JPH0281779A - 自動２輪車の収納室構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） この発明は自動２輪車の収納室構造に関する。

（従来の技術） 自動２輪車は、ｆｔｉ後輪間の車体フレームにエンジン
をはじめ燃料タンク、エアクリーナ等の付帯機器が配置
されるので、荷積用の荷台はシートの後部のわずかな部
分に設けられる程度であり、大きい荷物や長い荷物を積
載するスペースがない。

そのため例えば釣竿やゴルプパック等の長大ないし大型
の荷物を載せて一緒に運ぶことができなかった。

そこで従来では、シートの下方位置に底板を設置し、シ
ートの下部のＩｙｉ後方向に長い荷物を挿入することが
できるように前後部に間ｌｆｆ１ｍを設けた自動２輪車
（特開昭６１−２８７８７７号公報参照）が知られてい
る。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら上記従来の自動２輪車では、長い荷物を入
れるときは前後のｎ　ｒＦＩｅを開けて通すことにより
収納することになるので、外部から荷物が丸見えになる
ばかりでなく、風雨にさらされることになり、さらには
長い荷物の端部を車体後方へ突ぎ出した状態で走行して
しまう危険もあって好ましくない。

この発明は、長さのある荷物や大型の荷物であっても格
納状態として収納することができ、外部から積荷が見え
ないと共に風雨から完全に保護し、車体から突出する危
険もない自ｅ２輪車の収納室構造を提供することを目的
とするものである。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 上記従来技術が有する課題を解決するため、この発明は
、車体のピボットシャフトより後方へ水平ユニットエン
ジンをスイング自在に配置し、この水平ユニットエンジ
ンのシリンダの側部にキャブレタを配置すると共にエア
クリーナおよび燃料タンクをシリンダの前部に配置して
これらの機器の高さ位置を略一定とし、車体のヘッドパ
イプの後部からシートの後端部までの前記機器の上部位
置に前後に長い収納箱を設置し、この収納箱の上面に開
口部を設け、この開口部に開ｍ自在な蓋を設けたことを
特徴とするものである。

（作用） 上記の構成により、収納箱の上面の蓋を開けることによ
り収納箱の上面が開放されるので、この開口部から長い
荷物、大型の荷物を収納箱内に出し入れすることができ
る。荷物の収納後蓋を閉じれば、収納箱は密閏状態とな
り、走行中に風雨が荷物に当ることがないと共に外部か
らは全く見えることがない。

（実施例） 以下この発明の実施例を図面について説明する。

図の実施例に示す自動２輪車は、カウリング１を有する
スポーツバイクであって、車体２のピボットシャフト３
に水平ユニットエンジン４の前端が軸着されて上下方向
にスイング自在に設けられ、この水平ユニットエンジン
４の後方部は緩衝ユニット５により車体２に支持され、
後端には後輪６が軸承されている。

この水平ユニットエンジン４は略水平のシリンダ７を有
し、このシリンダ７の側部にはキャブレタ８が配置され
、シリンダ７の前部にはエアクリーナ９が配置されてお
り、さらにこのエアクリーナ９の前部に燃料タンク１０
が配設されていて、これらの各機器の上面は路間−高位
置になっている。

これらの機器の上部には、車体２のヘッドパイプ１１の
後側からシート１２の後端にかけて前後方向に長い収納
箱１３が設置され、車体２に適宜手段によって固定され
ている。

この収納箱１３は、プラスチック等により形成され、そ
の上面のシート１２部分が凹陥されていて跨ぎやすくさ
れている。そしてこのシート１２の下面部分からその前
方部分にかけての収納箱１３の上面が同口され、このｎ
口部１４はシート１２と一体の蓋１５と、これとは別体
の蓋１６とで開閉されるようになっている。これらの蓋
１５゜１６は、第２図、第３図示のようにその一側が開
口部１４の一側にヒンジ１７により取付けられており、
横方向に！１５．１６が開くようになっている。なお＃
ｉ部のＭ２Ｃはシート１２と一体の蓋１５と一体として
同時に開閉することができるようにしてもよい。

この収納箱１３は、前方左右部は、車体２の前部を覆う
カウリング１の左右部１ａ、ｌａで覆われており、この
収納箱１３とカウリング１との間にはバッテリー１８、
オイルタンク１９等の小型機器が配置される。

図中符号２０は良い積荷を示し、２１は前輪を示す。

つぎに作用を説明する。

収納箱１３に荷物を収納するには、シート１２と一体の
蓋１５またはシート１２の前部の蓋１６を開ければ収納
箱１３の上面の開口部１４が開放され、ここから荷物の
積込みができる。荷物が釣竿やゴルフバッグのように長
い荷物２０であるときは、シート１２と一体のＭ２Ｓお
よびその前部の蓋１６を同時に開ければ、収納箱１３の
開口部１４が車体２の前後方向に長く開口するので、長
い荷物２０であっても容易に収納することができる。収
納後蓋１５．１６を閉じれば、収納箱１３は密ｍ状態と
なるので、走行中に風雨が入らず、積荷を汚したり水濡
れを生じることがない。また積荷は完全に収納箱１３内
に隠蔽されるので、走行中外部からは見えることがなく
、かつ積荷が車体から突出することもない。

積荷を下すには、Ｍ２Ｓ、１６を開けることにより開口
部１４が大きく開口するので、長い荷物２０や大型の荷
物であっても容易に取出すことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明は、自動２輪車としての搭
載橢器を一定高さ以下に略水平に配置し、その上部に車
体のヘッドパイプ後部からシー１〜の後端に至る長さの
収納箱を設置し、この収納箱の上面を開口してその間口
部を蓋により開ｍ自在としたから、釣竿やゴルフバック
のような長い荷物や大型の荷物であっても外部に露出す
ることなく収納することができ、しかも収納箱の上面に
開口部が＠後方向に長く間口するので、荷物の出し入れ
が容易であり、かつ蓋をｍじれば内部が密閑されるので
走行中風雨により荷物が傷むことがないなどの効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す側面図、第２図は第
１図Ａ−Ａ線断面図、第３図は同Ｂ−８１１Ｎ！Ｉｉ面
図である。 ２・・・車体、３・・・ピボットシャフト、４・・・水
平ユニットエンジン、７・・・シリンダ、８・・・キャ
ブレタ、９・・・エアクリーナ、１０・・・燃料タンク
、１１・・・ヘッドパイプ、１２・・・シート、１３・
・・収納箱、１４・・・間口部、１５．１６・・・蓋、
１７・・・ヒンジ。 出願人代理人　　波　多　野　　　　久第２ 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車体のピボットシャフトより後方へ水平ユニットエンジ
   ンをスイング自在に配置し、この水平ユニットエンジン
   のシリンダの側部にキャブレタを配置すると共にエアク
   リーナおよび燃料タンクをシリンダの前部に配置してこ
   れらの機器の高さ位置を略一定とし、車体のヘッドパイ
   プの後部からシートの後端部までの前記機器の上部位置
   に前後に長い収納箱を設置し、この収納箱の上面に開口
   部を設け、この開口部に開閉自在な蓋を設けたことを特
   徴とする自動２輪車の収納室構造。