JPH0280922A - ガス流体の流速および温度を測定する方法 - Google Patents

ガス流体の流速および温度を測定する方法

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JPH0280922A
JPH0280922A JP23168288A JP23168288A JPH0280922A JP H0280922 A JPH0280922 A JP H0280922A JP 23168288 A JP23168288 A JP 23168288A JP 23168288 A JP23168288 A JP 23168288A JP H0280922 A JPH0280922 A JP H0280922A
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JP
Japan
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temperature
transmitting
transmitter
gas
computer
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JP23168288A
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English (en)
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Hidehisa Yoshizako
秀久 吉廻
Noriyuki Imada
典幸 今田
Hiroshi Nomura
洋 野村
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は流体の流速および温度の測定方法に係り、特に
ダクト内のガス流体の流速および温度を超音波を使って
測定する方法に関する。
〔従来の技術〕
温度の計測方法には数多くあるが、その使用形式から接
触式と非接触式とに大別される。接触式のものは熱電対
に代表されるように挿入点の温度を極めて高精度に測定
することができる。これに対し、ふく射温度計のような
非接触式のものは精度はやや落ちるものの高温度の物体
を遠距離からでも測定できることから工業的には利用度
が高い。
非接触式では光学を応用したものが多いが、最近では音
波を用いる方法が着目されている。代表的な例を第8図
に示す。第8図において、コンピュータ8から指令が出
ると信号発生器4から正弦波信号が発生し、アンプ3に
よって増幅され送信器17から音波が発生する。この音
波は受信器18で検出され、アンプ6、フィルタ7を経
てコンピュータ8に入る。コンピュータでは指令から受
信までの伝播時間を用いて、ガス15の温度を算出する
。伝播時間仁と温度Tには次の関係がある。
t=//c  =l/a m了 ・(1)ここで、a−
ガス性状で決まる定数 β=発信器から受信器までの距離 C−ガスの音速 つまり、音速を計測することによって温度を逆算するの
である。
第8図の場合はガスの温度が均一でないと使用できない
が、第9図に示す例(特開昭61−265540号)送
信と受信を兼ねた送受信器を炉壁21の周囲に複数配置
し伝播経路20のように音波を飛ばしその伝播時間を測
定する。すなわち、第10図のように可能なかぎりの伝
播経路を測定し、断面における温度分布を算出する。こ
の方法をCT法、コンピュータトモグラフィ法という。
第10図の破線で示した矩形要素内では温度は一定とす
ると、それぞれの伝播時間tnは各要素における伝播時
間tiの積算値となる。
Ln=Σti         ・・・(2)各要素に
おけるtlは(1)式のむと同じであるから、要素数よ
りも多数の伝播経路を測定すれば、連立方程式を解くこ
とによって各要素の温度が求まる。
なお、第9図の測定系を第11図に示す。基本構成は第
8図とほとんど変わらないが、複数の送受信器19を切
り換えるためのスキャナ2.5が加わっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
第8図および第11図の例は温度のみを求めるものであ
るが、工業的にはさらに流体の速度も必要な場合がある
。例えば、火炉内における燃焼状態を把握する場合には
各要素における熱量が必要となる。つまり、第10図に
おいて各要素を垂直に通過するガス量が必要な場合であ
る。
しかし、従来技術では速度分布までは求めることができ
ない。なお、平均ガス流速を第8図の構成と類似の方法
で測定する方法は知られている(特開昭56−7462
2号)。ガス流速が存在する場合、(1)式は次のよう
になる。
t = 1 / c = 1 / (V + a 5 
) −(3)ここで、■は伝播方向と同じ方向の速度成
分である。音波を順方向に飛ばした場合と逆方向に飛ば
した場合では■の符号が異なるので、もの値が異なり、
それらを連立解法することにより、■、Tをそれぞれ分
離することができる。ただし、この方法は平均速度の測
定しかできない。
さらに、第1O図の方法(CT法)に類似したものとし
て第12図の例があるが(実開昭55109836号)
、この方法は伝播経路の交点の温度を求めるものであり
、■)交点の温度しか求まらない、2)最小2乗法が使
えず精度が悪い、3)送・受信器の数に対して計測点が
少ないなどの欠点をもっている。
第13図は全く交差しない伝播経路を用いたCT法の例
を示す。第12図が5ケの交点の温度を算出するのに対
し、第13図では任意の破線で区切られた4つの要素の
温度が求まる。
また、CT法では第14図のように第12図と同数の送
受信器数とした場合、伝播経路は15ケとることができ
る。この場合、15ケの要素の温度が求まるのはもちろ
んであるが、最小2乗法を通用すれば15ケ以下の要素
を精度良く計測でき、非常に実用的である。
さらに、送受信器数が少ない場合、実開昭55−109
836号では第15図のように1点しか温度が求まらな
いのに対し、CT法では第16図のように4ケの要素の
温度が求まる。
〔課題を解決するための手段〕
上記従来技術の課題は、ダクト内を流れるガス流体の流
速および温度を測定する方法において、ダクトのガス流
れ方向の複数断面内のダクト壁に互いに対をなす多数の
超音波送受信装置を配置し、上記各対をなす超音波送受
信装置間で超音波伝送経路を構成し、各伝送経路の長さ
と各伝送経路の超音波の往路伝播時間および復路伝播時
間を測定して各経路内のガス流速およびガス温度を求め
、これによりダクト内のガス流体の流速および温度を測
定する方法により解決される。
〔作用〕
立体的に配置された送受信器間の伝播時間を往路と復路
でそれぞれ計測する。伝播時間は立体内の要素における
速度ベクトルと温度の関数となっているが、往路、復路
の伝播時間差は速度ベクトルのみの関数となる。従って
、複数の往路、復路の伝播時間差を連立させて解くこと
により、立体内の要素における速度ベクトルが求まる。
つぎに、この速度ベクトルと複数の往路、復路の伝播時
間和を連立することによって、立体内の要素における温
度が求まる。
〔実施例〕
第1図に本発明の実施例を示す。本実施例のシステムは
コンピュータ8、信号発生器4、送信用アンプ3、送信
用スキャナ2、受信用スキャナ5、受信用アンプ6、フ
ィルタ7、および本発明に基づいて配置された送受信器
1よりなる。
コンピュータ8から出た音波発生用のトリガ信号は信号
発生器4を駆動させ、正弦波を発生する。
この出力は微少なので送信用アンプ3で増幅する。
増幅された正弦波は送信用スキャナ2によって送信器1
0に到る。ここで電気信号は音波に変換される。本例で
用いた音波の周波数は3〜40KH2の音波であり、出
力は50Wtである。送信器1aから出た音波は受信器
1bで検出され電気信号に変換される。本例では送信と
受信を兼ねたセンサを用いている。音波は複数の受信器
で検出されるが、受信用スキャナ5によって選択され、
アンプ6で増幅してコンピュータ8まで送られる。
この時、信号には不要なノイズが含まれているのでバン
ドパスフィルタ7によってノイズを除去する。
本発明における送受信器の配置状況を第2図に示す。送
受信・器は取付は位置19で示された場所に設置されて
いる。ダクト14は2m×3mの寸法であり、この中を
温度分布および速度分布をもったガスが流れている。ガ
スの平均温度は約300℃でその分布中は±50゛Cで
ある。平均流速は約10m/秒でその分布中は±5m/
秒程度である。■断面につき10個の送受信器がダクト
の周囲に設置されている。本例では2断面に配置してお
り、合計で20([1i1配置している。
送受信の組み合わせはあらかじめコンピュータにプログ
ラムしてあり、送受信用スキャナを駆動するようになっ
ている。第2図に示した状態ではガス流13に対し下流
側から上流側に音波を飛ばしているが、この逆の上流側
から下流側への経路も測定する。つまり、同一経路に対
し往路と復路で伝播時間を計測する。
ダクト内の各要素では往路に対しては、tl−’ / 
(V + a 70)−(4)復路に対しては t2−1!/ (V+a 50)・(5)となる。従っ
て式(4)、(5)を連立することによって■とTが求
まる。ただし、■は伝播経路方向の速度成分であるから
、種々の方向から測定し、ベクトル合成して実際の速度
ベクトルを求める。
これはダクト内の各要素に対して成立するから全経路を
測定すれば温度分布と速度ベクトル分布を求めることが
できる。速度ベクトルを求めるには最低でも3個の速度
成分が必要であるから、第2図では26の経路を測定し
ているので8個の要素で速度ベクトルと温度分布が求ま
る。第2図の場合20個の送受信器があるので原理的に
はより以上の経路が考えられるが、壁面に沿う経路では
計測不能となるので、本例の場合26本の経路となって
いる。
第3図に示した例は送受信器19を上下4段に配置し、
さらに3次元的な計測を可能にしたものである。送受信
器は合計40個付いている。
第4図に示した例は送受信器の配置を千鳥状にしたもの
である。第2図および第3図の場合、縦横同一線上に配
列しているため、列と列との間が計測されず、各要素の
測定値に偏りが発生する場合がある。これを解消したの
が、第4図の例である。
この他に、本発明の応用として任意の3次元配置が考え
られるが、原理は同じである。
第1図の送受信器を拡大して示したのが第5図であり、
セラミックスセンサ1を用いている。セラミックスセン
サではより周波数の高い音波が得られ、高分解能な計測
が可能である。
第6図の例は送信器17と受信器18を同一の座に設け
たものである。この場合、専用の送信、受信器が使用で
きるので、大出力の計測が可能で騒音レベルの高い場所
に通す。
第7図の例は第5図の送受信器17.18をダクト14
内のガス流体15内部に挿入したものである。この場合
、壁面での影響を受けにくいので、より精度の高い測定
が可能である。
〔発明の効果] 本発明によれば、ダクト内を流れるガス流体の流速およ
び温度を同時に測定することができ、特にダクト内のガ
ス流れ方向の複数断面について立体的な計測が行なわれ
るので、ダクト内のガスの速度ベクトルを正確に求める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明図、第2図〜第4図は本発
明における送受信器の配置図、第5図は送受信器の取付
部説明図、第6図〜第7図は本発明の送受信器の取付要
領図、第8図は従来技術の説明図、第9図は従来技術に
おける送受信器の配置図、第1O図は従来例における送
受信経路図、第11図は従来技術における装置の系統図
、第12図〜第16図は従来技術の説明図である。 第2図 第3図 】4:ダクト 】6:送受1用配線 】7:送信器 18:受m器 第1 送受信器 送信用スキャナ 送信用アンプ 信号発生器 受信用スキャナ 受1言用アンブ フィルタ コンピュータ ガス 第 図 1ら 第 図 第10 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ダクト内を流れるガス流体の流速および温度を測定する
    方法において、ダクトのガス流れ方向の複数断面内のダ
    クト壁に互いに対をなす多数の超音波送受信装置を配置
    し、上記各対をなす超音波送受信装置間で超音波伝送経
    路を構成し、各伝送経路の長さと各伝送経路の超音波の
    往路伝播時間および復路伝播時間を測定して各経路内の
    ガス流速およびガス温度を求め、これによりダクト内の
    ガス流体の流速および温度を測定する方法。
JP23168288A 1988-09-16 1988-09-16 ガス流体の流速および温度を測定する方法 Pending JPH0280922A (ja)

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