JPH027932A - 電気掃除機の制御回路 - Google Patents

電気掃除機の制御回路

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JPH027932A
JPH027932A JP15985088A JP15985088A JPH027932A JP H027932 A JPH027932 A JP H027932A JP 15985088 A JP15985088 A JP 15985088A JP 15985088 A JP15985088 A JP 15985088A JP H027932 A JPH027932 A JP H027932A
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JP
Japan
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voltage
floor nozzle
reference voltage
triangular wave
motor
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JP15985088A
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Hidetoshi Imai
秀利 今井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はモータにより駆動されるアジテータを有する吸
込具を具備した電気掃除機の制御回路に関するものであ
る。
従来の技術 一般に従来の電気掃除機の制御回路は第8図に示すよう
な構成であった。第8図においで、1は商用電源、2は
電源スィッチで、電源の0N−0ドFを行っている。こ
の電源スィッチ2と抵抗3と正特性サーミスタ4とダイ
オードブリッジ5とが直列に商用電源1に接続されてい
る。電源電圧はダイオードブリッジにより全波11流さ
れ、床ノズルの直流モータ6が駆動される。ダイオード
ブリッジ5と直流モータ6とはモータユニット7として
一つの外殻に収められている。8は掃除機本体に内蔵さ
れた本体モータで、双方向性サイリスタ9と直列に商用
電源1に接続されている。10は双方向性サイリスタ9
の制御回路で、商用電源1に接続されている。
上記構成により、以下、その動作を説明する。
電源スィッチ2の開閉により、直流モータ6および本体
モータ8の回転および停止を行う。ここで、抵抗3およ
び正特性サーミスタ4の直列抵抗値により、゛1源スイ
ッチ2のON時に生じる突入電流の制限を行って直流モ
ータ6の寿命を増大させている。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記従来の構成では、直流モータ6に直列に突
入電流制限用の抵抗3および正特性サーミスタ4が挿入
されているため、その抵抗分により電圧降下を生じ、商
用電源の電圧が完全に直流モータ6に印加されず、電力
ロスを生じるという問題があった。また、この吸込具の
直流モータ6に印加される電圧は通常一定であるが、被
掃除面の負荷が重くなり給電ライン11に流れる電流が
増大すると、正特性サーミスタ4の自己発熱によりその
抵抗値が増大し、がえって直流モータ6の回転数が落ち
てしまうという問題も有していた。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので。
突入電流制限用の抵抗をなくすことで、商用電源の電圧
を完全に床ノズル用のモータに印加でき。
さらに、被掃除面の負荷の軽重により床ノズル用のモー
タの回転数を自動制御することができる電気掃除機の制
御回路を提供することを目的とするものである。
aSを解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の第1の手段としての
電気掃除機の制御回路は、交流電源に同期した三角波を
発生させる三角波発生回路と、前記三角波と電源投入時
上側および下側の設定電圧の間で徐々に変化する基準電
圧とを比較する比較回路と、前記比較回路の出力により
電動送風機および床ノズル用電動機をそれぞれの制御素
子を介して駆動制御する制御手段とを備え、電源投入時
に前記両型動機の回転数を徐々に上げるように構成した
ものである。
さらに1本発明の第2の手段としての電気掃除機の制御
回路は、第1の手段に加えて、比較回路の基ip?!!
圧の設定値を可変する可変手段と、さらに定常運転時に
床ノズル用電動機の制御素子である双方向性サイリスタ
のゲートに直流トリガを出力する直流トリガ手段とを備
えたものである。
さらに1本発明の第3の手段としての電気掃除機の制御
回路は、交流電源に同期した三角波を発生させる二角波
発生回路と、前記三角波と電源投入時上側および下側の
設定電圧の間で徐々に変化する第1の基準電圧とを比較
する第1の比較回路と、前記三角波と電源投入時上側お
よび下側の設定電圧の間で徐々に変化する第2の基準電
圧とを比較する第2の比較回路と、前記第2の基4!電
圧設定部をオンオフする床ノズルスイッチと、前記第1
の比較回路の出力により電動送風機を第1の制御素子を
介して駆動制御する第1の制御手段と。
前記第2の比較回路の出力により床ノズル用電動機を第
2の制御素子を介して駆動制御する第2の制御手段とを
備えたものである9 さらに、本発明の第・1の手段としての電気掃除機の制
御回路は、第]−の手段に加えて、床ノズル用電動機の
給電ラインを流れるffl流を検出する電流センサと、
分配電流センサの出力を別のJJt準電圧1と比較して
比較回路の1上塗電圧を可変するnf変手段とを備え、
被掃除面の負荷が軽いときには、電動送風機および床ノ
ズル用電動機の入力を落とし、負荷が重いときには、入
力を最大にするものである。
さらに5本発明の第5の手段としての電気掃除機の制御
回路は、第4の手段に加えて、電流センサの出力が別の
基準電圧以上または以下になったときに比較回路の基準
電圧の可変を遅らせる遅延手段を備え7被掃除面の負荷
の軽重により電動送風機および床ノズル用電動機の回転
数が切換わるときに一定時間切換わる前の状態を保持す
るに−)に構成したものである。
作用 上記第1の手段により、交流電源に同期した三角波と、
電源投入時上側およびド側の設定電圧の間で徐々に変化
する基準電圧とを比較回路で比較し、たとえば、この基
準電圧が三角波の電圧よりも高いときには比較回路の出
力はハイレベルとなり、低いときにはローレベルとなり
1 このような比1咬回路の出力により、制御手段を介
して電動送風機および床ノズル用電動機を駆動制御する
ので、両組動機に印加される電圧は電源投入時から時間
の経過とともに徐々に大きくなるように制御しC回転数
を徐々に」二げてゆくことができ、このため従来の床ノ
ズル電動機のような突入゛4工流制御用抵抗が不要とな
り、最終的には最大電圧を印加できて、電力ロスをなく
すことができる。
さらに、」二記第2の手段により、第1の手段による作
用に加えて、可変手段により比較回路の基準″直圧を変
化させろと、二角波の電圧との比較により比較回路の出
力の発生タイミングがずれるので、この比較回路の出力
により、両組動機の回転数を制御することができ、また
、定常運転時には直流トリガ手段に、より、床ノズル用
電動機の双方向性サイリスタのゲートに直流トリガが出
力されるので、床ノズル用電動機には最大電力を与える
ことができろ。したがって、電動送風機は回転数を可変
して運転制御できるが、床ノズル用電動機は定常運転時
には常にフル回転が可能となり、電力ロスのない制御が
できる。
さらに、第3の手段により、交流電源に同期した三角波
と、電源投入時上側および下側の設定電圧の間で徐々に
変化する第1および第2の基準電圧とを第1および第2
の比較回路でそれぞれ比較し、第1の比較回路の出力に
より電動送風機を第1−の制御手段で、第2の比較回路
の出力により床ノズル用電動機を第2の制御手段でそれ
ぞれ独立して駆動制御し、第2の比較回路の第2の基+
!!電圧設定部を床ノズルスイッチによりオンオフ制御
するので1両tvJ機に印加される電圧は電源投入時か
ら時間の経過とともに徐々に大きくなるようにそれぞれ
独立して制御することhtできるとともに、床ノズルス
イッチのオンオフ(−より、電動送風機から独立して床
ノズル用電動機をオンオフ制御することができる。
さらに、第4の手段により、第1の手段による作用に加
えて、被掃除面の負荷が軽く給電ラインに流れる電流が
小さいときには、電流センサの出力は小さいので、可変
手段は動作せず、比較回路の基準電圧は変化しないが、
被掃除面の負荷が重く給電ラインに流れる電流が大きい
ときには、電流センサの出力は大きいので、可変手段は
この電流センサの出力を別の基4!電圧と比較して比較
回路の基準電圧を可変し、負荷の軽いときにば両′市動
機の入力を落とし、負荷が重いときには両組動機の入力
を最大にするように、負荷の軽重に応じた両組動機の回
転が得られる。
さらに、第5の手段により、第4の手段による作用に加
えて、遅延手段により、被掃除面の負荷の軽重に応じて
、電流センサの出力が別の基準電圧以上または以下にな
ったときに比較回路の基準電圧の可変を遅らせるように
働くので、電動送風機および床ノズル用電動機の回転数
が切換わるときに一定時間切換わる前の状態を保持する
ことができ、床ノズル用電動機の給電ラインの少しの電
流変化で微妙に雨雪動機の回転が強弱をくり返すことが
なく、安定した動作となる。
実施例 以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す電気掃除機の制御
回路の回路図である。第1図において、21は商用電源
であり、この商用電源21に本体モータ22と第1の双
方向性サイリスタ23とが直列に接続され、さらに、床
ノズルモータユニット24と第2の双方向性サイリスタ
25も直列に接続されている。26はトランスであり、
1次コイルが商用電源21に接続され、2次コイルはダ
イオードブリッジ27に電源スィッチ28を介して接続
されている。ダイオードブリッジ27のθ端子は商用電
源21のGNDラインと共通に接続され、■端子はダイ
オード29を通して電解コンデンサ30とツェナーダイ
オード31に接続され、電圧制限および平滑が行われる
32はコンパレータで、その■入力端子には、ダイオー
ドブリッジ27とダイオード29との間に接続された基
11!抵抗33.34によって分圧された余波!IIm
波形Aが人力されており、また、e入力端子には、ダイ
オード29の出力側に接続された基準抵抗35゜36に
よって分圧された直流波形Bが入力されている。このコ
ンパレータ32の出力は制限抵抗37を介して充電抵抗
38とコンデンサ39の接続点に接続され、コンパレー
タ40のe入力端子に接続されている。一方、コンパレ
ータ40の■入力端子は、基準抵抗43.44の接続点
に接続され、基?省抵抗43の他端は電解コンデンサ4
1と基準抵抗42との並列回路を介してダイオード29
の出力側に接続されている。
また、コンパレータ40の出力は、トランジスタ45の
ベース抵抗46.47に接続されており、ベース抵抗4
6.47の接続点がトランジスタ45のベースに接続さ
れている。トランジスタ45のコレクタは第1および第
2の双方向性サイリスタ23.25のゲートにそれぞれ
ゲー1へ抵抗48.49を介して接続されている。
上記の構成において、以下第2図によりその動作を説明
する。第2図において、電源スィッチ28を投入すると
、コンパレータ32の各入力波形は第2図(a)に示さ
れるように、■入力端子には全波整流波形A、e入力端
子には直流波形Bが入力される。これにより、その出力
電圧波形Cはハイ。
ローを繰返えす第2図(b)に示すような波形を−1す
る。ここでコンパレータ40のθ入力端子の電圧波形り
は、電圧波形Cがハイのときには充電抵抗38を通しC
コンデンサ39を充電し、電圧波形Cがローになると抵
抗値の小さい制限抵抗37を介してコンデン+j39の
チャージが瞬時に放電されて第2図(c)に示すような
交流電源に同期した三角波が形成されることになる。次
に、コンパレータ40のe入力端子の電圧波形Eである
が、電源スィッチ28による電源投入時は、電解コンデ
ンサ41が等価的にショート状態になるので、電圧波形
Eは、基準抵抗43.44だけで分圧された上側の設定
電圧を発生するが、時間とともに徐々に電解コンデンサ
41が抵抗43.44で決められる時定数によってチャ
ージされて行き、最終的には等価的にオープン状態とな
る。このときの電圧波形Eは第2図(c)に示すように
、抵抗42.43と抵抗44との分圧で決まる下側の設
定電圧としておちつくようになる。
このように、上側および下側の設定電圧の間で徐々に変
化する基準電圧Eと前記三角波形りとが、コンパレータ
40に人力されて比較される。このとき、コンパレータ
40の出力波形Fは第2図(d)に示すように基準電圧
Eが三角波りよりも電圧が高いときにはハイレベル、低
いときにはローレベルとなり、トランジスタ45のコレ
クタ出力電圧Gは第2図(e)に示すように出力電圧F
の波形と反対の動作を行う。この出力電圧Gを第1およ
び第2の双方向性サイリスタ23.25のトリガ電圧と
して供給すると、第1および第2の双方向性サイリスタ
23.25の電圧波形H,Jは第2図(f)の実線部に
示すようになり5本体モータ22と床ノズルモータユニ
ット24に印加される電圧は、逆に、破線部に示す電圧
波形にとなる。これからも分かるように両モータ22,
24aに印加される電圧は。
電源投入時から時間の経過とともに徐々に大きくなって
くるので、それぞれのモータ22,24aは徐々に回転
数が大きくなり、最終的には最大電圧が印加されること
になって、電力ロスの無い制御回路が構成できることに
なる。
第3図は、第2の実施例である電気掃除機の制御回路の
要部を示す回路図である。第3図において、コンパレー
タ40の■入力端子には、第1図の抵抗44の代オ〕り
に可変抵抗器51が挿入され、コンパレータ40の基4
電圧を可変可能としている。また、別のコンパレータ5
2のe入力端子は電解コンデンサ41のe側端子に接続
されている。さらに。
コンパレータ52のe入力端子は基準抵抗53.54で
分圧した別の基準電圧が印加されており、その出力一端
は電流供給抵抗55とダイオード56の接続点に接続さ
れ、ダイオード56を介して第2の双方向性サイリスタ
25のゲートに接続されている。また、トランジスタ4
5のコレクタは抵抗57を介してダイオード58 、5
9のアノードにそれぞれ接続され。
方のダイオード58のカソードは第1の双方向性サイリ
スタ23のゲートに、他方のダイオード59のカソード
は第2の双方向性サイリスタ25のゲートに接続されて
いる。
上記構成において、以下その動作を説明する。
第3図において、電源スィッチを投入すると、第1の実
施例と同様に電解コンデンサ41と抵抗43、可変抵抗
器51で決定される時定数により、両モータ22,24
aの回転数が徐々に上がっていき、その後、定常回転を
するようになるが、そのとき、可変抵抗器51の抵抗値
を変化させるとコンパレータ40のe入力端子に入力さ
れている三角波との入力端子の入力端子としての基準電
圧との交差点の位置が変化するので、コンパレータ40
の出力パルスの発生タイミングがずれるため、トランジ
スタ45のオンタイミングもずれ、第1の双方向性サイ
リスタ23に印加される電圧が変化し、本体モータ22
の回転数がコントロールされることになる。しかし、コ
ンパレータ52のe入力端子の電圧が、電解コンデンサ
41が等価的にオープン状態になっている定常時には必
ずコンパレータ52のe入力端子に印加される基準電圧
よりも低くなるように設定しておけば、コンパレータ5
2の出方電圧は定常時。
常にハイレベルとなり、可変抵抗器51の可変とは無関
係に、第2の双方向性サイリスタ25は直流トリガとな
り、床ノズルモータユニット24には常に最大人力が印
加されることになる。ここで、ダイオ−F56,58.
59について説明すると、電源投入時には、電解コンデ
ンサ41が等価的にショート状態で、そのときコンパレ
ータ52のΦ入力端子に印加される基準電圧がθ入力端
子に印加される電圧より低くなるように設定すると、コ
ンパレータ52の出力はローレベルで、第1の双方向性
サイリスタ23はダイオード58を、第2の双方向性サ
イリスタ25はダイオード59を通して入力が徐々に上
がっていく。そして定常状態で電解コンデンサ41がオ
ープン状態になると、コンパレータ52の出力がハイレ
ベルとなり、第2の双方向性サイリスタ25はダイオー
ド56を通して直流トリガされるが、第1の双方向性サ
イリスタ23は、ダイオード59で、直流トリガを阻止
しているので、ダイオード58を通してのみ電流が第1
の双方向性サイリスタ23のゲートに供給され、本体モ
ータ22の入力コントロールが可能となる。したがって
、電源投入時は、第1の双方向性サイリスタ23と第2
の双方向性サイリスタ25は徐々に電圧が増加するよう
に印加され。
本体モータ22と沫ノズルモータユニット24は回転数
が徐々に上がっていき、電解コンデンサ41がオープン
となり定常状態になったときは、可変抵抗器51の抵抗
値を変化させることにより、本体モータ22のみの入力
をコントロールすることができ、このとき、床ノズルモ
ータユニット24は直流トリガにより常にフル回転する
ことになり、使用性が良く、電力ロスの無い制御回路が
構成できる。
第4図は第3の実施例を示す電気掃除機の制御回路の回
路図である。第4図において、コンパレータ61のθλ
入力端子コンパレータ40のe入力端子と共通に接続さ
れ、コンパレータ61のΦ入力端子には、基準抵抗64
.65の接続点が接続され、基準抵抗64の他端は電解
コンデンサ62と基準抵抗63との並列回路を介してダ
イオード29の出力側と直列に接続されている。また、
抵抗65とGNDとの間には床ノズルスイッチ66が接
続されている。さらに、コンパレータ61の出力端はト
ランジスタ67のベース抵抗68.69が接続されてお
り、ベース抵抗68 、69の接続点はトランジスタ6
7のベースに接線されている。また、トランジスタ67
のコレクタは第2の双方向性サイリスタ25のゲートに
ゲート抵抗70を介して独立に接続されており、トラン
ジスタ45のコレクタは第1の双方向性サイリスタ23
のゲートにゲート抵抗48を介して独立に接続されてい
る。
上記構成において、以下、その動作を説明する。
第4図において、まず床ノズルスイッチ66がオフのと
きに、電源スィッチ28をオンして電源を投入すると、
コンパレータ40とそれに続くトランジスタ45および
、第1の双方向性サイリスタ23は、第1の実施例で述
べたように動作して1本体モータ22は徐々に回転数が
上がり、最終的には定常回転をするが、コンパレータ6
1のΦλ入力端子抵抗63゜64によりハイレベルにな
っているので、その出力は常にハイレベルとなり、トラ
ンジスタ67はオフとなり、第2の双方向性サイリスタ
25もオフで、床ノズルモータユニット24は回転しな
い。ここで、床ノズルスイッチ66をオンすると、電解
コンデンサ62が等価的にショート状態になり、このコ
ンパレータ61の■入力端子には基準抵抗64.65だ
【ブで分圧された上側の設定電圧を発生するが、時間と
ともに徐々に電解コンデンサ62が抵抗64 、65で
決められる時定数によりチャージされて行き、最終的に
は等価的にオープン状態となる。このとき、コンパレー
タ61の■入力端子に印加される電圧は抵抗63 、6
4と抵抗65との分圧で決まる下側の設定電圧となる。
このようにコンパレータ61のe入力端子は自動的に基
準電圧が上側の設定値としての抵抗64と抵抗65との
分圧レベルから、下側の設定値としての抵抗63.64
と抵抗65との分圧レベルへと下降して行き、このとき
、e入力端子には常に一定の三角波を形成しているので
、コンパレータ61の出力パルスは、第2図(d)に示
す出力波形Fと同様に、時間とともにパルス発生時間が
短かくなり、トランジスタ67で駆動される第2の双方
向性サイリスタ25に印加される電圧も徐々に減少して
行くので、床ノズルモータユニット24の回転数は徐々
に上がっていく。また、このときに、床ノズルスイッチ
66をオフすると、電解コンデンサ62のチャージは抵
抗63を通して放電されるので、再び床ノズルスイッチ
66をオンしたときには上述した動作を繰返す。これに
より、本体モータ22の回転の有無にかかわらず、床ノ
ズルモータユニット24を単独にオン、オフ制御ができ
、オン時は常に回転数を自動的に徐々に上げていくとい
う制御回路が構成できることになる。
第5図は第4の実施例を示す電気掃除機の制御回路の回
路図である。第2のコンパレータ40のΦλ入力端子接
続される抵抗44の両端に抵抗71を介してトランジス
タ72のコレクタとエミッタが接続され、トランジスタ
72のベースにはツェナーダイオード73のアノードが
接続されている。74は電流センサで、第2の双方向性
サイリスタ25のT1ラインである床ノズル用モータ2
4aの給電ライン87の電流が大きくなればセンサ出力
が大きく、小さくなればセンサ出力も小さくなるという
動作を非接触で行っている。この電流センサ74の出力
は、整流用のダイオードブリッジ75と電解コンデンサ
7Gで直流に変換されている。77は正転増幅器で、整
流された電流センサ74の出力を増幅して、2の出力は
ツェナーダイオード73のカソードに接続されている。
上記構成において、以下、その動作を説明する。
第6図において、まず、被掃除面の負荷が軽く、第2の
双方向性サイリスタ25に流れる電流が小さいとき、す
なわち第6図(a)のし、の範囲のときには正転増幅器
77の出力電圧りはツェナーダイオード73のツェナー
電圧Nより低くなり、そのときにはトランジスタ72は
オフとなり、コンパレータ40のe入力端子に印加され
る電圧E′を第6図(b)の電圧■、になるように、抵
抗42,43.44を設定すると、トランジスタ45の
コレクタff電圧G’は第6図(c)のようなタイミン
グでパルスを発生し、第1および第2の双方向性サイリ
スタ23゜25のゲー1〜に印加される電圧は、第6図
(d)の斜線部Pに示すような電圧になるので、本体モ
ータ22および床ノズルモータユニット24の回転数は
落ちる。次に、被掃除面の負荷が重くなり、第2の双方
向性サイリスタ25に流れる電流が大きくなると、第6
図(a)に示すt2の期間となり、正転増幅器67の出
力電圧りはツェナーダイオード73のツェナー電圧Nよ
り高くなり、トランジスタ72はオンとなり、抵抗44
と抵抗71は並列回路を構成し、コンパレータ40のΦ
入力端子に印加される基準電圧E′は下がる。この基準
電圧E′を第6図(b)の゛重圧V2になるように抵抗
71を設定すると、第1および第2の双方向性サイリス
タ23.25に印加される電圧Qは第6図(d)の黒塗
り部のようになるので1本体モータ22および床ノズル
モータユニット24に印加される電圧が最大となり、回
転数は上がる。これにより、床面に適した両モータ22
,24aの回転数を自動的に2段階に切換えることがで
きるので、使用性のすぐれた制御回路になる。
なお、この第4の実施例では、本体および床ノズルの両
方のモータ22,24aを同時に2段階に切換えている
が、どちらか一方のみのモータ回転数を切換えることも
容易に行うことができる。
第7図は第5の実施例の電気掃除機の制御回路の要部を
示す回路図である。第7図において、正転増幅器77の
出力をコンパレータ81のe入力端子に接続し、そのe
入力端子は基準抵抗82.83で分圧される基準電圧を
入力している。また、その出力は、保護抵抗84を通し
て抵抗85に接続され、保護抵抗84および抵抗85の
接続点とGNDラインとの間に、電解コンデンサ86が
介装されている。
上記構成において、以下、その動作を説明する。
第7図において、第2の双方向性サイリスタ25の給電
ライン87に流れる電流が少ないときの正転増幅器77
の出力電圧をコンパレータ81のe入力端子に印加され
る基準電圧より小さく設定すれば、コンパレータ81の
出力はハイレベルとなり、コンパレータ40のe入力端
子電圧は基準抵抗42,43.44で決まる′電圧とな
り、本体モータ22および床ノズルモータユニット24
の入力は、第4の実施例に述べたように入力が小さく回
転数も落ちる0次に、被掃除面の負荷が重くなり第2の
双方向性サイリスタ25の給電ライン87の電流が大き
くなると、正転増幅8177の出力がコンパレータ81
のe入力端子電圧より大きくなり、出力はローレベルと
なる。このとき抵抗44に並列に抵抗85および放電抵
抗84が挿入されたと等価になり、コンパレータ40の
基準電圧としてのe入力端子電圧は下がり、その結果と
して、本体モータ22および床ノズルモータユニット2
4の入力が上がって回転数も上がる。さらに、被掃除面
の負荷が軽くなって、第2の双方向性サイリスタ25の
給電ライン87に流れる電流が小さくなったときは、コ
ンパレータ81の出力はハイレベルになるがコンデンサ
86の充W&電圧E□は瞬時にはコンパレータ40の■
入力端子電圧E2と同じ電圧にはならず、抵抗85およ
び抵抗84を通してコンデンサ86の電荷が放電するま
ではΦ入力端子電圧E2は低いままである。すなわち、
−旦、本体モータ22および床ノズルモータユニット2
4がフル回転すると、第2の双方向性サイリスタ25の
給電ライン87に流れる電流が小さくなっても急に両モ
ータは弱回転になることはなく、遅延動作により。
しばらくの間、フル回転を維持することとなる。
したがって、給電ライン87の少しの電流変化で微妙に
両モータの回転が強弱をくり返すことのない安定した動
作となり、非常に使い勝手のよい電気掃除機の制御が可
能となる。
発明の効果 以上のように本発明の第1の手段によれば、電源投入時
、電動送風機および床ノズル用電動機への入力を徐々に
上げてゆくように制御することができ、電源投入時の突
入電流によるモータスパークを防止することができると
ともに、従来用いられていた電流制限用の抵抗を省くこ
とができ、定常運転時に、この電流制限抵抗による電圧
降下によって床ノズル用電動機に電源電圧を完全に印加
することができないという問題を解消することができ、
無駄な電力消費を省くことができるものである。
さらに、第2の手段によれば、可変手段により電動送風
機の回転数を制御可能としたので、使い勝手が向上する
とともに、定常運転時に、直流トリガ手段により、床ノ
ズル用電動機に最大電力を与えることができ、無駄な電
力消費を完全に省くことができる。
さらに、第3の手段によれば、電動送風機および床ノズ
ル用電動機をそれぞれ独立して駆動制御することができ
、床ノズルスイッチのオンオフにより、電動送風機から
独立して床ノズル用電動機をオンオフ制御することがで
き、使い勝手が向上する。
さらに、第4の手段によれば、被掃除面の負荷が軽いと
きには、電動送風機および床ノズル用電動機の入力を落
とし、被掃除面の負荷が重いときには、電動送風機およ
び床ノズル用電動機の入力を最大にすることができ、従
来のような、被掃除面の負荷の軽重に関係なく床ノズル
電動機に印加される電圧が一定であり、加えて正特性サ
ーミスタの自己発熱に、す、負荷が重いとき、かえって
床ノズル電動機の回転数が落ちるという問題を解消する
ことができ、被掃除面の負荷の軽重に応じた電動送風機
および床ノズル用電動機の回転が得ら九 使い勝手が向
上する。
さらに、第5の手段によれば、遅延手段を備えたことに
より、被掃除面の負荷の軽重で電動送風機および床ノズ
ル用電動機の回転数が切換わるときに一定時間切換わる
前の状態を保持することができ、床ノズル用電動機の給
電ラインの少しの電流変化で微妙に両型動機の回転が強
弱をくり返すことのない、安定した動作となり、使い勝
手が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例を示す電気掃除機の制御回路の回
路図、第2図は第11図の要部の電圧波形図、第3図は
第2の実施例である電気掃除機の制御回路の要部を示す
回路図、第4図および第5図は第3および第4の実施例
を示す電気掃除機の制御回路の回路図、第6図は第5図
の要部の電圧波形図、第7図は第5の実施例である電気
掃除機の制御回路の要部を示す回路図、第8図は従来の
電気掃除機の制御回路の回路図である。 21・・・商用電源、22・・・本体モータ(電動送風
機)。 23.25・・・双方向性サイリスタ(制御素子)、2
4a・・・床ノズル用モータ (床ノズル用電動機)、
28・・・電源スィッチ、29・・・ダイオード、32
・・・コンパレータ、 33.34,35.36・・基
準抵抗、37・・・制限抵抗、38・・・充電抵抗、3
9・・・コンデンサ、40・・・コンバレーか、41・
・・電解コンデンサ、42,43.44・・・基準抵抗
、45・・トランジスタ、51・・・可変抵抗器(可変
手段)、52・・・コンパレータ、 53.54・・・
基準抵抗、55・・電流供給抵抗、 56.58.59
・・・ダイオード、61・・・コンパレータ、62・・
・電解コンデンサ、 63,64.65・・・基準抵抗
。 66・・・床ノズルスイッチ、67・・トランジスタ、
71・・・抵抗、72・・・トランジスタ、73・・・
ツェナーダイオード、74・・・電流センサ、81・・
・コンパレータ、82.83・・・基準抵抗、84・・
・保護抵抗、85・・・抵抗、86・・・電解コンデン
サ、87・・・給電ライン、D・・・コンパレータ40
のe入力端子電圧波形、E、E’ 山コンパレータ40
の■入力端子電圧波形(三角波)、F・・・コンパレー
タ40の出力電圧波形、G、G’  ・1−ランジスタ
45のコレクタ電圧波形。 代理人   森  本  義  弘 第2 図 Vム 第2 図 ト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、交流電源に同期した三角波を発生させる三角波発生
    回路と、前記三角波と電源投入時上側および下側の設定
    電圧の間で徐々に変化する基準電圧とを比較する比較回
    路と、前記比較回路の出力により電動風送機および床ノ
    ズル用電動機をそれぞれの制御素子を介して駆動制御す
    る制御手段とを備え、電源投入時に前記両電動機の回転
    数を徐々に上げるように構成した電気掃除機の制御回路
    。 2、比較回路の基準電圧の設定値を可変する可変手段と
    、さらに定常運転時に、床ノズル用電動機の制御素子で
    ある双方向性サイリスタのゲートに直流トリガを出力す
    る直流トリガ手段とを備えた請求項1記載の電気掃除機
    の制御回路。 3、交流電源に同期した三角波を発生させる三角波発生
    回路と、前記三角波と電源投入時上側および下側の設定
    電圧の間で徐々に変化する第1の基準電圧とを比較する
    第1の比較回路と、前記三角波と電源投入時上側および
    下側の設定電圧の間で徐々に変化する第2の基準電圧と
    を比較する第2の比較回路と、前記第2の基準電圧設定
    部をオンオフする床ノズルスイッチと、前記第1の比較
    回路の出力により電動送風機を第1の制御素子を介して
    駆動制御する第1の制御手段と、前記第2の比較回路の
    出力により床ノズル用電動機を第2の制御素子を介して
    駆動制御する第2の制御手段とを備えた電気掃除機の制
    御回路。 4、床ノズル用電動機の給電ラインを流れる電流を検出
    する電流センサと、前記電流センサの出力を別の基準電
    圧と比較して比較回路の基準電圧を可変する可変手段と
    を備え、被掃除面の負荷が軽いときには、電動送風機お
    よび床ノズル用電動機の入力を落とし、負荷が重いとき
    には、入力を最大にする請求項1記載の電気掃除機の制
    御回路。 5、電流センサの出力が別の基準電圧以上または以下に
    なったときに比較回路の基準電圧の可変を遅らせる遅延
    手段を備え、被掃除面の負荷の軽重により電動送風機お
    よび床ノズル用電動機の回転数が切換わるときに一定時
    間切換わる前の状態を保持するように構成した請求項4
    記載の電気掃除機の制御回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4996167A (en) * 1990-06-29 1991-02-26 At&T Bell Laboratories Method of making electrical contacts to gate structures in integrated circuits
JPH0475624A (ja) * 1990-07-18 1992-03-10 Sanyo Electric Co Ltd 電気掃除機
JP2010190477A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Fuji Industrial Co Ltd レンジフードの運転制御装置
JP2013117374A (ja) * 2013-03-19 2013-06-13 Fuji Industrial Co Ltd レンジフードの運転制御装置

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