JPH0475624A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH0475624A
JPH0475624A JP2191130A JP19113090A JPH0475624A JP H0475624 A JPH0475624 A JP H0475624A JP 2191130 A JP2191130 A JP 2191130A JP 19113090 A JP19113090 A JP 19113090A JP H0475624 A JPH0475624 A JP H0475624A
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正勝 藤原
Yuji Nakanishi
中西 雄次
Yoshiichi Morishita
森下 芳一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、床面の状態に応じて自動的に電動送風機の入
力を制御するようにした電気掃除機に関する。
(ロ) 従来の技術 従来床用吸込具の回転ブラシ駆動モータの電流の変化を
検知し、この検知出力によって電動送風機の入力を自動
的に制御する電気掃除機は例えば特開昭64−5243
0号公報に示されている。
しかしながら、通常掃除時には回転ブラシ駆動モータの
電流変化は極めて小さく、特に平均電流を取った場合に
は、はとんど変化のないものである。そのため1.上記
のような従来技術においては、単に回転ブラシ駆動モー
タの電流と比例して電動送風機の入力を制御しているだ
けであるので、床面の種類に対応したきめの細かい電動
送風機の入力制御ができなかった。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 本発明は、回転ブラシ駆動用のモータに流れる電流のピ
ーク値を検出して演算処理し、電動送風機の入力が床面
の状態に応じた最適の入力になるよう制御する電気掃除
機を得ることを目的とするものである。
(ニ)  課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の電気掃除機は、回転
ブラシと該回転ブラシを駆動するブラシ駆動モータとを
有する床用吸込具と、電動送風機と集塵室とを有する掃
除機本体と、前記ブラシ駆動モータに流れる電流を検出
する電流センサーと、該電流センサー出力値の電源周波
数の1/2サイクルまたは1サイクル毎のピーク値を検
出するピークホールド回路と、該ピークホールド回路の
出力値を演算して前記電動送風機の入力を制御する電動
送風機制御回路とを具備することを特徴としている。
(ホ) 作   用 上記構成により掃除機運転状態においては、ブラシ駆動
モータの電流を検出する電流センサーにより検出した出
力値からピークホールド回路にてブラシ駆動モータに流
れる電流のピーク値を求め、該ピーク値を電動送風機制
御回路にて演算して床面の状態を判断し、その床面に最
適の入力に電動送風機を制御する。
(へ) 実施例 本発明の一実施例を図面に基ずき以下に詳述する。
1は本発明の電気掃除機本体で、前部には蓋体2で開閉
される上面開口の集塵室3を、後部には該集塵室3と通
気口4を介して連通ずると共に後壁に排気口5を穿設し
た送風機収納室6を各々備えている。
7は前記送風機収納室6内に収納される電動送風機で、
吸気側7aを前記集塵室3に気密に連通している。8は
前記集塵室3内に挿脱自在に収納される通気性と保形性
を有した箱状フィルター9は箱状フィルター8内に挿脱
自在に収納される紙袋フィルターである。また、10は
吸気フィルター 11は排気フィルターである。
さらに、12は前記蓋体2に備えられ、吸込ホース13
を回転自在に連結する吸込口部で、吸込口14と、吸込
ホース13を回転自在に保持するホース連結筒15、該
ホース連結筒15の上部に位置して吸込口14を開閉す
るスライド式のシャッター板16とから構成されている
17は床用吸込具で内部に回転ブラシ18と該回転ブラ
シ18を駆動するブラシ駆動モータ19を備えており、
掃除機本体1とは延長パイプ2゜と吸込ホース13とを
介して吸込口14に接続されている。21は吸込ホース
13の先端に設けた手持ち部22に配設された操作部で
あり、摺動操作部23を備えている。
24は掃除機本体2の上面中央部に配設された機能表示
部で、該機能表示部24は表示用パネル板25を発光ダ
イオードのバック照明により照射する構造となっており
、各々の機能が発光ダイオードの点灯によって浮かび上
がるような構成となっている。そして、該機能表示部2
4は、第4図に示すようにゴミ量表示部26と、パワー
コントロール表示部27と、ファジィ制御表示部28と
からなる。前記ゴミ量表示部26は3個の発光ダイオー
ド(Dl)〜(D3)で照射されて紙袋フィルター9内
のゴミの量を表示するものである。前記ファジィ制御表
示部28は発光ダイオ−)’(D4)にて照射されて電
動送風機7がファジィ制御中である時に点灯表示するも
のであり、手動制御中のときには消灯している。前記パ
ワーコントロール表示部27は電動送風機7の吸込力、
即ち入力制御状態を表示するものであって、4つの発光
ダイオード(D5)〜(D8)に対応する4段のノツチ
表示部(弱)(中)(強)(ハイパワー)からなる。
29は前記掃除機本体1の送風機収納室6上部に形成さ
れた制御基盤収納部で、上面は前記表示用パネル板25
で覆われるとともに、制御回路素子30・・・、前記発
光ダイオード(Dl)〜(D8)や、反射板31を配設
された制御回路基板32が配置されている。また、該制
御回路基板32には電動送風機7の吸気側7aの空間に
チューブ33を介して接続され、吸気側7aの圧力を測
定する半導体圧力センサー34と、ブラシ駆動モータ1
9の電流を測定する電流センサー35と、放熱板36を
前記吸気側7a空間に位置した送風機制御トライアック
37がとりつけられている。
次に、第1図に示す回路ブロック図および第2図に示す
フローチャートに基ずいて説明する。
38はマイクロコンピュータC以下マイコンという)で
、該マイコンは演算処理部や入出力部や記憶部などを1
チツプ化したものである。
動作ノツチ設定部39は摺動操作部21によって操作さ
れ、電動送風機7の入力を制御するスライドボリューム
(図示せず)を備えている。スライドボリュームは、そ
の摺動子の位置により前記マイコン38に入力される信
号電圧を変化させて電動送風機7の入力を変化させるも
ので、停止位置「切」、ファジィ制御位置「ファジィ」
、手動制御位置「弱〜ハイパワー」によって各々対応す
る信号電圧を前記マイコン38に入力する。
40は圧力検知部で、半導体圧力センサー34を使用し
て電動送風機7の吸気側7aの圧力の変化を検知する。
24は前述の機能表示部、41は表示部駆動部である。
そしてパワーコントロール表示部27の4つの発光ダイ
オード(D5)〜(D8)は前記動作ノツチ設定部39
の信号電圧に応じて点灯数が変化して入力制御状態を表
示する。
42は送風機駆動部、43は送風機制御トライアックで
ある。
さらに44はブラシ駆動モータ19の電流検知部(床セ
ンサー)で、掃除している床面の種類、例えば毛足の長
い絨椴、毛足の短い絨鍛、畳、フローリングなどによっ
て回転ブラシ18の負荷が変化し、それに伴いブラシ駆
動モータ19の電流値が変化するのを検知するものであ
る。該電流検知部(床センサー)44は電流センサー4
5とピークホールド回路46から構成されており、電流
センサー45で検出した検出値をフィルターでノイズ除
去した後ピークホールド回路46でピーク値をホールド
し、電源周波数の半サイクルごとにマイコン38に入力
されている。
47は商用電源で電源部48を介してマイコン38に入
力されている。49はゼロクロス信号発生部で、送風機
制御トライアック43の制御や電流検知部44における
電流のピーク値検出のためにマイコン38に入力されて
いる。
次にブラシ駆動モータ19の電流のピーク値検出方法に
ついて説明する。第8(a)図〜第8(e)図は床用吸
込具17の無負荷時(a)、および、フローリング床(
b)、毛足の短い絨椴(c)、毛足の中ぐらいの絨椴(
d)、毛足の長い絨椴(e)、を掃除したときのブラシ
駆動モータ19の電流波形である。
絨椴を掃除する場合、床用吸込具17を前後に往復させ
ると(押し引きすると)、復路から往路(引くから押す
)に反転するときが最も電流値が大きく、往路から復路
への反転時にはこれに次ぐ電流が流れる。また、床用吸
込具を一方向へ移動しているときには毛足の長さに関係
なく、はとんど同じ電流値を示している。従って、ブラ
シ駆動モータ19の電流値で床面の状態を検出するため
に本実施例では、電源周波数の半サイクルもしくは1サ
イクル毎の電流のピーク値を、各々電源周波数の半サイ
クルもしくは1サイクル毎に検出している。このように
して検出した電流のピーク値を、床用吸込具17を前後
方向へ往復動させて掃除するときの1ストロークに要す
る平均の時間より少し長い時間(本実施例では1.5秒
間)の最大値を検出して床面の状態を判断している。
第9(a)図〜第9(e)図は半サイクル毎の電流検知
部44における各部の波形図である。
第9(f)図は第9(c)図、第9(d)図、第9(e
)図の相互の関係を示す拡大波形図である。
電流センサー45はブラシ駆動モータ19の電流に比例
した電圧を検出している(第9(a)図)。この検出電
圧をピークホールド回路に入力する。ピークホールド回
路46では各検出電圧のピーク値をマイコン38からの
ゼロクロス信号に基スいてマイコン38に入力し、その
後、マイコン38からのリセット信号に基ずいてピーク
値をノセットしている。
次に、ブラシ駆動モータ19の電流に比例したピークホ
ールド回路46の出力のマイコン38内部で演算処理方
法を第2(b)図のフローチャートにより説明する。
まず、電流の平均値I ave、最大値I waxに定
数I constを入れて、1.5秒タイマーをスター
トさせる。つぎにブラシ駆動モータ19の電流(本実施
例ではピークホールド回路46の検出電圧)の半サイク
ルのピーク値Inを読み込み、Inの前回の半サイクル
のピーク値I n−+と、前々回の半サイクルのピーク
値I n−tとを平均してI aweとする。
I aveが0 (ブラシ駆動モータ19の電流が0な
ので、ブラシ駆動モータ19が停止中若しくは何らかの
故障で停止したとき)のとき、IaをOにしてメインル
ーチンに戻る。
I aveがOでないならば、I maxと比較し、1
ayeの方が大きければI maxを更新する。
上記処理を1.5秒間(通常床用吸込具を前後に往復さ
せる1ストロークに要する時間は約1秒であり、1.5
秒あればブラシ駆動モータ19の電流のピーク値が存在
する)行い、この間のImaXの最大値を求め、これを
Ipに置きかえて、メインルーチンに戻る。
つぎにメインルーチンの動作を説明する。まず、動作ノ
ツチ設定部39の摺動操作部23を操作してファジィ制
御位置「ファジィ」に設定すると、半導体圧力センサー
34により検出される圧力Pに相当する電圧Vpをマイ
コン内に読み込むとともにブラシ駆動モータ19の電流
Ipを電流検知部44からマイコン38内に読み込む。
マイコン38内では記憶部に記憶させであるブラシ駆動
モータ電流の比較最小値I refminと比較し、I
pの方が大きい場合には、さらに比較基準値1 ref
と比較する。この時Ipのほうが小さい場合このIpの
値をIrefとして置き換え、Ipのほうが大きい場合
はそのままI ref −I pを演算し、その演算結
果値をIaとする。
次に、raが記憶部に記憶させであるブラシ駆動モータ
のブラシロック時(ブラシに布切れなどが絡み着きブラ
シが停止した状態)の電流I 1ockより大きい場合
には、回転ブラシがロック状態であるか否かを判断する
ためにマイコンに内蔵されたモータロックタイマー(図
示せず)のカウントを開始する。IaがI 1ockよ
り小さい場合にはモータロックタイマーをクリアして次
の状態に進む。モータロックタイマーの値が所定値以上
(本実施例では5秒間)になると回転ブラシがロックさ
れているものと判断してブラシ駆動モータ19の焼損防
止のためにブラシ駆動モータ19の電源供給をストップ
してIaの値をOにする。反対に、ブラシ駆動モータ1
9がロック状態でないと判断した場合には、半導体圧力
センサー34の検出値Vpとマイコン38内の記憶部に
記憶させである半導体圧力センサー34の比較基準値V
refとを比較してVref−vpを演算してVaを求
める。
このようにしてもとめたIaとVaからマイコン内に記
憶されたルックアップテーブル(第10図)に基ずいて
送風機制御部47を制御して電動送風機7の入力を制御
するようになっている。
次に、ファジィ制御するために必要なルックアップテー
ブル(910図)の導出方法について説明する。まず、
ファジィ推論のためのプロダクションルールを次に示す
ルール(1) if正圧力小さ(and電流が小さい then入力中ぐらい ルール(2) if正圧力小さ(and電流が大きい then入力大入力 用−ル(3) if正圧力中ぐらいand電流がやや小さいthen入
力やや大きく ルール(4) if正圧力中ぐらいand電流が中ぐらいthen入力
大入力 用−ル(5) if正圧力やや大きいand電流が中ぐらいthen入
力大入力 用−ル(6) if正圧力大きい and電流が非常に小さい then入力小さく ルール(7) if電流が非常に小さいthen入力小さくこの場合の
条件部の入力は半導体圧力センサー34の検出値と、掃
除する床面の状態に応じて変化するブラシ駆動モータ1
9の電流値である。また、結論部は電動送風機7の入力
値で、送風機制御トライアック43の導通角に相当する
なお、条件部メンバーシップ関数を第11(a)図及び
第11(b)図に示し、結論部メンバーシップ関数を第
12図に示す。これらメンバーシップ関数を基にMAX
−MIN合成法で推論し、重心法によって確定(デイフ
ァジィファイア処理)している。すなわち、圧力P、ブ
ラシ駆動モータの電流Iのときの推論を第13(a)図
〜第13(g)図に示す。各プロダクションルールごと
の推論結果の論理和をとり、確定値を求めた結果を第1
3(h)図に示す。ここでは、第13(h)図の斜線部
(論理和)の重心をとり、この値を確定値(送風機制御
トライアックの導通角(θ°))としている。なお、上
記ファジィ推論を、起こりうる総ての圧力P、ブラシ駆
動モータの電流Iについて演算した結果が前述のルック
アップテーブルに表示されている。
次に、動作ノツチ設定部39の摺動操作部23を操作し
て手動制御位置「弱〜ハイパワー」に設定すると、その
制御位置に応じた信号がマイコン38に入力され、その
値に基ずいて送風機駆動部42及び送風機制御トライア
ック43が制御され電動送風機7に各手動制御位置に応
じた電力が入力される。
以上のように、本実施例では電動送風機7の吸気側7a
の圧力Pとブラシ駆動モータ19の電流Iとをファジィ
推論することにより電動送風機の入力を床面に応じた最
適の値になるよう制御する方法を示したが、従来の制御
方法(例えば、圧力Pと電流Iとの組み合わせを総て記
憶しておき、その組み合わせに応じて電動送風機を制御
する方法)により、電動送風機7の吸気側7aの圧力P
とブラシ駆動モータ19の電流Iから演算して電動送風
機7の入力を制御するようにしても床面に応じた入力に
なるよう制御することは可能である。
(ト)  発明の効果 本発明の電気掃除機は以上のように構成されており、ブ
ラシ駆動モータの電流を電流センサーにて検出し、その
検出値のピーク値より電動送風機の入力を制御している
ので、床面の状態をきめこまかく判断でき、それに応じ
て最適の電動送風機入力値に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における電気掃除機の制御部
ブロック図、第2(a)図及び第2(b)図は各々同フ
ローチャート図、第3図は同電気掃除機全体図、第4図
は同電気掃除機本体の上面図、第5図は同断面図、第6
図は同電気掃除機の手持ち部正面図、第7図は同電気掃
除機の床用吸込具の部分断面図、第8(a)図〜第8(
e)図は各々同ブラシ駆動モータの電流波形を示す図、
第9(a)図〜第9(e)図は各々ブラシ駆動モータ電
流波形とピークホールド回路の出力波形を示す波形図、
第9(f)図は第9(c)図、第9(d)図、第9(e
)図の相互の関係を示す拡大波形図、第10図は同電気
掃除機のファジィ推論結果であるルックアップテーブル
を示す図、第11(a)図及び第11(b)図は各々同
電気掃除機の条件部メンバーシップ関数を示す図、第1
2図は同電気掃除機の結論部メンバーシップ関数を示す
図、第13(a)図〜第13(h)図はファジィ推論の
過程を模式的に表した説明図である。 18・・・回転ブラシ、19・・・ブラシ駆動モータ、
17・・・床用吸込具、3・・・集塵室、1・・・掃除
機本体、45・・・電流センサー 46・・・ピークホ
ールド回路、38・・・電動送風機制御装置(マイコン
)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転ブラシと該回転ブラシを駆動するブラシ駆動
    モータとを有する床用吸込具と、電動送風機と集塵室と
    を有する掃除機本体と、前記ブラシ駆動モータに流れる
    電流を検出する電流センサーと、該電流センサー出力値
    の電源周波数の1/2サイクルまたは1サイクル毎のピ
    ーク値を検出するピークホールド回路と、該ピークホー
    ルド回路の出力値を演算して前記電動送風機の入力を制
    御する電動送風機制御回路とよりなる電気掃除機。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011010802A (ja) * 2009-07-01 2011-01-20 Panasonic Corp 電気掃除機
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