JPH028902Y2 - - Google Patents

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JPH028902Y2
JPH028902Y2 JP19993784U JP19993784U JPH028902Y2 JP H028902 Y2 JPH028902 Y2 JP H028902Y2 JP 19993784 U JP19993784 U JP 19993784U JP 19993784 U JP19993784 U JP 19993784U JP H028902 Y2 JPH028902 Y2 JP H028902Y2
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guide
guide roller
rail
recessed portion
guide rail
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JP19993784U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、左右一対のゴム車輪を前後に備えた
台車をガイドレールに沿わせて走行させるための
無軌条型台車の走行用ガイド機構に関するもので
ある。
上記の無軌条型台車は、例えば、車輛用通路を
挾んで両側に配置されたコンベア間にわたる物品
の移送用などに用いられている。
(従来の技術) ところで、上記台車をガイドレールに沿わせて
走行させるに、従来は、第4図に示すように、台
車A′の下部に垂下連設させた部材21の下端に、
縦軸芯まわりで回動自在にガイドローラ22を取
付けて、該ガイドローラ22をガイドレール23
の凹入部C′に位置させ、かつ、前記ガイドローラ
22の径を前記凹入部C′の巾よりもやや小にして
いる。
而して、前記ガイドローラ22を凹入部両側の
角材24,24に当接させることで台車Aの左右
偏倚走行を規制し、台車A′をガイドレール23
に沿わせて走行させるのであるが、台車A′の走
行路面がモルタル仕上げ等による場合は、その路
面が緩やかではあるが凹凸を呈するものであつ
て、従つて、台車A′はその走行に上下動を伴う
ものであり、あるいは、走行路面上に板材等が置
き忘れられていて、これを乗り越すような場合に
も上下動を伴うものであり、これらの事態を勘案
して、前記ガイドローラ22が凹入部C′から抜け
出さないように、該ガイドローラ22を凹入部
C′の深いレベルに位置させるようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) このため、ガイドレール23の走行路面からの
突出高さが高くなり、フオークリフト等の車輛の
通行を許容させる上において、急傾斜の乗り越し
板25,25を設けなければならないと共に、こ
れが車輛の転倒や積荷の荷崩れの原因になりかね
ない欠点があつた。
あるいは、ガイドレール23を走行路面下に埋
め込む場合は、深い溝が必要であると共に、誤ま
つて工具などを落すとこれを拾うことが困難にな
り、特に、既設の走行路面に溝を形成する場合
は、その設備費が高くつく欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、簡単な改良によつて上記の欠点を解
決せんとするものであり、この目的を達成するた
めに本考案は、冒頭に記載の無軌条型台車の走行
用ガイド機構として、前記台車に対して上下に摺
動自在な昇降部材の下端側に、前記ガイドレール
の凹入部の巾よりもやや小径なる第1ガイドロー
ラを縦軸芯まわりで回転自在に取付けると共に、
該第1ガイドローラを前記凹入部内に付勢嵌入さ
せるスプリングを設け、かつ、前記ガイドレール
上を転動して前記第1ガイドローラの凹入部に対
する嵌入量を規制する第2ガイドローラを前記昇
降部材に設けた点に特徴がある。
(作用) 上記の特徴構成によれば、台車の上下動にかか
わらず、ガイドレールの凹入部に対するガイドロ
ーラの嵌入量が常に一定の状態になり、而して、
前記凹入部を浅くしても該凹入部からガイドロー
ラが抜け出すことがなく、これによつて、ガイド
レールの走行路面からの突出高さを低くでき、あ
るいは、ガイドレールを走行路面下に埋め込む場
合であつても、その埋め込み溝を浅くできる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図は無軌条型台車Aの側面を示し、第
2図及び第3図は要部の詳細を示すもので、第1
図に示すように、フオークリフト等の車輛用通路
Bを挟んでその両側に、第1及び第2のローラコ
ンベア1,2が移送中心を同芯にする状態で配置
され、かつ、該両コンベア1,2間にガイドレー
ル3が敷設されている。そして、このガイドレー
ル3に沿つて走行自在に前記台車Aが配置されて
いるのである。
この無軌条型台車Aは、第2,3図にも示すよ
うに、左右一対のゴム車輪4,4を台車本体5の
前後に設けると共に、該台車本体5にコンベアフ
レーム6を立設し、かつ、前記コンベア1,2と
同レベルのローラコンベア7を前記フレーム6に
架設すると共に、該コンベア7と前後一方の左右
車輪4,4のモータM1,M2に対する電源用のバ
ツテリー8を台車本体5に搭載し、更に、前記ガ
イドレール3に対する2組の走行用ガイド機構
9,9を、前後のゴム車輪4,4のトレツド中央
付近に設けて成る。
尚、図中の10,10は充電ユニツトで、台車
Aを第1ローラコンベア1側の所定位置に位置さ
せた状態で結合して前記バツテリー8に充電を行
なうものである。
一方、前記ガイドレール3は、車輛用通路B上
に突出された埋設ボルトaとこれに螺合するナツ
トbとによつて通路B上に固着されるベース板1
1と、該ベース板11とによつて凹入部Cを形成
する2本の角材12,12、及び、スペーサ13
を介して止着された傾斜乗り越し板14,14か
ら成る。
前記2組の走行用ガイド機構9,9は同じ構成
のものであつて、次のように構成されている。即
ち、台車本体5に円筒のガイド部材15,15を
立設すると共に、長手方向中間の一部を切除して
断面小判状とした丸棒から成る昇降部材16,1
6を前記ガイド部材15,15に挿通し、かつ、
前記小判状の部分に外嵌合する廻り止め部材1
7,17を台車本体5に取付けて、前記昇降部材
16,16を上下摺動のみ自在とする。
そして、前記レール3の凹入部Cの巾よりもや
や小径なる第1ガイドローラ18を、前記昇降部
材16,16の下端側に縦軸芯まわりで回転自在
に取付けると共に、前記昇降部材16,16に対
して第1ガイドローラ18よりも上部位置にブラ
ケツト19,19を止着し、該ブラケツト19,
19と前記廻り止め部材17,17との間に圧縮
スプリングS,Sを介在させて、前記第1ガイド
ローラ18,18を凹入部C内に付勢嵌入させる
ように構成する。
更に、前記レール3の角材12,12上に位置
させる状態で、各2個の第2ガイドローラ20,
20を前記ブラケツト19,19の遊端側に横軸
芯まわりで転動自在に取付けて、前記スプリング
Sの付勢力に抗して前記第1ガイドローラ18,
18のレール凹入部Cに対する嵌入量を小に規制
させるようにしてある。
(考案の効果) 上記の構成によれば、第1ガイドローラ18の
凹入部Cに対する嵌入量は不変のものとなり、従
つて、台車Aが路面の凹凸等に起因して上下動し
ても、第1ガイドローラ18が凹入部Cから抜け
出すことがなく、該台車Aをガイドレール3に沿
わせて良好に走行させることができる。
そして、前記第1ガイドローラ18の嵌入量が
台車Aの上下動にかかわらず不変であるから、該
嵌入量を小に設定することができるのであり、而
して、ガイドレール3を走行路面上に敷設する場
合のレール3の突出量を小にできることから、レ
ール乗り越し板14,14の傾斜角を緩やかなも
のにでき、あるいは、レール3を走行路面下に埋
め込む場合であつても、レール埋込みの溝を浅く
することができ、特に既設の路面にレール3を埋
込み設置するに、それの設備コストを大巾に低減
できるに至つた。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は無軌条
型台車の側面図、第2図及び第3図は走行用ガイ
ド機構の詳細図である。第4図は従来構造の走行
用ガイド機構を示す説明図である。 3……ガイドレール、4……ゴム車輪、16…
…昇降部材、18……第1ガイドローラ、20…
…第2ガイドローラ、C……凹入部、S……スプ
リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対のゴム車輪を前後に備えた台車をガイ
    ドレールに沿わせて走行させるための走行用ガイ
    ド機構であつて、前記台車に対して上下に摺動自
    在な昇降部材の下端側に、前記ガイドレールの凹
    入部の巾よりもやや小径なる第1ガイドローラを
    縦軸芯まわりで回転自在に取付けると共に、該第
    1ガイドローラを前記凹入部内に付勢嵌入させる
    スプリングを設け、かつ、前記ガイドレール上を
    転動して前記第1ガイドローラの凹入部に対する
    嵌入量を規制する第2ガイドローラを前記昇降部
    材に設けて成ることを特徴とする無軌条型台車の
    走行用ガイド機構。
JP19993784U 1984-12-22 1984-12-22 Expired JPH028902Y2 (ja)

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JPS61110632U JPS61110632U (ja) 1986-07-12
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JPH0718649Y2 (ja) * 1987-05-14 1995-05-01 昭和アルミニウム株式会社 荷役作業用架台

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JPS61110632U (ja) 1986-07-12

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