JPH0280907A - 摩擦送り機構 - Google Patents

摩擦送り機構

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JPH0280907A
JPH0280907A JP23167588A JP23167588A JPH0280907A JP H0280907 A JPH0280907 A JP H0280907A JP 23167588 A JP23167588 A JP 23167588A JP 23167588 A JP23167588 A JP 23167588A JP H0280907 A JPH0280907 A JP H0280907A
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JP
Japan
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drive shaft
friction roller
roller
friction
shaft
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Application number
JP23167588A
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English (en)
Inventor
Katsuhide Sawada
克秀 沢田
Yusofu Hojiyatsuto
ユソフ ホジャット
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0280907A publication Critical patent/JPH0280907A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H19/00Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion
    • F16H19/02Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion for interconverting rotary or oscillating motion and reciprocating motion
    • F16H19/025Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion for interconverting rotary or oscillating motion and reciprocating motion comprising a friction shaft

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、0擦ローラを用いた摩擦送り機構に関する。
例えば、測定機や工作m鍼などのテーブルあるいはヘッ
ドの送り機構として利用できる。
[従来の技術] 三次元測定機や工作機械などでは、ワークを載置するテ
ーブルや測定子あるいは工具を支持すイ)ヘッドを、送
りRWIによって相対移動させる棺或か採られている。
従来、この種の送り機構には、高精度な送りが要求され
るため、ボールねじなどの送りねじを用いて駆動軸の回
転運動を軸方向の往復運動に変換する方式が多用されて
いる。しかし、この方式は、駆動軸に形成するねじ形状
を高精度に仕上げなければならないので、製造コストが
高くなるという問題があった。
そこで、駆動軸の軸線に対して所定のリード角で傾斜す
る摩擦ローラを駆動軸の周面に押圧し、駆動軸の回転に
伴ってT!J擦ローラに生じる駆動軸の軸方向分力で送
り動作を行う摩擦送りR構が開発されている。例えば、
第8図または第9図に示すものが開発されている。
第8図に示すものは1.相対移動可能なベット(図示省
略)とテーブル2との一方、ここではベット側に駆動軸
3をテーブル2の移動方向に沿ってかつ回転可能に設け
るとともに、テーブル2側に支持部材4を介してローラ
保持部材5を支軸6を支点として回動可能に取付け、こ
のローラ保持部材5に前記駆動軸3の軸線に対して所定
のリード角で傾斜する摩擦ローラ7を回転可能に取付け
るとともに、テーブル2とローラ保持部材5との間に前
記摩擦ローラ7を駆動軸3の周面に押圧する引張コイル
はね8を設けた構成である。
また、第9図に示すものは、テーブル2に支持部材4A
、4Bを介して一対のローラ保持部材5A、5Bを前記
駆動軸3を挟んでかつそれぞれ支軸6A、6Bを支点と
して回動可能に取付け、この各ローラ保持部材5A、5
Bに前記駆動軸3の軸線に対して所定のリード角でかつ
互いに同一のリード角で傾斜する摩擦ローラ7A、7B
をそれぞれ回転可能に取付けるとともに、両ローラ保持
部材5A、5B間に両摩擦ローラ7A、7Bを駆動軸3
の周面に押圧する引張コイルばね8−を設けた構成であ
る。
[発明か解決しようとする課題] 第8図に示す構成では、駆動軸3の一方側から摩擦ロー
ラ7を引張コイルはね8によって押圧する構成であるた
め、その押圧力の反力がテーブル2に作用することにな
る。この反力は、テーブル2の案内機構に対して外乱と
なるので、高精度な位置決めを阻害する要因である。そ
のため、従来では、この反力を受けるために、テーブル
2の案内機構に高い剛性を持たせなければならないので
、機構が大型化するという問題があった。
また、第9図に示ず構成では、駆動軸3の両側からL対
の摩擦ローラ7A、7Bを引張=Iイルはね8−によっ
て押圧する構成であるため、それらの反力は互いに打消
され外部へ働かない利点かある。しかし、このようなt
[では、一対の摩擦ローラ7A、7Bを必要とすること
から機構か複雑化する。その上、駆動軸3の軸線に対す
る各摩擦ローラ7A、7Bのリード角を互いに一致させ
ることがきわめて困難である6両摩擦ローラ7A7Bの
リード角か僅かでもずれていると、リード誤差となって
駆動軸3に対して滑りか生じる結果、高精度な位置決め
が期待できないはかりでなく、耐久性にも問題がある。
ここに、本発明の目的は、このような従来の課題を解消
ずべくな、されたもので、複数の摩擦ローラを用いなく
てら反力の処理が必要なく、従って、小型かつ簡易な構
成で高精度な位置決めを達成できる摩擦送り機構を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 従来では、II擦ローラを引張コイルばねなどの機械的
付勢手段によって駆動軸に押FiEし、これによって押
圧力を得ていたことに起因して反力が生じることに着目
し、本発明では、駆動軸と摩擦ローラとの間に磁気回路
を構成し、この磁気回路の磁力を利用して押圧力を得る
ように構成したものである。
具体的には、相対移動可能な二部材の一方に磁性体から
なる駆動軸を相対移動方向に沿ってかつ回転可能に設け
るとともに、前記相対移動可能な二部材の他方に、周面
が前記駆動軸の周面に対して接触または僅かに離れて配
置された磁性体からなるr′J11!ローラを回転可能
にかつその回転軸線が駆動軸の軸線に対して所定のリー
ド角で傾斜するように配設し、前記駆動軸とR1擦ロー
ラとの間に磁気回路を構成した、ことを特徴とする。
[作 用] 駆動軸と摩擦ローラとの間に磁気回路が構成れているた
め、その磁気回路の磁力によって押圧力が得られる。こ
のことは、従来のように機械的付勢手段によって押圧力
を得るものでないため、反力の処理も必要ない、従って
、反力を受けるなめに案内a横に高い剛性を持たせなく
てもよく、また、複数の摩擦ローラを用いなくてもよい
ので、構成的には小型かつ簡易に構成することができる
しかも、複数の摩擦ローラを用いなくてもよいことは、
これらのリード誤差による滑りの問題もないので、高精
度な位置決めを達成することができる。
[実施例1 以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
鼠」」しl泗 第1実施例を第1図〜第4図に示す1本実施例では、テ
ーブル送り装置に適用した例で、第1図に示す如く、ベ
ツド11に対してテーブル21が第1図中左右方向へ往
復移動可能に設けられている。
これら相対移動する二部材の一方側、ここではベツド1
1側には、磁性体材料からなる駆動軸12が前記テーブ
ル21の往復移動方向に沿ってかつ回転可能に設けられ
ている。駆動軸12は、両端かベツド11に設けられた
ブラケット13(第1図中左端は図示省略)に回転可能
に支持され、かつ、一端に連結されたモータ14により
回転駆動される。
一方、テーブル21側には、取付プレート22を介して
2つの摩擦ローラユニット31A、31Bがそれぞれ取
付けられている。各摩擦ローラユニット31A、31B
は、第3図にも示す如く、前記取付プレート22に取付
けられたコ字形の補助鋼板32A、32Bと、この補助
鋼板32A。
32B内にコ字形のローラ保持枠33A、33Bを介し
て回転可能に支持された摩擦ローラ34A。
34Bと、この摩擦ローラ34A、34Bを挾んで設け
られ摩擦ローラ34A、34Bと駆動軸12との間に磁
気回路を構成する電磁石35A、35Bとから構成され
ている。
ここで、各摩擦ローラユニット31A、31Bは、第2
図に示す如く、それぞれの摩擦ローラ34A、34Bの
回転軸線が前記駆動軸12の軸線に対してそれぞれリー
ド角θ1.θ2 (θ1くθ2)をなすように傾斜して
取付けられている。つまり、補助鋼板32A、32Bが
それぞれ傾斜して取付けられている。
前記各補助鋼板32A、32Bは、全体が磁性体材料に
よってコ字形形状に形成されている。また、そのコ字形
形状の前記駆動軸12の外周面と対向する両側壁先端部
は、第4図に示す如く、前記駆動軸12の外周面に沿っ
て僅かな隙間を有する円弧状の凹部36に形成されてい
る。つまり、駆動軸12の外周面と対向する各補助鋼板
32A。
32Bの先端部面積を大きくし、磁束密度の増大をはか
っている。
前記摩擦ローラ34A、34Bは、磁性体材料によって
形成され、かつ、周面が前記駆動軸12の周面に対して
接触または僅かに離れた状態で両端の軸37が前記ロー
ラ保持枠33A、33Bにベアリング38を介して回転
可能に支持されている。
前記各電磁石35A、35Bは、前記各摩擦ローラ34
A、34Bの周囲、つまり各摩擦ローラ34A、34B
を保持したローラ保持枠33A33Bの周囲にコイルを
巻いて構成され、かつ、図示しないコントローラによっ
て通電が制御されている。
次に、本実施例の作用を説明する。
(微動送り) ベツド11に対してテーブル21を微動送りするには、
摩擦ローラユニット31Aの電磁石35Aに通電す・る
、すると、この電磁石35Aによって摩擦ローラ34A
、駆動軸12および補助鋼板32Aを含む磁気回路が構
成されるので、その磁気回路の磁力によって摩擦ローラ
34Aと駆動軸12とが互いに吸引された状態となる。
つまり、この吸引力によって押圧力が発生した状態とな
る。
従って、この状態において、モータ14により駆動軸1
2を回転させると、駆動軸12の回転に追従して摩擦ロ
ーラ34Aが回転するので、テーブル21はリード角θ
1に応じた送りピッチP1−πd tanθ1 (ただ
し、dは駆動軸12の直径)で移動される。つまり、ベ
ツド11に対してテーブル21を送りピッチP1で微動
送りさせることができる。
(高速送り) ベツド11に対してテーブル21を高速送りするには、
摩擦ローラユニット31Bの電磁石35Bに通電する。
すると、この電磁石35Bによって摩擦ローラ34B、
駆動軸12および補助鋼板32Bを含む磁気回路が構成
されるので、その磁気回路の磁力によって摩擦ローラ3
4Bと駆動軸12とが互いに吸引された状態となる。つ
まり、この吸引力によって押圧力が発生した状態となる
従って、この状態において、モータ14により駆動軸1
2を回転させると、駆動軸12の回転に追従して摩擦ロ
ーラ34Bが回転するので、テーブル21はリード角θ
2に応じた送りピッチP2=πd  tanθ2 (た
だし、dは駆動軸12の直径)で移動される。つまり、
ベツド11に対してテーブル21を送りピッチP2で高
速送りさせることができる。
(フローティング) 以上の送りに対して、両a擦ローラユニット3IA、3
1Bの電磁石35A、35Bに共に通電しない状態では
、両摩擦ローラ34A、34Bの押圧力は略0に近いた
め、テーブル21を手動で自由位置まで移動させること
ができる。
従って、本実施例によれば、駆動軸12と摩擦ローラ3
4A、34Bとの間に磁気回路を構成する電磁石35A
、35Bを設けたので、従来のように駆動軸の一方側か
ら摩擦ローラを押圧1、たときに生じる反力の処理が全
く必要がない、このことは、従来のようにその反力を受
けるために案内n構に高い剛性をもたせなくてらよく、
また、複数の摩擦ローラを用いなくて(lよいので、構
造的には小型かつ簡易に構成することができる、しかも
、+*擦ローラ34A、3/IBが機械的に変位しなく
てもよいので、この点からも構造を簡素化できる。さら
に、反力を処理するために複数の摩擦ローラを用いなく
てもよいことは、これらのリード誤差による滑りの問題
もないので、高精度な位置決めを達成することができる
また、駆動軸12の軸線に対して異なるリード角θ1.
θ2をなす2つの417−ラ34A 34Bを設け、各
摩擦ローラ34A、34Bの押圧力をそれぞれ電磁石3
5A、35Bによって得るようにしたので、電磁石35
Aに通電すれば摩擦ローラ34Aによって微動送りに、
また、電磁石35Bに通電すれば摩擦ローラ34Bによ
って高速送りにそれぞれ切換えることができる。しがも
、両型磁石35A、35Bに共に通電しない状態では、
各摩擦ローラ34A、34Bの押圧力が略Oの状態とな
るので、手動でテーブル21を自由位置まで移動させる
ことができる。従って、これらの切換えも電磁石35A
、35Bへの通電を制御するだけでよいので、きわめて
簡単である。
なお、上記実施例では、駆動軸12の軸線に対して異な
るリード角θ1.θ2の2つの摩擦ローラ34A、34
Bを設けたが、摩擦ローラの数は1個でもよい。また、
必要な送り速度の段数などに応じて適宜増やしてもよく
、さらに、それぞれに設定するリード角についても微動
送りや高速送りに限らず、適宜調節すればよい。
また、複数の摩擦ローラを設けた場合、これら摩擦ロー
ラの配置は、上記実施例のように駆動軸12に沿った配
列に限らず、適宜変更してもよい。
例えば、駆動軸12の両側に摩擦ローラを対向配置する
ようにしてもよい、また、対向する2位置に限らず、任
意の角度位置であってもよく、あるいは、駆動軸12の
所定位置のまわりに3個以上の摩擦ローラを周方向に沿
って配列してもよい。
さらに、軸方向の配列と周方向の配列とを組合わせても
よい0例えば、駆動軸12に沿って2個ずつの摩擦ロー
ラを周方向に3列とい−)たような配列を採用すれば、
コンパクトに加えて設計上の自由度を高めることかでき
る。
また、上記実施例では、電磁石35A、35Bによって
磁気回路を構成するようにしたが、その磁気回路の一部
に永久磁石を配置するようにしてもよい、さらに、摩擦
ローラが1個の場合には、永久磁石のみによって構成す
るようにしてもよい。
また、モータ14は、一定回転で駆動されるものに限ら
ず、回転数可変式のモータであって!、よい、このよう
にすれば、簡単な構造のまま一層幅広い送り速度変化を
得ることができる。
11里里贋 第2実施例を第5図〜第7図に示す2なお、これらの図
の説明に当たって、第1実施例と同一の構成要件につい
ては、同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施例では、前記第1実施例に対して、ベツド11側
に設けられた構成要件を同一する一方、テーブル21側
に設けられる摩擦ローラを1個とし、かつ、その摩擦ロ
ーラの回転軸線を駆動軸12の軸線に対して異なるリー
ド角に可変できるように構成したものである。
すなわち、第5図および第6図に示す如く、テーブル2
1側には、ブラケット41を介して磁性体材料からなる
保持部材42か取付けられている。
保持部材42の中心位置には、回動軸43が前記駆動軸
12の軸線に対して直角にかつ回転可能に設けられてい
る:回動軸43の下端には、コ字形形状の回動ブロック
45が一体的に設けられている。従って、回動ブロック
45も回動軸43とともに回転可能になっている。なお
、46は回動ブロック45の上面と保持部材42との間
に介装されたスラストベアリング、47は皿ばねである
皿ばね47は回動ブロック45の上端面を保持部材42
の下面から離れる方向へ付勢し、かつ、スラストベアリ
ング46は回動ブロック45の回動抵抗を軽減するため
のものである6回動ブロック45には、磁性体材料によ
って形成された摩擦ローラ48が図示しないベアリング
を介して回転可能に支持されている。
摩擦ローラ48は、その周面が前記駆動軸12の周面に
対して接触または僅か離れて配置され、かつ、その摩擦
ローラ48の回転軸線および前記駆動軸12の軸線に対
して直交する軸を中心に回動可能になっている。つまり
、回転軸43を中心として回動可能に構成されている。
また、保持部材42の下面両側には、前記駆動軸12と
摩擦ローラ48との間に磁気回路を構成する永久磁石5
1A、51Bがそれぞれ取付けられている。各永久磁石
51A、51Bの下端部は、第1実施例と同様に(第4
図のように)、前記駆動軸12の外周面に対して僅かな
隙間を有する円弧状の凹部に形成されている。
また、前記保持部材42の上面側には、前記回動軸43
を回動させる回動手段61と、前記回動軸43を複数の
回動角度位置でロックするロック手段71とがそれぞれ
設けられている。
回動手段61は、通電によって収縮する4本の形状記憶
ワイヤ62A〜62Dによって構成されている。形状記
憶ワイヤ62Aと62Dおよび62Bと62Cは、前記
回動軸43を挟んで対角的にかつ前記駆動軸12の軸線
と平行に配設されている。つまり、回動軸43の上端に
回動プレート63を介して設けられた前後4つのローラ
64に各形状記憶ワイヤ62A〜62Dが巻回され、そ
の各形状記憶ワイヤ62A〜62Dの両端が保持部材4
2の両端に設けられた係止部材65にそれぞれ連結され
ている。従って、回動軸43は、形状記憶ワイヤ62B
、62Cに通電すると第6図中反時計方向へ、形状記憶
ワイヤ62A、62Dに通電すると第6図中時計方向へ
それぞれ回動される。
ここでは、形状記憶ワイヤ62A、62Dへの通電によ
って回動軸43が第6図中時計方向へ回動され回動プレ
ート63がストッパ66Aに当接したとき、第7図(A
)に示す如く、摩擦ローラ48の回転軸線が駆動軸12
の軸線に対してリード角θ1になるように予め設定され
ている。また、形状記憶ワイヤ62B、62Cへの通電
によって回動軸43が第6図中反時計方向へ回動され回
動プレート63がストッパ66Bに当接したとき、第7
図(B)に示す如く、摩擦ローラ48の回転軸線が駆動
軸12の軸線に対してリード角θ2(θ1くθ2)にな
るように予め設定されているロック手段71は、前記回
動プレート63の両端部分と対応する保持部材42の上
面に形成された凹溝72と、この各凹部72に収納され
通電によって上下方向へ変位する圧電素子73とから構
成されている。従って、圧電素子73に通電すると、圧
電素子73が上下方向へ変位する。すると、回動プレー
ト63が上方へ押圧され、それにより回動ブロック43
の上端面と保持部材42の下面との摩擦が大きくなるの
で、回動軸43の回動が規制される。
次に、本実施例の作用を説明する。
常時は、永久磁石51A、51Bによって摩擦ローラ4
8、駆動軸12および保持部材42を含む磁気回路が構
成されているので、その磁気回路の磁力によって摩擦ロ
ーラ48と駆動軸12とが互いに吸引された状態となっ
ている。つまり、この吸引力によって押圧力が発生した
状態となっている。
(微動送り) ベツド11に対してテーブル21を微動送りするには、
形状記憶ワイヤ62A、62Dに通電する。すると、回
動軸43が第6図中時計方向へ回動され、回動プレート
63か°ストッパ66Aに当接した状態となる。この状
態では、第7図(A)に示す如く、摩擦ローラ48の回
転軸線が駆動軸12の軸線に対してリード角θ1で傾斜
した角度に設定される。
ここで、ロック手段71の圧電素子73に通電すると、
圧電素子73が上下方向へ変位して回動ブロック43の
上端面と保持部材42の下面との摩擦が大きくなるので
、回動軸43は設定された角度位置で回動が規制される
従って、この状態において、モータ14により駆動軸1
2を回転させると、駆動軸12の回転に追従して摩擦ロ
ーラ48が回転するので、テーブル2Iはリード角θ1
に応じた送りピッチP1=πd  tanθ1 (ただ
し、dは駆動軸12の直径)で移動される。つまり、ベ
ツド11に対し、てテーブル2Iを送りピッチP1で微
動送りさせることができる。
(高速送r)) ベツド11に対してテーブル21を高速送りするには、
形状記憶ワイヤ628.62Cに通電する。すると、回
動軸43か第6図中反時計方向へ回動され、回動プレー
ト63かストッパ66Bに当接した状態となる。この状
態では、第7図(B)に示す如く、摩擦ローラ48の回
転軸線が駆動軸12の軸線に対してリード角θ2で傾斜
した角度に設定される。
ここで、口・yり手段71の圧電素子73に通電すると
、圧電素子73が上下方向へ変位して回動ブロック43
の上端面と保持部材42の下面との11!J?l!が大
きくなるので、回動軸43は設定された角度位置で回動
が規制される。
従って、この状態において、モータ14により駆動軸1
2を回転させると、駆動軸12の回転に追従して摩擦ロ
ーラ48が回転するので、テーブル21はリード角θ2
に応じた送りピッチP1=πd tanθ2 (ただし
、dは駆動軸12の直径)で移動される。つまり、ベツ
ド11に対してテーブル21を送りピッチP2で高速送
りさせることができる。
従って、本実施例によれば、永久磁石51A。
51Bを利用して駆動軸12と摩擦ローラ48との間に
磁気回路を構成しているので、第1実施例と同様に、反
力を受けるために案内機構に高い剛性を持たせなくても
よく、また、複数の摩擦ローラを用いなくてもよいので
、構造的にも小型かつ簡易に構成できるとともに、高精
度な位置決めを達成することができる。
また、1個の摩擦ローラ48を、その回転軸線および駆
動軸12の軸線に対して直交する回動軸43を中心とし
て回動自在に設けるとともに、その回動軸43を回動さ
せる回動手段61を設けたので、回動手段61によって
回動軸43を回動させれば、摩擦ローラ48の回転軸線
か駆動軸12の軸線に対してなすリード角を変化させる
ことができるから、微動送りと高速送りとを容易に切換
えることができる。しかも、回動手段61を4つの形状
記憶ワイヤ62A〜62Dによって構成したので、構成
的にも小型化できる0例えば、モータを利用するのに比
べはるかに小型化できる。
また、回動軸43を所定角度位置でロックするロック手
段71を設けたので、設定したリード角θ1.θ2を正
確に維持させることができる。よって、正確な送りが達
成できる。しかも、ロック手段71も圧電素子73によ
って構成したので、この点からも小型化が期待できる。
つまり、シリンダによって構成する場合に比べはるかに
小型化できる。
なお、上記実施例では、永久磁石35A、35Bによっ
て磁気回路を構成するようにしたが、第1実施例のよう
に電磁石を利用してもよい。
また上記実施例では回動軸43を回動させる手段61を
4つの形状記憶ヤイヤ62A〜62Dによって構成した
が、これに限らず例えばモータなどでもよい。
また、上記実施例では、回動軸43の回動を規制するロ
ック手段71を圧電素子73によって構成したが、これ
に限らす例えばシリンダなどでもよい。
なお、本発明は、上記実施例で述べたテーブル送り装置
に限らず、例えば工作機械のコラムとヘッドなどでもよ
く、相対移動する二部材の送り機構一般に適用すること
かできる。
1−発明の効果] 以上の通り、本発明によれば、複数の摩擦ローラを用い
なくても反力の処理か必要なく、従って、小型かつ簡易
な構成で高精度な位置決めを達成できる摩擦送り機構を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の第1実線例を示すもので、第
1図は要部を示す正面図、第2図は駆動軸と1擦ローラ
との関係を示す平面図、第3図は摩擦ローラユニットを
示す断面図、第4図は補助鋼板を示す側面図である。 第5図〜第7図は本発明の第2実施例を示すもので、第
5図は要部の一部を切欠いた正面図、第6図はその平面
図、第7図(A>(B)は駆動軸と摩擦ローラとの関係
を示す平面図である。 第8図および第9図はそれぞれ従来例を示す斜視図であ
る。 11.21・・・ベツドおよびテーブル、(相対移動可
能な二部材) 12・・・駆動軸、 34A、34B・・・摩擦ローラ、 35A、35B・・・電磁石(磁気回路を構成する手段
)、 48・・・摩擦ローラ、 51A、51B・・・永久磁石(磁気回路を構成する手
段)。 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相対移動可能な二部材の一方に磁性体からなる駆
    動軸を相対移動方向に沿つてかつ回転可能に設けるとと
    もに、 前記相対移動可能な二部材の他方に、周面が前記駆動軸
    の周面に対して接触または僅かに離れて配置された磁性
    体からなる摩擦ローラを回転可能にかつその回転軸線が
    駆動軸の軸線に対して所定のリード角で傾斜するように
    配設し、 前記駆動軸と摩擦ローラとの間に磁気回路を構成した、 ことを特徴とする摩擦送り機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999061818A1 (en) * 1998-05-27 1999-12-02 Pbt (Ip) Limited Linear drive
US10501204B2 (en) 2015-11-02 2019-12-10 Samsung Electronics Co., Ltd. 3-axis adjustable small gimbal

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