JPH0282638A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH0282638A
JPH0282638A JP63235828A JP23582888A JPH0282638A JP H0282638 A JPH0282638 A JP H0282638A JP 63235828 A JP63235828 A JP 63235828A JP 23582888 A JP23582888 A JP 23582888A JP H0282638 A JPH0282638 A JP H0282638A
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mats
mat
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line
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Kazuo Tomizuka
和男 冨塚
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (り産業上の利用分野 本発明は半導体集積回路に関し、特にカスタムICの要
求に答えられる多層配線を有した半導体集積回路に関す
るものである。
(ロ)従来の技術 一般に、特開昭59−84542号公報(HOIL21
/76 )の如く、複数個の回路ブロックを同一の半導
体基板上に形成する半導体集積回路技術は、第6図の構
成となっている。
第6図は、半導体チップ(1)の概略平面図であり、a
乃至fは回路ブロックを示す。これらの回路ブロックは
、夫々取り扱う周波数および信号レベルが異なり、機能
も夫々異なる。
この回路ブロックは、第7図の如くP−型の半導体基板
(2〉上のN型の領域(3)に形成され、各回路ブロッ
クは、その周辺に隣接する高濃度のP+型の領域(4)
によって区画されている。ここではブロックbとブロッ
クCで示しである。
この区画用のP″″型の領域(4)は、その一端をP−
型の半導体基板(2〉に接するとともに、他端は半導体
表面の酸化膜(5)を通してグランドライン(6〉にオ
ーミック接続される。
グランドライン(6〉は、各ブロックから集積回路の中
央部にまとめ、左端にあるグランドポンディングパッド
GNDに延在されている。
次に各ブロック回路の電源ライン(vcJは、第6図に
示すように、集積回路の外周部にまとめ、夫々個別に電
源ポンディングパッドに接続される。
一方、回路ブロックa乃至fは、機能が異なるため、ブ
ロック内に存在する素子数が異なり、ブロック・サイズ
が夫々異なってしまう構成となっている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前述の如く、回路ブロックa乃至rのサイズが異なるの
で、この回路ブロック全てを効率良く、半導体チップ(
1)内に収めるためには、各回路ブロックの大きさが相
互的に働いてしまい、同一チップ内への集積を難しくし
ている問題があった。
また回路ブロックaを削除し、例えば特性を改良した別
の回路ブロックλ″を入れたり、第6図の回路ブロック
構成に、更に別の機能を有する回路ブロックgを追加し
ようとした場合、各回路ブロックの大きさが異なるので
全てのパターンを作り直す必要があった。
またマットaとマットbを継ぐ配線は、マットaとマッ
トbのグランドラインとクロスするため、予めトンネル
用のスペースを確保する必要があり、しかもこのトンネ
ル用のスペースはパターンが変更となる度に設計し直す
必要があった。
従って近年、製品の寿命が非常に短かくなって来ている
中で、ユーザの希望する独自回路を、あるチップ内に組
み込もうとすると、ユーザは短納期を希望するにもかか
わらず、回路パターンを作り直すために非常に長い納期
を必要としなければならない問題を有していた。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、斯る課題に鑑みてなされ、区画ライン(曇)
で半導体チップ(11)上面を実質的に同一のサイズの
多数のマットに分割し、複数の機能の異なる電子回路ブ
ロックを1つ以上の整数個のマット内に収容し、前記電
源ラインとグランドラインを離間して形成する配線領域
を設けることにより、従来の課題を解決するものである
(ホ)作用 本発明に依れば、区画ライン(14)で半導体チップ(
11)上面を実質的に同一サイズの多数のマットに分割
し、複数の機能の異なる電子回路ブロックを整数個のマ
ット内に収容することにより、電子回路ブロック毎の設
計を行え且つ電子回路ブロックを一定の素子数で分割し
分割マット毎の設計が行える様になる。
また前記配線領域(18)を設けているために、マット
間をつなぐ配線同士がクロスする心配もなく、前記配線
領域(18)に整然と配置できる。従って電子回路ブロ
ック毎に分割して並行設計が可能であり、設計期間の大
幅短縮を図れる。また回路変更も電子回路ブロック毎に
且つマット毎に行えるので、IC全体の設計変更は不要
となる。
くへ〉実施例 先ず第1図を参照して本発明の第1の実施例を詳述する
半導体チップ(11)上面はA−Gの7つのマットに分
割されている。A−Gの各マット間は、電源ライン(1
2)とグランドライン(13)を隣接して並列に延在さ
せた区画ライン(14)で区分されている。
区画ライン(旦)を形成する電源ライン(12)および
グランドライン(13)の配列は各マットA−Gの左側
に実線で示す電源ライン(12)を設け、右側に実線で
示すグランドライン(13)が設けられる。
従って両端の区画ラインのみが電源ライン(12)また
はグランドライン(13)の一方で形成され、中間の区
画ラインは両方で構成されている。各マットA−Gに隣
接する′WL源ライン(12)およびグランドライン(
13)は、夫々のマットに集積され、回路ブロックへの
電源供給を行っている。
また各区画ライン(14)の電源ライン(12)とグラ
ンドライン(13)は、2点鎖線で示す第1の供給ライ
ン(15)と第2の供給ライン(16〉に夫々対向して
櫛歯状に接続され、この第1および第2の供給ライン(
15) 、 (16)は、ペレットの周辺に設けられた
パッドの中の電源パッドV。CおよびグランドパッドG
NDに導かれている。
また電源ライン(12)とグランドライン(13)は、
所定の幅、例えば2本の配線(17)が設けられるよう
に離間させて、配線領域(18)を設ける。この配線領
域(18)には、前記電源ライン(12)およびグラン
ドライン(13)と平行に第1の配線(17)が設けら
れ、この第1の配線(17)の両端より隣接するマット
へ第2および第3の配線(19) 、 (20)が設け
られている。
後で明らかとなるが、各電源ライン(12)、グランド
ライン(13)、第1および第2の供給ライン(15)
 、 (16)、および第1の配線(17)は、原則的
には2層配線の内の1層配線で実現されている。
上述した区画ライン(14)で区分される各マットA−
Gは、実質的に同一の大きさの形状に形成され、具体的
には幅をNPNトランジスタ6個が並べられるように設
定され、長さは、設計上容易な一定の素子数、例えば約
100素子がレイアウトできるように設定されている。
このマットの大きさについては、IC化する電子回路ブ
ロックにより、設計し易い素子数に応じて任意に選択で
きる。
マット内に集積される回路素子は、トランジスタ、ダイ
オード、抵抗およびコンデンサにより構成され、通常の
PN分離によって分離され、各素子の結線は、2層配線
の1層目の電極層によって接続され、例外的に2層目の
電極でクロスオーバーされている。
次に第2図Aおよび第2図Bを参照して、マット内に集
積される回路素子と区画ライン(14)について具体的
に説明する。
第2図AはマットB付近の拡大上面図である。
左の1点鎖線で示した区画ライン(21)は、マットA
とマットBの間に設けられる区画ライン(14)の中の
電源ラインであり、右の1点鎖線で示した区画ライン(
22)は、マットBとマットCの間に設けられる区画ラ
イン(14)である。そしてこの区画ライン(21) 
、 (22)の間には、点線で示したトランジスタ(2
3)、ダイオード(24)、抵抗(25)およびコンデ
ンサ(26)が集積されている。図面ではこれらの素子
が粗になっているが、実際は高密度に集積されている。
またマット内の素子間の配線は、1点鎖線で示す第1層
目の電極層(27)で実質的に形成され、マットAとマ
ットBおよびマットBとマットCのマット間の配線、例
えば信号ラインやフィードバックラインが実線で示す第
2層目の電極層(28)で形成されている。
また第2層目の電極(28)のクロスが生じないように
、前記配線領域(29)内に、1点鎖線で示す第1の配
線(30)を設け、一端は第2の配線(31)で、他端
は第3の配線(32)でマットB、Cへ延在されている
。また第1の配線(30)相互の干渉は、グランドライ
ンまたは電源ラインより引き出きれた電極を第1の配線
(30)間に設けて、干渉を防止している。そしてこれ
らの第1層目および第2層目の電極層(27) 、 (
28) 、 (30) 、 (31) 、 (32)は
x印で示したコンタクト領域で接続されている。
第2図Bは第2図AにおけるA−A’線の断面図である
。P型の半導体基板(33)上にN型のエピタキシャル
層(34)が積着されており、このエピタキシャル層(
34)表面より前記半導体基板(33)に到達するP″
″型の分離領域(35〉が形成され、多数のアイランド
領域が形成されている。このアイランド領域(36)内
にはNPN トランジスタ(23)、ダイオード(24
)、抵抗(25)およびコンデンサ(26)等が作られ
ており、NPNトランジスタ(23)のコレクタ領域(
36)と前記半導体基板(33)との間にはN1型の埋
込み領域(37)が形成されている。前記エピタキシャ
ルff(34)の表面には例えばCVD法によりシリコ
ン酸化膜(38)が形成きれ、このシリコン酸化膜(3
8)上には、第1層目の電極層(27)が形成されてい
る。またこの第1層目の電極層(27)を覆うように、
例えばPIX等の絶縁膜(39)が形成され、この絶縁
膜(39)上に第2層目の電極層(28)。
(31) 、 (32)が形成されている。また電源ラ
インく40)およびグランドライン(41)は、前記分
離領域(35)上に設けられ、グランドライン(41)
はこの分離領域(35)とオーミックコンタクトしてお
り、基板電位の安定化をはかっている。また第1の配線
(30)の両端には電源ライン(40)およびグランド
ライン(41)が設けられているので、マットからの干
渉を防止できる構成となっている。
次に、本構成に組み込む電子回路ブロックとマットとの
関係について述べる。ここでは第4図に示す2つの電子
回路ブロック、つまりイグニッションノイズ等のパルス
ノイズを除去するノイズキャンセラーブロック(51)
と、このブロックの後につながるステレオ信号をステレ
オ復調するマルチプレックスデコーダブロック(52)
が、組み込まれる。
このノイズキャンセラーブロック(51)の素子数は約
270個であり、マルチプレックスデコーダブロック(
52)の素子数は約390個である。従って前者は10
0素子以下を目安にして3つの部分に分け、A−Cまで
のマットに夫々を集積化してゆき、各マット間の機能は
前述の如く1層目及び2層目の電極層(30) 、 (
2B) 、 (31) 、 (32)を設けて電子回路
ブロックを実現している。また後者も100素子以下を
目安にして4つの部分に分け、D−Gまでのマットに夫
々を集積化してゆき、各マット間の機能は前述の如く1
層目及び2層目の電極】を設けて電子回路ブロックを実
現している。更に前者と後者のブロック間の接続も、1
層目及び2層目の電極層を設けIC集積回路を実現して
いる。
次に第3図を参照して本発明の第2の実施例を詳述する
。本実施例では、半導体チップ(61)上面を2点鎖線
で示す分割領域(62)を用いて実質的に同一形状で、
第1および第2の領域(63)(64)に2等分し、夫
々の領域(63)(64)に多数のマットを設けた点に
特徴がある。この結果、マット数が多いので半導体チッ
プ(61)のレイアウトが第1の実施例よりやり易くな
る利点を有している。
具体的には、第1の領域(63)にはA−Jの10個の
マットを形成し、第2の領域(64)にはに−Tの10
個のマットを形成し、各マットの構成は第1の実施例と
同様に、マットを約100素子集積できる実質的に同一
スペースにし、各マット間は区画ライン(65)で区分
している。
斯上した20個のマット内には第4図に示すAM/FM
ステレオチューナー用1チップICが形成される。第4
図はこの電子ブロック回路を説明するブロック図であり
、FMフロントエンドブロック(66)、FMIFブロ
ック(67)、ノイズキャンセラーブロック(51)、
マルチプレックスデコーダーブロック(52)、AMチ
ューナーブロック(68)の計5つの電子回路ブロック
から構成されている。各回路ブロックは周知のものであ
るが、その機能を簡単に説明する。
先ずFMフロントエンドブロック<66)はFM放送の
選局部分であり、数十MHz〜数百MHzのFM放送信
号を受信し、10.7MHzの中間周波信号に周波数変
換するものであり、素子数としては約250個を有する
のでに−Mのマットに集積されている。
次にFM−IFブロック(67)は、この中間周波信号
を増幅し、その後検波しオーディオ信号を得るものであ
り、素子数としては約430個を有するのでE〜工のマ
ットに集積されている。続いてノイズキャンセラーブロ
ック(51)は、イグニッションノイズ等のパルスノイ
ズを除去するもので、約270個の素子を有するのでN
−Pのマットに集積されている。更にマルチプレックス
デコーダーブロック(52)は、ステレオ信号をステレ
オ復調するブロックであり、約390個の素子を有する
ためQ−Tのマットに集積されている。
最後に、AMチューナーブロック(68)は、AM放送
の選局部分であり、アンテナ受信したAM放送信号を中
間周波数(450KHz)に変換し、検波してオーディ
オ出力を得るものであり、約350個の素子を有するの
でA−Dのマットで集積される。
更には第5図A、第5図Bおよび第5図Cに、夫々AM
チューナーブロック(68)、フロントエンドブロック
(66)とFM−IFブロック(67)およびマルチプ
レックスデコーダーブロック(52)を更にブロック化
した図を示す。
先ず第5図AのAMチューナーブロック(68)内の局
部発振回路(OS C) (69)がマツ)−Aに、混
合回路(M I X ) (70)がマットBに、自動
利得制御回路(AGC)(71)、高周波増幅回路(R
F)(72)および中間周波増幅回路(IF)(73)
がマットCに、検波回路(DET)(74)がマットD
に実質的に集積され、第3図の如く電源バッド■。CI
よりたこ足状に4本延在された第3の電源ライン(75
)を介し、A−Dのマットの第1の電源ライン(76)
にVCCを供給している。またグランドバッドGND1
はマットMとマットNの間に設けられたたこ足状の4本
の電極(77)を介して一端分割領域(62)上の3点
鎖線で示す第2のグランドライン(78)に接続され、
夫々の第2のグランドライン(78)はA−Dのマット
の第1のグランドライン(79)に接続されている。
次に第5図Bの高周波増幅回路(80)、混合回路(8
1)および局部発振回路(82)で構成されるフロント
エンドブロック(66)は、数μVと極めて小さいレベ
ルの信号を扱うため、他の回路ブロック特にFM−IF
ブロック(67)からの干渉を嫌い、またこのブロック
内にある局部発振回路(82〉がそれ自身発振し、不要
輻射を発生させる。そのため特にFM−IFブロック(
67)と離間させ、O8Cブロックが一番干渉を嫌うた
め別の電源V CO3! ” CC,、GND3 、G
ND4を用いている。
すなわちFM−IFブロック(67)と対角線状にある
に−Mのマットに集積され、一番コーナとなるマットK
に局部発振回路(82)を集積し、その両側には別のバ
ッドV。O4およびGND4を通して第1の電源ライン
(83)およびグランドライン(84)が設けである。
また他のり、Mのマットは、VCC3およびGND3を
通して、夫々の第1の電源ラインおよびグランドライン
(85) 、 (86)が設けである。
一方、中間周波増幅回路(87)、検波回路(88)お
よびSメータ(89)等で構成されるFM−IFブロッ
ク(67)は、E−Iのマットに集積され、検波回路(
88)がマットエに、Sメータ(89)等がマットGに
、更には中間周波増幅回路(87)中のリミッタ回路お
よびミュート回路等が、E、FとGのマットに実質的に
集積されている。
ここでは利得が80から100dBと極めて高いノミツ
タ回路と信号レベルの大きい検波回路(88)、前記リ
ミッタ回路と信号レベルの大きいSメータ<89)は帰
還による発振を生じ、検波回路(88)とSメータ(8
9)は相互干渉による特性悪化が生じるため、マットE
、F、Gの第1の電源ライン(90)は、−本の3点鎖
線で示す第3の電源ライン(75)に、マットH,Iの
第1の電源ライン(91)は、−本の第3の電源ライン
(75)に接続されている。またマットJはユーザから
のオプション回路を集積されるものであり、これも−本
の第3の電源ライン(75)に接続されている。
またE−Jのマットにある実線で示す第1のグランドラ
インは、グランドパッドGNDIからたこ足状に延在さ
れて一端接続された第2のグランドライン(92)と、
前述と同様に接続されている。
また第1の電源ラインと第1のグランドラインを所定の
幅に離間させて配線領域り93)を設けている。この配
線領域<93)は、例えばマットGとマットHの間のよ
うに、−点鎖線で示す2本の第1の配線(94)が設け
られる幅に設定しである。ここでは図面の都合上2本の
第1の配線を設けたが、回路によってはこれ以上となる
場合もある。
この第1の配線(94)は前記第1の電源ライン及び第
1のグランドラインと同層の第1の電極層に設けられ、
この両端は黒丸で示したスルーホール(95)を介して
破線で示した第2層目に形成される第2および第3の配
線(96) 、 (97)でマットGおよびマットHへ
延在されている。
続いて、第5図Cのマルチプレックスデコーダーブロッ
ク(52)の直流増幅回路(101’)、デコーダ回路
(102)、ランプドライバー回路(103)がマット
QとマットRに、また位相比較回路(104)、ローパ
スフィルタ回路(105)、電圧制御発振器(106)
および分周回路(107)等がマットSとマットTに実
質的に集積されている。また電源パッドVCC8よりた
こ足状に3本延在された電極(108)は、AMチュー
ナーブロック(68)とFM−IFブロック(67)と
の間を通り、分割領域(62)上の第2の電源ライン(
109)へ一端接続される。そして1本がマットQとR
へ、1本がマットSとTへ、更に1本がノイズキャンセ
ラーブロック(51〉となるN〜Pのマットへ伸びてい
る。
一方、グランドパッドGND2はたこ足状に3本の第3
のグランドライン(110)に接続され、前述と同様に
、N−Pのマット、Q、Rのマット、S、Tのマットへ
伸びている。
以上説明した如く、第1の実施例と同様に、第1の電源
ラインと第1のグランドラインで構成される区画ライン
によってA−J、に−Tのマットが区分されている。ま
たこの第1の電源ラインと第1のグランドラインが実質
的に櫛歯状に形成されているため、マット間のスペース
や周辺のスペースを有効に活用でき、チップ(61)周
辺のパッドVC,,,GND 1 、GND2を最短距
離でつなぐことができる。
次にFMフロントエンド(66)とFM−IFブロック
(67)の干渉対策について述べる。従来では個別IC
を夫々使っていたためセット基板上の問題であったが、
今回は1チツプ化のために更にこの干渉が問題となった
が次の対策により解決している。
先ず前述した如く、FMフロントエンドブロック(66
)は、数μVと極めて小さいレベルの信号を扱うため、
他の回路ブロック特にFM−IFブロック(67)から
の干渉を嫌い、またこのブロック内に構成される局部発
振回路(69)がそれ自身発振し、不要輻射を発生させ
るため、他のブロックと離間したり別の電源を設けたり
する必要がある。
これ等の理由により、先ずFMフロントエンドブロック
とFM−IFブロックを対角線上に設け、またこのブロ
ックの中の局部発振回路をマットKに集積させ離間させ
た。次にAMチューナーブロック(68)とFM−IF
ブロック(67)、FMフロントエンドブロック(66
)とノイズキャンセラーブロック(51)との間、すな
わちマットDとマットE1マットMとマットNの区画ラ
イン幅を広く取ることでFMフロントエンドブロック(
66)を他のブロック特にFM−IFブロック(67)
から遠ざけている。またマットDとマットEおよびマッ
トMとマットNとの間に、電源パッドvcctより第2
の領域(64〉へ延在される電極(108)とグランド
バッドGND1より第1の領域(63)へ延在される電
極(77)とを設け、更に分割領域(62)上に第2の
電源ライン(109)と第2のグランドライン(78)
 。
(92)を設けている。従ってFMフロントエンドブロ
ック(66)は、隣接するFM−IFブロック(67)
、AMチューナーブロック(68)およびノイズキャン
セラーブロック(51)と分離され、特に電源ラインは
不要輻射を防止し、グランドラインは、分離領域とコン
タクトしているので基板電流を吸い出すことができ干渉
を防止している。
またこのFMフロントエンドブロック(66)の中の局
部発振回路(82)は、干渉を嫌うので、電源バッドV
 CC4とグランドバッドGND4を別に設け、外の回
路は電源バッドV。C1とグランドバッドGND3で供
給されている。
更にはFM−IFブロック(67)は、FM信号のAM
部を除去するためのリミッタ回路を有し、この回路はマ
ットEとマットFで集積されている。
このリミッタ回路に有るコンデンサは基板へり−クを生
じ、このリーク電流がFMフロントエンドへ流れ誤動作
を起こす。そのためコンデンサをマットEに一括し、こ
のマットEの左側辺の区画ラインの第1のグランドライ
ン(111)で集中的に吸い出している。更にほこの第
1のグランドライン(111)は、FM−IFブロック
(67)、マルチプレックスデコーダーブロック(52
〉およびノイズキャンセラーブロック(51)の外周辺
に延在されて、これから生じるリーク電流も吸い出して
いる。また配線の都合上第3の電源ライン(75〉、分
割領域(62)上の第2の電源ライン(109)および
第2のグランドライン(78) 、 (92)等は、黒
丸で示したスルーホールを介して、点線で示す第2層目
の電極層を介してクロスオーバーしている。特にAMチ
ューナーブロック(68)は外のブロック回路と同時に
動作しないので、AMチューナーブロック(68)とF
M−IFブロック(67)を1つのバッドVCCIを共
用しており、このためクロスオーバーしている。またグ
ランドバッドGND1も同様である。
最後に本発明の特徴点を一例してみる。例えばAMチュ
ーナーブロック(68)が不要であれば、A〜Dのマッ
トに、マルチプレックスデコーダーブロック(52)と
なる4つのマットをそのまま集積化し、余ったマットQ
とマットRに例えばマットIとJを集積化する。従って
I、J、S、Tのマットが余分となるので、このマット
を削除すればマットの配置が四角形のチップ内に整然と
収納することができる。ここではマット内の1層目の配
線はそのまま使い、マット間の配線およびブロック間の
配線のみを考えれば良い。
またFM−IFブロック(67)の一部改良の際は、例
えば改良部となるマットFのみを取り出して改良すれば
良く、他のマットE、G、Hはそのままイ吏うことがで
きる。またユーザのオプションとなる別のブロックを追
加する時は、全部のマットはそのまま使い、このブロッ
クに必要な数だけマットを追加すれば良いし、またここ
ではマットJをこのオプション用マットとしている。
つまり同一寸法のマットをマトリックス状に形成しであ
るため、入替え、追加、および削除が非常に容易となる
(ト)発明の効果 以上の説明からも明らかな如く、第1に区画ライン(1
4)で半導体チップ(11〉上面を実質的に同一サイズ
の多数のマットに分割し、複数の機能の異なる電子回路
ブロックを整数個のマットに収容すると、電子回路ブロ
ック毎に並行して設計ができ、設計期間を大幅に短縮で
きる。また電子回路ブロックを一定の素子数で分割し、
マット毎の設計が行えるので、マット毎の並行設計もで
きる。
また削除、追加および修正等の回路変更も電子回路ブロ
ック毎またはブロック毎に設計できるので、ブロック毎
またはミツト毎の変更のみで足り、IC全体の設計変更
が不要となる。更にはマットを基本ブロックとしてセル
化できるので、一般設計を終了すれば、この後の回路変
更の際、変更するマットのみの修正だけで、他のマット
はそのまま使え信頼性が非常に高くなる。
第2に、電源ライン(12)およびグランドライン(1
3)を2層配線構造の1層目の電極層に形成し、マット
内にレイアウトする素子との配線を実質的に1層目の電
極層で実施できるので、マット間及び信号線の配線を配
線領域の1層目と2層目の電極層に集約でき、設計が非
常に簡単となる。
またマットEを変更する場合、マットEの両端にある配
線領域(18)を設けることで、マット間をつなぐ配線
のクロスを考えることなくマットEの設計を行える。従
来ではマットEからマットDへ、マットEからマットF
へ延在される配線のクロスを防止するように、マットE
のパターン配置を考えたが、本願はこのクロス防止につ
いては全く考える必要がない。つまり前記配線領域(1
8)を使うだけで防止できるためである。
第3に、回路ブロックは、少なくともトランジスタ、ダ
イオード、抵抗およびコンデンサ等の多種の形状の異な
る回路素子で構成されているが、マットを一定の集積し
易いサイズに統一したことで、マット内への素子の配置
を実施するだけで、全体のレイアウトは無用となる様に
設けられるため設計が容易となる。
第4に、マットの側辺に設けた電源ライン(12)およ
びグランドライン(13)と第1の供給ライン(15)
および第2の供給ライン(16)とを櫛歯状に形成する
ことにより、半導体チップ(11)に設けた電源パッド
V。CおよびグランドパッドGNDを最短距離でつなぐ
ことができる。
第5に、マット内に収容された素子間の配線は、原則と
して1層目に形成し、区画ライン(14)を超えて行う
マット間および電子回路ブロック間の配線は、配線領域
の1層目及び2層目を用いることができるので、マット
内の素子間の配線とマット間あるいは電子回路ブロック
間の配線を区別して設計でき、設計が極めて容易となる
第6に、第2の実施例に示す如く、分割領域(62)を
使って多数のマットを2段に形成するので、第1の実施
例に比べてマットの配置の自由度が増し、設計が容易と
なる。またマットを2段構成にすることにより、チップ
の形成を第1の実施例より正方形に近づけられるので、
チップ内の特性のばらつきおよび歪みが小さくなる。更
にマット数が多いので回路変更に際してもマットの配置
の変更が自由に行え設計の自由度が増加する。
第7に、分割領域(62)上に第2の電源ライン(10
9)および第2のグランドライン(78) 、 (92
)を設けることで、第1の領域(63)−ヒにあるマッ
トと第2の領域(64)上にあるマットとの干渉を阻止
することができる。
第8に、第2の電源ライン(109)と第2のグランド
ライン(78) 、 (92)を実質的に第1層目に設
け、他の第1層目の電極と交差する領域を第2層目に設
けることで、第1の領域(63)と第2の領域(64)
のマット間の配線を可能とし、分割領域(62)に有効
に活用できる。
第9に、第3の電源ライン(75)と第1の領域(63
)の第1の電源ラインを櫛歯状に配列し、第3のグラン
ドライン(110)と第2の領域(64)の第2の電源
ラインを櫛歯状に配列することにより、半導体チップ(
61)に設けた電源パッドV。CIおよびグランドパッ
ドGND2を最短距離でつなぐことができる。
第10に、第1の領域(63〉上のブロック間に、電源
パッドv c C!から分割領域(62)へ延在される
電極(108)を設け、また第2の領域(64)上のブ
ロック間に、グランドパッドGND1から分割領域(6
2)へ延在される電極(77)を設けることにより、こ
の電極の両側に設けられたブロック相互の干渉を阻止で
きる。
またブロック相互の干渉防止のために、マットDとマッ
トE1マットMとマットNとの間の幅の広い区画ライン
は、その上に電極(10g) 、 (77)を延在でき
るためチップ(61)を有効に活用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体集積回路の第1の実施例を示す
上面図、第2図Aは本発明の半導体集積回路のマット領
域を示す上面図、第2図Bは第2図AにおけるA−A’
線の断面図、第3図は本発明の半導体集積回路の第2の
実施例を示す上面図、第4図は本発明の半導体集積回路
に組み込まれる電子回路ブロック図、第5図AはAMチ
ュ−ナーブロックを説明する図、第5図BはFMフロン
トエンドブロックとFM−IFブロックを説明する図、
第5図Cはマルチプレックスデコーダーブロックを説明
する図、第6図は従来の半導体集積回路の上面図、第7
図は第6図におけるブロックbとブロックCの間の断面
図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電源ラインとグランドラインを一組として延在し
    た区画ラインを、複数本同一方向に配列して、半導体チ
    ップを実質的に同一サイズの複数個の領域に分割して形
    成したマットと、 前記半導体チップに組み込まれ、且つ前記整数個のマッ
    トに形成される複数の機能の異なる電子回路ブロックと より構成された電子回路とを備え、 前記電源ラインとグランドラインを離間して形成する配
    線領域を設けることを特徴とした半導体集積回路。
  2. (2)前記配線領域には、前記電源ラインおよびグラン
    ドラインと平行に1本以上の第1の配線が設けられ、こ
    の第1の配線の一端とオーミックコンタクトし、前記配
    線領域と隣接するどちらか一方のマットへ延在される第
    2の配線が設けられ、前記第1の配線の他端とオーミッ
    クコンタクトし、前記配線領域と隣接するどちらか一方
    のマットへ延在される第3の配線が設けられる請求項第
    1項記載の半導体集積回路。
  3. (3)前記電源ライン、グランドラインおよび第1の配
    線は第1層目の配線層に設けられ、前記第2の配線およ
    び第3の配線は第2層目の配線層に設けられる請求項第
    2項記載の半導体集積回路。
  4. (4)半導体チップの中央に、この半導体チップを第1
    および第2の領域に実質的に分割する分割領域と、 前記分割領域と直交しその両側に第1の電源ラインと第
    1のグランドラインを一組として延在した区画ラインを
    複数本同一方向に配列して、前記第1および第2の領域
    を実質的に同一サイズの複数個の領域に分割して形成し
    たマットと、 前記半導体チップに組み込まれ、且つ前記整数個のマッ
    トに形成される複数の機能の異なる電子回路ブロックよ
    り構成された電子回路と を備え、 前記電源ラインとグランドラインを離間して形成する配
    線領域を設けることを特徴とした半導体集積回路。
  5. (5)前記配線領域には、前記電源ラインおよびグラン
    ドラインと平行に1本以上の第1の配線が設けられ、こ
    の第1の配線の一端とオーミックコンタクトし、前記配
    線領域と隣接するどちらか一方のマットへ延在される第
    2の配線が設けられ、前記第1の配線の他端とオーミッ
    クコンタクトし、前記配線領域と隣接するどちらか一方
    のマットへ延在される第3の配線が設けられる請求項第
    4項記載の半導体集積回路。
  6. (6)前記電源ライン、グランドラインおよび第1の配
    線は第1層目の配線層に設けられ、前記第2の配線およ
    び第3の配線は第2層目の配線層に設けられる請求項第
    5項記載の半導体集積回路。
JP63235828A 1988-06-21 1988-09-20 半導体集積回路 Expired - Lifetime JPH0719843B2 (ja)

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DE68929148T DE68929148T2 (de) 1988-06-21 1989-06-20 Integrierte Halbleiterschaltung
EP89111233A EP0347853B1 (en) 1988-06-21 1989-06-20 Semiconductor integrated circuit
KR1019890008631A KR930004982B1 (ko) 1988-06-21 1989-06-21 반도체 집적회로
US07/675,031 US5155570A (en) 1988-06-21 1991-01-25 Semiconductor integrated circuit having a pattern layout applicable to various custom ICs

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