JPH0283365A - ジアリールサルフアイドおよびジアリールセレニドの調製方法 - Google Patents

ジアリールサルフアイドおよびジアリールセレニドの調製方法

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JPH0283365A
JPH0283365A JP1212023A JP21202389A JPH0283365A JP H0283365 A JPH0283365 A JP H0283365A JP 1212023 A JP1212023 A JP 1212023A JP 21202389 A JP21202389 A JP 21202389A JP H0283365 A JPH0283365 A JP H0283365A
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、式: %式%(1) 式中、Xはイオウまたはセレンであり、そしてArはア
リール基である、 のジアリールサルファイドまたはジアリールセレニドを
調製する方法に関する。
本発明によれば、前記ジアリールサルファイドおよびジ
アリールセレニドは、式: %式%([ 式中、Arは上に定義した通りである、の芳香族化合物
を、イオウまたはセレンおよび二酸化イオウまたは二酸
化セレンと、出発物質として使用する芳香族化合物の2
モル当たり0.5当量のイオウまたはセレンおよび0.
5当量の二酸化イオウまたは二酸化セレンの比率で、8
0°Cより高い温度において反応させ、そして得られる
ジアリールサルファイドまたはジアリールセレニドを単
離することによって調製される。
本発明は、要約すれば、次の通りである二式:ArX−
Ar 式中、χ=SまたはSe、そしてAr=アリール基、 のジアリールサルファイドまたはジアリールセレニドは
、イオウまたはセレンおよび二酸化イオウまたは二酸化
セレンを、式: の化合物に作用させることにより調製される。
この方法は、式: 式中、X−5またはSe、そしてZおよびZlは、同一
もしくは異なることができ、各々は水素、ハロゲン、ア
ルキルまたはアルコキシである、 のフェノチアジンの調製に有用である。
本発明は、ことに、式: 式中、環へおよびBは、同一もしくは異なることができ
、各々はフェニル環または1または2個の窒素原子を含
有する複素環芳香族環、例えば、ピリジルまたはピリミ
ジルであり、Xは上に定義した通りであり、モしてYは
窒素またはリンの原子(すなわち、−NH−または−P
H−)であり、Xがセレン原子であるとき、Yは−NH
−のみであることができることを理解すべきである、 の置換されていてもよいイオウまたはセレン含有縮合複
素環族化合物を、イオウおよび二酸化イオウ(S02)
またはセレンおよび二酸化セレン(Se02)を、式: 式中、環AおよびBおよびYは上に定義した通っである
、 の化合物に作用させることにより調製するために、有用
である。
よりとくになお、本発明は、式: 式中、Xは上に定義した通りであり、そしてZおよびZ
、は、同一もしくは異なることができ、各々は水素、ハ
ロゲン、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシル、アミノ
、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルおよびア
シルアミノから選択される1または2以上の原子または
基であり、前記アルキル基および他の基のアルキル部分
は各々1〜4個の炭素原子を有し、そして置換されてい
ないか、あるいはフェニルによす置換されることができ
る、 のフェノチアジンまたはフェノセレナジンを、イオウお
よび二酸化イオウまたはセレンおよび二酸化セレンを、
式: の化合物に作用させることにより調製するために有用で
ある。
イオウまたはセレンは、次の反応式に従い、芳香族化合
物と反応することは知られている:2Ar−H+2X→
Ar−X  Ar+H2Sまたは この反応は、一般に、ハロゲン(臭素またはヨウ素)、
アルミニウムハライド(クロライド、プロミド、イオダ
イド)、ハロゲン化第二鉄(クロライド、プロミド)、
塩化亜鉛または塩化アンチモンにより触媒される(参照
、例えば、フランス国特許第1,029,987号また
はフランス国特許第1.058,936号、または米国
特許第2,415.363号または米国特許第2,43
3.658号)。
既知の方法に従うと、芳香族サルファイド、とくにフェ
ノチアジンは、ジフェニルアミンの1モル当たり2モル
のイオウを触媒の存在下に反応させることにより得るこ
とができ、触媒の量は一般に3重量%以下である。この
反応は120°C以上の温度において起こる。この反応
の速度は温度の増加とともに増加し、そして200°C
より高い温度はタールおよび望ましくない副生物の形成
に導くので、180〜200℃の温度において作業する
ことが好ましい。さらに、既知の方法の実施は化学量論
量の硫化水素(H2S)を生成する。
一般に、既知の方法の実施の間、ジフェニルアミンの転
化のレベルが90%に近付くとき、反応速度はかなり減
少する。したがって、完全な反応を得るために、温度を
上昇させること、および硫化水素を、例えば、不活性ガ
ス、例えば、窒素、アルゴンまたは二酸化炭素により、
除去することが必要である。時には、反応速度の低下は
、流出物中に連行される触媒゛の損失のためであること
がある。こうして、このタイプの反応において一般に使
用されている触媒である、ヨウ素を使用するとき、ヨウ
化水素酸の形態の損失が存在する。したがって、触媒の
量を増加するか、あるいは触媒を連続的に添加すること
さえ必要である。
しかしながら、既知の方法の主な欠点は、硫化水素の生
成にある。硫化水素の形成は使用するイオウの半分を消
費させるという事実に加えて、それを除去することが必
要であり、これは、工業的衛生および環境の保護の理由
で、経費を要する工業的装置を伴う。
イオウの代わりに、イオウ含有化合物、例えば、塩化イ
オウ、二塩化イオウ、チオ硫酸ナトリウム、アンチモン
またはヒ素の硫化物、アルカリ性ポリサルファイド、ま
たは塩化チオニルの使用することが提案され、これはよ
り少量の硫化水素の生成に導く。しかしながら、収率は
一般に普通であり、得られる生成物は長い困難な精製を
要求する。
本発明による方法は、芳香族のサルファイドおよびセレ
ニドを、硫化水素またはセレン化水素を生成しないで、
非常にすぐれた収率でかつ高い反応速度で、得ることを
可能とする。
本発明による方法は、式(I’l)、([V)または(
VI)C式中、異なる記号は上に定義した通りである)
の芳香族化合物を、閉じた環境において、イオウおよび
二酸化イオウまたはセレンおよび二酸化セレンの混合物
で処理することにあり、二酸化イオウまたは二酸化セレ
ンは硫化水素またはセレン化水素をイオウまたはセレン
に転化するために十分な量で使用する。こうして再生さ
れるイオウまたはセレンは、完全に消失するまで、再び
反応に参加する。この反応は、微量の硫化水素またはセ
レン化水素を検出しないで、実際的定量的であることが
できる。結局、本発明による方法は、次の反応式により
表すことができる:2Ar  H+1/2X+1/2X
Oz−A r−X−A r +H20または 結帰、本発明の方法を実施することによって、S8の形
態で使用するイオウ、またはセレンおよび二酸化セレン
の全体は消費され、そしてこの反応の副生物は水であり
、その除去は特定の問題を生じない。
本発明の方法において、化学量論量のイオウまたはセレ
ンを芳香族化合物の出発物質に関して使用する。例えば
一般式(V)のフェノチアジンまたはフェノセレナジン
の合成の場合において、f1式(Vl)のジフェニルア
ミンの1モル当たり0.5モルのイ才つまたはセレンを
使用する。より少ない量を使用する場合、この反応は不
完結であるが、より多い量を使用する場合、望ましくな
い副生物が形成し、これはイオウまたはセレンと得られ
るフェノチアジンとの反応から来る。
使用する二酸化イオウまたは二酸化セレンの量は、芳香
族化合物の出発物質に関して少なくとも化学量論量であ
る。例えば、式(V)のフェノチアジンまたはフェノセ
レナジンの合成の場合において、式(Vl)のジフェニ
ルアミンの1モル当たり少なくとも0.5モルの二酸化
イオウまたは二酸化セレンを使用する。一般に、5〜2
0%モル過剰の二酸化イオウまたは二酸化セレンは選択
性を妨害しないで反応速度を増加させる。
二酸化イオウは液体、圧力下に気体の形態で、あるいは
適当な有機溶媒中の溶液で使用することができる。しか
しながら、この方法は液状二酸化イオウでのみ実施する
ことができない。
二酸化セレンは一般に固体の形態であるいは適当な有機
溶媒中の溶液で使用する。
アルミニウムハライド(クロライド、プロミド、イオダ
イド)、ガリウムハライド(クロライド、プロミド)、
リチウムイオダイド、ヨウ化第四アンモニウム、ナトリ
ウムおよびカリウムのイオダイドを強酸、例えば、リン
酸の存在下に、遷移金属イオダイド(鉄、クロム、銅)
、銅イオダイドを、およびより一般に反応条件下にヨウ
化物またはヨウ素を遊離する化合物、臭素、臭化水素酸
、ヨウ化水素酸、三7フ化ホウ素および好ましくはヨウ
素を触媒として使用することができる。一般に、出発物
質に関して0.04〜50モル%の量の触媒を使用する
;触媒の量は反応の間に遊離する水に対するその感受性
の関数であることができる。
一般に、触媒としてヨウ素を使用すると、反応速度は、
いくつかの異性体の形態で存在できる置換シクロ化合物
の調製の場合において、選択性は使用するヨウ素の量の
関数として減少しうる。さらに、置換基の性質は反応の
過程に影響を及ぼし得る。こうして、電子供与性置換基
は反応に対して好適である傾向ををし、このため、より
少ない量の触媒を使用してこの方法を実施することがで
きる。
本発明による方法を実施するために、温度は80℃より
高く、一般に130〜280℃の間である。式(V)の
フェノチアジンの調製の場合において、200°Cより
低い温度において作業して望ましくない副生物の形成を
回避することがとくに重要である。一般に、この反応の
最適な温度は、使用する芳香族化合物の性質、使用する
触媒の性質および量および溶媒の存在または不存在の関
数である。
フェニル環の1つが3−位置において置換されている、
一般式(vBのジフェニルアミンの環化の特定の場合に
おいて、この方法の実施は低温で作業するとき2−位置
において置換されたフェノチアジンC1,U、P、A、
C,の命名法)を生成し、高い温度で作業するとき4−
位置において置換されたフェノチアジンを生成する。反
応温度に依存して、2−位置および4−位置における異
性体の混合物を得ることが可能である。
一般に、この方法は塊状で反応成分を液状に維持して反
応温度において実施する。しかしながら、均質な媒質を
得るために、芳香族化合物の出発物質、反応成分および
反応生成物を溶解する性質を有する、適当な溶媒中で作
業することは有利であることがある。一般に、この方法
の実施の条件下に化学的に不活性である溶媒から溶媒を
選択する。
とくに適当な溶媒は、1〜4冊の炭素原子を有する1つ
またはいくつかのアルキル基で置換されていてもよい、
10〜16個の炭素原子を有する飽和脂肪族または脂環
族の炭化水素、例えば、デカリンまたはビシクロヘキル
から選択されるか、あるいは、好ましくは10個以下の
炭素原子を含有する非プロトン性非塩基性極性溶媒、例
えば、ジアルキルスルホン、またはスルホラン(テトラ
ヒドロチオフェン−1,1−ジオキシド)から選択され
る。
一般に、この方法は閉じた反応器内で自発生圧力下に実
施し、そしてこの圧力は、反応条件に依存して、反応の
開始時に5バールより低い。
反応時間は、使用する生成物の性質および量、温度およ
び溶媒の性質に依存して、30分〜5時間であることが
できる。
反応生成物は通常の方法、例えば、沈澱および適当な溶
媒からの再結晶化により単離する。
本発明の方法の実施により得られる生成物、とくにフェ
ノチアジンおよびフェノセレナジンは、治療学的に活性
な生成物の調製に有用である。
次の実施例によって、本発明をさらに説明する。
実施例1 スルホラン(4c c)中の3−メトキンジフェニルア
ミン(1,OOg、5ミリモル)、イ才つ(0,08g
、2.5ミリモル)、二酸化イ才つ(0,2g、3.1
2ミリモル)およびヨウ素(0,00254g、0.0
01ミリモル)の溶液を、25ccの管中に窒素下に導
入する。この管を密閉し、次いで165°Cに2時間加
熱する。
このこの混合物を水(15cc)で希釈する。
沈澱する生成物を濾過により分離する。こうして、2−
メトキシフェノチアジン(0,958g;83%)を含
何する生成物が得られる。
次の成分が母液中に存在する: 3−メトキシジフェニルアミン(0,003g) 4−メトキシフェノチアジン(0,050g)3−メト
キシジフェニルアミンの転化率は91%であり、モして
2−メトキシフェノチアジンの化学的収率は91%であ
る。
実施例2 スルホラン(3c c)中のジフェニルアミン(1g、
5.92ミリモル)、イオウ(0,095g。
2.97ミリモル)、二酸化イオウ(0,230g、3
.60ミリモル)およびヨウ素(0,004g)の溶液
を、25ccの管中に窒素下に導入する。この管を密閉
し、次いで180°Cに5時間加熱する。
冷却後、この混合物を塩化メチレン中に取る。
高性能液体クロマトグラフィーによると、次の成分が母
液中に存在するニ ジフェニルアミン(0,070g) フェノチアジン(1,09g) ジフェニルアミンの転化率は93%であり、そして転化
したジフェニルアミンに関するフェノチアジンの化学的
収率は99%である。
実施例3 スルホラン(lcc)中の3−クロロジフェニルアミン
(1,OOg、4.99ミリモル)、イオウ(0,08
0g、2.50ミリモル)、二酸化イオウ(0,190
g、2.97ミリモル)およびヨウ素(0,00125
g、0.0490ミリモル)の溶液を、25ccの管中
に窒素下に導入する。この管を密閉し、次いで160℃
に4時間加熱する。冷却後、この混合物を塩化メチレン
中に取る。
高性能液体クロマトグラフィーによると、次の成分が母
液中に存在する: 3−クロロジフェニルアミン(0,200g)3〜クロ
ロフエノチアジン(0,579g)4−クロロフェノチ
アジン(0,248g)3−クロロジフェニルアミンの
転化率は80%であり、そして転化した3−クロロジフ
ェニルアミンに関する3−クロロフェノチアジンの化学
的収率は63%である。
実施例4 スルホラン(4c c)中のN−フェニル−3−アミノ
ピリジン(0,510,3,0ミリモル)、イオウ(0
,048g51.50ミリモル)、二酸化イオウ(0,
145g)およびヨウ素(0゜0076g10.03ミ
リモル)の溶液を、25ccの管中に窒素下に導入する
。この管を密閉し、次いで260 ’Cに2時間加熱す
る。冷却後、200MHzにおける核磁気共鳴による反
応混合物の分析は、次の事実を示す: N−7二二ルー3−アミノピリジンの転化率は約50%
である、 4−アザ−フェノチアジンの収率は約20%である、 2−アザ−フェノチアジンの収率は約20%である。
実施例5 スルホラン(4c c)中のジフェニルアミン(0,5
06g、3ミリモル)、二酸化セレン(SeO!]  
(0−200g、1.80ミリモル)、セレン(0,1
19g、1.5ミリモル)およびヨウ、f(25mg、
0.1ミリモル)の溶液を25CCの管中に導入する。
この管を密閉し、次いで200°Cに4時間加熱する。
この反応混合物をエタノール−塩化メチレンの混合物中
に取る。高性能液体クロマトグラフィー(HP L C
)による測定は、転化率が約40であり、そしてフェノ
セレナジンの収率が約38%であることを示す。
本発明の主な特徴および態様は、次の通りである。
■2式: %式% 式中、Xはイオウまたはセレンであり、そしてArはア
リール基である、 のジアリールサルファイドまたはジアリールセレニドを
調製する方法であって、式: 式中、Arは上に定義した通りである、の芳香族化合物
を、イオウまたはセレンおよび二酸化イオウまたは二酸
化セレンと、出発物質として使用する芳香族化合物の2
モル当たり0.5当量のイオウまたはセレンおよび0.
5当量の二酸化イオウまたは二酸化セレンの比率で、8
0’C!より高い温度において反応させ、そして得られ
るジアリールサルファイドまたはジアリールセレニドを
単離することを特徴とする方法。
2、反応は、触媒として、アルミニウムまたはガリウム
のハライド、リチウム、ナトリウムまたはカリクムのヨ
ウ化物、ヨウ化第四アンモニウム、鉄、クロム、コバル
トまたは銅のヨウ化物、反応条件下にヨウ化物またはヨ
ウ素を遊離する化合物、臭化水素酸またはヨウ化水素酸
、臭素またはヨウ素の存在下に実施する、上記第1項記
載の方法。
3、触媒はヨウ素である、上記第2項記載の方法。
4.10〜16個の炭素原子を有する飽和脂肪族または
脂環族の炭化水素、10個以下の炭素原子を有するジア
ルキルスルホン、またはスルホランであるを機溶媒中で
実施する、上記第1〜3項のいずれかに記載の方法。
5.130〜280°Cの温度において実施す“る、上
記第1〜4項のいずれかに記載の方法。
6、自発主圧力下に実施する、上記第1〜5項のいずれ
かに記載の方法。
7、芳香族化合物の出発物質は式: を有する、上記第1〜6項のいずれかに記載の方法。
8、芳香族化合物の出発物質は式: 式中、環AおよびBは、同一もしくは異なることができ
、各々はフェニル環または1または2個の窒素原子を含
をする複素環芳香族環であり、モしてYは−NH−また
は−PH−であり、セレンおよび二酸化セレンを使用す
るとき、Yは−NH−のみであることができることを理
解すべきである、 を有し、そして生成物は式: 式中、ZおよびZlは、同一もしくは異なることができ
、各々は水素、ハロゲン、アルキノ呟アルコキシ、ヒド
ロキシル、アミン、アルキルアミノ、ジアルキルアミン
、アシルおよびアシルアミノから選択されるlまたは2
以上の原子または基であり、前記アルキル基および他の
基のアルキル部分は各々1〜4個の炭素原子を有し、そ
して置換されていないか、あるいは7エ二ルにより置換
されることができる、 を有し、そして生成物は式: 式中、環AおよびBおよびYは上に定義した通りであり
、そしてXはイオウまたはセレンであ式中、ZおよびZ
lは上に定義した通りであり、そしてXはイオウまたは
セレンである、を有する、上記第7項記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式: Ar−X−Ar 式中、Xはイオウまたはセレンであり、そしてArはア
    リール基である、 のジアリールサルファイドまたはジアリールセレニドを
    調製する方法であって、式: Ar−H 式中、Arは上に定義した通りである、 の芳香族化合物を、イオウまたはセレンおよび二酸化イ
    オウまたは二酸化セレンと、出発物質として使用する芳
    香族化合物の2モル当たり0.5当量のイオウまたはセ
    レンおよび0.5当量の二酸化イオウまたは二酸化セレ
    ンの比率で、80℃より高い温度において反応させ、そ
    して得られるジアリールサルファイドまたはジアリール
    セレニドを単離することを特徴とする方法。
JP1212023A 1988-08-18 1989-08-17 ジアリールサルフアイドおよびジアリールセレニドの調製方法 Expired - Lifetime JP2689993B2 (ja)

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