JPH0288B2 - - Google Patents
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- JPH0288B2 JPH0288B2 JP56027242A JP2724281A JPH0288B2 JP H0288 B2 JPH0288 B2 JP H0288B2 JP 56027242 A JP56027242 A JP 56027242A JP 2724281 A JP2724281 A JP 2724281A JP H0288 B2 JPH0288 B2 JP H0288B2
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Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動車内燃機関用空気清浄器などに用
いられる気体あるいは液体濾過用の濾過エレメン
トに関するものである。
いられる気体あるいは液体濾過用の濾過エレメン
トに関するものである。
従来公知の濾過エレメントとしては、例えば英
国特許第1012534号明細書、英国特許第1331175号
明細書に示されたものがある。
国特許第1012534号明細書、英国特許第1331175号
明細書に示されたものがある。
これは、外方へ向かつて伸びる多数の平面リン
グ状の断面波形部を有したリング状の濾過体を備
えたものであつて、その濾過体の軸方向に流体を
通過させる構成となつている。
グ状の断面波形部を有したリング状の濾過体を備
えたものであつて、その濾過体の軸方向に流体を
通過させる構成となつている。
前記従来公知のものによると、前記リング状の
濾過体はその多数の断面波形部がその形状から該
濾過体の軸方向へ撓み易いことがわかつた。特
に、該濾過体に流体を通過させた場合において、
該濾過体の流体通過時には前記多数の断面波形部
の前記軸方向への撓みが発生し易い。このため、
該撓みによる断面波形部の変形、ひいてはその損
傷を招くという問題が生ずる。
濾過体はその多数の断面波形部がその形状から該
濾過体の軸方向へ撓み易いことがわかつた。特
に、該濾過体に流体を通過させた場合において、
該濾過体の流体通過時には前記多数の断面波形部
の前記軸方向への撓みが発生し易い。このため、
該撓みによる断面波形部の変形、ひいてはその損
傷を招くという問題が生ずる。
本発明は、多数の断面波形部の、濾過体の軸方
向への撓みを効果的に軽減しようとするものであ
る。
向への撓みを効果的に軽減しようとするものであ
る。
本発明は上記の点に鑑みて案出されたものであ
つて、外方へ向かつて伸びる平面リング状の形状
を有する多数の断面波形部を備えたリング状濾過
体と、該リング状濾過体の前記多数の断面波形部
のうち最内側部の断面波形部に設けられた樹脂製
中心部と、前記リング状濾過体の前記多数の断面
波形部のうち最外側部の断面波形部に設けられた
樹脂製支持部と、前記リング状濾過体の前記多数
の断面波形部のうち前記最内側部と前記最外側部
との間を架橋するようかつ該多数の断面波形部の
隣合う間に位置するように該多数の断面波形部に
樹脂成形により設けられていて前記リング状濾過
体の平面リング状の形状を保持する筋状の樹脂製
保持部とを具備するという技術手段を採用したも
のである。
つて、外方へ向かつて伸びる平面リング状の形状
を有する多数の断面波形部を備えたリング状濾過
体と、該リング状濾過体の前記多数の断面波形部
のうち最内側部の断面波形部に設けられた樹脂製
中心部と、前記リング状濾過体の前記多数の断面
波形部のうち最外側部の断面波形部に設けられた
樹脂製支持部と、前記リング状濾過体の前記多数
の断面波形部のうち前記最内側部と前記最外側部
との間を架橋するようかつ該多数の断面波形部の
隣合う間に位置するように該多数の断面波形部に
樹脂成形により設けられていて前記リング状濾過
体の平面リング状の形状を保持する筋状の樹脂製
保持部とを具備するという技術手段を採用したも
のである。
以下本発明を具体的実施例により詳細に説明す
る。
る。
まず、第1図〜第3図により、本発明の濾過エ
レメントの基本構成を説明する。
レメントの基本構成を説明する。
第1図は出発素材としての濾材形状を示してお
り、一端の幅寸法が短く他端の幅寸法が長い台形
型の板体である。この台形型濾材5を、その前記
一端と前記他端との間で折り返し幅を一定にして
第1図に示すB−B′,C−C′,……,K−K′の
折り返し線でひだ折りすると、第2図の如く濾材
5の両端間で連続した頂部列と底部列とが複数形
成された断面波形部を持つた濾材6が得られる。
この濾材6を第3図のごとく、第2図のひだ折り
濾材6のひだ折り面積が小さい即ち幅寸法の短い
面A−A′,B−B′を内周側にし幅寸法の長いJ
−J′,K−K′を外周側にしてリング状に湾曲す
る。その後、このリング状に湾曲された濾過体7
の両端A′−K′およびA−Kを互いに樹脂材料の
保持部8で結合する。
り、一端の幅寸法が短く他端の幅寸法が長い台形
型の板体である。この台形型濾材5を、その前記
一端と前記他端との間で折り返し幅を一定にして
第1図に示すB−B′,C−C′,……,K−K′の
折り返し線でひだ折りすると、第2図の如く濾材
5の両端間で連続した頂部列と底部列とが複数形
成された断面波形部を持つた濾材6が得られる。
この濾材6を第3図のごとく、第2図のひだ折り
濾材6のひだ折り面積が小さい即ち幅寸法の短い
面A−A′,B−B′を内周側にし幅寸法の長いJ
−J′,K−K′を外周側にしてリング状に湾曲す
る。その後、このリング状に湾曲された濾過体7
の両端A′−K′およびA−Kを互いに樹脂材料の
保持部8で結合する。
これにより、第3図のごとく、個々の平面形状
がリング状の多数の断面波形部7aが中心から外
方へ向かつて互いに隔置された状態で連続して並
んだ、リング状に湾曲された濾過体7が得られ
る。この濾過体7は本発明濾過エレメントの基本
構成である。なお、前記保持部8は前記多数の断
面波形部7aのリング状形状を保持するためのも
のである。
がリング状の多数の断面波形部7aが中心から外
方へ向かつて互いに隔置された状態で連続して並
んだ、リング状に湾曲された濾過体7が得られ
る。この濾過体7は本発明濾過エレメントの基本
構成である。なお、前記保持部8は前記多数の断
面波形部7aのリング状形状を保持するためのも
のである。
本実施例の濾過エレメントでは上述の第3図の
基本構成の濾過体7に対し、第4図のごとく、上
記樹脂製保持部8の樹脂成形時に中心部21およ
びリング状支持部22を濾過体7に一体成形した
ものである。
基本構成の濾過体7に対し、第4図のごとく、上
記樹脂製保持部8の樹脂成形時に中心部21およ
びリング状支持部22を濾過体7に一体成形した
ものである。
具体的な構成について述べると、多数の平面リ
ング状の断面波形部7aの最内周部に中心部21
が、その最外周部に支持部22が設けてある。ま
た、上記保持部8は筋状の形状を有していて多数
の断面波形部7aの上記最内周部と上記最外周部
との間を架橋しながら上記中心部21および支持
部22に接している。また、この保持部8は第4
図から明白なように多数の断面波形部7aの隣合
う間に位置している。
ング状の断面波形部7aの最内周部に中心部21
が、その最外周部に支持部22が設けてある。ま
た、上記保持部8は筋状の形状を有していて多数
の断面波形部7aの上記最内周部と上記最外周部
との間を架橋しながら上記中心部21および支持
部22に接している。また、この保持部8は第4
図から明白なように多数の断面波形部7aの隣合
う間に位置している。
上記保持部8、中心部21、および支持部22
はポリウレタン等の弾性エラストマーで例えば構
成されており、濾過体7に結合している。濾過エ
レメント70の中心部21は、第3図の濾過体7
の最内周部における断面波形部7aの端部を第5
図のごとく埋設しており、その中心部21の両端
は例えば第5図のごとくシール部21a,21b
としてある。
はポリウレタン等の弾性エラストマーで例えば構
成されており、濾過体7に結合している。濾過エ
レメント70の中心部21は、第3図の濾過体7
の最内周部における断面波形部7aの端部を第5
図のごとく埋設しており、その中心部21の両端
は例えば第5図のごとくシール部21a,21b
としてある。
一方、濾過エレメント70のリング状支持部2
2は、第5図のごとく、第3図の濾過体7の最外
周部における断面波形部7aの端部に設けてあ
る。
2は、第5図のごとく、第3図の濾過体7の最外
周部における断面波形部7aの端部に設けてあ
る。
なお、本実施例においては、前記中心部21の
内側には、この中心部21の成形時に第6図に示
す、両端鍔付きの金属円筒プロテクタ23が埋設
されている。
内側には、この中心部21の成形時に第6図に示
す、両端鍔付きの金属円筒プロテクタ23が埋設
されている。
第4図および第5図から明らかなように、本実
施例の濾過エレメント70はその濾過体7(第3
図)の多数の断面波形部7aのうち保持部8、中
心部21、および支持部22が設けられていない
領域は濾過体7の周りに直接に露出した構成であ
ることが理解される。
施例の濾過エレメント70はその濾過体7(第3
図)の多数の断面波形部7aのうち保持部8、中
心部21、および支持部22が設けられていない
領域は濾過体7の周りに直接に露出した構成であ
ることが理解される。
ところで、第3図に示した濾過体7をそのまま
濾過エレメントとし、この場合の濾過エレメント
を、内燃機関用空気清浄器のケーシング内に支持
する構成を考えてみると、第3図の濾過体7自体
には何も支持構成が備えられていないため、第9
図〜第12図、第13図、ならびに第14図に示
すごとく支持構成が必要となる。
濾過エレメントとし、この場合の濾過エレメント
を、内燃機関用空気清浄器のケーシング内に支持
する構成を考えてみると、第3図の濾過体7自体
には何も支持構成が備えられていないため、第9
図〜第12図、第13図、ならびに第14図に示
すごとく支持構成が必要となる。
各支持構成について説明すると、まず第9図〜
第12図においては、円筒部10a、リング状座
図10b、および放射状支持部10cより構成さ
れた樹脂または金属製のリング状受け枠10を用
い、この受け枠10に第9図のごとく濾過体7を
載置してある。また、受け枠10の外周には第1
1図の樹脂または金属製のリング状押え枠11が
そのリング状凹溝11aにより接着剤を介して結
合してある。この押え枠11の外周フランジ部1
1bにはゴム、樹脂の弾性を持つたリング状ガス
ケツト12が嵌着もしくは接着してある。また、
濾過体7の外周に押え枠11が接着してある。一
方、第12図に示す、3本の脚部13aの先端1
3cをケース15に溶接固定した支持枠13の円
板部13b上に前記受け枠10の円筒部10aを
支持し、かつ押え枠11のガスケツト12をキヤ
ツプ14とケース15との間に挟持してある。ま
た、ボルト17に受け枠10の穴10d、支持枠
13の穴13dを通し蝶ナツト18を締め付けて
ある。なお、図中16はリング状のガスケツト
(ゴム、樹脂)、19はキヤツプ14に設けたイン
レツトを各々示している。
第12図においては、円筒部10a、リング状座
図10b、および放射状支持部10cより構成さ
れた樹脂または金属製のリング状受け枠10を用
い、この受け枠10に第9図のごとく濾過体7を
載置してある。また、受け枠10の外周には第1
1図の樹脂または金属製のリング状押え枠11が
そのリング状凹溝11aにより接着剤を介して結
合してある。この押え枠11の外周フランジ部1
1bにはゴム、樹脂の弾性を持つたリング状ガス
ケツト12が嵌着もしくは接着してある。また、
濾過体7の外周に押え枠11が接着してある。一
方、第12図に示す、3本の脚部13aの先端1
3cをケース15に溶接固定した支持枠13の円
板部13b上に前記受け枠10の円筒部10aを
支持し、かつ押え枠11のガスケツト12をキヤ
ツプ14とケース15との間に挟持してある。ま
た、ボルト17に受け枠10の穴10d、支持枠
13の穴13dを通し蝶ナツト18を締め付けて
ある。なお、図中16はリング状のガスケツト
(ゴム、樹脂)、19はキヤツプ14に設けたイン
レツトを各々示している。
第13図は前記受け枠10の支持部10cが階
段状に形成してある場合を示しており、濾過体7
の支持構造は第9図と同じである。
段状に形成してある場合を示しており、濾過体7
の支持構造は第9図と同じである。
第14図の支持構造は、受け枠10の外周を延
長してその外縁にガスケツト12を設け、かつ受
け枠10の支持部10eを多孔構造とし、濾過体
7の内、外周を受け枠10に対しA、Bの位置で
接着したものである。
長してその外縁にガスケツト12を設け、かつ受
け枠10の支持部10eを多孔構造とし、濾過体
7の内、外周を受け枠10に対しA、Bの位置で
接着したものである。
以上の説明から理解されるごとく、第3図の基
本構成の濾過体7をそのまま濾過エレメントとし
た場合、その濾過体7をケースおよびキヤツプの
間で挟持し、支持するには受け枠10および押え
枠11を必要とし、部品点数の増大は避けられな
い。
本構成の濾過体7をそのまま濾過エレメントとし
た場合、その濾過体7をケースおよびキヤツプの
間で挟持し、支持するには受け枠10および押え
枠11を必要とし、部品点数の増大は避けられな
い。
これに対し、本実施例の第4図および第5図の
実施例においては、濾過エレメント70の最内周
部の断面波形部7aに中心部21、最外周部の断
面波形部7aに支持部22をそれぞれ一体に樹脂
成形してあるため、この中心部21、支持部22
を濾過エメレント70の支持構成とすることがで
きる。
実施例においては、濾過エレメント70の最内周
部の断面波形部7aに中心部21、最外周部の断
面波形部7aに支持部22をそれぞれ一体に樹脂
成形してあるため、この中心部21、支持部22
を濾過エメレント70の支持構成とすることがで
きる。
即ち、第8図に示すごとく、ケース15に第7
図に示す支持枠24(樹脂、金属)をその脚部2
4aを用いて固定する。一方、濾過エレメント7
0の中心部21の中心孔21cを支持枠24の案
内段部24bに位置決めし、この支持枠24の座
部24cに載置する。次に、濾過エレメント70
の外周囲の支持部22をキヤツプ14とケース1
5との間で挟持し、ボルト17を支持枠24の穴
24d、中心部21の中心孔21c、キヤツプ1
4の穴に通して蝶ナツト18を締め付ける。
図に示す支持枠24(樹脂、金属)をその脚部2
4aを用いて固定する。一方、濾過エレメント7
0の中心部21の中心孔21cを支持枠24の案
内段部24bに位置決めし、この支持枠24の座
部24cに載置する。次に、濾過エレメント70
の外周囲の支持部22をキヤツプ14とケース1
5との間で挟持し、ボルト17を支持枠24の穴
24d、中心部21の中心孔21c、キヤツプ1
4の穴に通して蝶ナツト18を締め付ける。
これにより、キヤツプ14が中心部21のシー
ル部21aに、支持枠24の座部24cが中心部
21のシール部21bに圧着し、シールが保たれ
る。また、濾過エレメント70の支持部22もキ
ヤツプ14、ケース15の間でシールされる。な
お、蝶ナツト18を締め付けた際の荷重は、濾過
エレメント70の中心部21内に埋設したプロテ
クタ23により支え、濾過エレメント70の変形
を防止している。
ル部21aに、支持枠24の座部24cが中心部
21のシール部21bに圧着し、シールが保たれ
る。また、濾過エレメント70の支持部22もキ
ヤツプ14、ケース15の間でシールされる。な
お、蝶ナツト18を締め付けた際の荷重は、濾過
エレメント70の中心部21内に埋設したプロテ
クタ23により支え、濾過エレメント70の変形
を防止している。
このように、本実施例によれば、濾過エレメン
ト70の中心部21によつて、濾過エレメント7
0の中心をキヤツプ14およびケース15内に支
持できるとともに、濾過エレメント70の中心に
非清浄空気がバイパスして流れないようその中心
を閉塞できる。
ト70の中心部21によつて、濾過エレメント7
0の中心をキヤツプ14およびケース15内に支
持できるとともに、濾過エレメント70の中心に
非清浄空気がバイパスして流れないようその中心
を閉塞できる。
一方、濾過エレメント70の支持部22によつ
て、濾過エレメント70の外周をキヤツプ14お
よびケース15内に支持できる。
て、濾過エレメント70の外周をキヤツプ14お
よびケース15内に支持できる。
従つて、本実施例の濾過エレメント70を用い
ることで、前述の第9図および第13図の受け枠
10、押え枠11を廃止でき、また第14図の受
け枠10を廃止できるため、部品点数の減少なら
びに組付工数の低減を図ることができる。
ることで、前述の第9図および第13図の受け枠
10、押え枠11を廃止でき、また第14図の受
け枠10を廃止できるため、部品点数の減少なら
びに組付工数の低減を図ることができる。
第15図および第16図は本発明濾過エレメン
トの他の実施例を示すものである。
トの他の実施例を示すものである。
この実施例においては、濾過エレメント70の
最内周部の断面波形部7aにリング状のシール機
能をもつた中心部25を設けたものである。この
実施例における支持構造の細部は上記第8図と基
本的に同じであるが、第8図における支持枠24
の高さ寸法を高くし、この支持枠24の案内段部
24bを上記中心部25の内側に位置決めし、か
つ中心部25のリング部25aを支持枠24の座
部24cで支えるのである。
最内周部の断面波形部7aにリング状のシール機
能をもつた中心部25を設けたものである。この
実施例における支持構造の細部は上記第8図と基
本的に同じであるが、第8図における支持枠24
の高さ寸法を高くし、この支持枠24の案内段部
24bを上記中心部25の内側に位置決めし、か
つ中心部25のリング部25aを支持枠24の座
部24cで支えるのである。
第17図は本発明濾過エレメントを燃料用清浄
器に適用した例を示すものであり、濾過エレメン
ト70の中心および外周に中心部27、支持部2
6をそれぞれ設け、ケーシング28、キヤツプ2
9を装着し、ケーシング28と濾過エレメント7
0の支持部26とを接着剤30で、また中心部2
7と濾過エレメント70とを更に接着剤31で接
着してある。
器に適用した例を示すものであり、濾過エレメン
ト70の中心および外周に中心部27、支持部2
6をそれぞれ設け、ケーシング28、キヤツプ2
9を装着し、ケーシング28と濾過エレメント7
0の支持部26とを接着剤30で、また中心部2
7と濾過エレメント70とを更に接着剤31で接
着してある。
この実施例によれば、濾過エレメント70の中
心が中心部27を介して閉塞されることになる。
心が中心部27を介して閉塞されることになる。
本発明における濾過エレメントを構成する濾過
体の基本構成は第1図〜第3図に示してあるが、
本発明の濾過エレメントを構成する濾過体の基本
構成は第18図〜第33図のごとく種々の変形が
可能である。
体の基本構成は第1図〜第3図に示してあるが、
本発明の濾過エレメントを構成する濾過体の基本
構成は第18図〜第33図のごとく種々の変形が
可能である。
各構成につき順次説明すると、まず第18図〜
第20図において、濾材5のa−a′乃至k−k′の
折り返し幅を他に比べて小さくしてひだ折りした
もので、第19図の如く、ひだ折りによる断面波
形部におけるa−b,a′−b′……i−j,i′−j′の
高さ寸法がk−l,k′−l……q−r,q′−r′に
より低くなる。この例も濾材6のひだ折り面積の
小さい側を内側にしてリング状にして、その両端
を樹脂材料よりなる保持部8によつて結合して濾
過体7としてある。
第20図において、濾材5のa−a′乃至k−k′の
折り返し幅を他に比べて小さくしてひだ折りした
もので、第19図の如く、ひだ折りによる断面波
形部におけるa−b,a′−b′……i−j,i′−j′の
高さ寸法がk−l,k′−l……q−r,q′−r′に
より低くなる。この例も濾材6のひだ折り面積の
小さい側を内側にしてリング状にして、その両端
を樹脂材料よりなる保持部8によつて結合して濾
過体7としてある。
第21図は第3図における濾過体7の濾材間に
波状のスペーサ9を配置して濾材間の密着を防止
したものである。
波状のスペーサ9を配置して濾材間の密着を防止
したものである。
第22図は第1図における濾材5の部分に波状
部5aをひだ山の1個置きに設けたものである。
この実施例においても第21図と同様に濾材間の
密着を防止することができる。
部5aをひだ山の1個置きに設けたものである。
この実施例においても第21図と同様に濾材間の
密着を防止することができる。
第23図は両端部を階段状に形成した濾材5を
示すものである。このような濾材5を用いること
によつても第3図のような基本構成の濾過体7を
製作できる。
示すものである。このような濾材5を用いること
によつても第3図のような基本構成の濾過体7を
製作できる。
第24図〜第25図では濾材5を円弧側面を有
した扇形形状としてある。この濾材5の短辺の円
弧の長さa−a′を第26図の濾過体7の内周の長
さとし、一方長辺の円弧の長さk−k′を濾過体7
の最外周の長さとし、この短辺a−a′と長辺k−
k′との間に等間隔で濾過体7の内径、外径から求
められる半径rを用いて円弧b−b′……j−j′を
筋付けする。この円弧b−b′……j−j′を屈曲し
て第25図の濾材6を得る。この濾材6の縁部a
……kをa′……k′にそれぞれ樹脂材料よりなる保
持部8で接合して第26図のごとく濾過体7を得
る。
した扇形形状としてある。この濾材5の短辺の円
弧の長さa−a′を第26図の濾過体7の内周の長
さとし、一方長辺の円弧の長さk−k′を濾過体7
の最外周の長さとし、この短辺a−a′と長辺k−
k′との間に等間隔で濾過体7の内径、外径から求
められる半径rを用いて円弧b−b′……j−j′を
筋付けする。この円弧b−b′……j−j′を屈曲し
て第25図の濾材6を得る。この濾材6の縁部a
……kをa′……k′にそれぞれ樹脂材料よりなる保
持部8で接合して第26図のごとく濾過体7を得
る。
このような基本構造における濾過体7において
は、その出発濾材5が扇形であり、かつ折り曲げ
部が円弧でしかもその円弧の線(例えばb−b′)
が濾材5の両縁と90゜の角度を形成しているため、
濾過体7の周長差がでないので、濾材5の材質と
して伸縮性のものを使用する必要がなく、濾紙、
不織布、フエルト等いずれも使用できる。なお、
第24図における各円弧a−a′……j−j′の筋付
けは、筋付けローラーを用いたり、あるいは熱加
圧等の方法で行う。
は、その出発濾材5が扇形であり、かつ折り曲げ
部が円弧でしかもその円弧の線(例えばb−b′)
が濾材5の両縁と90゜の角度を形成しているため、
濾過体7の周長差がでないので、濾材5の材質と
して伸縮性のものを使用する必要がなく、濾紙、
不織布、フエルト等いずれも使用できる。なお、
第24図における各円弧a−a′……j−j′の筋付
けは、筋付けローラーを用いたり、あるいは熱加
圧等の方法で行う。
第27図および第28図は第24図〜第26図
の変形例を示すものである。この変形例において
は、第27図のごとく、円弧間の幅、つまり折り
曲げ幅A−B,B−C……E−FをF−Gより短
くし、かつG−H,H−I……L−Kは先のA−
B,B−C……E−Fと同一寸法にしたものであ
る。
の変形例を示すものである。この変形例において
は、第27図のごとく、円弧間の幅、つまり折り
曲げ幅A−B,B−C……E−FをF−Gより短
くし、かつG−H,H−I……L−Kは先のA−
B,B−C……E−Fと同一寸法にしたものであ
る。
このような濾材5を用いると、第28図のごと
く、B−B′,D−D′,F−F′とH−H′,J−J′,
L−L′との間に段差を形成することができる。
く、B−B′,D−D′,F−F′とH−H′,J−J′,
L−L′との間に段差を形成することができる。
第29図および第30図は同じく第24図〜第
26図の変形例である。この例においては、第2
9図のごとく、l−m,n−o,p−q,r−
s,t−uを同じ長さとし、一方m−n,o−
p,q−r,s−t,u−vを同じ長さとしてか
つ上記l−m,n−o,p−q,r−s,t−u
より長くした濾材5を用いている。
26図の変形例である。この例においては、第2
9図のごとく、l−m,n−o,p−q,r−
s,t−uを同じ長さとし、一方m−n,o−
p,q−r,s−t,u−vを同じ長さとしてか
つ上記l−m,n−o,p−q,r−s,t−u
より長くした濾材5を用いている。
この濾材5を用いれば、第30図のごとく、濾
過体7の断面波形部7aの頂部列と底部列とが互
いに平行で、しかも濾過体7の軸線に対し下方に
傾斜することになる。
過体7の断面波形部7aの頂部列と底部列とが互
いに平行で、しかも濾過体7の軸線に対し下方に
傾斜することになる。
第31図は第24図の濾材5における各円弧の
長さを3/4にして構成した濾過エレメント7を示
す。この例においても保持部8、中心部21が設
けてある。
長さを3/4にして構成した濾過エレメント7を示
す。この例においても保持部8、中心部21が設
けてある。
本発明濾過エレメントの基本構成の出発素材と
しての濾材を第32図および第33図に示すごと
く伸縮性を有した材料で構成してもよい。
しての濾材を第32図および第33図に示すごと
く伸縮性を有した材料で構成してもよい。
即ち、第32図および第33図に示した濾材5
は表面に微細な「しわ」が形成されている。この
濾材を用いると、第3図のようにリング状に湾曲
する際、上記「しわ」が湾曲面で伸縮する。従つ
て、リング状に湾曲するときの半径の違いによる
周長の差を吸収でき、リング状に湾曲することが
極めて簡単になる。
は表面に微細な「しわ」が形成されている。この
濾材を用いると、第3図のようにリング状に湾曲
する際、上記「しわ」が湾曲面で伸縮する。従つ
て、リング状に湾曲するときの半径の違いによる
周長の差を吸収でき、リング状に湾曲することが
極めて簡単になる。
以上詳述した本発明の効果を列挙すると、次の
ごとくである。
ごとくである。
(a) 本発明の濾過エレメントによれば、そのリン
グ状濾過体の多数の断面波形部のうち最内側部
および最外側部にそれぞれ樹脂製中心部、樹脂
製支持部を設け、この前記多数の断面波形部の
うち前記最内側部と最外側部との間を架橋する
ように該多数の断面波形部に筋状の樹脂製保持
部を樹脂成形にて設け、該保持部によつて前記
濾過体の平面リング状の形状を保持したから、
濾過体の外方へ向かつて伸びる平面リング状の
多数の断面波形部はその形状から濾過体の軸方
向に撓み易いが、樹脂製中心部、支持部が多数
の断面波形部の最内側部、最外側部に設けられ
ていることと、この両側部の間をそれ自体が補
強材としての機能を有する樹脂成形の保持部が
架橋することとが相俟つて、前記断面波形部の
撓みを抑制することができる。
グ状濾過体の多数の断面波形部のうち最内側部
および最外側部にそれぞれ樹脂製中心部、樹脂
製支持部を設け、この前記多数の断面波形部の
うち前記最内側部と最外側部との間を架橋する
ように該多数の断面波形部に筋状の樹脂製保持
部を樹脂成形にて設け、該保持部によつて前記
濾過体の平面リング状の形状を保持したから、
濾過体の外方へ向かつて伸びる平面リング状の
多数の断面波形部はその形状から濾過体の軸方
向に撓み易いが、樹脂製中心部、支持部が多数
の断面波形部の最内側部、最外側部に設けられ
ていることと、この両側部の間をそれ自体が補
強材としての機能を有する樹脂成形の保持部が
架橋することとが相俟つて、前記断面波形部の
撓みを抑制することができる。
従つて、本発明濾過エレメントをその前記支
持部によりケース内に支持して流体を通過させ
る場合のように、その断面波形部が前述のよう
に元来濾過体の軸方向に撓み易いことに加え
て、濾過体の、流体通過抵抗の上昇に伴つて、
より一層軸方向への撓が発生し易いということ
に対して、本発明の前記中心部、支持部、保持
部の三者によりその撓みを弱める方向に効果的
に作用し、故に断面波形部の撓みが軽減され、
該断面波形部の撓みによる該波形部の変形、ひ
いては該波形部の損傷を回避できる。
持部によりケース内に支持して流体を通過させ
る場合のように、その断面波形部が前述のよう
に元来濾過体の軸方向に撓み易いことに加え
て、濾過体の、流体通過抵抗の上昇に伴つて、
より一層軸方向への撓が発生し易いということ
に対して、本発明の前記中心部、支持部、保持
部の三者によりその撓みを弱める方向に効果的
に作用し、故に断面波形部の撓みが軽減され、
該断面波形部の撓みによる該波形部の変形、ひ
いては該波形部の損傷を回避できる。
(b) また、本発明によれば、前記樹脂成形保持部
は、前記のように、中心部と支持部とが設けら
れている濾過体の断面波形部の最内側部と、最
外側部との間を架橋するように、該多数の断面
波形部に設けられている構成に加えて、該多数
の断面波形部の隣合う間に位置した構成を有し
ていることから、濾過エレメントの多数の断面
波形部の半径方向に作用する荷重に対して該保
持部で抗することができるとともに、該多数の
断面波形部の隣合う間の間隔を保持部により保
持でき、従つて該多数の断面波形部の半径方向
からの荷重による該断面波形部の変形、損傷、
断面波形部の互いの密着による濾過面積の減少
といつたことを回避できる。
は、前記のように、中心部と支持部とが設けら
れている濾過体の断面波形部の最内側部と、最
外側部との間を架橋するように、該多数の断面
波形部に設けられている構成に加えて、該多数
の断面波形部の隣合う間に位置した構成を有し
ていることから、濾過エレメントの多数の断面
波形部の半径方向に作用する荷重に対して該保
持部で抗することができるとともに、該多数の
断面波形部の隣合う間の間隔を保持部により保
持でき、従つて該多数の断面波形部の半径方向
からの荷重による該断面波形部の変形、損傷、
断面波形部の互いの密着による濾過面積の減少
といつたことを回避できる。
(c) 更に、本発明においては、濾過体における多
数の平面リング状の断面波形部の最内側部と最
外側部との間を架橋する保持部は筋状の形態で
あるから、保持部は前述の(a)、(b)の効果を奏し
ながらも、該多数の断面波形部に対する保持部
の占める割合を少なくでき、このため該濾過体
への流体の通過の妨げになることがほとんどな
く、流体の通過抵抗の上昇を回避できる。
数の平面リング状の断面波形部の最内側部と最
外側部との間を架橋する保持部は筋状の形態で
あるから、保持部は前述の(a)、(b)の効果を奏し
ながらも、該多数の断面波形部に対する保持部
の占める割合を少なくでき、このため該濾過体
への流体の通過の妨げになることがほとんどな
く、流体の通過抵抗の上昇を回避できる。
第1図〜第3図は本発明濾過エレメントの基本
構成であるリング状濾過体の製作過程を示す図
で、第1図は濾材の展開図、第2図は第1図の濾
材を屈曲した状態を示す斜視図、第3図はリング
状濾過体を示す斜視図、第4図は本発明濾過エレ
メントの一実施例を示す斜視図、第5図は第4図
の半断面図、第6図は第5図のプロテクタを示す
斜視図、第7図は第8図の支持枠を示す斜視図、
第8図は第4図および第5図の濾過エレメントの
支持構成を示す断面図、第9図〜第12図は濾過
エレメントの支持構成の比較例を示すもので、第
9図は全体の断面図、第10図は第9図の受け枠
を示す斜視図、第11図は第9図の押え枠を示す
斜視図、第12図は第9図の支持枠を示す斜視
図、第13図は第9図の比較例の変形を示す断面
図、第14図は濾過エレメントの支持構成の他の
比較例を示す断面図、第15図は本発明濾過エレ
メントの他の実施例を示す一部破断斜視図、第1
6図は第15図の要部断面図、第17図は本発明
の用途例を示す断面図、第18図〜第20図は本
発明における濾過エレメントの基本構成であるリ
ング状濾過体の他の例の製作過程を示す図で、第
18図は濾材の展開図、第19図は第18図の濾
材を屈曲した状態を示す斜視図、第20図はリン
グ状濾過体の他の例を示す斜視図、第21図およ
び第22図はリング状濾過体の他の例を示す斜視
図、第23図は第1図の濾材の他の例を示す斜視
図、第24図〜第26図は本発明の濾過エレメン
トの基本構成であるリング状濾過体の他の例の製
作過程を示す図で、第24図は濾材の展開図、第
25図は第24図の濾材を屈曲した状態を示す斜
視図、第26図はリング状濾過体を示す斜視図、
第27図および第28図は本発明の濾過エレメン
トの基本構成であるリング状濾過体の他の例の製
作過程を示す図で、第27図は濾材の展開図、第
28図はリング状濾過体を示す斜視図、第29図
および第30図は本発明の濾過エレメントの基本
構成であるリング状濾過体の他の例の製作過程を
示す図で、第29図は濾材の展開図、第30図は
リング状濾過体を示す斜視図、第31図は本発明
濾過エレメントの基本構成のリング状濾過体の他
の例を示す平面図、第32図は第1図の濾材の他
の例における要部を拡大して示す平面図、第33
図は第32図の断面図である。 5,6……濾材、7……リング状濾過体、8…
…保持部、21……中心部、22……支持部。
構成であるリング状濾過体の製作過程を示す図
で、第1図は濾材の展開図、第2図は第1図の濾
材を屈曲した状態を示す斜視図、第3図はリング
状濾過体を示す斜視図、第4図は本発明濾過エレ
メントの一実施例を示す斜視図、第5図は第4図
の半断面図、第6図は第5図のプロテクタを示す
斜視図、第7図は第8図の支持枠を示す斜視図、
第8図は第4図および第5図の濾過エレメントの
支持構成を示す断面図、第9図〜第12図は濾過
エレメントの支持構成の比較例を示すもので、第
9図は全体の断面図、第10図は第9図の受け枠
を示す斜視図、第11図は第9図の押え枠を示す
斜視図、第12図は第9図の支持枠を示す斜視
図、第13図は第9図の比較例の変形を示す断面
図、第14図は濾過エレメントの支持構成の他の
比較例を示す断面図、第15図は本発明濾過エレ
メントの他の実施例を示す一部破断斜視図、第1
6図は第15図の要部断面図、第17図は本発明
の用途例を示す断面図、第18図〜第20図は本
発明における濾過エレメントの基本構成であるリ
ング状濾過体の他の例の製作過程を示す図で、第
18図は濾材の展開図、第19図は第18図の濾
材を屈曲した状態を示す斜視図、第20図はリン
グ状濾過体の他の例を示す斜視図、第21図およ
び第22図はリング状濾過体の他の例を示す斜視
図、第23図は第1図の濾材の他の例を示す斜視
図、第24図〜第26図は本発明の濾過エレメン
トの基本構成であるリング状濾過体の他の例の製
作過程を示す図で、第24図は濾材の展開図、第
25図は第24図の濾材を屈曲した状態を示す斜
視図、第26図はリング状濾過体を示す斜視図、
第27図および第28図は本発明の濾過エレメン
トの基本構成であるリング状濾過体の他の例の製
作過程を示す図で、第27図は濾材の展開図、第
28図はリング状濾過体を示す斜視図、第29図
および第30図は本発明の濾過エレメントの基本
構成であるリング状濾過体の他の例の製作過程を
示す図で、第29図は濾材の展開図、第30図は
リング状濾過体を示す斜視図、第31図は本発明
濾過エレメントの基本構成のリング状濾過体の他
の例を示す平面図、第32図は第1図の濾材の他
の例における要部を拡大して示す平面図、第33
図は第32図の断面図である。 5,6……濾材、7……リング状濾過体、8…
…保持部、21……中心部、22……支持部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外方へ向かつて伸びる平面リング状の形状を
有する多数の断面波形部を備えたリング状濾過体
と、 該リング状濾過体の前記多数の断面波形部のう
ち最内側部の断面波形部に設けられた樹脂製中心
部と、 前記リング状濾過体の前記多数の断面波形部の
うち最外側部の断面波形部に設けられた樹脂製支
持部と、 前記リング状濾過体の前記多数の断面波形部の
うち前記最内側部と前記最外側部との間を架橋す
るようにかつ該多数の断面波形部の隣合う間に位
置するように該多数の断面波形部に樹脂成形にて
設けられていて前記リング状濾過体の平面リング
状の形状を保持する筋状の樹脂製保持部、 とを具備することを特徴とする濾過エレメント。 2 前記筋状の保持部が前記中心部と前記支持部
とに接していることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の濾過エレメント。 3 前記保持部、前記中心部、および前記支持部
が樹脂成形により前記リング状濾過体に一体に結
合していることを特徴とする特許請求の範囲第2
項記載の濾過エレメント。 4 前記リング状濾過体は、一端が短く他端が長
い板状の濾材を前記一端と前記他端との間で断面
波形状に屈曲するとともに、この屈曲された前記
濾材を、前記一端を内側、前記他端を外側にして
平面リング状に湾曲しその湾曲端どうしを結合す
ることにより構成されていることを特徴とする特
許請求の範囲第1項ないし第3項中の1項に記載
の濾過エレメント。 5 前記濾材の前記湾曲端どうしが前記保持部で
結合されていることを特徴とする特許請求の範囲
第4項記載の濾過エレメント。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56027242A JPS57140617A (en) | 1981-02-25 | 1981-02-25 | Fluid purifier |
DE8282300832T DE3271301D1 (en) | 1981-02-23 | 1982-02-18 | Fluid cleaner systems |
DE8484103845T DE3280289D1 (de) | 1981-02-23 | 1982-02-18 | Filterelement fuer fluidumreinigungssysteme. |
EP82300832A EP0059562B1 (en) | 1981-02-23 | 1982-02-18 | Fluid cleaner systems |
EP84103845A EP0152513B1 (en) | 1981-02-23 | 1982-02-18 | Filter element for fluid cleaner systems |
US06/350,147 US4498989A (en) | 1981-02-23 | 1982-02-19 | Fluid filter element and support |
US06/350,146 US4430223A (en) | 1981-02-25 | 1982-02-19 | Filter element for filtering fluid and method of producing same |
PH26905A PH20278A (en) | 1981-02-25 | 1982-02-24 | Filter element for filtering fluid and method of producing same |
DE8282101410T DE3265515D1 (en) | 1981-02-25 | 1982-02-24 | Filter element for filtering fluid |
EP82101410A EP0058994B1 (en) | 1981-02-25 | 1982-02-24 | Filter element for filtering fluid |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56027242A JPS57140617A (en) | 1981-02-25 | 1981-02-25 | Fluid purifier |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62160566A Division JPS631409A (ja) | 1987-06-27 | 1987-06-27 | 濾過エレメント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57140617A JPS57140617A (en) | 1982-08-31 |
JPH0288B2 true JPH0288B2 (ja) | 1990-01-05 |
Family
ID=12215603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56027242A Granted JPS57140617A (en) | 1981-02-23 | 1981-02-25 | Fluid purifier |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57140617A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5874122A (ja) * | 1981-10-28 | 1983-05-04 | Nippon Denso Co Ltd | 濾過エレメント組立体 |
JPS57147419A (en) * | 1981-03-06 | 1982-09-11 | Nippon Denso Co Ltd | Filter body |
JPS6012113A (ja) * | 1983-07-02 | 1985-01-22 | Nippon Denso Co Ltd | 流体用濾過体 |
JPH0231133Y2 (ja) * | 1984-12-29 | 1990-08-22 | ||
JPS6279827A (ja) * | 1985-10-03 | 1987-04-13 | Toyo Roki Seizo Kk | エア−クリ−ナエレメント |
JPS63310617A (ja) * | 1987-06-11 | 1988-12-19 | Nippon Denso Co Ltd | 流体用濾過体 |
DE102022106562A1 (de) * | 2022-03-21 | 2023-09-21 | Mann+Hummel Gmbh | Filterelement und Filtersystem |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1012534A (en) * | 1964-03-03 | 1965-12-08 | Flodins Industri Ab | Method of and apparatus for the manufacture of aerosol filters |
GB1331175A (en) * | 1970-12-31 | 1973-09-26 | Ford Motor Co | Air cleaner |
JPS50133663A (ja) * | 1974-04-10 | 1975-10-23 | ||
JPS5289869A (en) * | 1976-01-21 | 1977-07-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Dust filter |
-
1981
- 1981-02-25 JP JP56027242A patent/JPS57140617A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1012534A (en) * | 1964-03-03 | 1965-12-08 | Flodins Industri Ab | Method of and apparatus for the manufacture of aerosol filters |
GB1331175A (en) * | 1970-12-31 | 1973-09-26 | Ford Motor Co | Air cleaner |
JPS50133663A (ja) * | 1974-04-10 | 1975-10-23 | ||
JPS5289869A (en) * | 1976-01-21 | 1977-07-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Dust filter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57140617A (en) | 1982-08-31 |
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