JP2018058063A - 噴霧機構の噴口部構造 - Google Patents
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Abstract
Description
この噴口部の構造については、各種のものが存在する。
その構成は、内容物が通過する複数の放射状流路が形成された旋回面と、該旋回面に対向する平面との相対距離を変更することによって、内容物の噴射拡散角度を調節することのできる噴射パターン可変ヘッドである。
その構成は、噴口が開口した噴口チップと噴口チップを装着するハウジングを有し、ハウジング内に流入した流体を噴口から噴射する噴射装置が、噴口チップの内壁に、外周より噴口に向う旋回流を形成する複数の溝と、それらの溝が合流して噴口に至る合流部を有する。溝深さが噴口チップの外周部に対して合流部側が深くなるように溝底面が傾斜し、溝の形成面が噴口の中心線に対して垂直な平面である。ハウジングは、溝の形成面に当接するセンターポストを有している。
即ち、噴霧パターンを大きくするというよりも、その噴霧パターンをより確実な形状とすること。つまり、その噴霧パターンをその噴射方向横断面形状をより円形に近いものとすること。噴霧粒子の密度をより均一とし、その粒子も細かくソフトな噴霧を実現することをその課題とするものである。
尚、従来の噴口部構造においては、噴口手前の流路に設けられている略放射状又は略螺旋状の溝の数は、通常3本又は4本である。
前記溝の中心部側端部は、前記凹所の中心に向かわずに周方向にずれており、更に前記溝が6本以上形成されていることを特徴とする噴霧機構の噴口部構造である。
即ち、その噴霧パターンの横断面形状が、従来のものにおいては、それが歪んでいたり、その一部が欠けていたりして真円にならなかったのであるが、本発明においては、より真円に近いパターンを形成させることができたのである。
他方、噴射量や噴霧される粒子径に関しても、後の実験結果でも示すが、適切な噴射量とより細かい粒子径による噴霧が可能となった。
即ち、噴霧機構の噴口部は略円柱形状の孔部からなり、この孔部内に上記噴口チップ及び第2噴口チップが嵌合する。
そして、噴口チップの前端面の内壁に、又は、上記第2噴口チップの前端面に放射状又は螺旋状の溝を設けて上記第1の発明と同様の効果を発揮させることができる。
このように、噴口チップは、上記第1発明のワンピースのものとして、或いは、本第2発明の如きツーピースのものとしても実施することができる。
この効果は、噴口チップをツーピースとし、第2噴口チップを介在させたことによって生じる効果となる。
その効果は、噴霧パターンをより適切に正確な円錐形状とすることができることである。
この孔部の存在により、内容液は、一度この孔部内に貯留した後に流通路を通って外界に噴霧されることとなるために、より正確な略円錐形状の噴霧パターンをもつ噴霧を可能とし、更によりソフトな噴霧を実現させることができるものである。
このように、8本以上設けることにより噴霧される内容液はより正確な円錐形状の噴霧パターンを実現することとなり、フィルター機能も付加されて、より細かい粒子径の噴霧を行うことができることとなるのである。
図1は、本発明の噴霧機構の噴口部構造に係る第1実施形態を示しており、その(A)が噴霧機構である噴霧ボタンの全体縦断面図、その(B)が噴口チップの縦断面図、その(C)が(B)図の右側面図(噴口裏面側からみた図)である。
この噴霧ボタン1は、その全体が略筒体形状を有し、その底面部略中央部には、上記噴霧用ステムと接続するステム接続部14を有し、このステム接続部14がエアゾール容器内の内容液を流通させる流通路15の入口部となっている。
換言すると、上記噴口部16は、円柱形状を有し、その外周部が前記流通路15の横方向流通路となっており、この横方向流通路が上記の円環状の溝部17となっている。
そして、前端面10fと反対側である後方側の開口部10hから前記前端面10fまで円柱状の孔部が形成されており、この円柱状孔部の内周側面には、その長手方向に突条18が複数(この実施形態では4つ)設けられ、前記前端面10fの裏面(前記底面部の内壁)には、8本の溝12が形成されている。
そして、それぞれの溝12の中心部側は、凹所13の中心には向かわずに、その凹所13の周側にずれた状態に設けられている。
即ち、これらの溝12は、凹所13の接線方向に向かって延長する状態に設けられている。
また、この噴霧パターンの正確さと共に、噴霧される粒子の粒径もより小さく、密度も濃く、よりソフトな噴霧が可能となるのである。
従来例及び比較例となる噴口部構造については、図2及び図3に図示する。
この噴射ボタン2は、その全体が略筒体形状を有し、その底面部略中央部には、上記噴霧用ステムと接続するステム接続部14を有し、このステム接続部14がエアゾール容器内の内容液を流通させる流通路15の入口部となっている。
換言すると、上記噴口部16は、円柱形状を有し、その外周部が前記流通路15の横方向流通路となっており、この横方向流通路が上記の円環状の溝部17となっている。
そして、後方側の開口部10hから前記前端面10fまで円柱状の孔部が形成されており、この円柱状孔部の内周側面には、突条18が設けられ、前記底面部である前端面10fの裏面には、4本の溝12が形成されている。
そして、それぞれの溝12の中心部側は、凹所13の中心には向かわずに、その凹所13の周側にずれた状態に設けられている。
即ち、これらの溝12は、凹所13の接線方向に向かって延長する。
つまり、略有底筒体形状の噴口チップ30aとその内部に配置される第2噴口チップ30bとから形成されている。
この噴霧ボタン3は、その全体が略筒体形状を有し、その底面部略中央部には、上記噴霧用ステムと接続するステム接続部14を有し、このステム接続部14がエアゾール容器内の内容液を流通させる流通路15の入口部となっている。
この噴口部16の内部に上記噴口チップ30aと第2噴口チップ30bが嵌合する。
そして、後方側の開口部10hから前記前端面10fまで円柱状の孔部が形成されており、この円柱状孔部の中に、前記第2噴口チップ30bが内蔵される。
これら4本の溝12の中心部には凹所13が形成され、4本の溝12は、前記凹所13の接線方向に延長する。
即ち、内容液は、横方向流通路19を通り、その後、一旦上記孔部30h内に貯留し、その後流通路39を通過して前記4本の溝12へと流通するのである。
このように孔部30hを設けることにより、外界に噴霧される内容液はよりソフトな噴霧となる。
即ち、この溝12は、その中心部側でその幅が狭く、その外周部側でその幅が広く形成されている。
その結果を以下の表1に示している。
缶体内圧は、0.20、0.40、0.80MPaに設定して、測定を行った。
その結果が表1である。
表中、従来例1・2、比較例1・2、本発明1・2とあるのは、噴口径や溝の深さ等を多少異ならせたものの2タイプを試験対象としたためである。基本構造はそれぞれ同じものである。
つまり、略円筒形状の噴口チップを噴霧機構の噴口部に嵌合しており、その8本の溝は、噴口チップの前端面(底面部)の裏面側(内壁)に設けていたが、この溝は、嵌合される噴霧機構の噴口部の前端面に形成することもできる。
換言すると、噴口チップの内部に第2噴口チップを内蔵して、この第2噴口チップの前端面に複数の溝を形成しても同様の効果を発揮させることができる。
更に、内蔵される第2噴口チップの後方端面に孔部を形成し、この孔部に噴霧機構の横方向流通路の出口を対面させることが極めて望ましい。
外界に噴霧される霧をよりソフトに噴霧させるためである。
溝の幅及び深さも適宜必要に応じて、設計変更することができる。
また、噴霧機構に関しても、上記実施形態のような押しボタン形式でなく、トリガー式の噴霧機構であってもよい。
本発明の噴霧機構は、化粧用スプレー、ヘアケア用スプレー、衣料用スプレー、洗浄剤用スプレー、芳香・消臭剤用スプレー等々、各種の噴霧容器の噴霧機構として利用することができる。
図4は、本発明の噴口部構造に係る第2実施形態を示しており、その(A)が噴霧機構22の全体縦断面図、その(B)が噴口チップ42を取り除いた状態の噴霧ボタン22bの正面図、その(C)が噴口チップ42の縦断面図、その(D)が(C)図の右側面図である。
その他の構成は、前記第1実施形態の噴口部構造と同じである。
このように、上記8本の溝12は、噴口チップ10の前端裏面(第一実施形態)、又は、噴霧ボタンの噴口部16の前端面の何れか一方に設けることができる。
この溝幅というのは、溝12を正面(或いは裏面)から見た際の横幅である。
この溝条部7の溝幅を溝12の溝幅よりも狭くすることにより、フィルター機能が付加されることとなる。
即ち、上記溝条部7は、噴霧ボタン24bの略円柱形状を有する噴口部16の外周側面の長手方向に等間隔に設けたものである。
その他の構成は、前記第3実施形態の噴口部構造と同じである。
このように、上記の溝条部7は、噴口チップの内周側面(第3実施形態)、又は、噴霧ボタン24bの噴口部16の外周側面の何れか一方に設けることができる。
その他の構成は、上記第3実施形態のものと同じである。
この第5実施形態においても、噴口チップ45の内周側面に設けた複数の溝条部7がフィルター機能を発揮する。
その他の構成は、上記第5実施形態のものと同じである。
この第6実施形態においても、噴霧ボタン26bの円柱形状の噴口部16の外周側面の長手方向に設けた複数の溝条部7がフィルター機能を発揮する。
この第7実施形態は、前記第1実施形態に係る噴口部構造と異なる部分は、噴口チップ47の前端面の裏面に設けた溝12及び溝条部7の構成が異なる。
外周部分に設けた溝条部7の横幅は、中央部分に設けた溝12の横幅よりも狭く形成し、フィルター機能を付与させている。
その他の構成は、上記第1実施形態のものと同じである。
この第8実施形態は、上記第7実施形態において溝12と溝条部7を噴口チップの前端面の裏面に設けていたが、これらを噴霧ボタン28bの噴口部16の前端面に設けたものである。
その他の構成は、上記第7実施形態のものと同じである。
図11は、本発明の噴口部構造に係る第9実施形態を示しており、その(A)が噴霧機構29の分解図、その(B)が縦断面図、その(C)が噴口チップの正面図、その(D)が縦断面図、その(E)が背面図、その(F)が第2噴口チップの正面図、その(G)が側面図、その(H)が背面図である。
噴口チップ49aは有底筒体形状を有してその底面部(前端面)を前方に配置し、その内部に略円柱形状の第2噴口チップ49bを内蔵している。
噴霧ボタン29bの横方向流通路19の出口部には噴口部16が形成され、この実施形態ではこの噴口部16は、略円柱形状の孔部から成る。
尚、この第9実施形態においては、フィルター機能を有する溝条部は設けられていない。
また、第2噴口チップ49bの両端面に設けた8本の溝12は、その後端面側の溝12を設けずに実施することもできる。
即ち、8本の溝12は、噴口チップ50aの前端面10fの裏面に設け、また、フィルター機能を有する溝条部7も前記溝12の外側端部に接続するように8本、噴口チップ50aの内周側面の長手方向に設けたものである。
その他の構成は上記第9実施形態と同じである。
即ち、フィルター機能を有する8本の溝条部7は、略円柱形状の第2噴口チップ50bの外周側面の長手方向に、噴口チップ51aの前端面裏面に設けた溝12の端部と接続するように8本設けられたものである。
その他の構成は上記第10実施形態と同じである。
即ち、フィルター機能を有する8本の溝条部7は、噴口チップ52aの内部の周側面の長手方向に8本設けられ、その両端部は、第2噴口チップ52bの前端面及び後端面に設けられた溝12の端部と接続するように設けられたものである。
その他の構成は上記第10実施形態と同じである。
尚、この第2噴口チップ52bの両端面に設けた8本の溝12は、その前端面のみに形成したものであってもよい。
即ち、フィルター機能を有する8本の溝条部7は、第2噴口チップ53bの外周の周側面の長手方向に8本設けられ、その両端部は、第2噴口チップ53bの前端面及び後端面に設けられた溝12の端部と接続するように設けられたものである。
その他の構成は上記第9実施形態と同じである。
尚、この第2噴口チップ53bの両端面に設けた8本の溝12は、その前端面のみに形成したものであってもよい。
これらの図に示した噴口チップはツーピースから成り、噴口チップ54aの内部に第2噴口チップ54bが内蔵されている。
図には示していないが、第2噴口チップ54bの外周側面と噴口チップ54aの内周側面には隙間が設けられ、噴霧される内容液の流通路が形成されている。
上記溝12は、噴口チップ54aの前端面の裏面の中央部に設けられ、その外周部に溝条部7が設けられる。
前図16では、溝12及び溝条部7が噴口チップの側に設けられていたが、この図17の実施形態では、第2噴口チップ55bの前端面及び後端面の両面に設けている。
これらの溝12及び溝条部7は、第2噴口チップ55bの前端面にのみ設けたものであってもよい。
更に、溝12と溝条部7は、同じ端面の中央部とその外周部分の同じ端面に配置して設けることもできるものである。
7 溝条部
10、20、30、30a、42、43、44、45.46、47、48、49a、50a、51a、52a、54a 噴口チップ
10f 前端面
10k 筒体部
11 噴口
12 溝
13 凹所
14 ステム接続部
15 流通路
16 噴口部
17 溝部(円環状の)
18 突条部
19 横方向流通路
22、23、27、29、50、51、52、53 噴霧機構
30b、49b、50b、52b、53b、54b、55b 第2噴口チップ
22b、23b、24b、25b、26b、28b、29b 噴霧ボタン
30h 孔部
39 流通路
Claims (9)
- 噴霧容器の上端部に設けられた噴霧用ステムに接続する噴霧機構であって、当該噴霧機構の内部には流通路が設けられ、この流通路の入口部が前記噴霧用ステムに接続し、この流通路の出口部が噴口部を成す噴霧機構において、
前記噴口部に略有底筒体形状の噴口チップを嵌合することができ、
この噴口チップは、その底面部である前端面の略中央部に噴口が穿設され、その噴口の反対側の開口部を前記噴霧機構の噴口部に向って嵌合することができ、
この噴口チップの底面部の内壁に、又は、この噴口チップの底面部の内壁に対向する噴霧機構の噴口部前端面に、放射状又は螺旋状の溝を複数設け、
当該複数の溝の中心部側には前記複数の溝が集中する凹所が形成され、
この凹所の略中心に前記噴口チップの噴口が位置し、
前記溝の中心部側端部は、前記凹所の中心に向かわずに周方向にずれており、
更に前記溝が6本以上形成されていることを特徴とする噴霧機構の噴口部構造。 - 噴霧容器の上端部に設けられた噴霧用ステムに接続する噴霧機構であって、当該噴霧機構の内部には流通路が設けられ、この流通路の入口部が前記噴霧用ステムに接続し、この流通路の出口部が噴口部を成す噴霧機構において、
前記噴口部は略円柱形状の孔部からなり、この孔部に略有底筒体形状の噴口チップとこの噴口チップの内部に内蔵された第2噴口チップを嵌合することができ、
この噴口チップにはその底面部である前端面の略中央部に噴口が穿設され、
この噴口チップの底面部の内壁に、又は、この噴口チップの底面部の内壁に対向する第2噴口チップの前端面に、放射状又は螺旋状の溝を複数設け、
当該複数の溝の中心部側には前記複数の溝が集中する凹所が形成され、
この凹所の略中心に前記噴口チップの噴口が位置し、
前記溝の中心部側端部は、前記凹所の中心に向かわずに周方向にずれており、
更に前記溝が6本以上形成されていることを特徴とする噴霧機構の噴口部構造。 - 前記第2噴口チップの後端面にもその前端面に設けた溝と同様の溝を同数設けたことを特徴とする請求項2に記載の噴霧機構の噴口部構造。
- 前記溝がぞれぞれの面に8本形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の噴霧機構の噴口部構造。
- 前記第2噴口チップの溝が設けられた前端面と反対側の後端面の略中央部から前端面側に向って孔部を形成し、この孔部と噴霧機構の流通路の出口が対面していることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の噴霧機構の噴口部構造。
- 噴霧容器の上端部に設けられた噴霧用ステムに接続する噴霧機構であって、当該噴霧機構の内部には流通路が設けられ、この流通路の入口部が前記噴霧用ステムに接続し、この流通路の出口部が噴口部を成す噴霧機構において、
前記噴口部に略有底筒体形状の噴口チップを嵌合することができ、
この噴口チップは、その底面部である前端面の略中央部に噴口が穿設され、その噴口の反対側の開口部を前記噴霧機構の噴口部に向って嵌合することができ、
この噴口チップの底面部の内壁に、又は、この噴口チップの底面部の内壁に対向する噴霧機構の噴口部前端面に、放射状又は螺旋状の溝を複数設け、
当該複数の溝の中心部側には前記複数の溝が集中する凹所が形成され、
この凹所の略中心に前記噴口チップの噴口が位置し、
前記溝の中心部側端部は、前記凹所の中心に向かわずに周方向にずれており、
更に、前記噴口チップの内周側面、又は、前記噴霧機構の噴口部の外周側面の長手方向に複数の溝条部を形成し、
当該溝条部の溝幅が前記噴口チップの底面部の内壁又は噴霧機構の噴口部前端面に設けた溝の溝幅よりも小さく形成してフィルター機能を付加したことを特徴とする噴霧機構の噴口部構造。 - 噴霧容器の上端部に設けられた噴霧用ステムに接続する噴霧機構であって、当該噴霧機構の内部には流通路が設けられ、この流通路の入口部が前記噴霧用ステムに接続し、この流通路の出口部が噴口部を成す噴霧機構において、
前記噴口部は略円柱形状の孔部からなり、この孔部に略有底筒体形状の噴口チップとこの噴口チップの内部に内蔵された第2噴口チップを嵌合することができ、
この噴口チップにはその底面部である前端面の略中央部に噴口が穿設され、
この噴口チップの底面部の内壁に、又は、この噴口チップの底面部の内壁に対向する第2噴口チップの前端面に、放射状又は螺旋状の溝を複数設け、
当該複数の溝の中心部側には前記複数の溝が集中する凹所が形成され、
この凹所の略中心に前記噴口チップの噴口が位置し、
前記溝の中心部側端部は、前記凹所の中心に向かわずに周方向にずれており、
更に、前記噴口チップの内周側面、又は、前記第2噴口チップの外周側面の長手方向に複数の溝条部を形成し、
当該溝条部の溝幅が前記噴口チップの底面部の内壁又は第2噴口チップの前端面に設けた溝の溝幅よりも小さく形成してフィルター機能を付加したことを特徴とする噴霧機構の噴口部構造。 - 前記第2噴口チップの後端面にもその前端面に設けた溝と同様の溝を同数設けたことを特徴とする請求項7に記載の噴霧機構の噴口部構造。
- 前記溝がそれぞれの面に8本、前記溝条部がそれぞれの面に8本以上形成されていることを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項に記載の噴霧機構の噴口部構造。
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