JPH0283053A - ディスペンサー用スピンナ、液流パターン切換機構およびディスペンサー - Google Patents

ディスペンサー用スピンナ、液流パターン切換機構およびディスペンサー

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JPH0283053A
JPH0283053A JP63237176A JP23717688A JPH0283053A JP H0283053 A JPH0283053 A JP H0283053A JP 63237176 A JP63237176 A JP 63237176A JP 23717688 A JP23717688 A JP 23717688A JP H0283053 A JPH0283053 A JP H0283053A
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spinner
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JP63237176A
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Atsushi Tada
篤 多田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1042Components or details
    • B05B11/1052Actuation means
    • B05B11/1056Actuation means comprising rotatable or articulated levers
    • B05B11/1057Triggers, i.e. actuation means consisting of a single lever having one end rotating or pivoting around an axis or a hinge fixedly attached to the container, and another end directly actuated by the user

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ディスペンサーのノズル内を流れる加圧液
を渦流化するディスペンサー用スピンナ、液流パターン
切換機構およびディスペンサーに関する。
〔従来の技術〕
ディスペンサー、たとえば、トリガータイプディスペン
サーでは、トリが−の揺動に連動してピストンが往復動
し、容器に収納された液体をシリンダ内に吸上げ、加圧
してオリフィスから流出させている。
ノズルキャップがディスペンサーのノズルの先端に取付
けられ、スピンナがノズル先端でノズルキャップ、ノズ
ル間に介在されている。ノズルキャップは、通常2回動
可能に螺着されるが、スライド可能に装着してもよく、
いずれにせよ、ノズルキャー2プの底部背面、スピンナ
の底部先端が密着可能に、ノズルキャップは配設される
公知のディスペンサーにおいて、スピンナは、たとえば
、実公昭50−035388号に開示するように凹部を
底部先端の中央に、凹部の接線方向にのびた一対の溝を
底部先端にそれぞれ有した有底筒形に合成樹脂から成形
されている。また、軸線方向の貫通孔がスピンナ底部に
穿設されて、接線方向の溝をノズルの流路に連通してい
る。そして、ノズルキャップも、スピンナと同様に、有
底筒形に合成樹脂から成形され、オリフィスがスピンナ
の凹部に対向してノズルキャップの底部中央に穿設され
ている。
このような構成において、ノズルキャップの底部背面、
スピンナの底部先端を密着した状態で、トリガーが揺動
されると、加圧された液体(加圧液)は、ノズル内の流
路から、スピンナの軸線方向の貫通孔を経て接線方向の
溝に流れ、ノズルキャップの底部背面で接線方向の溝を
経て中央の凹部に流入する。ここで、ノズルキャップの
底部背面、スピンナの底部先端が密着され、接線方向の
溝が中央の凹部の接線方向にのびているため、加圧液は
、接線方向の溝から凹部に流入する際、渦流化され、凹
部の中央に収束した後、対向するオリフィスから流出さ
れる。
また、軸線方向の貫通孔をスピンナに穿設することなく
、スピンナ、ノズル内周に隙間を設けてスピンナの回り
に環形流路を規定し、加圧液がノズルの流路からこの環
形流路を介して、接線方向の溝に流れる構成も知られて
いる(たとえば、特公昭57−032828号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように公知のディスペンサー用スピンナにおいて
、ノズルギャップを軸線方向に移動させて、ノズルキャ
ー2プの底部背面、スピンナの底部先端の間隔を調整す
れば、2種類の液流パターンつまり、噴流(ジェット)
または、噴Rf&(スプレー)のいずれかが得られ、液
流パターン切換機構が容易に構成できる。
しかし、ノズルキャップの底部背面がスピンナの底部先
端に密着しても、ノズルキャー7プは、接線方向の溝、
凹部に密着できず、ノズルキャップのオリフィスに、ノ
ズルの流路が接線方向の溝、凹部を介して常時連通され
る。そのため、ノズルの流路は、オリフィスを介して、
外気に連通したままとなり、ノズルの波路、オリフィス
間を閉塞遮断して液体の漏出を防IFするオフポジショ
ンが設定できない、従って、液流パターン切換機構は、
噴流パターン、噴霧流パターンの切換えしかできず、オ
フポジションを含む液流パターンの切換えができない。
トリガーを揺動不能にロックしたり(たとえば特公昭5
2−009843号公報)、ヒンジカバーをノズルキャ
ー2プと一体に成形し、ヒンジカバーに設けたプラグで
オリフィスをシールする構成(たとえば、特公昭57−
032828号公報)が知られているこのような構成で
は、ディスペンサーの不使用時でのトリガーの揺動に伴
なう液体の漏出が防止できる。
しかし、トリガーをロックしても、ノズルの流路は、オ
リフィスを介して外気に連通したままであるため、途中
に残存する液体の漏出が防止できない、また、トリガー
のロック手段が必要となりディスペンサーが構成的に複
雑化し、更に、ロック手段が露出するため、美的な外観
形状が得られにくい。
他方、プラグによってオリフィスをシールする構成では
、オフポジションでの液体の漏出が防止できる。しかし
、その反面、ヒンジカバーを備えたノズルキャップ、ひ
いては、ディスペンサーが構成的に複雑化し、容易に成
形できず、安価に量産できない。
この発明は、ノズルの流路、オリフィスの連通が確実に
遮断できるディスペンサー用スピンナの提供を目的とし
ている。
また、この発明は、オフポジションを含む液流パターン
の切換えの可能な液流パターン切換機構の提供を目的と
している。
さらに、この発明は、オフポジションでの液体の漏出を
十分に防止できる構成の簡単なディスペンサーの提供を
別の目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために、この発明によればスピンナ
底部先端の中央に設けられる凹部の底面は、オリフィス
の穿設されたノズルキャップ底部の中央筒部に密着可能
に形成されている。
また、この発明の液流パターン切換機構、ディスペンサ
ーは、上記構成のスピンナをノズルキャップを組合せて
構成される。
〔作用〕
そして、スピンナの凹部底面にノズルキャップの中央筒
部を密着させることによって、ノズルの流路、オリフィ
スの連通が遮断され、液体の漏出が確実に防止される。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながらこの発明の実施例について詳
細に説明する。
第1図に示すように、この発明に係るスピンナ10はト
リガータイプディスペンサー12に装着されトリが一タ
イプディスペンサーは、キャップ14によって、容器の
口部lBに着脱自在に装着されるそして、トリガー18
の揺動によって、トリガに連動したピストン(図示しな
い)が往復動じ、容器20内の液体をシリンダ(図示し
ない)に吸上げ、加圧している。加圧された液体(加圧
液)はディスペンサー本体21に取付けられたノズル2
2の流路24を介してスピンナlOに至り、ノズルキャ
ップ28のオリフィス30を経て流出する。
ディスペンサー12の基本構造はよく知られており、ま
た、この発明の趣旨でないため詳述しないが、ディスペ
ンサーは、たとえば、 USP No、3,840.1
57号に開示する公知の構成とされる。
第1図に加えて第2図を見るとよくわかるように、ノズ
ル22は、ディスペンサー本体21に、たとえば、挟持
され、ノズルの外周の一部におねじ32が形成されてい
る。そして、対応するめねじ33がノズルキャップ28
の内周に形成され、これらのねじ32.33の螺合によ
って、ノズルキャップはノズル22の先端に螺着されて
いる。
また、ノズル22.ノズルキャップ28間に介在された
スピンナ10は、第2図からよくわかるように有底筒形
に合成樹脂から成形されている。そして、第2図に加え
て第3図を見るとよくわかるように、互に180°離反
した一対の貫通孔34が、スピンナ底部で軸線方向に穿
設されている。実施例では、貫通孔34は円形断面に形
成されているが、断面形状、数、配置は図示の構成に限
定されないまた、第4図、第5図に示すように、円形の
凹部38が、オリフィス30に対向して、スピンナ10
の底部先端の中央に穿設されている。そして、溝35が
、スピンナ10の底部先端で凹部38の接線方向に形成
され、接線方向の溝を介して、凹部381貫通孔34が
連通している。また、スカート状のシール片40がノズ
ルキャップ28の内周に摺接可能にスピンナ10の外周
に形成されて、スピンナ、ノズルキャップ間の液密を確
保している。
ノズル22.ノズルキャップ28等の他の構成部材も、
スピンナ10と同様に、合成樹脂から成形される。
ノズルキャップ2日は、オリフィス30の穿設された中
央筒部42と、中央筒部の外方で底部から背後にのびた
中間筒部44とを持つ多重筒形に成形され中間筒部の内
周にスピンナのシール片40が摺接している。ここで、
スピンナの凹部底面39に密着するように、中央筒部4
2は、スピンナの凹部38より小径に形成されている。
上記構成のスピンナ10の装着されたトリガータイプデ
ィスペンサー12において、ノズルキャップ28を回動
して後方つまり右方に移動させると、ノズルキャップの
移動に伴って、ノズルキャップ底部の中央筒部42はス
ピンナの凹部3B内に侵入し、その先端は凹部底面39
に密着される(第2図参照)、中央筒部42が凹部底面
39に密着すると、貫通孔34、接線方向の溝35を介
した、ノズルの流路24オリフイス30の連通が強制的
に遮断される。このように中央筒部42が凹部底面33
に密着してノズルの流路24、オリフィス30の連通を
強制的に遮断した構成では、ノズルの流路24、貫通孔
34.接線方向の溝35.凹部38を介した。オリフィ
ス30への加圧波の流入が確実に阻止される。従って、
液体の漏出が十分に防止され、不使用時におけるトリガ
ー18の不要な揺動が確実に規制される。
また、ノズルキャップの中央筒部42がスピンナの凹部
底面38に密着するまで、ノズルキャップ28を単に移
動させることによって、ディスペンサー12のオフポジ
ションが極めて簡単、迅速に設定できる。そのため、後
述するように、ノズルキャップ28を軸線方向に単に移
動させれば、オフポジション、噴霧流パターン、噴流パ
ターンの切換えが行なえる。
さらに、オリフィス30の穿設されるノズルキャップ底
部に中央筒部42を形成し、この中央筒部をスピンナの
凹部底面39に密着可能とすればよいため、ノズルキャ
ップ28は構成的に簡単化され、ディスペンサー12の
複雑化を招かない、このようにこの発明のスピンナlO
を利用すれば、トリガーをロックしたり、プラグによっ
てオリフィスをシールしてオフポジジオンを設定する公
知の構成に比較して、構成的に十分に簡素化されたディ
スペンサー12が得られる。また、外部に露出する部材
を設けることなく構成でき、美的な外観形状が容易に(
与られる。
なお、図示の実施例では、ノズルキャップ28は回動す
ることによって移動可源に構成されているが、単にスラ
イドさせることによって移動可能に構成してもよい、ま
た、ノズルキャップ28をノズル22に取付けているが
、ディスペンサー本体21に直接取付けてもよい。
ディスペンサー12を使用する場合、まず、オフポジシ
ョンからノズルキャップ28を回動して前方つまり左方
に移動(前進)させる、つまり、第6図に示すように、
中央筒部42が、スピンナ先端の凹部底面39から僅か
に離反して、中央筒部、凹部底面間に僅かな隙間が生じ
る程度の位置まで、ノズルキャップ28が左方に移動さ
れ、ノズルの流路24、オリフィス30が連通される。
ここで、第4図に示すように、貫通孔34、凹部38が
、接線方向の溝35を介して、連通している。そのため
、加圧波がノズルの流路24から1貫通孔34、接線方
向の溝35を経て凹部38に流入すると、加圧波は、中
央筒部42、凹部底面39間の隙間内で渦流化され、中
央に収束した後、噴霧流としてオリフィス30から流出
される。つまり、噴霧流パターンが得られる。
貫通孔34から凹部38に流入した加圧液の一部は中央
筒部42の外周を流れて、半径方向外方に流れようとす
る。しかし、第6図かられかるようにノズルキャップ2
8.スピンナ1o間の隙間からの加圧液の漏出は、スピ
ンナのシール片40に妨げられて生じない。
なお、凹部38、中央筒部42は、図示のように、通常
、同心の円形にそれぞれ形成されるが、加圧流の渦流化
を促進する形状であれば足り1円形に限定されない。
また、ノズルキャップ28をさらに前進させて。
スピンナの底部先端からノズルキャップの底部29を十
分離反させると、加圧液は噴流として流出される。つま
り、スピンナの底部先端からノズルキャップの底部28
を十分離反させれば、中央筒部42凹部底面39間に大
きな隙間が設定される(第7図参照)、そのため、ノズ
ルの流路24から、貫通孔34.接線方向の溝35を経
て凹部38に流入した加圧流は、もはや渦流化されず、
噴流としてオリフィス30から流出され、噴流パターン
が得られる。
このように、オフポジションからノズルキャップ28を
前進させれば、噴霧流パターン、噴流パターンがig!
続的に設定できる。
なお、液体を流出させた後、ノズルキャップ28を十分
に後退させて、中央筒部42を凹部底面39に密着すれ
ば、大きな抵抗が生じ、ノズルキャップの移動が困難と
なる。このように、ノズルキャップ28が十分に後退さ
れて、それ以上の後退が困難となれば、オフポジション
が設定されたこととなり、オフポジションへの切換えが
自動的に感知される。
上記のように、この発明によれば、ノズルキャップ28
の移動によって、オフポジションが設定されるとともに
、噴霧流パターン、噴流パターンの切換えが迅速、容易
に行なえる。つまり、スピンナ10を利用して、オフポ
ジションを含む液流パターン切換機構が容易に構成でき
る。
実施例において、スピンナlOは、トリガータイプディ
スペンサー12に装着されている。しかし、トリガータ
イプディスペンサー以外のディスペンサーにも、上記構
成のスピンナ10が装着できることはいうまでもない、
たとえば、昇降自在なブツシュボタンに連動してピスト
ンを昇降させて液体を加圧するブツシュタイプディスペ
ンサーや、容器自体を圧搾して液体を加圧する圧搾式デ
ィスペンサーにも装着できる。また、フロンガスを利用
したディスペンサーやモータを駆動して液体を加圧する
電動式ディスペンサーにも装着できる。
また、オリフィス30の前方に障壁を設け、オリフィス
から流出する噴霧流をこの障壁に衝突させて発泡化して
もよい、フォーマ−タイプに構成されたディスペンサー
12を第8図に示す、このディスペンサー12において
、ノズルキャー2プ128は。
底部28から前方にのびた延出筒部50を備え、テーパ
形状の障壁52が延出筒部に一体成形されている、障壁
52は、オリフィスから流出した加圧液のうち、中央流
は衝突せず、その周辺流のみが衝突可能に形成されてい
る。
また、軸線方向にのびた空気取入れ口54が、中央筒部
42の半径方向外方で、ノズルキャップの底部23を貫
通して穿設されている。実施例では、第9図からよくわ
かるように、略矩形断面の空気取入れ口54が等角的に
4個設けられている。しかし空気取入れ口54は少なく
とも1個あれば足り、断面形状、数、配列等は図示の構
成に限定されない。
このようなノズルキャップ12Bの装着されたディスペ
ンサー12によれば、オリフィス30から流出した加圧
液の周辺流は障壁52に衝突して微細化され、空気取入
れ口54を介して流入した空気、および、障壁52と衝
突しない加圧流の中央流と混合して発泡化される。
L記のように、ノズルキャップ28の代りに、障壁52
、空気取入れ口54を持つノズルキャップ128を、デ
ィスペンサー12に装着すれば、フォーマ−タイプのデ
ィスペンサーが得られる。
このように、スピンナのシール片40と内面で摺接する
中間筒部44を持つ多重筒形にノズルキャップを成形し
た構成では、中間筒部の半径方向外方でノズルキャップ
の底部28に空気取入れ口54を設けても、スピンナ、
ノズルキャップ間の液密が損なわれない、そのため、ノ
ズルキャップ28を、空気取入れ口54付のノズルキャ
ップ128に交換すれば、フォーマ−タイプのディスペ
ンサーが容易に得られる。そして、共通の部品を多数使
用することによって、通常のディスペンサー、フォーマ
−タイプのディスペンサーが、いずれも安価に量産でき
る。
また、ノズルキャップ128の空気取入れ口54゜障壁
52が、いずれも軸線方向にのびているため、ノズルキ
ャップは容易に成形でき、ノズルキャップ自体も安価に
量産できる。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであ
り、この発明を同等限定するものでなくこの発明の技術
範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明に
包含されることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
上記のように、この発明のスピンナによれば、ノズルの
流路、オリフィスの連通が確実に遮断できる。
この発明のスピンナに、スピンナの凹部底面に密着可能
な中央筒部を持つノズルキャップを組合せれば、オフポ
ジションを容易に設定できるディスペンサーが得られる
。そして、このディスペンサーでは、オフポジションに
おいて、ノズルの波路、オリフィスの連通が確実に遮断
される。そのため、トリガーの不注意な揺動等に伴なう
液体の漏出だけでなく、ノズルの流路等に残存する液体
の漏出も十分に防止される。
このディスペンサーは、スピンナ方向にノズルキャップ
を移動させれば足り、構成的になんら複雑化することな
く形成できる。また、外部に露出する部材を設けること
なく構成でき、美的な外観形状が容易に得られる。
また、この発明のスピンナを利用すれば、ノズルキャッ
プを前後に移動することによって、才フポジション、噴
霧流パターン、噴流パターンが連続的に得られ、液流パ
ターンの切換えが容易、迅速に行なえる。そして、オフ
ポジションの設定可能な液流パターン切換機構が得られ
る。
さらに、ノズルキャップの中間筒部内面にスピンナのシ
ール片を摺接させた構成では、空気取入れ口が、スピン
ナ、ノズルキャップ間の液密を損なうことなく、ノズル
キャップ底部に形成できるそのため、障壁、空気取入れ
口を持つノズルキャップをスピンナに組合せれば、フォ
ーマ−タイプのディスペンサーが容易に得られる。
このように、この発明のスピンナを利用すれば互換性に
すぐれたディスペンサーが得られる。
つまり、通常のディスペンサー、フォーマ−タイプのデ
ィスペンサーが、多数の部品を共通に構成でき、これら
のディスペンサーが、高い互換性のもとで安価に量産で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るスピンナの装着されたトリガ
ータイプディスペンサーの一部破断の側面図、 第2図、第6図、第7図は、オフポジション、噴霧流ポ
ジション、噴流ポジションにおけるトリガータイプディ
スペンサーの各部分縦断面図、第3図、第4図、第5図
は、スピンナの背面回正面図および斜視図、 第8図は、フォーマ−タイプに構成されたディスペンサ
ーの部分縦断面図、 第9図は、第8図の線IX−IXに沿ったノズルキャッ
プの端面図である。 10:スピンナ、12ニトリガータイブデイスペンサ!
8ニドリガー、20:容器、21:ディスペンサー本体
、22:ノズル、24:ノズルの流路、28,128:
ノズルキャップ、28:ノズルキャップの底部、30ニ
オリフイス、34:スピンナの貫通孔、35:接線方向
の溝、38:スピンナ先端の凹部、39:凹部底面、4
0:スピンナのスカート状シール片、42.44.50
:ノズルキャップの中央筒部、中間筒部、延出筒部、5
2:障壁、54:空気取入れ口。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディスペンサーのノズルの先端でノズル、ノズル
    キャップ間に介在され、ノズル内を流れる加圧液を渦流
    化する合成樹脂製有底筒形のディスペンサー用スピンナ
    において、ノズルキャップ底部のオリフィスに対向する
    凹部がスピンナ底部先端の中央に設けられ、凹部の接線
    方向にのびた溝がスピンナ底部先端に形成されるととも
    に、軸線方向の貫通孔がスピンナ底部に穿設されて、接
    線方向の溝をノズルの流路に連通し、 凹部の底面が、ノズルキャップ底部の中央筒部に密着可
    能に形成されていることを特徴とするディスペンサー用
    スピンナ。
  2. (2)有底のノズルキャップがノズル先端等に前後に移
    動可能に装着され、底部をノズルキャップ底部に対向さ
    せた有底のスピンナがノズル先端に設けられ、オリフィ
    スがスピンナ先端の底部に対向してノズルキャップの底
    部に穿設され、ノズルキャップの前進、後退によって、
    ノズルキャップ底部とスピンナ先端との間隔を調整し、
    ノズルの流路からオリフィスを経て流出する加圧流の液
    流パターンを切換える液流パターン切換機構において、
    スピンナは、ノズルキャップ底部のオリフィスに対向し
    てスピンナ底部先端の中央に設けられた凹部と、スピン
    ナ底部先端に形成されて凹部の接線方向にのびた放射状
    の溝と、スピンナ底部先端に形成されて、接線方向の溝
    をノズルの流路に連通する軸線方向の貫通孔とを備え、 ノズルキャップは、スピンナ先端の凹部の底面に密着可
    能にノズルキャップ底部から延出した中央筒部を備え、
    中央筒部がスピンナの凹部の底面に密着してノズルの流
    路、オリフィスの連通を遮断可能に構成されたことを特
    徴とする液流パターン切換機構。
  3. (3)オリフィスを底部中央に持つ合成樹脂製有底筒形
    のノズルキャップをノズル先端等に装着するとともに、
    合成樹脂製有底筒形のスピンナをノズル先端で、ノズル
    キャップ、ノズル間に介在させ、ノズルを流れる加圧液
    がスピンナで渦流化されてオリフィスから流出されるデ
    ィスペンサーにおいて、 スピンナが ノズルキャップ底部のオリフィスに対向してスピンナ底
    部先端の中央に設けられ、その底面がノズルキャップの
    中央筒部に密着可能な凹部と、スピンナ底部先端に形成
    されて凹部の接線方向にのびた溝と、 スピンナ底部先端に形成されて、接線方向の溝をノズル
    の流路に連通する軸線方向の貫通孔と、を備えて成形さ
    れたことを特徴とするディスペンサー 。
  4. (4)オリフィスを底部中央に持つ合成樹脂製有底筒形
    のノズルキャップをノズル先端等に装着するとともに、
    合成樹脂製有底筒形のスピンナをノズル先端で、ノズル
    キャップ、ノズル間に介在させ、ノズルを流れる加圧液
    がスピンナで渦流化されてオリフィスから流出されるデ
    ィスペンサーにおいて、 ノズルキャップが、オリフィスの穿設された中央筒部と
    、中央筒部の外方で底部から背面方向にのびた中間筒部
    とを持つ多重筒形状に成形され、スピンナが、ノズルキ
    ャップ底部のオリフィスに対向してスピンナ底部先端の
    中央に設けられ、その底面がノズルキャップの中央筒部
    に密着可能な凹部と、スピンナ底部先端に形成されて凹
    部の接線方向にのびた溝と、スピンナ底部先端に形成さ
    れて、接線方向の溝をノズルの流路に連通する軸線方向
    の貫通孔と、スピンナ外面に設けられ、ノズルキャップ
    の中間筒部の内周に摺接するスカート状シール片とを備
    えて成形されたことを特徴とするディスペンサー。
  5. (5)オリフィスを底部中央に持つ合成樹脂製有底筒形
    のノズルキャップをノズル先端等に装着するとともに、
    合成樹脂製有底筒形のスピンナをノズル先端で、ノズル
    キャップ、ノズル間に介在させ、ノズルを流れる加圧液
    がスピンナで渦流化されてオリフィスから流出されるデ
    ィスペンサーにおいて、 ノズルキャップが、オリフィスの穿設された中央筒部と
    、中央筒部の外方で底部から背面方向にのびた中間筒部
    とを持つ多重筒形状に成形され、軸線方向にのびた空気
    取入れ口が、中央筒部の、半径方向外方で、ノズルキャ
    ップの底部を貫通して穿設されるとともに、オリフィス
    から流出した加圧液のうち、その周辺流の衝突するテー
    パ形状の障壁が、オリフィス前方でノズルキャップに設
    けられ、 スピンナが、ノズルキャップ底部のオリフィスに対向し
    てスピンナ底部先端の中央に設けられ、その底面がノズ
    ルキャップの中央筒部に密着可能な凹部と、スピンナ底
    部先端に形成されて凹部の接線方向にのびた溝と、スピ
    ンナ底部先端に形成されて、接線方向の溝をノズルの流
    路に連通する軸線方向の貫通孔と、スピンナ外面に設け
    られ、ノズルキャップの中間筒部の内面に摺接するスカ
    ート状シール片とを備えて成形されたことを特徴とする
    フォーマータイプのディスペンサー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5234167A (en) * 1989-11-16 1993-08-10 Afa Products, Inc. One-piece foamer nozzle
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