咳木体ｌは段ボール用
印刷装置２の印刷ユニット３に回動自在に配設せしめる
印刷シリンダー４と、該印刷シリンダー４の前方にして
且つ、所定間隔を有せしめた対向位置に印版保持装置５
を配設せしめて構成している。

印刷シリンダー４は外周面の長平方向に渉って取付溝６
を刻設せしめ、該取付１６に隣接する位置に平行してラ
ピットダイ溝７を刻設せしめ、一方金属型より成る筒体
の外壁を一部切欠せしめて保持部８と成し、該保持部８
の一端縁より連続して帯状の開閉爪９を一体的に延出形
成せしめて掛止体１０と成し、該掛止体１０の保持部８
をラピットダイ溝７内に回動自在に嵌着せしめ、該保持
部８内に一部切欠して掛止部１）を設けしめた取付軸１
２を枢着し、ラチェット＠土等によりその回動を規制せ
しめてラピットダイ部１３と成している。

又、掛止体１０の開閉爪９は印刷シリンダー４の取付４
６の間口部１４を略半分塞ぐ様に延出長さを有せしめて
いる。

印版保持装置５は所定の軌道路１５．１５ａを有する搬
送装置１６と印版保持主体１７．１７ａ・・・及び印版
保持提体１８．１８ａ・・・にて構成せしめている搬送
装置１６はフレーム１９．１９ａ間に上下に所定間隔を
有せしめて第１モータ２０と連結せしめる駆動軸２１と
、アイドル軸２２を水平に横架して枢着せしめ、又第１
モータ２０の駆動軸２１の上方には第３モータ２３と連
結せしめる駆動軸２４及び第２モータ２５と連結せしめ
る駆動軸２６を水平に横架して枢着せしめ、駆動軸２１
．２４．２６にて軌道路１５．１５ａを循環駆動成さし
めている。

軌道路１５．１５ａはフレーム１９．１９ａ間に左右対
称に配設せしめた第１鮎辺路２７．２７ａ、第２軌道路
２８．２８ａ、第３軌道路２９．２９ａから構成されて
おり、第１軌道路２７．２７ａは第１モータ２０の駆動
φ由２１にクラッチ３０．３０ａを装着せしめ、該クラ
ッチ３０．３０ａを介して駆動軸２１に回動自在に装着
せしめるスプロケット３１．３１ａを連Ｖせしめ、該ス
プロケット３１．３１ａと対応してアイドル軸２２に回
動自在に装着せしめたスプロケット３１ｂ　、　３１ｃ
に無端チェーン３２．３２ａを掛懸、せしめている。

第２軌道路２８．２８ａは第１軌道路２７．２７ａの一
側に並設せしめ、第１モータ２０の駆動軸２１にクラッ
チ３３．３３ａを装着せしめ、該クラッチ３３．３３ａ
を介して駆動軸２１に回動自在に装着せしめるスプロケ
ットと間怠の歯止を固着せしめて成るスプロケットギヤ
３４．３４ａを連繋せしめ、該スプロケットギヤ３４．
３４ａ　と対応してアイドルφ由２２に回予力自在に装
着せしめたスプロケット３５．３５ａに無端チェーン３
６．３６ａを掛懸せしめ、又スプロケットギヤ３４．３
４ａの歯車には第３モータ２３の駆動軸２４に回動自在
に装着せしめた中空軸３７に固着せしめた歯車３８．３
８ａと噛合せしめ、該歯車３８と第２モータ２５の駆動
軸２６に固着せしめた歯止３９と噛合せしめている。

第３軌道路２９．２９ａは第１転道路２７．２７ａの他
側に並設せしめ、第１モータ２０の駆動軸２１にクラッ
チ４０．４０ａを装着せしめ、咳クラッチ４０．４０ａ
を介して駆動軸２１に回動自在に装着せしめるスプロケ
ットと間怠の歯止を固着せしめて成るスプロケットギヤ
４１．４１ａを連繋せしめ、該スプロケットギヤ４１．
４１ａと対応してアイドル軸２２に回動自在に装着せし
めたスプロケット４２．４２ａに無端チェーン４３．４
３ａを掛！、スせしめ、又スプロケットギヤ４１．４１
ａの＃Ｉ東には第３モータ２３の駆動軸２４に固着せし
めた＠惠４４と噛合せしめている。

又、印版保持主体１７．１７ａ・・・は無端チェーン３
２．３２ａに所定間隔を有せしめて無端チ五−ン３２．
３２ａの内方を第−装着部４５．４５ａとすると共に、
外方を第二装着部４６．４６ａと成さしめたプラケット
４７．４７ａを固着せしめ、該ブラケ。

ト４７．４７ａの第−装着部４５．４５ａにエアーシリ
ンダー４８．４８ａのロフト４９．４９ａを印刷シリン
ダー４側に進退する第一の挿入機構５０．５０ａを固定
せしめ、又第二装着部４６．４６ａに磁石５１．５１ａ
を固着せしめている。

又、印版保持従体１８．１８ａ・・・は無端チェーン３
６．３６ａ　、４３．４３ａに前記と同様なるブラケノ
）４７ｂ　、４７ｃを固着せしめ、該ブラケット４７ｂ
、４７ｃの第二装着部４６ｂ　、４６ｃに上方端部５２
．５２ａを枢着せしめると共に、鉤部５３．５３ａを下
方にして無端チェーン３６．３６ａ　、４３．４３ａ側
に対向せしめた断面路り字型のフック５４．５４ａを設
けしめ、該フック５４．５４ａの下方には吸着部５５．
５５ａを印刷シリンダー４に対向する桟に成したバキュ
ームパット５６．５６ａを第−装着部４５ｂ　、４５ｃ
に印Ｅｌ＋シリンダー４側に進退自在に配設せしめると
共に、第−装着部４５ｂ　、４５ｃにエアーシリンダー
４８ｂ　、４８ｃのロッド４９ｂ　、４９ｃを印刷シリ
ンダー４側に進退する第二の挿入機構５７．５７ａを固
定せしめている。

又、バキュームパット５６．５６ａは適宜部材によりロ
ッド４９ｂ　、４９ｃと連結せしめている。

尚、印版保持主体１７．１７ａ・・・と印版保持従体１
８．１８ａ・・・とは同様なる構造に成してもよい。

尚、未実施例では軌道路１５．１５ａを複数列設けしめ
て印版保持正体１７．１７ａ・・・と印版保持従体１８
．１８ａ・・・との間隔を３．１目整可能なさしめてい
るも、かかる構造には同等限定されず、同一の軌道路１
５．１５ａにおいて間隔を調整成さしめる構造にしても
良い。

５８は印版シートであり、該印版シート５８は所定の幅
を有し、且つ印刷シリンダー４に巻き付けるに充分な長
さを有するフィルムシートの表面に印版をボンド、両面
テープ等により貼着せしめ、裏面両端には上板５９．５
９ａを設けしめ、該上板５９．５９ａの少なくとも一方
の反対の面、即ち表面に鉄片６０を貼着せしめている。

尚、図中６１はクリーザ・スロッタユニット、６２は手
掛は抜きユニット、６３は給紙ユニットであり、印刷ユ
ニット３と共に、段ボール用印刷装置２を構成している
。

次に未発明に係る印刷シリンダー及び印版交換装置の作
用について説明すると、先ず、印版シート５８の長さに対応して印版保持主体１
７．１７ａ・・・と印版保持軸体１８．１８ａ・・・と
の間隔を３５円整する場合は、第２軌道路２８．２８ａ
のみを駆動し、第１軌道路２７．２７ａ上の印版保持主
体】７．１７ａに対し、印版保持軸体】８．１８ａを印
版シート５８の長さＬｌに対応する様に移送せしめて調
整する。

かかる場合にあっては、クラッチ３３．３３ａにて第２
転道路２８．２８ａへの第１モータ２０の動力伝達を遮
断すると共に、クラッチ３０．３０ａ及びクラッチ４０
．４０ａにて第１Ｍ道路２７．２７ａ及び第３軌道路２
９．２９ａと第１モータ２０とを連結せしめ、第２モー
タ２５を作動して駆動軸２６、歯止３９、歯車３８．３
８ａにより第２軌道路２８．２８ａを駆動せしめ、印版
保持主体１７．１７ａに対し、印版保持軸体１８．１８
ａを印版シート５８の長さＬｌに対応する様に移送せし
めており、この時には第１モータ２０及び第３モータ２
３により、第２軌道路２８．２８ａに軽くブレーキを加
えている。

次に、印版シート５８の上板５９の表面側に貼着せしめ
た鉄片６０を印版保持主体１７．１７ａに設けしめた磁
石５１．５１ａにて吸着せしめ、又印版シート５８の上
板５９ａを印版保持軸体１８．１８ａに設けしめたフッ
ク５４．５４ａの鉤部５３．５３ａにて掛止せしめてい
る。

次に、印版シート５８を移送せしめるに際して、クラッ
チ３０．３０ａ　、　３３．３３ａ　、４０．４０ａに
て第１軌道路２７．２７ａ、第２軌道路２８．２８ａ、
第３軌道路２９．２９ａへの第１モータ２０の動力伝達
をせしめ、第２モータ２５、第３モータ２３により、軽
くブレーキを加えながら、第１軌道路２７．２７ａ、第
２軌道路２８．２８ａ、第３軌道路２９．２９ａを置部
的に駆動せしめて印版シート５日の上板５９を印刷シリ
ンダー４の取付ａ６の対向位百まで１多送せしめる。

尚、かかる状肚にあっては、印版シート５８には第２モ
ーク２５、第３モータ２３にて軽くブレーキを加えられ
ているため、テンションが加わるのである。

次に、印刷シリンダー４の取付溝６を寒いでいる１）ト
止体１０の開閉爪９を）駆動して取付／Ｊ４６を開口し
、印版保持主体１７．１７ａにて吸着されている印版シ
ート５８の上板５９を第一の挿入機構５０．５０ａのエ
アーシリンダー４８．４８ａを作動せしめてロッド４９
．４９ａにより印版シート５８の上板５９の裏面側を押
圧して印刷シリンダー４の取付溝６に挿入せしめる。

次に、掛止体１０の開閉爪９を揺動せしめて取付４６を
閉口せしめ、そして印刷シリンダー４を回動せしめると
共に、第１モータ２０、第２モーク２５、第３モータ２
３により、軽くブレーキを加えた壮健にて、かかる印刷
シリンダー４の回動により印版シート５８のテンション
を保持しながら、印刷シリンダー４に印版シート５８を
巻き付けせしめる。

向、この時印版保持主体１７．１７ａは下方へ移動され
るのである。

次に、印刷シリンダー４のラピットダイ部１３が印版保
持主体１７．１７ａの対向する位置まで表れる間際に印
版保持軸体１７．１７ａのハキュームパソト５６．５６
ａにて印版シート５８の表面側を吸着せしめ、しかる後
フック５４．５４ａによる上板５９ａの小止状ｊＢを解
除せしめ、印刷シリンダー４のラピットダイ部１３が表
れた時、印刷シリンダー４の回動を停止すると共に、印
版保持軸体１８．１８ａの移動を停止せしめることによ
り、ラピットダイ部１３と印版シート５８の上板５９ａ
を対向する様に位置せしめ、かかる状態にて印版保持軸
体１８．１８ａの第二の挿入機構５７．５７ａのエアー
シリンダー４８ｂ　、４８ｃを作動せしめてロッド４９
ｂ　、４９ｃにて印版シート５８の上板５９ａの裏面側
を押圧してラピットダイ部１３の取付軸１２の掛止部１
）に挿入せしめている。

尚、かかる状態にあっては、バキュームパット５６．５
６ａによる吸着を解除成さしめている。

そして、取付軸１２を所定方向に回動成さしめることに
より、掛止部】】にて社ト止せしめながら、印版シート
５８を印刷シリンダー４の外周に張着せしめるのである
。

又、印刷シリンダー４からの印版シート５８の取り外し
は、ラピットダイ部１３の取付軸１２を回動して印版シ
ート５８を緩め、印版保持従体１８．１８ａを印版シー
ト５８の上板５９ａの対向する位置まで移動せしめ、か
かる状態にて第二の挿入機構５７．５７ａのエアーシリ
ンダー４８ｂ　、　４８ｃを作動せしめてバキュームパ
ット５６．５６ａにて上板５９ａの裏面側を吸着せしめ
、かかる吸着状態にてエアーシリンダー４８ｂ　、４８
ｃを上記と逆方向へ作動せしめてラピ７）ダイ部１３の
取付軸］２より上板５９ａを離脱せしめ、しかる後フッ
ク５４．５４ａにて上板５９ａを掛止せしめるのである
。

次に、印版シート５８を移送せしめるに際して、クラッ
チ３０．３０ａ　、３３．３３ａ　、４０．４０ａにて
第１軌道路２７．２７ａ、第２軌道路２８．２８ａ、第
３軌道路２９．２９ａへの第１モータ２０の動力伝達を
せしめ、第１軌道路２７．２７ａ、第２軌道路２８．２
８ａ　、第３軌道路２９．２９ａと印刷シリンダー４の
駆動にて印版シート５８のテンションを保持しながら、
印版保持主体１７ｂ　、１７ｃを印刷シリンダー４の取
付溝６の対向位置まで移送せしめ、印刷シリンダー４の
回動を停止せしめるのである。

次に、印刷シリンダー４の取付溝６を寒いでいる掛止体
１０の開閉爪９を揺動して取付溝６を開口し、第一の挿
入機構５０．５０ａのエアーシリンダー４８．４８ａを
作動せしめて磁石５】、５１ａにて上板５９の工面側を
吸着せしめ、かかる吸着状態にてエアーシリンダー４８
．４８ａを上記と逆方向へ作動せしめて取付溝６より上
板５９を離脱せしめるのである。

かかる場合にあっては、クラッチ４０．４０ａにて第３
軌道路２９．２９ａへの第１モータ２０の動力伝達を遮
断すると共に、クラッチ３０．３０ａ及びクラッチ３３
．３３ａにて第１軌道路２７．２７ａ及び第２軌道路２
８．２８ａと第１モータ２０とを連結せしめ、第３モー
タ２３を作動して駆動軸２４、歯■４４により第３軌道
路２９．２９ａを駆動せしめ、印版保持主体Ｌ７ｂ　、
１７ｃに対し、印版保持従体１８ｂ　、　１８Ｃを印版
シート５８の畏さＬ２に対応する様に移動せしめており
、この時には第１モータ２０及び第２モータ２５により
、第３軌道路２９．２９ａに軽くブレーキを加えている
。

尚、印版シート５８の交換にあたっては、第２軌道路２
８．２８ａの印版保持従体１８．１８ａ及び第３軌道路
２９．２９ａの印版保持従体１８ｂ　、１８Ｃのどちら
でも、印版シート５８の取付は用、取外し用に使用出来
る。

〔発明の効果〕

要するに本発明は、印刷シリンダー４に取付溝６を刻設
廿しめ、該取付溝６に隣接する位置に平行してラピット
ダイ溝７を刻設せしめ、力筒体の外壁を一部切欠せしめ
て保持部８と成し、該保持部８の一端縁より連ｖ１シて
帯状の開閉爪９を一体的に延出形成せしめて掛止体１０
と成し、該掛止体１０の保持部８をラピットダイ溝７内
に回動自在に配設せしめ、該保持部８内に取付軸】２を
回動自在に配設せしめてラピットダイ部１３と成さしめ
たので、印版シート５８の上板５９を印刷シリンダー４
の取付溝６に挿入せしめ、次に掛止体１０の開閉爪９を
揺動せしめて取付ｄ４６を閉口せしめ、そして印刷シリ
ンダー４を回動せしめると共に、印刷シリンダー４に印
版シート５８を巻き付けた後、印版シート５８の上板５
９ａを取付軸１２に挿入せしめ、そして、取付軸１２を
所定方向に回動成さしめることにより、印版シート５８
を印刷シリンダー４の外周に張着せしめるため、従来の
様に作業者の熟練を要せずして、その手間、時間をかけ
ずに簡易に印刷シリンダー４への印版シート５８の交換
が出来、取外しにあっても、その逆の手順にて簡易に行
えるのである。

又、かかる印刷シリンダー４の導入により、印刷シリン
ダー４への印版シート５８の上板５９、５９ａの掛止が
筒易に出来るため、印刷シリンダー４への印版シート５
８の交換を自動化することを可能にし、それに伴う機器
の構造を比較的簡単なものとすることが出来るのである
。

又、所定のＶＢ環駆動される軌道路１５．１５ａに少な
くとも一対の印版保持主体１７．１７ａ・・・及び印版
保持軸体１８．１８ａ・・・を設けしめ、該印版保持主
体１７．１７ａ・・・及び印版保持軸体１８．１８ａ・
・・にて印版シート５８の両端に形成された上板５９．
５９ａを着脱自在に支持せしめると共に、該上板５９．
５９ａを印刷シリンダー４の取付溝６及びラピットダイ
部１３の取付軸１２に挿入せしめる挿入機構５０．５０
ａ　、５７．５７ａを設けしめた印版保持装置５を印刷
シリンダー４の対向位置に配設せしめたので、印版シー
ト５８の上板５９．５９ａを印版保持主体１７．１７ａ
・・・及び印版保持軸体】８．１８ａ・・・にて保持せ
しめ、軌道路１５．１５ａを循環駆動せしめて印版シー
ト５８の上板５９を印刷シリンダー４の取付溝６の対向
位置まで移送せしめ、そして、印刷シリンダー４の取付
溝６を塞いでいる掛止体１０の開閉爪９を揺動して取付
溝６を開口し、印版保持主体１７．１７ａ・・・にて保
持されている印版シート５８の上板５９を挿入機構５０
．５０ａにより印版シート５８の上板５９を押圧して印
刷シリンダー４の取付溝６に挿入せしめ、次に掛止体１
０の開閉爪９を揺動せしめて取付溝６を閉口せしめ、そ
して印刷シリンダー４を回動せしめると共に、印刷シリ
ンダー４に印版シート５８を巻き付けせしめ、次に印刷
シリンダー４のラピットダイ溝７内の掛止体】０の保持
部８の取付軸１２が表れた時、印刷シリンダー４の回動
を停止すると共に、印版保持主体１８．１８ａ・・・の
移動を停止せしめることにより、ラピットダイ溝７内の
取付軸１２と印版シート５８の上板５９ａを対向する様
に位置せしめ、かかる状態にて印版保持軸体１８．１８
ａ・・・の挿入機構５７．５７ａにて印版シート５８の
上板５９ａの裏面側を押圧して取付軸１２に挿入せしめ
、そして、取付軸１２を所定方向に回動成さしめること
により、印版シート５８を印刷シリンダー４の外周に張
着せしめ、又前記と逆の操作により印刷シリンダー４か
ら印版シート５８を取外しせしめるため、本体１の導入
により、印刷シリンダー４への印版シート５８の取付は
及び取り外しを自動化成らしめることが出来、それに要
する手間、時間を最小じにすることが出来るのである。

又、本体１は既存の印刷シリンダーに掛止体１０を装着
せしめて印刷シリンダー４と成し、又鉄片６０を既存の
印版シートの一方の上板５９上部に貼着せしめるのみで
印版シート５８と成すことが出来るため、本体１に対応
した［を新たに導入する必要がなく、それにかかる費用
を軽減出来るのである。

更に、印版シート５８に鉄片６０を貼着せしめても、か
かる部位は取付溝６内に掛止されるため印刷時に何等の
支障を招く恐れがないのである。

又、印版保持主体１７．１７ａ・・・及び印版保持軸体
］８．１８ａ・・・との間隔を設定自在成さしめる手段
を設けたので、印版シート５８の長さに対応して印版保
持主体１７．１７ａ・・・と印版保持軸体１８．１８ａ
・・・との間隔を調整する場合は、軌道路１５．１５ａ
に設けしめた印版保持主体１７．１７ａ・・・に対し、
印版保持軸体１８．１８ａ・・・を印版シート５８の長
さに対応する様に移送せしめて調整出来るため、前記し
た作用、効果を奏すると共に、印版の交換の完全なる自
動化が出来る等その実用的効果甚だ大なるものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すものにして、第１図は本発
明に係る印刷シリンダーの要部断面間、第２図は本発明
に係る印版交換装置の要部側面図、第３図は第２ワのＡ
　−Ａ　４Ｑ略矢視図、第４図は段ボール用印刷装置の
要部構成図である。４印刷シリンダー６取付溝　７ラビツトダイ溝９開閉爪　１０掛止体１３ラピットダイ部１７．１７ａ・・・印版保持主体５印版保持装置８保持部１２取付軸１５．１５ａ　ｖＬ道路１８．１８ａ５０゜０ａ・・・印版保持従体５７．５７ａ挿入機構５ａ印版シート５９、９ａ上板以上出Ｉ！’、Ｑ人株式令社磯輪鉄工所第１図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）印刷シリンダーに取付溝を刻設せしめ、該取付溝
に隣接する位置に平行してラピットダイ溝を刻設せしめ
、一方筒体の外壁を一部切欠せしめて保持部と成し、該
保持部の一端縁より連続して帯状の開閉爪を一体的に延
出形成せしめて掛止体と成し、該掛止体の保持部をラピ
ットダイ溝内に回動自在に配設せしめ、該保持部内に取
付軸を回動自在に配設せしめてラピットダイ部と成さし
めたことを特徴とする印刷シリンダ。
（２）印刷シリンダーに取付溝を刻設せしめ、該取付溝
に隣接する位置に平行してラピットダイ溝を刻設せしめ
、一方筒体の外壁を一部切欠せしめて保持部と成し、該
保持部の一端縁より連続して帯状の開閉爪を一体的に延
出形成せしめて掛止体と成し、該掛止体の保持部をラピ
ットダイ溝内に回動自在に配設せしめ、該保持部内に取
付軸を回動自在に配設せしめてラピットダイ部と成さし
め、又所定の循環駆動される軌道路に少なくとも一対の
印版保持主体及び印版保持従体を設けしめ、該印版保持
主体及び印版保持従体にて印版シートの両端に形成され
た上板を着脱自在に支持せしめると共に、該上板を印刷
シリンダーの取付溝及びラピットダイ部の取付軸に挿入
せしめる挿入機構を設けしめた印版保持装置を印刷シリ
ンダーの対向位置に配設せしめたことを特徴とする印版
交換装置。
（３）印版保持主体及び印版保持従体との間隔を設定自
在成さしめる手段を設けたことを特徴とする請求項２記
載の印版交換装置。