JPH028328Y2 - - Google Patents

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JPH028328Y2
JPH028328Y2 JP1984164739U JP16473984U JPH028328Y2 JP H028328 Y2 JPH028328 Y2 JP H028328Y2 JP 1984164739 U JP1984164739 U JP 1984164739U JP 16473984 U JP16473984 U JP 16473984U JP H028328 Y2 JPH028328 Y2 JP H028328Y2
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JP
Japan
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shade
lamp body
light source
mounting
source bulb
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JP1984164739U
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JPS6180501U (ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、自動車用前照灯に用いられるシエー
ド(遮光部材)に関するものである。
〈従来の技術〉 このシエードは、光源バルブの前部周辺を取り
囲むように設置され、光源バルブからの直射光、
特に前照灯の前方上方向へ散乱する直射光を制御
する。
しかし、従来のこの種シエードAは第7図に示
す如く、そのシエード部1が光源バルブBを挿入
させる後側以外は前側も周囲も閉塞されている
為、シエード部1内に熱がこもり、バルブソケツ
ト6や灯体5乃至反射鏡7に対して熱的悪影響を
与え、それらを熱変形させてしまつたり、表面処
理材(コート材や蒸着材など)を熱分解してガス
を発生させたりする恐れがあつた。
特に、シエードAの支持部2を上側にして灯体
5の取付ボス8に取付けた場合には、シエード部
1内にこもつた熱が支持部2を伝わつて一層熱的
悪影響を及ぼすことになる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案はこの様な従来の欠点を鑑みてなされた
ものであり、シエード部内に熱がこもる恐れがな
いと共に、光源バルブからの直射光がレンズに入
射しないようにして、レンズの不用意な加熱を防
止することができる自動車用前照灯のシエードを
提供せんとするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 係る目的を達成する本考案自動車用前照灯のシ
エードは、前端部にブラツクトツプを施した光源
バルブの前部周辺を上下壁と左右壁及び前壁とで
取り囲むように略四角箱形状に形成したシエード
部と、上記左右壁の下部に延設させた支持足と灯
体の取付ボスにビス止めされる取付部とからなる
支持部とで構成され、前記シエード部の前壁及び
上壁に光源バルブからの直射光がレンズに入射し
ない程度に大きく放熱用穴を開口形成し、前記支
持部の取付部に灯体の取付ボスを被覆する被掩部
を形成した事を特徴としたものである。
〈実施例〉 以下、本考案実施の一例を図面に基づいて説明
する。
第1図及び第2図はシエードAを取付けた状態
を示す自動車用前照灯の断面図であり、第3図乃
至第6図はシエードAの詳細を示すものである。
シエードAは一枚の金属板を折り曲げ加工して
シエード部1と支持部2とを同一体に成形して構
成され、そのシエード部1で光源バルブBの前部
周辺を取り囲むようにして灯体5の取付ボス8
に、支持部2をもつてビス9で固着される。
シエード部1は、上下左右の各壁1a,1b,
1c,1dと前壁1eとによつて略四角箱形状に
構成してなり、その上下両壁1a,1bの光源バ
ルブ挿入側(以下、後側と言う)の端辺1′a,
1′bを一円弧形状に形成すると共に、左右両壁
1c,1dの後側端辺1′c,1′dを連続した三
円弧形状に形成し、更に上壁1a及び前壁1eに
は放熱用穴3,4を開口形成してなる。
上壁1aの放熱用穴3は、この放熱用穴3を通
る光源バルブBからの直射光P1が直接レンズC
に入射したり反射鏡Dの上側内面壁5aで反射さ
れた反射光が下側内面壁5bに入射しないような
大きさ形状に、できるだけ大きく開口形成され、
例えば灯体5の上側内面壁5aと相似形のやや偏
平な五角形状に開口形成される。尚、図中10は
光源バルブBにおける直射光が真直ぐ前方へ照射
されるのを防止する為のブラツクトツプである。
又、前壁1eの放熱用穴3は、光源バルブBの
ブラツクトツプ10際から前方へ照射される直射
光P2がシエード部1から出ない大きさ形状にで
きるだけ大きく開口形成され、例えば円形状に開
口形成される。
シエードAの支持部2は、シエード部1の左右
壁1c,1dと連続した支持足2aと、この支持
足2aの後側端辺から横方向に延設した取付部2
bとで構成され、その取付部2bにはビス9を挿
入させる取付穴11を開口形成すると共に、灯体
5の取付ボス8を被覆する為の被掩部12を突出
形成する。
然して、シエードAの支持部2を下側にして、
灯体5の取付ボス8に取付部2bの被掩部12を
被覆させると共に取付穴11からビス9を挿入さ
せて締着すれば、シエードAの取付けが完了す
る。
〈考案の効果〉 本考案自動車用前照灯のシエードは斯様に構成
したので、シエード部内の熱は前壁と上壁とに開
口形成した放熱用穴を通してシエード部外へ放熱
対流し、シエード部内に熱がこもる恐れがなくな
る。その結果、バルブソケツトや灯体乃至反射鏡
に対して熱的悪影響を与える心配が一切なくな
る。
しかも、灯体の取付ボスにビス止めされる取付
部をシエード部の下部に形成したので、灯体に対
する熱的悪影響を一層軽減することが出来る。
更に、放熱様穴は光源バルブからの直射光がレ
ンズに入射しないように開口形成したので、レン
ズには反射鏡からの反射光だけが入射するように
なり、従つてレンズによる光のコントロールが容
易となり、その分レンズ設計が容易となると共
に、直射光が入射しない分レンズが加熱されなく
なり、レンズの不用意な加熱を防止することが出
来る。即ち、レンズの耐熱性をさほど考慮しなく
とも済み、特に樹脂レンズの場合に有効である。
また、支持部の取付部には灯体の取付ボスを被
覆する被掩部を形成したので、仮に灯体の取付ボ
ス表面がきれいに表面処理されていなくとも(通
常反射鏡内面全面にわたつてアルミ蒸着処理が施
される)、取付ボス部分の見映えを良くすること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案シエードを自動車用前照灯に取
付けた状態を示す断面図、第2図は第1図の2−
2線に沿える断面図、第3図は本考案シエードの
一実施例を示す正面図、第4図は同平面図、第5
図は第3図の5−5線断面図、第6図は同斜視
図、第7図は従来例を示す断面図である。 図中、1はシエード部、1aは上壁、1eは前
壁、3,4は放熱用穴、2は支持部、2aは支持
足、2bは取付部、12は被掩部、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前端部にブラツクトツプを施した光源バルブの
    前部周辺を上下壁と左右壁及び前壁とで取り囲む
    ように略四角箱形状に形成したシエード部と、上
    記左右壁の下部に延設させた支持足と灯体の取付
    ボスにビス止めされる取付部とからなる支持部と
    で構成され、前記シエード部の前壁及び上壁に光
    源バルブからの直射光がレンズに入射しない程度
    に大きく放熱用穴を開口形成し、前記支持部の取
    付部に灯体の取付ボスを被覆する被掩部を形成し
    た事を特徴とする自動車用前照灯のシエード。
JP1984164739U 1984-10-31 1984-10-31 Expired JPH028328Y2 (ja)

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JP1984164739U JPH028328Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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JP1984164739U JPH028328Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS6180501U JPS6180501U (ja) 1986-05-29
JPH028328Y2 true JPH028328Y2 (ja) 1990-02-28

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ID=30722603

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JP1984164739U Expired JPH028328Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4835017U (ja) * 1971-09-02 1973-04-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4835017U (ja) * 1971-09-02 1973-04-26

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Publication number Publication date
JPS6180501U (ja) 1986-05-29

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