JPH028088Y2 - - Google Patents
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- JPH028088Y2 JPH028088Y2 JP1985145776U JP14577685U JPH028088Y2 JP H028088 Y2 JPH028088 Y2 JP H028088Y2 JP 1985145776 U JP1985145776 U JP 1985145776U JP 14577685 U JP14577685 U JP 14577685U JP H028088 Y2 JPH028088 Y2 JP H028088Y2
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- leg
- locking
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- 101100008048 Caenorhabditis elegans cut-4 gene Proteins 0.000 description 3
- 101100008049 Caenorhabditis elegans cut-5 gene Proteins 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、パネルを重ね合せに接合したり、或
はパネルに部品類を留め付けたりする場合、例え
ば自動車のボデイに部品類を留めたり家電製品の
本体に部品を留め付けたりする場合に使用される
プラスチツクを材料に成形される留め具に関する
ものである。
はパネルに部品類を留め付けたりする場合、例え
ば自動車のボデイに部品類を留めたり家電製品の
本体に部品を留め付けたりする場合に使用される
プラスチツクを材料に成形される留め具に関する
ものである。
[従来の技術]
頭部と、頭部の下面から垂下する脚部と、脚部
の周面に長さ方向に沿つて段設される係止爪とを
有してなるプラスチツク製の留め具は例えば特開
昭54−150550号公報、実開昭57−58117号公報等
によつて公知である。
の周面に長さ方向に沿つて段設される係止爪とを
有してなるプラスチツク製の留め具は例えば特開
昭54−150550号公報、実開昭57−58117号公報等
によつて公知である。
この脚部に係止爪を段設してなる留め具はその
形状から「ツリー形留め具」と称せられている
が、この留め具は複数の係止爪によつて係止位置
が特定されず、広い範囲で留め付けられるため例
えば留め付けるパネルの枚数が変つて全体の厚み
が変化するような場合、或はパネル自体の板厚が
変つたような場合でもこれに対応できる利点があ
り、また留め付けに当つてはパネルに貫通状に穿
つ穴に単に脚部を押入れるだけで留められるため
広く利用されている。
形状から「ツリー形留め具」と称せられている
が、この留め具は複数の係止爪によつて係止位置
が特定されず、広い範囲で留め付けられるため例
えば留め付けるパネルの枚数が変つて全体の厚み
が変化するような場合、或はパネル自体の板厚が
変つたような場合でもこれに対応できる利点があ
り、また留め付けに当つてはパネルに貫通状に穿
つ穴に単に脚部を押入れるだけで留められるため
広く利用されている。
このツリー形留め具は上述の様に取扱いが容易
であるが、多数の係止爪を有し、留め付け時には
脚部の挿入と共にこの全ての係止爪を撓ませなが
ら穴に押し入れなければならないことから、作業
の面からみたときは挿入力を小さくする必要があ
るが、反面このように挿入力を小さくすると留め
付け力、即ち抜去力が落ちてしまう問題がある。
であるが、多数の係止爪を有し、留め付け時には
脚部の挿入と共にこの全ての係止爪を撓ませなが
ら穴に押し入れなければならないことから、作業
の面からみたときは挿入力を小さくする必要があ
るが、反面このように挿入力を小さくすると留め
付け力、即ち抜去力が落ちてしまう問題がある。
また、前述従来のツリー形留め具は一般に係止
爪の撓み方向が特定されることから、安定した留
め付けを得るためには挿入する穴が真円形である
ことが要請され、角穴であつたり楕円形穴であつ
たりすると充分な係止状態が得られず使用不能に
なる場合があつた。
爪の撓み方向が特定されることから、安定した留
め付けを得るためには挿入する穴が真円形である
ことが要請され、角穴であつたり楕円形穴であつ
たりすると充分な係止状態が得られず使用不能に
なる場合があつた。
[考案が解決しようとする問題点]
本考案は、上述従来の欠陥に鑑みこれを解消す
べく考案されたもので、その一つは係止爪を段設
する脚部を外方のいずれの方向からの圧迫に対し
ても縮径できるようにして係止爪の撓みを補助
し、これによつて挿入力を小さくすることができ
るようにする一方、個々の係止爪自体の係止強度
を高めて留め付け力を増大させ、また全周方向に
一様に係止爪を派生させて真円形の穴は勿論のこ
と角形、長円形、楕円形等の穴にも係入留め付け
られるようにしたプラスチツク製の留め具を提供
することにある。
べく考案されたもので、その一つは係止爪を段設
する脚部を外方のいずれの方向からの圧迫に対し
ても縮径できるようにして係止爪の撓みを補助
し、これによつて挿入力を小さくすることができ
るようにする一方、個々の係止爪自体の係止強度
を高めて留め付け力を増大させ、また全周方向に
一様に係止爪を派生させて真円形の穴は勿論のこ
と角形、長円形、楕円形等の穴にも係入留め付け
られるようにしたプラスチツク製の留め具を提供
することにある。
[問題点を解決するための手段]
即ち、本考案は、頭部と、頭部の下面から垂設
される脚部と、脚部の周面から長さ方向に沿つて
間隔をおいて段設される複数の鍔形係止爪を有
し、パネルに開設する穴に上記係止爪を撓めなが
ら脚部を押入れることによつて係止されるように
してなるプラスチツク製の留め具において、 上記脚部は柱状軸体に、また係止爪は円形状の
鍔形に形成する一方、脚部にはその長さ方向に沿
つて縦の2条の切割を開設してなることを特徴と
した留め具を提供することにある。
される脚部と、脚部の周面から長さ方向に沿つて
間隔をおいて段設される複数の鍔形係止爪を有
し、パネルに開設する穴に上記係止爪を撓めなが
ら脚部を押入れることによつて係止されるように
してなるプラスチツク製の留め具において、 上記脚部は柱状軸体に、また係止爪は円形状の
鍔形に形成する一方、脚部にはその長さ方向に沿
つて縦の2条の切割を開設してなることを特徴と
した留め具を提供することにある。
上記縦の2条の切割は軸心線で交錯し、その一
方の切割は脚部周面に設けられる鍔形係止爪を分
断して外に開放させ、他の一条はこの鍔形係止爪
を分断せず、脚部のみに形成して隣接する分割脚
部分を係止爪で連結するものとする。
方の切割は脚部周面に設けられる鍔形係止爪を分
断して外に開放させ、他の一条はこの鍔形係止爪
を分断せず、脚部のみに形成して隣接する分割脚
部分を係止爪で連結するものとする。
本考案留め具は脚部に交錯する2条の切割を形
成することにより脚部自体の縮径を全周方向から
等しく可能にし、周面の係止爪の縮径方向の変形
を助けて挿入性を良くする一方、係止時には切割
に影響されることなく必要な強度を保持するとこ
ろに特徴がある。
成することにより脚部自体の縮径を全周方向から
等しく可能にし、周面の係止爪の縮径方向の変形
を助けて挿入性を良くする一方、係止時には切割
に影響されることなく必要な強度を保持するとこ
ろに特徴がある。
[作用]
上記本考案の留め具は例えば2枚のパネルを留
め付ける場合、このパネルに貫通状に開設する穴
に脚部を挿し入れ、頭部を押付けて脚部全体を押
込み使用するもので、穴の直径より大径に形成し
た円形の鍔形係止爪は脚部先端側のものから変形
して入り込み、穴の内壁面に圧接し、また穴を通
過して縁に係合し、パネル同志を留め付けること
になる。
め付ける場合、このパネルに貫通状に開設する穴
に脚部を挿し入れ、頭部を押付けて脚部全体を押
込み使用するもので、穴の直径より大径に形成し
た円形の鍔形係止爪は脚部先端側のものから変形
して入り込み、穴の内壁面に圧接し、また穴を通
過して縁に係合し、パネル同志を留め付けること
になる。
この脚部の挿入に当つて脚部自体は係止爪が穴
の内壁面で押戻されるのを受けて切割によつて開
かれた空間を利用して内方に撓み縮径して係止爪
の侵入を助け、また挿入完了後は素材の復元力を
係止爪に作用させ強い係止力を与えることにな
る。
の内壁面で押戻されるのを受けて切割によつて開
かれた空間を利用して内方に撓み縮径して係止爪
の侵入を助け、また挿入完了後は素材の復元力を
係止爪に作用させ強い係止力を与えることにな
る。
そして、上記脚部の縮径は複数の切割りによつ
て全周に亘り可能であり、内方に撓んだ部分につ
いて復元力を生じ、当該部分の係止爪を内側から
押出し挿入後の係止力を高めることになる。
て全周に亘り可能であり、内方に撓んだ部分につ
いて復元力を生じ、当該部分の係止爪を内側から
押出し挿入後の係止力を高めることになる。
次に、本考案を図示する実施例につき、更に詳
述することにする。
述することにする。
[実施例]
図面第1図は本考案に係る留め具の正面図、第
2図は側面図、第3図は底面図で、符合1は傘形
に広がる円形の頭部、2はこの頭部の下面中央部
から垂設した脚部、3は脚部の周面に長さ方向に
沿つて段設した円形状の鍔形をなす係止爪であ
る。
2図は側面図、第3図は底面図で、符合1は傘形
に広がる円形の頭部、2はこの頭部の下面中央部
から垂設した脚部、3は脚部の周面に長さ方向に
沿つて段設した円形状の鍔形をなす係止爪であ
る。
脚部2はこの実施例では円柱状の軸体にして先
端を倒円錐形に形成してあり、この軸体の周面に
円形の鍔形係止爪3を設けている。
端を倒円錐形に形成してあり、この軸体の周面に
円形の鍔形係止爪3を設けている。
上記係止爪3は脚部2の長さ方向に沿つて等間
隔で段設され、その夫々は倒傘形にして断面が鋸
歯状に連続するようにしてある。
隔で段設され、その夫々は倒傘形にして断面が鋸
歯状に連続するようにしてある。
図中、4は脚部2の基端部から先端近くに亘る
長さ方向に沿つて縦に切割つた一方の切割であ
り、5はこの切割に交錯するように基端部から先
端に抜けるように設けたもう一つの切割である。
長さ方向に沿つて縦に切割つた一方の切割であ
り、5はこの切割に交錯するように基端部から先
端に抜けるように設けたもう一つの切割である。
上記切割4、即ち第1の切割は脚部の軸心を通
して周面の2方向に開口するように形成し、且つ
この周面を取りまく係止爪3をも切欠いて横に貫
通するものとしており、他方の切割5、即ち第2
の切割は軸心を通ることによつて第1の切割4に
交錯すると共に脚部の全長に亘つて形成してあ
る。
して周面の2方向に開口するように形成し、且つ
この周面を取りまく係止爪3をも切欠いて横に貫
通するものとしており、他方の切割5、即ち第2
の切割は軸心を通ることによつて第1の切割4に
交錯すると共に脚部の全長に亘つて形成してあ
る。
この第2の切割5は脚部にのみ設けられ、この
切割に臨む係止爪3は円周方向に連続し、この切
割によつて分割された脚部の軸部分を相互に連結
する。
切割に臨む係止爪3は円周方向に連続し、この切
割によつて分割された脚部の軸部分を相互に連結
する。
本考案留め具は上述した構成に係り、全体は図
示する姿のまゝ例えばナイロン樹脂の如く適度の
弾性と剛性を有した熱可塑性のプラスチツクを材
料にして一体的に成形される。
示する姿のまゝ例えばナイロン樹脂の如く適度の
弾性と剛性を有した熱可塑性のプラスチツクを材
料にして一体的に成形される。
そして、この留め具は例えば図示するように2
枚のパネル7,8を留め付ける場合にはこれに貫
通状に穿つ装着のための穴9,10に一面側から
臨ませ、脚部2の先端を突き入れたのち、頭部1
を指等で押圧して頭部の下面がパネル7の一面に
当接するまで押入れてやることによつて留め付け
られる。
枚のパネル7,8を留め付ける場合にはこれに貫
通状に穿つ装着のための穴9,10に一面側から
臨ませ、脚部2の先端を突き入れたのち、頭部1
を指等で押圧して頭部の下面がパネル7の一面に
当接するまで押入れてやることによつて留め付け
られる。
この様にして脚部が頭部1の押し込みによつて
穴9,10に押入れられると、この穴の直径より
大きく形成された係止爪3は一旦抵抗となるが、
更に頭部が押圧されると爪の先端縁が変形するの
に併せて切割4,5によつて分割された脚部の4
つの部分がそれぞれ切割による空間を利用して内
方に撓み込み、脚部の直径を実質的に縮径させ穴
内部に侵入することになり、先端部のものからパ
ネルの反対側に抜出すことになる。
穴9,10に押入れられると、この穴の直径より
大きく形成された係止爪3は一旦抵抗となるが、
更に頭部が押圧されると爪の先端縁が変形するの
に併せて切割4,5によつて分割された脚部の4
つの部分がそれぞれ切割による空間を利用して内
方に撓み込み、脚部の直径を実質的に縮径させ穴
内部に侵入することになり、先端部のものからパ
ネルの反対側に抜出すことになる。
第4図はこの状態を示したもので、頭部1のパ
ネル7への当接と同時に、脚部の基端部に近い係
止爪3は変形した状態のまゝ穴9,10の内壁面
に圧接し、穴10を抜けた係止爪3は素材の復元
力で原形に戻り穴の縁に係止することになる。
ネル7への当接と同時に、脚部の基端部に近い係
止爪3は変形した状態のまゝ穴9,10の内壁面
に圧接し、穴10を抜けた係止爪3は素材の復元
力で原形に戻り穴の縁に係止することになる。
この場合、穴の内壁面に圧接する係止爪は然程
大きな係止力をもたないが、穴10を抜けてパネ
ルの反対側で原形に戻り穴の縁に係止した係止爪
3は頭部1と対向して強い係止力を発揮するもの
となる。そして、このとき縦の切割4,5は穴の
縁に係止した係止爪3の係止力を弱めることがな
い。
大きな係止力をもたないが、穴10を抜けてパネ
ルの反対側で原形に戻り穴の縁に係止した係止爪
3は頭部1と対向して強い係止力を発揮するもの
となる。そして、このとき縦の切割4,5は穴の
縁に係止した係止爪3の係止力を弱めることがな
い。
尚、穴9,10への押し入れに当つて脚端がこ
の穴径より大である場合にはこの脚端は第2の切
割5による空隙によつて縮径ができることから挿
入の妨げとなることはない。
の穴径より大である場合にはこの脚端は第2の切
割5による空隙によつて縮径ができることから挿
入の妨げとなることはない。
ところで、実施例では脚部に対して2条の切割
を設けたが、脚部の直径,長さ等に併せて切割を
増加させることを妨げるものではない。
を設けたが、脚部の直径,長さ等に併せて切割を
増加させることを妨げるものではない。
[考案の効果]
以上説明の様に、本考案留め具は脚部に縦に設
ける2条の切割によつて脚部自体を縮径させて係
止爪の縮径方向の変形を助けるため挿入性が高め
られる一方、穴に対する押入れ完了後は係止爪が
張出し頭部と対向してパネルを挟み付ける如く係
止し、係止爪には縮径方向の負荷が作用しないた
め上記切割が係止力に不利に作用せず、従つて強
い留め付けを保証することができる。
ける2条の切割によつて脚部自体を縮径させて係
止爪の縮径方向の変形を助けるため挿入性が高め
られる一方、穴に対する押入れ完了後は係止爪が
張出し頭部と対向してパネルを挟み付ける如く係
止し、係止爪には縮径方向の負荷が作用しないた
め上記切割が係止力に不利に作用せず、従つて強
い留め付けを保証することができる。
また、このことから係止爪の肉厚を高めるなど
して強度を高めることが可能であり、一層係止力
の強い留め具を提供することができる。
して強度を高めることが可能であり、一層係止力
の強い留め具を提供することができる。
また一方、本考案留め具は切割の形成によつて
4つに分割され脆弱化される脚部をその周面に設
けられる複数の鍔形の係止爪によつて4分割され
た2本づつを連結し、縮径可能な状態において必
要な強度を得るものであつて、ことに押入時の腰
折れ、係止時の破断、縮径等を有効に回避できる
効果がある。
4つに分割され脆弱化される脚部をその周面に設
けられる複数の鍔形の係止爪によつて4分割され
た2本づつを連結し、縮径可能な状態において必
要な強度を得るものであつて、ことに押入時の腰
折れ、係止時の破断、縮径等を有効に回避できる
効果がある。
更に、本考案留め具は挿入性を良好ならしめな
がら充分な係止力を保証する一方、脚部周面に設
ける係止爪が脚部の撓みによつて全周方向に対し
て略均一に縮径変形することができ、またこの逆
に全周方向に均しい係止力を持つことから従来こ
の種留め具と同様にパネルの穴が真円形である場
合の外、角形である場合にも、また長方形,楕円
形である場合にもその穴の縁の一部が係止爪に係
合する直径である場合には留め付けの機能を発揮
できる利点がある。
がら充分な係止力を保証する一方、脚部周面に設
ける係止爪が脚部の撓みによつて全周方向に対し
て略均一に縮径変形することができ、またこの逆
に全周方向に均しい係止力を持つことから従来こ
の種留め具と同様にパネルの穴が真円形である場
合の外、角形である場合にも、また長方形,楕円
形である場合にもその穴の縁の一部が係止爪に係
合する直径である場合には留め付けの機能を発揮
できる利点がある。
この場合、係止爪が円形であることによつて無
方向性となり安定した係合を保証することができ
ることは言うまでもない。
方向性となり安定した係合を保証することができ
ることは言うまでもない。
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1
図は正面図、第2図は側面図、第3図は底面図、
第4図は2枚のパネルを留め付けた使用状態を示
す片半を断面とした正面図、第5図は中央縦断側
面図である。 1……頭部、2……脚部、3……係止爪、4,
5……切割。
図は正面図、第2図は側面図、第3図は底面図、
第4図は2枚のパネルを留め付けた使用状態を示
す片半を断面とした正面図、第5図は中央縦断側
面図である。 1……頭部、2……脚部、3……係止爪、4,
5……切割。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 頭部と、頭部の下面から垂設される脚部と、
脚部の周囲から長さ方向に沿つて間隔をおいて
段設される複数の鍔形の係止爪とを有し、パネ
ルに開設する穴に上記係止爪を撓めながら脚部
を押入れることにより係止されるようにしてな
るプラスチツク製の留め具において、 上記脚部は柱状軸体に、また係止爪は円形状
の鍔形にする一方、脚部には軸心線上で交錯す
る2条の切割を長さ方向に沿つて形成し、該切
割の少なくとも一方は脚部周面に段設される上
記係止爪を切断しないものであることを特徴と
したプラスチツク製の留め具。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載のプラ
スチツク製留め具において、2条の切割は脚部
の軸体部分においてその軸心線上で直交すると
共に、一方の切割のみを脚端に開口させたこと
を特徴とするプラスチツク製の留め具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985145776U JPH028088Y2 (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985145776U JPH028088Y2 (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6255713U JPS6255713U (ja) | 1987-04-07 |
JPH028088Y2 true JPH028088Y2 (ja) | 1990-02-27 |
Family
ID=31057624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985145776U Expired JPH028088Y2 (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH028088Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5128237B2 (ja) * | 2007-10-30 | 2013-01-23 | 株式会社立売堀製作所 | 消防設備格納箱のフレーム取付構造 |
JP5378810B2 (ja) * | 2009-01-19 | 2013-12-25 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱 |
JP7223383B1 (ja) * | 2022-03-30 | 2023-02-16 | ヒロホー株式会社 | 抜型用反発材とそれが用いられる抜型 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57101117A (en) * | 1980-10-25 | 1982-06-23 | Raymond A | Plastic locking equipment |
JPS6053208A (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-26 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | フアスナ |
-
1985
- 1985-09-26 JP JP1985145776U patent/JPH028088Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57101117A (en) * | 1980-10-25 | 1982-06-23 | Raymond A | Plastic locking equipment |
JPS6053208A (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-26 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | フアスナ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6255713U (ja) | 1987-04-07 |
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