JPH0279690A - テレビジョン信号の形成方法 - Google Patents

テレビジョン信号の形成方法

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JPH0279690A
JPH0279690A JP63229971A JP22997188A JPH0279690A JP H0279690 A JPH0279690 A JP H0279690A JP 63229971 A JP63229971 A JP 63229971A JP 22997188 A JP22997188 A JP 22997188A JP H0279690 A JPH0279690 A JP H0279690A
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signal
aspect ratio
wide aspect
side panel
signals
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Norihiko Fukinuki
吹抜 敬彦
Yasuhiro Hirano
裕弘 平野
Hiroshi Yoshiki
宏 吉木
Kazuo Ishikura
石倉 和夫
Shusaku Nagahara
長原 脩策
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は現行NTSC方式テレビジョン信号と両立性を
保ちつつ、更に横長のアスペクト比を有するテレビジョ
ン信号の形成方法に関する。
〔従来の技術〕
現行NTSC方式テレビジョン信号においてはアスペク
ト比4:3が採用されている。しかしながら、最近、更
に横長のアスペクト比のテレビジョン信号を用いること
で、より臨場感のある画像サービスを提供することが検
討されている。
現行方式よりも更に横長のアスペクト比(以下、ワイド
アスペクト比と略称する。)のテレビジョン信号では周
波数帯域も拡がるため、そのままでは既存伝送媒体が使
用できない。また、このワイドアスペクト比の信号を現
行受像機で再生すると。
縦長の画像として表示されてしまう。
このため、現行方式との両立性を保ちつつ、ワイドアス
ペクト比のテレビジョン信号を伝送するための実現形態
としてサイドパネル方式がある。
この方式では、ワイドアスペクト比のテレビジョン信号
を、画面中心部のアスペクト比4:3のセンタパネル部
、および画面左端、右端のサイドパネル部に分割し、こ
れら分割した信号より、現行方式と両立性のあるテレビ
ジョン信号を構成する。
なお、これに関連するものには、例えば、特願昭61−
231668号、特願昭61−224426号などがあ
げられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、テレビジョン信号の形成段階において
、センタパネル部、サイドパネル部のいずれの画像信号
に対しても時間軸の伸長、あるいは圧縮といった複雑な
信号処理が必要になること、またサイドパネルとセンタ
パネルの境界部で画質劣化が発生するなどの問題があっ
た。
本発明の目的は、サイドパネル部に対してのみ時間軸の
伸長、圧縮などの信号処理を行なうことによって、簡単
な信号処理で両立性を有するワイドアスペクト比のテレ
ビジョン信号を形成することにある。ただし、現実の撮
像系や表示系のハードウェアとの関係から、圧伸を伴な
う方が作り易い場合にはその限りではない。
本発明の他の目的は、センタパネル、サイドパネルの境
界部での画質劣化の少ないワイドアスペクト比のテレビ
ジョン信号を形成することにある。
さらに、本発明の他の目的は1両立性を有し、かつ、高
精細なワイドアスペクト比のテレビジョン信号を形成す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、撮像系においては現行方式
の水平同期部分も走査に用いることによってワイドアス
ペクト比の信号を生成する。ただし、これは製造上の自
由であり、あまり同期信号部分は用いずにあとで時間伸
長するなどの方法もある。
本発明では上記目的のため、この信号のサイドパネル部
のみを時間軸圧縮して、主として現行受像機のオーバー
スキャン部に収めるようにしたものである。
あるいは、現行NTSC方式テレビジョン信号の水平同
期部分を圧縮し、この操作で空いた期間にサイドパネル
部の信号を収めるようにしたものである。
また、同期信号部分はあまり圧縮せず、その代り、同期
部分にある周波数以上の信号を重畳することも考えられ
る0通常、同期信号は低い比較的周波数のパネルから成
っており、また、クランプも高周波成分を除去した波形
をもとに行なわれているからである。このとき、オーバ
ーストへの影響を考慮して、輝度信号の情報のみ重畳す
ることも考えられる。
あるいは、サイドパネル部における時間軸圧縮の操作に
おいて、センタパネル部との境界から、左右端に向けて
時間軸の圧縮率をなるべく連続的に変化させるようにし
たものである。
また、圧縮等を連続的に変化させないまでも、帯域幅を
ほぼ連続的に変化させ、ある線を境に解像度が極端に変
化するということがないようにすることも考えられる。
あるいは、現行NTSC方式テレビジョン信号の帯域を
越えるような高精細な情報は、周波数シフトにより低周
波成分に変換し、現行NTSC方式テレビジョン信号の
周波数スペクトルの隙間に重畳させるようにしたもので
ある。
〔作用〕
本発明の原理を第1図により説明する。第1図(a)は
現行NTSC方式におけるカメラ出力信号、ならびに表
示信号を模擬的に示したものである。現行NTSC方式
では1水平走査期間のうち。
水平同期部分が約15%、有効映像領域が約85%程度
となっている。
なお1表示系ではオーバースキャンの操作により、受像
機上で再生できる領域はこの有効映像領域の90%程度
で、図中、ドツトの領域はオーバースキャン領域で、こ
の領域の映像信号は受像機上には再生されない。
一方、同図(b)は1本発明によりカメラ出力信号、あ
るいは表示系信号として生成される信号である1本発明
においては、水平同期部分も走査に使用して、ワイドア
スペクト比の映像信号を生成する。極端な場合には、同
期部分は事実上0となる。
さて、同図(b)の映像信号のセンタパネル部の信号は
、現行NTSC方式に対応した信号となっている。
一方、ワイドアスペクト比を実現するサイドパネル部の
信号は、同図(Q)に示すように、現行NTSC方式の
オーバースキャン領域内に収まるような時間軸圧縮の操
作を行ない、両立性を有するワイドアスペクト比のテレ
ビジョン信号を形成する。
このワイドアスペクト比のテレビジョン信号を現行受像
機で受信した場合には、アスペクト比が4:3のセンタ
パネル部が再生できる。そして、時間軸圧縮された領域
はオーバースキャン領域となって再生画像上にはあられ
れず、受像機両立性が保たれる。
一方、ワイドアスペクト比の受像機では、(c)の信号
に対して、サイドパネル部の時間軸伸長の操作により、
(b)に示す信号に復元して表示することで、ワイドア
スペクト比の画像表示を行なうことができる。
なお、サイドパネル部における時間軸圧縮、伸長の操作
を一律に行なうと、センタパネル部との境界において解
像度が異なるために画質劣化を生ずる恐れもある。
一方、TVカメラや受像機などでは画面周辺部ではもと
もとレジストレーションやコンバージェンスも悪いため
解像度も低下している。したがって、第2図に示すよう
に、サイドパネル部の時間軸圧縮の操作では、周辺部に
近くなるほど解像度も低下するように、圧縮率をほぼ連
続的に変化させることにより、センタパネル部との境界
での画質劣化を解消することが達成できる。
同図(a)はオーバースキャン領域内での時間軸圧縮で
センタパネル境界部では圧縮率1(そのまま)1両端で
は例えば圧縮率1710程度まで連続的に変化させたも
のである。また、Tlt行受像機においても周辺部の解
像度は低下している。したがって、同図(b)に示すよ
うに、サイドパネル近傍のセンタパネル領域から圧縮率
を連続的に変化させることや帯域を変化させることも考
えられる。
以上、サイドパネル部の時間軸圧縮、伸長操作による両
立性のあるワイドアスペクト比のテレビジョン信号の形
成について説明したが、付加する水平同期部分の時間を
圧縮することにより、サイドパネル部の時間軸圧縮、伸
長操作を行なうことなく、両立性あるテレビジョン信号
を形成することも可能である。
この原理を第3図により説明する。これは、先に示した
第1図(a)の現行NTSC方式の信号、および(b)
のワイドバンドアスペクト比の信号を例えばライン交互
に配列し、現行NTSC方式の信号に対しては正規の水
平同期信号、バースト信号を付加し、ワイドアスペクト
比の信号に対しては、時間軸の圧縮された水平同期信号
を付加することで両立性のあるテレビジョン信号を形成
する。
ここで、現行受像機の動作を考えれば、ワイドアスペク
ト比の信号を配置した走査線では、バースト信号の周波
数である3、58MKz成分は除去しておく方が望まし
い。あるいは代りにこのバースト信号は残しておいても
よい。
さらに、これを発展させて、すべての走査線でワイドア
スペクト比信号を配置することも可能である。
このテレビジョン信号を現行受像機で受信した場合には
、同図に示す現行受像機上での再生領域の画像が再生さ
れるので、現行N ’r S C方式と同等の画像再生
ができる。
一方、ワイドアスペクト比の受像機ではワイドアスペク
ト比信号に対応した走査線ではそのまま、現行NTSC
信号に対応した走査線では、伝送されたワイドアスペク
ト比信号よりサイドパネル領域の補間信号を生成し、サ
イドパネル部ではこの補助信号を表示することにより、
ワイドアスペクト比のテレビジョン信号の画像再生がで
きる。
また、例えば輝度信号高精細情報などの補強信号をさら
に重畳することにより、両立性を保ちつつ、ワイドアス
ペクト比、かつ、高解像度なテレビジョン信号を形成す
ることができる。この−例を第4図に示す、これは、先
に第1図で説明した両立性を有するワイドアスペクト比
のテレビジョン信号に適用した場合である。
同図(a)は1水平走査期間の信号形態を示し、サイド
パネル部はオーバスキャン領域内に時間軸圧縮の操作に
より収容されている。同図(b)はこの1次元信号スペ
クトルを示す。現行NTSC方式との両立性を保つため
、j11信号YLは4.2MHzに帯域制限され、又、
色副搬送波fscにより振幅変調された色信号Cが重畳
されている。そして、補強信号としての輝度信号高精細
情報Yu(4,2MHz  以上の成分)は、周波数シ
フトの操作により現行N ”1’ S C方式の帯域内
の周波数成分に変換したYH′  信号として重畳する
。この信号スペクトルを時間周波数j (Hz)、垂直
周波数V (cph)の2次元周波数領域で表示したも
のが同図(C)である。この領域では、補助信号YH’
  は現行NTSC方式では使用されずに空いている第
1.第3象限に配置される。
ワイドアスペクト比の受像機では、[f−ν」周波数領
域で、YH’信妙を分離抽出し1周波数逆変換により元
の輝度高精細情報YHに復調し、サイドパネル部では時
間軸の伸長操作を行なうことによって、ワイドアスペク
ト比、かつ、高解像度な画像再生ができる。
このほか、これまで述べてきた諸方式と、いわゆる上下
マスク方式とのハイブリッド形式も考えられる。
すなわち、水平同期期間をほとんどすべて画像に充当す
れば、水平方向は現行の約776倍になる。したがって
垂直方向を現行の7/8倍にすれば、アスペクト比は現
行の4/3から、(4/3)X (7/6)/ (7/
8)=16/9になる。これは現在標準的に考えられて
いるワイドアスペクト比である。
垂直方向を7/8倍にすることは、上下からそれぞれ(
1/16)をオーバスキャンとして画面外に出すことで
ある。これは特に大きな値ではなく、fIA行でもこれ
に近い垂直オーバスキャンが行なわれている。
すなわち、特に無理な(16:9の標準的なワイドアス
ペクトを実現することも可能である。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第5図により説明する。この
実施例は第1図の場合に対応する。
m像装置1において、走査によって第1図(b)に示し
たようなワイドアスペクト比の3原色信号R,G、Bは
、時間軸変換部2により、第1図(c)に示すようにサ
イドパネル部がオーパース 、キャン領域内に収容され
るような時間軸圧縮を行なったR’ 、G’ 、B’倍
信号変換する。そして、YIQ変換回路3において、例
えば輝度信号Y。
ならびに色差信号I、Qに変換する。これらの信号は、
NTSCエンコーダ回路4において、T!A行NTSC
方式と同様なエンコードの信号処理を行ない1両立性を
有するワイドアスペクト比のテレビジョン信号を形成す
る。
なお、NTSCエンコーダ回路4においては、方式原理
に沿った2次元、あるいは3次元領域での帯域制限処理
などのPre Conbing処理を行ない。
漏話等などの画質劣化成分を除去することも可能である
時間軸変換部2の一実施例を第6図に示す。この実施例
では、ラインメモリ回路5への書込み。
読出しクロックを制御することでサイドパネル部の時間
軸圧縮を実現する。すなわち、ラインメモリ回路5への
書込みクロックWTCKは、サイドパネル部ではfs’
 =−fs*センタパネル部ではfsの周波数のものを
使用して、ラインメモリへの書込み動作を行なう。一方
、ラインメモリ回路5からの読出しは、fsの周波数の
読出しクロックRDCKで動作させる。これにより、サ
イドパネル部では圧縮率1 / nに時間軸圧縮した所
望の信号を得ることができる。
なお、ラインメモリ回路5のWTCKを第7図に示すよ
うに、サイドパネル部において、  fsl からfsまで連続的、あるいは段階的に変化させること
によって、第2図に示すような形態の両立性あるテレビ
ジョン信号が形成できる。
以上、本実施例によれば、簡単な信号処理によって1両
立性のあるワイドアスペクト比のテレビジョン信号の形
成ができる。
なお、ワイドアスペクト比のテレビジョン信号と、現行
NTSC方式テレビジョン信号との識別が可能なように
、NTSCエンコーダ回路4などでワイドアスペクト比
のテレビジョン信号に対しては識別信号を付加する。
次に、ワイドアスペクト比、かつ、高解像度な第4図に
示したテレビジョン信号の形成の一実施例を第8図に示
す。
撮像袋に1より走査によって得られたワイドアスペクト
比の3原色信号R,G、Bは、時間軸変換部2により、
サイドパネル部か時間軸圧縮させたR’ 、G’ 、B
’倍信号変換する。そして、YIQ変換回路3で、例え
ば、輝度信号Y2色色差分I、Qに変換する。これらの
信号は、NTSCエンコーダ回路4において、現行NT
SC方式の信号にエンコードする。この際、2次元、あ
るいは3次元の信号処理によるPre Combing
処理を行ない、漏話などの画質劣化要因を除去すること
が望ましい。
一方、輝度信号の一方は、YH抽出回路6により、第4
図(b)に示すような輝度高精細情報Yo倍信号抽出す
る。そして1周波数シフト回路7では1例えば副搬送波
μa”   fsc′T:m送波抑圧振幅変調を行ない
、その下側帯波成分を抽出して、周波数シフトしたYH
′  信号を生成する。
そして、重畳回路8で両者を加算して、両立性のあるテ
レビジョン信号を形成する。
なお、副搬送波μ0はライン毎に位相が反転し、かつ、
同一位相の点がフィールド毎に下降するような位相制御
を行なうことで、第4図(c)の第1、第2象限にYH
′  信号を配置する。
また、受信側でのμ0再生に必要な位相情報を例えばフ
ィールドの最後の走査線などに重畳する。
以上5本実施例により、ワイドアスペクト比。
かつ、高解像度なテレビジョン信号を形成できる。
なお、補強信号としては、輝度高精細情報に限らず、例
えば、色差信号高精細情報、あるいは両者の組み合せた
ものなども使用することが可能である。さらに、補強信
号の重畳形態も、第9図に示すようなオフセット標本化
を利用したもの、あるいは第10図に示すようなRF帯
でのキャリア!rに直交変調させた形態のもの、もしく
は、これらの組み合せたものなど、様々な形態で実現す
ることも可能である。
つぎに、第3図に示したテレビジョン信号の形成の一実
施例を第11図、第12図に示す。
撮像装置1より走査によって得られるワイドアスペクト
比の3原色信号は、YIQ変換回路3において、例えば
、輝示信号Y2色差信号I、Qに変換される。そして、
エンコーダ回路9では、現行NTSC方式と同様9色差
信号I、Qを色副搬送波fscで直交変調して得られる
色信号Cを輝度信号Yに重畳する。
この際、2次元、3次元信号処理により方式原理に沿っ
た帯域制限などのPre Combing処理を行ない
、漏話などの画質劣化要因を除去することが望ましい。
そして、同期信号付加回路10で、第3図に示したよう
な同期信号、バースト信号などを付加して、両立性のあ
るテレビジョン信号を形成する。
第12図は、この同期信号付加回路の一実施例である。
ブランキング回路11は1例えば走査線毎に現行NTS
C方式、ワイドアスペクト比テレビジョン信号となるよ
うに、映像期間のブランキング処理を行なう。そして、
バースト付加回路12では、現行NTSC方式に対応し
た走査線にバースト信号を挿入する。また、 5vNc
付加回路13では、現行NTSC方式に対応した走査線
では正規の水平同期信号、ワイドアスペ“クト比に対応
した走査線には短縮した水平同期信号を付加する。なお
、 5YNC信号は、現行NTSC方式と同じものを付
加することが望ましい。これらの動作に必要な制御信号
類は、水平同期HD 、垂直同期VDをもとに、制御信
号発生回路14で発生させる。
以上1本実施例によれば、時間軸圧縮などの信号処理を
行なうことなく、極めて簡単な構成で両立性のあるワイ
ドアスペクト比のテレビジョン信号を形成できる。
以上、これまで述べた実施例では1両サイドパネルを前
提としたワイドアスペクト比のテレビジヨン信号に関連
したものである。
しかしながら、ワイドアスペクト比のテレビジョン信号
の形成には、例えば第13図に示すような形態も可能で
ある。すなわち、同図(a)に示すように現行NTSC
方式に対してサイドパネルを付加することによりワイド
アスペクト比のテレビジョン信号を構成、あるいは、同
図(b)に示すように右サイドパネルにより構成するも
のである。
第14図は、本発明を例えば第13図(a)の左サイド
パネル方式に適用した場合の原理説明図°である。
同図(a)は現行NTSC方式の場合の信号形態である
。一方、同図(b)は本発明により撮像系のカメラ出力
信号2表来信号であり、左サイドパネルによりワイドア
スペクト化を実現する。
同図(c)、(d)は両立性のあるワイドアスペクト比
のテレビジョン信号の形態を示す。(c)では、左サイ
ドパネル部の情報を1時間軸圧縮によりオーバースキャ
ン領域内に収容する。この場合には、圧縮率1 / n
のnの数値も大きくなるため、サイドパネル部の解像度
は低下する。一方、(d)は、水平同期の短縮により、
時間軸圧縮に伴なう解像度低下を救済するものである。
この一実施例を第15図に示す。この実施例では、先に
第5図に示した構成と同様であり、時間軸変換部15で
の動作のみが異なる。すなわち、時間軸変換部では左サ
イドパネル部のみに対して時間軸の圧縮操作を行なう、
この操作は圧縮率が一律、あるいは連続的に変化、のい
ずれも可能なことは明らかである。
本実施例によれば、時間軸圧縮の処理もより簡単で、両
立性のあるワイドアスペクト比のテレビジョン信号を形
成できる。
なお、右サイドパネル方式についても第15図と同様の
構成でテレビジョン信号を形成できることは明らかであ
り、説明は省略する。
また、左サイドパネル方式、右サイドパネル方式のいず
れに対しても、さらに前述したような補強信号を組み合
せ、ワイドアスペクト比、かつ、高解像1fなテレビジ
ョン信号を形成することも可能である。これらは、第8
図〜第10図に示したものと同様に実現できるので、説
明は省略する。
以上、述べた以外にも1両立性のあるワイドアスペクト
比のテレビジョン信号の形成が可能であり、その原理説
明図を第16図に示す。
同図Cb )に示すようなワイドアスペクト比のカメラ
出力信号に対し、例えば、同図(c)に示すように走査
線毎に左サイドパネル部、右サイドパネル部の画像情報
を交互に配置して両立性を有するテレビジョン信号を形
成、あるいは、同図(d)に示すように1時間軸圧縮し
た左サイドパネル、右サイドパネル情報を走査線毎に交
互に配置して両立性を有するテレビジョン信号を形成す
る。
ワイドアスペクト比の受像機では、伝送されなかったサ
イドパネル情報は補間によって再生する。
この一実施例を第17図に示す。この場合は第16図(
d)に示したテレビジョン信号の形成に対応している。
撮像装置1より得られたワイドアスペクト比の信号に対
して、時間軸変換部2では左右サイドパネル部の時間軸
圧縮処理を行なう。
そして、YIQ変換回路3で、例えば輝度信号Y。
色差信号i、Qに変換する。この信号の一方は選択回路
17.他の一方は遅延回路16を経由して選択回路17
に入る。選択回路17では、信号系列が第16図(d)
になるように所望の信号系列を選択する。この出力信号
Y’ 、I’ 、Q’はNTSCエンコーダ回路4にお
いて、現行NTSC方式と同様な信号形態にエンコード
し1両立性のあるテレビジョン信号を形成する。
さて、以上述べた実施例においては、サイドパネル部の
時間軸圧縮処理をラインメモリ回路等で実現した場合に
ついて説明した。しかしながら、この時間軸圧縮処理は
撮像系の走査の偏向電圧などを制御することによっても
実現可能である。すなわち、通常は第18図(b)に示
すような水平走査偏向電圧によって走査を制御し、同図
(a)に示すようなワイドアスペクト比のカメラ出力信
号を得ている。一方、例えば、同図(d)に示すような
特性の水平偏向電圧によって、両サイドパネルが時間軸
圧縮された同図(c)に示すワイドアスペクト比のカメ
ラ出力信号を得ることができる。なお、時間軸圧縮の期
間に相当する領域の偏向電圧の傾斜などを変化させるこ
とによって、圧縮率を一律、あるいは連続的に変化させ
ることができる。
以上、述べたような撮像系の走査の段階で時間軸圧縮処
理が行なわれたカメラ出力信号に対して本発明を適用し
た一実施例を第19図に示す。
ワイドアスペクト比の撮像装置1は、走査制御回路18
よりつくられる、例えば第18図(d)に示すような水
平走査偏向信号によって走査を行ない、サイドパネル部
が時間軸圧縮された所望のワイドアスペクト比のカメラ
出力信号を発生する。
この信号は、YIQ変換回路3により1例えば輝度信号
Y9色色差分I、Qに変換し、NTSGエンコーダ回路
4で現行NTSC方式の信号形態にエンコードし1両立
性を有するテレビジョン信号を形成する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、簡単な信号処理により、現行NTSC
方式と両立性のあるワイドアスペクト比のテレビジョン
信号の形成が可能となり、現行システムの範囲内で、よ
り臨場感のある画像サービスの提供ができる。
なお、本発明の実施形態は、アナログ、ディジタル、あ
るいは両者の混合したいずれのものでも可能なことは明
らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図、第13@、第14図、第16図はそれ
ぞれ本発明の原理説明図、第5図〜第12図、第15図
、第17図〜第19図はそれぞれ本発明の一実施例を示
す図である。 1・・・撮像装置、2・・・時間軸変換部、3・・・Y
IQ変換回路、4・・・NTSCエンコーダ回路、5・
・・ラインメモリ回路、6・・・Yo抽出回路、7・・
・周波数シフト回路、8・・・重畳回路、9・・・エン
コーダ回路。 10・・・同期信号付加回路、11・・・ブランキング
回路、12・・・バースト付加回路、13・・・5YN
C付加回路、14・・・制御信号発生回路、15・・・
時間軸変換部、16・・・遅延回路、17・・・選択回
路、18・・・走隼 /In ′94  多 田 (ILン(bン 第 3 口 箋 4 目 (llL) Cb)           ”ゝ 第 5 図 鴇 bf3 名 7 n 5  ラインを石11日罰ト 第 a 図 萬っ 凹 囁 1o  亘 ’rv 不 //  I!1 ;4  a  I!1 鵬 ts  [!] (LL駈+イド)−聾ル方べ            
 (b)糸すAドハ0キル11ν¥ 層 記 第  lタ 記 塙 /6El 、r 時1lli′l軸変呟仰 第 /7  fEl 第 73 m 17 幼E(人I!I陸・ 垢 l? 口 tt  L表町費[:l外

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、現行テレビジョン方式より横長のアスペクト比の画
    像信号において、ワイドアスペクト比を実現するサイド
    パネル部の画像信号を補助信号として重畳することを特
    徴とするテレビジョン信号の形成方法。
JP63229971A 1988-09-16 1988-09-16 テレビジョン信号の形成方法 Pending JPH0279690A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0661591A2 (en) 1993-12-29 1995-07-05 Eastman Kodak Company Photographic elements containing loaded ultraviolet absorbing polymer latex
EP0695968A2 (en) 1994-08-01 1996-02-07 Eastman Kodak Company Viscosity reduction in a photographic melt

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