JPH028587Y2 - - Google Patents

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JPH028587Y2
JPH028587Y2 JP5179786U JP5179786U JPH028587Y2 JP H028587 Y2 JPH028587 Y2 JP H028587Y2 JP 5179786 U JP5179786 U JP 5179786U JP 5179786 U JP5179786 U JP 5179786U JP H028587 Y2 JPH028587 Y2 JP H028587Y2
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cutting
lead
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はリード端子のカツターに係り、更に詳
しくはリードフレーム状に形成されたハイブリツ
ドIC等のICのリード端子の下部左右面を切断し、
半導体や集積回路を帯状部から独立せしめる為の
カツターであつて、リード端子のカツト面をV字
状又はU字状等の突状にカツトすることができる
ようにしたリード端子のカツターに関する。
〔従来の技術〕
周知の通り、ハイブリツドIC等を製造する場
合、帯状部に複数のICをリードフレーム状に形
成することが広く行われている。このようにリー
ドフレーム状に形成されたICは最終工程に於い
て、リード端子の下部左右面をカツターによつて
カツトされて、帯状部から分離独立される。
このようにリード端子の下部左右面をカツトす
る為のカツターは、従来第11図〜第13図に示
すように構成されている。即ち、従来のカツター
1′は一方と他方の左右一対の刃体2′,3′によ
つて構成され、一方の刃体2′を固定刃とすると
共に、他方の刃体3′を可動刃としており、固定
刃と可動刃の間にリード端子4′を位置せしめた
後に、可動刃3′を固定刃2′側に動かして、固定
刃2′の先端部に形成されたカツト刃5′と可動刃
3′の先端部に形成されたカツト刃6′によつてリ
ード端子4′……をカツトするようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このようにしてリード端子の下部左右面をカツ
トして、IC等ワーク7′を帯状部8′から分離独
立するようにしているものであるが、従来のカツ
ター1′は一方と他方の刃体2′,3′上に形成さ
れたカツト刃5′,6′は直線状に形成されている
ので、次のような不具合又は解決すべき問題点を
内在している。
即ち、イ、カツト刃5′,6′が直線状に形成さ
れているのでリード端子下端部のカツト面が左右
方向に直線状になる。リード端子はソケツトや基
板に差し込むものであるので、ロ、カツト面がこ
のように直線状にカツトされていると、ソケツト
や基板上の差込口9′……に差し込みにくく、差
し込み位置が少しずれただけでもリード端子を折
り曲げてしまい、歩留りが低下してしまう等であ
る。
本考案は述上の点に鑑み成されたものでありそ
の目的とする所は、リード端子のカツト面を下
方に向いて突出するV字状又はU字状に形成する
ことができ、これによつてソケツトや基板に対
する差し込みを容易に行うことができて、差し込
み作業効率を向上させることができ、又差し込
み作業時にリード端子を折り曲げてしまうような
事故を減らすことができ、特にリード端子の左
右面の中心に対して、V字状又はU字状を左右対
称に形成するようにカツトすることができるリー
ド端子のカツターを提供するにある。
〔問題点を解決する為の手段〕
本考案は上記目的を達成する為に次の技術的手
段を有する。即ち、実施例に対応する添付図面に
使用した符号を用いて説明すると、リード端子の
下部左右面を、左右一対の一方の刃体と他方の刃
体によつてカツトするようにしたリード端子のカ
ツターに於いて、上記一方の刃体2は1つのカツ
ト刃7に着目した場合、V字状又はU字状の谷状
に形成され、その左右に位置するテーパー状の呼
び込み面9,10に挟まれた空間は、リード端子
5を上記カツト刃7に正しく位置決めする為の位
置決め空間11として形成されており、他方の刃
体3の1つのカツト刃13は、上記一方の刃体に
形成されたV字状又はU字状等の谷状に形成され
たカツト刃7に対応した形状の突状に形成されて
いるリード端子のカツターである。
〔作用〕
本考案は上記技術手段より成るので、一方の刃
体2と他方の刃体3の間にリード端子5……が位
置せしめられると次のようにしてこのリード端子
5……をカツトする。即ち、一方の刃体2と他方
の刃体3の間にリード端子5……が位置せしめら
れると、一方の刃体2が他方の刃体側に移動して
いき、リード端子5……を他方の刃体3に形成さ
れているカツター刃13……に押し付ける。一方
の刃体のカツター刃の左右にはテーパ状の呼び込
み面9,10が形成されており、これら呼び込み
面9,10に挟まれた空間はリード端子5……を
カツト刃7……に正しく位置決めする為の位置決
め空間11……として形成されているので、上記
リード端子5……は、一方の刃体2が他方の刃体
3に向つて進行していく間に位置決め空間11…
…内に入つていき、一方の刃体3上に形成された
カツト刃7……の前面に正しく位置決めされる。
このようにリード端子5……をカツト刃7……の
前面に正しく位置決めした後も、上記一方の刃体
2は、他方の刃体3側に進行せしめられ、他方の
刃体3上に形成されている、V字状又はU字状の
突状に形成されているカツト刃13……が、一方
の刃体2に形成されているカツト刃7……内に進
入していき、リード端子5……の下部左右面12
……をカツトする。リード端子5……の下部左右
面12……はこのようにしてカツトされるので、
カツト面8はV字状又はU字状の突状にカツトさ
れる。そして、リード端子5……を常に正しく位
置決めしてカツトするので、カツト面8……を正
しいV字状又はU字状等の突状にカツトすること
ができる。
〔実施例〕
次に添付図面第1図〜第10図に従い本考案の
好適な実施例を詳述する。
図中1はリード端子のカツターを示し、一方の
刃体2と他方の刃体3より成り、リードフレーム
状に形成された半導体や集積回路等のワーク4の
リード端子5の下部左右面をカツトして、ワーク
4を帯状部6から分離独立させる為のものであ
る。
上記一方の刃体2には所定ピツチで複数のカツ
ト刃7……が形成されている。これらカツト刃7
……はリード端子5のカツト面8をV字状又はU
字状等の谷状に形成する為にV字状又はU字状の
谷状に形成されている。このような形状に形成さ
れた各々のカツト刃7の左右には呼び込み面9,
10が形成されている。これら呼び込み面9,1
0は上記カツト刃7の前面にリード端子5を正し
く位置せしめる為に形成されているものであり、
これらの呼び込み面9,10に挟まれた空間は、
リード端子5をカツト刃7の前面に正しく位置せ
しめる為の位置決め空間11と成されている。呼
び込み面9,10はそれぞれテーパ状に形成され
ており、その奥部に位置する上記位置決め空間1
1内に、リード端子5を入れやすくなつている。
他方の刃体3は、上記一方の刃体2と協働して
リード端子5の下部左右面12をカツトする為の
ものであり、従つてこの他方の刃体3には一方の
刃体2上に形成されたカツト刃7……と同じ数の
カツト刃13……が形成されている。そして、こ
れらカツト刃13……の各々の形状は一方の刃体
2に形成されたカツト刃7の形状に対応する形状
に形成されている。即ち、基体3aの下面をV字
状又はU字状に突出させてカツト刃13……を形
成したものである。
一方と他方の刃体2,3は上記のように形成さ
れているものであり、これら一方と他方の刃体
2,3の間にワーク4が位置せしめられた時に、
いずれか一方の刃体が図示せざる進出手段によつ
て、他の刃体側に進出してリード端子5……の下
部左右面12をカツトするものであり、本実施例
に於いては一方の刃体2を他方の刃体3に向けて
進出させるようにした例を示している。
次に上記実施例の動作を説明する。
この実施例のカツター1は上記のように構成さ
れているものであるから、リードフレーム状に形
成されたワーク4が一方と他方の刃体2,3間に
位置せしめられると、一方の刃体2が第7図中矢
示14で示すように、他方の刃体3側に進出して
いく。この一方の刃体2には複数のカツト刃7…
…が形成されており、これらのカツト刃7……が
それぞれワーク4のリード端子5……の下部左右
面12……をカツトする。このようにしてカツト
するものであるから、正しくカツトする為には、
カツト時に各リード端子5……をそれぞれのカツ
ト刃7,13の間に正しく位置決めすることが重
要である。本件のカツターの場合には、一方の刃
体2に形成されたカツト刃7……の前面に位置決
め空間11……が形成されているので、リード端
子5……をこれらの位置決め空間11内に入れる
ことによつて、リード端子5……を正しいカツト
位置に位置決めすることができる。このように、
リード端子5……を位置決め空間11……内に入
れて、正しく位置決めすることができるものであ
るが、リード端子5……を位置決め空間11……
内に入れることができない場合には正確なカツト
を行うことができない。
本件のカツターの場合には、一方の刃体2に形
成した位置決め空間11……の左右に、テーパー
状に形成された呼び込み面9,10が形成されて
いるので、一方の刃体2が矢示14のように他方
の刃体3側に進んでいく間に、リード端子5……
を呼び込み面9,10の案内によつて位置決め空
間11……内に確実に入れることができる。リー
ド端子5……を位置決め空間11……内に位置決
めした状態を第8図に示している。一方の刃体2
は上記のようにしてリード端子5……を位置決め
空間11……内に入れた後に、他方の刃体3側に
更に進行する。そして、一方の刃体2に形成され
た各カツト刃7……内に、他方の刃体3上に形成
されているカツト刃13……が進入し、これらカ
ツト刃7,13間に位置せしめられているリード
端子5……の下部左右面12をカツトする。上記
カツト刃7は前記したようにV字状又はU字状で
ある谷状に形成され、且つカツト刃13は、カツ
ト刃7の谷状に対応する形状の突状に形成されて
いるので、このようにしてカツトされた時にリー
ド端子5……の各々のカツト面8……は第9図に
示すようにV字状又はU字状である突状にカツト
される。而も、各々のリード端子5……はカツト
時に位置決め空間11……内に入れられて正しく
位置決めされているので、カツト面の突状形状は
第10図に示すように中心線15に対して左右対
称形状にカツトされる。その為に、これらリード
端子5……を、基板16等の差し込み口17……
等へ差し込む時にこれを容易に行うことができ
る。従つて、差し込み時にリード端子5……の先
端部18が差し込み口17の角部17aに当接し
てしまい、リード端子5……を折り曲げてしまう
ような不具合が無い。
尚、本実施例に於いては一方の刃体2を可動刃
とし、他方の刃体3を固定刃とした例を示した
が、他方の刃体3を可動刃としてもよい。又、一
方と他方の刃体2,3にそれぞれ複数のカツト刃
7……と13……を形成した例を示したが、単数
のリード端子をカツトする為にそれぞれの刃体
2,3に単数のカツト刃を形成するようにしても
よい。
〔考案の効果〕
以上詳述した如く本考案は、リード端子のカ
ツターを構成する一方の刃体2に、V字状又はU
字状等の谷状形状のカツト刃7を形成すると共
に、他方の刃体3には、上記カツト刃7に対応し
た形状の突状のカツト刃13を形成したので、リ
ード端子5のカツト面8を下方に向いてV字状又
はU字状に突出する形状にカツトすることがで
き、これによつてリード端子5のソケツトや基
板16等の差し込み口17に対する差し込みが容
易となり、自動又は手作業による差し込み作業効
率を向上させることができ、又差し込み易いの
で、差し込み時にリード端子5を折り曲げてしま
うような事故を減らすことができ、そして特に
一方の刃体2に形成したカツト刃7の前面に位置
決め空間11を形成し、該位置決め空間11内に
リード端子5を入れて正しく位置決めしながらカ
ツトするようにしたので、カツト面8をリード端
子の左右面の中心線15に対して左右対称形状に
正しくカツトすることができると共に、位置決
め空間11の左右に、リード端子5を位置決め空
間11内に案内することができるテーパ状の呼び
込み面9,10を形成したので、リード端子5を
位置決め空間11内に入れることが容易なリード
端子のカツターを提供する等種々の利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
添付図面第1図〜第10図は本考案の実施例を
示し、第1図は平面図、第2図は第1図中P部の
拡大図、第3図は第2図中Q矢示から見た図、第
4図は第3図中R部分の拡大図、第5図は第1図
中X−X線に沿う部分断面図、第6図は第5図中
S部の拡大図、第7図は動作状態を示す部分斜視
図、第8図は位置決め空間内にリード端子が位置
している状態を示す図、第9図はワークの正面
図、第10図はリード端子を差し込み口に差し込
む状態を示す図、第11図〜第13図は従来技術
を示し、第11図は動作状態を示す斜視図、第1
2図は動作状態を示す側面図、第13図は差し込
む様子を示す図である。 尚、図中1……カツター、2……一方の刃体、
3……他方の刃体、5……リード端子、7……カ
ツト刃、9,10……呼び込み面、11……位置
決め空間、13……カツト刃、をそれぞれ示して
いる。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) リード端子の下部左右面を、左右一対の一方
    の刃体と他方の刃体によつてカツトするように
    したリード端子のカツターに於いて;上記一方
    の刃体2は1つのカツト刃7に着目した場合、
    V字状又はU字状の谷状に形成され、その左右
    に位置するテーパ状の呼び込み面9,10に挟
    まれた空間は、リード端子5を上記カツト刃7
    に正しく位置決めする為の位置決め空間11と
    して形成されており、他方の刃体3の1つのカ
    ツト刃13は、上記一方の刃体に形成されたV
    字状又はU字状に形成されたカツト刃7に対応
    した形状の突状に形成されていることを特徴と
    するリード端子のカツター。 (2) 上記カツト刃7,13は、一方の刃体2およ
    び他方の刃体3上にそれぞれ複数個形成されて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のリード端子のカツター。
JP5179786U 1986-04-07 1986-04-07 Expired JPH028587Y2 (ja)

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JPS62165029U JPS62165029U (ja) 1987-10-20
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