JPH0223660A - リニア半導体集積回路 - Google Patents

リニア半導体集積回路

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JPH0223660A
JPH0223660A JP63173004A JP17300488A JPH0223660A JP H0223660 A JPH0223660 A JP H0223660A JP 63173004 A JP63173004 A JP 63173004A JP 17300488 A JP17300488 A JP 17300488A JP H0223660 A JPH0223660 A JP H0223660A
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lines
line
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Kazuo Tomizuka
和男 冨塚
Sakae Sugayama
菅山 栄
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0207Geometrical layout of the components, e.g. computer aided design; custom LSI, semi-custom LSI, standard cell technique

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、半導体集積回路に関し、特にカスタムICの
要求に答えられる様に、機種展開の容易なパターン・レ
イアウトに関するものであり、更には電子回路ブロック
間の相互作用を防止したものである。
(ロ)従来の技術 一般に、特開昭59−84542号公報(HOI L 
21/76)の如く、複数個の回路ブロックを同一の半
導体基板上に形成する半導体集積回路技術は、第6図の
構成となっている。
第6図は、半導体チップ(101)の概略平面図であり
、a乃至fは回路ブロックを示す。これらの回路ブロッ
クは、夫々取り扱う周波数および信号レベルが異なり、
機能も夫々異なる。
この回路ブロックは、第7図の如くP−型の半導体基板
(102)上のN型の領域(103)に形成され、各回
路ブロックは、その周辺に隣接する高濃度のP+型の領
域(104)によって区画されている。ここではブロッ
クbとブロックCで示しである。
この区画用のP+型の領域(104)は、その一端をP
−型の半導体基板(102>に接するとともに、他端は
半導体表面の酸化膜(105)を通してグランドライン
(106)にオーミック接続される。
グランドライン(106)は、各ブロックから集積回路
の中央部にまとめ、左端にあるグランドポンディングパ
ッドGNDに延在されている。
次に各ブロック回路の電源ライン(Vcc)は、第6図
に示すように、集積回路の外周部にまとめ、夫々個別に
電源ポンディングパッドに接続される。
以上の構成により、回路ブロックの回りのP+型の分離
領域(104)は、グランドライン(106)とオーミ
ックコンタクトしているので、基板のリーク電流を吸い
出し干渉を防止していた。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前述の構成に於いて、極めて小さい信号の回路ブロック
は、他の回路ブロックより干渉を受は易く、また局部発
振回路等が含まれているとそれ自身発振して、不要輻射
を生じたりする。
従って前記グランドライン(106)で、分離領域(1
04)を介してリーク電流を吸い出しても、干渉を完全
に除去することは非常に難しい。
一方、回路ブロックa乃至fのサイズが異なるので、こ
の回路ブロック全てを効率良く、半導体チップ(101
)内に収めるためには、各回路ブロックの大きびが相互
的に働いてしまい、同一チップ内への集積をit 1.
、 < l、ている問題があった。
また回路ブロックaを削除し、例えば特性を改良した別
の回路ブロックa′を入れたり、第6図の回路ブロック
構成に、更に別の機能を有する回路ブロックgを追加し
ようとした場合、各ブロックの大きさが異なるので全て
のパターンを作り直す必要があった。
従って近年、製品の寿命が非常に短かくなって来ている
中で、ユーザの希望する独自回路を、あるチップ内に組
み込もうとすると、ユーザは短納期を希望するにもかか
わらず、回路パターンを作り直すために非常に長い納期
を必要としなければならない問題を有していた。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、斯る課題に鑑みてなされ、分割ライン(2)
と直行して延在した区画ライン(5)で、半導体チップ
(1)の第1および第2の領域(3) 、 (4)上面
を実質的に同一のサイズの多数のマットに分割し、複数
の機能の異なる電子回路ブロックを1つ以上の整数個の
マット内に収容し、前記複数の電子回路ブロックの中で
相互干渉を生じる第1および第2の電子回路ブロックを
対角線状に配置することで解決するものである。
(ホ)作用 本発明に依れば、区画ライン(5)で半導体チップ(1
)上面を実質的に同一サイズの多数のマットに分割し、
複数の機能の異なる電子回路ブロックを整数個のマット
内に収容することにより、電子回路ブロック毎の設計を
行え且つ電子回路ブロックを一定の素子数で分割しマッ
ト毎の設計が行える様になる。従って電子回路ブロック
毎に分割して並行設計が可能であり、設計期間の大幅短
縮を図れる。また回路変更も電子回路ブロック毎に且つ
マット毎に行えるので、IC全体の設計変更は不要とな
る。
しかも、このマットA−Tは第1図の如く第1および第
2の領域(3) 、 (4)に配置きれているので、相
互干渉を生じる第1および第2の電子回路ブロックを対
角線状に配置できる。そして対角線状に配置することで
前記第1および第2の電子回路ブロックを一番大きく離
間できるので、基板メーク電流や不要輻射は到達しにく
くなり、干渉を防止することができる。
(へ)実施例 先ず第1図を参照して本発明の実施例を詳述する。本実
施例では、半導体チップ(1)上面を二点鎖線で示す分
割領域(2)を用いて実質的に同一形状で、第1および
第2の領域(3) 、 (4)に2等分し、夫々の領域
(3) 、 (4)は、A−J、に−Tのマットに分割
されている。夫々のマット間には電源ラインとグランド
ラインを隣接して並列に延在させた区画ラインク5)で
区分されている。
区画ライン(5)を形成する電源ラインおよびグランド
ラインの配列は各マットA−J、に−Tの左側に実線で
示す電源ラインを設け、右側に一点鎖線で示すグランド
ラインが設けられる。従って第1および第2の領域(3
) 、 (4)の両端の区画ラインのみが電源ラインま
たはグランドラインの一方で形成され、中間の区画ライ
ンは両方で構成されている。各マットA−J、に−Tに
隣接する電源ラインおよびグランドラインは、夫々のマ
ットに集積され、回路ブロックへの電源供給を行ってい
る。
また各区画ライン(5)の電源ラインとグランドライン
は、三点鎖線で示す第3の電源ライン(6)と第2の電
源ライン(7)、第3のグランドライン(8)と第2の
グランドライン(9)に夫々対向して櫛歯状に接続され
、この第3および第2の電源ライン(6) 、 (7)
、第2のグランドライン(9)と第3のグランドライン
(8)は、ペレットの周辺に設けられたパッドの中の電
源パッドおよびグランドパッドであるVcc+ 、 V
ccx 、 GNDl、 GND2に導かれている。
後で明らかとなるが、マットに〜マット間の電源および
グランドパッドは別に設けられ、各電源ライン、グラン
ドライン、第2および第3の電源ライン(7) 、 (
6)および第2および第3のグランドライン(9)、(
8)は、原則的には2層配線の内の1層配線で実現され
ている。
上述した区画ライン(5)で区分される各マットA−T
は、実質的に同一の大きさの形状に形成され、具体的に
は幅をNPN トランジスタ6個が並べられるように設
定され、長さは、設計上容易な一定の素子数、例えば約
100素子がレイアウトできるように設定きれている。
このマットの大きさについては、IC化する電子回路ブ
ロックにより、設計し易い素子数に応じて任意に選択で
きる。
マット内に集積される回路素子は、トランジスタ、ダイ
オード、抵抗およびコンデンサにより構成され、通常の
PN分離によって分離され、各素子の結線は、2層配線
の1層目の電極層によって接続きれ、例外的に2層目の
電極でクロスオーバーされている。
次に第2図Aおよび第2図Bを参照して、マット内に集
積される回路素子と区画ライン(5)について具体的に
説明する。
第2図AはマットB付近の拡大上面図である。
左の一点鎖線で示した区画ライン(10)は、マットA
とマットBの間に設けられる区画ライン(5)であり、
右の一点鎖線で示した区画ライン(11)は、マットB
とマットCの間に設けられる区画ライン(5)である。
そしてこの区画ライン(10) 、 (11)の間には
、点線で示したトランジスタ(12)、ダイオード(1
3)、抵抗(14)およびコンデンサ(15)が集積さ
れている。図面ではこれらの素子が粗になっているが、
実際は高密度に集積されている。またマット内の素子間
の配線は、−点鎖線で示す第1層目の電極層(16)で
実質的に形成され、マットAとマットBおよびマットB
とマットCのマット間の配線、例えば信号ラインやフィ
ードバックラインが実線で示す第2層目の電極層(17
)で形成されている。そしてこれらの第1層目および第
2層目の電極層<16> 、 (17)はX印で示した
コンタクト領域で接続されている。
第2図Bは第2図AにおけるA−A’線の断面図である
。P型の半導体基板(18〉上にN型のエピタキシャル
層(19)が積層されており、このエピタキシャル層(
19)表面より前記半導体基板(18)に到達するP+
型の分離領域(20)が形成され、多数のアイランド領
域が形成されている。このアイランド領域(21)内に
はNPN トランジスタ(12)、ダイオード〈13)
、抵抗(14)およびコンデンサ(15)等が作られて
おり、NPNトランジスタ(12)のコレクタ領域(2
2)と前記半導体基板(18)との間にはN+型の埋込
み領域(23)が形成されている。前記エピタキシャル
層(19)の表面には例えばCVD法によりシリコン酸
化膜(24)が形成され、このシリコン酸化膜(24)
上には、第1層目の電極層(16)が形成されている。
またこの第1層目の電極層(16)を覆うように、例え
ばPIX等の絶縁膜(25)が形成され、この絶縁膜(
25)上に第2層目の電極層(17)が形成されている
。また電源ライン(18)およびグランドライン(19
)は、前記分離領域(20)上に設けられ、グランドラ
イン(19)はこの分離領域(20)とオーミックコン
タクトしており、基板電位の安定化をはかっている。
更に具体的には、第1の領域(3)にはANJの10個
のマットを形成し、第2の領域(4)にはに〜Tの10
個のマットを形成し、マットを約100素子集積できる
実質的に同一スペースにし、各マット間は区画ライン(
5)で区分している。
斯上した20個のマット内には第3図に示すAM/FM
ステレオチューナー用1チップICが形成される。第3
図はこの電子ブロック回路を説明するブロック図であり
、FMフロントエンドブロック(26〉、FM−I F
ブロック(27)、ノイズキャンセラーブロック(28
)、マルチプレックスデコーダーブロック(29)、A
Mチューナーブロック(30)の計5つの電子回路ブロ
ックから構成されている。各回路ブロックは周知のもの
であるが、その機能を簡単に説明する。
先ずFMフロントエンドブロック(26)はFM放送の
選局部分であり、数十MHz〜数百MHz(7) F 
M放送信号を受信し、10.7MHzの中間周波信号に
周波数変換するものであり、素子数としては約250個
を有するのでに−Mのマットに集積されている。次にF
M−IFブロック(27)は、この中間周波信号を増幅
し、その後検波しオーディオ信号を得るものであり、素
子数としては約430個を有するのでE−Iのマットに
集積されている。続いてノイズキルンセラーブロック(
28)は、イグニッションノイズ等のパルスノイズを除
去するもので、約270個の素子を有するのでN−Pの
マットに集積されている。更にマルチプレックスデコー
ダーブロック(29)は、ステレオ信号をステレオ復調
するブロックであり、約390個の素子を有するためQ
−Tのマットに集積されている。最後に、AMチューナ
ーブロック(30)は、AM放送の選局部分であり、ア
ンテナ受信したAM放送信号を中間周波数(450KH
z)に変換し、検波してオーディオ出力を得るものであ
り、約350個の素子を有するのでA−Dのマットで集
積きれる。
更には第4図A1第4図Bおよび第4図Cに、夫々AM
チューナーブロック(30)、フロントエンドブロック
(26)とFM−IFブロック(27)およびマルチプ
レックスデコーダーブロック(29)を更にブロック化
した図を示す。
先ず第4図AのAMチューナーブロック(30)内の局
部発振回路(OS C) (31)がマットAに、混合
回路(M I X ) (32)がマットBに、自動利
得制御回路(A G C) (33)、高周波増幅回路
(RF)(34)および中間周波増幅回路(IF)(3
5)がマットCに、検波回路(D E T ) (36
)がマットDに実質的に集積され、第1図の如く電源パ
ッド■。olよりたこ足状に4本延在された三点鎖線で
示す第3の電源ライン(37) 、 (38) 、 (
39) 、 (40)を介し、A〜Dのマットの第1の
電源ライン(41)にV。0を供給している。またグラ
ンドバッドGND 1はマットMとマットNの間に設け
られたたこ足状の3本の第1の隔離電極(42)を介し
て一端分割領域(2)上の三点鎖線で示す第2のグラン
ドライン(43) 、 (44) 、 (45) 、 
(46)に接続され、夫々の第2のグランドライン(4
3) 、 (44) 、 (45) 、 (46)はA
−Dのマットの第1のグランドライン(47)に接続さ
れている。
次に第4図Bの高周波増幅回路(48)、混合回路(4
9)および局部発振回路(50)で構成されるフロント
エンドブロック(26〉は、数μVと極めて小さいレベ
ルの信号を扱うため、他の回路ブロック特にFM−I 
Fブロック〈27)からの干渉を嫌い、またこのブロッ
ク内にある局部発振回路(50)がそれ自身発振し、不
要輻射を発生させる。そのため特にFM−I Fブロッ
ク(27)と離間させ、OSCブロックが一番干渉を嫌
うため別の電源■。CS + V CC4+GND3 
、 GND4を用いている。
すなわちFM−I Fブロック(27)と対角線状にあ
るに−Mのマットに集積され、一番コーナとなるマツI
−Kに局部発振回路(50)を集積し、その両側には別
のパッドVcc4およびGND4を通して第1の電源ラ
イン<51)およびグランドライン<52)が設けであ
る。また他のり、Mのマットは、vccsおよびGND
3を通して、夫々の第1の電源ラインおよびグランドラ
イン(53) 、 (54)が設けである。
−j5、中間周波増幅回路(55)、検波回路(56)
およびSメータ(57)等で構成されるFM−I Fブ
ロック(27)は、E−Iのマットに集積され、検波回
路(56)がマットIに、Sメータ(57)等がマット
Gに、更には中間周波増幅回路(55〉中のリミッタ回
路およびミュート回路等が、E、FとGのマツトに実質
的に集積されている。
ここでは利得が80〜100dBと極めて高いリミッタ
回路と信号レベルの大きい検波回路(56)、前記リミ
ッタ回路と信号レベルの大きいSメータ(57)は帰還
による発振を生じ、検波回路(56)とSメータク57
)は相互干渉による特性悪化が生じるため、マットE、
F、Gの第1の電源ライン(58)は、1本の三点鎖線
で示す第3の電源ライン(39)に、マットH,Iの第
1の電源ライン(59)は、1本の第3の電源ライン(
38)に接続されている。またマットJはユーザからの
オプション回路を集積されるものであり、この第1の電
源ライン(60)も1本の第3の電源ライン(37)に
接続されている。
またE−Jのマットにある一点鎖線で示す第1のグラン
ドラインは、グランドバッドGND 1からたこ足状に
延在されて一端接続された第2のグランドライン(43
) 、 (44) 、 (45) 、 (46)と、前
述と同様に接続されている。
続いて、第4図Cのマルチプレックスデコーダーブロッ
ク(29)の直流増幅回路り61)、デコーダ回路(6
2)、ランプドライバー回路(63)がマットQとマッ
トRに、また位相比較回路(64)、ローパスフィルタ
回路(65)、電圧制御発振器(66)および分周回路
(67〉等がマットSとマットTに実質的に集積されて
いる。また電源パッド■。。、よりたこ足状に3本延在
された第2の隔離電極(68) 、 (69) 、 (
70)は、AMチューナーブロック(30)とFM−I
 Fブロック(27〉との間を通り、分割領域(2)上
の第2の電源ライン(71) 、 (72) 、 (7
3)へ一端接続される。そして1本がマットQとRへ、
1本がマットSとTへ、更に1木がノイズキャンセラー
ブロック<28)となるN−Pのマットへ伸びている。
一方、グランドパッドGND2はたこ足状に3本の第3
のグランドライン(74) 、 (75) 、 (76
)に接続され、前述と同様に、N−Pのマット、Q、H
のマット、S、Tのマットへ伸びている。
以上説明した如く、第1の電源ラインと第1のグランド
ラインで構成きれる区画ライン(5)によってA−J、
に−Tのマットが区分きれている。またこの第1の電源
ラインと第1のグランドラインが実質的に櫛歯状に形成
されているため、マット間のスペースや周辺のスペース
を有効に活用でき、チップ(1)周辺のバッドVcc+
 、 GNDI 、 GND2を最短距離でつなぐこと
ができる。
次にFMフロントエンド(26)とFM−I Fブロッ
ク(27)の干渉対策について述べる。従来では個別I
Cを夫々使っていたためセット基板上の問題であったが
、今回は1チツプ化のために更にこの干渉が問題となっ
たが次の対策により解決している。
先ず前述した如く、FMフロントエンドブロック(26
)は、数μ■と極めて小さいレベルの信号を扱うため、
他の回路ブロック特にFM−IFブロック(27)から
の干渉を嫌い、またこのブロック内に構成される局部発
振回路(50)がそれ自身発振し、不要輻射を発生させ
るため、他のブロックと離間したり別の電源を設けたり
する必要がある。
これ等の理由により、先ずFMフロントエンドブロック
とFM−IFブロックを第1図のように対角線上に設け
、またこのブロックの中の局部発振回路をマットKに集
積させ離間させた。次にAMチューナーブロック(30
)とFM−I Fブロック(27)、FMフロントエン
ドブロック(26)とノイズキャンセラーブロック(2
8)との間、すなわちマットDとマットE1マットMと
マットNの区画ライン幅を広く取ることでFMフロント
エンドブロック(26)を他のブロック特にFM−I 
Fブロック(27)から遠ざけている。またマットDと
マットEおよびマットMとマットNとの間に、電源パッ
ドVCCQより第2の領域(4)へ延在される第2の隔
離電極(68)、 (69)、 (70)とグランドパ
ッドGNDIより第1の領域(3)へ延在される第1の
隔離電極(42)とを設け、更に分割領域(2)上に第
2の電源ライン(71) 、 (72) 、 (73)
と第2のグランドライン(43) 。
(44) 、 (45) 、 (46)を設けている。
従ってFMフロントエンドブロック(26)は、隣接す
るFM−I Fブロック(27)、AMチューナーブロ
ック(30)およびノイズキャンセラーブロック(28
)と分離され、特に電源ライン(68) 、 (69)
 、 (70)は不要輻射を肪止し、第1の隔離電極(
42〉および第2のグランドライン(43)、 (44
)、 (45)、 (46)の少なくとも1木は、分離
領域(20)とコンタクトしているので基板電流を吸い
出すことができ干渉を防止している。
以上の構成を第5図に示した。−点鎖線で示すものが第
1層目に形成されるものであり、実線で示すものが第2
層目に形成される。そしてX印で示すものがスルーホー
ルである。
またこのFMフロントエンドブロック(26)の中の局
部発振回路(50)は、干渉を嫌うので、電源バッドV
。。、とグランドパッドGND4を別に設け、外の回路
は電源バッドvcosとグランドパッドGND3で供給
されている。
そして分割領域(2)を活用し、半導体チップ(1)の
左側より右側まで複数本のダミーアイランドを設け、ま
た第1および第2の隔離電極の下層にも、この占有領域
を活用して複数本のダミーアイランドを設けている。し
かもこの第1および第2の隔離電極下に夫々設けられる
ダミーアイランドの少なくとも1本は、分割領域下のダ
ミーアイランドと一体となっており、このダミーアイラ
ンドは、グランド電位で与えられる半導体基板(18)
と接続したP+型の分離領域で囲まれたN型のエピタキ
シヤル層より成るので、各々のダミーアイランドは電気
的に他とは独立する。
しかもP+型の分離領域とN型のダミーアイランドが形
成するPN接合による障壁が形成されるので、リーク電
流に対する抵抗が増大でき、マットA−D、マットE−
J、マットに−MおよびマットN−Tの結合を粗にでき
る。
更にはFM−I Fブロック(27)は、FM信号のA
M部を除去するためのリミッタ回路を有し、この回路は
マットEとマットFで集積されている。
このリミッタ回路に有るMO8型コンデンサ(77)は
基板へリークを生じ、このリーク電流がFMフロントエ
ンドへ流れ誤動作を起こす。これはコンデンサ(77)
の下層に形成される接合コンデンサによるもので、N型
のアイランドとP型の分離領域、N型のアイランドとP
型の基板で形成されここに蓄積されたものがリークして
ゆくのである。
そのためコンデンサ(77)をマットEに一括し、この
マットEの左側辺の区画ライン(5〉の第1のグランド
ライン(75)で集中的に吸い出している。更にほこの
第1のグランドライン(75)は、FM−IFブロック
(27)、マルチプレックスデコーダーブロック(29
)およびノイズキャンセラーブロック(28)の外周辺
に延在されて、これらから生じるリーク電流も吸い出し
ている。もちろんリーク電流を吸い出すために、第1の
グランドライン(75)は分離領域とコンタクトしてい
る。また配線の都合上第3の電源ライン(37) 、 
(38) 、 <39) 、 (40)、分割領域(2
)上の第2の電源ライン(71) 、 (72) 、 
(73)および第2のグランドライン(43) 、 (
44) 、 (45) 。
(46)等は、黒丸で示したスルーホールを介して、点
線で示す2層目の電極層を介してクロスオーバーしてい
る。特にAMチューナーブロック(30)は外のブロッ
ク回路と同時に動作しないので、AMチューナーブロッ
ク(30)とFM−I Fブロック(27〉を1つのパ
ッドvcctを共用しており、このためクロスオーバー
している。またグランドバッドGNDIも同様である。
本発明は、例えばAMチューナーブロック(3o)が不
要であれば、A−Dのマットに、マルチプレックスデコ
ーダーブロック(29)となる4つのマットをそのまま
集積化し、余ったマットQとマットRに例えばマットI
とJを集積化する。
従ってI、J、S、Tのマットが余分となるので、この
マットを削除すればマットの配置が四角形のチップ内に
整然と収納することができる。ここではマット内の1層
目の配線はそのまま使い、マット間の配線およびブロッ
ク間の配線のみを考えれば良い。
またFM−I Fブロック(27)の一部改良の際は、
例えば改良部となるマットFのみを取り出して改良すれ
ば良く、他のマットE、G、Hはそのままイ吏うことが
できる。またユーザのオプションとなる別のブロックを
追加する時は、全部のマットはそのまま使い、このブロ
ックに必要な数だけマットを追加すれば良いし、またこ
こではマットJをこのオプション用マットとしている。
つまり同一寸法のマットをマトリックス状に形成しであ
るため、入替え、追加、および削除が非常に容易となる
(ト)発明の効果 以上の説明からも明らかな如く、第1に、区画ライン(
りで半導体チップ(1)上面を実質的に同一サイズの多
数のマットに分割し、複数の機能の異なる電子回路ブロ
ックを整数個のマットに収容すると、電子回路ブロック
毎に並行して設計ができ、設計期間を大幅に短縮できる
。また電子回路ブロックを一定の素子数で分割し、マッ
ト毎の設計が行えるので、マット毎の並行設計もできる
また削除、追加および修正等の回路変更も電子回路ブロ
ック毎またはブロック毎に設計できるので、ブロック毎
またはマット毎の変更のみで足り、IC全体の設計変更
が不要となる。更にはマットを基本ブロックとしてセル
化できるので、一端設計を終了すれば、この後の回路変
更の際、変更するマットのみの修正だけで、他のマット
はそのまま使え信頼性が非常に高くなる。
しかも前記複数の機能の異なる電子回路プロッりの中で
相互干渉を起こす第1および第2の電子回路ブロック(
実施例に於いてはFM−IFブロックおよびFMフロン
トエンドブロック)を対角線状に設けることで、前記第
1および第2の電子回路ブロックを一番離間できる。従
って相互干渉の原因となるリーク電流や不要輻射等が一
方の電子回路ブロックに侵入するのを防止できる。
しかも第1の領域<3)上のブロック間に、電源パッド
■。。、から分割領域(2)へ延在される電極(6g>
 、 (69) 、 (70)を設け、第2の領域(4
)上のブロック間に、グランドパッドGNDIから分割
領域(2)へ延在される電極(42)を設けることによ
り、更に前記電子回路ブロックを離間できこの電極の両
側に設けられたブロック相互の干渉を阻止できる。
またマットDとマツトド1マツトMとマットNとの間の
幅の広い区画ラインは、その上に電極(42) 、 (
68) 、 (69) 、 (70)を延在できるため
チップ(1)を有効に活用できる。
第2に、前記第1および第2の電子回路を、FM−I 
FブロックおよびFMフロントエンドブロックを対角線
状に設けることで、相互干渉を防止でき、AM/FMス
テレオチューナー回路を1チツプ化するための対策の1
つとすることができる。
第3に、分割領域(2)上に第2の電源ライン(71)
 、 (72) 、 (73)および第2のグランドラ
イン(43) 、 (44) 、 (45) 、 (4
6)を設けることで、第1の領域(3)上にあるマット
と第2の領域(4)上にあるマットとの干渉を阻止する
ことができる。
第4に、第2の電源ライン(71) 、 (72) 、
 (73)と第2のグランドライン(43) 、 (4
4) 、 (45) 、 (46)を実質的に第1層目
に設け、他の第1層目の電極と交差する領域を第2層目
に設けることで、第1の領域(3)と第2の領域(4)
のマット間の配線を可能とし、分割領域(2)を有効に
活用できる。
第5に、回路ブロックは、少なくともトランジスタ、ダ
イオード、抵抗およびコンデンサ等の多種の形状の異な
る回路素子で構成されているが、マットを一定の集積し
易いサイズに統一したことで、マット内への素子の配置
を実施するだけで、全体のレイアウトは無用となる様に
設けられるため設計が容易となる。
第6に、第3の電源ライン(37> 、 (38) 、
 (39) 。
(40)と第1の領域(3)の第1の電源ラインを櫛歯
状に配列し、第3のグランドライン(74) 、 (7
5) 。
(76)と第2の領域(4)の第2の電源ラインを櫛歯
状に配列することにより、半導体チップ(1)に設けた
電源パッドV。CIおよびグランドパッドGND2を最
短距離でつなぐことができる。
第7に、第1の隔離領域<42)はFMフロントエンド
ブロック(26)とノイズキャンセラーブロック(28
)の間に対応するマットMとマットNとの間に設けられ
、第2の隔離電極(68) 、 (69) 、 (70
)は、FM−I Fブロック(27)とAMチューナー
ブロック(30)の間に対応するマットDとマットEの
間に設けている。そのためFMフロントエンドブロック
とFM−I Fブロックとの離間距離を大きくすること
ができ、このブロック間の相互干渉を防止できる。
B 第8に、分割領域、第1および第2の隔離電極に対応す
る半導体基板内に、ダミーアイランドを設けることで、
この領域を有効に活用でき、しかもこのダミーアイラン
ドで形成するPN接合の障壁により、マットA−D、マ
ットE−J、マットに−M、マットN−Tの結合を粗に
できるため、相互干渉を更に防止できる。
第9に、分割領域(2)上の第2のグランドライン(4
3) 、 (44) 、 (45) 、 (46>およ
び第1の隔離電極(42)はGNDlと接続し、この第
2のグランドラインの少なくとも1本と第1の隔離領域
(42)の少なくとも1本を、ダミーアイランドを囲む
分離領域とオーミックコンタクトしているので、イ列え
ばマットE〜マットJよりマットに〜マット間へ流れる
リーク電流を吸い出すことができるので、電子回路ブロ
ック間の相互干渉を防止することができる。
第10に、FMフロントエンドブロックを構成する局部
発振回路をFM−IFブロックと一番遠いマットに形成
することで、この局部発振回路と他の電子回路ブロック
との相互干渉を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体集積回路の実施例を示す上面図
、第2図Aは本発明の半導体集積回路のマット領域を示
す上面図、第2図Bは第2図AにおけるA−A’線の断
面図、第3図は本発明の半導体集積回路に組み込まれる
電子回路ブロック図、第4図AはAMチューナーブロッ
クを説明する図、第4図BはFMフロントエンドブロッ
クとFM−I Fブロックを説明する図、第4図Cはマ
ルチプレックスデコーダーブロックを説明する図、第5
図は、第1図の電極パターンを説明する図、第6図は従
来の半導体集積回路の上面図、第7図は第6図における
ブロックbとブロックCの間の断面図である。 (1)・・・半導体チップ、 (2)・・・分割領域、
 (3)・・・第1の領域、 (4)・・・第2の領域
、 (5)・・・区画(9)・・・第2のグランドライ
ン。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体チップの中央に、この半導体チップを第1
    および第2の領域に実質的に分割する分割領域と、前記
    分割領域と直交しその両側に第1の電源ラインと第1の
    グランドラインを一組として隣接し延在した区画ライン
    を複数本同一方向に配列して、前記第1および第2の領
    域を実質的に同一サイズの複数個の領域に分割して形成
    したマットと、前記半導体チップの整数個のマットに組
    み込まれる複数の機能の異なる電子回路ブロックより構
    成された電子回路とを備え、前記複数の電子回路ブロッ
    クの中で相互干渉を生ずる第1および第2の電子回路ブ
    ロックを対角線状に配置することを特徴とした半導体集
    積回路。
  2. (2)電子回路は、AM/FMステレオチューナー回路
    であり、第1および第2の電子回路ブロックは、FM−
    IFブロックおよびFMフロントエンドブロックである
    請求項第1項記載の半導体集積回路。
  3. (3)分割領域上に形成された第2の電源ラインおよび
    第2のグランドラインに、各々の前記区画ラインの第1
    の電源ラインおよび第1のグランドラインが接続される
    請求項第1項記載の半導体集積回路。
  4. (4)第2の電源ラインと第2のグランドラインは、2
    層配線より成る請求項第3項記載の半導体集積回路。
  5. (5)電子回路ブロックは、少なくともバイポーラトラ
    ンジスタ、ダイオード、抵抗およびコンデンサより構成
    される請求項第1項記載の半導体集積回路。
  6. (6)第2の領域の第1の電源ラインは、第2の電源ラ
    インと櫛歯状に配列されて形成され、第2の電源ライン
    と対向する第1の領域の側辺に形成された第3の電源ラ
    インは、第1の領域の第1の電源ラインと櫛歯状に配列
    されて形成され、第1の領域の第1のグランドラインは
    、第2のグランドラインと櫛歯状に配列されて形成され
    、第2のグランドラインと対向する第2の領域の側辺に
    形成された第3のグランドラインは、第2の領域の第1
    のグランドラインと櫛歯状に配列されて形成される請求
    項第3項記載の半導体集積回路。
  7. (7)第2の電源ラインは、第3の電源ラインの近傍に
    形成された電源パッドより、第1の領域に設けられるF
    M−IFブロックまたはFMフロントエンドブロックの
    一方の電子回路ブロックとこの2つの電子回路ブロック
    以外の電子回路ブロックとの間に形成した第1の隔離電
    極を介して接続され、第2のグランドラインは、第3の
    グランドラインの近傍に形成されたグランドパッドより
    、第2の領域に設けられるFM−IFブロックまたはF
    Mプロットエンドブロックの他方の電子回路ブロックと
    この2つの電子回路ブロック以外の電子回路ブロックと
    の間に形成した第2の隔離電極を介して接続される請求
    項第6項記載の半導体集積回路。
  8. (8)分割領域、第1および第2の隔離電極に対応する
    半導体基板内に、分離領域で囲まれて形成されたダミー
    アイランドを少なくとも1本設けた請求項第7項記載の
    半導体集積回路。
  9. (9)分割領域上の第2のグランドラインおよび第1の
    隔離電極の少なくとも1本は、ダミーアイランドを形成
    する分離領域とオーミックコンタクトする請求項第8項
    記載の半導体集積回路。
  10. (10)FMフロントエンドブロックを構成する局部発
    振回路は、FM−IFブロックと一番遠い前記FMフロ
    ントエンドブロックのコーナとなるマットに形成される
    請求項第7項記載の半導体集積回路。
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EP89111233A EP0347853B1 (en) 1988-06-21 1989-06-20 Semiconductor integrated circuit
DE68929148T DE68929148T2 (de) 1988-06-21 1989-06-20 Integrierte Halbleiterschaltung
KR1019890008631A KR930004982B1 (ko) 1988-06-21 1989-06-21 반도체 집적회로
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JP2009088546A (ja) * 2008-11-28 2009-04-23 Sanyo Electric Co Ltd 半導体集積回路装置

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