JPH0282350A - 投票システム及び投票方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種投票券の発券・当落判別・当選賞金の支
払いを、例えば中央装置と接続された端末装置にて行う
投票システム及び投票方法に係り、特に正当な当選者に
確実に賞金を支払うに好適な投票システム及び投票方法
に関する。

〔従来の技術〕

投票券の発券と換金を行う装置は、例えば特開昭５９−
１４６３９１号公報に開示されている。しかし、このよ
うな従来の装置では、購入者は自由に投票番号および回
数を指定できるわけではなく、投票番号は装置に任せる
か、販売されていない範囲で購入する以外方法がなく、
また当選した投票券を持って換金窓口へ行くと、高額当
選の場合でも、投票券の持主なら誰でも換金できる方式
になっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術では、投票券を不当な手段で入手した者と
、正当な所有者を区別することについての考慮が、まっ
たくされておらず、正しい方法で投票券を入手した正当
な受領者に確実に換金されない恐れがあるという問題点
があった。

本発明は上記した従来技術の問題点に鑑みなされたもの
で、正当な当選者に確実に賞金を支払うことが可能な投
票システム及び投票方法を提供することにある。

〔課題を解決するだめの手段〕

上記目的は、例えば、中央装置に接続された端末装置に
於いて、任意の投票番号の抽選券を発券する時に投票毎
に暗証番号を入力させ、中央装置で投票毎に投票管理番
号を付与し、この情報を投票番号・暗証番号とともに記
憶し、かつ抽選券には暗証番号そのものではなく、中央
装置で管理する投票管理番号を表示させた投票システム
及び投票方法を提供することにより達成される。

また、暗証番号の代りに振込先口座番号を入力する場合
にも、中央装置で投票毎に投票管理番号を記憶させ、投
票券には、投票管理番号を表示させた投票装置を提供す
ることにより達成される。

〔作用〕

前記投票装置は、投票毎に投票者に暗証番号を入力手段
から入力させて記憶手段に記憶させ、かつ暗証番号毎に
投票管理番号を割当てて、該投票管理番号を含む抽選券
を発券する。抽選後、抽選券の当落判定の際には、前記
抽選券に含まれる投票管理番号を読取り、上記記憶手段
に記憶した投票管理番号と比較し、一致する投票管理番
号が有れば、該投票管理番号に記憶されている高額当選
情報を読み出し、高額当選になっていれば、暗証番号の
入力を要求し、暗証番号が入力されると、記憶手段に記
憶した当該暗証番号と照合を行なうことで、投票券の正
当な所有者へ当せん金の支払いが行なえる。

また、暗証番号の代りに振込先口座番号を使用した場合
には、投票番号が抽選の当選番号と一致すれば、該振込
先口座番号へ振込むに必要な情報を編集し、表示部へ表
示する。

〔実施例〕

以下添付の図面に示す実施例により、更に詳細に本発明
について説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す投票システムの一例を
示すブロック図である。第１図において、端末装置７ば
、キーボード部１とカード読取部２と表示部３と発券部
４と制御部５と中央装置１ｏとの接続部６とから構成さ
れている。中央装置１ｏは、データ処理装置８と投票デ
ータや高額当選データや暗証番号や投票管理番号を格納
するファイル装置９を有し、複数の端末装置７と接続さ
れている。

第２図は、投票者が投票を行う場合に投票データを記入
する投票カード１２を示している。投票者は、希望する
投票番号をこの投票カード１２上の投票番号記入部１３
に記入して、さらに暗証番号を暗証番号記入部１４に記
入する。記入された投票カードは、第１図に示す端末装
置７のカード読取部２によって読取られ、申込みが行な
われる。

第３図は、発券部４で発券された抽選券１７のフォーマ
ットを示している。抽選券１７は、少くとも投票カード
１２に記入された投票データを表示する投票データ出力
部１５と、カード読取部２により読取れる投票券管理番
号を表示する投票券管理番号出力部１６を含んで形成さ
れている。上記投票券管理番号は、中央袋Ｗ１０におい
て割付けられたコードであり、例えば暗証番号を加工し
て得られるものである。

第４図は、ファイル装置９に記憶される投票データファ
イル２３の一例を示している。図示する様に、投票デー
タファイル２３は、当選の有無を示す当選標識部１８と
、高額当選を示す高額標識部１９と、前記カード読取部
２より入力された暗証番号２０と、中央装置１０で投票
の暗証番号毎に付加、された投票管理番号２１と、投票
カード１２により入力された投票番号２２より構成され
ている。

第５図は、第１図に示す実施例において、抽選券を発券
する場合の動作を示すフローチャートであり、第５図を
用いて発券処理について説明する。

投票者は、まず、投票カード１２の投票番号記入部１３
および暗証番号記入部１４に希望する番号を記入し、売
場窓口へ申込む。売場では、端末装置７のカード読取部
２から投票カード１２を入力する。

端末装置７の制御部５は、カード読取部２で読取られた
データの記入ミス等のチエツクを行い、正常に記入され
ていれば投票カード１２のデータを接続部６を介して中
央装置１０へ送信する。中央装置１０では、端末装置７
から送信された投票番号・暗証番号をファイル装置９の
投票データファイルへ格納する。このとき、中央装置１
０で投票を受けつけた順に投票管理番号を付加して格納
する。

上記のようにして中央装置１０での登録処理が終了する
と、中央袋ｆｆ１ｏから端末袋Ｍ７へ回答データが出力
される。この回答データの中には、少なくともこの時登
録処理した投票番号２２と投票管理番号２１が含まれて
いる。中央装置ＩＯから出力された回答データは、端末
装置７の接続部６を介して制御部５へ送られる。制御部
５では、回答データを発券部４で出力可能な形式に変換
後、第３図に示すような抽選券１７を発券する。以上を
フローチャートで示すと第５図の様になる。

第６図は、第１図に示す実施例において、抽選券の照合
処理を行なう場合の動作を示すフローチャートである。

抽選会等により当選番号が決定すると、その当選番号に
基づいて投票データファイル２３内に登録されている投
票番号２２を検索し、当選番号と一致するものがあれば
、その当選標識部１８に当選を示す符号を付加し、さら
に高額当選であれば、高額当選標識部１９に当選を示す
符号を付加する処理を行う。

当選番号決定後、抽選券１７を持参した者が、当落判定
を要求した場合、持参した抽選券１７を端末装置７のカ
ード読取部２で読取らせると、抽選券１７の、投票管理
番号１６が読取られ、当落間合せデータとして中央装置
１０へ送信される。なお、抽選券１７の投票管理番号１
６が汚損等によりカード読取部２で読取不可能のときは
、代替手段としてキーボード部１が３入力することも可
能である。

中央装置１０は、端末装置７から当落間合せデータを受
信すると、その時受信された投票管理番号のデータによ
り投票データファイル２３内の検索を行い、一致するも
のを探す。一致するものがあった場合、更にその当選標
識部１８を調べ、当選しているか否か判定する。この判
定の結果、当選していないときは、直ちに当選していな
い旨のデータを端末袋Ｍ７へ返送する。判定の結果、当
選しているときは、少なくとも当選する賞金を示すメソ
セージを含む回答データの端末装置７へ返送する。

上記判定で高額当選の場合には、回答データを送信する
前に、暗証番号の入力を要求するメソセージを端末装置
へ返送する。キーボード１より暗証番号が入力されると
、本データは、接続部６から中央装置１０へ送信され、
ここに記憶されている暗証番号２０と照合される。照合
の結果、一致しない場合には、一致しない旨のデータを
端末装置７へ返送し、一致している場合には前記のよう
に、少なくとも当選賞金を示すメソセージを含む回答デ
ータを端末装置７へ返送する。

端末装置７は、回答データを受信すると、表示部３へ受
信したデータを表示する。オペレータは、この表示によ
り当落判定・暗証番号の一致・当選賞金額を知ることが
できる。以上をフローチャトで示すと、第６図の様にな
る。

なお、本実施例では、高額当選とそれ以外とを区別して
いるが、全ての当選を高額当選の扱いとしても本発明の
範囲を逸脱するものではない。

また、本実施例の暗証番号の代りに振込先口座番号を入
力するようにしても良い。この場合には、当選金の支払
いは、暗証番号の確認なしで、始めに入力した該振込先
口座番号に振込むための情報を中央装ｉｔ　１０より送
信し、端末装置７の表示部３に表示する。オペレータは
、この表示により振込先口座番号へ当選賞金を振込むこ
とができる。

更に、上記実施例において投票データファイルに投票番
号と暗証番号と投票管理番号が格納されているため、特
に抽選券の発行を行なうことなく、投票受付の表示を行
なうことも可能である。特に、暗証番号を口座番号とし
た場合には、抽選券を発行することなく、抽選後当選者
の口座に当選賞金を振込むようにしても良い。

〔発明の効果〕

本発明によれば、投票に際して投票者に暗証番号を入力
させ、当落照合時にも同一の暗証番号を入力させるため
、投票者と抽選券の対応が確実にとれるようになり、賞
金の支払いを確実に投票者に行うことができ、更に当落
照合時の暗証番号の入力は、カード等の媒体を使う方法
でなく直接キーボードに入力するため、媒体が不要であ
り、抽選券の譲り渡しも暗証番号を伝達すればよく、ま
た抽選券毎に別の暗証番号を自由に選択することが出来
る効果がある。

また、暗証番号の代りに、振込先口座番号を使えば、当
選時、該振込先口座へ当選賞金が、振込まれる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
投票カードの一例を示す図、第３図は抽選券の例の一例
を示す図、第４図は六投票データファイルの一例を示す
図、第５図は第１図に示す実施例における発券処理を示
すフローチャート、第６図は第１図に示す実施例におけ
る抽選券の照合処理を示すフローチャートである。 １・・・キーボード部、２・・・カード読取部、３・・
・表示部、４・・・発券部、５・・・制御部、６・・・
接続部、７・・・端末装置、８・・・データ処理装置、
９・・・ファイル装置、１０・・・中央装置、１１・・
・端末装置、１２・・・投票カード、１３・・・投票番
号記入部、１４・・・暗証番号記入部、１５・・・投票
データ出力部、１６・・・投票管理番号、１７・・・抽
選券、１８・・・当選標識部、１９・・・高額標識部、
２０・・・暗証番号、２１・・・投票管理番号、２２・
・・投票番号、２３・・・投票データファイル。 代理人　弁理士　　秋　本　正　実 ＼ｔ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、データ入力のための操作部と、投票カードの読み取
   りと投票券の読み取りを行うカード読取部と、表示部と
   、投票券を発券する発券部と、中央操作部との接続のた
   めの接続部と、これらを制御する制御部とから構成され
   、投票券の発券と当選照会の機能を有する複数の端末装
   置と、データ処理装置と記憶装置とから構成され、上記
   複数の端末と接続され投票番号・当選の有無・賞金額及
   びその支払い等を管理する機能を有する中央装置とから
   構成される投票システムにおいて、 上記カード読取部は、投票番号とその投票者を示す暗証
   番号を記載した投票カードを読み取り、更に当選照会時
   に発券された投票券に記載された投票券管理番号を読み
   取り、 上記データ処理装置は暗証番号に対応する投票管理番号
   を作成し、更に上記記憶装置の投票データファイルに上
   記投票番号と暗証番号と投票管理番号とを格納し、更に
   上記記憶装置内の投票データファイルに投票番号毎に当
   選の有無と高額当選の有無を記録し、更に当選照会時に
   カード読取部から読み取られた投票管理番号から当選の
   有無と高額当選の有無を判断し、高額当選の場合には、
   投票者を示す暗証番号の入力を端末装置に指示し、投票
   データファイルを検索して上記入力された暗証番号とあ
   らかじめ記録された暗証番号が一致するか否かを判断し
   、投票者本人を確認し、 上記表示部は、中央装置からの指示により暗証番号の入
   力を促す旨を表示することを特徴とする投票システム。 ２、投票毎に投票者によって指定される投票番号とその
   投票者を示す暗証番号を入力し、入力された投票番号に
   対して投票管理番号を付与し、上記投票番号と暗証番号
   と投票管理番号とを投票データファイルに記憶し、その
   後少なくとも上記投票番号と投票管理番号を表示した投
   票券を発行し、 当選番号の抽選後、上記投票データファイルにおいて、
   各投票番号毎に当選の有無を示す当選情報を付加し、更
   に当選金額があらかじめ定められた金額を越える場合高
   額当選である旨を示す高額情報を上記当選データファイ
   ルに付加し、 上記抽選券の当選照会時に、当選券に表示された投票管
   理番号を読み取って、上記投票データファイルを検索し
   、上記投票管理番号の指示する当選情報が当選を指示し
   ているか否かを判断し、当選を指示している場合には、
   更に高額当選を指示しているか否かを判断し、高額当選
   を指示している場合には暗証番号を入力させ、投票デー
   タファイルに記録された暗証番号と一致するか否かを判
   断し、投票者本人を確認することを特徴とする投票方法
   。 ３、上記暗証番号として銀行等の振り込み先口座番号を
   使用し、当選時には上記振り込み先口座に当選賞金を振
   り込むことを特徴とする請求項２記載の投票方法。 ４、投票毎に投票者によって指定される投票番号とその
   投票者の銀行等の振り込み先口座番号を入力し、入力さ
   れた投票番号に対して投票管理番号を付与し、上記投票
   番号と振り込み先口座番号と投票管理番号とを投票デー
   タファイルに記憶し、投票券の発行を行うことなく、投
   票者に投票申し込みの受付が終了したことを知らせこと
   を特徴とする投票方法。