JPH0282709A - 数値演算方式 - Google Patents

数値演算方式

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JPH0282709A
JPH0282709A JP63234069A JP23406988A JPH0282709A JP H0282709 A JPH0282709 A JP H0282709A JP 63234069 A JP63234069 A JP 63234069A JP 23406988 A JP23406988 A JP 23406988A JP H0282709 A JPH0282709 A JP H0282709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
value
circuit
input data
negative
Prior art date
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Pending
Application number
JP63234069A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshito Habuka
敏人 羽深
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0282709A publication Critical patent/JPH0282709A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、数値演算方式に関し、例えば自然界におけ
る温度、速度等のような各種物理量を入力データとする
数値演算方式に利用して有効な技術に関するものである
〔従来の技術〕
2進数の加減算では補数が用いられる。この補数は、負
の数とはり同様な性質を持つため、数値演算では、負の
数を2の補数で表し、正の数と区別するために、先頭の
1ビツトがOの場合には正、lの場合には負と決めてい
る。このような2進数の演算器の構成に関しては、例え
ば■朝倉書店1981年6月30日発行「集積回路応用
ハンドブック1頁442〜頁446がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
例えば、nビットの演算回路では、符号付き整数を計算
する場合、そのデータのとり得る値は、+2’ −1〜
−2’となる。例えば、nが8(ビット)なら、データ
のとり得る値は+127から−128の範囲になるもの
である。このように、演算回路のダイナミックレンジは
、+、−の両極性が平衡したものとなる。上記演算回路
では、音声信号のように、正負極性のデータが平衡した
デ−タを扱う場合には何等問題ない。
しかしながら、第4図の波形図に示すように、入力信号
Dinの数値の最大値が正(+)に大きく、負(−)に
小さい不平衡である場合、演算回路のビット数は、上記
正極側の最大値により決められる。この結果、第3図に
示すような、FIR型のディジタルフィルタに用いられ
る加算回路A1は、上記入力信号Dinの正の最大値に
対応したビットを持つことが必要になる。しかし、第4
図から明らかなように加算回路AIの持つ十と−のダイ
ナミックレンジに対して負側−の大半は数値が存在しな
いから、それが無駄になってしまう。言い換えるならば
、加算回路Alや、そのデータを記憶するメモリ回路の
ハードウェアが無駄になってしまう。
この発明の目的は、符号付演算を行う加算回路の持つダ
イナミックレンジを効率よ(使用可能にした数値演算方
式を提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は
、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、演算すべき入力データの正の最大値と負の最
大値と加算結果の半分の中間値を入力データから減算し
てそれを零とみなすようなデータ変換を行い、この変換
されたデータを用いて符号付き演算を行い、その結果に
対して上記中間値を加算して零点をもとにもどすように
する。
〔作 用〕
上記した手段によれば、符号付き演算を行う演算回路の
入力には、正と負の最大値かは−等しくできるから、そ
のダイナミックレンジを有効に使用することができる。
〔実施例〕
第1図には、この発明に係る数値演算方式が適用された
ディジタルフィルタの一実施例のブロック図が示されて
いる。
この実施例のディジタルフィルタは、FIR(有限イン
パルス応答フィルタ)のものであり、その基本的構成は
、前記第3図と同様に6個の1タイムスロツトルの遅延
素子dと、定数倍の乗算器に1ないしに6及び加算器A
Iからなり、入力信号Dinをそれぞれ遅延させ、Do
ut =Din (Klに2 ・・・K6)の符号付き
演算を行うようにするものである。
この実施例では、入力データDinが、第2図に示すよ
うに、正と負の最大値AとBのように不平衡になる場合
、上記加算回路A1の負側のダイナミックレンジに無駄
が生じてしまうのを防ぐために、その入力部と出力部で
次のようなデータ変換処理を行う。
減算回路A2は、上記のような不平衡の入力データDi
nを平衡データに変換する。すなわち、入力データDi
nの最大値Aと負の最大値Bを加算してそれを1/2と
して、上記入力データDinから減算させることにより
、点線で示す中間値(A+B)/2を零点O°とみなす
ようなデータDi′に変換する。この構成においてデー
タDi”は、上記点線で示すような零点0°を中心とし
て正と負のデータが平衡になり、そのダイナミックレン
ジは、上記のような正と負の最大値であるAとBで決ま
るように小さくできるものである。
したがって、上記ディジタルフィルタを構成する遅延素
子dや、定数倍の乗算器に、ないしK。
及び加算回路A1では、上記データDi’を扱うものと
なり、Do’=Di’ (Kl  +に2  ・・・K
6 )” CD1n  (A+B)/2)(Kl +K
z  ” ’に6)の符号付き演算を行うようにするも
のである。このデータDi”は、上記のように正と負の
レンジが等しであるから、加算回路AIは、そのダイナ
ミックレンジを効率よく使用できるものである。言い換
えるならば、加算回路A1により加算される入力データ
は、上記のようなデータ変換により実質的に信号振幅が
小さくなるから、ビット数を削減できる場合がある。ま
た、ビット数が削減されると、その分キャリービットも
少なくなり、それに費やされる伝播遅延時間が少なくで
きるから加算動作の高速化が可能になる。
上記加算回路AIの出力信号Do”を、いったんメモリ
に記憶させる場合、そのビット数が低減できるから、メ
モリの記憶容量を少なくできる。この実施例のように、
上記出力信号Do’を直ちに他の回路等に出力させる場
合、出力部に出力データDo’の零点0゛をもとの零点
Oに戻すうなデータ変換処理が行われる。すなわち、加
算回路A3は、上記出力信号Do’と前記中間値(A+
B)/2を加算して、もとの正と負の数値が不平衡とな
る物理量Doutにもどすものである。
すなわち、Din=Do’+ (A+B)/2となり、
Do’は前記のようにDo’= (Din  (A+B
)/2)(K+ +Kt  ・・・K、)であるから、
第3図のディジタルフィルタと同様にDout =Di
n(K+”Kz  ・・・KA)の演算を行ったことな
る。
一般的にいって、温度や速度といったような自然界にお
ける物理量は、前記のような正と負が不平衡の数値をと
る場合が多い。したがって、この発明は、それらをディ
ジタル変換して゛符号付き演算を行う数値処理系、リモ
ートセンシング分野等において好適となるものである。
上記実施例から得られる作用効果は、下記の通りである
。すなわち、 (11演算すべき入力データの正の最大値と負の最大値
と加算結果の半分の中間値を入力データから減算してそ
れを零とみなすようなデータ変換を行い、この変換され
たデータを用いて符号付き演算を行い、その結果に対し
て上記中間値を加算して零点をもとにもどすようにする
ことにより、符号付き演算を行う加算回路の入力には、
正と負の最大値かは!゛等しくできるから、そのダイナ
ミックレンジを有効に使用することができるという効果
が得られる。
(2)上記符号付き演算結果をメモリに記憶させる場合
、そのピント数を低減できるから必要なメモリ容量を削
減できるという効果が得られる。
(3)力■算回路のビット数の削減により、回路規模が
小さくできるとともに、それに従いキャリーの伝播に費
やされる時間も削減でき、高速加算動作が可能になると
いう効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、第1図におい
て、減算回路A2は、上記中間値を補数として加算回路
により構成するものであってもよい。上記のようなデー
タ変換は、アナログ的な信号処理(前記同様な中間値の
アナログ減算処理)により行うものであってもよい。
すなわち、ディジタルデータを形成するA/D変換回路
の入力部で行えば、入力データDinを形成するA/D
変換回路のダイナミックレンジも有効に利用できる。ま
た、この発明が適用されるディジタルフィルタの例とし
ては、前記のようなFIR型の他、IIR(無限インパ
ルス応答フィルタ)等種々の実施形態を採ることができ
る。
この発明は、前記のようなディジタルフィルタの他、不
平衡データを扱う数値演算方式に広く利用できるもので
ある。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、演算すべき入力データの正の最大値と負の
最大値と加算結果の半分の中間値を入力データから減算
してそれを零とみなすようなデータ変換を行い、この変
換されたデータを用いて符号付き演算を行い、その結果
に対して上記中間値を加算して零点をもとにもどすよう
にすることにより、符号付き演算を行う加算回路の入力
には、正と負の最大値がはソ”等しくできるから、その
ダイナミックレンジを有効に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が適用されるディジクルフィルタの
一実施例を示すブロック図、 第2図は、この発明を説明するための入力データの一例
を示す波形図、 第3図は、従来のディジタルフィルタの一実施例を示す
ブロック図、 第4図は、その入力データの一例を示す波形図である。 A1−A3・・加算回路(減算回路)、d・・遅延素子
、K1−に6 ・・乗算器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、演算すべき入力データの正の最大値と負の最大値と
    加算結果の半分の中間値を求めて、上記入力データから
    上記中間値を減算してそれを零とみなすようなデータ変
    換を行い、この変換されたデータを用いて符号付演算を
    行い、その結果に対して上記中間値を加算して零点をも
    とに戻して出力信号を得ることを特徴とする数値演算方
    式。 2、上記入力データは、自然界に存する正と負の最大値
    が不平衡な物理量を示すデータであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の数値演算方式。
JP63234069A 1988-09-19 1988-09-19 数値演算方式 Pending JPH0282709A (ja)

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JP63234069A JPH0282709A (ja) 1988-09-19 1988-09-19 数値演算方式

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JP63234069A JPH0282709A (ja) 1988-09-19 1988-09-19 数値演算方式

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Publication Number Publication Date
JPH0282709A true JPH0282709A (ja) 1990-03-23

Family

ID=16965105

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JP63234069A Pending JPH0282709A (ja) 1988-09-19 1988-09-19 数値演算方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0353503U (ja) * 1989-09-26 1991-05-23

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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