JPH0279940A - 食用可塑性組成物 - Google Patents

食用可塑性組成物

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JPH0279940A
JPH0279940A JP1154390A JP15439089A JPH0279940A JP H0279940 A JPH0279940 A JP H0279940A JP 1154390 A JP1154390 A JP 1154390A JP 15439089 A JP15439089 A JP 15439089A JP H0279940 A JPH0279940 A JP H0279940A
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composition
aqueous
plastic
weight
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JP1154390A
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Johannes Visser
ヨハネス・ビゼル
Marinus Adriaan Evert Bakker
マリナス・アドリアン・エベルト・バッカー
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Unilever NV
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は食用可塑性組成物に関し、その製法に関する。
0.1乃至2.0ミクロンの範囲の粒度(partic
lesize)を有するホエイ(whey)蛋白質分散
体の製造方法の一つが欧州特許出願第0250623号
に記載されている。この方法は、生成物中に溶融蛋白質
の凝集体が形成するのを防ぐために高剪断下で十分な時
間、蛋白質を変性させるように、未変性ホエイ蛋白質の
水性溶液を80−130℃およびpH3,5〜5.0で
熱処理することを含む。この方法は、約17オングスト
ロームの粒度を有するホエイ蛋白質の熱変性が、天然の
ホエイ蛋白質から約15〜175 ミクロンのサイズの
大きな熱変性凝集ホエイ蛋白質まで、0.1〜2ミクロ
ンの非凝集粒子である中間形態を経由して、独立した2
段の転移で進行し、熱変性凝集ホエイ蛋白質は、pH依
存性のミクロ構造を有するゲルを形成するという観察に
基づくものであると述べられている。これらの後者は、
水性媒体中に分散されたとき、脂肪/水型可塑性エマル
ジョンのものに非常に近いエマルジョン様の口あたりで
あると適切に記載されているように、好ましい感触を示
すが、このとき蛋白質は水和している。
本発明者らは、水性ミクロコロイド分散体を含む同様な
食用可塑性生成物が以下の方法によって水性蛋白質水溶
液を高剪断条件で処理する必要なく得られることを発見
した。この方法は、水の重量に基づいて15重量%より
少ない熱変性可能な蛋白質を含む水性組成物を、前記蛋
白質を少なくとも部分的に変性し、水性変性蛋白質組成
物の蛋白質濃度を少なくとも2倍イニするように、連続
的に加熱し濃縮して、好ましくは0.1−10ミクロン
の範囲、しかし50ミクロンまでを含み、特に5〜30
ミクロンの範囲、の大きさを有する非凝集蛋白質を基材
とするミクロコロイド粒子の形態で、少なくとも5重量
%の熱変性蛋白質を含む可塑性組成物を提供することを
含む。より小さい方の範囲は食品用に特に粒状性のない
生成物をもたらすが、大きい方の範囲もまた使用可能で
ある。
本発明の方法は、乳加工工場で通常手に入る種類の比較
的簡単な装置で行なうことができ、欧州特許公開公報第
0250623号に記載されているような液体処理装置
を使う必要がないという利点を提供する。本発明の方法
は高剪断条件を必要とせず、非常に短い加熱時間や高温
を用いることが本質的ではないので、比較的制御が容易
である。本発明の方法はまた熱処理の前に蛋白質含有水
性組成物中に剪断感受性成分、例えば澱粉及びガム又は
他の増粘剤、を配合することを可能にする。しかしなが
ら、本発明の比較的低温においては、これらハ? !J
 7−1’ (Malliard)反応又はその他の反
応を通じて蛋白質と相互作用することはない。従って、
本発明の方法において、蛋白質の変性をもたらす熱処理
は、たとえこれらの成分が剪断感受性であっても最終生
成物の成分の低温殺菌の目的に対して追加的に貢献する
ことができる。
本発明の方法によって得られた生成物は、顕微鏡下で見
た時、特に高蛋白質含量まで濃縮されている場合には、
蛋白質の網状構造(network)から成っているよ
うに見え、即ち非凝集の蛋白質から成るミクロコロイド
粒子から組み上がっているようには見えない。実際には
、濃縮生成物を水で希釈することによって、蛋白質網状
構造の不在と逆に非凝集粒子の存在を容易に示すことが
できる。
水の添加後、ゆっくりとした撹拌の下で、本発明の方法
によって得られた生成物は均質な懸濁液を形成し、一方
蛋白質網状構造から成る生成物は高剪断にさらされた場
合にのみ均質な懸濁液を形成する。
本明細書全体を通じて言及されるように可塑性組成物(
plast ic compori′t 1on)とい
う用語は、ヨーグルト、クリーム、り才−り(quar
k) 、スプレッド及びプロセスチーズのような生成物
に匹敵するフンシスチンシーを有する組成物を意味する
本発明の方法によって得られる生成物は、幾分堅いコン
シスチンシー、即ちり才一り、スプレッド又はプロセス
チーズに類似のコンシスチンシーを有するのが好ましい
本発明の方法において用いられる熱変性可能な蛋白質は
、ホエイ蛋白質、卵アルブミン、大豆蛋白質、グルテン
蛋白質から成る蛋白質の群から選択されるのが好ましく
、酵素で変性されたもの及び血液のアルブミンでもよい
。このような調製のため、存在する蛋白質及び炭水化物
を含む不溶性物質は初めに分離され、可溶性の蛋白質フ
ラクションが本発明の方法で用いられなければならない
得られる可塑性組成物の特性は用いられる特定の蛋白質
に依存する。例えばレオロジー的特性に関して特定の要
求を満たす組成物を得るためには、異なる蛋白質を組み
合わせて好適に用いることができる。本発明による方法
の非乳蛋白質生成物は新規な組成の物質である。
用いられる水性組成物は、ホエイ(dairy the
y)、又は所望により脱ラクトース化(delacto
sed)されたホエイを用いるのが好ましい。この実施
態様は、高品質化されていないホエイを用いることがで
きるので、非常に経済的な利点を提供する。さらに、本
発明の方法で用いられるホエイが初めに濃縮される場合
、貴重な副生成物がラクトースに富んだ脱蛋白質化され
た水性組成物の形で追加的に得られる。
本発明の方法において、水性組成物は熱処理の前に水の
重量に基づいて、15%まで熱変性可能な蛋白質を含む
ことができるが、8重量%より少ない蛋白質含量と0.
5重量%より多くの熱変性可能な蛋白質を用いるのが好
ましい。比較的低い濃度水準が用いられる場合、最終生
成物は非常に滑らかなきめ(texture)を有して
いるように見える。
このような生成物は粒状性(graininess)な
どの欠点が少ない。特に、未変性のホエイ蛋白質は、約
8%の臨界ゲル濃度(c’ritical gel c
oncenLra−tion)より低い濃度で加熱する
のが好ましい。
本発明の方法の好ましい実施態様において、水性組成物
は加熱工程で100℃より低い温度まで、好ましくは6
0と80℃の間の温度、そして特に65〜75℃まで加
熱される。より高い温度、特に100℃より高い温度で
は、香りの離散が生じることが判明した。もし本発明の
方法が食品又は薬品用成分の製造に用いられる場合、こ
のような香りの発散の進行は望ましくない。本発明の加
熱段階は実質的にpH4,6でホエイ中の10%以下の
蛋白質を不溶にする時間と温度の条件に限定される。ワ
ルストラ(llalstra)とジェニス(Jenne
ss) [ジ2ンワイリーアンドサンズ(John W
iley & 5ons) ]による デイリーケミス
トリーアンド フィジクス(Dairy Chemis
try and Physics)の172頁の第1O
15図を参照すると、本発明の加熱工程の好ましい条件
が、pH4,6で10%のホエイ蛋白質が不溶性にされ
る曲線の下で現われる。
より高い加熱温度はより短かい加熱時間と組み合わせら
れるのが好ましい。水性組成物が1時間より短かく、特
に1分から最長30分まで、好ましくは短かめに、75
〜60℃の範囲内の温度で加熱される場合に最良の結果
が得られる。
本発明の方法のある段階においては水性組成物を撹拌す
ることが望ましいかもしれないが、この組成物を高剪断
にさらすことからは利益は得られない。従って、本発明
の方法において、水性組成物は熱処理の間、1秒当たり
50oより大きい剪断にさらすのは好ましくなく、より
好ましくは剪断を200より少なくする。加熱地理の間
、水性組成物は実質的に剪断にさらされないのが最も好
ましい。
熱処理の後、水性組成物は業界で公知の濃縮技術のどれ
を用いても適宜濃縮することができる。
このような技術の例は、限外が過、イオン交換、電気透
析、ミクロ濾過(micro filtration)
 、又はより好ましくは遠心分離である。これらの技術
の適否は水性組成物中に存在する成分及び未変性ホエイ
蛋白質を取り除く際の効率に加えて濃縮の所望の程度に
依存する。
本発明の方法における濃縮工程は、未変性蛋白質を取り
除くことと所望のコンシスチンシーを得ることを要求さ
れる。水性組成物が濃縮されるにつれて、即ち水分含量
が減少するにつれて、濃縮された生成物は固くなる。従
って、実際上必要とされる濃縮の程度は所望のコンシス
チンシーにのみ依存する。しかしながら、本発明の方法
は脂肪様で、塗り広げられるコンシスチンシーを有する
組成物の製造に特に適しているので、少なくとも7重量
%の蛋白質含量まで水性組成物を濃縮するのが好ましく
、8〜60重量%の蛋白質含量まで濃縮するのがより好
ましい。あるいはまた、水性組成物を例えば冷凍又は噴
霧乾燥によって乾燥し本質的に水を含まない粒状組成物
を得るようにすることができる。しかしながらこのよう
な乾燥技術はかなり高価かつ制御が難しいので、水性組
成物を8〜60重量%の蛋白質含量まで濃縮するのが好
ましく、残りは主に水から成る。
60重量%のような高い蛋白質含量を有する濃縮物は一
般に好ましいレオロジー的特性をもっていないが、この
ような濃縮物は後で、有益な特性を実質的に失なわずに
所望の濃縮水準まで稀釈できるので、このような濃縮物
を製造することは有用である。濃縮物の蛋白質含量が8
〜25重量%の範囲にある場合に所望のレオロジー的特
性が観察される。
本発明の方法の濃縮工程は、蛋白質の沈澱を高める技術
、例えば水性相の酸性化、を好ましくは濃縮の前に用い
ることによって容易化できる。酸性化はpH・7より低
くpH・4までの範囲である。酸性化によって粒度は幾
分上昇するかもしれないが、これは、濃縮工程の後でp
Hを再び7より低いがこれに近い値、好ましくはpH6
〜6.8の範囲まで上昇させることによって元に戻すこ
とができる。あるいはまた、酸性化の代わりに特定のカ
チオンの添加のような技術を用いて濃縮工程を促進でき
る。
本発明の方法によって得られる可塑性組成物は、コール
タ−カウンター(Coulter Counter) 
(商標)ZM型粒度分析器によって測定された0、1−
10ミクロンの範囲の大きさを有する蛋白質を基材とす
る粒子を含む。可塑性組成物の粒度分布は、蛋白質を基
材とする粒子の好ましくは70体積%、より好ましくは
少なくとも85体積%が、コールタ−カウンターZM型
粒度分析器で測定して好ましくは0.4〜100ミクロ
ンの範囲の直径、より好ましくは0.5〜5ミクロンの
範囲の直径を有するようなものである。粒子の少なくと
も85体積%が1〜3ミクロンの範囲の直径を有するの
がさらに好ましい。
粒子の直径がかなり大きくなると、粒状性のような欠点
が観察される。
いくつかの例においてはコールタ−カウンターを用いて
観測された粒度分布が顕微鏡像から測定されたサイズ分
布とは異なっていることもあったが、コールタ−カウン
ター装置で[コールターエレクトニクス社(CoulL
er Electronics Ltd、)、英国、ル
ートンによって1985年2月に発行されたバートナン
バー9942204のZM型コールタ−カウンター用の
マニュアルに記載されている技術を用いて】測定した分
布は、生成物の品質の良い指標を与えているように見え
る。
本発明の生成物は、良好な微生物学的安定性を示し、保
存剤、例えばソルビン酸カリウム、を用いて5℃で2ケ
月間以上有害な劣化を生じることなく貯蔵できる。バタ
ー及び他の乳製品、例えばチーズ、ヨーグルト、マーガ
リン、及び一般にチョコレート及び他の風味材されたス
プレッド、アイスクリーム、サラダドレッシング及びマ
ヨネーズ、乳クリーム及び非乳クリームを含む脂肪含有
エマルジョン食品スプレッドのような食品中に存在する
脂肪の少なくとも一部を置換することにより、本発明の
生成物を用いて低カロリー食品を提供することができる
。本発明の生成物はまたクリーム及びその他の人体への
局所塗布用製品、例えば化粧品に所望により脂肪を基材
とするクリームのような許容可能なビヒクル材料ととも
に配合することができる。
本発明を以下の実施例によって説明する。
実施例 l ビプロ(BiproX商標)未変性ホエイ 【バイオ−
アイソレーツ(Bio−isolates) PLC社
(英国、スワンシー)製1の5%水性溶液2Qを65°
Cで10分間加熱して部分的に変性させた。このように
して、ミルク様のコロイド分散体を得た。0.5重量%
のグルコノ−デルタ−ラクトン(glucono−de
lta−1actona)を添加した後35℃に加熱す
ることによって、このコロイド分散体をpH4,7まで
酸性化した。
この分散体中に存在する蛋白質を基材とする粒子の直径
の分布をコールタ−カウンター(商flA)ZM型粒度
分析器によって測定した。はとんどの粒子が1〜3ミク
ロンの範囲の直径を有しているようだった。それから、
この組成物を遠心機によって(10009で)濃縮し、
その後約15重量%の蛋白質と85重量%の水を含む塗
布可能な塊が得られた。
水中に希釈した可塑性生成物の電子顕微鏡写真を異なる
倍率で取った。ホエイ蛋白質は、コールタ−カウンター
測定で確認された0、1−19ミクロンのサイズ範囲内
lこ、非凝集のミクロコロイドの形態で存在していI;
。水を加えた後の生成物は、その混合物をゆっくりと撹
拌することによって容易に均質な懸濁液に転化できた。
熱処理の前にビプロホエイ溶液にβ−カロチンを添加し
た。したがってやや黄色を有する塗布可能な組成物が得
られた。この着色したスプレッドは高不飽和脂肪酸残基
を比較的多量に含むマーガリンに非常によく似た外観を
有していた。即ち、他の種類のマーガリンと比較した場
合、少しよけいに光沢があった。
さらに、この生成物は塗り易く、またいくつかの面で、
そのレオロジー的特性はマーガリンや低カロリースプレ
ッドのような通常のスプレッドのものと非常に類似して
いた。その上、この生成物の口あたりは非常に良好で粒
状性などのような欠点は見られないことが判明した。
実施例 2 実施例1を繰り返した。但し、アルブビール(Albu
vir) HC84(商標)[ユニオン ラティエルノ
ルマンド(IJnion Latiere Norma
nde)社(仏閣、コントスピル)製]をホエイ蛋白質
源として用いた。
得られた生成物は実施例1で得られた生成物と類似して
いた。しかし口あたりは、実施例1の生成物よりも優れ
ていると判定された。
実施例 3 ゴーダチーズの製造中に得られた0、5〜0.6%の蛋
白質を含む天然ホエイ5aを、が過によって残留カゼイ
ンを分離した後、実施例1の加熱及び濃縮方法で処理し
た。濃縮工程の前に分散体のpHを4.3まで下げた。
濃縮後得られた生成物は実施例1及び2の生成物に類似
の外観及び特性を有していた。
実施例 4 5%プレート(plate) IC86ホエイ溶液を含
む水性溶液12012を、76°Cで2分間接触時間を
与えるプレート熱交換器に連続的に通した。それから、
撹拌しながらクエン酸を添加してpiを5まで下げ、蛋
白質の懸濁液を実施例1に記載されているように遠心分
離して、約2ミクロンの平均粒度を有する滑らかな可塑
性生成物を製造した。同様な結果が、同じ規模でチーズ
ホエイから得られた。
実施例 5 大豆乳[アールフ(Aarhus) O/ F社製]を
65℃で15分間加熱し、1%グルコノ デルタ ラク
トンでpH−4,7まで酸性化し、10,000gで遠
心分離して、前の実施例ホエイ蛋白質生成物に似た3、
6ミクロンの平均粒度を有する滑らかな可塑性生成物を
製造した。大豆ミルク中に存在する脂肪を上澄み液中で
生成物から除去した。
また、2.4ミクロンの平均粒度を有する同様な滑らか
な生成物が、同様な方法によって大豆濃縮物の可溶性フ
ラクション[ユニコ(llnico) 75、。
−ダーズクロクラーン(Loders Croklaa
n)社(オランダ国、ボルメルビール)製]から得られ
た。
実施例 6 卵から卵黄を分離して得られる卵アルブミンを同重量部
の水で希釈した後50°Cで15分間加熱し、グルコノ
 デルタ ラクトンを添加することによってpuが9.
3から4.7になるまで酸性化した。前のように(10
009で) 遠心分離した後、 3.1ミクロンの 平均粒度を有する可塑性組成物が得られた。
特許出願代理人

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水性蛋白質組成物から、非凝集の蛋白質を基材と
    するミクロコロイド粒子の形態で、熱変性された蛋白質
    、例えばホエイ蛋白質、を少なくとも5重量%含む可塑
    性食用組成物を製造する方法であって、水の重量に基づ
    いて15重量%より少ない熱変性可能な蛋白質を含む水
    性組成物を、少なくとも前記蛋白質を部分的に変性し、
    水性組成物の蛋白質濃度を少なくとも2倍にし、存在す
    る残留未変性蛋白質の少なくとも一部を除去するように
    、連続的に加熱し濃縮して、可塑性組成物を製造するこ
    とを特徴とする方法。
  2. (2)水性組成物中の蛋白質の濃度が臨界ゲル濃度より
    低い請求項1に記載の方法。
  3. (3)水性変性蛋白質組成物が少なくとも7重量%の蛋
    白質含量まで濃縮される請求項1又は2に記載の方法。
  4. (4)水性組成物が60と80℃の間の温度まで加熱さ
    れる請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. (5)水性組成物が加熱の間実質的に剪断にさらされな
    い請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
  6. (6)水性変性蛋白質組成物がpH4〜7の範囲で濃縮
    される請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. (7)水性組成物が加熱工程の後かつ濃縮工程の前にp
    H4〜7の範囲まで酸性化される請求項1乃至6のいず
    れか1項に記載の方法。
  8. (8)熱変性可能な蛋白質がホエイ蛋白質、卵アルブミ
    ン、大豆、血液のアルブミン、グルテン蛋白質、及び酵
    素で変性されたグルテン蛋白質から選択される請求項1
    乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. (9)好ましくは0.1〜50ミクロンの範囲の大きさ
    を有する少なくとも5重量%の熱変性された非凝集の非
    乳ホエイ蛋白質を基材とするミクロコロイド粒子の水性
    分散体を含む可塑性組成物。
  10. (10)請求項1乃至8のいずれか1項に記載されてい
    るように製造された可塑性食用組成物又は請求項9に記
    載された可塑性食用組成物によって、通常存在する脂肪
    含量の少なくとも1部を置換された食品。
  11. (11)人体への局所塗布に適し請求項9の可塑性組成
    物を許容可能なビヒクル材料とともに含む組成物。
JP1154390A 1988-06-16 1989-06-16 食用可塑性組成物 Pending JPH0279940A (ja)

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EP88201237 1988-06-16
EP88201237.0 1988-06-16

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US (1) US5188842A (ja)
EP (1) EP0347237B1 (ja)
JP (1) JPH0279940A (ja)
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DE (1) DE68914724T2 (ja)
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