JPH0665906B2 - 位置決め用リンク機構 - Google Patents

位置決め用リンク機構

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JPH0665906B2
JPH0665906B2 JP60155913A JP15591385A JPH0665906B2 JP H0665906 B2 JPH0665906 B2 JP H0665906B2 JP 60155913 A JP60155913 A JP 60155913A JP 15591385 A JP15591385 A JP 15591385A JP H0665906 B2 JPH0665906 B2 JP H0665906B2
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久明 平林
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、空間内の微細な回転運動を行う機構に係り、
半導体関連製品の加工、組立に必要とされる精密位置決
めに供される空間微調機構に関する。具体的には、例え
ば露光装置におけるウエハの位置決めを行う保持部に用
いられる機構に関する。
〔発明の背景〕
一体構造の微動機構の一例として、精密機械、48巻6
号(1982)「一体構造の縮小機構つき複合平行ば
ね」第49頁に記載されている。即ち第21図に示すよ
うに切り欠き23を設け、部材21と22に分ける。切
り欠き部の厚さを十分に薄くすると、部材21に対して
部材22は、第21図の如くX軸を中心に回転する。こ
れを組み合せた例が第22図である。切り欠き部を4ケ
所設けた、平行四辺形構造であり、矢印26または27
の如く、力を加えると部材24に対して部材25は第2
2図の破線の如く変形する。この時、切り欠き部は回転
対偶として働くので、部材25は、部材24に対する姿
勢を維持したままで変形する。また第22図のd4 2/l
の長さが無視できるとすれば、上記変形時の、両部材間
の距離は不変とみなせる。しかし、サブミクロンオーダ
の精度を本機能に要求するとd4 2/lは無視できず、並
進運動を妨げる誤差となる。ここでd4は矢印26また
は27の力によって、部材25が矢印方向に変形する変
形量を示し、lは部材の回転対偶間の距離すなわちリン
クの長さを表わす。
次に回転運動の微動機構の公知例としてコンピュータコ
ントロールドアセンブリ・サイエンティフィックアメリ
カン(Computer-controlled Assembly,Scientific Amer
ican)第238巻,第2号、第7頁(1978)があ
る。即ち第23図及び第24図に示すように部材26,
27,28,29と回転対偶R1〜R4で構成されてい
る。部材26,28の延長破線の交点が回転中心である
ことを利用して、部材26または28が部材29に対し
て回転すると、部材26は、上記の回転中心を中心とし
て回転する。しかし回転中心が上記の如く定まることか
らも明らかなように、微小たりとも回転すれば、回転中
心は移動する。つまり、本機構は近似的回転機構であ
る。しかし、サブミクロンオーダの精度を本機構に要求
すると、この回転中心の移動は無視できず、回転運動を
妨げる誤差となる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、精密な位置決めが要求されるワーク又
は加工或いは組立ての対象物を支持する位置決め用リン
ク機構に係り、リンクの回転中心がワーク等の作業平面
上でない場合に問題となるワークをある方向に位置決め
するとき他の方向に生じるずれを防止するため、ワーク
等の作業平面上の点を回転中心とした位置決め用リンク
機構を提供することにある。
また、本願発明の他の目的は、機構誤差がなく、高分解
能を実現することができ、製作が容易な小型の位置決め
用リンク機構を提供することにある。さらに、本願発明
の他の目的は、ワーク等を支持する機構の回転中心をワ
ーク等の作業平面上とした多自由度位置決めリンク機構
を提供することにある。
〔発明の概要〕
即ち、上記目的を達成するため本発明は第15図に示す
ように、リンクの回転中心(16)を精密な位置決めが
要求されるワーク又は加工或いは組立ての対象物の作業
平面の上に存在する任意の1点を回転中心とし、該作業
平面と同一平面上に存在する該回転中心と一致しない2
点を第1の点(7)及び第1の点と一致しない第2の点
(8)とし、該第1及び第2の点は、該回転中心を中心
とした同一円形軌跡上に存在し、該第1及び第2の点を
部材上に有する支持部材2と、該第1の点の近傍に一端
を第1の回転対偶(R10)により回転自在に連結され
た第1の部材(11)と、前記第1の部材(11)の中
間部に一端を第2の回転対偶(R9)により回転自在に
連結され、前記第1の点(7)と前記回転中心とを結ぶ
線分と平行かつ等長の第2の部材(10)と、前記第1
の部材(11)の他端に一端を第3の回転対偶(R8)
により回転自在に連結され、前記第1の点(7)と前記
回転中心とを結ぶ線分と平行かつ等長の第3の部材
(9)と、前記第1、2及び第3の部材と共に平行四辺
形リンクを構成するよう前記第2及び第3の部材の他端
がそれぞれ第4の回転対偶(R7)、第5の回転対偶
(R6)により回転自在に連結されたベース(15)
と、前記第2の点(8)の近傍に一端を第6の回転対偶
(R11)により回転自在に連結された第4の部材(1
2)と、前記第4の部材の中間部に一端を第7の回転対
偶(R12)により回転自在に連結され、前記第2の点
(8)と前記回転中心とを結ぶ線分と平行かつ等長の第
5の部材(13)と、前記第4の部材(12)の他端に
一端を第8の回転対偶(R13)により回転自在に連結
され、前記第2の点(8)と前記回転中心とを結ぶ線分
と平行かつ等長の第6の部材(14)と、前記第4、5
及び第6の部材と前記ベースとで平行四辺形リンクを構
成するよう前記第5及び第6の部材の他端をそれぞれ第
9の回転対偶(R14)、第10の回転対偶(R15)
により前記ベースに回転自在に連結したことを特徴と
し、ワーク等を支持する機構をその回転中心がワーク等
の作業平面上に位置するように構成した。
また、精密な位置決めを可能とするためリンク機構を構
成する回転対偶を部材と一体構造の円形又は楕円形のヒ
ンジとしてリンク機構全体を一体構造とした。
また、リンクの駆動はピエゾ素子を用い、各ヒンジ部に
センサを取付け、閉ループ制御するようにした。
さらに、多自由度の位置決め用であっても複雑な補完を
することなく行うことができるよう、ワーク等を支持す
るリンク機構の多軸の回転中心をワーク等の作業平面上
の一点に一致させるようにした。
〔発明の実施例〕
以下本発明について図に示す実施例にもとづいて説明す
る。
発明の背景の項で挙げた従来技術の嵌合機構を示した第
23図の機構が回転すると誤差を生じる原因を第20図
を用いて説明する。
部材27が部材27の先端30で回転するためには、部
材27の左下点(回転対偶R2)33及び部材27の右
下点(回転対偶R3)34がそれぞれ点線で示すように
回転中心30を中心とする円形跡道上を動くことが必要
である。しかし実際には点33及び34が実線の如く動
くため、回転するほど両者(実線と点線)の差が広が
り、誤差も広がる。
この誤差を無くすには、最も単純な方法は、第19図に
示される。つまり、部材27の先端30に回転対偶をつ
ければ、部材27の左下点33、右下点34は、点線の
ように動く。しかし、部材27の先端30は、回転の中
心であり、ここは、多くのツールを付加したり、加工又
は組立の対象物を保持することが必要となるため、対偶
を付加することは、実用上望ましくない。
そこで回転中心30に回転対偶を付加せずに、30を回
転中心とする機構を第15図に示す。
第15図において、支持部材2の先端4が回転中心16
を中心として回転するためには、支持部材2の左下点7
及び支持部材2の右下点8が、第20図の点線の如く動
くことが必要である。
第15図に示す、部材15と部材9と、部材10と部材
11とは平行四辺形をなす4つの部材と4つの回転対偶
で構成される機構(平行四辺形リンク機構)である。こ
のとき支持部材2の先端4と支持部材2の左下点7を結
ぶ線分を、部材9または部材10と同じ長さで、しかも
平行にする。さらに、部材15と部材13と部材12と
部材14とは平行四辺形をなす4つの部材と4つの回転
対偶で構成される機構(平行四辺形リンク機構)であ
る。支持部材2の先端4と支持部材2の右下点8を結ぶ
線分と部材13または部材14との関係も同様にする。
すると支持部材2は支持部材2の先端4を中心に回転す
る機構となる。なお、R6〜R15は部材間を回転でき
るように連結した回転対偶である。この機構と第16図
に示した機構とは、同じ様に支持部材2は、回転中心
(この点は部材15に対して固定された位置関係を有す
る。)16を中心に回転する。
第1図は第15図を円形にまとめたものである。符号
も、第15図の符号に対し′で示す。円筒部材2′と部
材15′が回転中心16′を中心として回転運動をする
機構である。第1図の場合は、外側の円形の輪2′(後
述するが、これは円筒の断面である)をベースとして、
部材15′が回転するのでその意味では後述する第18
図と原理的に同一である。9′〜15′は部材である。
R6′〜R15′は回転対偶である。よって駆動源が、
第1図の白抜きの矢印のように円筒部材2′から部材1
5′に対して力(または変位)を与えれば部材15′は
回転中心16を中心に回転する。
力を与える対象は部材15′に限らず、第1図に記述さ
れている、どの対偶でもよい。但しベースは除く。また
力の作用線は、回転中心16′を通過してはならない。
駆動源は、矢印の方向に微小の力を与えることが制御で
きればよい。本実施例では、白抜き矢印の位置、即ちベ
ース2′と部材15′の間に並進するピエゾ素子をベー
ス2′、部材15′にそれぞれ係合させて設ける。
第4図は第1図を加工図面として表わしたものである。
符号は、第1図と共通である。
材料は、弾性変形をし、繰り返し荷重(変形)に耐えら
れるものであれば良い。本実施例では、バネ材を用い
た。
また、第4図の中で、円筒部材2′以外は、1枚の円形
板(円筒部材2′の内側に位置する)から、グライン
ダ、放電加工、ワイヤソー等で容易に精度良く加工可能
である。このことは、本発明の特徴である。つまり、加
工が容易であり、比較的低価格で作ることもできるため
大量生産への可能性を持つ。
これにより、xy平面回転機構の1つであるz軸回りの
回転機構が可能となる。
次に部材15′に直結するyz平面回転機構を第2図に
もとづいて説明する。
第1図と第2図で共通に用いられている円筒部材2′と
部材15′は同一のものである。
また、第2図で示される符号の″は、第1図に示された
符号の′のものに対応し、同じような動作をするように
構成してある。
第2図では第1図を用いて説明した円筒部材(ベース)
2′と部材15′の関係が、部材15′と支持部材2″
の間において成立し、部材15′が第1図の円筒部材
2′に対応し、支持部材2″が第1図の部材15′に対
応する。ここでは、部材15′を動かないベースと考
え、白抜き矢印のように部材15′より支持部材2″に
力を加えると支持部材2″は、回転中心16″を中心に
回転する。
また第17図の如く変形しても、支持部材2は回転中心
16を中心として回転することに変わりない。
以上第15図,第16図,第17図で示した以外にも回
転中心16を中心に回転する機構が考えられる。例え
ば、前記のように平行四辺形をなす4つの部材と4つの
回転対偶で構成される機構(平行四辺形リンク機構)を
2組設ければ、第15図,第16図,第17図に示す様
に線対称にする必要はない。また、第15図で示す角度
∠748も必ずしも図で示した角度にする必要はない。
第17図は、部材15をベースとして部材12が回転中
心16を中心として回転運動を行ったが、次に、第18
図に示す如く第17図と同一機構で、部材12をベース
として、部材15を動かせば、同一の回転中心16を中
心として回転することができる。第5図に第2図に示す
ものを具体的な形で示した一例を示す。部材2′及び1
5′と2″の1部を除いて、同一の平板より加工される
ことも、第4図の場合と同じである。
次にzx平面運動を第3図及び第6図に示す。第3図に
示す支持部材2″は第2図に示す支持部材2″と同一で
ある。
また第3図に示す符号のは、第1図に示す符号′のも
のと同じ機能を持つ。第3図では支持部材2″が第1図
の円筒部材(ベース)2′、第2図の部材15′と同様
に動かないベースの役割をはたし、部材15が第1図
の部材15′、第2図の2″のように回転中心を中心と
して回転する部材の役割をはたす。即ち支持部材2″よ
り部材11に対して矢印の如く(または変位)を加え
ると、部材15は回転中心16を中心に回転する。
これら具体的な形状の一例を第6図に示す。第3図の回
転中心16(16″)は、y軸にしてある。
よって、直交する3個の回転軸はx,y,z軸であり、
同一点で交わり、第3図では16(16″)で示され
る。第3図では、この点には、回転対偶もなく、この点
からz軸方向には、何も回転対偶はない。このように構
成することによって、部材15上の16(16″)
付近に、微調すべき対象物を把持するツールを設置し、
対象物がこの16(16″)の点に位置するよう構成
すると、対象物を、直交する3軸方向の微調回転運動を
させることができる。例えば、本発明の位置決め用リン
ク機構を半導体製造工程で用いられる露光装置に適用す
る場合、部材15に把持ツールを設置し、把持対象物
としてウエハを把持させれば、ウエハは回転中心上16
に設置することができるので、ウエハ面を露光装置の焦
点位置に精度良く一致させることができる。例えばレー
ザ加工機等の光学装置の焦点を被加工物である対象物上
で走査する場合、走査したい線への位置合わせはZ軸を
中心として回転させれば傾きの補正をすることができ、
対象物の加工面が光軸に垂直に位置決めされていなけれ
ば、X軸又はY軸、もしくはその両軸を中心として回転
させれば位置決めすることができる。
また、z軸方向に何も回転対偶がないことから、この部
分に、対象物の相手を、置くことも可能である。第4図
乃至第6図に示す機構を立体的に示したものを第7図乃
至第9図に示す。x,y,z軸は同じ意味で用いてい
る。部材15′は円筒部材2′で示すベースに対して回
転中心(z軸)16′を中心としてZ軸まわりに回転す
る。支持部材2″は部材15′に対して16″を回転中
心としてX軸まわりに回転する。部材15は支持部材
2″をベースとして16を回転中心としてY軸まわり
に回転する。
以上の機構は、3軸直交回転機構であり、各3軸の駆動
源の設置場所は図中の白抜き矢印の位置に、係る力が得
られるように設ければよい。
しかし、駆動源にピエゾ素子を使用した場合もそうであ
るが、ピエゾに加える電圧とピエゾが変位する量とが、
必ずしも線形でなく、ドリフト、ヒステリシス等を生じ
るので、位置のフィードバックをかけることによって、
より位置制御の性能を高めることができる。
ここでの位置フィードバックに必要な位置を検出する検
出器は、微小量を検出することが必要なため、歪ゲージ
等に限られる。歪ゲージ18を貼付けるためには、表面
が平坦であることが必要である。その時は、回転対偶と
しては第4図まで示した両側からの切欠き構造より第1
0図及び第11図のように片側からの切欠きである方
が、片面が平面となり望ましい。
また、切欠部が長くなる第12図及び第13図のような
時は、最も多く歪が出る所に歪ゲージ18を貼付けるこ
とが必要となる。
これ迄は、回転機構について述べたが、並進機構も付加
した方が有用な場合があるので、1実施例を第14図に
示す。即ち部材301をベースとし、矢印の如く力(ま
たは変位)を加えると部材307は、ベース301に対
して並進運動を行う。このとき部材302と部材303
は平行で長さは等しい。また部材304と部材305は
平行で長さが等しいものとする。これは一軸の並進機構
であるが、これを回転機構での所で詳述したように、組
合せると、直交する3軸の並進機構ができる。R301
〜R308は回転できるように支持された回転対偶であ
る。
前記実施例によれば、各要素の製作において、単純な円
形及びスリット形状の組合せで構成しているため、放電
加工、研磨、ワイヤソー等で加工が容易にでき、製造し
やすい構造が得られる。また各要素の歪部に歪ゲージ等
の変位検出手段(変位計ないしは力計としての機能を持
つ手段)を貼付けることによって、高精度に変位を検出
することができるので、この検出信号をフィードバック
制御することが可能となり、ピエゾ等の微小駆動要素の
制御系を閉ループに構成でき、高精度の位置制御を実現
させることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、原理的に誤差のな
い(近似でない)回転微動の基本要素を小形に作ること
ができるので、この基本要素を応用し、組み合わせるこ
とによって全体として小形、高分解能の位置決め用リン
ク機構が簡単な製作により実現できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るx−y平面の空間微調機構の一実
施例を示した平面図、第2図はy−z平面の空間微調機
構を主に示す第1図のy−z平面断面図、第3図はz−
x平面の空間微調機構を主に示す第1図のz−x平面断
面図、第4図は第1図に示す実施例を具体化して示した
平面図、第5図は第4図のII−II矢視断面図、第6図は
第4図のIII−III矢視断面図、第7図は第4図乃至第6
図に示す実施例の全体を示す外観斜視図、第8図は第5
図に示すy−z平面微調機構を示す斜視図、第9図は第
6図に示すz−xの平面微調機構を示す斜視図、第10
図及び第11図は歪ゲージを貼付けた一実施例を示した
図、第12図及び第13図は歪ゲージを貼付けた他の一
実施例を示した図、第14図は本発明に係る空間微調機
構の他の一実施例である並進機構を示した図、第15
図,第16図,第17図及び第18図は本発明に係る空
間微調機構の原理を示した図、第19図は本発明を説明
するための回転機構を示す図、第20図は従来の近似回
転機構の問題点を説明するための図、第21図,第22
図及び第23図は各々従来の近似回転機構を説明するた
めの図、第24図は第23図に示す近似回転機構を回転
動作させた状態を示す図である。 2,2″…支持部材、2′…円筒部材 9,9′,9″,9…部材、 10,10′,10″,10…部材、 11,11′,11″,11…部材、 12,12′,12″,12…部材、 13,13′,13″,13…部材、 14,14′,14″,14…部材、 15,15′,15″,15…部材、 R6,R6′,R6″,R6,R7,R7′,R
7″,R7,R8,R8′,R8″,R8,R9,
R9′,R9″,R9,R10,R10′,R1
0″,R10,R11,R11′,R11″,R11
,R12,R12′,R12″,R12,R13,
R13′,R13″,R13,R14,R14′,R
14″,R14,R15,R15′,R15″,R1
5…回転対偶。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増井 知幸 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (56)参考文献 特公 昭53−19147(JP,B2)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワーク又は加工或いは組立ての対象物の作
    業平面の上に存在する任意の1点を回転中心とし、該作
    業平面と同一平面上に存在する該回転中心と一致しない
    2点を第1の点(7)及び第1の点と一致しない第2の
    点(8)とし、該第1及び第2の点は、該回転中心を中
    心とした同一円形軌跡上に存在し、 該第1及び第2の点を部材上に有する支持部材2と、 該第1の点の近傍に一端を第1の回転対偶(R10)に
    より回転自在に連結された第1の部材(11)と、 前記第1の部材(11)の中間部に一端を第2の回転対
    偶(R9)により回転自在に連結され、前記第1の点
    (7)と前記回転中心とを結ぶ線分と平行かつ等長の第
    2の部材(10)と、 前記第1の部材(11)の他端に一端を第3の回転対偶
    (R8)により回転自在に連結され、前記第1の点
    (7)と前記回転中心とを結ぶ線分と平行かつ等長の第
    3の部材(9)と、 前記第1、2及び第3の部材と共に平行四辺形リンクを
    構成するよう前記第2及び第3の部材の他端がそれぞれ
    第4の回転対偶(R7)、第5の回転対偶(R6)によ
    り回転自在に連結されたベース(15)と、 前記第2の点(8)の近傍に一端を第6の回転対偶(R
    11)により回転自在に連結された第4の部材(12)
    と、 前記第4の部材の中間部に一端を第7の回転対偶(R1
    2)により回転自在に連結され、前記第2の点(8)と
    前記回転中心とを結ぶ線分と平行かつ等長の第5の部材
    (13)と、 前記第4の部材(12)の他端に一端を第8の回転対偶
    (R13)により回転自在に連結され、前記第2の点
    (8)と前記回転中心とを結ぶ線分と平行かつ等長の第
    6の部材(14)と、 前記第4、5及び第6の部材と前記ベースとで平行四辺
    形リンクを構成するよう前記第5及び第6の部材の他端
    をそれぞれ第9の回転対偶(R14)、第10の回転対
    偶(R15)により前記ベースに回転自在に連結したこ
    とを特徴とする位置決め用リンク機構。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の位置決め用リ
    ンク機構において、前記第1から第10の回転対偶が円
    弧形又は楕円形の一体構造のヒンジで構成され、これに
    よりリンク機構全体を一体構造としたことを特徴とする
    位置決め用リンク機構。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載の位置決め用リ
    ンク機構は、前記2個の平行四辺形リンク機構の運動面
    は互いに平行であり、前記2個の平行四辺形リンクを構
    成するリンク機構と同一構造のリンク機構を、その運動
    面がそれぞれ直交し、それぞれの回転中心が一点で一致
    するように3個設けて空間内で3自由度を得るようにし
    たことを特徴とする特徴とする位置決め用リンク機構。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項記載の位置決め用リ
    ンク機構において、前記ベースと少なくとも前記第1か
    ら第6の部材の何れかの部材との間に設けられたピエゾ
    素子と、前記各部材の回転角の微小変位を変位又は力と
    して検出するセンサと、該センサからの変位信号をフィ
    ードバックして閉ループ系を構成した制御手段とからな
    る駆動手段を有することを特徴とする位置決め用リンク
    機構。
JP60155913A 1985-07-17 1985-07-17 位置決め用リンク機構 Expired - Lifetime JPH0665906B2 (ja)

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JP60155913A JPH0665906B2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17 位置決め用リンク機構

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