JPH0280429A - 耐熱性樹脂組成物 - Google Patents

耐熱性樹脂組成物

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Publication number
JPH0280429A
JPH0280429A JP23315988A JP23315988A JPH0280429A JP H0280429 A JPH0280429 A JP H0280429A JP 23315988 A JP23315988 A JP 23315988A JP 23315988 A JP23315988 A JP 23315988A JP H0280429 A JPH0280429 A JP H0280429A
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JP
Japan
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heat
resin composition
resin
resistant resin
polyamide
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Pending
Application number
JP23315988A
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English (en)
Inventor
Yuichi Osada
長田 裕一
Seiichi Yotsuya
聖一 四家
Taisuke Okada
泰典 岡田
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐熱性樹脂組成物に関し、さらに詳しくは有機
材料を基材として用いることができる低温硬化型の耐熱
性樹脂組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
エナメル線の絶縁皮膜に使用されているポリアミドイミ
ド樹脂は、優れた耐熱性を有するが、十分な耐熱性(た
とえば高軟化点)を得るため高温での硬化が必要であり
、エナメル線に焼き付ける場合は、通常300°C以上
、他の一般塗料に使用する場合でも通常250°C以上
の高温で硬化がなされている。このため、ポリアミドイ
ミド樹脂を塗布する基材としては、250〜300°C
以上の高温に耐えられる銅、アルミ、鉄などの金属が主
に用いられており、有機材料は余り使用されていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、15
0°C前後の低温で硬化させても高軟化点のフィルムを
得ることができる耐熱性に優れた耐熱性樹脂組成物を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は、前記目的に鑑み、鋭意研究をした結果、
ポリアミドイミド樹脂に特定のエポキシ樹脂を特定量配
合することによって、低温硬化によって高軟化点を有す
る耐熱性樹脂組成物が得られることを見出し、本発明に
到達した。
すなわち、本発明は、ポリアミドイミド樹脂1なる耐熱
性樹脂組成物に関する。
本発明に用いられるポリアミドイミド樹脂は、酸成分と
イソシアネート成分の反応によって得られる。酸成分と
しては、無水トリメリット酸が好ましく用いられ、テレ
フタル酸、イソフタル酸、アジピン酸、トリメシン酸な
どのポリカルボン酸およびピロメリット酸ジ無水物、ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸ジ無水物、ブタンテトラ
カルボン酸ジ無水物などの酸無水物を併用することがで
きる。またイソシア2.−ト成分としては、例えばジフ
ェニルメタンジイソシアネート、トリレンジイソシアネ
ートなどの芳香族ジイソシアネートが好ましく用いられ
る。またイソシアネート成分の一部としてヘキサメチレ
ンジイソシアネート、イソフォロンジイソシアネートな
どを併用することができる。
本発明においては、前記ポリアミドイミド樹脂が、無水
トリメリット酸と芳香族ジイソシアネートとの反応物で
あることが好ましい。
前記酸成分とイソシアネート成分の配合割合は、通常、
イソシアネート成分/酸成分(モル比)=0.9〜1.
1の範囲で使用される。
また酸成分とイソシアネート成分の反応は、通常、N−
メチル−2−ピロリドン、ジメチルアセトアミド、ジメ
チルホルムアミド、キシレノール、クレゾールなどの極
性溶媒の存在下で80°C〜220°C@後で行なわれ
る。該ポリアミドイミド樹脂は、合成溶媒に溶媒した状
態または合成溶媒を脱溶した状態で使用される。これら
の市販品にはHl−400、HI−405(日立化成工
業社製)などが挙げられる。
本発明においては、前記3個以上のグリシジル基を有す
るエポキシ樹脂が、−殺伐(1)(ただし、Rは0価の
有機基、nは3または4の整数を意味する)で示される
樹脂であることが好ましい。これらの市販品には、YL
−931、YL−933(油化シェルエポキシ社製)な
どが挙げられる。
前記ポリアミドイミド樹脂と前記エポキシ樹脂の配合割
合は、ポリアミドイミド樹脂100重量部に対してエポ
キシ樹脂10〜100重量部である。エポキシ樹脂の使
用量がこの範囲以外では、十分な低温硬化性と耐熱性が
得られない。
本発明の耐熱性樹脂組成物は、前記ポリアミドイミド樹
脂およびエポキシ樹脂を溶剤に溶解して得られる。該溶
剤としては、ポリアミドイミド樹脂とエポキシ樹脂とを
溶解し、かつポリアミドイミド樹脂の硬化性を阻害する
水酸基を持たないものが好ましく、N−メチル−2−ピ
ロリドン、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミ
ドなどの極性溶媒が用いられる。キシレン、トルエン、
ジエステル類、セロソルブ類、アセテートITなどの助
溶剤を併用してもよい。
溶剤の使用量に特に限定はないが、通常ポリアミドイミ
ド樹脂とエポキシ樹脂の合計100重量部に対して通常
50〜500重量部使用される。
本発明の耐熱性樹脂組成物の樹脂分濃度には特に制限は
なく、個々の塗装条件に適した粘度に調整して用いるこ
とができる。
本発明の耐熱性樹脂組成物に硬化剤としてメラミン樹脂
、フェノール樹脂、ブロックイソシアネートなどを添加
してもよい。
[実施例] 以下、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例1 上記成分を室温で1時間、内容物が均一になるまで撹拌
し、耐熱性樹脂組成物を得た。
実施例2 上記成分を室温で1時間、内容物が均一になるまで撹拌
し、耐熱性樹脂組成物を得た。
実施例3 上記成分を室温で1時間、内容物が均一になるまで撹拌
し、耐熱性樹脂組成物を得た。
比較例1 日立化成工業社製ポリアミドイミドワニスH1−405
を耐熱性樹脂組成物として用いた。
比較例2 エピコート828  (シェル化学社製、エポキシ樹脂
)20g キシレン              100g上記成
分を室温で1時間、内容物が均一になるまで撹拌し、耐
熱性樹脂組成物を1ひた。
〈試験例〉 実施例I〜3ならびに比較例1および2で得た耐熱性樹
脂組成物をアルミ板に塗布焼付し、軟化温度を測定し、
その結果を第1表に示した。なお、フィルム板の作製条
件および軟化温度の測定法は次の通りである。
フィルム板の作製条件 基  板ニアルミ板(A1050P) 軟化条件:80°Cで30分、 150’Cで60分皮
膜厚さ;20〜30μ 軟化温度の測定法(TMS法) 装  置:TMS−1(パーキンエルマ社製)プローブ
:ヘネトレーション用(直径1mm)荷  重:20g 昇温速度:IO’C/分 軟化温度=2次変曲点を軟化温度とした。
第  1  表 本発明の耐熱性樹脂組成物は、優れた低温硬化性を有す
るとともに耐熱性に優れるため、金属基材のみでなく、
有機基材にも使用することができ、工業的に極めて有用
である。
第1表に示すように、実施例1〜3は、150°Cの硬
化でも350 ’C以上の軟化温度を有し、良好な耐熱
性を示すが、比較例2では軟化温度が約100 ’C低
い270°C前後の耐熱性しか示す、また比較例1では
さらに硬化性が劣り、明瞭な熱軟化温度の測定ができな
かった。
〔発明の効果]

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリアミドイミド樹脂100重量部、3個以上のグ
    リシジル基を有するエポキシ樹脂10〜100重量部お
    よび溶剤を含有してなる耐熱性樹脂組成物。 2、ポリアミドイミド樹脂が、無水トリメリット酸と芳
    香族ジイソシアネートとの反応物である請求項1記載の
    耐熱性樹脂組成物。 3、3個以上のグリシジル基を有するエポキシ樹脂が、
    一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、Rはn価の有機基、nは3または4の整数を
    意味する)で示される樹脂である請求項1または2記載
    の耐熱性樹脂組成物。
JP23315988A 1988-09-16 1988-09-16 耐熱性樹脂組成物 Pending JPH0280429A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0758674A1 (en) * 1995-07-21 1997-02-19 Toyo Seikan Kaisha Limited Inner surface-coated metal container having excellent resistance against the content

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0758674A1 (en) * 1995-07-21 1997-02-19 Toyo Seikan Kaisha Limited Inner surface-coated metal container having excellent resistance against the content
US5750223A (en) * 1995-07-21 1998-05-12 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. Polyamideimide inner surface-coated metal container

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