JPH0284351A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JPH0284351A
JPH0284351A JP29571187A JP29571187A JPH0284351A JP H0284351 A JPH0284351 A JP H0284351A JP 29571187 A JP29571187 A JP 29571187A JP 29571187 A JP29571187 A JP 29571187A JP H0284351 A JPH0284351 A JP H0284351A
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JP
Japan
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board
thermal head
glaze layer
insulating substrate
layer
Prior art date
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JP29571187A
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Hiroaki Onishi
弘朗 大西
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、熱転写プリンタ等に使用されるサーマルヘ
ッドに関する。
(ロ)従来の技術 サーマルヘッドは、例えばアルミナセラミック基板の上
面に、断面が半円形状をした帯状グレーズ層を印刷焼成
し、このグレーズ層の上面に窒化タンタル等の発熱抵抗
膜を形成し、更にこの発熱抵抗膜の裾部両側へリード用
電極(共通電極と個別電極)を対向状に蒸着する。そし
て、前記基板、抵抗膜及びリード用電極の表面に二酸化
珪素膜等(保護膜)をスパッタリングにて構成している
(図示せず) サーマルヘッドは、リード用電極(共通電極と個別電極
)間にパルス電圧を印加し、発熱抵抗膜(発熱部)を選
択的に発熱させることで、この発熱部に対し感熱紙(感
熱リボン)と重合状態で圧着給送される記録紙に情報を
印字する。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 上記、従来のサーマルヘッドに形成されるグレーズ[7
2は、第4図の仮想線で示すとおり、絶縁基板(セラミ
ック基板)71の長さに比し短く設定されている。つま
り、グレーズ[72は絶縁基板71の一側辺部側に平行
状に配置され、且つ絶縁基板71の両端部側に空間部を
残した状態で配置形成されている。このグレーズWi(
蓄熱層)72は、印字効率上、基板71に対し膨出して
いる必要がある。通常は、基板71に対し40乃至60
ミクロン高さとなるように厚みが設定されている。
ところで、このグレーズ層は、非晶化ガラスを印刷焼成
して形成するものであるため、加熱後に固化する際、第
5図で示すように、その表面張力によりグレーズ層の両
端部が中央部に比較し大きく膨出し、両端部に中央部よ
り厚み高さの大なる膨出部73が生じていた。このため
、例えば葉書等のように腰のある厚紙74に対し印字す
る場合、この膨出部73が葉書74を支承する結果、膨
出部73間の発熱部75に葉書74面が適正に接面せず
、印字品質が悪くなる等の欠点があった。
この発明は、以上のような問題点を解消させ、中央部と
両端部がほぼ同一高さ(厚み)のグレーズ層を持ち、印
字品質の良好なサーマルヘッドを提供することを目的と
する。
(ニ)問題点を解決するための手段及び作用この目的を
達成させるために、この発明のサーマルヘッドは、次の
ような構成としている。
サーマルヘッドは、絶8!基板の上面に断面が半円形状
の帯状グレーズ層を設け、このグレーズ層の表面に発熱
抵抗膜を設けると共に、この発熱部。
抗膜の裾部両側にリード用電極を形成し、前記基板、抵
抗膜及びリード用電極を被覆する保護層を設けてなるサ
ーマルヘッドであって、前記帯状グレーズ層は、形成長
さを上記絶縁基板の両端長さに等しく設定して構成され
ている。
このような構成を有するサーマルヘッドでは、グレーズ
層が絶縁基板の長手方向一端から他端まで、つまり両端
間に亘り連続形成されている。例えば、サーマルヘッド
の製造段階において、大きな絶縁基板に対し、幅方向へ
一定間隔を開いて複数本の帯状グレーズ層を平行状に、
且つ長手方向へ形成する。この長手方向は、絶縁基板の
両端に亘り連続形成される。そして、従来同様に発熱抵
抗膜、リード用電極及び保護膜を形成し、大きな絶縁基
板面内に連続した複数のサーマルヘッド単品を形成する
。この後に、絶縁基板に分断用切り離し線を形成し、こ
の切り離し線に応じて、各サーマルヘッド単品を分離さ
せる。かくして、大きな基板面内の中央部(両端部に位
置するサーマルヘッド単品を除く)に位置するサーマル
ヘッド単品のグレーズ層は、この切断操作によりサーマ
ルヘッド単品の長手両端に亙る長さとなっており、両端
に膨出部は存在しない。つまり、両端部の厚み高さと中
央部の厚み高さがほぼ等しい上面がフラットな蓄熱層が
得られる。従って、仮に厚みのある記録紙に印字する場
合であっても従来のように印字品質が悪くなる等の不利
が解消される。また、大きな絶縁基板の両端部に位置す
るサーマルヘッド単品のグレーズ層両端に、従来同様の
膨出部が存在したとしても、この膨出部をカットするこ
とで、中央部と両端部が等しい厚み高さのグレーズ層を
もったサーマルヘッド単品が得られる。
(ホ)実施例 第2図は、この発明に係るサーマルヘッドの具体的な一
実施例を示す要部拡大断面図である。
サーマルヘッドは、公知のように絶縁性アルミナ基板1
の上面に、非晶化ガラス材にて断面”が半円状の帯状グ
レーズ層2を印刷形成し、このグレーズ層2の表面に窒
化タンタル等の発熱抵抗膜3を形成し、この発熱抵抗膜
3上にリード用電極、つまり共通リード導体4及び個別
リード導体5を対向状に蒸着(スパッタ方式)形成して
いる。更に、基板l、発熱抵抗膜3及びリード用電極4
.5を二酸化珪素m<保護II)6にて被覆して構成さ
れている。
この発明の特徴は、第1図の平面図で示すとおり、グレ
ーズN2の長さを絶縁基板1長さと等しく設定した点に
ある。グレーズ層2は、絶縁基板1の一側辺部側であっ
て、基板1の長手一端がら他端に亙る長さに連続して形
成しである。このグレーズ層2の上面に、実施例では8
個の発熱体(発熱部)3が設けてあり、8個の発熱体3
には個別リード導体5及び共通リード導体4がそれぞれ
パターニングされ、各リード導体4.5の端子41.5
1を外部回路接続用のフレキシブル基板(図示せず)と
接続するように設定しである。
このサーマルヘッドは・、第3図に示す平面図のように
製造される。
大きな絶縁基板Aに対し、幅方向−・一定間隔を開いて
複数本の帯状グレーズ層2を平行状に、且つ長平方向へ
形成する。長手方向において、絶縁基板Aの両端、つま
り基板A長手一端から他端まで連続形成する。そして、
従来同様に発熱抵抗膜、リード用電極及び保護膜を形成
しく図示せず)、大きな絶縁基板A面内に連続した複数
のサーマルヘッド単品Bを形成する。この後に、絶縁基
板Aに分断用切り離し線(図中、実線で表示)Cを設け
、この切り離し線Cに応じて、各サーマルヘッド単品B
を切断分離させる。かくして、大きな基板A面内の中央
部(両端部に位置するサーマルヘッド単品B”を除く)
に位置するサーマルヘッド単品Bのグレーズ1!2は、
この切断操作によってサーマルヘッド単品Bの長手両端
に亙る長さとなった第1図に示すものが得られる。この
グレーズM2の両端に、従来のグレーズ層のような膨出
部は存在しない。つまり、両端部の厚み高さと中央部の
厚み高さがほぼ等しい上面がフラットな蓄熱層が得られ
る。従って、仮に厚みのある記録紙に印字する場合であ
っても、例えば8個の発熱部に記録紙が適正に接面し、
従来のように印字品質が悪くなる等の不利が解消される
また、大きな絶縁基板への両端部に位置するサーマルヘ
ッド単晶B゛のグレーズ層2両端に、従来同様の膨出部
が存在したとしても、この膨出部部分をカットすること
で、中央部と両端部が等しい厚み高さのグレーズ層をも
ったサーマルヘッド単品Bが得られる。
更に、このような製造方法を用いる場合には、大きな絶
縁基板Aの面内に、複数本のグレーズ層2を形成した後
、各サーマルヘッド単晶Bを切断分離するための、切り
離し線Cを付設する。従って、この切り離し線Cの付設
状態を適宜選択することで、例えば第3図の仮想線C゛
を設けることで、所望長さのサーマルヘッド単品Bを節
易且つ自在に得ることが出来る等の副次的効果がある。
(へ)発明の効果 この発明では、以上のように、絶!!基板に対し基板長
さに等しい長さを有するグレーズ層を配備することとし
たから、グレーズ層の両端部を中央部とほぼ等しい厚み
高さに設定することが出来る。
従って、従来のグレーズ層のように両端部に膨出部が生
じず、転写シート及び転写シートに重合状の記録紙が発
熱部に適正に接面し、印字品質が良好となる等、発明目
的を達成した優れたりh果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例サーマルへ・ノドを示す平面図、第2
図は、実施例サーマルヘッドを示す要部拡大断面図、第
3図は、実施例サーマルへ・ノドの製造状態を示す平面
図、第4図は、従来のサーマ)r/ヘッドを示す平面図
、第5図は、従来のサーマノ1ノヘッドのグレーズ層の
欠点を示す説明用断面図である。 1:絶縁基板1.  2:グレーズ層、3:発熱抵抗膜
、   4:共通リード導体、5:個別リード導体、6
:保護層。 第2図 1:絶縁基板 2:グレーズ層 3:#5熊惑杭暁 4:共4リード4F惨 5:イ[グリ リ −ド 11μ本 6:イ履ミす[4 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁基板の上面に帯状グレーズ層を設け、このグ
    レーズ層の表面に発熱抵抗膜を設け、この発熱抵抗膜の
    裾部両側にリード用電極を形成すると共に前記基板、抵
    抗膜及びリード用電極を被覆する保護層を設けてなるサ
    ーマルヘッドにおいて、前記帯状グレーズ層は、形成長
    さを上記絶縁基板の両端長さに等しく設定したことを特
    徴とするサーマルヘッド。
JP62295711A 1987-11-24 1987-11-24 サーマルヘッド Expired - Lifetime JPH0611544B2 (ja)

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JP62295711A JPH0611544B2 (ja) 1987-11-24 1987-11-24 サーマルヘッド

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JP62295711A JPH0611544B2 (ja) 1987-11-24 1987-11-24 サーマルヘッド

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JPH0284351A true JPH0284351A (ja) 1990-03-26
JPH0611544B2 JPH0611544B2 (ja) 1994-02-16

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007049019A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Koha Co Ltd 発光装置
JP2007227968A (ja) * 2007-05-01 2007-09-06 Rabo Sufia Kk 光情報通信システム
US8646990B2 (en) 2008-05-30 2014-02-11 Osram Opto Semiconductors Gmbh Optoelectronic module and optoelectronic arrangement

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55140772A (en) * 1979-04-17 1980-11-04 Tdk Electronics Co Ltd Manufacture of glazed ceramics for heat sensitive recording pen or head
JPS5976272A (ja) * 1982-10-25 1984-05-01 Tokyo Electric Co Ltd サ−マルヘツド

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