JPH0283041A - 炭化水素の水素化処理用触媒及びその製造方法 - Google Patents

炭化水素の水素化処理用触媒及びその製造方法

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JPH0283041A
JPH0283041A JP63234000A JP23400088A JPH0283041A JP H0283041 A JPH0283041 A JP H0283041A JP 63234000 A JP63234000 A JP 63234000A JP 23400088 A JP23400088 A JP 23400088A JP H0283041 A JPH0283041 A JP H0283041A
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茂 酒井
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、炭化水素油の水素化処理用触媒とその製造方
法に関する。
〔従来の技術〕
炭化水素油を水素の存在下で水添、脱硫、脱窒素、分解
等を行なう、所謂水素化処理には、アルミナ、シリカ−
アルミナ、チタニア等の無機酸化物担体に、周期律表第
6族金属、及び第8族金属から選ばれる少なくとも一種
の金属号水素化活性成分として担持した触媒が用いられ
、第6族金属としてはMO及びW1第8族金属としては
CO及びNiがよく用いられている。
これらの金属は、通常酸化物態で担持されており、その
ま\の状態では活性?示さないため、水素化処理反応に
供するには酸化物態から硫化物態に変換して活性化する
予備硫化が必要である。
この予備硫化は従来、炭化水素油の水素化処理を行なう
反応器に触媒を充填した後、この触媒層に硫化剤を水素
と共に通過させ行なうのが一般的である。予備硫化の操
作条件は、水素化処理プロセスによって、又使用する硫
化剤によって種々異なるが、硫化水素による場合には水
素中に0.5〜5容債%程度含有させ、これを触媒17
当たり標準温度、圧力に換算して1000〜30001
 、温度180tZ’(通常は250C以上)で行なっ
ており、二硫化炭素、ノルマルブチルメルカプタン、硫
化ジメチル、ニー硫化ジメチル等を用いる場合は、これ
らを軽質炭化水素油で希釈して供し、温度250〜35
0C,圧力20〜100に9A%、液空間速度0.5〜
2 hr−’ 、水素/油化200〜1000 Ml/
lで行なっている。このような予備硫化操作を行なった
後、実際に処理すべき原料油に切り替え、水素化処理操
業が開始される。
予備硫化操作は、以後の水素化処理の成否?左右するの
で、使用資材の適切な選択と、慎重な操作が要求される
。例えば希釈剤を用いる場合、希釈剤にオレフィン類が
含有されていると、重合生成物が触媒と被毒するために
オレフィン類号含有しない炭化水素油3用いる必要があ
る。又、触媒金属が高温で水素と反応して還元されると
不働態化するので、これを防止するため硫化剤を多めに
用いる必要があり、硫化剤と水素の割合を適正に維持し
なければならない。更に、このような予備硫化は数日間
に亘って行なうのが通常であるが、この操作は一時的な
ものであるため自動化されていないことが多く、通常と
異なる煩雑な操作が要求されるため、操作員の負担が極
めて大さい。このため予備硫化を省略するか、少なくと
も操作の煩雑さ?軽減することが課題となっていた。
最近に至り、このような要請に応えつる方法が提案され
た。
その方法は活性金属が担持された触媒に、一般式R−5
(n)−R’ (nは3〜20の整数、R,R’は水素
原子又は1分子当たり1〜150個の炭素原子を有する
有機基)で表わされる多硫化物を含浸し、水素ガスの不
存在下、65〜275010.5〜70バールの圧力下
で前記触媒を熱処理するものである(特開昭61−11
1144号公報)。
この方法によれば、触媒に含浸された多硫化物が熱処理
によって活性金属を硫化するので、反応器内で予備硫化
する場合は硫化剤及び希釈剤が不要となるため操作が容
易となり、又反応器外での予備硫化も可能で、その場合
は予備硫化した触媒を反応器に充填すれば直ちに水素化
処理操業を開始でさる。
上記の多硫化物の使用段は、後で触媒中の活性金属酸化
物(例えばCoo、 MoQ )全体ご硫化するために
必要な化学量論偕であり、適切な有機溶媒に希釈して含
浸する。しかし上記多硫化物は高粘度であるため、有機
溶媒で希釈しても粘度が高い傾向があり、触媒細孔内部
への浸透が困難になるという問題がある。
又予備硫化に供する触媒は、アルミン酸ナトリウムを原
料として作ったアルミナ水和物を、成形乾燥し、焼成し
て、アルミニウムをγ−アルミナとした後、活性金属の
水溶性化合物の水溶液を含浸し、乾燥してから、加熱処
理して活性金属を酸化物態とする方法や、アルミナ水和
物と、活性金属の水溶性化合物の水溶液とを混合して成
形し、乾燥、焼成してγ−アルミナからなる担体に活性
金属を酸化物態で相持させるという方法で作ら工ている
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記の従来方法によるよりも簡易、安価に製
造でさ、予備硫化処理を要することなく水素化処理に使
用でき、熱処理することなく、そのまま水素化処理に供
することのでさる、炭化水素の水素化処理用触媒と、そ
の製造方法を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による課題を解決するための手段は、下記すると
ころにある。
1 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両方
を主成分とする担体物質と、周期律表第6族金属、第8
族金属の水溶性化合物のうちの少なくとも一種と、一般
式 H8−(0H2)n−C0OR(式中、nは1〜3
の整数、Rは1〜10個の炭素原子からなるアルキル基
)で示されるメルカプトカルボン酸エステルとの混合成
形物からなる、炭化水素の水素化処理用触媒。
2 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両方
を主成分とする担体物質に、周期律表第6族金属、第8
族金属の水溶性化合物のうちの少なくとも一種と、一般
弐 H3−(CH2)。−C!OOR(式中、nは1〜
3の整数、Rは1〜10個の炭素原子からなるアルキル
基)で示されるメルカプトカルボン酸エステルとの溶液
を混練し、成形した後乾燥することを特徴とする、炭化
水素の水素化処理用触媒の製造方法。
3 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両方
を主成分とする担体物質に、周期律表第6族金属、第8
族金属の水溶性化合物のうちの少なくとも一種の水溶液
を混練し成形して一旦乾燥し、該乾燥成形物に、一般式
 H8−(CH2)n−C0OR(式中、nは1〜3の
整数、Rは1〜10個の炭素原子からなるアルキル基)
で示さnるメルカプトカルボン酸エステルの溶液を含浸
した後、再び乾燥することを特徴とする、炭化水素の水
素化処理用触媒の製造方法。
4 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両方
を主成分とする担体物質に、一般式 H3−(CH2)
 n−C0OR(式中、nは1〜3の整数、Rは1〜1
0個の炭素原子からなるアルキル基)で示されるメルカ
プトカルボン酸エステルの溶液を混練し成形して一旦乾
燥し、該乾°燥成形物に、周期律表第6族金属、第8族
金属の水溶性化合物のうちの少なくとも一種の水溶液を
含浸した後、再び乾燥することを特徴とする、炭化水素
の水素化処理用触媒の製造方法。
5 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両方
を主成分とする担体物質と、周期律表第6族金属、第8
族金属の水溶性化合物のうちの少なくとも一種と、りん
酸と、一般式 HS −(0H2)nCOOR(式中、
nは1〜3の整数、Rは1〜10個の炭素原子からなる
アルキル基)で示されるメルカプトカルボン酸エステル
との混合成形物からなる、炭化水素の水素化処理用触媒
6 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両方
を主成分とする担体物質に、周期律表第6族金民、第8
族金属の水溶性化合物のうちの少なくとも一種と、りん
酸と、一般式 H3−(OH2) n−C0OR(式中
、nは1〜3の整数、Rは1〜10個の炭素原子からな
るアルキル基)で示されるメルカプトカルボン酸エステ
ルとの溶液を混練し、成形した後乾燥することを特徴と
する、炭化水素の水素化処理用触媒の製造方法。
7 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両方
を主成分とする担体物質に、周期律表第6族金属、第8
族金属の水溶性化合物のうちの少なくとも一種と、りん
酸との水溶液を混練し成形して一旦乾燥し、該乾燥成形
物に、一般弐 H3−(OH2)、−00OR(式中、
nは1〜3の整数、Rは1〜10個の炭素原子からなる
アルキル基)で示されるメルカプトカルボン酸エステル
の溶液を含浸した後、再び乾燥することを特徴とする、
炭化水素の水素化処理用触媒の製造方法。
8 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両方
を主成分とする担体物質に、屑期律表第6族金属、第8
族金団の水溶性化合物のうちの少なくとも一種の水溶液
を混練し成形して一旦乾燥し、該乾燥成形物に、りん酸
と、一般式H3−(C!H2) n−G!OOR(式中
、nは1〜3の整数、Rは1〜10個の炭素原子からな
るアルキル基)で示されるメルカプトカルボン酸エステ
ルとの溶液を含浸した後、再び乾燥することを特徴とす
る、炭化水素の水素化処理用触媒の製造方法。
9 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両方
を主成分とする担体物質に、周期律表第6族金属、第8
族金属の水溶性化合物のうちの少なくとも一種と、一般
式 H3−(OH2)n−COOR(式中、nは1〜3
の整数、Rは1〜10個の炭素原子からなるアルキル基
)で示されるメルカプトカルボン酸エステルとの溶液を
混練し成形して一旦乾燥し、該乾燥成形物に、りん酸の
水溶液を含浸した後、再び乾燥することを特徴とする、
炭化水素の水素化処理用触媒の製造方法。
10  アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は
両方を主成分とする担体物質に、りん酸と、−般式 H
8−((1!H2)n−COOR(式中、nは1〜3の
整数、Rは1〜10個の炭素原子からなるアルキル基)
で示されるメルカプトカルボン酸エステルとの溶液を混
練し成形して一旦乾燥し、該乾燥成形物に、周期律表第
6族金属、第8族金属の水溶性化合物のうちの少なくと
も一種の水溶液を含浸した後、再び乾燥することを特徴
とする、炭化水素の水素化処理用触媒の製造方法。
11  アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は
両方?主成分とする担体物質に、一般式 H3−(CH
2)n−000R(式中、nは1〜3の整数、Rは1〜
10個の炭素原子からなるアルキル基)で示されるメル
カプトカルボン酸エステルの溶液を1JHfttし成形
して一旦乾燥し、該乾燥成形物に、周期律表第6族金属
、第8族金属の水溶性化合物のうちの少なくとも一種と
、りん酸との溶液?含浸した後、再び乾燥することご特
徴とする、炭化水素の水素化処理用触媒の製造方法。
12  アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は
両方を主成分とする担体物質に、りん酸の水溶液を混練
し成形して一旦乾燥し、該乾燥成形物に、周期律表第6
族金属、第8族金属の水溶性化合物のうちの少なくとも
一種と、一般式 H3−(OH2)nC!OOR(式中
、nは1〜3の整数、Rは1〜10個の炭素原子からな
るア″ルキル基)で示されるメルカプトカルボン酸エス
テルとの溶液を含浸した後、再び乾燥することを特徴と
する、炭化水素の水素化処理用触媒の製造方法。
本発明で使用するアルミニウムの酸化物を主成分とする
担体物質としては、アルミニウムの水和物を加熱処理し
て得られるγ−アルミナやベーマイトを用いる。ベーマ
イ′トはAIO(OH)で示される構造式を有するアル
ミニウムの水和酸化物で、化学的にはアルミン酸ナトリ
ウムを加水分解して得たゲル状物質ごフィルタープレス
で脱水して脱水ベーマイトゲルとするか、脱水ベーマイ
トゲルを噴霧乾燥したものが用いられる。ベーマイトは
又天然にベーム石として産出し、この中には、S10、
FeO、Fe O5Mg01C!aoなどが不純物とし
て含まれている。ベーマイトを加熱すると脱水してγ−
アルミナ→δ−アルミナ→θ−アルミナの順に変化し、
1000C以上でα−アルミナ(コランダム)となる。
このようにベーマイトは水酸化アルミニウムと酸化アル
ミニウムとの中間物であるので、活性を有するγ−アル
ミナと混合して用いてもよいし、γ−アルミナだけを担
体物質としても良い。
又シリカやチタニアをこれらと混合して用いてもよい。
周期律表の第6族金属の水溶性化合物としては、一般に
触媒の活性金属として用いられているモリブデン、タン
グステンのモリブデン酸アンモニウム、タングステン酸
アンモニウムを、第8族の水溶性化合物としては、一般
に触媒の活性金属として用いられているコバルト、ニッ
ケルの6N 酸コバルト、炭酸コバルト、硝酸ニッケル
、炭酸ニッケルを用いる。三酸化モリブデン、三酸化タ
ングステンは、アンモニアガスを用いて、モリブデン酸
アンモニウム、タングステン酸アンモニウムとし、これ
の水溶液として用いることが出来る。
一般式 H3−((!H2)n−(1!OOR(式中、
nは1〜3の整数、Rは1〜10個の炭素原子からなる
アルキル基)で示されるメルカプトカルボン酸エステル
の使用♀は、周期律表第6族金属、第8族金属が水素化
反応において高活性を示す硫化物形態(例えばMoS 
、 WS 、 C!oSSNiS)を形成するのに必要
な硫黄量の1〜3当量倍が良い。使用量が1当■未満で
は活性が充分生かされず、3当量を超えでも活性がもは
や向上しないので、この割合の使用量で充分である。
上記のメルカプトカルボン酸エステルは活性金属の硫化
剤として作用する部分が、該メルカプトカルボン酸エス
テルの分子中の−SH基であるので、炭化水素基の炭素
数が多くなると、分子中の硫化剤として作用する部分が
相対的に少なくなるので、不経済となるだけでなく、余
分な炭素や水累ヲ触媒中に含有せしめることになるので
好ましくない。従って、メルカプト酢酸メチル(H8C
HC00CH)、2−メルカプト酢酸エチル(H3CH
Coo(! H)、メルカプト酢酸−2−エチルヘキシ
ル(H3CHCOOCH)、3−メルカプトプロピオン
酸メチル(H3CH2CH2C00CH3)のような炭
素数の少ないメルカプトカルボン酸エステル?用いるこ
とが好ましく、炭素数は多くても15迄のものを用いる
のがよい。
りん酸は触媒中に、POに換算して3重世%程度を含有
せしめるのが良い。
本発明製造法で製造された触媒は、乾燥したままの触媒
を、そのま\反応塔に充填し、予備硫化処理を施すこと
なく、炭化水素油の水素化処理に供される。触媒の製造
過程で使用した水分は反応塔に入れてから乾燥して除去
してもよい。
〔作用〕
本発明による触媒は、硫化剤として作用する一SH基を
有するメルカプトカルボン酸エステルが、活性金属の水
溶性化合物と共に、担体物質に担持されているので、炭
化水素油の水素化脱硫反応温度への温度上昇過程で活性
金属が硫化物に変換し、特に予備硫化処理を行なわなく
ても、そのま−1炭化水素油の水素化脱硫反応に供する
ことが出来る。又、本発明触媒は優れた活性を示す。そ
の理由は定かではないが、2−アミ/エタンチオールや
4−アミノチオフェノールが活性金属の水溶性化合物と
溶解性の配位化合物(金属メルカプチド)を形成し、担
体物質に高分散状態で担持されることによるためと考え
られる。
〔実施例〕
以下の実施例では、すべて触媒は押出し成形により、直
径1.5mm、長さ3〜5間のシリンダー形に成形した
又、活性評価はクェート常圧軽油の水素化脱硫反応によ
り求めた。
反応に用いた常圧軽油の性状は次の通りであった0 比  重 (15/4C)    0.844硫黄(重
量%)   1.13 窒 素 (重量ppm)    162蒸留性状(初留
点、U)   203.3(50容量%点、r)   
299.0(終点、C)   391.8 反応は流通式反応装置を用い、次の反応条件で行なった
触媒量       3 me 原料油液空間速度   2.0hr−1反応圧力(水素
圧)30〜色2 反応温度      330C 水素/油化     300 Nl/1通油時間   
   8 hr 処理油は2時間毎にサンプリングし、硫黄含有量を測定
し、脱硫率を求めた。以下の実施例で示す脱硫率は4時
間目、6時間目、8時間目にサンプリングした処理油の
硫黄含有量から求めた脱硫率の平均値号示す。
実施例1 三酸化モリブデン37−Og N 炭酸コバルト(c。
含有i 49.1重量%)15.8g、アンモニアガス
及び水から調製した溶液300m1に、メルカプト酢酸
メチル102.7gを添加し金属メルカプチドの溶液と
した。
この金属メルカプチドの溶液と噴霧乾燥ベーマイト形ア
ルミナ粉末(Al1 73.5重量%)の272gとを
ニーグーに入れニーディングを行ないアルミナと金属メ
ルカプチドの混和物を得た後、成形した。
この成形体’!210Orで16時間乾燥し触媒1を得
た。
触媒1の破壊強度は1.5 kg/fM1以上であった
触媒1の金属含有量はモリブデンがMoOに換算して1
5重量%、コバルトがCOOに換算して4mffk、%
であり、メルカプト酢酸メチルの使用量はMo % C
oがMoS  、 CoSになるのに必要な硫黄の理論
量に換算して1.5倍であった。
この触媒1の脱硫率は82.7%であった。
実施例2 三酸化タングステン37゜0g1炭酸コバルト(Co含
有量49.1重世%)15.8g、アンモニアガス及び
水から調製した溶液300m1にメルカプト酢酸メチル
71.7gを添加し金属メルカプチドの溶液とした。
この金属メルカプチドの溶液と実施例1で使用したベー
マイト形アルミナ粉末272gとをニーグーに入れニー
ディングを行ないアルミナと金属メルカプチドの混和物
を得た後、成形した。
この成形体を100Cで16時間乾燥し触媒2を得た。
触媒2の破壊強度は1.5 kV4nm以上であった。
触媒2の金属含有量はタングステンがWO2に換算して
15重借%、コバルトが000に換算して4重量%であ
り、メルカプト酢酸メチルの使用量はWXCoがそれぞ
れWS  、 CoSになるのに必要な硫黄の理論量に
換算して1.5倍であった。
この触媒2の脱硫率は82.1%であった。
実施例3 三酸化モリブデン37.0 g 、 炭酸コバル)(c
含有量49.1重量1%)15.8g、アンモニアガス
及び水から水溶液300+++/に調製した。この溶液
と実施例1で使用したベーマイト形アルミナ粉末の27
2gとをニーグーに入れニーディングご行ないアルミナ
と金属水溶液の混和物を得た後成形した。
この成形体を100Cで16時間乾燥した。次に該乾燥
物に3−メルカプトプロピオン酸メチル116.3gを
含むエタノール溶液120m/!全毒を含浸した後10
0Cで16時間乾燥し触媒3を得た。
触媒3の破壊強度は1.5ky/am以上であった。
触媒3の金属含有量はモリブデンがMoO3に換算して
15重量%、コ・ぐルトがCooに換算して4重量%で
あり、3−メルカプトプロピオン酸メチルの使用量はM
OlCOがそれぞれM OS 2、CoSになるのに必
要な硫黄の理論1廿に換算して1.5倍であった。
この触媒3の脱硫率は81.0%であった。
実施例4 実姉例1で使用したベーマイト形アルミナ粉末の272
gと、2−メルカプト酢酸メチル116.3 gを含む
水溶液300 mlとをニーグーに入れニーディングを
行い混和物を得た後、成形した。
この成形体を100Cで16時間乾燥した。
この乾燥成形物全量に三酸化モリブデン37.0g、炭
酸コ・ζルト(Co含有量49.1重量%)15.8g
、アンモニアガス及び水から調製した溶液150m1を
全骨含浸して、1oO1Z’、 16時間乾燥する操作
を2回操り返して触媒・1を得た。
触媒4の破壊強度は1.5 ky / 11111以上
であった。
触媒4の金属含有量はモリブデンがMoO3に換算して
15重量%、コバルトがCooに換算して4重量%であ
り、2−メルカプト酢酸メチルの使用量はMo、Coが
MOS2、CoSになるのに必要な硫y〔の理論量に換
算して1.5倍であった。
この触媒4の脱硫率は81.5%であった。
実施例5 三酸化モリブデン38.5 g、炭酸コ・ζルト(Co
含有量49.1重量%)16.4g、85重量%のりん
酸12.5 g及び水から調製した溶液300 mlに
、メルカプト酢酸メチル106.8 gを添加し、りん
酸を含む金属メルカプチドの溶液とした。
この金属メルカプチドの溶液と、脱水ベーマイト形アル
ミナグル(AI!20329.7重量%)の673gと
を加熱ニーグーに入れ余分の水分を蒸発させるために9
5tZ’で加熱ニーディングを行いアルミナと金属メル
カプチドの混和物を得た後、成形した。
この成形体を10Orで16時間乾燥し触媒5を得た。
触媒5の破壊強度は1.5に!j/am以上であった。
触媒5の金属含有量はモリブデンがMOO3に換算して
15重量%、コ・々ルトがCooに換算して4重量%、
りんがP2O5に換算して3重量%であり、メルカプト
酢酸メチルの使用量はMo、CoがそれぞれMOS2、
CoSになるのに必要な硫黄の理論量に換算して1.5
倍であった。
この触媒5の脱硫率は82.2%であった。
実施例6 三酸化モリブデン38.5 g 、炭酸コ・々ルト(C
O含有量49.1重量%)16.4g、85重量%のり
ん酸12.5 g及び水から調製した溶に1300ml
に、メルカプト酢酸メチル106.8 gを添加し、り
ん酸を含む金属メルカプチドの溶液とした。
この金属メルカプチドの溶液と、実施例1で使用したベ
ーマイト形アルミナ粉末の272gとをニーダ−に入れ
ニーディングを行いアルミナと金属メルカプチドの混和
物を得た後、成形した。
この成形体を1oOCで16時間乾燥し触媒6を得た。
触媒6の破壊強度は1.51g/ax以上であった。
触媒6の金属含有量はモリブデンがM OO3に換算し
て15重量%、コ・々ルトがCooに換算して4重量%
、りんがP2O5に換算して3重量%であり、メルカプ
ト酢酸メチルの使用量はMOlCOがそれぞれMoS2
 、CoSになるのに必要な硫黄の理論量に換算して1
.5倍であった。
この触媒の脱硫率は83.0%であった。
実施例7 三酸化モリブデン38.5 g 、炭酸コバルト(C。
含有量49.1重量%)16.4g、85重量%のりん
酸12.5 g及び水から調製した溶液300 mlに
、3−メルカプトプロピオン酸メチル120.9gを添
カロし、りん酸を含む金属メルカプチドの溶液とした。
この金属メルカプチドの溶液と、γ−アルミナ粉末20
0gとをニーダ−に入れニーディングを行いアルミナと
金属メルカプチドの混和物を得た後、成形した。
この成形体を10o rで16時間乾燥し触媒7を得た
触媒7の破壊強度は1 、5 kg / mti以上で
あった。
触媒7の金属含有量はモリブデンがMoO3に換算して
15重量%、コ・ぐルトがCooに換算して4重量%、
りんがP2O5に換算して3重量%であり、゛3−メル
カプトプロピオン酸メチルの使用量は、Mo、Coがそ
れぞれMOS2 、CoSになるのに必要な硫黄の理論
量に換算して1.5倍であった。
この触媒7の脱硫率は82.0%であった。
実施例8 三酸化モリブデン38.5 g 、炭酸コ・2ルト(c
含有−@ 49 、1重量%)16.4g、85重量%
のりん酸12.5 g及び水から調製した溶液300m
1に、3−メルカプトプロピオン酸メチル120.9g
を添加し、りん酸を含む金属メルカプチドの溶液とした
この金属メルカプチドの溶液と、実施例5で使用したベ
ーマイト形アルミナグルの673gとを加熱ニーダ−に
入れ余分の水分を蒸発させるために95Cで加熱ニーデ
ィングを行いアルミナと金属メルカプチドの混和物を得
た後、成形した。
この成形体を1000で16時間乾燥し触媒8を得た。
触媒8の破壊強度は1.5ky/y以上であった。
触媒8の金属含有量はモリブデンがM o O3に換算
して15N量%、コバルトがCooに換算して4重量%
、りんがP2O5に換算して3重量%であり、3−メル
カプトプロピオン酸メチルの使用量は、MOlCOがそ
れぞれMOS2、CoSになるのに必要な硫黄の理論量
に換算して1.5倍であった。
この触媒8の脱硫率は81.1%であった。
実施例9 三酸化モリブデン38.5 g 、炭酸コ・ぐル) (
C。
含有量49.1重量%) 16.4g、85重量%のり
ん酸12.5 g及び水から調製した溶液300m1に
3−メルカプトプロピオン酸メチル120.9 gを添
加し、りん酸を含む金、属メルカゾチドの溶液とし念。
この金属メルカプチドの溶液と、実施例1で使用したベ
ーマイト形アルミナ粉末の272gとをニーダーに入れ
ニーディングを行いアルミナと金属メルカプチドの混和
物を得た後、成形した。
この成形体を100Cで16時間乾燥し触媒9を得た。
触媒9の破壊強度はl 、 5 kLj/ mrx以上
であった。
触媒の金属含有量はモリブデンがM OO3に換算して
15重量%、コノζルトがCooに換算して4重量%、
りんがP2O5K換算して3重量%であり、3−メルカ
プトプロピオン酸メチルの使用量は、Mo、Coがそれ
ぞれMO82、CoSになるのに必要な硫黄の理論量に
換算して15倍であった。
この触媒9の脱硫率は81.5%であった。
実施例10 三酸化モリブデン57.6g、炭酸ニッケル(Ni含有
量43.3重量%) 20.9 g、85重量%のりん
酸30.4g及び水から調製した溶液300 mlに、
メルカプト酢酸メチル151.6gを添加し、りん酸を
含む金属メルカプチドの溶液とした。
この金属メルカプチドの溶液と、実施例1で使用したベ
ーマイト形アルミナ粉末の272gとをニーダーに入れ
ニーディングを行いアルミナとりん酸と金属メルカプチ
ドの混和物を得た後、成形した。
この成形体を100Cで16時間乾燥し触媒10を得た
触媒IOの破壊強度はl 、 5に!J/ mrx以上
であった。
触媒lOの金属含有量はモリブデンがM2O3に換算し
て20重量%、ニッケルがNiOに換算して4重量%、
りんがP2O5に換算して6.5重量%であり、メルカ
プト酢酸エチルの使用量はMo、NiがそれぞれMO8
2、NiSになるのに必要な硫黄の理論量に換算して1
.5倍であった。
この触媒10の脱硫率は79.0%であった。
実施例11 三酸化モリブデン38.5g、炭酸コバルト(CO含有
量49.1 fi量%)16.4g、85重量%のりん
酸12.5g及び水から300m1の水溶液を調製した
この溶液と、実施例1で使用したベーマイト形アルミナ
粉末の272gとをニーダ−に入れニーディングを行い
アルミナと金属水溶液とりん酸との混和物を得た後、成
形した。
この成形体を1000で16時間乾燥した。
次に該乾燥物にメルカプト酢酸メチル106.8 gを
含むエタノール溶液115 ml全量を含浸した後、1
00Cで16時間乾燥し触媒11を得た。
触媒11の破壊強度は1 、5 kg−/ +u以上で
あった。
触媒11の金属含有量はモリブデンがMOO3に換算し
て15重量%、コ・ζルトがCoOに換算して4重量%
、りんがP2O5に換算して3重量%であり、メルカプ
ト酢酸エチルの使用量はMo 、 CoがそれぞれMO
62、CoSになるのに必要な硫黄の理論量に換算して
1.5倍であった。
この触媒11の脱硫率は81.8%であった。
実施例12 三酸化モリブデン38.5 g 、炭酸コ・々ルト(c
含有量49−1重量% ) 16.4 g、アンモニア
ガス及び水とから調製した溶液300m1と、実施例1
で使用Lfベーマイト形アルミナ粉末の272gとをニ
ダーに入れニーディングを行い混和物を得た後、成形し
た。
この成形体を100Cで16時間乾燥した。
次に該乾燥物に、85重量%のりん酸12.5 gと、
3−メルカプトプロピオン酸メチル120.9 gを含
むエタノール溶液120m1全量を含浸した後100C
で16時間乾燥し触媒12を得た。
触媒12の破壊強度は1.5にテ/属罵以上であった。
触媒12の金属含有量はモリブデンがM o O3に換
算して15重量%、コバルトがCooに換算して、1重
吐チ、りんがP2O5に換算して3重量%であり、3−
メルカプトプロピオン酸メチルの使用量は、Mo、Co
がそれぞれMO82、CoS Kなるのに必要な硫黄の
理論量に換算して1.5倍であった。
この触媒12の脱硫率は81.2%であった。
実施例13 三酸化モリブデン38.5 g 、炭酸コ・ぐルト(C
含有量49.1重量% ) 16.4g、アンモニアガ
ス及び水とから調製した溶液300 mlに、2−メル
カプト酢酸エチル120.9gを添加し、金属メルカプ
チドの溶液とした。
この金属メルカプチドの溶液と、実施例1で使用したベ
ーマイト形アルミナ粉末の272gとをニーダーに入れ
ニーディングを行い混和物を得た後、成形した。
この成形体を100rで16時間乾燥した。次に該乾燥
物に、85重量%のりん酸12.5 gを含む水溶液5
0m1全量を含浸した後100[で16時間乾燥し触媒
13を得た。
触媒13の破壊強度は1.5 kg / s+i+以上
であった。
触媒13の金属含有量は、モリブデンがMoO3に換算
して15重量%、コ・々ルトがCooに換算して4重量
%、りんがP2O5に換算して3重量%であり、2−メ
ルカプト酢酸エチルの使用量はMOlCoがそれぞれM
O82、CoSになるのに必要な硫黄の理論量に換算し
て1,5倍であった。
この触媒13の脱硫率は81.8%であった。
実施例14 実施例1で使用したベーマイト形アルミナ粉末の272
gと、メルカプト酢酸−2−エチルヘキシル205.5
gと、85重量%のりん酸12.5 gを含む水溶液3
00 mlとを、ニーダーに入れニーディングを行(・
成形した。
この成形体を1000で16時間乾燥した。
この乾燥成形体全量に、三酸化モリブデン38,5g、
炭酸コバルト(Co含有量49,1重量%) 16.4
g、アンモニアガス及び水とから調製した溶液150m
eを全量含浸して1oorで16時間乾燥する操作を2
回繰り返して触媒14を得た。
触媒14の破壊強度は1 、5 ky / 111以上
であった。
触媒14の金属含有量は、モリブデンがMoO3、に換
算して15重量裂、コ・2ルトがCooに換算して4重
量%、りんがP2O5に換算して3重量%であり、メル
カプト酢酸−2−エチルヘキシルの使用量はMo 、 
CoがそれぞれMoS2 、CoSになるのに必要な硫
黄の理論量に換算して1.5倍であった。
この触媒14の脱硫率は81.2%であった。
実施例15 実施例1で使用したベーマイト形アルミナ粉末の272
gと、メルカプト酢酸メチル106.8 g ヲ含む水
溶液300m1とを、ニーダ−に入れニーディングを行
(・成形した。この成形体を100Cで16時間乾燥し
た。
この乾燥成形体全量に、三酸化モリブデン38.5g、
炭酸コバルト(Co含有量49.1重−碕チ> lG、
4g、85重袖チのりん酸12.5g、及び水とから調
製した@1夜100m1を全゛量含浸した後、1oor
で16時間乾燥して触媒15を得た。
触媒15の破壊強度は1.5 k4y / am以上で
あった。
触媒15の金属含有量は、モリブデンがM o O3に
換算して15重量%、コ・ぐルトがCooに換算して4
重量%、りんがP2O5に換算して3重量%であり、メ
ルカプト酢酸メチルの使用量はMO,C0がそれぞれM
oS2、CoSになるのに必要な硫黄の理論量に換算し
て1.5倍であった。
この触媒15の脱硫率は81.9%であった。
実施例16 実施例1で使用したベーマイト形アルミナ粉末の272
gと、85重量%のりん酸12.5 gを含む水溶液3
00 mlとを、ニーダ−に入れニーディングを行い成
形した。
この成形体を100tl’で16時間乾燥した。
この乾燥成形体全量に、三酸化モリブデン38.5g、
炭酸コ・々ルト(Co含有量49.1重量%) 16.
4g、アンモニアガス及び水とから調製した溶液に3−
メルカプトプロピオン酸メチル120.9 g ヲFs
加して得た金属メルカプチドの溶液250 mlを全量
含浸した後、xooCで16時間乾燥して触媒16を得
た。
触媒16の破壊強度は1 、5 k5+ / am以上
であった。
触媒16の金属含有量は、モリブデンがMoO3に換算
して15重量%、コ・ζルトがCooに換算して4重は
係、りんがP2O5に換算して3重1%であり、3−メ
ルカプトプロピオン酸メチルの使用量はMo、Coがそ
れぞれMoS2、CoSになるのに必要な硫黄の理論量
に換算して1.5倍であった。
この触媒16の脱硫率は80.9%であった。
従来例 (1)γ−アルミナを担体としMoO3を15重量%、
Cooを4重t %含有する市販触媒(日本ケッチエン
(閑社製KF−742)。
この触媒に次の予備硫化処理を施した。
硫化油  3重量%n−ブチルメルカプタン/クェート
常圧軽油 触媒者       3 ml 原料油液空間速度  2.011r−’反応圧力(水素
圧)  30ky/Cm2反応温度      316
C 水素/油化     30ON9/(!通油時間   
   8hr この予備硫化を施した触媒について実施例と同様にして
活性評価した結果、脱硫率は82.4%であった。
(2)比表面噴280 i/ g 、細孔容積帆75m
1/gノr−アルミナ成形担体100gに、三酸化モリ
ブデン19.2g 、 Co含有率49.1重量%の炭
酸コノζシト8.2g、85重量%のりん酸6.2g及
び水から調製した含浸液80 mlを含浸し、1lot
Z’、16時間乾燥した後、500C12時間焼成して
MoO315重量%、Co04重量%、P2O53重量
%含有する触媒を得た。
この触媒について、上記け)と同様に予備硫化を施し、
実施例と同様にして活性評価した結果脱硫率は80.4
係であった。
〔発明の効果〕
上記従来の触媒では、予備硫化処理に8時間を喪し、前
記特公昭61−111144号公報に記載の触媒【おい
ても、硫化剤を含浸したあと゛少な(とも1時間の焼成
処理を必要とするが、本発明触媒並びにその製造方法に
よる触媒は、予備硫化を必要とせず、また焼成を要する
ことな(そのまま水素化処理に用いることができ、従来
よりも経済的な触媒を提供出来る。
出願人  住友金属鉱山株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両方
    を主成分とする担体物質と、周期律表第6族金属、第8
    族金属の水溶性化合物のうちの少なくとも一種と、一般
    式HS−(CH_2)_n−COOR(式中nは1〜3
    の整数、Rは1〜10個の炭素原子からなるアルキル基
    )で示されるメルカプトカルボン酸エステルとの混合成
    形物からなる、炭化水素の水素化処理用触媒。 2 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両方
    を主成分とする担体物質に、周期律表第6族金属、第8
    族金属の水溶性化合物のうちの少なくとも一種と、一般
    式HS−(CH_2)_n−COOR(式中nは1〜3
    の整数、Rは1〜10個の炭素原子からなるアルキル基
    )で示されるメルカプトカルボン酸エステルとの溶液を
    混練し、成形した後乾燥することを特徴とする、炭化水
    素の水素化処理用触媒の製造方法。 3 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両方
    を主成分とする担体物質に、周期律表第6族金属、第8
    族金属の水溶性化合物のうちの少なくとも一種の水溶液
    を混練し成形して一旦乾燥し、該乾燥成形物に、一般式
    HS−(CH_2)_n−COOR(式中nは1〜3の
    整数、Rは1〜10個の炭素原子からなるアルキル基)
    で示されるメルカプトカルボン酸エステルの溶液を含浸
    した後、再び乾燥することを特徴とする、炭化水素の水
    素化処理用触媒の製造方法。 4 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両方
    を主成分とする担体物質に、一般式HS−(CH_2)
    _n−COOR(式中nは1〜3の整数、Rは1〜10
    個の炭素原子からなるアルキル基)で示されるメルカプ
    トカルボン酸エステルの溶液を混練し成形して一旦乾燥
    し、該乾燥成形物に、周期律表第6族金属、第8族金属
    の水溶性化合物のうちの少なくとも一種の水溶液を含浸
    した後、再び乾燥することを特徴とする、炭化水素の水
    素化処理用触媒の製造方法。 5 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両方
    を主成分とする担体物質と、周期律表第6族金属、第8
    族金属の水溶性化合物のうちの少なくとも一種と、りん
    酸と、一般式HS−(CH_2)_n−COOR(式中
    nは1〜3の整数、Rは1〜10個の炭素原子からなる
    アルキル基)で示されるメルカプトカルボン酸エステル
    との混合成形物からなる、炭化水素の水素化処理用触媒
    。 6 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両方
    を主成分とする担体物質に、周期律表第6族金属、第8
    族金属の水溶性化合物のうちの少なくとも一種と、りん
    酸と、一般式HS−(CH_2)_n−COOR(式中
    nは1〜3の整数、Rは1〜10個の炭素原子からなる
    アルキル基)で示されるメルカプトカルボン酸エステル
    との溶液を混練し、成形した後乾燥することを特徴とす
    る、炭化水素の水素化処理用触媒の製造方法。 7 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両方
    を主成分とする担体物質に、周期律表第6族金属、第8
    族金属の水溶性化合物のうちの少なくとも一種と、りん
    酸との水溶液を混練し成形して一旦乾燥し、該乾燥成形
    物に、一般式HS−(CH_2)_n−COOR(式中
    nは1〜3の整数、Rは1〜10個の炭素原子からなる
    アルキル基)で示されるメルカプトカルボン酸エステル
    の溶液を含浸した後、再び乾燥することを特徴とする、
    炭化水素の水素化処理用触媒の製造方法。 8 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両方
    を主成分とする担体物質に、周期律表第6族金属、第8
    族金属の水溶性化合物のうちの少なくとも一種の水溶液
    を混練し成形して一旦乾燥し、該乾燥成形物に、りん酸
    と、一般式HS−(CH_2)_n−COOR(式中n
    は1〜3の整数、Rは1〜10個の炭素原子からなるア
    ルキル基)で示されるメルカプトカルボン酸エステルと
    の溶液を含浸した後、再び乾燥することを特徴とする、
    炭化水素の水素化処理用触媒の製造方法。 9 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両方
    を主成分とする担体物質に、周期律表第6族金属、第8
    族金属の水溶性化合物のうちの少なくとも一種と、一般
    式HS−(CH_2)_n−COOR(式中nは1〜3
    の整数、Rは1〜10個の炭素原子からなるアルキル基
    )で示されるメルカプトカルボン酸エステルとの溶液を
    混練し成形して一旦乾燥し、該乾燥成形物に、りん酸の
    水溶液を含浸した後、再び乾燥することを特徴とする、
    炭化水素の水素化処理用触媒の製造方法。 10 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両
    方を主成分とする担体物質に、りん酸と、一般式HS−
    (CH_2)_n−COOR(式中nは1〜3の整数、
    Rは1〜10個の炭素原子からなるアルキル基)で示さ
    れるメルカプトカルボン酸エステルとの溶液を混練し成
    形して一旦乾燥し、該乾燥成形物に、周期律表第6族金
    属、第8族金属の水溶性化合物のうちの少なくとも一種
    の水溶液を含浸した後、再び乾燥することを特徴とする
    、炭化水素の水素化処理用触媒の製造方法。 11 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両
    方を主成分とする担体物質に、一般式HS−(CH_2
    )_n−COOR(式中nは1〜3の整数、Rは1〜1
    0個の炭素原子からなるアルキル基)で示されるメルカ
    プトカルボン酸エステルの溶液を混練し成形して一旦乾
    燥し、該乾燥成形物に、周期律表第6族金属、第8族金
    属の水溶性化合物のうちの少なくとも一種と、りん酸と
    の水溶液を含浸した後、再び乾燥することを特徴とする
    、炭化水素の水素化処理用触媒の製造方法。 12 アルミニウムの酸化物、水和酸化物の一方又は両
    方を主成分とする担体物質に、りん酸の水溶液を混練し
    成形して一旦乾燥し、該乾燥成形物に、周期律表第6族
    金属、第8族金属の水溶性化合物のうちの少なくとも一
    種と、一般式HS−(CH_2)_n−COOR(式中
    nは1〜3の整数、Rは1〜10個の炭素原子からなる
    アルキル基)で示されるメルカプトカルボン酸エステル
    との溶液を含浸した後、再び乾燥することを特徴とする
    、炭化水素の水素化処理用触媒の製造方法。
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