JPH0283245A - セメント急結剤 - Google Patents

セメント急結剤

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JPH0283245A
JPH0283245A JP63233582A JP23358288A JPH0283245A JP H0283245 A JPH0283245 A JP H0283245A JP 63233582 A JP63233582 A JP 63233582A JP 23358288 A JP23358288 A JP 23358288A JP H0283245 A JPH0283245 A JP H0283245A
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Toru Yagi
徹 八木
Kenkichi Hirano
健吉 平野
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) を瞬時に凝結させ、特に、低温下においても、常温と同
様の効果を有するセメント急結剤である。
(従来の技術) 従来よシ、トンネル等の天井や壁などへの吹付けには、
空練りしたドライモルタル、ドライコンクリート又は水
で混練したモルタル・コンクリートにセメント急結剤を
添加して行う吹付は施工方法が普及している(注入・圧
送・吹付工法、樋ロ芳朗編、679〜451頁、技報堂
、1983年6月20日発行)。
この方法における急結剤としては、従来より以下のよう
なセメント急結剤が知られている。(1)水ガラスを主
体とするもの、(2)アルミン酸ナトリウム、炭酸ナト
リウムを主体とするもの(特開昭51−85231号公
報) 、(31仮焼明パン石を主体とするもの(特開昭
61−26538号公報)などが使用されている。
(発明が解決しようとする課題) 従来のセメント急結剤は、厳冬期のような低温時におい
ては急結力が低下してしまうので、前記の方法によシ施
工すると、吹付は直後の瞬時の凝結性が低下し、吹付は
層の自重を支えるのに必要な強度が十分でなくなり、モ
ルタル・コンリート中の骨材等の跳ね返りや、−旦付着
したモルタル・コンクリート層の脱落などにより−、材
料のロスが多くなる傾向がある。そのために、モルタル
・コンクリート等の混練に使用する水を暖める等、練シ
上シ温度を上げるような工夫が必要であった。
そこで本発明者らは、稿々検討の結果、低温時において
も常温と同等の急結性を示し、セメントペースト・モル
タル・コンクIJ−トi瞬時に凝結させることのできる
セメント急結剤を提供すること全目的として、本発明を
完成するに到った。
(課題全解決するための手段) 即ち、本発明はカルシウムアルミネート、アルカリ金属
アルミン酸塩及び硝酸塩類を主成分とする吹付は用セメ
ント急結剤である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に用いるカルシウムアルミネートとは(以下CA
という)、例えば、Ca02At203、CaO・At
203.3CaO・At203.12Ca0 ・7At
zO3、又は、これらCAにハロデフ元累化合物の固溶
した、例えば、3CaO−3At203−CaF2.1
1ca0・7At203・CaF2等が挙けられ、これ
らの中から一種又は二種以上全選択して用いることがで
きる。
更に、CA ’jj製造するにあたシ、カルシウムアル
ミ坏−ト水和物を600〜900℃、好ましくは650
〜800’Cで焼欲し、溶融体を無定形とすることは、
急結力が結晶質のものに比較して大きいので好ましい。
また、プレーン比表面積が大きいほど、その急結力は上
がるが、1.000 cm”/yもあればよい。
全越えると、他の成分が少なくなシ、急結力が低下する
傾向にある。
アルカリ金属アルミン酸塩(以下アルミン酸塩という)
としては、アルミン酸ナトリウムやアルミン酸カリウム
等が用いられる。
アルミン酸塩の粒径は、細かいもの程好ましく、1.2
龍以下の使用が好ましい。
アルミン酸塩の使用量は急結剤中1〜50重量係が全幅
しい。1重量%未満では、急結力が低下し、50重量%
t−越えると同様に急結力が低下する傾向にある。
また、本発明に係わる硝酸塩類とはナトリウムやカリウ
ム等のアルカリ盆踊や、カルシウムやマグネシウム等の
アルカリ土類余積の硝酸塩、亜硝酸塩からなる群より選
ばれたyMi又は2種以上である。
硝酸塩類の使用量は急結剤中20重量幅以下が好ましい
。より好ましくは、急結剤中1〜10重量係で全幅。更
にCA 100重量部に対し20重振部以下が好ましい
また、この°他にアルカリ金属炭酸塩(以下炭酸塩とい
う)、石灰類及び仮焼間ばん石類等の一種又は二種以上
全併用することも可能である。
炭酸塩としては、炭酸カリウムや炭酸ナトリウム等が挙
けられる。炭酸塩の使用量は急結剤中5〜40重量幅が
好ましい。
石灰類としては消石灰等が挙けられ、その使用量は、急
結剤中5〜60重を係が好ましい。
また仮焼間ばん石類(以下間ばん石という)Fi、アル
ミニウム明ばん石、カリウム明ばん石又は鉄門ばん石を
400〜700’Cにて焼成し、粉砕したもの等を用い
ることができる。明ばん石の使用量は急結剤中10〜5
o重忙%が好ましい。
また、炭酸塩、石灰類及び明けん石のうち二種以上を併
用する場合の使用量は急結剤中50重量%以下が好まし
い。
急結剤のセメントへの使用量は、セメント100重量部
に対して2〜15重量部が好ましく、よυ好ましくは5
〜10重量部である。
本発明の急結剤は、モルタル・コンクリートのドライミ
ックスに添加し、圧搾空気の流れに浮遊させてホース内
金圧送し、ノズルで圧力水を加えて吹き付る乾式吹付は
方法又はモルタン・コンクリートのウェットミックス全
圧搾空気によυ圧送し、ノズル部で添加し吹き付ける湿
式吹付は方法等の急結剤として使用することができる。
(実施例) 以下、実施例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 CAトして、プv−y 3,700on” / gの1
2Ca0・7At203と、アルミン酸塩としてアルミ
ン酸ナトリウムと、硝酸塩類として亜硝酸ナトリウム、
硝酸ナトリウム及び硝酸カルシウムとを第−表に示す配
合にて混合し、急結剤とした。
普通セメント700g、姫用産天然砂(F、M。
2.65 ) C表乾砂)2.100g、水35Qil
と急結剤70g’e計量し、モルタルミキサーにセメン
トと急結剤と砂を入れ、10秒間空練シ後、水を加えて
更に10秒間混練し、型枠に詰めたのちブロクター貫入
抵抗を測定した。試験は5℃恒恒量室内実施した。その
結果を第−表に併記する。
く使用材料〉 CA  : 12Ca()7At203.電気化学工業
(株)製アルミン酸塩:アルミン酸ナトリウム、電気化
学工業(株)製 硝酸塩類A:亜硝酸ナトリウム 特級試薬、和光紬薬(
株)製 〃  B:硝酸ナトリウム    〃 〃 〃  C:硝酸カルシウム    〃 〃 セメント:普通ポルトランドセメント、アンデスセメン
ト社製 市販品:電気化学工業(株)製、商品名「デンカナトミ
ックT−3J、主成分、アルミ ン酸アルカリ、炭酸アルカリ及び消石 灰 実施例2 急結剤に更に炭酸すI−1,1ウム、消石灰及び明ばん
石(ブレーン4500 cm” / 9 )’を用いた
こと以外は実施例1と同様、第二衣に示す配合で試験を
実施した。その結果を第二衣に併記する。
〈使用材料〉 炭酸Na:  炭酸ナトリウム、特級試薬、和光紬薬(
株) 消石灰 : 秩父消石灰、秩父石灰工業(株)明ばん石
:仮焼間ばん石、広島勝光出産カリウム明ばん石を電気
炉で550℃で2 時間焼成したもの 実施例6 第三表に示す配合の急結剤を用いたこと以外は実施例2
と同様に試験を実施した。その結果を第三表に併記する
く使用材料〉 ・アルミン酸塩:アルミン酸ナトリウム、ダイナマイト
ノーベルケミカルズ 裂 第五表及び第五表よシわかるように、実施例1で行った
市販品のブロクター値と比較すると実施例1.2及び実
施例6の配合はかなυ急結性が優れている。
実施例4 12Ca0・7At203(ブレーン3.700crn
2/ g)59重置部、アルミン酸ナトリウム10重量
部、亜硝酸ナトリウム7重量部、炭酸ナトリウム17重
量部及び消石灰7][−it部からなる急結剤を5゜1
0及び20°Cの環境条件下で、実施例1と同様に実験
しブロクター貫入抵抗の測定7行った。その結果を第四
表に示す。
第四表 第四表かられかるように、本発明の急結剤は、温度依存
性がほとんどない。
また、トンネル現場において、セメント! 360kl
!/m3のコンクリート、空気圧送型コンクl) −ト
吹付機、「アリパー280」アリパ社製を使用して、吹
付施工を行った。上記急結剤の添加量をセメント100
重量部に対し5,7.9重量部と変化させた。その結果
、本発明の急結剤においては、急結剤の添加量が5重量
部でも十分吹付施工が可能であった。このときの混練り
水の温度が5℃、気温2°C1コンクリート温度は5℃
であった。同様の条件下において市販品の試験?したと
ころ急結剤の添加量が12mR部でようやく施工が可能
になった。
実施例5 カルシウムアルミネートとして12Ca0・7At20
3の無定形化合物を粉砕し、粉末度4,000c1rL
2/yのものを得た。
この粉砕物100重量部に対してアルミン酸ナトリウム
20重量部、亜硝酸ナトリウム10重量部、無水炭酸ナ
トリウム20重量部、及び消石灰10重量部を加え混合
し急結剤とした。
第五表にコンクリート配合を示す。
第五表 *急結剤はセメント100重量部に対し、5゜7.9重
量部で外側添加した。
実施例4と同様アリパー280會用いてトンネル直径8
rnの乾式吹付は施工を行った。
本発明の急結剤をセメント100重量部に対し5.7.
9]ii部添加し、それぞれ8m3の吹付は施工?した
。その時のコンクリート温度は6℃であった。
その結果5N量部添加においても湧水部への吹付けは可
能であり、リバンド全測定したところ5重量部添加では
りバンドは28%、7重量部添加では20%、9重量部
添加では16%であった。
比較のために市販の急結剤を用いて同様の試験を実施し
た。その結果5,7重量部添加では、湧水部への吹付け
は不可能で、91M部添加でようやく可能になった。
同様に湧水のない場所でリバンドを測定したところ、市
販の急結剤5血蛍部添加では55%、7重量部添加では
41係、9M量部添加では32係と極めて大きい値を示
した。
(発明の効果) 実施例から明らかなように本発明の急結剤は、厳冬期の
ような低温時においても、その急結性を低下させること
もなく、常温と同様の急結性全得ることができる。従来
の市販の急結剤では、低温時において混練水全暖める等
コンクリートの練シ上シ温度金あげる工夫が必要であっ
たが、本発明の急結剤はその課題を解消した。即ち、本
発明の急結剤を使用すると、低温時において常温と同様
の急結性を有するため、低温においても湧水部への吹付
けが可能になった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カルシウムアルミネート、アルカリ金属アルミン
    酸塩及び硝酸塩類を主成分とする吹付け用セメント急結
    剤。
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