JPH028258Y2 - - Google Patents

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JPH028258Y2
JPH028258Y2 JP1491985U JP1491985U JPH028258Y2 JP H028258 Y2 JPH028258 Y2 JP H028258Y2 JP 1491985 U JP1491985 U JP 1491985U JP 1491985 U JP1491985 U JP 1491985U JP H028258 Y2 JPH028258 Y2 JP H028258Y2
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JP
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cylinder
hole
temple
hinge member
cylinder body
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JP1491985U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、眼鏡着用時において側頭部にフイツ
トするように構成された眼鏡枠のつるに関する。
(従来の技術) 従来、眼鏡枠を使用しているばあい、つるの弾
性のゆるみや顔における発汗等のために眼鏡枠が
ずれることが往往にしてあり、不快感を伴なうと
ともに眼鏡衛生上も好ましいものではなかつた。
又特にゴルフ、テニス等の激しい動作を伴うスポ
ーツ時、動作の激しい各種作業時にあつてはその
ずれが著しく、甚しいときには眼鏡枠が脱落する
等の不都合があつた。このような問題点に鑑み、
例えば第7図に示すごとき、コイルバネを用いた
フイツテイング機構を具えるつるaが提案されて
いる。該つるaは、つる主体bの先端部分cの内
側に固着された筒部dの前側貫通孔部fに、蝶着
用突片gを有する蝶番部材hの摺動部iを摺動自
在に嵌挿し、筒部dの後側貫通孔部jに、両貫通
孔部f,jの連設部分に設けられている係止部k
と当接するコイルバネiを納装し、該コイルバネ
iを挿通するボルトmの先端部分oを、コイルバ
ネiが稍圧縮された状態で前記蝶番部材hに螺合
せしめてなり、該つるaが、蝶着用突片gを介し
て、眼鏡前枠d側部に蝶着された状態において、
該つるaが外方に開く際に内側へのバネ作用が働
らくようになし、つるaを側頭部にフイツトさせ
るように構成されていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前記したフイツテイング機構を
具えるつるaは、蝶番部材hの相対的前進によつ
て、コイルバネiの圧縮が最大となるまで開くこ
ととなり、その最大開き角度θは、同図において
一点鎖線で示すごとき非常に大きなものであつ
た。その結果、例えば運動中に人とぶつかつた等
のばあいに、つるaが大きく開いて眼鏡枠が脱落
するおそれがあつた他、つるaが必要以上に開く
ことによつて眼鏡前枠pに無理な力が作用し、眼
鏡枠の破損を招くおそれもあつた。
本考案は、つるの開き角度を規制するストツパ
機構を具えてかかる問題点を解決する眼鏡枠のつ
るの提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案の眼鏡のつる1(以下つるという)は、
つる主体2と、該つる本体2先端部分3の内側に
固着される前筒体4と、該前筒体4の貫通孔9に
摺動自在に嵌挿せしめられる摺動部11前端に蝶
着用突片12が設けられた蝶番部材5と、前筒体
4の後側に設けられかつ前記貫通孔9と連通する
貫通孔15を有する中筒体6と、前記貫通孔9,
15と連通する貫通孔20を有するとともに該中
筒体6に摺動自在に外挿あるいは内挿せしめら
れ、かつ、その前端部42が前筒体4の後端部4
3あるいは中筒体6前端部分の係合部49と当接
しうる後筒体7とを具える。そして重なり状態に
ある中筒体6と後筒体7とによつて形成される空
洞部29には、後筒体7を後方に付勢するコイル
バネ類32が納装せしめられ、かつ前端部36が
前記蝶番部材5の後端部37と一体である連結軸
33を該コイルバネ類32を挿通して後方に突出
させ、該連結軸33の後端部39を後筒体7の後
端部分41と係合させ、該連結軸33によつて、
蝶番部材5の摺動量を所望のものとしてなる。
(作用) 然して、つる1の蝶着用突片12と眼鏡前枠4
5側部の蝶着用突片50とを枢着した状態におい
て、該つる1は蝶番部材5の相対的前進により、
コイルバネ類32の圧縮に伴なう内側への付勢作
用を有して、後筒体7の前端部42が中筒体6の
後端部43あるいは中筒体6前端部分の係合部4
9と当接するまで外側に開く。なお該つる1の最
大開き角度θは、眼鏡着用者の顔の大きさ等に応
じ、中筒体6と後筒体7との重なり状態を変化さ
せ、後筒体7の前端部42と中筒体6の後端部4
3との間の間隔L、あるいは後筒体7の前端部4
2と中筒体6前端部分の係合部49との間の間隔
L、換言すれば蝶番部材5の摺動量を所望のもの
とすることによつて設定する。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1実施例 第1〜5図において本考案のつる1は、つる主
体2と先端部分3の内側に固着される前筒体4と
蝶番部材5と中筒体6と後筒体7とを具えるフイ
ツテイング機構Aを有する。
前筒体4は、矩形の貫通孔9を有する角筒状を
なし、その一側片部10は他の側片部に比し稍肉
厚に形成されており、該一側片部10の外面にお
いて、つる主体2の先端部分3の内側に固着され
ている。
蝶番部材5は、前記貫通孔9に摺動自在に嵌挿
せしめられる角柱状をなす摺動部11の前端に蝶
着用突片12を設けてなり、該摺動部11の後端
部にはネジ孔13が形成されている。
中筒体6は、円筒状をなし、その貫通孔15
は、前側の小径孔部16に段差17を介して後側
の大径孔部19を連設した段つき透孔として形成
されており、前記前筒体4の後側に、該貫通孔1
5の軸線と前記ネジ孔13の軸線とが一致するご
とく配置されている。
後筒体7は、円筒状をなし、その貫通孔20
は、前端において開口する大径孔部21に、段差
23を介して小径孔部25を連設してなり、大径
孔部21の内面26が中筒体6の外面27と当接
するよう、中筒体6の摺動自在に外挿せしめられ
ている。
そして、第4〜5図に示すごとく、重なり状態
にある中筒体6と後筒体7とによつて形成される
空洞部29には、前、後端部30,31が前記段
差17,23と当接するコイルバネ32が納装さ
れ、かつ後筒体7の後端部分22に設けられてい
る前記小径孔部25を挿通する連結軸(本実施例
においてはボルト)33の前端部、即ちネジ部3
5が、前記コイルバネ32が稍圧縮された状態と
なるように前記蝶番部材5のネジ孔13に螺合せ
しめられている。この状態で、該連結軸33の前
端部36は蝶番部材5の後端部37と一体とされ
るとともに、連結軸33の後端部39、即ちボル
ト頭40は、後筒体7の後端部分22、即ち後筒
体7の後端面41と係合せしめられ、後筒体7は
コイルバネ32によつて後方に付勢されることと
なる。なおネジ孔13へのネジ部35の螺合量を
調整することによつて、中筒体6と後筒体7との
重なり状態を変化させることができ、後筒体7の
前端部42と前筒体4の後端部43との間隔L、
即ち蝶番部材5の摺動量を規制でき、従つて、本
考案のつる1が眼鏡前枠45側部に蝶着された状
態における該つる1の最大開き角度θを規制でき
ることとなる。
然して、つる1は、後筒体7の前端部42と前
筒体4の後端部43とが当接するまで外方に開く
ことができ、該外方に開いた状態、即ち眼鏡枠を
着用した状態において、コイルバネ32により内
側への付勢作用が働らき、該つる1は側頭部にフ
イツトする(第4〜5図参照)。
第2実施例 第6図は、本考案につる1の第2の実施例を示
すものであり、前記第1実施例におけるばあいと
相違する点は、後筒体7の外面46が中筒体6の
内面47と当接するよう、後筒体7を中筒体6に
摺動自在に内挿せしめた点にある。このように構
成したばあいには、つる1は、後筒体7の前端部
42が中筒体6の段差17、即ち中筒体6前端部
分の係合部49と当接するまで外方に開く。な
お、ネジ孔13への連結軸(ボルト)33の螺合
量を調節することによつてつる1の最大開き角度
θを調節することができることは、前記実施例に
おけるばあいと同様である。
その他の実施例 本考案のつる1において、前筒体4と中筒体6
とを一体に形成してもよく、又前筒体4、中筒体
6、後筒体7の断面形状は、本考案の目的に反し
ない範囲において任意のものとなしうる。さらに
連結軸33は、その前端部36が蝶番部材5と一
体となつて後方に突出するごとく形成し、その後
端部に設けたネジ部等に、後筒体7の後端部分2
2と係合するナツト類を螺合等させ、ネジ部等へ
のナツト類の螺合状態等を変化させることによ
り、蝶番部材5の摺動量を所望のものとするよう
にも構成できる。
(考案の効果) 本考案のつるは、内側への付勢作用を有して
外側に開くため、該つるは眼鏡着用時において
側頭部にフイツトし、しつかりと固定されるの
で、発汗時や運動時においてもずれたり脱落す
るおそれがない。
本考案のつるは、その開き角度を規制するス
トツパ機構を具えるため、例えば運動時に人と
ぶつかつた等の場合においても、つるが必要以
上に大きく開いて眼鏡枠が脱落するおそれがな
い他、つるが開きすぎて眼鏡前枠に無理な力が
作用し、眼鏡枠の破損を招くといつたおそれも
ない。
本考案のつるの最大開き角度は、眼鏡着用者
の顔の大きさ等に応じ、中筒体と後筒体との重
なり状態を変化させることによつて所望のもの
に設定することが可能である。
第1実施例、第2実施例において示したごと
く前筒体4と中筒体6とを別体とするばあいに
は、例えば連結軸33としてボルトを用いると
き、蝶番部材5の後端部に設けられるネジ孔1
3の軸芯が製作誤差によつて若干ずれたとして
も、中筒体6が前筒体4に対して多少ずれて重
なるだけで、前筒体4と中筒体6とを無理なく
接合させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を眼鏡前枠への蝶着
状態とともに示す斜視図、第2図はその要部を示
す斜視図、第3図はその要部を示す分解斜視図、
第4〜5図はその要部を作用とともに示す断面
図、第6図は本考案の他の実施例を示す断面図、
第7図は従来のつるを示す断面図である。 1……つる、2……つる主体、3……つる主体
の先端部分、4……前筒体、5……蝶番部材、6
……中筒体、7……後筒体、9……貫通孔、11
……摺動部、12……蝶着用突片、15……貫通
孔、20……貫通孔、29……空洞部、32……
コイルバネ類、33……連結軸、42……後筒体
の前端部、43……中筒体の後端部、49……中
筒体の前端部分の係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. つる主体2と、該つる主体2の先端部分3の内
    側に固着される前筒体4と、該前筒体4の貫通孔
    9に摺動自在に嵌挿せしめられる摺動部11前端
    に蝶着用突片12が設けられた蝶番部材5と、前
    筒体4の後側に設けられかつ前記貫通孔9と連通
    する貫通孔15を有する中筒体6と、前記貫通孔
    9,15と連通する貫通孔20を有するとともに
    該中筒体6に摺動自在に外挿あるいは内挿せしめ
    られ、かつ、その前端部42が前筒体4の後端部
    43あるいは中筒体6前端部分の係合部49と当
    接しうる後筒体7とを具え、重なり状態にある中
    筒体6と後筒体7とによつて形成される空洞部2
    9には、後筒体7を後方に付勢するコイルバネ類
    32が納装せしめられ、かつ前端部36が前記蝶
    番部材5の後端部37と一体である連結軸33を
    該コイルバネ類32を挿通して後方に突出させ、
    該連結軸33の後端部39を後筒体7の後端部分
    41と係合させ、該連結軸33によつて、蝶番部
    材5の摺動量を所望のものとしたことを特徴とす
    る眼鏡枠のつる。
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