JPH02804A - カラーフィルター用多色パターンの形成方法 - Google Patents

カラーフィルター用多色パターンの形成方法

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JPH02804A
JPH02804A JP63317398A JP31739888A JPH02804A JP H02804 A JPH02804 A JP H02804A JP 63317398 A JP63317398 A JP 63317398A JP 31739888 A JP31739888 A JP 31739888A JP H02804 A JPH02804 A JP H02804A
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pattern
pigment
photosensitive
group
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JP63317398A
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Inventor
Kesanao Kobayashi
小林 袈裟直
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、カラーフィルター用多色パターンの形成方法
に関するものであり、特に顔料含有感光性組成物の溶液
を用いて、−色づ一逐次パターンを形成する多色パター
ンの形成方法に関するものである。
(従来の技術) 固体撮像素子や液晶テレビ等に用いられるカラーフィル
ターは、感光性組成物を用いてパターンを形成し、これ
を染色する行程を繰り返して同一平面上に一色づ\逐次
パターンを形成している。
この方法では、2色目以降のパターンは、既にパターン
形成された段差を有する基板上に感光液を塗布して形成
されるため、均一な塗膜を得ることが困難であった。
これに対して、本件発明者らは、染色の代りに顔料含有
感光性組成物の溶液を用いた技術を開発し特許出願して
いる(特願昭62−34099号)が、この方法では、
塗膜の不均一性が特に顕著であって、2色以降の溶液を
塗布する場合、すでに形成されているパターンとの間に
隙間が生じたり、また該パターンとの接触部分に凹凸が
生じること、また、既に形成されているパターンから離
れた領域で膜厚に差を生じ易いことが判明した。
更に、これらの現像は、顔料を含有した懸濁塗布液を用
いるとより一層強く現れることも判明した。
これらの現像が生じると最終製品において色濃度ムラと
なり、実用上大きな欠陥となっている。
一方、特開昭58−105143号公報には、0−キノ
ンジアジド系ポジ型感光性組成物にフッ素系界面活性剤
を添加する方法が開示されている。
また特開昭59−155836号公報には、有機高分子
系ホトレジストにオルガノポリシロキサンポリマーまた
はフッ素系界面活性剤を添加することが開示されている
。両者はいづれもスピンコーターで塗布した場合に発生
する放射状の筋むら、いわゆるストライエーションを防
止することを目的とし、該界面活性剤の添加を教示して
いるが、既にパターン形成されている段差のある基板上
に塗布する条件については、゛全く記載が無く、第1の
パターンとの接触面に凹凸が生じたりする問題について
は記載がなく、また顔料を含む感光性組成物についても
記載されていない。更に上記公報には、スピンコードに
ついてのみ開示されているが、段差基板上では、他の塗
布方式、例えばローラーツーター使用時に於いても膜厚
ムラや筋ムラ等の発生は生じ易く、特に顔料を含むこと
によってその傾向が著しいという問題がある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、パターンが既に形成されている基板表面に、
該パターンとの間に隙間が生じることなく、かつムラな
く均一に、顔料含有感光性組成物の溶液を塗布できるカ
ラーフィルター用多色パターンの形成方法を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、第1のパターン形成された基板表面に第2以
後の着色パターン形成用として、少なくとも一種のオル
ガノポリシロキサン化合物及びまたはフッ素系界面活性
剤を含有する顔料分散感光性組成物の溶液を用いること
によって上記問題点を解決できるとの知見に基づいてな
されたのである。
すなわち、本発明は、 1)透明基板上に(A)ネガ型フォトレジスト組成物、
(B)顔料、及び(C)有機溶剤、を含有する溶液を塗
布・乾燥して塗布層を形成する工程、 2)マスクパターンを通して該塗布層に露光する工程、 3)該露光済みの塗布層を現像して該透明基板上にカラ
ーパターンを形成する工程、 を含む工程を繰り返して同一基板上に複数のカラーパタ
ーンを形成する方法において、第2以降の溶液が(A)
ネガ型フォトレジスト組成物、(B)顔料、(C)有機
溶剤、及び(D)少なくとも1種のオルガノポリシロキ
サン化合物及び/又はフッ素系界面活性剤、から本質的
に成ることを特徴とするカラーフィルター用多色パター
ンの形成方法を提供する。
本発明で用いるオルガノポリシロキサン化合物は、例え
ばジアルキルシロキサン単位とオキシアルキレン単位と
からなるシロキサンポリマーからなり、フッ素系界面活
性剤は、パーフルオロカルボン酸をポリアルキレングリ
コールと反応させることによって得られたエステルかま
たは高フツ素化あるいは過フッ素化アルカノールをポリ
アルキレングリコールと反応させることによって得られ
たエーテルであるフッ素化非イオン界面活性剤あるいは
(1)3〜20の炭素原子を有しかつ40重量%(以下
%と略称する)以上のフッ素を含有し、末端の少なくと
も3つの炭素原子が十分にフッ素化されているフルオロ
脂肪族基(Rf基)を含有するアクリレートまたはRf
基を含有するメタアクリレート、(2)ポリ (オキシ
アルキレン)アクリレートまたはポリ (オキシアルキ
レン)メタアクリレートとの共重合体であって、Rf基
含有アクリレートまたはRf基含有メタアクリレートモ
ノマー単位が、該共重合体の重量に基づいて25〜70
%であるフッ素系界面活性剤である。
本発明を実施する上で有用な透明基板は、ガラス、プラ
スチックボード、またはプラスチックフィルム等であり
、表面あるいは裏面に加工が施されていてもよい。
本発明で用いられる顔料含有感光性溶液は、ネガ型フォ
トレジスト組成物、顔料及び有機溶剤からなり、ネガ型
フォトレジスト組成物は、下記の4種類に9顕される。
「1」ジアゾ樹脂とバインダーとからなる感光性組成物 ネガ作用感光性ジアゾ化合物としては米国特許第2,0
63,631号及び同第2,667.415号の各明細
書に開示されているジアゾニウム塩とアルドールやアセ
タールのような反応性カルボニル基を含有する有機縮合
剤との反応生成物であるジフェニルアミン−p−ジアゾ
ニウム塩とフォルムアルデヒドとの縮合生成物(いわゆ
る感光性ジアゾ樹脂)が好適に用いられる。この他の有
用な縮合ジアゾ化合物は特公昭49−48001号、同
49−45322号、同49−45323号の各公報等
に開示されている。
これらの型の感光性ジアゾ化合物は通常水溶性無機塩の
型で得られ、従って水溶液から塗布することができる。
また、これらの水溶性ジアゾ化合物を特公昭47−11
67号公報に開示された方法により1個またはそれ以上
のフェノール性水酸基、スルホン酸基またはその両者を
有する芳香族または脂肪族化合物と反応させ、その反応
生成物である実質的に水不溶性の感光性ジアゾ樹脂を使
用することもできる。
フェノール性水酸基を有する反応物の例としては、ヒド
ロキシベンゾフェノン、4.4−ビス(4′−ヒドロキ
シフェニル)ペンタン酸、マたはレゾルシノールのよう
なジフェノール酸であって、これらは更に置換基を有し
ていてもよい。ヒドロキシベンゾフェノンには4,4′
−ジヒドロキシベンゾフェノン、2.4−ジヒドロキシ
ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾ
フェノン、2.2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメト
キシベンゾフェノンまたは2.2’ −4゜4′−テト
ラヒドロキシベンゾフェノンが含まれる。好ましいスル
ホン酸としては、例えばベンゼン、トルエン、キシレン
、ナフタリン、フェノール、ナフトール及びベンゾフェ
ノン等のスルホン酸のような芳香族スルホン酸、または
それらの可溶性塩類、例えば、アンモニウム及びアルカ
リ金属塩が例示できる。スルホン酸基含有化合物は、一
般に低級アルキル、ニトロ基、へ口基、および/または
もう1つのスルホン酸基で置換されていてもよい。この
ような化合物の好ましいものとしては、ベンゼンスルホ
ン酸、トルエンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、2
.5−ジメチルベンゼンスルホン酸、ベンゼンスルホン
酸ナトリウム、ナフタレン−2−スルホン酸、1−ナフ
トール−2(または4)−スルホン酸、2.4−ジニト
ロ−1−ナフトール−7−スルホン酸、2−ヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、m−
(p′−アニリノフェニルアゾ)ベンゼンスルホン酸ナ
トリウム、アリザリンスルホン酸、0−トルイジン−m
−スルホン酸及びエタンスルホン酸等があげられる。
アルコールのスルホン酸エステルとその塩類もまた有用
である。このような化合物は通常アニオン性界面活性剤
として容易に人手できる。その例としてはラウリルサル
フェート、アルキルアリールサルフェート、p−ノニル
フェニルサルフェート、2−フェニルエチルサルフェー
ト、イソオクチルフェノキシジェトキシメチルサルフェ
ート等のアンモニウムまたはアルカリ金属塩が挙げられ
る。
これらの実質的に水不溶性の感光性ジアゾ樹脂は、水溶
性の感光性ジアゾ樹脂と前記の芳香族または脂肪族化合
物の水溶液を好ましくはほぼ等量となる量で混合するこ
とによって沈殿として単離される。
また、英国特許第1,312,925号明細書に記載さ
れているジアゾ樹脂も好ましい。最も好適なジアゾ樹脂
はp−ジアゾジフェニルアミンとホルムアルデヒドとの
縮合物の2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−ベンゾイ
ルベンゼンスルホン酸塩である。
ジアゾ樹脂の含有量は、感光層中に5〜50%が適当で
ある。ジアゾ樹脂の量が少なくなれば感光性は当然良化
するが、経時安定性が低下する。
好適なジアゾ樹脂の量は約8〜20%である。
一方、バインダーとしては、種々の高分子化合物が使用
され得るが、本発明においてはヒドロキシ、アミノ、カ
ルボン酸、アミド、スルホンアミド、活性メチレン、チ
オアルコール、エポキシ等の基を含むものが望ましい。
この様な好ましいバインダーには、英国特許第1.35
0.521号明細書に記載されているシェラツク、英国
特許第1.460.978号および米国特許第4.12
3.276号の各明細書に記載されているようなヒドロ
キシエチルアクリレート単位またはヒドロキシエチルメ
タアクリレート単位を主なる繰り返し単位として含むポ
リマー、米国特許第3.751.257号明細書に記さ
れているポリアミド樹脂、英国特許第1.074.39
2号明細書に記されているフェノール樹脂及び例えばポ
リビニールフォルマール樹脂、ポリビニールブチラール
樹脂のようなポリビニルアセタール樹脂、米国特許第3
,660.097号明細書に記されている線状ポリウレ
タン樹脂、ポリビニールアルコールのフタレート化樹脂
、ヒスフェノールAとエピクロルヒドリンから縮合され
たエポキシ樹脂、ポリアミノスチレンやポリアルキルア
ミノ (メタ)アクリレートのようなアミノ基ヲ含ムポ
リマー、酢酸セルロース、セルロースアルキルエーテル
、セルロースアセテートフタレート等のセルロース誘導
体、水溶性のポリビニルアルコール等が包含される。
〔2し光重合性感光性組成物 光重合性感光性組成物は、米国特許第3.549.36
7号明細書等に開示されている付加重合性不飽和モノマ
ー、光重合開始剤およびバインダーからなる。
付加重合性不飽和モノマーは、少なくとも1個の付加重
合可能なエチレン性不飽和基をもち、沸点が常圧で10
0℃以上の化合物である。例えば、ポリエチレングリコ
ールモノ (メタ)アクリレート、ポリプロピレングリ
コールモノ (メタ)アクリレート、フェノキシエチル
(メタ)アクリレート、等の単官能のアクリレートやメ
タアクリレート;ポリプロレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、トリメチロールエタントリ (メタ)アク
リレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ペンタエリスリトールトリ (メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラ (メタ)アクリレー
ト、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレー
ト、ヘキサンジオール(メタ)アクリレート、トリメチ
ロールプロパントリ (アクリロイルオキシプロピル)
エーテル、トリ(アクリロイロキシエチル)イソシアヌ
レート、グリセリンやトリメチロールエタン等の多官能
アルコールにエチレンオキサイドやプロピレンオキサイ
ドを付加させた後(メタ)アクリレート化したもの、特
公昭48−41708号、特公昭506034号、特開
昭51−37193号各公報明細載されているようなウ
レタンアクリレート類、特開昭48−64183号、特
公昭49−43191号、特公昭52−30490号各
公報明細載されているポリエステルアクリレート類、エ
ポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸の反応生成物であるエ
ポキシアクリレート類等の多官能のアクリレートやメタ
アクリレートをあげることが出来る。更に、日本接着t
a全会誌o1. 20、N(17,300〜308頁に
光硬化性モノマー及びオリゴマーとして紹介されている
ものも使用できる。使用量は、5〜50%好ましくは、
10〜40%である。
光重合開始剤としては、米国特許第2.367、660
号明細書に開示されているビシナールポリケトアルドニ
ル化合物、米国特許第2,367.661号および第2
.367.670号明細書に開示されているα−カルボ
ニル化合物、米国特許第2.448.828号明細書に
開示されているアシロインエーテル、米国特許第2,7
22,512号明細書に開示されているα−炭化水素で
置換された芳香族アシロイン化合物、米国特許第3.0
46,127号および第2.951.758号明細書に
開示されている多核キノン化合物、米国特許第3.54
!1,367号明細書に開示されているトリアリルイミ
ダゾールダイマー/p−アミノフェニルケトンの組合せ
、特公昭51−48516号公報に開示されているベン
ゾチアゾール系化合物/トリハロメチ−ルーS−トリア
ジン系化合物、特願昭61−186238号公報に記載
されている感光性5−)IJアジン化合物、米国特許第
4.239,850号明細書に開示されているトリハロ
メチル−5−)リアジン系化合物、米国特許第4,21
2.976号明細書に記載されているオキサジアゾール
化合物等があげられる。使用量は固形分比で約0.2〜
20%、より好ましくは0.5〜15%が適当である。
バインダーは、モノマーに対して相溶性のある線状有機
高分子重合体で、有機溶剤に可溶で、弱アルカリ水溶液
で現像できるものが好ましい。このような線状有機高分
子重合体としては、側鎖にカルボン酸を有するポリマー
、例えば、特開昭59−44615号、特公昭54−3
4327号、特公昭58−12577号、特公昭54−
25957号、特開昭59−53836号、特開昭59
−71048号明細書に記載されているようなメタクリ
ル酸共重合体、アクリル酸共重合体、イタコン酸共重合
体、クロトン酸共重合体、マレイン酸共重合体、部分エ
ステル化マレイン共重合体等があり、また同様に側鎖に
カルボン酸を有する酸性セルロース誘導体がある。この
他に水酸基を有するポリマーに酸無水物を付加させたも
のなどが有用である。特にこれらのなかでベンジル(メ
タ)アクリレート/(メタ)アクリル酸共重合体やベン
ジル(メタ)アクリレート/(メタ)アクリル酸/およ
び他のモノマーとの多元共重合体が好適である。この他
に水溶性ポリマーとして、ポリビニールピロリドンやポ
リエチレンオキサイド、ポリビニールアルコール等も有
用である。また硬化皮膜の強度をあげるためにアルコー
ル可溶性ナイロンや2.2−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパンとエピクロルヒドリンのポリエーテ
ルなども有用である。これらのポリマーは任意な量を混
合させることができるが、90%を越えることは形成さ
れる画像強度等の点で好ましい結果を与えない。好まし
くは30〜85%である。
以上の他に、更に、熱重合防止剤を加えておくことが好
ましく、例えば、ハイドロキノン、p −メトキシフェ
ノール、ジ−t−ブチル−p−クレソ′−ル、ピロカ゛
ロール、t−ブチルカテコール、ベンゾキノン、4.4
’ −チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノー
ル)、2.2’ −メチレンビス(4−メチル−6−t
−ブチルフェノール)、2−メルカプトベンゾイミダゾ
ール等が有用である。
通常市販のモノマー中には、適量の熱重合防止剤が添加
されている。
〔3〕アジド化合物とバインダー(高分子化合物)から
なる感光性組成物 例えば、英国特許第1,235.281号、同第1.4
95.861号の各明細書および特開昭51−3233
1号、同51−36128号公報などに記載されている
アジド化合物と水溶性またはアルカリ可溶性高分子化合
物からなる組成物の他、特開昭50−5102号、同5
0−84302号、同53−12984号公報などに記
載されているアジド基を含むポリマーとバインダーとし
ての高分子化合物からなる組成物が含まれる。
〔4〕感光性ポリマー 例えば、特開昭52−96696号に開示されているポ
リエステル化合物、英国特許第1.112.277号、
同第1,313,390号、同第1.341.004号
、同第1.377.747号等の各明細書に記載のポリ
ビニールシンナメート系感光性ポリマーなどが含まれる
上記感光性組成物に添加される顔料としては、例えば、
アゾ系、アンスラキノン系、キサンチン系、キナクリド
ン系、インジゴ系、ジオキサジン系、インダンスロン系
、イソインドリノン系の顔料が有用であり、例えば、フ
タロシアニンブルー(C,1,ピグメンドブJlz−1
5:(iまたltc、1.ヒゲメンドブルー15:3:
例えば、東洋インキ製造@製のリオノールブルーES、
チバガイギー社製のクロモブルーA3R)、フタロシア
ニンクリーン(C,1,ビグメントゲIJ−ン7.36
、まりj;! C9I。
ピグメントグリーン37:例えば、東洋インキ製造l)
a製のりオノールグリーン2YS)、ペリレン系顔料(
C,1,ピグメントレッドl 55) 、アントラキノ
ン系顔料(C1I、ピグメントレッド177:例えば、
東洋インキ製造■製のリオノーゲンレツドGD、チバガ
イギー社製のクロモフタルレッドBRN)等が有用であ
り、更に色補正のためにC,I。
ピグメントイエロー83、C,1,ピグメントエロー1
54:例えば、東洋インキ製造@製すオノーゲンエロ−
50SC,I、ピグメントバイオレット23:例えば、
東洋インキ製造■製すオノーゲンバイオレッ)RL等が
特に好ましい。該顔料は、上記光硬化型感光性組成物に
分散して着色感光性組成物を製造する。
溶液中のネガ型フォトレジスト組成物/顔料の重量比は
、9515〜10/90、好ましくは90/10〜40
/60とするのがよい。
本発明で用いる有機溶剤としては、グリコールエーテル
系のメチルセロソルブ、エチルセロソルブ、プロピルセ
ロソルブ、プロピレングリコールメチルエーテル、プロ
ピレングリコールエチルエーテル、プロピレングリコー
ルプロピルエーテルおよびそのアセテート系、すなわち
、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブアセ
テート、プロピルセロソルブアセテート、プロピレング
リコールメチルエーテルアセテート、プロピレングリコ
ールエチルエーテルアセテート、プロピレングリコール
プロピルエーテルアセテートが有用である。また酢酸エ
ステル系では、アミルアセテート、ブチルアセテート、
プロピルアセテート、エチルアセテートが、ケトン系で
は、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトン、ア
セトン、シクロヘキサノンが、その他ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキサイド、メチルピロリドン、γ
ブチロラクトン、乳酸エチル等が有用であり、それぞれ
のアルキル基は、直鎮でも枝分かれの異性体でもよい。
溶液濃度は、3〜70%の範囲で使用できるが、より好
ましい範囲は、5〜50%であり、感光層の乾燥膜厚は
、0.5〜5μmが適当である。つま1本発明において
第2以降の塗布に使用する、少なくとも1種のオルガノ
ポリシロキサン化合物及び/又はフッ素系界面活性馴を
含有する塗布液は、既に形成されているカラーパターン
の膜厚が約0.5〜約5μmのときに、特に有用である
本発明の特徴は第2次後の塗布に用いる感光性溶液に更
に特定の界面活性剤を含有させることにある。本発明に
使用される■オルガノポリシロキサン化合物は、例えば
ジアルキルシロキサン単位とオキシアルキレン単位とか
らなるシロキサンポリマーからなり、一般式: 〔式中、 mおよびnは1〜4の範囲内の整数であり、pは2〜5
の範囲内の整数であり、 Xは10〜100の範囲内の整数であり、yは25〜3
50の範囲内の整数である〕で表わされる単位からなる
オルガノポリシロキサン化合物の分子量は、1800〜
40000の範囲であり、好ましくは3500〜160
00である。
■フッ素系界面活性剤は、パーフルオロカルボン酸をポ
リアルキレングリコールと反応させることによって得ら
れたエステルであるかまたは高フツ素化あるいは過フッ
素化アルカノールをポリアルキレングリコールと反応さ
せることによって得られたエーテルであるフッ素化非イ
オン界面活性剤で、一般式: %式%) 〔式中、 Rfは2〜12個、好ましくは5〜8個の炭素原子を有
するフッ素化アルキル基であり、Rは水素原子またはR
f (CD) 、基であり、mは2〜5の範囲であり、
好ましくは2または3の整数であり、 nは4〜40の範囲内の整数であり、かつpは、0また
は1である。
pが0である場合、nは好ましくは4〜15、特に5〜
10の値を有する。pが1である場合、nは好ましくは
8〜35の範囲内の整数である。
このフッ素化アルキル基Rfは、好ましくは次の組成式
を有する。: CmF 2に++c qH2’1 〔式中、kは2〜12の整数であり、qは0であるかま
たは1〜5の整数であり;qが0であり、pが1である
場合には、k+qの合計は12を越えない。
該フッ素系界面活性剤の分子量は、300〜3500の
範囲内であり、好ましくは450〜2600の範囲であ
る。
■更に別のフッ素系界面活性剤として、(1)3〜20
の炭素原子を有しかつ40%以上のフッ素を含有し、末
端の少なくとも3つの炭素原子が十分にフッ素化されて
いるフルオロ脂肪族基(Rf基)を含有するアクリレー
トまたはRf基を含有するメタアクリレートと、(2)
ポリ (オキシアルキレン)アクリレートまたはポリ 
(オキシアルキレン)メタアクリレートとの共重合体で
あって、Rf基含有アクリレートまたはRf基含有メタ
アクリレートモノマー単位が、該共重合体の重量に基づ
いて25〜70%である。
フルオロ脂肪族基Rfは飽和でかつ一般に1価の脂肪族
基である。これは、直鎮、枝分かれおよび十分に大きい
場合には環式またはこれらの組合せ(例えばアルキルシ
クロ脂肪族基)である。フルオロ脂肪族骨格鋼は炭素原
子にのみ結合した連鎖の酸素及び/または3価の窒素へ
テロ原子を含むことができ、このヘテロ原子はフルオロ
炭素基間に安定な結合を与えかつRf基は、十分な効果
を発1軍するためには、3〜20、好ましく(16〜1
2の炭素原子を有し、かつ40%以上、好ましくは50
%以上の炭素原子に結合したフッ素を有するものである
。Rf基の末端の少なくとも3つの炭素原子は十分にフ
ッ素化されている。Rf基の末端は例えば、CF 3C
F 、CF 2−であり、好適なRf基はCnF 2n
+l (nは3以上の整数)のように実質上完全にまた
は十分にフッ素化されたアルキル基である。
Rf基フッ素含有潰が40%未満では本発明の目的が十
分に達成されない。フッ素原子はRf基の末端に局在化
している方が効果が大きい。Rf基の炭素原子が2以下
でも、フッ素含有率を高くすることはできるが、フッ素
原子の総量が不十分となり、効果が弱い。炭素原子数が
2以下の十分にフッ素化されたRf基含有モノマーの、
共重合体に対する比率を高くすることによって共重合体
中のフッ素含有率を高くしてもフッ素原子が局在化して
いないため十分な効果が得られない。
一方、Rf基の炭素原子数が21以上では、フッ素含有
量が高いと得られた共重合体の溶剤に対する溶解性が低
くなり、またフッ素含有量が低いと、フッ素原子の局在
化が十分で無くなり、十分な効果が得られない。
共重合体中の可溶化部分はポリ (オキシアルキレン)
基、つまり(OR’ )、であって、R′は2〜4の炭
素原子を有するアルキレン基、例えばCH2C82−1
−CH2CH、CH2−−CH(CH,)CH2−1ま
たは −CH(CH3)CH(CH3)−が好ましい。前記の
ポリ (オキシアルキレン)基中のオキシアルキレン単
位はポリ (オキシプロピレン)におけるように同一で
あってもよく、または互いに異なる2種以上のオキシア
ルキレンが不規則に分布されたものであってもよく、直
鎮または分岐鎖のオキシプロピレンおよびオキシエチレ
ン単位であったり、または直鎮あるいは分岐鎖のオキシ
プロピレン単位のブロックおよびオキシエチレン単位の
ブロックのように存在するものであってもよい。このポ
リ (オキシアルキレン)鎖は1つまたはそれ以上の連
鎖結合(例えば で仲介され、またはこれらを分子内に含むことができる
。連鎖の結合が3つまたはそれ以上の原子価を有する場
合には、これは分岐鎖のオキシアルキレン単位を得るた
めの手段を供する。またこの共重合体を感光性組成物に
添加する場合に、所望の溶解度を得るためには、ポリ 
(オキシアルキレン)基の分子量は250〜2500が
適当である。
本発明に使用される上記共重合体は、例えばフルオロ脂
肪族基含有アクリレートまたはフルオロ脂肪族基含有メ
タアクリレートと、ポリ (オキシアルキレン)アクリ
レートまたはポリ (オキシアルキレン)メタアクリレ
ート、例えばモノアクリレートまたはジアクリレートあ
るいはその混合物との遊離基開始重合によって製造でき
る。ポリアクリレートオリゴマーの分子量は、開始剤の
濃度と活性度、単量体の濃度および重合反応温度を調節
することによって、および連鎖移動剤、例えばn−オク
チルメルカプタンのようなチオール化合物を添加するこ
とによって調節できる。−例として、フルオロ脂肪族基
含有アクリレートRf−R’−02C−CH=CH2(
ここでR′は、例えばスルホンアミドアルキレン、カル
ボンアミドアルキレン、またはアルキレンである)、例
えばCaF、 ff5OJ (C,)1.)C)12c
LOcOcH= CH,をポリ (オキシアルキレン)
モノアクリレート CH2=CHC0(OR’ )、OCR,と共重合させ
ると下記の繰り返し単位を有する共重合体が得られる。
−(CH,−CH−)−−(CH,−CH−)c=o 
        c=。
(OR’)。         O Q               R’CH。
f 上記フルオロ脂肪族基含有アクリレートは米国特許第2
.803.615号、同第2.642.416号、同第
2,826,564号、同第3,102,103号、同
第3,282,905号および同第3.304.278
号に記載されている。上記共重合体の製造に使用される
ポリ (オキシアルキレン)アクリレートおよびこの目
的のために有用な他のアクリレートは、市販のヒドロキ
シポリ (オキシアルキレン)材料、例えば商品名“プ
ルロニック” [: Pluronic (旭電化工業
@l)]、アデカポリエーテル(旭電化工業■製)]、
“カルボワックス”  [:Carbowax (グリ
コ・プロダクツ)  (Glyco Products
 Co、製)]、“トリトン” [Triton (ロ
ーム・アンド・ハース)(Rohm and Hass
 [’o、製)〕およびP、B、G、(第一工業製薬■
)として販売されているものを公知の方法でアクリル酸
、メタアクリル酸、アクリルクロリドまたは無水アクリ
ル酸と反応させることによって製造できる。別に、公知
の方法で製造したポリ (オキシアルキレン)ジアクリ
レート、CH2=CHC00(R’O)、C0CH=C
H2、例えばCH2=CHCO2(C,8,0) 、 
、 ([:、H,0) 、 2 (C,H,0) 、 
、CH2Cl1=[1,H2を前記のフルオロ脂肪族基
含有アクリレートと共重合させると、下記の繰り返し単
位を有するポリアクリレート共重合体が得られる。
−(CH、−CH−)− 本発明に使用される共重合体を製造するのに適する他の
フルオロ脂肪族基含有末端エチレン系不飽和単量体は、
米国特許第2,592.069号、同第2.995,5
42号、同第3,078,245号、同第3.081.
274号、同第3.291,843号および同3,32
5,163号各明細書に記載されており、上記フルオロ
脂肪族基含有末端エチレン系不飽和単量体を製造するの
に適したエチレン系不飽和材料は米国特許第3,574
.791号明細書に記載されている。
本発明に使用される共重合体はフルオロ脂肪族基含有ア
クリレートまたはフルオロ脂肪族基含有メタアクリレー
トとポリ (オキシアルキレン)メタアクリレートとの
共重合体であって、フルオロ脂肪族基含有子ツマー単位
をオリゴマーの重量に基づいて25〜70%含有してい
る。フルオロ脂肪族基含有モノマー単位が25%より少
ないと効果が十分でなく、逆に70%より多いと溶剤に
対する溶解度が低すぎて好ましくない。本発明に使用さ
れる共重合体の分子量は2.500〜100.000が
好ましく、too、oooより大きいと溶剤に対する溶
解性が低下するので好ましくない。
本発明に使用される共重合体は、フルオロ脂肪族基含有
モノマーとして、フルオロ脂肪族基金をアクリレートを
フルオロ脂肪族基含有モノマー単位に対して50〜10
0%使用し、かつポリ (オキシアルキレン)アクリレ
ートモノマー単位ヲ共重合体の全重量に対して15%以
上使用して得られたものが好ましく、フルオロ脂肪族基
含有アクリレートとポリ (オキシアルキレン)アクリ
レートとの共重合体が特に好ましい。フルオロ脂肪族基
含有メタアクリレートがフルオロ脂肪族基含有モノマー
単位に対して50%以上になると溶剤に対する溶解性が
低下する。またポリ (オキシアルキレン)アクリレー
トモノマーが共重合体の全重量に対して15%未満の場
合、塗膜にピンホールが発生しやすい。本発明に使用さ
れるオルガノポリシロキサン化合物またはフッ素系界面
活性剤の好ましい使用範囲は、感光性組成物(溶媒を除
いた塗布成分)に対してO,OO2〜5%の範囲であり
、より好ましい使用範囲は0.01〜3%である。
オルガノポリシロキサン化合物またはフッ素系界面活性
剤の使用量がO,OO2未満では効果が不十分であり、
また5%より多くなると現像性などに悪影響を及ぼす。
該オルガノポリシロキサン化合物またはフッ素系界面活
性剤は、顔料含有感光性組成物の溶液に添加して用いら
れる。
塗布方法は、スピンナー、ホヮイラー、ローラーコータ
ー、ナイフコーター、ワイヤーバーコーターまたはカー
テンコーター等が有用である。
具体的には、先づ透明基板上に第1のパターンを形成す
る。ここでパターン形成用感光性組成物としては、上記
第2以後のカラーパターン形成用感光性組成物を用いる
ことができるが、オルガノポリシロキサン化合物やフッ
素系界面活性剤を含有しない従来から用いられている感
光性組成物を用いることができる。ここで該感光性組成
物を溶液にとかして透明基板上に塗布し、常法により露
光し、現像して第1のパターンを形成する。この際、加
熱してパターンを硬化させるのがよい。次いで第1のパ
ターンの間に形成された空間部に、上記第2以後で用い
るカラーパターン形成用感光性組成物の溶液を塗布し、
次いで第1のパターンを形成したのと同様にして第2の
カラーパターンを形成する。その後、必要に応じて第3
以後のカラーパターンを第2のカラーパターンと同様に
して順次カラーフィルターを形成することができる。
そして、例えば、第1〜第4のカラーパターンから成り
、各カラーパターンが相互に異なる黒、青、緑もしくは
赤の顔料を含有するカラーフィルター用多色パターンを
形成することができる。
(発明の効果) 本発明によれば、着色された感光性組成物の溶液を逐次
塗布する方法によって同一平面上に多色パターンを形成
することができる。例えば、赤、緑、青のパターン或は
ブラックストライプの間に赤、緑、青のパターンを形成
するカラーフィルターの製造において、第一のパターン
が形成された(例えば、赤或はブラックストライプ)表
面に段差のある基板の上に、第二の感光液を塗布する方
法において、第1のパターンとの間に隙間が生じるのを
防止でき、かつ第1のパターンとの接触面に凹凸が生じ
るのを効率的に防止することができる。また、膜の厚み
ムラの無い塗膜を得ることができる。
従って、本発明の方法によって、液晶カラーデイスプレ
ー、液晶カラーテレビ、カラー撮像管、カラーイメージ
センサ−などが安価に且つ容易に製造できる。
次に実施例により本発明を説明する。
実施例1 第1図の(イ)に示すように、ナトリウムイオン溶出防
止のための5if2膜を形成したソーダガラス基板2上
に、下記の遮光用の感光性組成物50を所要厚さに塗布
した。なお()内は各成分の機能等を示している。
(処方l) ベンジルメタアクリレート/メタアクリル酸共重合体(
バインダー)62g 〔モル比70/ 30、平均分子量Σw 20.000
〕ペンタエリスリトールテトラアクリレート(モノマー
)38g h−M  :/25 −y  9  [g′I、tlf
、  E 菱イF、Fli、@     20g製のM
A−1001(顔料) セロソルブアセテート(溶剤)       650 
g塗布後80℃で2分間程度乾燥した。
冷却後、PVA (ポリビニールアルコール)膜51を
感光層50上に形成した。これは感光層の露光の際に酸
素を遮断するためのものである。
PVAはケン化度82%、重合度500の5%水溶液で
あり、塗布後80℃で2分間程度乾燥した。
次に、第1図(ロ)に示すように作成すべき遮光層5の
格子状パターンに対応するマスク52をPVA膜5膜上
1上して2 Kwのメタルハライドランプで1分間程度
露光した。
露光後直ちに70℃で5分間程度加熱し、続いて炭酸ソ
ーダの1%水溶液に浸漬して現像した。
乾いてから200℃のオーブンで5分間加熱した。
次に、第1図の(ニ)に示すように、パターン形成され
た基板表面に下記の組成からなる光透過型着色層形成用
の感光層61をスピンコーターにより1μmの厚みに塗
布した。
(処方2) ベンジルメタアクリレート/メタ アクリル酸共重合体(バインダー)62g(モル比70
/30平均分子量Σw 20.000)カーミン6 B
 (C0+ 12490> (赤色顔料)20gセロソ
ルブアセテート(溶剤)      650 g塗布面
は、均一で厚みムラは見られず、第1のパターンとの間
には隙間が無く、かつ第1のパターンとの接触面に凹凸
が生じなかった。該感光層表面にポリビニールアルコー
ル(PVA)の5%水溶液を塗布し、80℃2分間乾燥
した。
ネガマスク52を通して、2Kwメタルハライドランプ
で30秒間露光し、炭酸ソーダの1%水溶液で現像した
(第1図(ホ))。
比較例1 実施例1の処方2からフッ素系界面活性剤を除いた塗布
溶液をつくり、実施例1と同様に塗布した。第2の塗布
液と第1のパターンとの間に隙間が生じ、また第1のパ
ターンとの接触部に凹凸が生じた。さらに、得られた塗
膜の表面は、筋ムラと厚みムラが発生していた。筋ムラ
は、処方1から形成したパターンの部分から放射状にレ
コードの溝のような形状で発生し、厚みムラは、パター
ンの近傍が厚くなっていた。
実施例2 実施例1の処方1でパターン形成したガラス基板の表面
に下記処方3の光重合性感光性組成物の溶液を塗布した
(処方3) フタロシアニンブルー(C,I Blue #15) 
  5gジヘプチルフタレート 8g メチルセロソルブアセテート      85g塗布面
は、均一で第1のパターンとの間に隙間がなく、筋ムラ
や厚みムラは見られなかった。該感光層表面にポリビニ
ールアルコール(PVA)の5%水溶液を塗布し、80
℃2分間乾燥した。
ネガマスク52を通して、2Kwメタルハライドランプ
で60秒間露光し、炭酸ソーダの1%水溶液で現像した
(第1図(ホ))。
実施例3 実施例1の処方1でパターン形成したガラス基板の表面
に下記処方4の光架橋型感光性ポリマー組成物の溶液を
塗布した。
(処方4) 4.4′−チオビス(3−メチル−6 −ターシャリ−ブチルフェノール)    2.5gフ
タロシアニンブルー(C,1,PgmentBlue 
#15)               25gモノク
ロルベンゼン          984gエチレンジ
クロライド        610g第1のパターンと
の間には隙間がなく、かつ第1のパターンとの接触面に
凹凸が生じることもなく、放射状の筋も膜の厚みむらも
ない平滑な表面の膜が得られた。マスクパターンを通し
て、2にWの超高圧水銀灯の光で1分間露光し、T−ブ
チロラクトンの液に浸漬して非露光域を溶出した。得ら
れたパターンも濃度ムラは見られなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカラーフィルター用多色パターン
の形成方法を示す概略図である。 図中、2は基板、5は第1のパターン、61は第2のカ
ラーパターン形成用感光性組成物、6は第2のカラーパ
ターンを示す。 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)透明基板上に(A)ネガ型フォトレジスト組成物、
    (B)顔料、及び(C)有機溶剤、を含有する溶液を塗
    布・乾燥して塗布層を形成する工程 2)マスクパターンを通して該塗布層に露光する工程 3)該露光済みの塗布層を現像して該透明基板上にカラ
    ーパターンを形成する工程 を含む工程を繰り返して同一基板上に複数のカラーパタ
    ーンを形成する方法において、第2以降の溶液が(A)
    ネガ型フォトレジスト組成物、(B)顔料、(C)有機
    溶剤、及び(D)少なくとも1種のオルガノポリシロキ
    サン化合物及び/又はフッ素系界面活性剤、から本質的
    に成ることを特徴とするカラーフィルター用多色パター
    ンの形成方法。
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