JPH0284850A

JPH0284850A - 留守番電話

Info

Publication number: JPH0284850A
Application number: JP23719388A
Authority: JP
Inventors: Akira Kakimoto; 昌柿本
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1988-09-20
Filing date: 1988-09-20
Publication date: 1990-03-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉この発明は、磁気テープ式の録音装置を備えた留守番電
話に関する。

〈従来の技術〉留守番電話としては、応答メツセージや相手からの用件
メツセージを録音するための録音装置として磁気テープ
式の録音装置を備えたものがある。

この留守番電話は、磁気テープに音声情報を録音すると
共にその音声情報の前後にマーカを録音しておき、再生
時には、磁気テープをそのマーカの少し前まで早送りま
たは巻き戻ししてから再生に移り、音声情報の前のマー
カを検出したのちに再生内容をスピーカ等の音声出力回
路に送出し、音声情報の後のマーカを検出したときにテ
ープを停止するようになっている。

ところで、この種の留守番電話としては、従来、マーカ
として第４図に示すような単一周波数の一定時間幅（Ｔ
）の信号を用い、 ■　再生したマーカを時間幅Ｔのパルスに変換してその
パルスを検出するか、 ■　再生したマーカの周波数と時間幅Ｔを検出するよう
になっている。

〈発明が解決しようとする課題〉しかしながら、上記■の場合には、再生信号のの中にパ
ルス幅Ｔの類似の信号があった場合誤動作の原因となり
、上記■の場合には、再生信号の周波数を判別する回路
が必要となり回路が複雑になるという問題がある。

そこで、この発明の目的は、回路が簡単で、マーカに基
づく誤動作が生じることのない留守番電話を提供するこ
とにある。

く課題を解決するための手段〉上記目的を達成するため、この発明は、磁気テープに、
音声情報の前後にマーカを付して録音する一方、上記マ
ーカに基づいて上記音声情報の音声出力回路への送出全
制御するようにした留守番電話において、単一周波数の
信号をそれぞれ異なる時間幅複数回繰り返すマーカを発
生するマーカ発生手段と、上記マーカ発生手段の発生し
たマーカを判別するマーカ判別手段とを備えたことを特
徴としている。

く作用〉マーカ発生手段が、単一周波数の信号をそれぞれ異なる
時間幅複数回繰り返すマーカを発生する。

そして、磁気テープに、音声情報の前後に上記マーカ発
生手段が発生したマーカが付されて録音される。この磁
気テープが再生されると、マーカ判別手段がマーカの有
無を判別する。このマーカ判別手段がマーカを検出する
と、それを表すマーカ判別手段からの信号に基づいて、
上記音声情報の音声出力回路への送出が制御される。

〈実施例〉以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。

第１図はこの発明の一実施例の回路構成を示すブロック
図である。

第１図において、１は磁気テープ、２は磁気テープｌに
信号を録音するための録音ヘッド、３は録音ヘッド２を
介して磁気テープｌに録音される録音信号を増幅する録
音アンプ、４は磁気テープ１の録音内容を再生するため
の再生ヘッド、５は再生ヘッド４で発生した信号を増幅
する再生アンプ、６は録音・再生をおこなうためのメカ
ニズム、７は磁気テープｌの走行をパルスに変換するテ
ープ走行パルス発生回路、８はメカニズム６を駆動する
メカニズム駆動回路である。

上記録音アンプ３には、録音入力切換スイッチ９を介し
て、マイクまたは電話回線よりの入力と、マーカ発生回
路１０が発生したマーカとが切り換え入力されるように
なっている。このマーカ発生回路ＩＯは第２図の（ａ）
に示すように、単一周波数の信号を所定の間隔をおいて
それぞれＴ、、Ｔ、。

Ｔ１時間発生するようになっている。

また、上記再生アンプ５にはスピーカ１１を駆動するた
めのパワーアンプ１２がモニタースイッチ１３を介して
接続されると共に、パルス発生回路１４が接続されてい
る。このパルス発生回路１４はテープｌから再生された
マーカを受けて、第２図（ｂ）に示す時間幅Ｔ、、Ｔｔ
、Ｔ３のパルスを発生する。

１５は制御部であり、次のものから構成されている。す
なわち、テープ走行パルス発生回路７およびパルス発生
回路１４からのデータを受けるデータ入力手段１０１と
、このデータ人力手段１０１から入力されたデータを判
別するデータ判別手段１０２と、データ判別手段１０２
からの信号に基づいてメカニズム駆動回路８をコントロ
ールするメカニズムコントロール手段１０３と、上記デ
ータ判別手段１０２からの信号に基づいてマーカ発生回
路１０をコントロールするマーカ発生コントロール手段
１０４と、テープ走行パルス発生回路７から人力された
パルス数を記憶するテープカウンタ記憶手段１０５と、
リレーコントロール手段１０６とから構成されている。

上記データ入力手段１０１はマーカ判別手段を兼ね、パ
ルス発生回路１４からの信号に基づいてマーカを検知す
る。すなわち、上記データ入力手段１０１は、パルス発
生回路１４からのパルスのパルス幅をカウントし、この
パルス幅の系列が前述のＴ、、Ｔ、、Ｔ、であるか否か
を判別し、Ｔ、、Ｔｔ＋Ｔ、のときにマーカを検知した
信号を上記データ判別手段１０２に出力する。また、上
記リレーコントロール手段１０６は、録音入力切換スイ
ッチ９を切り換えるリレー（Ｒ１）１２とモニタースイ
ッチ１３を切り換えるリレー（Ｒ２）１３を、上記デー
タ判別手段１０２からの信号に基づいてコントロールす
るようになっている。

上記構成からなる留守番電話の動作について以下に説明
する。

いま、マイクまたは電話回線からの信号を磁気テープ１
に録音しようとする場合、まず磁気テープｌを巻きとり
、そこをゼロカウントとし、テープカウンタ記憶手段１
０５に記憶しておく。次に、磁気テープ１を録音しよう
とする位置まで早送りする。そして、この時テープ走行
パルス発生回路７から出力された走行パルスをデータ人
力手段ｌＯ１がカウントし、データ判別手段１０２がこ
のカウント数に基づいて、録音しようとする位置を上記
テープ走行パルス発生回路７に記憶させておく。

次に、データ判別手段！０２からの制御信号により、メ
カニズムコントロール手段１０３がメカニズム駆動回路
８を起動し、メカニズム６が録音を開始する。そして、
それと同時に、リレーコントロール手段１０６がリレー
（Ｒ１）１２を制御して、録音入力切換スイッチ９をマ
ーカ発生回路ｌＯ側（ｂ側）に切り換える。次に、マー
カ発生コントロール手段１０４が、マーカ発生回路１０
に第２図（ａ）に示すマーカを発生させる。このマーカ
は録音アンプ３で増幅されたのち録音ヘッド２により磁
気テープｌに録音される。そして、一定時間後にマーカ
発生回路ｌＯを停止し、録音入力切換スイッチ９をａ側
に切り換えて、マイクまたは電話回線からの信号を磁気
テープｌに録音する。

この録音が終了すると、リレーコントロール手段１０６
がリレー（［１）１２を制御して、録音入力切換スイッ
チ９をｂ側に切り換える。そして、マーカ発生回路ＩＯ
にマーカを発生させ、このマーカを磁気テープ１に記録
したのち、メカニズム６を停止して録音を完了する。

以上の動作により、磁気テープ１には第３図に示すよう
に、音声情報とその前後にマーカが録音される。この２
つのマーカはそれぞれ再生動作時における大タート信号
とエンド信号になる。

上記録音内容を再生する場合には、データ判別手段１０
２からの制御信号に基づいて、メカニズムコントロール
手段１０３がメカニズム駆動回路８をを制御して、メカ
ニズム６に巻き戻し動作を開始させる。このメカニズム
６が巻き戻し動作を開始すると、テープ走行パルス発生
回路７がテープ走行パルスを発生し、データ入力手段１
０１がそのパルス数をカウントダウンしていき、そのカ
ウント値をデータ判別手段１０２に人力する。データ判
別手段１０２は、このカウント値とテープカウンタ記憶
手段１０５に記憶されているカウント値とを比較して、
磁気テープｌが数カウント余分に巻き戻されたと判断す
ると、メカニズムコントロール手段１０３およびメカニ
ズム駆動回路８を介してメカニズムを停止させる。

次に、データ判別手段１０２からの指示により、メカニ
ズム６が再生動作に移る。そうすると、磁気テープｌに
録音された信号が再生され、再生信号がパルス発生回路
１４により順次パルスに変換され、データ入力手段１０
１に入力される。データ入力手段１０１は、入力された
パルスのパルス幅をカウントして第２図に示す時間幅Ｔ
　ｒ　、　Ｔ　ｔ　、　Ｔ　３のパルス列を検出すると
、すなわち、音声情報の前に録音されたスタート信号と
してのマーカを検出すると、そのことをデータ判別手段
１０２に知らせる。データ判別手段１０２はこの知らせ
をうけて、リレーコントロール手段１０６を制御して、
モニタースイッチ１３を閉結する。そうすると、引き続
いて再生された音声情報がパワーアンプ１２を介してス
ピーカ１１から出力される。この時もパルス発生回路１
４は動作しており、データ入力手段１０１が、音声情報
の後に録音されたエンド信号としてのマーカを検出する
と、そのことをデータ判別手段１０２に知ら仕る。デー
タ判別手段１０２はこの知らせを受けて、メカニズムコ
ントロール手段１０３およびメカニズム駆動回路８を介
してメカニズム６を停止する。

このように、第２図に示すような判別の容易なマーカを
磁気テープ１の音声情報の前後に録音し、再生時にこの
マーカを検出して、スピーカ１１への音声情報の送出や
テープの停止を制御するようになっているので、従来例
と同様の簡単な回路構成で、従来例におけるようなマー
カに基づく誤動作を生じることがなく、確実な再生動作
を行うことができる。

〈発明の効果〉以上より明らかなように、この発明の留守番電話は、単
一周波数の信号をそれぞれ異なる時間幅複数回繰り返す
マーカを発生するマーカ発生手段と、上記マーカ発生手
段の発生したマーカを判別するマーカ判別手段とを備え
て、磁気テープに、音声情報の前後に上記マーカを付し
て録音し、上記マーカを上記マーカ判別手段で判別して
上記音声情報の音声出力回路への送出を制御するように
しているので、簡単な回路構成で、マーカに基づく誤動
作を生じることがなく、確実な再生動作を行うことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の回路構成を示すブロック
図、第２図は上記実施例におけるマーカを示す図、第３
図は上記実施例における磁気テープの録音状態を示す図
、第４図は従来例におけるマーカを示す図である。！・・・磁気テープ、２・・・録音ヘッド、４・・・再
生ヘッド、ｌＯ・・・マーカ発生回路、１４・・・パル
ス発生回路、１５・・・制御部、１０１・・・データ入
力手段、１０２・・・データ判別手段、１０４・・・マーカ発生コントロール手段。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）磁気テープに、音声情報の前後にマーカを付して
録音する一方、上記マーカに基づいて上記音声情報の音
声出力回路への送出を制御するようにした留守番電話に
おいて、単一周波数の信号をそれぞれ異なる時間幅複数回繰り返
すマーカを発生するマーカ発生手段と、上記マーカ発生
手段の発生したマーカを判別するマーカ判別手段とを備
えたことを特徴とする留守番電話。