JPH0284B2 - - Google Patents

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JPH0284B2
JPH0284B2 JP60036043A JP3604385A JPH0284B2 JP H0284 B2 JPH0284 B2 JP H0284B2 JP 60036043 A JP60036043 A JP 60036043A JP 3604385 A JP3604385 A JP 3604385A JP H0284 B2 JPH0284 B2 JP H0284B2
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JP60036043A
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JPS61197007A (ja
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Fumio Okada
Nobuyuki Terae
Kyohiro Kondo
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Priority to US06/830,568 priority patent/US4741861A/en
Publication of JPS61197007A publication Critical patent/JPS61197007A/ja
Publication of JPH0284B2 publication Critical patent/JPH0284B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D19/00Degasification of liquids
    • B01D19/02Foam dispersion or prevention
    • B01D19/04Foam dispersion or prevention by addition of chemical substances
    • B01D19/0404Foam dispersion or prevention by addition of chemical substances characterised by the nature of the chemical substance
    • B01D19/0409Foam dispersion or prevention by addition of chemical substances characterised by the nature of the chemical substance compounds containing Si-atoms

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明はシリコーン消泡剤組成物、特には乳化
が容易で溶剤への分散性もよく、さらには激しい
撹拌下、アルカリ性条件下でも消泡能力が低下せ
ず、消泡持続性のよいシリコーン消泡剤組成物に
関するものである。 (従来の技術) 消泡剤についてはジメチルポリシロキサンを主
成分とするシリコーン系消泡剤が他種のものにく
らべてすぐれた性質を有していることから、化学
工業、食品工業、石油工業、織物工業などの分野
における破泡剤、抑泡剤として広く使用されてい
るが、このシリコーン系消泡剤も排水処理場のは
つ気槽やジエツト染色のように激しく撹拌される
系やアルカリ条件下では急速にその消泡性能が低
下し、消泡持続性の乏しいものになるという欠点
がある。 そのため、このシリコーン系消泡剤について
は、こゝに使用するシリカを予じめジメチルジク
ロロシランなどで処理して疎水化しておくという
方法(特公昭52−31836号公報参照)、シリカを窒
素含有有機けい素化合物で処理する方法(特公昭
51−35556号公報参照)などが提案されているが、
これはシリカの疎水化処理に長時間が必要とされ
るほか、処理設備が必要とされるという経済的な
不利がある。また、オルガノポリシロキサンにオ
ルガノハイドロジエンポリシロキサンとシリカお
よび触媒を添加してなるものも提案されている
(特開昭57−48307号公報参照)が、これには処理
工程中に水素ガスが発生するために引火爆発の危
険性があるほか、消泡持続性の効果も必ずしも満
足すべきものではないという不利がある。 また、このシリコーン系消泡剤についてはシリ
コーンオイルの粘度を上げて高分子量化すること
によつて消泡持続性を向上させるということが公
知とされているが、これは取扱いが困難で乳化も
難しいということから炭化水素系の有機溶剤に溶
解させた形で一部使用されているものの、溶剤タ
イプのために引火の危険性があり、使用範囲も非
水系に限定されるという不利がある。 (発明の構成) 本発明はこのような不利を解決したシリコーン
消泡剤組成物に関するものであり、これか(1)分子
鎖両末端がトリオルガノシリル基で封鎖された、
25℃における粘度が5〜2000cSであるジオルガ
ノポリシロキサン98〜20重量部、(2)分子鎖両末端
がビニルジオルガノシリル基で封鎖された、25℃
における粘度が20〜5000cSであるジオルガノポ
リシロキサン1〜60重量部、(3)分子鎖両末端がハ
イドロジエンジオルガノシリル基で封鎖された、
25℃における粘度が20〜1000cSであるジオルガ
ノポリシロキサン1〜60重量部、(4)上記(1)、(2)お
よび(3)成分の合計量100重量部当り0.1〜40重量部
の一般式R1 aYbSi(ここにR1は炭素数1〜6の同
種または異種の非置換または置換1価炭化水素
基、Yは水酸基、炭素数1〜6のアルコキシ基、
アシロキシ基、アルケニルオキシ基から選択され
る基、a、bは1、2または3でa+b=4)で
示される有機けい素化合物、(5)上記(1)、(2)および
(3)成分の合計量100重量部当り1〜40重量部の微
粉末シリカ、(6)触媒量の白金系触媒とからなる組
成物を、40〜150℃の温度で加熱処理してなるこ
とを特徴とするものである。 すなわち、本発明者はエマルジヨン化のための
乳化が容易で、溶剤への分散性もよく、さらには
激しい撹拌下でも、またアルカリ性条件下でも消
泡性能のよいシリコーン消泡剤組成物の取得につ
いて種々検討した結果、消泡剤組成物を構成する
ジオルガノポリシロキサンを比較的低粘度のもの
とすればこれが容易に乳化されるし、乳化後にこ
のジオルガノポリシロキサンを付加反応させて高
分子量化させたものとすればエマルジヨンタイプ
の消泡剤も容易に得られること、この低粘度ジシ
ロキサン組成物を溶剤中に分散させてから付加反
応させると低粘度オイル中に高分子量のオイルが
分散したコンパウンドを得ることができ、これは
有機溶剤に対する分散が容易となるので溶剤型の
消泡剤も容易に得られるということを見出すと共
に、このようなジオルガノポリシロキサン組成物
に上記した第4成分、第5成分としての有機けい
素化合物、微粉末シリカを添加してなる消泡剤は
第4成分としての有機けい素化合物が第5成分で
ある微粉末シリカの表面に作用することにより、
ジオルガノポリシロキサンに対するウエツテイン
グ効果を示し、これにより密着性を増すために消
泡持続効果が高められるし、これを水素または非
水系に分散した時にはより細かな分散が可能とな
つて消泡持続性が向上されるので、激しい撹拌下
やアルカリ条件下でもすぐれた消泡効果を示し、
消泡持続性もよくなるということを確認し、これ
ら各成分の種類、配合量などについての研究を進
めて本発明を完成させた。 本発明の組成物を構成する第1成分としてのジ
オルガノポリシロキサンは、分子鎖両末端がトリ
オルガノシリル基で封鎖されたものとされるが、
これは一般式
【式】で示され、R2がメチ ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などのア
ルキル基、ビニル基、アリル基などのアルケニル
基、フエニル基基などのアリール基、これらの基
の炭素原子に結合した水素原子の1部または全部
がハロゲン原子、シアノ基などで置換されたクロ
ロメチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル
基、シアノプロピル基などのような同種または異
種の炭素数1〜6の非置換または置換の1価炭化
水素基から選択され、Cの平均値が1.9〜21とさ
れるものが適当であり、これにはジメチルポリシ
ロキサン、ジエチルポリシロキサン、メチルフエ
ニルポリシロキサン、ポリジメチル−ポリジフエ
ニルシロキサンコポリマー、ポリメチル−3,
3,3−トリフルオロプロピルシロキサン、ポリ
ジメチル−クロロプロピルメチルシロキサンなど
が例示されるが、消泡性および経済性からはジメ
チルポリシロキサン油が特に好ましいものとされ
る。また、このジオルガノポリシロキサンは後記
する第2成分と第3成分との付加反応生成物を分
散させる溶媒として作動するものであり、本発明
の消泡剤組成物を作業性よく、かつ分散性のよい
ものとすることから25℃における粘度が5〜
2000cSの比較的低粘度のものとする必要がある
が、このものの使用量は98重量部以上とすると目
的とする消泡持続性があまり発揮されず20%以下
とすると第2成分と第3成分との反応後の組成物
の粘度が高くなりすぎて作業性に困難が生じるの
で98〜20重量部の範囲とされる。 本発明の組成物を構成する第2成分としてのジ
オルガノポリシロキサンは分子鎖両末端がビニル
ジオルガノシリル基で封鎖された、例えば次式 で示され、R3はメチル基、エチル基、プロピル
基などのアルキル基、フエニル基、トリル基など
のアリール基、あるいはこれらの基の炭素原子に
結合した水素原子の一部または全部をハロゲン原
子などで置換した同一または異種の非置換または
置換1価炭化水素基、mは整数とされる、実質的
に直鎖状のものとされるが、このものは低粘度で
は高分子量化することが困難であるため持続性が
十分発揮されず、高粘度では上記成分との相溶性
がわるくなつて付加反応が十分に進行せず、また
これを乳化分散することが困難となるため、25℃
における粘度が20〜5000cSの範囲のものとする
必要がある。なお、このものの配合量は1重量部
以下では消泡持続性が十分に発揮されず、60重量
部以上では増粘して作業性に問題が生じるので1
〜60重量部の範囲とされる。 また、この組成物における第3成分としてのジ
オルガノポリシロキサンは分子鎖両末端がハイド
ロジエンジオルガノシリル基で封鎖された、例え
ば次式 で示され、このR4は上記したR3と同じ1価炭化
水素基で、nは整数とされる、実用的に直鎖状の
ものとされるが、これは低粘度では高分子量化が
困難となつて消泡持続性が十分に発揮できないも
のとなり、高粘度とすると上記成分との相溶性が
わるくなつて付加反応が十分進行せず、また乳化
分散も困難となるので25℃における粘度が20〜
1000cSのものとする必要がある。なお、このも
のの配合量はそれが1重量部以下では消泡持続性
が十分に発揮されず、60重量部以上では増粘して
作業性に問題が生じるので1〜60重量部の範囲と
すればよい。 つぎにこの組成物の第4成分とされる有機けい
素化合物は一般式R1 aYbSiで示され、このR1はメ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などの
アルキル基、シクロヘキシル基、シクロペンチル
基などのシクロアルキル基、ビニル基、アリル基
などのアルケニル基、フエニル基などのアリール
基、アラルキル基、あるいはこれらの基の炭素原
子に結合した水素原子の1部または全部をハロゲ
ン原子などで置換したクロロプロピル基、クロロ
フエニル基、テトラクロロフエニル基、トリフル
オロプロピル基などから選択される同種または異
種の炭素数が1〜6の非置換または置換の1価炭
化水素で、Yは水酸基、炭素数1〜6のアルコキ
シ基、アシロキシ基、アルケニルオキシ基から選
ばれる官能基で、具体的にはメトキシ基、エトキ
シ基、プロポキシ基、ブトキシ基、アセトキシ
基、プロペノキシ基などで例示される基であり、
a、bは1、2または3でa+b=4とされるも
ので、これには下記のような化合物が例示され
る。 CH3Si(OCH33、CH3Si(OC2H53、(CH32Si
(OCH32、(CH32Si(OC2H52 (C6H5CH2CH22Si(OH)2、CH3Si(OH)3
(CH32Si(OH)2、C6H5CH2CH2Si(OCH33
CH2=CHSi(OCH33、CH2ClCH2CH2Si
(OCH33、CH2=CHSi(OCH2CH2OCH33
CF3CH2CH2Si(OCH33、C4F9CH2CH2Si
(OH)3、(C4F9CH2CH22Si(OCH32、C8H17Si
(OCH33、(C2H53SiOH、 なお、この第4成分としての有機けい素化合物
は上記した第1〜第3成分からなるジオルガノポ
リシロキサン100重量部に対し0.1重量部以下では
所期の効果が得られず、40重量部以上とすると逆
にその消泡性がわるくなるので、0.1〜40重量部
とする必要があるが、これは好ましくは0.3〜10
重量部の範囲とすることがよい。 また、この第5成分としての微粉末シリカは従
来からシリカ系充てん剤として公知の乾式シリ
カ、湿式シリカのいずれであつてもよく、これに
は沈降シリカ、シリカキセロゲル、ヒユームドシ
リカおよびこれらの表面を有機シリル基で処理し
た処理シリカなどが挙げられ、具体的にはエロジ
ル(日本エアロジル社製商品名)、ニプシル(日
本シリカ社製商品名)、キヤボシル(米国キヤボ
ツト社製商品名)、サントセル(米国モンサント
ケミカル社製商品名)などが例示される。なお、
この微粉末シリカはBET法による比表面積が50
m2/g以上のものとすることがよく、これは前記
した第1〜第3成分からなるジオルガノポリシロ
キサン100重量部に対し、1重量部以下ではその
性能が十分発揮されず、40重量部以上とすると組
成物の粘度が増大して作業性がわるくなり、取扱
いが困難となるので1〜40重量部とすることが必
要とされ、好ましくは3〜20重量部とすることが
よい。 なお、この組成物における第6成分としての白
金系触媒は上記した第2成分と第3成分とを付加
反応させるための触媒とされるものであるが、付
加反応用触媒として公知のものでよく、これには
塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール化合物また
はアルデヒド化合物、塩化白金酸と各種オレフイ
ンとの錯塩など、また白金黒あるいはシリカなど
に白金を担持させたものなどが例示されるが、こ
の配合量は上記した第1〜第3成分からなるジオ
ルガノポリシロキサン100重量部に対し白金量と
して0.1ppm以上、好ましくは1〜30ppmの範囲
とすればよい。 本発明の組成物は上記した第1〜第6成分を均
一に混合することによつて得られるが、この第2
成分と第3成分とは第2成分中におけるけい素原
子に直結したビニル基と第3成分中におけるけい
素原子に直結した水素原子のモル比率が4:1〜
1:4の範囲となるようにすることがよく、この
ようにして得られる組成物はこの分散性および乳
化の容易性から25℃における粘度が20〜10000cS
の範囲のものとすることが好ましい。 本発明の組成物の使用はこれをそのまゝ目的と
する発泡系に添加してもよいが、満足する消泡持
続性を得るためには上記した第1〜第6成分から
なる組成物を適当な界面活性剤を用いて乳化して
エマルジヨンとしてから40〜90℃の温度で2〜
120分間熱処理するか、この組成物を有機溶剤中
に分散させてから40〜150℃で10〜600秒間加熱処
理してから、使用することがよい。このエマルジ
ヨン化に使用する界面活性剤としてはソルビタン
脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、プ
ロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、エチレンオキサイド、プロピレ
ンオキサイドブロツク共重合体などが例示される
が、これらに限定されるものではない。また、こ
のエマルジヨン型の消泡剤については乳化時の保
護コロイド剤、増粘剤、安定性向上剤などとして
メチルセルロース、ポリビニルアルコール、アル
ギン酸ソーダ、シヨ糖脂肪酸エステル、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース、カルボキシエチル
セルロースなどを添加してもよい。また、こゝに
使用する有機溶剤としては脂肪族炭化水素系溶
剤、芳香族炭化水素系溶剤、塩素化炭化水素系溶
剤、エーテル系溶剤、アルコール系溶剤をあげる
ことができるが、この量は上記した組成物に対し
40〜90重量%、好ましくは50〜70重量%とすれば
よい。 つぎに本発明の実施例をあげるが、例中の粘度
は25℃における測定値を示したものであり、この
消泡持続性試験結果は下記の方法による結果を示
したものである。 (消泡持続性試験) 内容積1000mlのメスシリンダーに0.2%のオレ
イン酸ソーダ水溶液100gを秤取し、苛性ソーダ
溶液を加えてPHを11となるようにしてから、これ
に所定量の消泡剤を添加し、ついでガラスボール
フイルターを通して1/分の割合で空気を連続
的に導入したときの起泡量の経時変化をしらべ
た。 (アルカリ条件下での消泡性試験) 直径140mm、高さ250mmの円筒型ガラス容器に
0.03%のポリオキシエチレンアルキルフエノール
硫酸ソーダ水溶液1000gを秤取し、苛性ソーダ水
溶液を加えてPH13としてから、これに所定量の消
泡剤を添加し、ついで1.8/分の流量で発泡液
を循環させながら同時にガラスボールフイルター
を通して1/分の割合で空気を連続的に導入し
たときの起泡高さの経時的変化をしらべた。 実施例1〜2、比較例1〜2 (1) 分子鎖両末端がトリメチルシリル基で封鎖さ
れた、粘度100cSのジメチルポリシロキサン (2) 分子鎖両末端がビニルジメチルシリル基で封
鎖された、粘度600cSのジメチルポリシロキサ
ン (3) 分子鎖両末端がヒドロキシジメチル基で封鎖
された、粘度40cSのジメチルポリシロキサン
(4) 比表面積が177g/m2である微粉末シリカ・
ニプシルLP(日本シリカ社製商品名) (5) ジメチルジメトキシシラン (6) 塩化白金酸−イソプロパノール錯塩(白金含
量2重量%) を第1表に示した量で配合し、均一に撹拌混合し
てコンパウンドAを作ると共に、上記における(5)
ジメチルジメトキシシランをトリメチルシランノ
ールとし、(6)を塩化白金酸−オレフイン錯塩とし
て第1表の量で均一に混合してコンパウンドBを
作つた。 つぎにこのコンパウンドA、B10部に界面活性
剤としてのソルビタン脂肪酸エステル・レオドー
ルSO−10(花王石けん社製商品名)2部とポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル・レオド
ールTS−120(同社製商品名)3部を添加し、60
〜70℃で10分間混合したのち、水85部を添加しホ
モミキサーで20分間撹拌して乳化させ、エマルジ
ヨン型の消泡剤A、Bを作つた。 また、これとは別にコンパウンドA、B20部に
ミネラルスピリツト80部を添加し、均一になるま
で分散混合したのち、100℃で10分間熱処理をし
て溶液型の消泡剤A、Bを作つた。 また、本実施例については比較のために実施例
1の第1〜第6成分のうち、第2成分、第3成分
または第3成分を除いた成分を第1表に示した量
で配合し均一に混合してコンパウンドC、Dを作
り、上記と同様の方法でエマルジヨン消泡剤C、
D、および溶液型消泡剤C、Dを作り、ついでこ
の消泡剤A〜Dについての消泡持続性をしらべた
ところ、第2表に示したとおりの結果が得られ
た。
【表】
【表】 実施例3〜4、比較例3 (1) 分子鎖両末端がトリメチルシリル基で封鎖さ
れた、ジフエニルシロキサン単位を10モル%含
有する粘度が80cSのジメチルジフエニルポリ
シロキサンコポリマー (2) 分子鎖両末端がビニルジメチルシリル基で封
鎖された、粘度が100cSのジメチルポリシロキ
サン (3) 分子鎖両末端がハイドロジエンジメチルシリ
ル基で封鎖された、ジフエニルシロキサン単位
を5モル%含有する粘度が50cSのジメチルジ
フエニルポリシロキサンコポリマー (4) 比表面積が200g/m2であるシリカ微粉末・
エロジル200(日本エアロジル社製商品名) (5) フエニルトリメトキシシラン (6) 塩化白金酸−オレフイン錯塩 を第3表に示した量で配合し、均一に撹拌混合し
てコンパウンドEを作ると共に、上記における(5)
フエニルトリメトキシシランをエチルトリアセト
キシシランとしこれらを第3表に示した量で配合
し、均一に撹拌混合してコンパウンドFを作つ
た。 また、比較のために上記における第2成分を添
加せず、他の成分を第3表に示した量で配合し、
均一に撹拌混合してコンパウンドGを作つた。 つぎにこのコンパウンドE〜Gを実施例1にお
けるコンパウンドAと同様の方法でエマルジヨン
化してエマルジヨン型消泡剤E、F、Gを作ると
共に、コンパウンドAにおけると同様の方法で溶
液型の消泡剤E、F、Gを作り、これらについて
の消泡持続性をしらべたところ、第4表に示した
とおりの結果が得られた。
【表】
【表】 実施例 5 上記した実施例1〜4、比較例1〜3で得たエ
マルジヨン型の消泡剤A〜Gを使用し、前記した
条件でアルカリ条件下での消泡性試験を行なつた
ところ、つぎの第5表に示したとおりの結果が得
られた。
【表】
【表】 実施例 6、7 (1) 分子鎖両末端がトリメチルシリル基で封鎖さ
れた粘度が100cSのジメチルポリシロキサン
43部 (2) 分子鎖両末端がビニルジメチルシリル基で封
鎖された粘度が600cSのジメチルポリシロキサ
ン 4部 (3) 分子鎖両末端がヒドロキシジメチルシリル基
で封鎖された粘度40cSのジメチルポリシロキ
サン 43部 (4) メチルトリスイソプロペノキシシラン 2部 (5) エロジル200(前出) 8部 (6) 塩化白金酸−オレフイン錯塩 30ppm を配合し、均一に混合撹拌してコンパウンドMを
作ると共に、 (i) 分子鎖両末端がトリメチルシリル基で封鎖さ
れた、粘度100cSのジメチルポリシロキサン
43部 (ii) 分子鎖両末端がビニルジメチルシリル基で封
鎖された、粘度600cSのジメチルポリシロキサ
ン 4部 (iii) 分子鎖両末端がヒドロキシジメチルシリル基
で封鎖された粘度40cSのジメチルポリシロキ
サン 43部 (iv) フエニルトリスイソプロペノキシシラン 2部 (v) ニブシルLP(前出) 8部 (vi) 塩化白金酸−オレフイン錯塩 20ppm を配合し、均一に混合撹拌してコンパウンドNを
作つた。 ついでこのコンパウンドM、Nを実施例1、2
と同様に処理してエマルジヨン消泡剤M、Nを作
ると共に、これを実施例3、4と同様に処理して
溶液エマルジヨンM、Nを作り、これらについて
の消泡性持続性試験を行なつたところ、第6表に
示したとおりの結果が得られた。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (1) 分子鎖両末端がトリオルガノシリル基で
    封鎖された、25℃における粘度が5〜2000cS
    であるジオルガノポリシロキサン
    98〜20重量部、 (2) 分子鎖両末端がビニルオルガノシリル基で封
    鎖された、25℃における粘度が20〜5000cSで
    あるジオルガノポリシロキサン 1〜60重量部、 (3) 分子鎖両末端がハイドロジエンジオルガノシ
    リル基で封鎖された、25℃における粘度が20〜
    1000cSであるジオルガノポリシロキサン
    1〜60重量部、 (4) 上記(1)、(2)および(3)成分の合計量100重量部
    当り0.1〜40重量部の一般式R1 aYbSi(ここにR1
    は炭素数1〜6の同種または異種の非置換また
    は置換1価炭化水素基、Yは水酸基、炭素数1
    〜6のアルコキシ基、アシロキシ基、アルケニ
    ルオキシ基から選択される基、a、bは1、2
    または3でa+b=4)で示される有機けい素
    化合物、 (5) 上記(1)、(2)および(3)成分の合計量100重量部
    当り1〜40重量部の微粉末シリカ、 (6) 触媒量の白金系触媒 とからなる組成物を、40〜150℃の温度で加熱処
    理してなることを特徴とするシリコーン消泡剤組
    成物。 2 組成物を界面活性剤を用いて乳化したのち、
    40〜90℃で加熱処理してなる特許請求の範囲第1
    項記載のシリコーン消泡剤組成物。 3 組成物を有機溶剤に分散させたのち、40〜
    150℃で加熱処理してなる特許請求の範囲第1項
    記載のシリコーン消泡剤組成物。
JP60036043A 1985-02-25 1985-02-25 シリコ−ン消泡剤組成物 Granted JPS61197007A (ja)

Priority Applications (2)

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JP60036043A JPS61197007A (ja) 1985-02-25 1985-02-25 シリコ−ン消泡剤組成物
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