JP2018058063A - 噴霧機構の噴口部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】噴霧パターンの形状をより正確に略円錐形状とし、噴霧粒子を細かくソフトな噴霧を実現すること。【解決手段】噴霧容器に接続する噴霧機構1であって、その噴口部16に略有底筒体形状の噴口チップ10を嵌合する。この噴口チップ10は、その底面部である前方端面10fの略中央部に噴口11が穿設され、その噴口11の後方側の開口部10hを前記噴霧機構1の噴口部16に向って嵌合する。この噴口チップ10の前方端面10fの内壁に、又は、この噴口チップ10の前方端面10fの内壁に対向する噴霧機構1の噴口部16の前端面に、放射状又は螺旋状の溝12を複数設け、当該複数の溝12の中心部側には前記複数の溝12が集中する凹所13を形成し、この凹所13の略中心に前記噴口チップ10の噴口11が位置する。前記溝12の中心部側端部は、前記凹所13の中心に向かわずに周方向にずれており、これらの溝12を8本形成する。【選択図】図1

Description

本発明は、エアゾール容器やポンプ式噴霧容器の上端部に設けられた噴霧用ステムに連結され、容器内の内容液を噴霧させるための噴霧機構の噴口部構造の改良に関する。
従来よりエアゾール容器やポンプ式噴霧容器から内容液を噴霧させる場合、それらの容器の上端部に設けられているバルブステムやポンプステム等の噴霧用ステムに各種タイプの噴霧機構が連結され、当該噴霧機構の噴口部から内容液が外界に噴霧される。
この噴口部の構造については、各種のものが存在する。
下記特許文献1に記載の発明は、噴射角を広狭に調整可能で、且つ部品点数が少なく、その組み立てが容易で安価な噴射パターン可変ヘッドを提供することをその課題とする。
その構成は、内容物が通過する複数の放射状流路が形成された旋回面と、該旋回面に対向する平面との相対距離を変更することによって、内容物の噴射拡散角度を調節することのできる噴射パターン可変ヘッドである。
即ち、円筒状の溝部及び該溝部内に同心状の円筒部を備え、内容物が収容された容器に結合されるヘッド本体と、前記円筒状の溝部に結合される中空の円筒部を備えた噴口部材と、前記噴口部材を回動することによって前記放射状流路が形成された旋回面と、該旋回面に対向する前記ヘッド本体の前記円筒部の先端平面との相対距離を可変することにより上記課題を解決する。
下記特許文献2に記載の噴射装置は、噴霧パターンが大きく、かつ噴霧パターン内での噴射密度が均一で小さく、噴霧粒子も小さく、噴射をマイルドにする噴射装置を提供することを課題とする。
その構成は、噴口が開口した噴口チップと噴口チップを装着するハウジングを有し、ハウジング内に流入した流体を噴口から噴射する噴射装置が、噴口チップの内壁に、外周より噴口に向う旋回流を形成する複数の溝と、それらの溝が合流して噴口に至る合流部を有する。溝深さが噴口チップの外周部に対して合流部側が深くなるように溝底面が傾斜し、溝の形成面が噴口の中心線に対して垂直な平面である。ハウジングは、溝の形成面に当接するセンターポストを有している。
特開2006−15299号公報 特開2011−147920号公報
本願発明においても、その基本的な課題は、上記従来の発明と同じであるが、その効果をより向上させることをその課題とする。
即ち、噴霧パターンを大きくするというよりも、その噴霧パターンをより確実な形状とすること。つまり、その噴霧パターンをその噴射方向横断面形状をより円形に近いものとすること。噴霧粒子の密度をより均一とし、その粒子も細かくソフトな噴霧を実現することをその課題とするものである。
尚、従来の噴口部構造においては、噴口手前の流路に設けられている略放射状又は略螺旋状の溝の数は、通常3本又は4本である。
上記課題を解決するために、本発明の第1のものは、噴霧容器の上端部に設けられた噴霧用ステムに接続する噴霧機構であって、当該噴霧機構の内部には流通路が設けられ、この流通路の入口部が前記噴霧用ステムに接続し、この流通路の出口部が噴口部を成す噴霧機構において、前記噴口部に略有底筒体形状の噴口チップを嵌合することができ、この噴口チップは、その底面部である前端面の略中央部に噴口が穿設され、その噴口の反対側の開口部を前記噴霧機構の噴口部に向って嵌合することができ、この噴口チップの底面部の内壁に、又は、この噴口チップの底面部の内壁に対向する噴霧機構の噴口部前端面に、放射状又は螺旋状の溝を複数設け、当該複数の溝の中心部側には前記複数の溝が集中する凹所が形成され、この凹所の略中心に前記噴口チップの噴口が位置し、
前記溝の中心部側端部は、前記凹所の中心に向かわずに周方向にずれており、更に前記溝が6本以上形成されていることを特徴とする噴霧機構の噴口部構造である。
本発明の第2のものは、噴霧容器の上端部に設けられた噴霧用ステムに接続する噴霧機構であって、当該噴霧機構の内部には流通路が設けられ、この流通路の入口部が前記噴霧用ステムに接続し、この流通路の出口部が噴口部を成す噴霧機構において、前記噴口部は略円柱形状の孔部からなり、この孔部に略有底筒体形状の噴口チップとこの噴口チップの内部に内蔵された第2噴口チップを嵌合することができ、この噴口チップにはその底面部である前端面の略中央部に噴口が穿設され、この噴口チップの底面部の内壁に、又は、この噴口チップの底面部の内壁に対向する第2噴口チップの前端面に、放射状又は螺旋状の溝を複数設け、当該複数の溝の中心部側には前記複数の溝が集中する凹所が形成され、この凹所の略中心に前記噴口チップの噴口が位置し、前記溝の中心部側端部は、前記凹所の中心に向かわずに周方向にずれており、更に前記溝が6本以上形成されていることを特徴とする噴霧機構の噴口部構造である。
本発明の第3のものは、上記第2の発明において、前記第2噴口チップの後端面にもその前端面に設けた溝と同様の溝を同数設けたことを特徴とする噴霧機構の噴口部構造である。
本発明の第4のものは、上記第1乃至第3の発明において、前記溝がぞれぞれの面に8本形成されていることを特徴とする噴霧機構の噴口部構造である。
本発明の第5のものは、上記第2乃至第4の発明において、前記第2噴口チップの溝が設けられた前端面と反対側の後端面の略中央部から前端面側に向って孔部を形成し、この孔部と噴霧機構の流通路の出口が対面していることを特徴とする噴霧機構の噴口部構造である。
本発明の第6のものは、噴霧容器の上端部に設けられた噴霧用ステムに接続する噴霧機構であって、当該噴霧機構の内部には流通路が設けられ、この流通路の入口部が前記噴霧用ステムに接続し、この流通路の出口部が噴口部を成す噴霧機構において、前記噴口部に略有底筒体形状の噴口チップを嵌合することができ、この噴口チップは、その底面部である前端面の略中央部に噴口が穿設され、その噴口の反対側の開口部を前記噴霧機構の噴口部に向って嵌合することができ、この噴口チップの底面部の内壁に、又は、この噴口チップの底面部の内壁に対向する噴霧機構の噴口部前端面に、放射状又は螺旋状の溝を複数設け、当該複数の溝の中心部側には前記複数の溝が集中する凹所が形成され、この凹所の略中心に前記噴口チップの噴口が位置し、前記溝の中心部側端部は、前記凹所の中心に向かわずに周方向にずれており、更に、前記噴口チップの内周壁面、又は、前記噴霧機構の噴口部の外周側面の長手方向に複数の溝条部を形成し、当該溝条部の溝幅が前記噴口チップの底面部の内壁又は噴霧機構の噴口部前端面に設けた溝の溝幅よりも小さく形成してフィルター機能を付加したことを特徴とする噴霧機構の噴口部構造である。
本発明の第7のものは、噴霧容器の上端部に設けられた噴霧用ステムに接続する噴霧機構であって、当該噴霧機構の内部には流通路が設けられ、この流通路の入口部が前記噴霧用ステムに接続し、この流通路の出口部が噴口部を成す噴霧機構において、前記噴口部は略円柱形状の孔部からなり、この孔部に略有底筒体形状の噴口チップとこの噴口チップの内部に内蔵された第2噴口チップを嵌合することができ、この噴口チップにはその底面部である前端面の略中央部に噴口が穿設され、この噴口チップの底面部の内壁に、又は、この噴口チップの底面部の内壁に対向する第2噴口チップの前端面に、放射状又は螺旋状の溝を複数設け、当該複数の溝の中心部側には前記複数の溝が集中する凹所が形成され、この凹所の略中心に前記噴口チップの噴口が位置し、前記溝の中心部側端部は、前記凹所の中心に向かわずに周方向にずれており、更に、前記噴口チップの内周壁面、又は、前記第2噴口チップの外周側面の長手方向に複数の溝条部を形成し、当該溝条部の溝幅が前記噴口チップの底面部の内壁又は第2噴口チップの前端面に設けた溝の溝幅よりも小さく形成してフィルター機能を付加したことを特徴とする噴霧機構の噴口部構造である。
本発明の第8のものは、上記第7の発明において、前記第2噴口チップの後端面にもその前端面に設けた溝と同様の溝を同数設けたことを特徴とする噴霧機構の噴口部構造である。
本発明の第9のものは、上記第6乃至第8の発明において、前記溝がそれぞれの面に8本、前記溝条部がそれぞれの面に8本以上形成されていることを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項に記載の噴霧機構の噴口部構造である。
本発明の第1のものにおいては、噴口チップの底面部の内壁に、又は、この噴口チップの底面部の内壁に対向する噴霧機構の噴口部前端面に、放射状又は螺旋状の溝を複数設け、当該複数の溝の中心部側には前記複数の溝が集中する凹所が形成され、この凹所の略中心に前記噴口チップの噴口が位置し、前記溝の中心部側端部は、前記凹所の中心に向かわずに周方向にずれており、更に前記溝が6本以上形成されていることを特徴とする。
上記6本以上の複数の溝により、噴口から外界に噴霧される内容液は、前記多数の溝の向きに従ってより正確に螺旋状に噴霧され、その噴霧パターンが噴口から噴霧方向に向かってより正確な円錐形状となるのである。
即ち、その噴霧パターンの横断面形状が、従来のものにおいては、それが歪んでいたり、その一部が欠けていたりして真円にならなかったのであるが、本発明においては、より真円に近いパターンを形成させることができたのである。
他方、噴射量や噴霧される粒子径に関しても、後の実験結果でも示すが、適切な噴射量とより細かい粒子径による噴霧が可能となった。
本発明の第2のものにおいては、上記略有底筒体形状を有する噴口チップの内部に第2噴口チップを内蔵させたものである。
即ち、噴霧機構の噴口部は略円柱形状の孔部からなり、この孔部内に上記噴口チップ及び第2噴口チップが嵌合する。
そして、噴口チップの前端面の内壁に、又は、上記第2噴口チップの前端面に放射状又は螺旋状の溝を設けて上記第1の発明と同様の効果を発揮させることができる。
このように、噴口チップは、上記第1発明のワンピースのものとして、或いは、本第2発明の如きツーピースのものとしても実施することができる。
本発明の第3のものにおいては、前記第2噴口チップの後端面にもその前端面に設けた溝と同様の溝を同数設けたことを特定したものであり、これにより噴口から噴霧される前に内容物を螺旋噴射させるための助走期間を長くとることができ、より噴霧パターンを適切に略円錐形状とすることができる。
この効果は、噴口チップをツーピースとし、第2噴口チップを介在させたことによって生じる効果となる。
本発明の第4のものにおいては、前記溝がぞれぞれの面に8本形成されていることを限定したものである。
その効果は、噴霧パターンをより適切に正確な円錐形状とすることができることである。
本発明の第5のものにおいては、上記第2乃至第4の発明において、前記第2噴口チップの溝が設けられた前端面と反対側の後端端面の略中央部から前端面側に向って孔部を形成し、この孔部を噴霧機構の流通路の出口に対面させたものである。
この孔部の存在により、内容液は、一度この孔部内に貯留した後に流通路を通って外界に噴霧されることとなるために、より正確な略円錐形状の噴霧パターンをもつ噴霧を可能とし、更によりソフトな噴霧を実現させることができるものである。
本発明の第6のものにおいては、上記第1の発明に係る噴口チップの内周側面、又は噴霧機構の噴口部の外周側面の長手方向に複数の溝条部を形成し、この溝条部の溝幅を上記噴口チップの底面部の内壁又は噴霧機構の噴口部前端面に設けた溝の溝幅よりも小さく形成して、この溝条部をフィルターの機能を付加したものである。
本発明の第7のものにおいては、上記第2の発明に係るツーピースからなる噴口チップにおいて、噴口チップの内周側面、又は、前記第2噴口チップの外周側面の長手方向に複数の溝条部を形成し、その溝条部の溝幅が前記噴口チップの底面部の内壁又は第2噴口チップの前端面に設けた溝の溝幅よりも小さく形成してフィルター機能を付加したものである。
本発明の第8のものにおいては、上記第7の発明において、前記第2噴口チップの後端面にもその前端面に設けた溝と同様の溝を同数設けたことを限定したものであり、その効果は上記第3の発明と同じである。
本発明の第9のものにおいては、上記第4の発明と同様に、前記溝がそれぞれの面に8本、前記溝条部がそれぞれの面に8本以上形成されていることを限定したものである。
このように、8本以上設けることにより噴霧される内容液はより正確な円錐形状の噴霧パターンを実現することとなり、フィルター機能も付加されて、より細かい粒子径の噴霧を行うことができることとなるのである。
本発明の噴霧機構の噴口部構造に係る一実施形態を示しており、その(A)が噴霧機構である噴霧ボタンの全体縦断面図、その(B)が噴口チップの縦断面図、その(C)が(B)図の右側面図(噴口裏面側からみた図)である。 従来の噴霧機構を図示しており、その(A)が噴霧機構である噴霧ボタンの全体縦断面図、その(B)が噴口チップの縦断面図、その(C)が(B)図の右側面図(噴口裏面側からみた図)である。 比較例としての噴霧機構を図示しており、その(A)が噴霧機構である噴霧ボタンの全体縦断面図、その(B)が噴口チップの縦断面図、その(C)が(B)図のC−C線断面図である。 本発明の噴口部構造に係る第2実施形態を示しており、その(A)が噴霧機構の全体縦断面図、その(B)が噴口チップを取り除いた状態の噴霧ボタンの正面図、その(C)が噴口チップの縦断面図、その(D)が(C)図の右側面図である。 本発明の噴口部構造に係る第3実施形態を示しており、その(A)が噴霧機構の全体縦断面図、その(B)が噴口チップの上部切欠斜視図、その(C)が噴口チップの縦断面図、その(D)が(C)図の右側面図である。 本発明の噴口部構造に係る第4実施形態を示しており、その(A)が噴霧ボタンの一部切欠斜視図、その(B)が噴口チップの縦断面図、その(C)が(B)図の右側面図である。 本発明の噴口部構造に係る第5実施形態を示しており、その(A)が噴霧ボタンの正面図、その(B)が噴口チップの縦断面図、その(C)が(B)図の右側面図である。 本発明の噴口部構造に係る第6実施形態を示しており、その(A)が噴霧ボタンの正面図、その(B)が噴口チップの縦断面図、その(C)が(B)図の右側面図である。 本発明の噴口部構造に係る第7実施形態を示し、そのその(A)が噴霧機構の縦断面図、その(B)が噴口チップの縦断面図、その(C)が(B)図の右側面図である。 本発明の噴口部構造に係る第8実施形態を示しており、その(A)が噴霧ボタンの正面図、その(B)が噴口チップの縦断面図、その(C)が(B)図の右側面図である。 本発明の噴口部構造に係る第9実施形態を示しており、その(A)が噴霧機構の分解図、その(B)が縦断面図、その(C)が噴口チップの正面図、その(D)が縦断面図、その(E)が背面図、その(F)が第2噴口チップの正面図、その(G)が側面図、その(H)が背面図である。 本発明の噴口部構造に係る第10実施形態を示しており、その(A)が噴霧機構の分解図、その(B)が縦断面図、その(C)が噴口チップの正面図、その(D)が縦断面図、その(E)が背面図、その(F)が第2噴口チップの正面図、その(G)が側面図、その(H)が背面図である。 本発明の噴口部構造に係る第11実施形態を示しており、その(A)が噴霧機構の分解図、その(B)が縦断面図、その(C)が噴口チップの正面図、その(D)が縦断面図、その(E)が背面図、その(F)が第2噴口チップの正面図、その(G)が側面図、その(H)が背面図である。 本発明の噴口部構造に係る第12実施形態を示しており、その(A)が噴霧機構の分解図、その(B)が縦断面図、その(C)が噴口チップの正面図、その(D)が縦断面図、その(E)が背面図、その(F)が第2噴口チップの正面図、その(G)が側面図、その(H)が背面図である。 本発明の噴口部構造に係る第13実施形態を示しており、その(A)が噴霧機構の分解図、その(B)が縦断面図、その(C)が噴口チップの正面図、その(D)が縦断面図、その(E)が背面図、その(F)が第2噴口チップの正面図、その(G)が側面図、その(H)が背面図である。 本発明に係る噴口チップの他の実施形態を示しており、その(A)が噴口チップの正面図、その(B)が縦断面図、その(C)が背面図、その(D)が第2噴口チップの正面図、その(E)が側面図、その(F)が背面図である。 本発明に係る噴口チップの更に他の実施形態を示し、その(A)が噴口チップの正面図、その(B)が縦断面図、その(C)が背面図、その(D)が第2噴口チップの正面図、その(E)が側面図、その(F)が背面図である。
以下、添付の図面と共に本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の噴霧機構の噴口部構造に係る第1実施形態を示しており、その(A)が噴霧機構である噴霧ボタンの全体縦断面図、その(B)が噴口チップの縦断面図、その(C)が(B)図の右側面図(噴口裏面側からみた図)である。
本発明においては、この図に示した噴口部構造において、図1(C)に示したように、噴口チップ10の噴口11の裏面側(噴霧方向Fと反対の側)に設けた8本の溝12を設けた部分にその特徴が存する。
この図1(A)に図示した噴霧機構である噴霧ボタン1は、図には表れていないエアゾール容器の上端に設けられている噴霧用ステム(バルブステム)に接続される。
この噴霧ボタン1は、その全体が略筒体形状を有し、その底面部略中央部には、上記噴霧用ステムと接続するステム接続部14を有し、このステム接続部14がエアゾール容器内の内容液を流通させる流通路15の入口部となっている。
この流通路15の出口部が噴口部16を成し、この噴口部16の外周部には、円環状の溝部17が形成されており、この円環状の溝部17内に噴口チップ10の筒体部10kが嵌合する。
換言すると、上記噴口部16は、円柱形状を有し、その外周部が前記流通路15の横方向流通路となっており、この横方向流通路が上記の円環状の溝部17となっている。
他方、噴口チップ10は、その全体が略有底筒状の形状を有し、その底面部である前端面10fの中心部に貫通孔が設けられ、この貫通孔が噴口11となる。
そして、前端面10fと反対側である後方側の開口部10hから前記前端面10fまで円柱状の孔部が形成されており、この円柱状孔部の内周側面には、その長手方向に突条18が複数(この実施形態では4つ)設けられ、前記前端面10fの裏面(前記底面部の内壁)には、8本の溝12が形成されている。
上記8本の溝12の中心部側には、凹所13が形成されており、前記8本の溝12の中心部側がこの凹所13に連続している。
そして、それぞれの溝12の中心部側は、凹所13の中心には向かわずに、その凹所13の周側にずれた状態に設けられている。
即ち、これらの溝12は、凹所13の接線方向に向かって延長する状態に設けられている。
これらの溝12を設けることにより、噴霧される内容液は、噴口11から外界へと螺旋状に又はスクリュー状に旋回しつつ噴霧され、その噴霧パターンは、噴口から略円錐形状に、その横断面もほぼ真円に近い形で噴霧されることになる。
また、この噴霧パターンの正確さと共に、噴霧される粒子の粒径もより小さく、密度も濃く、よりソフトな噴霧が可能となるのである。
尚ここで、上記複数の溝12は、噴口チップ10の前端面10fの裏面側に設けたが、この複数の溝12を、上記噴霧ボタン1の噴口部16の前端面の側に設けて実施することも当然可能である。
次に、上記噴霧機構の噴口部構造の噴霧状態についての実験結果を以下に説明する。
従来例及び比較例となる噴口部構造については、図2及び図3に図示する。
図2は、従来の噴霧機構を図示しており、その(A)が噴霧機構である噴霧ボタンの全体縦断面図、その(B)が噴口チップの縦断面図、その(C)が(B)図の右側面図(噴口裏面側からみた図)である。
この従来例においては、図2(C)から解る通り、噴口チップ20の噴口11が設けられた前端面10fの裏面側(噴霧方向Fと反対の側)には、4本の溝12が設けられており、この溝の数が上記本発明の実施形態の構成と異なる。その他の構成は、上記本発明と同じである。
即ち、この図2(A)に図示した噴霧機構である噴霧ボタン2は、図には表れていないエアゾール容器の上端に設けられている噴霧用ステム(バルブステム)に接続される。
この噴射ボタン2は、その全体が略筒体形状を有し、その底面部略中央部には、上記噴霧用ステムと接続するステム接続部14を有し、このステム接続部14がエアゾール容器内の内容液を流通させる流通路15の入口部となっている。
この流通路15の出口部が噴口部16を成し、この噴口部16の外周部には、円環状の溝部17が形成されており、この円環状の溝部17内に噴口チップ20の筒体部10kが嵌合する。
換言すると、上記噴口部16は、円柱形状を有し、その外周部が前記流通路15の横方向流通路となっており、この横方向流通路が上記の円環状の溝部17となっている。
他方、噴口チップ20は、その全体が略有底筒状の形状を有し、その底面部である前端面10fの中心部に貫通孔が設けられ、この貫通孔が噴口11となる。
そして、後方側の開口部10hから前記前端面10fまで円柱状の孔部が形成されており、この円柱状孔部の内周側面には、突条18が設けられ、前記底面部である前端面10fの裏面には、4本の溝12が形成されている。
上記4本の溝12の中心部側には、凹所13が形成されており、前記4本の溝12の中心部側がこの凹所13に連続している。
そして、それぞれの溝12の中心部側は、凹所13の中心には向かわずに、その凹所13の周側にずれた状態に設けられている。
即ち、これらの溝12は、凹所13の接線方向に向かって延長する。
図3は、比較例としての噴霧機構を図示しており、その(A)が噴霧機構である噴霧ボタンの全体縦断面図、その(B)が噴口チップの縦断面図、その(C)が(B)図のC−C線断面図である。
この比較例においては、図2(A)及び(B)から解る通り、噴口チップ30が2つのパーツから形成されている。
つまり、略有底筒体形状の噴口チップ30aとその内部に配置される第2噴口チップ30bとから形成されている。
この図3(A)に図示した噴霧機構である噴霧ボタン3は、図には表れていないエアゾール容器の上端に設けられている噴霧用ステム(バルブステム)に接続される。
この噴霧ボタン3は、その全体が略筒体形状を有し、その底面部略中央部には、上記噴霧用ステムと接続するステム接続部14を有し、このステム接続部14がエアゾール容器内の内容液を流通させる流通路15の入口部となっている。
この流通路15の出口部が噴口部16を成し、この噴口部16は略円柱形状の孔部から成る。
この噴口部16の内部に上記噴口チップ30aと第2噴口チップ30bが嵌合する。
他方、噴口チップ30aは、その全体が略有底筒体形状を有し、その前端面10fの中心部に貫通孔が設けられ、この貫通孔が噴口11となる。
そして、後方側の開口部10hから前記前端面10fまで円柱状の孔部が形成されており、この円柱状孔部の中に、前記第2噴口チップ30bが内蔵される。
この第2噴口チップ30bは、その全体が略円柱形状を有し、その前端面に4本の放射状の又は螺旋状の溝12が形成されている。
これら4本の溝12の中心部には凹所13が形成され、4本の溝12は、前記凹所13の接線方向に延長する。
また、前記4本の溝12の外側端部には、流通路39が第2噴口チップ30bの外周面の長手方向に設けられ、内容液の流通路である横方向流通路19と連通している。
更に、この第2噴口チップ30bの後方側端面には、前方方向に向かって孔部30hが形成され、この孔部30hは、内容液の流通路である横方向流通路19の出口と対面している。
即ち、内容液は、横方向流通路19を通り、その後、一旦上記孔部30h内に貯留し、その後流通路39を通過して前記4本の溝12へと流通するのである。
このように孔部30hを設けることにより、外界に噴霧される内容液はよりソフトな噴霧となる。
また、この比較例においては、溝12の形態が上記従来例と異なっている。
即ち、この溝12は、その中心部側でその幅が狭く、その外周部側でその幅が広く形成されている。
以上説明した本発明に係る噴霧機構、従来例、及び比較例に関して噴霧実験を行い、その噴霧量、粒子径、及び噴射パターンについて測定し、比較を行った。
その結果を以下の表1に示している。
内容液は、精製水を使用し、試験体である容器は、同一のバルブ及び同一のアルミ缶を使用した。
缶体内圧は、0.20、0.40、0.80MPaに設定して、測定を行った。
その結果が表1である。
表中、従来例1・2、比較例1・2、本発明1・2とあるのは、噴口径や溝の深さ等を多少異ならせたものの2タイプを試験対象としたためである。基本構造はそれぞれ同じものである。
この表から解る通り、噴霧量においても、本発明に係る噴霧機構は、従来例よりも勝っており、その粒子径においても、従来例を凌駕し、その噴霧パターンにおいては、従来例及び比較例と比較しても明確な相違があり、本発明においては、その噴霧パターンが噴口からの距離が5cm及び10cmの位置での横断面形状がほぼ真円となっており、ほぼ正確な円錐形状になっていることが見て取れるものである。
以上、本発明の第1実施形態について説明したが、本発明においては以下の通り、種々設計変更することができる。
先ず、本発明の上記実施形態に係る噴口部構造は一つの噴口チップを有するものを例示した。
つまり、略円筒形状の噴口チップを噴霧機構の噴口部に嵌合しており、その8本の溝は、噴口チップの前端面(底面部)の裏面側(内壁)に設けていたが、この溝は、嵌合される噴霧機構の噴口部の前端面に形成することもできる。
他方、この噴口チップは、上記比較例のように噴口チップの内部に第2噴口チップを内蔵するものであってもよい。つまり、噴口チップは、ツーピースから形成することもできる。
換言すると、噴口チップの内部に第2噴口チップを内蔵して、この第2噴口チップの前端面に複数の溝を形成しても同様の効果を発揮させることができる。
勿論、このツーピースタイプのものであっても、上記複数の溝を噴口が設けられた噴口チップの前端面の裏面に設けてもよいことは当然である。
更に、内蔵される第2噴口チップの後方端面に孔部を形成し、この孔部に噴霧機構の横方向流通路の出口を対面させることが極めて望ましい。
外界に噴霧される霧をよりソフトに噴霧させるためである。
また、溝の数も上記実施形態では、8本設けたが、この溝は、8本でなく、6本以上であればその効果が認められている。
溝の幅及び深さも適宜必要に応じて、設計変更することができる。
本発明に係る噴霧機構の噴口部構造は、上記エアゾール容器ばかりでなく、ポンプ式の噴霧機構においても適用することができる。
また、噴霧機構に関しても、上記実施形態のような押しボタン形式でなく、トリガー式の噴霧機構であってもよい。
本発明の噴霧機構は、化粧用スプレー、ヘアケア用スプレー、衣料用スプレー、洗浄剤用スプレー、芳香・消臭剤用スプレー等々、各種の噴霧容器の噴霧機構として利用することができる。
次に、本発明に係る噴口部構造の他の実施形態について更に具体的に説明する。
図4は、本発明の噴口部構造に係る第2実施形態を示しており、その(A)が噴霧機構22の全体縦断面図、その(B)が噴口チップ42を取り除いた状態の噴霧ボタン22bの正面図、その(C)が噴口チップ42の縦断面図、その(D)が(C)図の右側面図である。
この第2実施形態に係る噴口部構造は、前記第1実施形態において8本の溝12を噴口チップの前端面の内側(内壁)に設けていたものを、噴霧ボタン22bの噴口部16の前端面に形成したものである。
その他の構成は、前記第1実施形態の噴口部構造と同じである。
このように、上記8本の溝12は、噴口チップ10の前端裏面(第一実施形態)、又は、噴霧ボタンの噴口部16の前端面の何れか一方に設けることができる。
図5は、本発明の噴口部構造に係る第3実施形態を示しており、その(A)が噴霧機構23の全体縦断面図、その(B)が噴口チップ43の上部切欠斜視図、その(C)が噴口チップ43の縦断面図、その(D)が(C)図の右側面図である。
この第3実施形態に係る噴口部構造は、前記第1実施形態のものとその基本構造が同じであって、更に、その第1実施形態に係る噴口チップの内側周側面の長手方向にフィルター機能を有する溝条部7を複数、この第3実施形態では16本等間隔に形成したものである。
上記溝条部7は、フィルター機能を付加させるために、噴口チップ43の前端面の裏面に設けた8本の溝12の最小溝幅よりも狭い溝幅に形成する。
この溝幅というのは、溝12を正面(或いは裏面)から見た際の横幅である。
この溝条部7の溝幅を溝12の溝幅よりも狭くすることにより、フィルター機能が付加されることとなる。
図6は、本発明の噴口部構造に係る第4実施形態を示しており、その(A)が噴霧ボタン24bの一部切欠斜視図、その(B)が噴口チップ44の縦断面図、その(C)が(B)図の右側面図である。
この第4実施形態に係る噴口部構造は、前記第3実施形態で付加したフィルター機能を有する溝条部7を、噴霧ボタン24bの噴口部16の外周側面の側に設けたものである。
即ち、上記溝条部7は、噴霧ボタン24bの略円柱形状を有する噴口部16の外周側面の長手方向に等間隔に設けたものである。
当然ながら、上記溝条部7は、フィルター機能を付加させるために、噴口チップ44の前端面の裏面(内壁)に設けた8本の溝12の最小溝幅よりも狭い溝幅に形成する。
その他の構成は、前記第3実施形態の噴口部構造と同じである。
このように、上記の溝条部7は、噴口チップの内周側面(第3実施形態)、又は、噴霧ボタン24bの噴口部16の外周側面の何れか一方に設けることができる。
図7は、本発明の噴口部構造に係る第5実施形態を示しており、その(A)が噴霧ボタン25bの正面図、その(B)が噴口チップ45の縦断面図、その(C)が(B)図の右側面図である。
この第5実施形態に係る噴口部構造は、前記図5に示した第3実施形態において、噴口チップの前端面の裏面に設けた8本の溝12を噴霧ボタン25bの円柱形状の噴口部16の前端面に形成したものである。
その他の構成は、上記第3実施形態のものと同じである。
この第5実施形態においても、噴口チップ45の内周側面に設けた複数の溝条部7がフィルター機能を発揮する。
図8は、本発明の噴口部構造に係る第6実施形態を示しており、その(A)が噴霧ボタン26bの正面図、その(B)が噴口チップ46の縦断面図、その(C)が(B)図の右側面図である。
この第6実施形態に係る噴口部構造は、前記第5実施形態において、噴口チップの内側周側面に設けた溝条部7を噴霧ボタン26bの円柱形状の噴口部16の周側面の外周の長手方向に等間隔に複数形成したものである。
その他の構成は、上記第5実施形態のものと同じである。
この第6実施形態においても、噴霧ボタン26bの円柱形状の噴口部16の外周側面の長手方向に設けた複数の溝条部7がフィルター機能を発揮する。
図9は、本発明の噴口部構造に係る第7実施形態を示し、そのその(A)が噴霧機構27の縦断面図、その(B)が噴口チップ47の縦断面図、その(C)が(B)図の右側面図である。
この第7実施形態は、前記第1実施形態に係る噴口部構造と異なる部分は、噴口チップ47の前端面の裏面に設けた溝12及び溝条部7の構成が異なる。
即ち、上記第1実施形態においては、当該噴口チップの前端面の裏面には溝12が8本のみ設けられていたが、この第7実施形態においては、この噴口チップ47の前端面10fの裏面に溝12とフィルター機能を有する溝条部7との両方を共に設けている。
つまり、噴口チップ47の前端面10fの裏面の外周部分には溝条部7を16本設け、その内側部分(前端面10fの中央部分)には溝12を8本設けている。
外周部分に設けた溝条部7の横幅は、中央部分に設けた溝12の横幅よりも狭く形成し、フィルター機能を付与させている。
その他の構成は、上記第1実施形態のものと同じである。
図10は、本発明の噴口部構造に係る第8実施形態を示しており、その(A)が噴霧ボタン28bの正面図、その(B)が噴口チップ48の縦断面図、その(C)が(B)図の右側面図である。
この第8実施形態は、上記第7実施形態において溝12と溝条部7を噴口チップの前端面の裏面に設けていたが、これらを噴霧ボタン28bの噴口部16の前端面に設けたものである。
その他の構成は、上記第7実施形態のものと同じである。
以下の実施形態においては、噴口チップがその内部に第2噴口チップを内蔵するツーピースから成るものの例である。
図11は、本発明の噴口部構造に係る第9実施形態を示しており、その(A)が噴霧機構29の分解図、その(B)が縦断面図、その(C)が噴口チップの正面図、その(D)が縦断面図、その(E)が背面図、その(F)が第2噴口チップの正面図、その(G)が側面図、その(H)が背面図である。
この第9実施形態は、噴口チップがツーピースのものから成り、つまり、噴口チップ49aとその内部に第2噴口チップ49bを内蔵するタイプのものである。
噴口チップ49aは有底筒体形状を有してその底面部(前端面)を前方に配置し、その内部に略円柱形状の第2噴口チップ49bを内蔵している。
第2噴口チップ49bの前端面と後端面にはそれぞれ8本の溝12が螺旋状に配設されており、その中央部には凹所13が設けられている。
噴霧ボタン29bの横方向流通路19の出口部には噴口部16が形成され、この実施形態ではこの噴口部16は、略円柱形状の孔部から成る。
従って、この第9実施形態では、エアゾール容器の内容液は、ステム接続部14から縦方向流通路15、横方向流通路19を流通して、第2噴口チップ49bの後端面に設けられた溝12により左旋回しつつ第2噴口チップ49bの外周部の間隙を通過してその前端面に設けられた溝12により更に左旋回を継続して噴口11から外界に噴霧されることとなる。
尚、この第9実施形態においては、フィルター機能を有する溝条部は設けられていない。
また、第2噴口チップ49bの両端面に設けた8本の溝12は、その後端面側の溝12を設けずに実施することもできる。
図12は、本発明の噴口部構造に係る第10実施形態を示しており、その(A)が噴霧機構50の分解図、その(B)が縦断面図、その(C)が噴口チップの正面図、その(D)が縦断面図、その(E)が背面図、その(F)が第2噴口チップの正面図、その(G)が側面図、その(H)が背面図である。
この第10実施形態は、上記第9実施形態のものと同様の構成であって、溝12を設ける部位が第9実施形態と異なり、これに加えてフィルター機能を有する溝条部7を付加したものである。
即ち、8本の溝12は、噴口チップ50aの前端面10fの裏面に設け、また、フィルター機能を有する溝条部7も前記溝12の外側端部に接続するように8本、噴口チップ50aの内周側面の長手方向に設けたものである。
その他の構成は上記第9実施形態と同じである。
図13は、本発明の噴口部構造に係る第11実施形態を示しており、その(A)が噴霧機構51の分解図、その(B)が縦断面図、その(C)が噴口チップの正面図、その(D)が縦断面図、その(E)が背面図、その(F)が第2噴口チップの正面図、その(G)が側面図、その(H)が背面図である。
この第11実施形態は、上記第10実施形態のものと同様の構成であって、フィルター機能を有する溝条部7を付加した部位が異なるものである。
即ち、フィルター機能を有する8本の溝条部7は、略円柱形状の第2噴口チップ50bの外周側面の長手方向に、噴口チップ51aの前端面裏面に設けた溝12の端部と接続するように8本設けられたものである。
その他の構成は上記第10実施形態と同じである。
図14は、本発明の噴口部構造に係る第12実施形態を示しており、その(A)が噴霧機構52の分解図、その(B)が縦断面図、その(C)が噴口チップの正面図、その(D)が縦断面図、その(E)が背面図、その(F)が第2噴口チップの正面図、その(G)が側面図、その(H)が背面図である。
この第12実施形態は、上記第9実施形態のものと同様の構成であって、フィルター機能を有する溝条部7を設けた部位が異なるものである。
即ち、フィルター機能を有する8本の溝条部7は、噴口チップ52aの内部の周側面の長手方向に8本設けられ、その両端部は、第2噴口チップ52bの前端面及び後端面に設けられた溝12の端部と接続するように設けられたものである。
その他の構成は上記第10実施形態と同じである。
尚、この第2噴口チップ52bの両端面に設けた8本の溝12は、その前端面のみに形成したものであってもよい。
図15は、本発明の噴口部構造に係る第13実施形態を示しており、その(A)が噴霧機構53の分解図、その(B)が縦断面図、その(C)が噴口チップの正面図、その(D)が縦断面図、その(E)が背面図、その(F)が第2噴口チップの正面図、その(G)が側面図、その(H)が背面図である。
この第13実施形態は、上記図11に示した第9実施形態のものと同様の構成であって、フィルター機能を有する溝条部7を更に付加したものである。
即ち、フィルター機能を有する8本の溝条部7は、第2噴口チップ53bの外周の周側面の長手方向に8本設けられ、その両端部は、第2噴口チップ53bの前端面及び後端面に設けられた溝12の端部と接続するように設けられたものである。
その他の構成は上記第9実施形態と同じである。
尚、この第2噴口チップ53bの両端面に設けた8本の溝12は、その前端面のみに形成したものであってもよい。
図16は、本発明に係る噴口チップの他の実施形態を示しており、その(A)が噴口チップの正面図、その(B)が縦断面図、その(C)が背面図、その(D)が第2噴口チップの正面図、その(E)が側面図、その(F)が背面図である。
これらの図に示した噴口チップはツーピースから成り、噴口チップ54aの内部に第2噴口チップ54bが内蔵されている。
即ち、有底筒体形状を有する噴口チップ54aの内部空間内に略円柱形状の第2噴口チップ54bが嵌合し、組み込まれる。
図には示していないが、第2噴口チップ54bの外周側面と噴口チップ54aの内周側面には隙間が設けられ、噴霧される内容液の流通路が形成されている。
噴口チップ54aの前端面の裏面には8本の溝12と、フィルター機能を有する複数の溝条部7が形成されている。
上記溝12は、噴口チップ54aの前端面の裏面の中央部に設けられ、その外周部に溝条部7が設けられる。
この実施形態では、上記溝条部7は、16本形成され、溝条部7の横幅は、上記溝12の横幅よりも狭く形成し、フィルター機能を発揮することができる。
図17は、本発明に係る噴口チップの更に他の実施形態を示し、その(A)が噴口チップの正面図、その(B)が縦断面図、その(C)が背面図、その(D)が第2噴口チップの正面図、その(E)が側面図、その(F)が背面図である。
前図16では、溝12及び溝条部7が噴口チップの側に設けられていたが、この図17の実施形態では、第2噴口チップ55bの前端面及び後端面の両面に設けている。
その中央部には溝12を8本、その外側には溝条部7を16本形成し、後者の横幅を前者の横幅より狭く形成し、フィルター機能を付加している。
これらの溝12及び溝条部7は、第2噴口チップ55bの前端面にのみ設けたものであってもよい。
以上の通り、各種の実施形態について説明したが、噴口チップとしてワンピースのものにあっては、その8本の溝12を噴口チップの側又は噴霧ボタンの側の何れか一方の側に設けることができ、且つ、フィルター機能を有する溝条部も同様に噴口チップの側又は噴霧機構の側の何れかの側に設けることができる。
他方、噴口チップがツーピースのものから成る場合においても、8本の溝12は噴口チップの側又は第2噴口チップの側の何れか一方の側に設けることができ、同様に、フィルター機能を有する溝条部も噴口チップ又は第2噴口チップの側の何れかの側に設けることができる。
更に、溝12と溝条部7は、同じ端面の中央部とその外周部分の同じ端面に配置して設けることもできるものである。
以上、本発明においては、噴霧パターンをより正確な略円錐形状とし、噴霧粒子をより細かくするための複数の溝を噴口チップ、第2噴口チップ或いは噴霧機構の噴口部の端面に設け、更には、フィルター機能を有する溝条部も噴口チップの内周壁面、第2噴口チップの外周面、若しくは、噴霧機構の噴口部の内周壁面又は外周側面部に設けたことを特徴とする噴霧機構を創案することができた。
1、2、3 噴霧ボタン
7 溝条部
10、20、30、30a、42、43、44、45.46、47、48、49a、50a、51a、52a、54a 噴口チップ
10f 前端面
10k 筒体部
11 噴口
12 溝
13 凹所
14 ステム接続部
15 流通路
16 噴口部
17 溝部(円環状の)
18 突条部
19 横方向流通路
22、23、27、29、50、51、52、53 噴霧機構
30b、49b、50b、52b、53b、54b、55b 第2噴口チップ
22b、23b、24b、25b、26b、28b、29b 噴霧ボタン
30h 孔部
39 流通路

Claims (9)

  1. 噴霧容器の上端部に設けられた噴霧用ステムに接続する噴霧機構であって、当該噴霧機構の内部には流通路が設けられ、この流通路の入口部が前記噴霧用ステムに接続し、この流通路の出口部が噴口部を成す噴霧機構において、
    前記噴口部に略有底筒体形状の噴口チップを嵌合することができ、
    この噴口チップは、その底面部である前端面の略中央部に噴口が穿設され、その噴口の反対側の開口部を前記噴霧機構の噴口部に向って嵌合することができ、
    この噴口チップの底面部の内壁に、又は、この噴口チップの底面部の内壁に対向する噴霧機構の噴口部前端面に、放射状又は螺旋状の溝を複数設け、
    当該複数の溝の中心部側には前記複数の溝が集中する凹所が形成され、
    この凹所の略中心に前記噴口チップの噴口が位置し、
    前記溝の中心部側端部は、前記凹所の中心に向かわずに周方向にずれており、
    更に前記溝が6本以上形成されていることを特徴とする噴霧機構の噴口部構造。
  2. 噴霧容器の上端部に設けられた噴霧用ステムに接続する噴霧機構であって、当該噴霧機構の内部には流通路が設けられ、この流通路の入口部が前記噴霧用ステムに接続し、この流通路の出口部が噴口部を成す噴霧機構において、
    前記噴口部は略円柱形状の孔部からなり、この孔部に略有底筒体形状の噴口チップとこの噴口チップの内部に内蔵された第2噴口チップを嵌合することができ、
    この噴口チップにはその底面部である前端面の略中央部に噴口が穿設され、
    この噴口チップの底面部の内壁に、又は、この噴口チップの底面部の内壁に対向する第2噴口チップの前端面に、放射状又は螺旋状の溝を複数設け、
    当該複数の溝の中心部側には前記複数の溝が集中する凹所が形成され、
    この凹所の略中心に前記噴口チップの噴口が位置し、
    前記溝の中心部側端部は、前記凹所の中心に向かわずに周方向にずれており、
    更に前記溝が6本以上形成されていることを特徴とする噴霧機構の噴口部構造。
  3. 前記第2噴口チップの後端面にもその前端面に設けた溝と同様の溝を同数設けたことを特徴とする請求項2に記載の噴霧機構の噴口部構造。
  4. 前記溝がぞれぞれの面に8本形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の噴霧機構の噴口部構造。
  5. 前記第2噴口チップの溝が設けられた前端面と反対側の後端面の略中央部から前端面側に向って孔部を形成し、この孔部と噴霧機構の流通路の出口が対面していることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の噴霧機構の噴口部構造。
  6. 噴霧容器の上端部に設けられた噴霧用ステムに接続する噴霧機構であって、当該噴霧機構の内部には流通路が設けられ、この流通路の入口部が前記噴霧用ステムに接続し、この流通路の出口部が噴口部を成す噴霧機構において、
    前記噴口部に略有底筒体形状の噴口チップを嵌合することができ、
    この噴口チップは、その底面部である前端面の略中央部に噴口が穿設され、その噴口の反対側の開口部を前記噴霧機構の噴口部に向って嵌合することができ、
    この噴口チップの底面部の内壁に、又は、この噴口チップの底面部の内壁に対向する噴霧機構の噴口部前端面に、放射状又は螺旋状の溝を複数設け、
    当該複数の溝の中心部側には前記複数の溝が集中する凹所が形成され、
    この凹所の略中心に前記噴口チップの噴口が位置し、
    前記溝の中心部側端部は、前記凹所の中心に向かわずに周方向にずれており、
    更に、前記噴口チップの内周側面、又は、前記噴霧機構の噴口部の外周側面の長手方向に複数の溝条部を形成し、
    当該溝条部の溝幅が前記噴口チップの底面部の内壁又は噴霧機構の噴口部前端面に設けた溝の溝幅よりも小さく形成してフィルター機能を付加したことを特徴とする噴霧機構の噴口部構造。
  7. 噴霧容器の上端部に設けられた噴霧用ステムに接続する噴霧機構であって、当該噴霧機構の内部には流通路が設けられ、この流通路の入口部が前記噴霧用ステムに接続し、この流通路の出口部が噴口部を成す噴霧機構において、
    前記噴口部は略円柱形状の孔部からなり、この孔部に略有底筒体形状の噴口チップとこの噴口チップの内部に内蔵された第2噴口チップを嵌合することができ、
    この噴口チップにはその底面部である前端面の略中央部に噴口が穿設され、
    この噴口チップの底面部の内壁に、又は、この噴口チップの底面部の内壁に対向する第2噴口チップの前端面に、放射状又は螺旋状の溝を複数設け、
    当該複数の溝の中心部側には前記複数の溝が集中する凹所が形成され、
    この凹所の略中心に前記噴口チップの噴口が位置し、
    前記溝の中心部側端部は、前記凹所の中心に向かわずに周方向にずれており、
    更に、前記噴口チップの内周側面、又は、前記第2噴口チップの外周側面の長手方向に複数の溝条部を形成し、
    当該溝条部の溝幅が前記噴口チップの底面部の内壁又は第2噴口チップの前端面に設けた溝の溝幅よりも小さく形成してフィルター機能を付加したことを特徴とする噴霧機構の噴口部構造。
  8. 前記第2噴口チップの後端面にもその前端面に設けた溝と同様の溝を同数設けたことを特徴とする請求項7に記載の噴霧機構の噴口部構造。
  9. 前記溝がそれぞれの面に8本、前記溝条部がそれぞれの面に8本以上形成されていることを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項に記載の噴霧機構の噴口部構造。
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