JP2003030726A - 自動販売システムおよび自動販売方法並びにその処理サーバと自動販売装置 - Google Patents

自動販売システムおよび自動販売方法並びにその処理サーバと自動販売装置

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JP2003030726A
JP2003030726A JP2001217200A JP2001217200A JP2003030726A JP 2003030726 A JP2003030726 A JP 2003030726A JP 2001217200 A JP2001217200 A JP 2001217200A JP 2001217200 A JP2001217200 A JP 2001217200A JP 2003030726 A JP2003030726 A JP 2003030726A
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Ryoji Ohira
良司 大平
Yasushi Masuko
泰 増子
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Oki Power Tech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】販売対象年齢に制限がある場合でも、確実に年
齢の判定ができ、どこでも自由に投票することができる
自動販売システムを構築する。 【解決手段】集中管理センタに設置された処理サーバに
通信回線を介して投票端末を接続し、投票者の身分を証
明するために運転免許証を投票端末に受入れ、この運転
免許証に記載された投票者の生年月日を文字認識によっ
て読取り、これによって投票者の年齢を計算することで
販売の可否を判断し、これによってくじの投票券を無人
の投票端末で販売する。また、集中管理センタに情報処
理装置を設置し、これに個人情報を記憶する免許証情報
データベースとくじの結果を記憶する試合結果情報デー
タベースとを接続し、情報処理装置に前記処理サーバを
接続し、試合結果を基に投票結果の当り外れを判定し、
この判定結果を個人情報データベースの個人情報を基に
自動配信すると共に、情報処理装置と金融機関とを接続
することで投票代金の引落し、当せん金の振込みを自動
化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売対象年齢に制
限のある商品の自動販売システムおよび自動販売方法並
びにその処理サーバと自動販売装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の商品の多様化に伴い、商品の販売
に際し、購買者に年齢制限を設けて販売しているものが
ある。例えばこのような商品には、馬券、車券、船券等
のようなくじの投票券を販売所を限定して販売している
ものや、酒類、たばこ等のような嗜好品を販売時間を規
制して自動販売を行っているものがある。また、近年の
サッカーブームにより販売が始まったスポーツ振興くじ
も同様に年齢制限が設けられ、19歳以上の者しか投票
ができないようになっている。このため、スポーツ振興
くじの投票を行う場合は、購買者である投票者はスポー
ツ振興くじを販売している投票所を訪れ、販売者との対
面によりくじの投票券の購入を行っている。また、投票
者が19歳以上であることが不明確な場合は、販売者が
投票者に写真付きの身分証明書等の提示を求め、本人確
認と年齢確認を行うような手段をとっている。
【0003】くじに当せんし当せん金を受取る場合は、
1口の当せん金額が10万円以上の時は、当せん者が信
用金庫を訪れ当せん金の受取手続を行って約2週間後
に、また、1口の当せん金額が10万円以下の場合は、
信用金庫での受取手続を行った後にその場で当せん金を
受取ることができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の販売システムにおいては、商品の販売対象年齢
に制限を設けている場合は、対面販売が原則であり自動
機の導入が難しいのが現状である。スポーツ振興くじの
場合は、販売者は、19歳未満と知りながら販売した場
合には罰則が科せられるという規定があり、また外見上
での判断が困難な場面も多く、投票者の年齢が不明確な
場合はその判断が販売者に委ねられ、時には投票者との
トラブルの原因となることもあり、対面販売の販売者に
常にストレスを与え心労を増すという問題がある。ま
た、19歳以上でスポーツ振興くじの投票資格を持つ者
でも、スポーツ振興くじの投票所が近くにない場合に
は、遠方まで出かけなければならず、投票資格を持つ誰
もが自由に投票ができる状況にはなっていないため、利
便性が悪く、スポーツ振興くじの売上げを押さえている
という問題がある。更に、当せん金の受取りにおいて
も、投票者自身が新聞や店頭掲示等によって当せんの当
り外れを確認しなければならないばかりか、当せん者が
わざわざ信用金庫を訪れ、当せん金の受取手続を行った
後、当せん金を受取る必要がある。また当せん金が10
万円以上の場合には、約2週間後でなければ当せん金が
受取れないシステムとなっているため、時間と手間がか
かり利便性が極めて悪いという問題があった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、販売対象年齢に制限がある場合でも、
確実に年齢の判定ができ、どこでも自由に投票すること
ができる自動販売システムを構築することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、集中
管理センタに設置された処理サーバに通信回線を介して
自動販売装置を接続し、運転免許証等の購買者の身分を
証明する証明手段を自動販売装置に挿入し、この運転免
許証に記載された購買者の生年月日を文字認識によって
読取り、これを基に購買者の年齢を計算することで販売
の可否を判断し、販売対象年齢に制限を設けたくじの投
票券を自動販売装置によって販売することを特徴とす
る。
【0007】第1実施の形態例 図2は、本発明の第1実施の形態を示すブロック図であ
る。図において、1は処理サーバであり、集計管理セン
タに設置されている。2は自動販売装置としての投票端
末であり、全国に設置されておりインターネット等の通
信回線を介して処理サーバ1に接続している。購買者で
ある投票者はこの投票端末2を用いてくじの投票券(以
下、投票券と言う。)の投票を行うことができる。
【0008】3は情報処理装置であり、集計管理センタ
に設置されており、処理サーバ1と接続している。図3
は本発明の第1実施の形態の投票端末2を示すブロック
図である。11は投票端末2を制御する制御部であり、
通信手段である通信部12によってインターネット等の
通信回線を介して集中管理センタの処理サーバ1と接続
している。13は表示制御部であり、表示部14と表示
手段を構成し、表示部14に表示データ格納部15のデ
ータを表示する。表示部14はCRTやLCD等の表示
画面と入力手段であるタッチパネルで構成され、表示デ
ータ格納部15に格納された選択画面や誘導画面等の表
示、および投票券の認識結果の確認画面の表示とその修
正時の入力処理を行う。16は投票券読取り部であり、
投票券挿入口17と投票手段を構成し、投票券挿入口1
7から挿入された投票券に記入されたマークの読取りを
行い投票券挿入口17から排出する。また、自動投票時
や投票内容の修正時等の場合は投票券に投票結果等の印
字を行う。18は投票券認識結果修正部であり、投票者
の指示によって認識結果の誤りを修正する。19は投票
シート繰出し部であり、投票シート発行口20と投票シ
ート発行手段を構成し、各種の未記入の投票シートを保
管しており、投票者の指定によって該当投票シートを繰
出し投票シート発行口20から排出する。21は投票者
の身分を証明する証明手段である運転免許証(以下、免
許証と言う。)の読取りを行う免許証読取り部であり、
免許証挿入口22と読取り手段を構成し、免許証挿入口
22から挿入された免許証の読取りを行い免許証挿入口
22から排出する。23は、現金入出金部であり、現金
入出金口24と現金による支払手段を構成し、現金入出
金口24から投票代金を受入れ計数し保管する。また釣
銭が必要な場合は釣銭を計数し現金入出金口24から払
出す。25は、カード挿入部であり、カード挿入口26
とカードによる支払手段を構成し、カード挿入口26か
らキャッシュカードやクレジットカード等の投票者のカ
ードを受入れ、カードの磁気ストライプに記録されたカ
ード情報の読取りおよびレシートへの印字を行いカード
挿入口26から排出する。図4は、本発明の第1実施の
形態の処理サーバ1を示すブロック図である。31は処
理サーバ1を制御する制御部であり、通信部32によっ
てインターネット等の通信回線を介して投票端末2と接
続する一方、集中管理センタの情報処理装置3と接続し
ている。33は投票券認識部であり、投票券読取り部1
6で読取られインターネットを介して送信された投票券
読取りデータの認識を行う。34は免許証画像格納部で
あり、免許証読取り部21で読取られインターネットを
介して送信された免許証画像を格納する。35は認識手
段としての免許証認識部であり、免許証画像格納部34
の免許証画像の認識を行い、文字認識結果を文字認識結
果格納部36へ格納する。37は認識結果判定部であ
り、投票者の投票資格を判定する。38は判定結果格納
部であり、認識結果判定部37で判定された判定結果を
格納する。39は転送データ格納部であり、投票券認識
部33からの投票券認識結果を格納する。40はデータ
転送部であり、転送データ格納部39に格納されている
データを情報処理装置3へ転送する。図5は本発明の第
1実施の形態の免許証認識部35を示すブロック図であ
る。51は文字領域抽出部であり、免許証画像格納部3
4に格納されている画像データから、文字領域格納部5
2に格納されている領域情報に従って文字領域を抽出す
る。ここで文字領域格納部52に格納されている領域情
報は、例えば図6の本発明の免許証画像例に示すよう
に、データが存在する領域を四角形で表し、その左上頂
点のXY座標と対角の頂点(右下)のXY座標で表示す
る等により表現されている。文字領域格納部52には文
字領域として生年月日領域および免許証番号領域が格納
されている。なお、免許証が新形状、旧形状、国際免許
証等何種類か存在する場合は、その数だけそれぞれを識
別する識別情報と領域情報が用意されている。53は文
字切出し部であり、文字領域抽出部51で抽出した文字
領域を一文字毎に切出す。54は文字画像格納部であ
り、文字切出し部53で切出された一文字毎の画像デー
タを格納する。55は文字認識手段としての文字認識処
理部であり、文字画像格納部54に格納されている一文
字について文字認識辞書部56に格納されている認識辞
書を用いて文字認識を行う。この認識結果は文字認識結
果格納部36に格納される。なお、上記の構成におい
て、各格納部に格納するデータは別に設けた1つまたは
複数の記憶装置に格納してもよい。
【0009】次に、上述した第1実施の構成の作用につ
いて説明する。投票者がスポーツ振興くじの投票を行う
ため投票端末2を訪れると、投票端末2の表示部14に
は、図7に示す待受け画面が表示されている。図7は本
発明の待受け画面例である。投票者が投票シートを所持
していない場合は、図7の待受け画面から「投票シート
シングル発行」ボタンまたは「投票シートマルチ発行」
ボタンの少なくとも一方を選択しボタンを押下する。ス
ポーツ振興くじの投票に使用される投票用紙には、図8
に示す投票シートシングルと図9に示す投票シートマル
チの2種類があり投票者は目的に応じて投票シートを選
ぶ。ここでは、投票シートシングルを用いて投票する場
合を例に説明する。「投票シートシングル発行」ボタン
が押下されると、投票端末2の制御部11は投票シート
繰出し部19によって、図8に示す投票シートシングル
を繰出し、投票シート発行口20から排出する。投票者
はこの未記入の投票シートのマーク欄に試合結果を予測
して投票内容をマークし、この記入済の投票券を用いて
投票を行う。また、投票の際にはコンピュータがランダ
ムに投票内容を選択する自動投票を行うことも可能であ
る。
【0010】投票者が投票券を用いて投票する場合は、
図7の待受け画面から「投票券の投票」ボタンを押下す
る。「投票券の投票」ボタンが押下されると、制御部1
1は表示制御部13によって、操作を誘導する画面を表
示する。まず、表示部14に免許証の挿入を誘導する画
面が表示される。投票者は画面の誘導に従って、投票者
の身分を証明する免許証を投票端末2の免許証挿入口2
2に挿入する。制御部11は免許証読取り部21によっ
て、挿入された免許証を読取り、この免許証画像をイン
ターネットを介して処理サーバ1へ送信する。免許証画
像を受信した処理サーバ1の制御部31は、免許証画像
のデータを免許証画像格納部34に格納する。免許証の
読取りが終了すると、投票端末2の制御部11は表示制
御部13によって、表示部14に投票を誘導する画面を
表示する。投票者は画面の誘導に従って、投票者は投票
端末2から投票を行う。一方で、処理サーバ1は投票者
の認識処理を行う。すなわち、処理サーバ1の制御部3
1は免許証認識部35によって、免許証の生年月日と免
許証番号の文字認識を行う。生年月日と免許証番号の文
字認識は、文字領域抽出部51によって免許証画像格納
部34に格納されている免許証データから、文字領域格
納部52に格納されている領域情報に従って生年月日領
域と免許証番号領域を抽出することで行われる。文字領
域抽出部51で抽出した文字領域内の文字列は、文字切
出し部53で一文字毎の文字に切出され、文字画像格納
部54に格納される。文字画像格納部54に格納された
文字画像は、予め作成し格納しておいた文字認識辞書部
56の認識辞書を用いて文字認識処理部55で一文字毎
の文字の認識処理を行い、認識した結果を文字認識結果
格納部36に格納する。処理サーバ1の制御部31は認
識結果判定部37によって、上記の認識結果を基に以下
の判定を行う。すなわち、文字認識結果格納部36に格
納された文字認識結果の生年月日認識結果から投票者の
年齢を計算し投票者が投票資格を有するか否かの判定を
行う。この判定結果は判定結果格納部38に格納される
一方、インターネットを介して投票端末2へ送信され、
投票端末2の制御部11は、この免許証判定結果を表示
データ格納部15に格納し、免許証の認識処理が終了す
る。投票者が、投票シートのマーク欄にマークした投票
券を投票端末2の投票券挿入口17から挿入すると、投
票端末2の制御部11は投票券読取り部16によって、
投票券の読取りを行いインターネットを介して処理サー
バ1へ送信する。データを受信した処理サーバ1の制御
部31は投票券認識部33によって、受信した投票券デ
ータの認識を行う。この投票券認識結果はインターネッ
トを介して投票端末2へ送信され、投票端末2の制御部
11は、これを表示データ格納部15に格納する。投票
端末2の制御部11は表示制御部13によって、表示デ
ータ格納部15に格納されているデータを表示部14に
表示する。図10は、本発明の第1実施の形態の投票端
末2の表示部14に表示される確認画面の表示例であ
る。図10に示すように、表示部14には、投票券読取
り部16で読取った画像データが「投票券読取り結果」
欄に、投票券認識部33で認識された認識結果が「投票
券認識結果」欄に表示される。また、生年月日は「免許
証認識結果」欄に、投票者の投票可否の判定結果は、
「免許証判定結果」欄に表示される。投票不許可の場
合、つまり生年月日の文字認識結果から計算された投票
者の年齢が19歳未満の場合は、その旨を示す文言が
「免許証判定結果」欄に表示される。ここに表示される
文言は、「免許証判定結果NG」、または、不許可であ
る原因を表す、例えば「年齢認識NG」等である。この
場合、投票者は表示部14の「取消」ボタンを押下す
る。「取消」ボタンが押下されると、投票端末2の制御
部11は投票券読取り部16と免許証読取り部21によ
って、投票券挿入口17から投票券を、免許証挿入口2
2から免許証をそれぞれ排出し投票作動を終了する。投
票許可の場合、つまり投票者の年齢が19歳以上であり
投票有資格者である場合は、「免許証判定結果」欄に
「免許証判定結果OK」が表示され投票者は操作を継続
する。なお、「免許証判定結果」に表示される文言は、
上記に示した例があるが、投票者の投票資格の有無およ
びその原因を表す表現であれば、前記の例に限るもので
はない。投票許可の場合は、投票者は「投票券読取り結
果」欄を参照し「投票券認識結果」欄の確認を行う。
「投票券認識結果」欄の内容が「投票券読取り結果」欄
と相違する場合は、「投票券修正」ボタンを押下するこ
とにより図11に示す修正画面が表示され、認識結果を
修正することができる。図11は本発明の修正画面の表
示例である。修正画面において、投票者は認識結果が相
違している投票券認識結果のマーク欄、つまり投票口数
を表示する数字を冠した枠内に示された投票記号群の正
しい記号を指で触れる等して修正を行う。修正操作が終
了した場合は「修正終了」ボタンを押下する。「修正終
了」ボタンが押下されると、投票端末2の制御部11は
投票券認識結果修正部18によって、投票者の修正デー
タを基に表示データ格納部15に格納されている投票券
認識結果を更新し、表示部14は図10の確認画面に戻
る。投票者は、再度「投票券認識結果」欄を確認し、再
度間違いが発見されれば上記の修正操作を繰返す。認識
結果が正しければ「確認・データ転送」ボタンを押下す
ることで確認操作が終了する。「確認・データ転送」ボ
タンが押下されると、投票端末2の制御部11は確認デ
ータをインターネットを介して処理サーバ1へ送信し、
処理サーバ1の制御部31は転送データ格納部39に格
納されている投票券認識結果を更新する。また、制御部
31はデータ転送部40によって、集計処理のため確認
済みの投票券認識結果を集計管理センタの情報処理装置
3に転送する。この集計処理のために転送されたデータ
は試合結果が発表されるまで保存される。一方、投票端
末2の制御部11は表示制御部13によって、表示部1
4に投票代金の支払を促す誘導画面と投票代金を表示す
る。この場合投票者は、現金またはカードによる支払を
選択することができる。現金による支払の場合、投票者
は現金入出金口24に支払に必要な現金を投入し、制御
部11は現金入出金部23によって、この現金を計数し
保管する。この時、釣銭が必要な場合は現金入出金部2
3から必要額を繰出し現金入出金口24へ払出す。カー
ドによる支払の場合、投票者はカード挿入口26からキ
ャシュカード等のカードを挿入し、制御部11はカード
挿入部25によって、このカードの磁気ストライプ等に
記録されたデータを読取る。この読取りデータは通信回
線を介して処理サーバに送られ、オンラインまたはオフ
ラインによって金融機関との間で清算される。以上の操
作が終了すると、投票端末2の制御部11は投票券読取
り部16と免許証読取り部21およびカード挿入部25
によって、投票券挿入口17から投票券を、免許証挿入
口22から免許証を、カード挿入口26からレシート
(カード支払の場合はレシートとカード)をそれぞれ排
出し、スポーツ振興くじの投票作動が終了する。
【0011】上述は、投票シートシングルを用いた場合
で説明したが、投票シートマルチを用いる場合も本発明
を適用して自動販売が可能であることは無論である。ま
た、投票不許可の場合でも投票券を投票する手順で説明
したが、投票不許可の場合は、先にその旨を投票端末2
の表示部14に表示し投票作動を終了するようにしても
よい。この場合、免許証読取り部21による免許証の読
取りが終了すると、投票端末2の制御部11は表示制御
部13によって、表示部14にデータ処理中である旨の
表示を行い投票者に待機するよう指示を与え、この間で
処理サーバ1は投票の可否判定を行う。この結果が不許
可であれば上記のように投票作動を終了する。なお、表
示画面に対する入力手段としてタッチパネルを用いるこ
とで説明したが、別に設けたボタンスイッチやキーボー
ド、マウス等の機器を使用してもよく入力手段としては
前記の例に限るものではない。上述の説明では、投票者
の年齢確認の手段として免許証を用いたが、パスポート
や銀行等の発行カードなど年齢が確認できるものであれ
ば、免許証に限るものではない。また、免許証がIC化
される等、ICカードによる身分の証明が可能となった
場合は、生年月日等のデータはICカードから直接読取
ることができるため、文字認識部(図5の免許証認識部
35に相当する部分)を省略することができる。また、
販売対象年齢に制限を有する商品を販売する事業者が、
予め本人の年齢を確認して登録カードを発行し、これを
用いて投票を行うようにしてもよい。これによって店頭
に設置された自動販売装置のみによる自動販売も可能に
なる。
【0012】第2実施の形態例 図12は、本発明の第2実施の形態の処理サーバ1を示
すブロック図である。図2、図3の構成は第1実施の形
態例と同様である。また、第1実施の形態例と同様の部
分は、同一の符号を付してその説明を省略する。図12
において、35は免許証認識部であり、免許証画像格納
部34の免許証画像の認識を行い、文字認識結果を文字
認識結果格納部36へ、印影認識結果を印影認識結果格
納部41へ格納する。図13は、本発明の第2実施の形
態の免許証認識部35を示すブロック図である。61は
印影領域抽出部であり、免許証画像格納部34に格納さ
れている画像データから、印影領域格納部62に格納さ
れている領域情報に従って印影領域を抽出する。この印
影領域格納部62には、図6に示す印影領域の領域情報
が格納されている。63は印影特徴抽出部であり、印影
領域抽出部61で抽出した画像から印影の特徴を抽出す
る。64は印影認識手段としての印影認識処理部であ
り、印影特徴抽出部63で抽出された特徴について印影
認識辞書部65に格納されている認識辞書を用いて免許
証の印影の印影認識を行う。この認識結果は印影認識結
果格納部41に格納される。
【0013】次に、上述した第2実施の構成の作用につ
いて説明する。投票者がスポーツ振興くじの投票を行う
ため投票シートを取得する作動は、第1実施の形態と同
様であるので説明を省略する。投票者が投票券を用いて
投票する場合は、図7の待受け画面から「投票券の投
票」ボタンを押下する。
【0014】「投票券の投票」ボタンが押下されると、
制御部11は表示制御部13によって、操作を誘導する
画面を表示する。まず、表示部14に免許証の挿入を誘
導する画面が表示される。投票者は画面の誘導に従っ
て、投票者の身分を証明する免許証を投票端末2の免許
証挿入口22に挿入する。制御部11は免許証読取り部
21によって、挿入された免許証を読取り、この免許証
画像をインターネットを介して処理サーバ1へ送信す
る。免許証画像を受信した処理サーバ1の制御部31
は、免許証画像のデータを免許証画像格納部34に格納
する。免許証の読取りが終了すると、投票端末2の制御
部11は表示制御部13によって、表示部14に投票を
誘導する画面を表示する。投票者は画面の誘導に従っ
て、投票者は投票端末2から投票を行う。一方で、処理
サーバ1は投票者の認識処理を行う。すなわち、処理サ
ーバ1の制御部31は免許証認識部35によって、免許
証の生年月日と免許証番号の文字認識、および印影認識
を行う。文字認識を行う作動は、第1実施の形態と同様
であるので説明を省略する。印影認識は、印影領域抽出
部61によって免許証画像格納部34に格納されている
免許証データから、印影領域格納部62に格納されてい
る領域情報に従って印影領域を抽出することで行われ
る。印影領域抽出部61で抽出した印影画像は、印影特
徴抽出部63で印影の特徴抽出を行い、印影認識辞書部
65に格納されている予め作成しておいた各都道府県の
公安委員会の印影等の印影認識辞書を用いて、印影認識
処理部64で印影認識を行い、認識結果を印影認識結果
格納部41に格納する。処理サーバ1の制御部31は認
識結果判定部37によって、上記の認識結果を基に以下
の判定を行う。すなわち、文字認識結果格納部36に格
納された文字認識結果の生年月日認識結果から投票者の
年齢を計算し投票者が投票資格を有するか否かの判定、
および印影認識結果格納部41の認識結果から免許証の
印影画像の真偽の判定を行う。これらの判定結果は判定
結果格納部38に格納される一方、インターネットを介
して投票端末2へ送信され、投票端末2の制御部11
は、この免許証判定結果を表示データ格納部15に格納
し、免許証の認識処理が終了する。
【0015】投票者が投票券の投票を行う作動および図
10の確認画面の表示例は、第1実施の形態と同様であ
るので説明を省略する。投票端末2の制御部11は表示
制御部13によって、表示データ格納部15に格納され
ている表示データを表示部14に表示する。投票不許可
の場合、つまり生年月日の文字認識結果から計算された
投票者の年齢が19歳未満の場合、および免許証の印影
の印影認識結果が予め登録されている印影と不一致の場
合は、その旨を示す文言が「免許証判定結果」欄に表示
される。ここに表示される文言は、「免許証判定結果N
G」、または、不許可である原因を表す、例えば「年齢
認識NG」、「印影認識NG」等である。この場合、投
票者は表示部14の「取消」ボタンを押下する。「取
消」ボタンが押下されると、投票端末2の制御部11は
投票券読取り部16と免許証読取り部21によって、投
票券挿入口17から投票券を、免許証挿入口22から免
許証をそれぞれ排出し投票作動を終了する。投票許可の
場合、つまり投票者が投票有資格者である場合は、「免
許証判定結果」欄に「免許証判定結果OK」が表示され
投票者は操作を継続する。なお、「免許証判定結果」に
表示される文言は、上記に示した例があるが、投票者の
投票資格の有無、およびその原因を表す表現であれば前
記の例に限るものではない。投票許可の場合は、投票者
は「投票券読取り結果」欄を参照し「投票券認識結果」
欄の確認を行う。
【0016】投票者が投票券認識結果の修正と確認、お
よび投票代金の支払いを行う作動は第1実施の形態と同
様であるので、説明を省略する。以上のようにして、ス
ポーツ振興くじの投票作動が終了する。以上のように第
2実施の形態例によれば、第1実施の形態の効果に加え
て、投票者の免許証の印影を認識し、免許証の真偽を判
定することによって、免許証の偽造による不正投票を防
止し、無資格者の不正行為による投票を未然に防止でき
るという効果が得られる。
【0017】第3実施の形態例 図14は、本発明の第3実施の形態の投票端末2を示す
ブロック図である。図2の構成は第1実施の形態例と同
様である。また、第1実施の形態例と同様の部分は、同
一の符号を付してその説明を省略する。図14におい
て、27はカメラ画像取得部であり、撮影部としてのカ
メラ部28と撮影手段を構成し、カメラ部28で撮影し
た投票者の顔のカメラ画像を取得する。
【0018】図15は本発明の第3実施の形態の処理サ
ーバ1を示すブロック図である。35は免許証認識部で
あり、免許証画像格納部34の免許証画像の認識を行
い、文字認識結果を文字認識結果格納部36へ、顔特徴
を顔特徴格納部42へ格納する。43はカメラ画像特徴
抽出部であり、カメラ画像取得部27で取得されインタ
ーネットを介して送信された投票者の顔のカメラ画像の
顔特徴抽出を行う。44は顔認識手段としての顔認識部
であり、顔特徴の認識を行い、認識結果を顔認識結果格
納部45へ格納する。図16は、本発明の第3実施の形
態の免許証認識部35を示すブロック図である。71は
写真領域抽出部であり、免許証画像格納部34に格納さ
れている画像データから、写真領域格納部72に格納さ
れている領域情報に従って写真領域を抽出する。この写
真領域格納部72には、図6に示す写真領域の領域情報
が格納されている。73は顔特徴抽出部であり、写真領
域抽出部71で抽出した画像から顔の特徴を抽出する。
この抽出された顔特徴は顔特徴格納部42に格納され
る。
【0019】次に、上述した第3実施の構成の作用につ
いて説明する。投票者がスポーツ振興くじの投票を行う
ため投票シートを取得する作動は第1実施の形態と同様
であるので、説明を省略する。投票者が投票券を用いて
投票する場合は、図7の待受け画面から「投票券の投
票」ボタンを押下する。
【0020】「投票券の投票」ボタンが押下されると、
制御部11は表示制御部13によって、操作を誘導する
画面を表示する。まず、表示部14に免許証の挿入を誘
導する画面が表示される。投票者は画面の誘導に従っ
て、投票者の身分を証明する免許証を投票端末2の免許
証挿入口22に挿入する。制御部11は免許証読取り部
21によって、挿入された免許証を読取り、この免許証
画像をインターネットを介して処理サーバ1へ送信す
る。免許証画像を受信した処理サーバ1の制御部31
は、免許証画像のデータを免許証画像格納部34に格納
する。免許証の読取りが終了すると、投票端末2の制御
部11は表示制御部13によって、表示部14にカメラ
部28で投票者の顔を撮影することを誘導する画面を表
示する。投票者は画面の誘導に従って、投票端末2に設
置されているカメラ部28によって自分の顔を撮影す
る。制御部11はカメラ画像取得部27によって投票者
の顔のカメラ画像を取得しインターネットを介して処理
サーバ1へ送信する。カメラ画像を受信した処理サーバ
1の制御部31は、カメラ画像のデータをカメラ画像特
徴抽出部43に転送する。カメラ部28による投票者の
顔撮影が終了すると、投票端末2の制御部11は表示制
御部13によって、表示部14に投票を誘導する画面を
表示する。投票者は画面の誘導に従って、投票者は投票
端末2から投票を行う。一方で、処理サーバ1は投票者
の認識処理を行う。すなわち、処理サーバ1の制御部3
1は免許証認識部35によって、免許証の生年月日と免
許証番号の文字認識、および顔写真の特徴抽出を行う。
文字認識を行う作動は、第1実施の形態と同様であるの
で説明を省略する。免許証の顔写真の認識は、写真領域
抽出部71によって免許証画像格納部34に格納されて
いる免許証データから、写真領域格納部72に格納され
ている領域情報に従って写真領域を抽出することによっ
て行われる。写真領域抽出部71で抽出した免許証写真
の写真画像は、顔特徴抽出部73で顔の分別を行うため
の特徴を抽出し、抽出した特徴を顔特徴格納部42に格
納する。制御部31はカメラ画像特徴抽出部43によっ
て、カメラ画像取得部27で取得されインターネットを
介して送信されてきた投票者の顔のカメラ画像について
特徴抽出を行う。また、顔認識部44によって、カメラ
画像特徴抽出部43で抽出されたカメラ画像の顔特徴と
免許証認識部35で抽出され顔特徴格納部42に格納さ
れている写真画像の顔特徴とからこれらを照合し顔の認
識処理を行う。処理サーバ1の制御部31は認識結果判
定部37によって、上記の認識結果を基に以下の判定を
行う。すなわち、文字認識結果格納部36に格納された
文字認識結果の生年月日認識結果から投票者の年齢を計
算し投票者が投票資格を有するか否かの判定、および顔
の認識結果から免許証所持者の本人確認を行う。これら
の判定結果は判定結果格納部38に格納される一方、イ
ンターネットを介して投票端末2へ送信され、投票端末
2の制御部11は、この免許証判定結果を表示データ格
納部15に格納し、免許証の認識処理が終了する。
【0021】投票者が投票券の投票を行う作動は第1実
施の形態と同様であるので、説明を省略する。投票端末
2の制御部11は表示制御部13によって、表示データ
格納部15に格納されている表示データを表示部14に
表示する。図17は、本発明の第3実施の形態の投票端
末2の表示部14に表示される確認画面の表示例であ
る。図17に示すように、表示部14には、投票券読取
り部16で読取った画像データが「投票券読取り結果」
欄に、投票券認識部33で認識された認識結果が「投票
券認識結果」欄に表示される。また、生年月日は「免許
証認識結果」欄に、投票者の投票可否の判定結果は、
「免許証判定結果」欄に、免許証写真の読取り結果が
「免許証写真読取り結果」欄に表示される。投票不許可
の場合、つまり生年月日の文字認識結果から計算された
投票者の年齢が19歳未満の場合、および投票者のカメ
ラ画像と免許証の写真画像の顔特徴が不一致の場合は、
その旨を示す文言が「免許証判定結果」欄に表示され
る。ここに表示される文言は、「免許証判定結果N
G」、または、不許可である原因を表す、例えば「年齢
認識NG」、「顔認識NG」等である。この場合、投票
者は表示部14の「取消」ボタンを押下する。「取消」
ボタンが押下されると、投票端末2の制御部11は投票
券読取り部16と免許証読取り部21によって、投票券
挿入口17から投票券を、免許証挿入口22から免許証
をそれぞれ排出し投票作動を終了する。投票許可の場
合、つまり投票者が投票有資格者である場合は、「免許
証判定結果」欄に「免許証判定結果OK」が表示され投
票者は操作を継続する。なお、「免許証判定結果」に表
示される文言は、上記に示した例があるが、投票者の投
票資格の有無、およびその原因を表す表現であれば前記
の例に限るものではない。また、投票者は有資格者であ
るが顔特徴が不一致となった場合は、「顔再認識」ボタ
ンを押下することで再度投票端末2のカメラ部28から
顔の画像を送信し再認識を行うことができる。投票許可
の場合は、投票者は「投票券読取り結果」欄を参照し
「投票券認識結果」欄の確認を行う。
【0022】投票者が投票券認識結果の修正と確認、お
よび投票代金の支払いを行う作動は第1実施の形態と同
様であるので、説明を省略する。以上のようにして、ス
ポーツ振興くじの投票作動が終了する。上述は、投票不
許可の場合でも、投票券を投票する手順で説明したが、
投票不許可の場合は、先にその旨を投票端末2の表示部
14に表示し投票作動を終了するようにしてもよい。こ
の場合、カメラ部28による投票者の顔撮影が終了する
と、投票端末2の制御部11は表示制御部13によっ
て、表示部14にデータ処理中である旨の表示を行い投
票者に待機するよう指示を与え、この間で処理サーバ1
は投票の可否判定を行う。この結果が不許可であれば上
記のように投票作動を終了する。なお、第1実施、第2
実施あるいは第3実施の形態を統合し、年齢確認、免許
証の真偽判定および免許証所持者の本人確認を全て行う
ことによって、投票者の認識精度が更に向上することは
無論である。上述の説明では、投票者の年齢確認と本人
確認の手段として免許証を用いたが、パスポートや銀行
等の発行カードなど年齢と本人確認ができるものであれ
ば、免許証に限るものではない。以上のように第3実施
の形態例によれば、第1実施の形態の効果に加えて、免
許証の写真の顔特徴と投票者のカメラ画像の顔特徴との
照合により、免許証所持者の本人確認が可能となり、免
許証の盗用による不正投票を防止し、無資格者の不正行
為による投票を未然に防止できるという効果が得られ
る。
【0023】第4実施の形態例 図18は、本発明の第4実施の形態を示すブロック図で
ある。図3、図5の構成は第1実施の形態例と同様であ
る。また、第1実施の形態例と同様の部分は、同一の符
号を付してその説明を省略する。図18において、4は
個人情報データベースとしての免許証情報データベース
(以下、免許証情報DBと言う。)であり、情報処理装
置3と接続し、投票者の個人情報や免許証の情報等を免
許証番号を識別子とする等してリンクさせ記憶してい
る。5は金融機関に設置された上位装置としてのホスト
コンピュータであり、情報処理装置3と通信回線を介し
て接続されており、投票者の口座を管理している。図1
9は、本発明の第4実施の形態の処理サーバ1を示すブ
ロック図である。46は免許証データ格納部であり、文
字認識結果を格納する。転送データ格納部39は、投票
券認識部33からの投票券認識結果と免許証データ格納
部46の免許証認識結果を格納する。図20は、本発明
の第4実施の形態の集計管理センタの情報処理装置3を
示すブロック図である。81は情報処理装置3を制御す
る制御部であり、通信部82によって金融機関のホスト
コンピュータ5と通信回線を介して接続する一方、処理
サーバ1と接続している。83は集計処理データ格納部
であり、処理サーバ1のデータ転送部40よって転送さ
れたデータを格納する。84は免許証データ抽出部であ
り、集計処理データ格納部83に格納されている免許証
データを抽出する。85は免許証データ照合部であり、
免許証データ抽出部84で抽出された免許証データと免
許証情報DB4に登録されたデータとの照合を行い、照
合データ格納部86に格納する。
【0024】次に、上述した第4実施の構成の作用につ
いて説明する。投票者が投票シートの取得を行い、認識
結果判定部37によって認識結果の判定を行うまでの作
動は、第1実施の形態と同様であるので説明を省略す
る。認識結果判定部37による判定結果は判定結果格納
部38に格納される一方、免許証判定結果はインターネ
ットを介して投票端末2へ送信され、投票端末2の制御
部11はこの免許証判定結果を表示データ格納部15に
格納する。また、判定に用いた文字認識結果は免許証デ
ータ格納部46に格納される一方、この認識結果は転送
データ格納部39へも送られ、免許証の認識処理が終了
する。
【0025】投票者が投票券の投票を行い、投票券認識
結果の修正および確認が終了するまでの作動は、第1実
施の形態と同様であるので説明を省略する。「確認・デ
ータ転送」ボタンが押下されると、投票端末2の制御部
11は確認データをインターネットを介して処理サーバ
1へ送信し、処理サーバ1の制御部31は転送データ格
納部39に格納されている投票券認識結果を更新する。
また、制御部31はデータ転送部40によって、確認済
みの投票券認識結果と免許証データの認識結果を集計管
理センタの情報処理装置3に転送する。これらのデータ
を受取った情報処理装置3の制御部81は、転送された
投票券認識結果と免許証データとを免許証番号を識別子
とする等してリンクさせ、集計処理データ格納部83に
格納する。格納されたデータは試合結果が発表されるま
で集計処理データ格納部83に保存される。投票者の投
票代金は、投票者の口座を管理する金融機関から自動的
に引落すことによって行われる。すなわち、制御部81
は免許証データ照合部85によって、免許証データ抽出
部84を経由して集計処理データ格納部83に格納され
ている免許証データを抽出し、これに添付されている免
許証番号等の識別子と免許証情報DB4に登録されてい
る投票者の免許証番号等の識別子とを照合し、免許証情
報DB4から金融機関との取引に必要な個人情報、つま
り投票者の口座を管理する金融機関名と口座番号を取得
し照合データ格納部86に格納する。次いで制御部81
は取引部87によって、照合データ格納部86に格納さ
れている金融機関名と口座番号により投票者の金融機関
のホストコンピュータ5に接続し当該口座から投票代金
を引落す。この時、投票代金を引落す前に、投票者が投
票端末2から投票者の暗証番号を入力するようにしても
よい。投票者が免許証情報DB4に未登録であった場合
は、投票端末2により免許証情報DB4に投票者の口座
情報や免許証データ等の個人情報を登録するようにして
もよい。また、投票者の個人情報登録時に、投票端末2
の免許証挿入口22やカード挿入口26に投票者が所有
する免許証や金融機関等のカード、例えばキャッシュカ
ード等を挿入する等によりこれらの情報の読取り処理を
行い、インターネットを介して集中管理センタへ送信す
ることも可能である。以上の操作が終了すると、投票端
末2の制御部11は投票券読取り部16と免許証読取り
部21およびカード挿入部25によって、投票券挿入口
17から投票券を、免許証挿入口22から免許証を、カ
ード挿入口26からレシートをそれぞれ排出する。この
ようにして、スポーツ振興くじの投票から投票代金の支
払いまでを自動で行う作動が終了する。なお、第1実
施、第2実施あるいは第3実施の形態に、第4実施の形
態の発明を適用し投票代金の自動引落しを可能とするこ
とができるのは無論である。上述は、免許証を用いた真
偽判定や本人確認の手段として、生年月日、免許証番
号、顔写真、印影を用いたが、これに限らず免許証に記
載されている氏名、住所、免許年月日、免許の種類、免
許の条件等を予め免許証情報DBに登録しておき、これ
らとの一致によって行ってもよい。また、個人情報DB
としての免許証情報DBに記憶される免許証情報は、各
都道府県の公安委員会が運転免許証を発行する際に登録
されるのが理想的ではあるが、現状では困難が予想され
るため、集中管理センタの免許証情報DBに投票者が投
票端末を用いる、または集中管理センタや登録センタを
訪れる等によって登録する。以上のように第4実施の形
態例によれば、第1実施の形態の効果に加えて、予め登
録された個人情報と免許証の認識結果を照合することで
投票者の金融機関名と口座番号を知ることができ投票代
金の自動引落しを可能とすることによって、投票する際
に現金やカードを持参する必要がなくなり、投票者の利
便性が更に向上する他、投票代金の支払い手続きが効率
化されるという効果が得られる。
【0026】第5実施の形態例 図1は、本発明の第5実施の形態を示すブロック図であ
る。図3、図5、図19の構成は第4実施の形態例と同
様である。また、第4実施の形態例と同様の部分は、同
一の符号を付してその説明を省略する。図1において、
6はくじ結果情報データベースとして試合結果情報デー
タベース(以下、試合結果情報DBと言う。)であり、
情報処理装置3と接続し、くじの結果である投票対象と
なる試合の結果を記憶している。図21は、本発明の第
5実施の形態の集計管理センタの情報処理装置3を示す
ブロック図である。88は試合結果照合部であり、試合
結果の発表後に投票券認識結果と、試合結果情報DB6
に記憶されている試合結果との照合を行う。89は試合
結果判定部であり、試合結果照合部88の結果から当せ
んの判定を行い、その結果を判定結果格納部90に格納
する。91は試合結果配信部であり、試合結果と判定結
果を登録している投票者に配信する。なお、上記の構成
において、各格納部に格納するデータは別に設けた1つ
または複数の記憶装置に格納してもよい。
【0027】次に、上述した第5実施の構成の作用につ
いて説明する。投票者が投票シートの取得を行い、スポ
ーツ振興くじの投票が終了するまでの作動は、第4実施
の形態と同様であるので説明を省略する。なお、第5実
施の形態の場合は、投票代金の支払いを第1実施の形態
と同様の現金またはカードによる支払いとしてもよい。
試合が終了し試合の結果が発表されると、この結果は試
合結果情報DB6に記憶され、情報処理装置3の制御部
81は投票者毎に当せんの判定と個人情報の取得を行
う。すなわち、制御部81は試合結果照合部88によっ
て、集計処理データ格納部83に保存されている投票券
認識結果を抽出し、試合結果情報DB6に格納されてい
る試合結果との間で試合毎に照合を行う。この照合結果
は試合結果判定部89に転送され、的中数を計数し当せ
んしたか否かの判定が行われる。この判定結果は識別子
と共に判定結果格納部90に格納される。次いで、制御
部81は免許証データ照合部85によって、免許証デー
タ抽出部84を経由して集計処理データ格納部83に格
納されている免許証データと識別子を抽出し、これと免
許証情報DB4に登録されている投票者の識別子とを照
合し、免許証情報DB4から結果の配信や金融機関との
取引に必要な投票者の個人情報を取得し、識別子と共に
照合データ格納部86に格納する。この時取得される個
人情報は、例えば投票者の金融機関名、口座番号、メー
ルアドレス、自宅の電話番号、携帯電話の番号、携帯電
話のメールアドレス、ファクシミリの電話番号等であ
る。これらの格納された判定結果と個人情報を基に、制
御部81は試合結果配信部91によって、照合データ格
納部86に格納されている個人情報から、例えば携帯電
話のメールアドレスを取得し、試合結果情報DB6に格
納されている試合結果と識別子を用いて判定結果格納部
90に格納されている判定結果を抽出し、投票者の携帯
電話に個別に自動配信する。この時、試合結果配信部9
1での配信方法は携帯電話のメールサービスに限らず、
電子メールの配信サービスであってもよく、これらのサ
ービスを受けることができない投票者に対しては、ファ
クシミリによる配信サービスや電話による問合せに答え
る音声回答サービスであってもよい。投票者が当せんと
判定された場合は、制御部81は取引部87によって照
合データ格納部86に格納されている当せんした投票者
の金融機関名と口座番号を取得し投票者の口座に当せん
金を振込む。
【0028】このようにして、スポーツ振興くじの投票
から当せん金の支払いまでを自動で行う作動が終了す
る。なお、第1実施、第2実施、第3実施あるいは第4
実施の形態に、第5実施の形態の発明を適用し自動配信
や自動振込みを可能とすることができるのは無論であ
る。以上のように第5実施の形態例によれば、第1実施
の形態の効果に加えて、予め登録された個人情報と免許
証の認識結果を照合することで投票者の配信先を知るこ
とができ、試合結果と当せんの有無を配信することによ
って、投票者の利便性が向上し、投票者に対するサービ
スが向上するという効果が得られる。
【0029】また、投票者が当せんした場合は、予め登
録された個人情報と免許証番号の認識結果を照合するこ
とで投票者の金融機関名と口座番号を知ることができ、
迅速な当せん者への当せん金の自動振り込みを可能とす
ることによって、投票者の利便性が一層向上する他、当
せん金の受取り手続きが効率化されるという効果が得ら
れる。
【0030】なお、上述の説明では、処理サーバ1にお
いて免許証等の認識処理を行うことで説明したが、この
機能を全て投票端末2で行えるようにしてもよい。具体
的には処理サーバ1の投票券認識部33、免許証認識部
35、顔認識部44およびデータ転送部40の機能をそ
れぞれのデータの抽出部と格納部を含めて投票端末2で
処理できるようにし、転送データ格納部のデータを直
接、集中管理センタの情報処理装置3に送信するように
する。
【0031】こうすることで、投票端末2単独で認識処
理ができるようになり、通信回線を介したデータの送受
信に要する時間が短縮でき、投票処理の効率を向上する
ことができるという効果が得られる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、投票者
の免許証の文字認識により投票者の生年月日を認識する
ことで投票者の年齢を計算しスポーツ振興くじの投票資
格の有無を判定することによって、スポーツ振興くじの
投票端末による無人での販売が可能となり、コンビニエ
ンスストア、ファミリーレストラン、ファーストフード
店などの大型チェーン店やデパート等のごく身近な場所
でスポーツ振興くじの投票を行うことができるようにな
るため、投票者の利便性が向上し、スポーツ振興くじの
販売が促進されるばかりか、対面販売者の心労を和らげ
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第5実施の形態を示すブロック図
【図2】本発明の第1実施の形態を示すブロック図
【図3】本発明の第1実施の形態の投票端末を示すブロ
ック図
【図4】本発明の第1実施の形態の処理サーバを示すブ
ロック図
【図5】本発明の第1実施の形態の免許証認識部を示す
ブロック図
【図6】本発明の免許証画像例
【図7】本発明の待受け画面表示例
【図8】投票シートシングルの例
【図9】投票シートマルチの例
【図10】本発明の第1実施の形態の確認画面表示例
【図11】本発明の投票券修正画面表示例
【図12】本発明の第2実施の形態の処理サーバを示す
ブロック図
【図13】本発明の第2実施の形態の免許証認識部を示
すブロック図
【図14】本発明の第3実施の形態の投票端末を示すブ
ロック図
【図15】本発明の第3実施の形態の処理サーバを示す
ブロック図
【図16】本発明の第3実施の形態の免許証認識部を示
すブロック図
【図17】本発明の第3実施の形態の確認画面表示例
【図18】本発明の第4実施の形態を示すブロック図
【図19】本発明の第4実施の形態の処理サーバを示す
ブロック図
【図20】本発明の第4実施の形態の情報処理装置を示
すブロック図
【図21】本発明の第5実施の形態の情報処理装置を示
すブロック図
【符号の説明】
1 処理サーバ 2 投票端末 3 情報処理装置 4 免許証情報データベース 5 ホストコンピュータ 6 試合結果情報データベース 11,31,81 制御部 12,32,82 通信部 13 表示制御部 16 投票券読取り部 19 投票シート繰出し部 21 免許証読取り部 23 現金入出金部 25 カード挿入部 27 カメラ画像取得部 33 投票券認識部 35 免許証認識部 37 認識結果判定部 44 顔認識部 85 免許証データ照合部 87 取引き部 88 試合結果照合部 89 試合結果判定部 91 試合結果配信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07C 13/00 G07F 5/22 M G07F 5/22 7/08 B

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売対象年齢に制限を有する商品を自動
    販売装置によって販売する自動販売システムにおいて、 購買者の身分を証明する証明手段を、前記自動販売装置
    内の前記証明手段の読取り内容を認識する認識手段によ
    って前記購買者の年齢を認識し、該認識結果を基に販売
    の可否を判断して前記商品を販売することを特徴とする
    自動販売システム。
  2. 【請求項2】 販売対象年齢に制限を有する商品を自動
    販売装置によって販売する自動販売システムにおいて、 集中管理センタに設置された処理サーバと、該処理サー
    バと通信回線を介して接続する自動販売装置とから成
    り、 購買者の身分を証明する証明手段を前記自動販売装置で
    受入れ、前記証明手段の読取り内容を認識する認識手段
    によって前記購買者の年齢を認識し、該認識結果を基に
    販売の可否を判断して前記商品を販売することを特徴と
    する自動販売システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記証明手段が運転免許証であり、前記認識手段に画像
    データの文字認識手段を設け、該文字認識手段で前記運
    転免許証の生年月日を読取ることで購買者の年齢を認識
    することを特徴とする自動販売システム。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記証明手段が運転免許証であり、前記認識手段に画像
    データの印影認識手段を設け、該印影認識手段で前記運
    転免許証の印影を認識することで運転免許証の真偽を判
    定し、販売の可否を判断することを特徴とする自動販売
    システム。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 前記証明手段が運転免許証であり、前記自動販売装置に
    前記購買者の顔を撮影する撮影部を設け、前記認識手段
    に画像データの顔認識手段を設け、前記運転免許証の顔
    写真と、前記撮影部によって撮影した顔の撮影画像とを
    照合する顔認識手段によって運転免許証所持者の本人確
    認を行い、販売の可否を判断することを特徴とする自動
    販売システム。
  6. 【請求項6】 請求項2、請求項3、請求項4あるいは
    請求項5において、 前記集中管理センタに設置された情報処理装置と、該情
    報処理装置に接続する個人情報を記憶する個人情報デー
    タベースとを備え、前記情報処理装置に前記処理サーバ
    と金融機関に設置された上位装置とを接続し、前記証明
    手段の認識結果と前記個人情報データベースに記憶され
    た個人情報とから前記購買者とその金融機関を特定し、
    前記商品の販売代金を引落すことを特徴とする自動販売
    システム。
  7. 【請求項7】 請求項2、請求項3、請求項4あるいは
    請求項5において、 前記集中管理センタに設置された情報処理装置と、該情
    報処理装置に接続する個人情報を記憶する個人情報デー
    タベースと前記商品としてのくじの結果を記憶するくじ
    結果情報データベースとを備え、前記情報処理装置に前
    記処理サーバを接続し、前記くじの投票券による投票結
    果と前記くじ結果情報データベースに記憶されたくじ結
    果とから前記投票結果の当り外れを判定し、該判定結果
    を前記個人情報データベースの個人情報を基に配信する
    ことを特徴とする自動販売システム。
  8. 【請求項8】 請求項2、請求項3、請求項4あるいは
    請求項5において、 前記集中管理センタに設置された情報処理装置と、該情
    報処理装置に接続する個人情報を記憶する個人情報デー
    タベースと前記商品としてのくじの結果を記憶するくじ
    結果情報データベースとを備え、前記情報処理装置に前
    記処理サーバと金融機関に設置された上位装置とを接続
    し、前記くじの投票券による投票結果と前記くじ結果情
    報データベースに記憶されたくじ結果とから前記投票結
    果の当り外れを判定し、前記証明手段の認識結果と前記
    個人情報データベースに記憶された個人情報とから前記
    購買者とその金融機関を特定し、前記くじの投票券の当
    せん金を振込むことを特徴とする自動販売システム。
  9. 【請求項9】 請求項6、請求項7あるいは請求項8に
    おいて、 前記個人情報データベースへの個人情報の登録を、前記
    自動販売装置を用いて行うことを特徴とする自動販売シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 集中管理センタに設置された処理サー
    バに通信回線を介して自動販売装置を接続し、購買者の
    身分を証明するための証明手段を自動販売装置に受入
    れ、該証明手段の読取り内容を認識する認識手段によっ
    て前記購買者の年齢を認識し、該認識結果を基に販売の
    可否を判断することによって、販売対象年齢に制限を有
    する商品を前記自動販売装置を用いて販売することを特
    徴とする自動販売方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記証明手段が運転免許証であり、前記認識手段により
    画像データの文字認識を行い、該文字認識で前記運転免
    許証の生年月日を読取ることで前記購買者の年齢を認識
    することを特徴とする自動販売方法。
  12. 【請求項12】 請求項10において、 前記証明手段が運転免許証であり、前記認識手段により
    画像データの印影認識を行い、該印影認識で前記運転免
    許証の印影を認識することで運転免許証の真偽を判定
    し、販売の可否を判断することを特徴とする自動販売方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項10において、 前記証明手段が運転免許証であり、前記自動販売装置に
    前記購買者の顔を撮影する撮影部を設け、前記認識手段
    により画像データの顔認識を行い、前記運転免許証の顔
    写真と、前記撮影部によって撮影した顔の撮影画像とを
    照合する顔認識によって運転免許証所持者の本人確認を
    行い、販売の可否を判断することを特徴とする自動販売
    方法。
  14. 【請求項14】 請求項10、請求項11、請求項12
    あるいは請求項13において、 情報処理装置を前記集中管理センタに設置し、該情報処
    理装置に個人情報を記憶する個人情報データベースを接
    続し、前記情報処理装置に前記処理サーバと金融機関に
    設置された上位装置とを接続し、前記証明手段の認識結
    果と前記個人情報データベースに記憶された個人情報と
    から前記購買者とその金融機関を特定し、前記商品の販
    売代金を引落すことを特徴とする自動販売方法。
  15. 【請求項15】 請求項10、請求項11、請求項12
    あるいは請求項13において、 情報処理装置を前記集中管理センタに設置し、該情報処
    理装置に個人情報を記憶する個人情報データベースと前
    記商品としてのくじの結果を記憶するくじ結果情報デー
    タベースを接続し、前記情報処理装置に前記処理サーバ
    を接続し、前記くじの投票券による投票結果と前記くじ
    結果情報データベースに記憶されたくじ結果とから前記
    投票結果の当り外れを判定し、該判定結果を前記個人情
    報データベースの個人情報を基に配信することを特徴と
    する自動販売方法。
  16. 【請求項16】 請求項10、請求項11、請求項12
    あるいは請求項13において、 情報処理装置を前記集中管理センタに設置し、該情報処
    理装置に個人情報を記憶する個人情報データベースと前
    記商品としてのくじの結果を記憶するくじ結果情報デー
    タベースを接続し、前記情報処理装置に前記処理サーバ
    と金融機関に設置された上位装置とを接続し、前記くじ
    の投票券による投票結果と前記くじ結果情報データベー
    スに記憶されたくじ結果とから前記投票結果の当り外れ
    を判定し、前記証明手段の認識結果と前記個人情報デー
    タベースに記憶された個人情報とから前記購買者とその
    金融機関を特定し、前記くじの投票券の当せん金を振込
    むことを特徴とする自動販売方法。
  17. 【請求項17】 請求項14、請求項15あるいは請求
    項16において、 前記自動販売装置を用いて、前記個人情報データベース
    への個人情報の登録を行うことを特徴とする自動販売方
    法。
  18. 【請求項18】 販売対象年齢に制限を有する商品を販
    売する自動販売装置を制御する処理サーバにおいて、 通信回線を介して前記自動販売装置と接続し、購買者の
    身分を証明する証明手段を前記自動販売装置内の前記証
    明手段の読取り内容を認識する認識手段によって前記購
    買者の年齢を認識し、該認識結果を基に販売の可否を判
    断して前記自動販売装置から前記商品の販売を制御する
    ことを特徴とする自動販売システムの処理サーバ。
  19. 【請求項19】 請求項18において、 前記証明手段が運転免許証であり、前記認識手段に画像
    データの文字認識を手段を設け、該文字認識手段で前記
    運転免許証の生年月日を読取ることで前記購買者の年齢
    を認識することを特徴とする自動販売システムの処理サ
    ーバ。
  20. 【請求項20】 請求項18において、 前記証明手段が運転免許証であり、前記認識手段に画像
    データの印影認識を手段を設け、該印影認識手段で前記
    運転免許証の印影を認識することで運転免許証の真偽を
    判定し、販売の可否を判断することを特徴とする自動販
    売システムの処理サーバ。
  21. 【請求項21】 請求項18において、 前記証明手段が運転免許証であり、前記自動販売装置に
    前記購買者の顔を撮影する撮影部を設け、前記認識手段
    に画像データの顔認識手段を設け、前記運転免許証の顔
    写真と、前記撮影部によって撮影した顔の撮影画像とを
    照合する顔認識手段によって運転免許証所持者の本人確
    認を行い、販売の可否を判断することを特徴とする自動
    販売システムの処理サーバ。
  22. 【請求項22】 販売対象年齢に制限を有するくじの投
    票券を販売する自動販売装置において、 集中管理センタに設置された処理サーバと通信回線を介
    して接続し、前記くじの投票券を受入れその内容を読取
    る投票手段と、前記投票に必要な画面を表示する表示手
    段と、前記くじの投票券の投票内容の修正時にその入力
    を行う入力手段と、前記くじの投票券の投票代金の支払
    いを行う支払手段と、購買者の身分を証明する証明手段
    を受入れ、前記証明手段の内容を読取る読取り手段と、
    前記購買者の顔を撮影する撮影手段とを備え、前記処理
    サーバとの間でデータの送受信を行う通信手段を有し、
    前記処理サーバからの販売の可否判断によって前記くじ
    の投票券を販売することを特徴とする自動販売装置。
  23. 【請求項23】 販売対象年齢に制限を有するくじの投
    票券を販売する自動販売装置において、 前記くじの投票券を受入れその内容を読取る投票手段
    と、該投票手段の読取り内容を認識する認識手段と、前
    記投票に必要な画面を表示する表示手段と、前記くじの
    投票券の投票内容の修正時にその入力を行う入力手段
    と、前記くじの投票券の投票代金の支払いを行う支払手
    段と、購買者の身分を証明する証明手段を受入れ、前記
    証明手段の内容を読取る読取り手段と、前記購買者の顔
    を撮影する撮影手段とを備え、前記証明手段の読取り内
    容を認識する認識手段によって前記購買者の年齢を認識
    し、該認識結果を基に販売の可否を判断して前記くじの
    投票券を販売することを特徴とする自動販売装置。
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