JPH028599B2 - - Google Patents
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- JPH028599B2 JPH028599B2 JP23919984A JP23919984A JPH028599B2 JP H028599 B2 JPH028599 B2 JP H028599B2 JP 23919984 A JP23919984 A JP 23919984A JP 23919984 A JP23919984 A JP 23919984A JP H028599 B2 JPH028599 B2 JP H028599B2
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- JP
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- metal plate
- adhesive
- thin metal
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- cutout
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- Expired
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 19
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は金属板の表面に凹凸模様のついた装
飾板を製造する方法に関するものである。
飾板を製造する方法に関するものである。
従来、金属板の表面に凹凸模様を加工する方法
の一つに、エツチング加工法がある。これは、例
えば社団法人金属表面技術協会編「金属表面技術
便覧(新版)」(昭38−6−15)日刊工業新聞社
p.221〜230に示されるもので、金属板の表面に
0.1〜0.2mm程度の深さの溝を化学腐食により形成
して、所要の凹凸模様の装飾板が作られる。
の一つに、エツチング加工法がある。これは、例
えば社団法人金属表面技術協会編「金属表面技術
便覧(新版)」(昭38−6−15)日刊工業新聞社
p.221〜230に示されるもので、金属板の表面に
0.1〜0.2mm程度の深さの溝を化学腐食により形成
して、所要の凹凸模様の装飾板が作られる。
また、圧延ローラに模様を設けて、これを金属
板上に押圧し、金属板上に凹凸模様を加工するエ
ンボス法も用いられる。
板上に押圧し、金属板上に凹凸模様を加工するエ
ンボス法も用いられる。
上述のような従来の装飾板の製造方法のエツチ
ング加工法には、加工液の準備、同一加工液での
まとめ加工のための作業時期調整等により長い工
期となり勝ちであること、化学的腐食を原理とす
るため排液処理に伴つて公害発生の虞れがあり、
その完全処理にはぼう大な費用を必要とすること
等の問題点がある。
ング加工法には、加工液の準備、同一加工液での
まとめ加工のための作業時期調整等により長い工
期となり勝ちであること、化学的腐食を原理とす
るため排液処理に伴つて公害発生の虞れがあり、
その完全処理にはぼう大な費用を必要とすること
等の問題点がある。
また、エンボス法には、模様深さが浅く、特に
厚い金属板には不向きであること、模様の縁部が
丸くなり、尖鋭的な模様を形成できないこと等の
問題点がある。
厚い金属板には不向きであること、模様の縁部が
丸くなり、尖鋭的な模様を形成できないこと等の
問題点がある。
この発明は上記問題点を解決するためになされ
たもので、公害の発生しない加工作業ができ、し
かも短時間で金属板に凹凸模様の加工ができる装
飾板の製造方法を提供することを目的とする。
たもので、公害の発生しない加工作業ができ、し
かも短時間で金属板に凹凸模様の加工ができる装
飾板の製造方法を提供することを目的とする。
また、この発明の別の発明は、上記目的に加え
て以後の加工作業が良好にできる装飾板の製造方
法を提供することを目的とする。
て以後の加工作業が良好にできる装飾板の製造方
法を提供することを目的とする。
この発明に係る装飾板の製造方法は、金属板の
表面に接着剤を塗布して薄い金属板を接着し、こ
の接着剤の未硬化状態のとき薄い金属板をレーザ
光線で模様に沿つて切り抜き、その後上記切抜き
部を剥離するものである。
表面に接着剤を塗布して薄い金属板を接着し、こ
の接着剤の未硬化状態のとき薄い金属板をレーザ
光線で模様に沿つて切り抜き、その後上記切抜き
部を剥離するものである。
また、この発明の別の発明は、上記手順の後接
着剤の硬化を促進させるものである。
着剤の硬化を促進させるものである。
この発明による装飾板の製造方法においては、
薄い金属板が切り抜かれるので、薄い金属板の厚
さに相当する深さを持つ凹凸模様が形成される。
薄い金属板が切り抜かれるので、薄い金属板の厚
さに相当する深さを持つ凹凸模様が形成される。
また、この発明の別の発明においては、凹凸模
様形成後両金属板間の接着剤が硬化促進される。
様形成後両金属板間の接着剤が硬化促進される。
第1図及び第2図はこの発明の一実施例を示す
図である。
図である。
図中、1は厚い金属板で、この実施例では0.8
mm以上のステンレス鋼板が使われている。2は薄
い金属板で、この実施例では0.1〜0.3mmのステン
レス鋼板が用いられており、その表面は鏡面の場
合もある。2aは薄い金属板2の切抜き破面、2
bは破面2aによつて切り抜かれた切抜き部、2
cは切抜き部2b以外の薄い金属板2の残留部、
3は金属板1,2間に介在する接着剤、4はレー
ザガン移動装置5により移動しレーザ光線を発す
る200ワツト程度の小形レーザガンである。
mm以上のステンレス鋼板が使われている。2は薄
い金属板で、この実施例では0.1〜0.3mmのステン
レス鋼板が用いられており、その表面は鏡面の場
合もある。2aは薄い金属板2の切抜き破面、2
bは破面2aによつて切り抜かれた切抜き部、2
cは切抜き部2b以外の薄い金属板2の残留部、
3は金属板1,2間に介在する接着剤、4はレー
ザガン移動装置5により移動しレーザ光線を発す
る200ワツト程度の小形レーザガンである。
まず、厚い金属板1の表面に接着剤3が塗布さ
れ、その上に薄い金属板2が接着され、接着剤3
が硬化する前にレーザ光線による薄い金属板2の
切り抜き作業が行われる。すなわち、小形レーザ
ガン4の移動により、薄い金属板2には模様に沿
つて破面2aが形成され、切抜き部2bが切り抜
かれ、続いてこの切抜き部2bが剥離除去され
る。これで、凹凸模様を持つ装飾板が得られる。
れ、その上に薄い金属板2が接着され、接着剤3
が硬化する前にレーザ光線による薄い金属板2の
切り抜き作業が行われる。すなわち、小形レーザ
ガン4の移動により、薄い金属板2には模様に沿
つて破面2aが形成され、切抜き部2bが切り抜
かれ、続いてこの切抜き部2bが剥離除去され
る。これで、凹凸模様を持つ装飾板が得られる。
このようにして、薄い金属板2だけを切り抜け
ばよいので、厚い金属板を切り抜く場合のレーザ
装置に比べ、数分の一の価格の安価な小形レーザ
装置で済み、経済的であり、切断粉も少ない。ま
た、レーザ光線を使用しているので、エツチング
加工法と異なり加工液の公害処理装置は不要であ
る。更に、エツチング加工法における加工液の準
備、同一加工液で被加工物をまとめて加工するた
めの作業時期調整が不要となり、短納期加工が可
能となる。
ばよいので、厚い金属板を切り抜く場合のレーザ
装置に比べ、数分の一の価格の安価な小形レーザ
装置で済み、経済的であり、切断粉も少ない。ま
た、レーザ光線を使用しているので、エツチング
加工法と異なり加工液の公害処理装置は不要であ
る。更に、エツチング加工法における加工液の準
備、同一加工液で被加工物をまとめて加工するた
めの作業時期調整が不要となり、短納期加工が可
能となる。
また、切抜き部2bを剥離した後、接着剤3を
硬化促進させれば、以後の工程の曲げ加工や寸法
調整切断加工が良好にできる。
硬化促進させれば、以後の工程の曲げ加工や寸法
調整切断加工が良好にできる。
以上述べたとおりこの発明では、金属板の表面
に接着剤を塗布して薄い金属板を接着し、この接
着剤の未硬化状態のとき薄い金属板をレーザ光線
で模様に沿つて切り抜き、その後上記切抜き部を
剥離するようにしたので、安価なレーザ装置によ
り公害の発生しない加工作業ができ、しかも短時
間で金属板に凹凸模様の加工をすることができる
効果がある。
に接着剤を塗布して薄い金属板を接着し、この接
着剤の未硬化状態のとき薄い金属板をレーザ光線
で模様に沿つて切り抜き、その後上記切抜き部を
剥離するようにしたので、安価なレーザ装置によ
り公害の発生しない加工作業ができ、しかも短時
間で金属板に凹凸模様の加工をすることができる
効果がある。
また、この発明の別の発明では、切抜き部を剥
離した後、接着剤を硬化促進させるようにしたの
で、以後の加工作業が良好にできる効果がある。
離した後、接着剤を硬化促進させるようにしたの
で、以後の加工作業が良好にできる効果がある。
第1図はこの発明による装飾板の製造方法の一
実施例を示す図で、第2図の−線断面図、第
2図は第1図の薄い金属板の平面図である。 図中、1は厚い金属板、2は薄い金属板、2b
は切抜き部、3は接着剤、4は小形レーザガンで
ある。なお、図中同一符号は同一部分を示す。
実施例を示す図で、第2図の−線断面図、第
2図は第1図の薄い金属板の平面図である。 図中、1は厚い金属板、2は薄い金属板、2b
は切抜き部、3は接着剤、4は小形レーザガンで
ある。なお、図中同一符号は同一部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 金属板の表面に接着剤を塗布してその上に薄
い金属板を接着する第1の工程と、上記接着剤の
未硬化状態のとき上記薄い金属板をレーザ光線で
模様に沿つて切り抜く第2の工程と、この第2の
工程の終了後上記接着剤が未硬化状態の間に上記
切り抜き部を剥離する第3の工程とからなる装飾
板の製造方法。 2 金属板の表面に接着剤を塗布してその上に薄
い金属板を接着する第1の工程と、上記接着剤の
未硬化状態のとき上記薄い金属板をレーザ光線で
模様に沿つて切り抜く第2の工程と、この第2の
工程の終了後上記接着剤が未硬化状態の間に上記
切り抜き部を剥離する第3の工程と、この第3の
工程の後上記接着剤の硬化を促進させる第4の工
程とからなる装飾板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23919984A JPS61116600A (ja) | 1984-11-13 | 1984-11-13 | 装飾板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23919984A JPS61116600A (ja) | 1984-11-13 | 1984-11-13 | 装飾板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61116600A JPS61116600A (ja) | 1986-06-04 |
JPH028599B2 true JPH028599B2 (ja) | 1990-02-26 |
Family
ID=17041198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23919984A Granted JPS61116600A (ja) | 1984-11-13 | 1984-11-13 | 装飾板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61116600A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0512212Y2 (ja) * | 1986-06-06 | 1993-03-29 |
-
1984
- 1984-11-13 JP JP23919984A patent/JPS61116600A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61116600A (ja) | 1986-06-04 |
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