JPH0282030A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、臭気が発生する空間の空気調和を行なう空気
調和機に関するものである。

従来の技術 従来の空気調和機では、空気の流れは被空気調和空間で
ある室内の空気を吸い込み、熱交換を行ない再び室内に
戻していた。

発明が解決しようとする課題 ところが、上記空気の流れであると、トイレ、台所のよ
うな臭気発生物の有る室内の空気を吸い込むと、その臭
気が空気調和機内の通風路、熱交換器、ファン等に付着
し、再運転を行なった時空気温機から臭気を発し悪臭の
発生源となっていた。

本発明は、上記従来の課題を解決すべく、臭気の再放出
を防ぐことを目的とするものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、室内の空気を吸い
込む室内側吸入口と、室外の空気を吸い込む室外側吸入
口と、その室外空気の除塵を行なうフィルターと、それ
ぞれ吸い込まれた室内空気と室外空気とで熱交換する第
１熱交換器と、第１熱交換器で熱交換された室内空気を
室外に吹き出す室外吹き出し口と、熱交換された室外空
気とブラインあるいは冷媒と熱交換する第２熱交換器と
、第１熱交換器と第２熱交換器を通った室外空気を吹き
出す室内側吹き出し口から構成され、室内に吹き出す空
気の通路と、室内から吸い込む空気の通路を分離し、か
つそれぞれの空気間で熱交換を行なう第１熱交換器を設
けたものである。

さらに本発明は、冷凍サイクルを持つものに於いて第１
熱交喚器の替わりに室内より吸い込んだ空気を冷凍サイ
クルの室外熱交換器に導く通路を設けている。

さらに本発明は、第１熱交換器で熱交換された室内空気
を冷凍サイクルの室外側熱交換器に導く通風路を設けて
いる。

作用 上記手段による作用は、以下のとおりである。

本発明は、室内に吹き出す空気の通路と、室内から吸い
込む空気の通路を分離し、室内空気の持っている臭気が
、本体内の通路に吸着しても、空気の流れは、室内から
出る１方向のみなので再び室内に入ることはない。さら
に、室内から吸い込んだ空気と、室外から吸い込んだ空
気との間で熱交換を行なう第１熱交換器を設けて、室内
外間での換気による熱ロスを防いでいる。

さらに、室内空気を冷凍サイクルの室外熱交換器に導く
通風路を設けて、室内空気の熱を冷凍サイクルで吸収し
て、第１熱交換器の作用を冷凍サイクルで行ない熱ロス
を防いでいる。

さらに、第１熱交換器で熱交換された室内空気を冷凍サ
イクルの室外熱交換器に導く通風路を設けて、室内空気
の熱を冷凍サイクルで吸収して熱ロスの防止を完全なも
のにしている。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参考に説明する
。

第１図は、第１の実施例の上面からの断面図である。

同図に於いて、１はコンプレノサ、２は室内側熱交ｔａ
器、３は室外側熱交換器で、これらは冷凍サイクルの構
成部品である。４は室内側の吸入口、５は室外側の吸入
口、６は室外側吸入口５より吸い込まれた空気を除塵す
るフィルタ、７は室内側吸入口４より吸い込まれた空気
と室外側吸入口５より吸い込まれた空気とで熱交換を行
なう全熱交換器、８はシロッコファン、９はそのな−シ
ング、１０は室内側吹き出し口である。１１は室外側熱
交換器３を通る空気の室外側吸入口　１２はプロペラフ
ァン、１３は室外側吸出口である。

次にその動作を説明すると、２点鎖線の矢印は室外から
室内に流れる空気の流れを示し、３点鎖線の矢印は室内
から室外に流れる空気の流れを示している。まず室内側
の臭気を含んだ空気は、室内側吸入口４より本体に吸入
され、全熱交換器７によって室外より吸入口５で吸気さ
れフィルタ６で除塵された空気と全熱交換される。熱交
換された室内空気は、室外吸入口１１より吸い込まれた
室外空気と共に熱交換器３を通過し、熱回収され、共に
プロペラファン１２により室外へ吹き出される。

この時、臭気はその途中経路にある吸入口４、全熱交換
気７の縦通路、室外熱交換器３、プロペラファン１２お
よびその間の構造体に付着する。次に室外のきれいな空
気は、上述のように、吸入口５で吸い込まれ、フィルタ
ー６で除塵され、全熱交換器７の横通路で全熱交換され
て、室内側熱交換気２に入り、所定の冷却もしくは加温
されシロッコファン８により吹き出し口ＩＯより室内側
・＼吹き出され、部屋の空調を行なう。この時室内側へ
吹き出される空気は、前記臭気が付着した吸入口４、全
熱交換器７の縦通路、室外熱交換器３、プロペラファン
１２、およびその間の構造体には全く触れずに流れるの
で、臭気を室内に放出することはない。

第２図は、本発明の他の実施例で、熱ロスがさほど問題
とならない場合の例である０本実施例では、第１図に示
した実施例と比べると全熱交換気７による熱回収を省略
し冷凍サイクルによる熱回収のみとして、コスト低減を
計ったものである。

第３図は、本発明のさらに他の実施例で、分離形空気調
和機あるいは、ブラインで部屋の空調を行なう空調機の
室内ユニットの例である０本実施例では、第１図に示し
た実施例と比べると、室外側熱交換器３、室外側吸入口
１１、コンプレノサｌ、がなく、冷凍サイクルによる熱
回収を省略している。さらに室外側のプロペラファン１
２を小型にして、コンパクト、低コストにしている。

本実施例では、室内からの空気と室外からの空気の熱交
換に全熱交換器を用いたが、顕熱交換器としでも良い。

発明の効果 本発明では、室内の空気を吸い込む室内側吸入口と、室
外の空気を吸い込む室外側吸入口と、その室外空気の除
塵を行なうフィルターと、それぞれ吸い込まれた室内空
気と室外空気とで熱交換する第１熱交換器と、第１熱交
換器で熱交換された室内空気を室外に吹き出す室外吹き
出し口と、熱交換された室外空気とプラインあるいは冷
媒と熱交換する第２熱交換器と、第１熱交換器と第２熱
交換器を通った室外空気を吹き出す室内側吹き出し口か
ら構成されている。あるいは、室内側熱交換器と、室外
側熱交換器と、圧縮機と、絞り装置を具備する冷凍サイ
クルと、室内の空気を吸い込む室内側吸入口と、室外の
空気を吸い込む室外側吸入口と、その室外空気の除塵を
行なうフィルターと、室内から吸い込んだ空気を前記室
外側熱交換器に導く通風路と、室外から吸い込んだ空気
を前記室内側熱交換器に導く通風路と、前記室外側熱交
換器を通った空気を室外に吹き出す室外吹き出し口と、
前記室内側熱交換器を通った室外空気を室内に吹き出す
室内吹き出し口から構成されている。いづれの場合も室
内に吹き出す空気の通路と、室内から吸い込む空気の通
路を分離しているので、たとえ室内からの臭気を含んだ
空気よりその通路構成部品に臭気が付着しても、室内に
吹き出す空気により、その臭気が放出されることはなく
、快適な空気の状態を保つことができる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例を示す空気メ凋和機の上から
見た断面図、第２図は本発明の他の実施例を示す空気調
和機の上から見た断面図、第３図は本発明のさらに他の
実施例を示す空気調和機の上から見た断面図である。 ２・・・・・・室内熱交換器、４・・・・・・室内側吸
入口、５０．１２・・・・・・室外側ファン、１３・・
・・・・室外側吹出口。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）室内の空気を吸い込む室内側吸入口と、室外の空
   気を吸い込む室外側吸入口と、その室外空気の除塵を行
   なうフィルターと、それぞれ吸い込まれた室内空気と室
   外空気とで熱交換する第１熱交換器と、第１熱交換器で
   熱交換された室内空気を室外に吹き出す室外吹き出し口
   と、熱交換された室外空気とブラインあるいは冷媒と熱
   交換する第２熱交換器と、第１熱交換器と第２熱交換器
   を通った室外空気を吹き出す室内側吹き出し口から構成
   された空気調和機。
2. （２）室内側熱交換器と、室外側熱交換器と、圧縮機と
   、絞り装置を具備する冷凍サイクルと、室内の空気を吸
   い込む室内側吸入口と、室外の空気を吸い込む室外側吸
   入口と、その室外空気の除塵を行なうフィルターと、室
   内から吸い込んだ空気を前記室外側熱交換器に導く通風
   路と、室外から吸い込んだ空気を前記室内側熱交換器に
   導く通風路と、前記室外側熱交換器を通った空気を室外
   に吹き出す室外吹き出し口と、前記室内側熱交換器を通
   った室外空気を室内に吹き出す室内吹き出し口から構成
   された空気調和機。
3. （３）室内側熱交換器と、室外側熱交換器と、圧縮機と
   、絞り装置を具備する冷凍サイクルと、第１熱交換器で
   熱交換された室内空気を前記室外側熱交換器に導く通風
   路を具備した特許請求の範囲第１項記載の空気調和機。